Form No. 3382-632 Rev A Groundsmaster ® 3280-D 2 輪 駆 動 お よび4輪駆動トラクションユニット 30344— —シ リ ア ル 番 号 314000001 以 上 モ デ ル 番 号 30344 30345— —シ リ ア ル 番 号 314000001 以 上 モ デ ル 番 号 30345 製品の登録は: www.Toro.com.
せください。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻 印した銘板の取り付け位置を示します。いまのうち に番号をメモしておきましょう。 この製品は、関連するEU規制に適合しています; 詳細については、DOC シート(規格適合証明書) をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジン の排気には発癌性や先天性異常などの原因と なる物質が含まれているとされております。 図1 1.
目次 エンジンオイルとフィルタの交換 .......... 燃料系統の整備 ............................ ウォーターセパレータの整備: ............ 燃料タンクの清掃 ....................... 燃料ラインとその接続 ................... インジェクタからのエア抜き .............. 電気系統の整備 ............................ バッテリーの整備 ....................... バッテリーの保管 ....................... ワイヤハーネスの整備 ................... ヒューズの取り付け位置 ................. 走行系統の整備 ............................ リアアクスルオイルの交換(Model 30345 のみ) .............................. ステアリングシリンダのボルトのトルクの 点検(Model 30345 のみ) ..............
安全について ◊ 地表条件、特に傾斜角度を正しく把握し ていなかった; この製品はアタッチメントのオペレーターズマニュ アルに掲載の通りにウェイトを搭載することによ り、製造時の状態においてCEN 規格EN 836:1997、 ISO規格5395:1990、および米国連邦ANSI B71.
• アタッチメントの排出方向に注意し、絶対に人 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど • • • • • に向けないように、また、作業中は機械に人を 近づけないでください。 裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に 機械や燃料容器を保管・格納しないでください。 トラックの荷台に敷いたカーペットやプラス チックマットなど絶縁体の上で燃料の給油をし ないでください。ガソリン容器は車から十分に 離し、地面に直接置いて給油してください。 給油は、機械をトラックやトレーラから地面に 降ろし、機体を接地させた状態で行ってくださ い。機械を車両に搭載したままで給油を行わなけ ればいけない場合には、大型タンクのノズルか らでなく、小型の容器から給油してください。 給油は、給油ノズルを燃料タンクの口に接触さ せた状態を維持して行ってください。ノズルを開 いたままにする器具などを使わないでください。 もし燃料を衣服にこぼしてしまった場合には、 直ちに着替えてください。 絶対にタンクから燃料をあふれさせないでくだ さい。給油後は燃料タンクキャップをしっか りと締めてください。 • ガードが破損したり、正し
• 複数のブレードを持つ機械では、1つのブレー • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすと きには安全に十分注意してください。 • 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの 障害物の近くでは安全に十分注意してください。 • ROPS((横 転 保 護 バ ー ) の 使 用 と 保 守 整 備 ROPS • ROPS(横転保護バー)は効果の高い重要な安全 • • • • • • • • • 装置です。運転する時は常にROPSを完全に立て た状態にし、必ずシートベルトと共にお使い ください。 どうしても必要な場合以外にはROPSを降ろさな いでください。ROPSを降ろした状態ではシート ベルトを使用しないでください。 ROPS を折りたたんでしまうと、転倒時に安全保 護ができなくなることを十分認識してください。 緊急時にはシートベルトを迅速に外せるよう、 練習しておいてください。 作業場所を必ず事前に確認してください。法 面、段差、水などがある現場では、必ずROPSを 立てて運転してください。 頭上の安全(木の枝、門、電線など)に注意 し、これらに機械や頭をぶつけないように注 意してください。
