Form No. 3403-622 Rev A キャブキット 輪駆 動 ト ラ 2015 年 度 以 降 に 製 造 さ れ た Groundsmaster® 3280-D 4輪 クションユニット シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 30298—シ オペレーターズマニュアル 安全について 警告 カリフォルニア州 第 65 号 決 議 に よ る 警 告 米国カリフォルニア州では、この製品に、ガンや先天性異常などの原因とな る化学物質が含まれているとされております。 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合しています。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI 適合宣誓書 をご覧ください。 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい 位置に安全ラベルや指示ラベルを貼 付しています。破損したりはがれた りした場合は新しいラベルを貼付 してください。 120–0250 1. 低速走行車両標識 130-5361 1.
130-0611 1. 1) ピンを外す。2) ドアを上に開く。3) キャブから出る。 130-0457 1. 左 2. 右 130-5355 1. 後窓を閉じる。 2. フードを上げる。 125-9688 1. 2. ワイパーOFF ワイパー 3. 4. ワイパーON ウインドウォッシャー液 93-7834 132-3600 1. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 ヘッドライト—25 A 凝縮器ファンとエアコンク ラッチ—30A 4. ファン—25A 2. 3. 5. 作業用ライト—20A 6. 補助電源—15 A 7. 室内照明—15 A 8. ワイパー—15A 2 1. ここに乗らないこと。 2. 走行ペダル 3. 走行 前進 4. 走行 後退 5.
121-8378 1. ファン OFF 3. 冷気 5. 外気 7. エアコンOFF必要であれば 2. ファンON 最大 4. 暖気 6. 室内空気 8.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 必要なパーツはありません。 – キャブを取り付ける前にマシンの準備を 行います。 2 前マウント 左後マウント 右後マウント ゴム製アイソレータ 1 1 1 4 キャブを取り付けるための備品を準備 します。 3 必要なパーツはありません。 – 必要に応じ、アクセサリ用の穴を開け ます。 4 フレーム 前シール フロアシール 左シール 右シール 下側バックブレート 後シール 1 1 2 1 1 1 1 マウントとフレームにウレタンシールを 取り付けます。 5 安全ステッカー 1 後窓に安全ステッカーを貼り付ける。 前側マウントアセンブリ 左後マウント アセンブリ 右後マウント アセンブリ ボルト1/2 x 4-1/2 インチ ボルト½ x 1¼ インチ ワッシャ 小 ロックナット1/2 インチ キャブ ボルト1/2 x 3 インチ スラストワッシャ ワッシャ 大 ロックナット1/2 インチ 床板 ペダルカバー ボルト5/16 x 3/4 インチ ナットクリップ
手順 8 9 10 11 12 13 内容 数量 ウォッシャー液タンク タンク用マウント フランジボルト5/16 x 1-1/2 インチ キャリッジボルト5/16 x 3/4 インチ フランジヘッドナット 短いホース メスのカップラ メスのダストプラグ ストレートフィッティング3/8 NPT x 0.
1 マシンの準備を行う 必要なパーツはありません。 手順 1. 平らな場所に移動し、エンジンを停止させ、 キーを抜き取る。 2. 取り付け作業中に機体が動かないように各タ イヤをブロックする。 3. バッテリーから、マイナス - ケーブルを外す。 4. エンジン冷却液の温度が下がるのを待って冷 却液を抜き取る サービスマニュアル を参照。 5. ブレーキペダルを保持しているブレーキピン を固定しているボルトを外す図 1。 図2 ロックナット1/2 インチ 1. 2. ROPS バー 3. ワッシャ1/2 インチ 4. ボルト1/2 x 4-1/2 インチ 安全に注意してROPS を機体から取り外す。 9. 2 キャブマウントを準備する この作業に必要なパーツ 図1 1. ボルト1/4 x 3/4 インチ 2. ブレーキのピン 3. ロックナット1/4 インチ 6. ブレーキピンを外してペダルがフットレスト にもたれ掛かるようにする。 7.
3 アクセサリ用の穴を開ける 必要なパーツはありません。 前側の取り付け穴を開ける 取り付け穴がない場合には、以下の作業を行う。 図3 1. ゴム製アイソレータ 2. 1. 車体に前マウントを仮付けする 前マウントを 機体に取り付ける (ページ 11)を参照。 2. 前マウントの穴の中心位置を車体上にマーキ ングする 図 5 。 穴 後マウントを組み立てる 後マウントの各穴にゴム製のマウントを挿入する 図 4。 注 ゴム製アイソレータを入れにくい場合は石鹸液と 木槌を使うと便利です。 図5 1. 図4 1. ゴム製アイソレータ 2. 穴 7 貫通穴 3. 前マウントを外す。 4.
ペダルカバー用の穴を開ける 1. ペダルカバー用の右側取り付け穴をマーキン グする 図 6 。 図8 取り付け穴 1. 図6 1. 12mm 2. 150mm 5. 機体からペダルカバーを外す。 6. マーキングした位置に、ボルト5/16 x 3/4 イン チが通る大きさの穴を開ける。 3. 162mm 2. マーキングした位置に、ボルト5/16 x 3/4 イン チが通る大きさの穴を開ける。 3. これまでに開けた2つの穴を使って、ペダルカ バーを仮付けするボルト5/16 x 3/4 インチ2本、 クリップナット2個を使用する図 7。 4 ウレタンシールを貼り付ける この作業に必要なパーツ 図7 1. ボルト5/16 x 3/4 インチ 2. クリップナット 4. 3. 1 フレーム 1 前シール 2 フロアシール 1 左シール 1 右シール 1 下側バックブレート 1 後シール 前マウントにシールを取り付ける ペダルカバー 1.
図9 1. タブを折りたたむ 2. サイドのエッジと面一 2. 3. 図 11 前のエッジと面一 両サイドのタブをマウントの後部に折りたた む図 9。 1. キャブ前面 2. 貼り付け場所 3. 3. フロアシール キャブの左側に、左側シールを貼り付ける図 12 。 キャブにウレタンシールを取り付ける 出荷用パレット上で、キャブにシールを貼り付け ます。 1. キャブの左側に、フロアシールのうちの1枚 を貼り付ける図 10。 図 12 1. 図 10 1. キャブ前面 2. 貼り付け場所 2. 3. フロアシール 4. キャブ前面 2. 左シール 図 13 に示す位置に貼りつける。 キャブの右側に、もう1枚のフロアシールを貼 り付ける 図 11 。 図 13 9 1. エッジから 06mm 2. エッジから 06mm 3.
5. キャブの右側に、右側シールを貼り付ける図 14 。 図 16 1. 6. キャブ前面 2. 下側バックブレート 1. 図 14 2. 後シール 右シール 5 図 15 に示す位置に貼りつける。 安全ステッカーを貼り付ける この作業に必要なパーツ 安全ステッカー 1 手順 後窓に安全デカルを図 17に示すように貼り付ける。 図 15 1. エッジから 06mm 2. エッジから 06mm 7. 3. エッジから 06mm 下側バックプレートに、後シールを貼り付け る 図 16 。 図 17 10 1. 窓用シール 2. 安全ステッカー 3.
6 キャブマウントを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 前側マウントアセンブリ 1 左後マウント アセンブリ 1 右後マウント アセンブリ 4 ボルト1/2 x 4-1/2 インチ 8 ボルト ½ x 1¼ インチ 4 ワッシャ 小 8 ロックナット 1/2 インチ 前マウントを機体に取り付ける 1. 前マウントを機体に取りつけるボルト 1/2 x 1-1/4 インチ 8本、ロックナット8個を使用す る 図 18 。 図 19 図 18 1. 2. 2. ボルト½ x 1¼ インチ ロックナット1/2 インチ 3. 前マウント ボルトとナットを91 113 N•m 9.3 11.5kg.m = 6783ft-lb にトルク締めする。 後マウントを機体に取り付ける 1. 左マウントを機体に取りつけるボルト 1/2 x 4-1/2 インチ 2本、小さいワッシャ2枚、ロック ナット2個を使用する図 19。 11 1. ロックナット1/2 インチ 3. ワッシャ 小 2. 左マウント 4. ボルト1/2 x 4-1/2 インチ 2.