• 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油 この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりす る能力があります。重傷事故や死亡事故を防ぐた め、注意事項を厳守してください。 が高圧で噴出していますから、手などを近づけ ないでください。リークの点検には新聞紙や ボール紙を使い、絶対に手を直接差し入れたり しないでください。高圧で噴出する作動油は皮 膚を貫通し、身体に重大な損傷を引き起こしま す。万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ち に専門医の治療を受けてください。 この機械は本来の目的から外れた使用をするとユー ザーや周囲の人間に危険な場合があります。 • エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。 • テニスシューズやスニーカーでの作業は避け てください。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジン を停止し、デッキを下降させてシステム内部の 圧力を完全に解放してください。 • 安全靴と長ズボンの着用をおすすめします。地 域によってはこれらの着用が義務付けられてい ますのでご注意ください。 • 燃料ラインにゆるみや磨耗がないか定期的に点 検してください。必要に応じて締め付けや修 理交換
音力レベル この機械は、音力レベルが 105 dBA であることが 確認されています; ただしこの数値には不確定値 (K)1 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、ISO 11094 に定める手順に 則って実施されています。 音圧レベル この機械は、オペレータの耳の位置における音 圧レベルが 90 dBA であることが確認されていま す; ただしこの数値には不確定値(K)1 dBA が 含まれています。 音圧レベルの確認は、EC規則 836 に定める手順に 則って実施されています。 振動レベル 腕および手 右手の振動レベルの実測値 = 1.25 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 1.28 m/s2 不確定値(K) = 0.5 m/s2 実測は、EC規則 836 に定める手順に則って実施さ れています。 全身 振動レベルの実測値 = 0.37 m/s2 不確定値(K) = 0.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93-6680 106-9206 1. ホイールトルクについての規定 2. 参照: オペレーターズマニュアル 。 93-7272 1. ファンによる手足切断の危険:可動部に近づかないこと 106-6754 1. 警告: 表面が熱い。触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれの 危険:可動部に近づかないこと。 93-6697 ( モ デ ル 30345) 1. 参照:オペレーターズマニュ アル 。 2. 50運転時間ごとにSAE 80w-90(API GL-5)オイル を補給すること。 93-6686 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 106-5976 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 警告:表面が熱い。触れな いこと。 2. 爆発の危険オペレーターズ マニュアル を読むこと。 4.
119-4832 1. 2. 高速 無段階調整 3. 4. 5. 低速 ホッパー下降 ホッパー上昇 120-6563 CE 適合の場合 1. ロック 2. ロック解除 108-1988 1. ベルトの掛け方 119-4840 1. PTO — ON 3. デッキ下降 5. エンジン: 停止 2. PTO — OFF 4. デッキ上昇 6. エンジン: 作動 10 7.
5-3027 114-2855 1. 警告 — オペレーターズマニュアル を読 むこと。使用する前に全員がトレーニン グを受けること。 3. ブレードによる手足切断の危険:可動部 に近づかないこと 2. 異物が飛び出す危険 - 人を近づけな いようにし、デフレクタを必ずセットして おくこと。 4. 警告 ― 車両を離れるときは駐車ブレー キを掛け、キーを抜くこと。 11 5.
108-6585 ( CE 用 : 114-2855 の 上 か ら 貼 付 す る ) * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に適合するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここに記載 されている斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめな角度です。 1. 警告 — オペレーターズマニュアル を読 むこと。使用する前に全員がトレーニン グを受けること。 3. ブレードによる手足切断の危険:可動部 に近づかないこと 2. 異物が飛び出す危険 - 人を近づけな いようにし、デフレクタを必ずセットして おくこと。 4. 警告:車両を離れるときは駐車ブレーキ を掛け、キーを抜くこと。 5. 転倒の危険 - 10 °以上の斜面では運 転禁止。下り坂ではカッティングユニッ トを下げ、ROPS を立てている場合には シートベルトを着用すること。 106-9290 1. 入力 5. 着席 6. PTO 9. 出力 10. PTO 2. 作動していない 3. オーバーヒート時のエンジ ン停止 7.