2. 7 キャブの吊り上げポイント4ヶ所にホイストを 接続する 図 21 。 キャブを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 キャブ 4 ボルト 1/2 x 3 インチ 4 スラストワッシャ 4 ワッシャ 大 4 ロックナット 1/2 インチ 1 床板 1 ペダルカバー 4 ボルト 5/16 x 3/4 インチ 4 ナットクリップ 1 バックパネル 16 キャリッジボルト 5/16 x 3/4 インチ 16 ロックナット 5/16 インチ 1 左側カバー 1 右側カバー 図 21 1. 2. 車体後部の釣り上げ位置 重要 吊り上げ装置をキャブ上部のライナーに 。 接 触 さ せ な い よ う に 調 整 し て く だ さ い 図 22。 キャブを機体に取り付ける 1. 前部の釣り上げ位置 図 22 トロのキャブ用ホイストまたは同等の能力の 吊り上げ装置を用意する図 20。 3. キャブを機体に整列させる。 4.
8. ボルトとナットを127 157N•m 13 16kg.m = 94116ft-lb にトルク締めする。 床板を取り付ける 1. ブレーキペダルにブレーキピンを通す。 図 25 図 23 1. 2. ボルト1/2 x 3 インチ スラストワッシャ 3. キャブマウント 4. ゴム製アイソレータ 5. 6. ワッシャ 大 ロックナット1/2 インチ 注 機体の反対側でも上記と同じ作業を行う。 6. ボルトとナットを127157 N•m 1316kg.m = 94116 ft-lb にトルク締めする。 7. ボルト1/2 x 3 インチ、スラストワッシャ、大 きいワッシャ、ロックナットを使って、キャ ブを前マウントに固定する図 24。 1. ボルト1/4 x 3/4 インチ 2. ブレーキのピン 3. ロックナット1/4 インチ 2. ボルト 1/4 x 3/4 インチとロックナットでピ ンを固定する図 25。 3. ボ ル ト と ナ ッ ト を 1017 1243N•cm 1.0 1.3kg.m=90 110in-lb にトルク締めす る。 4.
ペダルカバーを取り付ける ペダルカバーを機体に固定するボルト 5/16 x 3/4 イ ンチ 4本、ナットクリップ4個を使用する。 図 27 1. ボルト5/16 x 3/4 インチ 2. ナットクリップ 3. ペダルカバー 図 29 1. カバーパネル 2. キャリッジボルト 5/16 x 3/4 インチ バックパネルのコンポーネントを取り付ける 3. ロックナット5/16 インチ 注 以下の作業は、もう一人に手伝ってもらって二 人で行う。 3. バックパネルをキャブに仮取り付けするキャ リッジボルト 5/16 x 3/4 インチ 8本、ロック ナット8個を使用する図 28。 左カバーブラケットを仮止めするキャリッジ ボルト 5/16 x 3/4 インチ 4本、ロックナット4 個を使用する。 4. ボ ル ト と ナ ッ ト を 1978 2542N•cm 2.0 2.6kg.m=175 225in-lb にトルク締めす る。 1. 8 ウオッシャー液タンクを取り付ける この作業に必要なパーツ 図 28 1. バックブレート 2.
9 ホースを取り付ける この作業に必要なパーツ 図 30 1 短いホース 1 メスのカップラ 1 メスのダストプラグ 1. フランジナット 3. タンク用マウント 3 ストレートフィッティング3/8 NPT x 0.625 バーブ 2. チューブマウント 4. フランジヘッドボルト 5/16 x 1-1/2 インチ 4 小さいホースクランプ 1 字フィッティング 2 大きいホースクランプ 1 長いホース 1 カップラ オス 1 オスのダストプラグ 1 R クランプ 2 キャリッジボルト1/4 x 3/4 インチ 2 フランジナット ( 1/4 インチ ) 1 カップラブラケット 2 ボルト 5/16 x 3/4 インチ 2 フランジナット5/16 インチ 1 ウォッシャー用ホース 1 ホースのフィッティング 8 ケーブルタイ 2. 3. ボ ル ト と ナ ッ ト を 1978 2542N•cm 2.0 2.6kg.
図 33 カップラ (オス) 4. 小さいホースクランプ 2. オスのダストプラグ 5. 長いホース 3. ストレートフィッティング3/8 NPT x 0.625 バーブ 1. 図 32 1. メスのカップラ 4. 5. 2. メスのダストプラグ 3. ストレートフィッティング (3/8 6. NPT x 0.625 バーブ) 小さいホースクランプ 短いホース 2. ストレートフィッティング3/8 NPT x 0.625 バー ブをオスのカップラに取り付ける図 33。 3. ストレートフィッティング3/8 NPT x 0.625 バー ブをオスのカップラに指締め状態にしたら、 そこから2~3回転締め付ける。 4. アセンブリのバーブ側の端部にダストプラグ を挟み込む 図 33 。 5. ホースにホースクランプを嵌める。 6. フィッティングのバーブ側をホースに接続し てクランプで固定する。 字フィッティング 2. ストレートフィッティング3/8 NPT x 0.625 バー ブをメスのカップラに取り付ける図 32。 3.