108-2073 1. 警告 ― ROPS を下げると横転に対する保護効果はなくなる。 2. 横転事故の際の怪我や死亡を防止するため、必ず ROPS を 立ててロックし、シートベルトを着用して運転すること。どうして も必要なとき以外には ROPS を下げないこと;ROPS を下げた 状態で乗車する時にはシートベルトを着用しないこと。 3. 93-7834 1. ここに乗らないこと。 4. 走行 - 後退 2. 走行ペダル 5. 警告 ― デッキを上昇させ る前に PTO を停止させる こと;デッキを上げたままで 作動させないこと。 3. 走行 - 前進 オペレーターズマニュアルを読むこと;運転はゆっくり慎重に。 105-7179 1. オペレーターズマニュアル 2. 82-8940 駐車ブレーキ を読むこと。 13 1. ロック 2. チルト・ハンドル 3.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等 の危険あり。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有:普通ゴミとして投 を読むこと。 棄禁止。 メーカー純正マーク 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 2 ハンドル カバー 取っ手 ネジ 1 1 1 2 3 運転席, Model No. 30398 及び 機械式サ スペンション・キット, Model No. 30312 ま たは空気式サスペンション・キット, Model No.
手順 13 内容 数量 2 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 4 2 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ オペレータのためのトレーニング資料 納品前検査証 認証証明書 品質証明書 ロールピン ボルト(5/16 x 1-3/4 インチ) ロックナット(5/16 インチ) シリンダピン コッターピン(3/16 x 1.5 インチ) ブレーキリターンスプリング 用途 運転を始める前にマニュアルを読み、ト レーニング資料をご覧下さい。余ってい る部品はアタッチメントの取り付けに使 用します。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 警告 PTO ユ ニ バ ー サ ル シ ャ フ ト が マ シ ン の フ レ ー ム に 固 定 さ れ て い る 。 PTO を 操 作 す る 前 に 、 必 ず 取り外し、適当なデッキに接続すること。 1 ハンドルを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 カバー 手順 1. 出荷台からハンドルを外す。 図3 ハンドル 4. ウレタン製カラー 2. ジャムナット 3. ダストカバー 5.
(2.8-3.6 kg.m=20-26 ft-lb)にトルク締め する。 5. 3 ハンドルにカバーを取り付ける(図 3)。 運転席を取り付ける 2 この作業に必要なパーツ フードに取っ手を取り付ける 1 運転席, Model No. 30398 及び 機械式サスペンション・ キット, Model No. 30312 または空気式サスペンション・ キット, Model No. 30313(別途購入のこと) この作業に必要なパーツ 1 取っ手 手順 2 ネジ グランドマスター 3280-D は出荷に際して運転席は 取り付けておりません。オプションとして販売さ れている運転席, Model No. 30398 及び 機械式サ スペンション・キット, Model No. 30312 または空 気式サスペンション・キット, Model No. 30313 を 取り付けてください。取り付け要領については運 転席キットを参照してください。 手順 1.
図6 1. シートベルトのラッチ 図7 5 マニュアル保管チューブを取り付 ける この作業に必要なパーツ 1 マニュアル保管チューブ 2 R クランプ 2. 3. 4. マニュアル保管チューブ 2. 3. 5. ビニルキャップ 上シートブラケット シートサスペンション 4. Rクランプに筒を取り付け、ナットを締め付 ける (図 7)。 5. シートブラケットのスタッドにビニル・キャッ プを取り付ける。 6 手順 1. 1. R クランプ ROPS((横 転 保 護 バ ー ) を 立 て る ROPS 座席プレートに付いている筒とRクランプを 取り外す。取り付けボルト2本と平ワッシャ は捨てる。 必要なパーツはありません。 上シートブラケットをシートサスペンショ ンの左側に固定しているナット2個とビニル キャップを取り外す(既に取り付けていた場 合)(図 7)。 手順 1.
2. ROPS をまっすぐに立ててピンで固定し、ヘア ピンコッターでロックする (図 8)。 注 ROPS(横転保護バー)は効果の高い安全 装置です。常時立てた位置にロックしておい てください。どうしても必要な場合以外には ROPSを降ろさないでください。 7 バッテリー液を入れて充電する 図 10 必要なパーツはありません。 1. 手順 4. バッテリーに補給する電解液は必ず比重 1.265 の ものを使用してください。 1. 機体からバッテリーを取り外す。 電極板が液を吸収するまで20-30分間程度待 つ。必要に応じて、電極板が 6 mm 程度水没す るぐらいに電解液を補充する(図 10)。 警告 重要 機体にバッテリーを載せたままで電解液 を入れないでください。電解液がこぼれた場 合、機体が激しく腐食します。 2. 電解液 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに 火気を近づけない。 バッテリーの上部をきれいに拭い、キャップ を取り外す (図 9)。 5.