図 35 1. 4. 切り取り部分 左右に分割されたホースを T字フィッティン グに接続する図 36。 図 38 1. 図 36 1. 左ホース 4. 右ホースフィッティング 2. 大きいホースクランプ 3. 字フィッティング 5. 6. 小さいホースクランプ 短いホース 5. 温度センサー 2. ストレートフィッティング3/8 NPT x 0.625 バーブ 2. ストレートフィッティングのねじ山にシーラ ントを巻く。 3. ストレートフィッティングをポートに指締め する。 4. 指締め状態から適切な工具で23回転締め付け る。 5. ホースにホースクランプを嵌める。 大きいホースクランプでホースをT字フィッ ティングに固定する図 36。 注 T字フィッティングにタグが付いている場合 は、タグを全部外す。 6. 短いホースを図 37のように配置する。 図 39 ストレートフィッティング3/8 NPT x 0.625 バーブ 2. 小さいホースクランプ 1. 6. 図 37 1. 短いホース 2. 機体フレーム 長いホースを取り付ける 1.
3. このウォッシャー用ホースをキャブから来て いるウォッシャー用ホースに接続する図 43。 図 40 1. 機体フレーム 2. 長いホース 7. 3. 図 43 大きいホースクランプ 1. ホースキャブから 3. ホースの径路 2. ホースのフィッティング 4. 長いホース 長いホースを図 40のように配置する。 ホースブラケットを取り付ける ウォッシャー用ホースを取り付ける 1. 1. ウォッシャー用ホースをウォッシャー液タン クに取り付ける図 41。 ホースブラケットを機体フレームに取りつけ るボルト 5/16 x 3/4 インチ 2本、フランジナッ ト2個を使用する図 44。 図 44 図 41 1. 2. ウォッシャー用ホース 2. ウォッシャー液タンク ウォッシャー用ホースのもう一方の端にホー スフィッティングを接続する図 42。 図 42 1. ホースのフィッティング 2. ウォッシャー用ホース 18 1. ホースブラケット 2. ボルト5/16 x 3/4 インチ 3. フランジナット 2.
図 47 図 45 1. フランジナット 2. R クランプ 3. 4. 短いホース 5. 長いホース 1. ケーブルタイ 3. ケーブルタイ 2. ケーブルタイ 4. ケーブルタイ2本 注 ケーブルタイ 2 本を繋いで使用して、長い ホースをエアフィルタボックスに固定する。 キャリッジボルト1/4 x 3/4 インチ 4. Rクランプを固定するキャリッジボルト 1/4 x 3/4 インチとフランジナットを使用する図 45。 5. ボ ル ト と ナ ッ ト を 1017 1243N•cm 2.0 2.6kg.m=90 110in-lb にトルク締めす る。 6. キャブからのホースを機体のホースに接続す る 図 46 。 図 48 ケーブルタイ 1. 10 R クランプを取り付ける この作業に必要なパーツ 図 46 1. 7. キャブから 2.
図 49 ボルト5/16 x 3/4 インチ 1. 3. 図 50 フランジナット5/16 インチ 1. 2. R クランプ 機体の左側でも同じようにRクランプ1個を取 り付ける作業を行う。 2. 11 ワイヤハーネスを接続する 温度センサー 1 ワイヤハーネス 1 ヒューズ 10 A 1 配線カバー 2 フランジヘッドボルト1/4 x 5/8 インチ 2 ロックナット 1/4 インチ 2. 温度センサー 2. 温度センサーのねじ山にシーラントを巻く。 3. 温度センサーをポートに指締めする。 4. 指締め状態から適切な工具で23回転締め付け る。 5. 長いホースを取り付ける (ページ 17)で外した 温度センサーのコードを接続する。 電源の配線接続を行う この作業に必要なパーツ 1 エンジンプラグ 1. 運転席右側にあるヒューズブロックを探し出 す。 2.
ワイヤハーネスを取り付ける 重要 電気系統の整備を行うときは必ずバッテリー ケーブルを取り外してください。その際、ショート を防止するため、必ず黒 ケーブルを先に取り外し てください。 1. 機体フレームの右側に沿ってワイヤハーネス を配線する 図 52 。 図 52 1. バッテリー端子 5. リレー用コネクタ 2. ウォッシャー用コネクタ 6. キャブ用コネクタ 3. ヒューズ60 A 7. キャブ用電源コネクタ 4. ヒューズ10 A 2. バッテリーのプラスケーブルをプラス端子+に 固定しているナットを外す。 3. ワイヤハーネスについているバッテリー用端子 を、バッテリークランプのボルトに接続する。 4. 先ほど外したナットでクランプを締め付ける。 5. 同様の手順で、ワイヤハーネス線をバッテリー のマイナス端子に接続する。 図 53 1. 2. 切込み 2. ヤスリなどで切り口を滑らかにする。 3. 塗装がはがれた部分には錆止めを塗る。 切り抜き部を作る 注 切り抜き部がない場合には、以下の作業を行う。 1.
図 55 1. 18mm 2. 20mm 2. 図 54 1. 68mm 2. 93mm 3. 109mm 4. 134mm 22 3. 20mm 4.
図 57 図 56 1. ボルト穴7mm 2. 円形ノコギリ25mm 3. 1. ワイヤハーネス 3. 2. 配線カバー 4. 3. 切り取り部分 3. 曲線部分は、25mm の円形ノコで切る図 56。 4. その他の部分は適当な切断用工具を使用する。 5. ヤスリなどで切り口を滑らかにする。 6. 塗装がはがれた部分には錆止めを塗る。 フランジヘッドボルト1/4 x 5/8 インチ ロックナット1/4 インチ 機体から出ているワイヤハーネスを、キャブ 側へ配線する。 ワイヤハーネスを固定する 1. キャブから出ているワイヤハーネスを、切り 取り部に通す。 2. ハーネスを切り取り部に止めつけるフランジ ヘッドボルト2本とロックナットを使って配線 カバーをサイドフレームに固定する図 57。 図 58 1. フレーム 4. 2. 3. マグネットマウント コネクタ車両から 6. 4. 23 コネクタのハーネスキャブ から 5.
5. 車両からのワイヤハーネスを、キャブのワイ ヤハーネスに接続する図 58。 2. 液漏れがないか点検する。 ドレンホースを機体左右に配設する。 フードがワイヤハーネスに干渉せずに閉じる ことを確認し、必要に応じて修正する。 3. 6. 4. パーツ同士の干渉がないか確認し、有れば必 ず修正する。 5. バッテリーケーブル-をバッテリーに接続す る。 6. 各コントロール装置が適切に作動するかどう か確認する。 7. 助手を使ってバックミラーとサイドミラーの 位置を調節する。 12 エンジンフードの調整を行う 必要なパーツはありません。 手順 キャブを開けるとフードに干渉する場合はフードを 調整してください。 1. フードを蝶番に固定しているボルト4本を外 す 図 59 。 図 59 1. フードの蝶番 2. ボルト 2. フードを機体後方にずらす。 3. ボルトを締めてフードを固定する。 4. 干渉がないかを調べ、必要に応じて再調整す る。 13 組み立てを完了する 必要なパーツはありません。 手順 1.
製品の概要 各部の名称と操作 キャブ関係の制御装置 図 61 1. 電源ソケットDC 15 V, 15 A 2. 前マウント 前窓用ラッチ ラッチを上に開くとウインドシールドを開けること ができます図 62。ラッチを押し込むと開いた状態で 固定できます。閉じる時にはラッチを引き出して 下げてください。 図 60 1. ワイパースイッチ 4. 空気循環コントロール 2. 3. 温度コントロール ファンコントロール 5. 電源ソケット ワイパースイッチ ワイパーのON/OFFを行います 図 60。 温度コントロール ノブを回してキャブ内の温度を調整します図 60。 ファンコントロール 図 62 ノブを回してファンの回転速度を調整します図 60。 1.