注 バッテリー・ケーブルが鋭利な部分や可動 部の近くを通っていないことを確認してくだ さい。 警告 バッテリーの端子に金属製品やトラクタの 金属部分が触れるとショートを起こして火 花が発生する。それによって水素ガスが爆 発を起こし人身事故に至る恐れがある。 8 • バッテリーの取り外しや取り付けを行 うときには、端子と金属部を接触させ ないように注意する。 タイヤ空気圧を点検する • バッテリーの端子と金属を接触させな い。 必要なパーツはありません。 7. バッテリーを機体に取り付ける。 手順 8. まず、赤い (+) ケーブルをバッテリーの (+) 端子に、黒いケーブル (-) はバッテ リーの (-) 端子に固定する(図 11)。 ショート防止のために(+)端子にゴムキャッ プをかぶせる。 タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。 運転前に正しいレベルに下げてください。適正範囲 は前後輪とも 138 kpa(1.
10 カウンタバランスの押圧を調整す る 必要なパーツはありません。 手順 図 12 1. 取り付けねじ(4本) 2. コントロールパネル 3. よい刈り込みを行うためには、カッティングユニッ トが、起伏のあるターフでは跳ね上がりすぎず、平 らなターフでは上から押し付けすぎないことが必要 です。芝を削ってしまうとか、デッキの左右で刈り あがりが違うといった症状が現れた場合には、デッ キに掛かっている重量をいくらかトラクションユ ニットに移動させる方が良い場合があります。この 場合にはカウンタバランスの押圧を大きくします。 取り付け穴の位置 2. コントロールパネルを機体に固定しているネ ジ4本を外す(図 12)。 3. 昇降ロックレバー、スペーサ、ウェーブワッ シャ、平ワッシャを順に 1/4 x 1 インチ皿ね じに通す(図 13)。 逆に、デッキの重量をトラクションユニットに移し すぎると、デッキが跳ね上がりやすくなり、刈りあ がりが不均一になります。カッティングユニットの 重量移動が適切でないと思われる場合は、以下の手 順でカウンタバランスの調整を行ってください: 1.
6. エンジンを始動し、ハイアイドルにセットす る。 7. 六角レンチを使って昇降バルブのスプールを 調整し、圧力計で確認しながら希望する圧力 に設定する。カッティングデッキの種類によ る推奨圧力は以下の表の通り: カッティングデッキ カウンタバランス圧力 52インチ(132 cm)側方排出デッ キ(Model 30555) 448 kpa(4.6 kg/cm2=65 psi) 60 インチ側方排出デッキ(モ デル 30366)、または 62 インチ ベースデッキ(モデル 30403)、 または 62 インチ側方排出デッ キ(モデル 30551)。 1206 kpa(12.3 kg/cm2=175 psi) 1516 kpa(15.4 kg/cm2=220 psi) 72 インチ側方排出デッキ(モ デル 31336)、または 72 インチ ベースデッキ(モデル 30404)、 または 72 インチガーディアンリ サイクラデッキ(モデル 31335)。 8. エンジンを止める。 9.
11 リアウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ - 必要なリアウェイト・キット 手順 グランドマスター 3280-D 2輪駆動シリーズは、以下の表に従ってリアウェイトを装着すると CEN 規格 EN 836:1997, ISO 規格 5395:1990 及び ANSI B71.4-2004 安全規格適合となります。出荷時に、98 kg のリア ウェイトを取り付けてあります。下の表で、運転に必要なウェイトの組み合わせをご確認ください。必 要なパーツを弊社代理店からご購入ください。 2輪駆動モデル用チャート 52インチ(132 cm)側方排出 デッキ(Model 30555) 52インチ(132 cm)側方排出デッ キに0.425 m3 ホッパーを装着 追加すべき後 部ウェイト 0 kg 左側に必要な ウェイト 0 kg ウェイトのパー ツ番号 - ウェイトの名称 数量.
グランドマスター 3280-D 4輪駆動シリーズは、以下の表に従ってリアウェイトを装着すると CEN 規格 EN 836:1997, ISO 規格 5395:1990 及び ANSI B71.4-2004 安全規格適合となります。出荷時に、23 kg のリア・ ウェイトを取り付けてあります。下の表で、運転に必要なウェイトの組み合わせをご確認ください。必 要なパーツを弊社代理店からご購入ください。 4輪駆動モデル用チャート 52インチ(132 cm)側方排出 デッキ(Model 30555) 52インチ(132 cm)側方排出デッ キに0.425 m3 ホッパーを装着 追加すべき後 部ウェイト 0 kg 左側に必要な ウェイト 0 kg ウェイトのパー ツ番号 - ウェイトの名称 数量.
バーサルシャフトをアタッチメントに取り付け るために使用しますから保管してください。 12 4. シリンダピンとコッターピン(3/16 x 1-1/2 インチ)は、デッキ昇降アームを昇降シリン ダに固定するために使用しますから保管して ください。 5. ブレーキリターンスプリングはデッキを昇降 アームに取り付けるのに使用しますから保管 してください。 液量を点検する 必要なパーツはありません。 手順 1. 初回運転の前に、後アクスルオイルの量を点 検してください。ページの「後アクスルオイ ルの点検」を参照。 初回運転の前に油圧オイルの量を確認してくだ さい。の「油圧オイルの量の確認」を参照。 2.
製品の概要 図 15 1. ハンドル 3. ブレーキ 5. 2. 走行ペダル 4. カッティングユニット 6. ROPS(横転保護バー) フード/エンジン収納部 各部の名称と操作 通常ブレーキ 左右のブレーキ・ペダル (図 16) により左右の車輪 を個別に制御します。左右の車輪を独立して制御で きるため、シャープな旋回をする場合や斜面で片方 のタイヤがスリップするときなどに使用することが できます。 ただし、ぬれた芝の上などでブレーキを 掛けると芝を削りやすいので注意が必要です。左右 のブレーキを同時に踏み込めば急停止できます。移 動走行の際には必ず2枚を連結して使用します。 図 16 1. 駐車ブレーキのノブ 2. 右ブレーキペダル 3.
チルト調整レバー 枚のペダルを連結します。次に、2枚のペダルを同 時に踏み込んだまま駐車ブレーキノブ (図 16) を 引き、ペダルから足を離します。ブレーキを解除 するには、ノブが落ちるまでペダルを踏み込んで やります。エンジン始動時には左ペダルのロック アームを引き出して左右の前輪を独立で制御できる ようにしておいても構いません。 ハンドルコラムの右側にチルトコントロールレバー があります(図 19)。レバーを手前に引いてハンド ルの傾き具合を調整し、調整ができたら前方に押し てロックします。 図 17 1. 左ブレーキペダル 2. 右ブレーキペダル 3. ロックアーム 図 19 1.
図 21 1. 燃料計 図 20 1. PTO スイッチ 2. 昇降機能ロックレバー(オ プション) 3. 昇降スイッチ 4. 冷却水温警告灯 5. オイル圧警告灯 6. 始動スイッチ 7. 8. スロットル 電源ソケット 9. アワー・メータ 10. 11.