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 250 時間 整備手順 • キャブのエアフィルタを清掃する。 (破れている場合や汚れがひどい場合は交換する。) 洗浄 注意 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることが でき、危険である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。 2 キャ ブ の 清 掃 Cabキ 重要 キャブのシール部分とライト部分に注意して 。圧 力 洗 浄 機 を 使 用 す る 場 合 は 、 洗 浄 ください 図 63。 機 の ノ ズ ル を キ ャ ブ か ら 少 な く と も 60cm 離 し て 洗 浄してください。キャブのシール部分、ライト、後 部のオーバーハングに高圧洗浄機の水を直接吹き 付けないでください。 3 1 4 G034330 図 63 26 1. シール 3. 洗浄機のノズルを 60cm 以 上離してください。 2. ライト 4.
エアフィルタの清掃 3. 整備間隔: 使用開始後最初の 250 時間 破れている場合 や汚れがひどい場合は交換する。 1. キャブ内とキャブ後部のエアフィルタについ ているつまみねじを外して、格子を取り外す 図 64 。 図 64 1. フィルタ 2. 格子 3. つまみねじ 1 2 2 g028379 3 図 65 1. フィルタ 2. 格子 2. 3.
保管 ホースの接続を外す 1. 機体からキャブを外す。 ウォッシャー液ホースの接続を外す図 67。 機体からキャブを取り外す場合 の準備 1. キャブ用ホイストの下へ機体を移動し、エン ジンを停止させ、キーを抜き取る。 2. 取り付け作業中に機体が動かないように各タ イヤをブロックする。 3. エンジンが冷えるのを待つ。 4. ブレーキペダルを保持しているブレーキピン を固定しているボルトとナットを外す図 1。 5. 6. 図 67 ハンドルコラムを一番低い位置まで倒す オペ 1. レーターズマニュアル を参照。 バッテリーから黒-ケーブルを外す。 2. 2. 車両からのホース ヒーターホースの接続を外す図 68。 注 ホースを外した時に液がこぼれますから、 回収する、ふき取るなどしてください。 ワイヤハーネスを外す 1. キャブからのホース 車両に固定されているハーネスとキャブに固 定されているハーネスの接続を外す図 66。 図 68 1. 3. 図 66 1. 車両側のワイヤハーネス 2. キャブ側のワイヤハーネス 3.
図 69 1. オスのダストキャップ 2. メスのダストキャップ キャブを外す 1. キャブの吊り上げポイント4ヶ所にホイストを 接続する 図 21 。 2. キャブユニットを車体に固定しているボルト、 ワッシャ、ロックナットを外すステップ5と7 キャブを機体に取り付ける (ページ 12)を参照。 注 キャブの固定に使用されていたボルト・ ナットなどは、外すごとに元の位置に付け直 しておいてください。再度キャブを取り付け 時に必要になります。元の位置に戻しておけ ば紛失する恐れもなく、再取り付け作業を迅 速に進められます。 3. キャブを吊り上げる吊り上げた状態で車両を キャブの下から移動させられる高さに吊り上 げる。 4. キャブの下から車両を移動させる。 5. キャブを格納場所に運べるように搬送用の荷 台などの上にキャブを降ろす。 注 格納保管作業中にワイヤハーネスやホース を破損させないように保護してください。ま た、格納保管中はキャブにカバーを掛け、ご みやほこりから保護してください。 6. ブレーキペダルにブレーキピンを通す図 25。 7.
メモ 30
組込宣言書 モデル番号 シリアル番号 製品の説明 請求書の内容 概要 指示 30298 316000001 以上 グランドマスター 3280-D 4輪 駆動トラクションユニットおよ び全ての200 シリーズグラン ドマスター用キャブキット CAB-GM3280, HEAT ONLY 汎用作業車 2006/42/EC 2006/42/EC別紙VIIパートBの規定に従って関連技術文書が作成されています。 本製品は、半完成品状態の製品であり、国の規制当局の要求があった場合には、弊社より関連情報を送付い たします。ただし、送付方法は電子的通信手段によるものとします。 この製品は、製品に付随する「規格適合証明書」に記載されている承認済みのトロ社製品に取り付けることに よって、関連する諸規制に適合するものであり、そのような状態でなければ使用することができません。 確認済み EU技術連絡先 Marc Vermeiren Toro Europe NV B-2260 Oevel-Westerloo Belgium David Klis 上級エンジニアリングマネージャ 8111 Lyndale Ave
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service De