運転操作 エンジンオイル圧警告灯 エンジンオイルの圧力が異常に低下するとこの警告 灯(図 20)が点灯します。万一このようなことが起 こった場合には、エンジンを停止し油圧低下の原 因を調べてください。必ず修理してから運転を再 開してください。 注意 この機械の運転音は、オペレータの耳の位置で 85 dBA と な り 、 長 時 間 使 用 し つ づ け る と 聴 覚 に障害を起こす可能性がある。 昇降機能ロックレバー 運転に際しては聴覚保護具を使用すること。 デッキの整備を行うときや刈り込み現場間を移動 するときなどは、昇降スイッチ(図 20)をロッ クしておいてください。 注意 作業中に後輪が浮き上がってしまわないよう、 適切なリアウェイトを装着することが必要であ る。デッキやその他のアタッチメントを上昇 させた状態で急停止をしないこと。下り坂で はデッキやその他のアタッチメントを必ず下 げておくこと。後輪が浮き上がるとハンドル がきかなくなる。 仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 長さ 208 cm 幅(後輪) 119 cm 高さ(ROPSを含まない
グリコールベース冷却液と上水の混合液(50/50 ブレンド) CaCO3 + MgCO3 <170 ppm 塩 素 <40 ppm (CI) 硫 黄 <100 ppm (SO4) 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開 けると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけ どを負う恐れがある。 1. 図 22 1. 液量の点検は補助タンクで行う(図 24)。タン ク側面についている2本のマークの間にあれ ば適正である。 ディップスティック 3. 不足している場合は、キャップ(図 23)を取 入れ り、Full 位置までオイルを補給する。入 すぎないこと。 図 24 1. 図 23 1. 2. 冷却液が不足している場合には、推奨されてい 水だけの使 る冷却液を適宜補充してください。水 用やアルコール系、メタノール系の冷却液の 使用は避けてください。 入れすぎないこと。 3. 補助タンクのキャップを取り付けて終了。 オイル補給口 4.
注 不適切なオイルの使用による損害については弊社 は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお 使い下さる様お願いいたします。 物性: 粘度, ASTM D445 4. 燃料を補給する cSt @ 40°C 55 - 62 cSt @ 100°C 9.1 - 9.8 粘性インデックス ASTM D2270 流動点, ASTM D97 産業規格: 燃 料 タ ン ク の 容 量 : 72 リットル 硫黄分の少ない(微量:500 ppm 未満、または極 微量:15 ppm 未満)の新しい軽油またはバイオ ディーゼル燃料以外は使用しないでください。セタ ン値が 40以上のものをお使いください。燃料の劣 化を避けるため、180日以内に使いきれる程度の量 を購入するようにしてください。 140~152 -37°C ~ -43°C API GL-4, AGCO Powerfluid 821 XL, Ford New Holland FNHA-2-C-201.
• バイオディーゼル燃料に切り換えた後に燃料 フィルタが詰まる場合がある。 • バイオディーゼル燃料についてのより詳細な情 報は代理店におたずねください。 危険 燃料は非常に引火・爆発しやすい物質である。 発火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならない。 図 26 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 1. • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 180 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 燃料タンクのキャップ 3. 補給管の下まで軽油を入れる。 4.
ROPS((横 転 保 護 バ ー ) に つ い て ROPS 警告 転倒事故の際の負傷や死亡を防止するために: ROPS は 必 ず 立 て た 位 置 に ロ ッ ク し て お き 、 運 転時にはシートベルトを着用すること。 また、運転席後部がラッチで固定されている ことを確認すること。 図 28 1.
5. 燃料系統からのエア抜き ROPS をまっすぐに立ててピンで固定し、ヘア ピンコッターでロックする (図 30)。 重 要 ROPS を 立 て て 乗 車 す る と き に は 必 ず シ ー ト ベ ルトを着用してください。ROPS を下げて乗車してい るときにはシートベルトを着用しないでください。 1. 平らな場所に駐車する。燃料タンクに少なくと も半分まで燃料が入っていることを確認する。 2. ラッチを外してフードを開ける。 危険 エンジンの始動と停止 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災 などを引き起こす。 重要 以下のいずれかを行った場合には、燃料系 統からのエア抜きを行う必要が出てくる可能性が あります:新車を始めて運転するとき、燃料切れ で立ち往生して燃料を補給したとき、燃料系統に 対して整備を行った(フィルタの交換、セパレー タの洗浄など)とき。 1. ROPS を立ててロックし、運転席に座ってシー トベルトを締める。 2.
インタロックシステムを点検する ミッションに損傷を与える危険があります。長い 距離を移動しなければならない場合にはトレーラ などを使用してください。本機を押して或いは引 いて移動させる場合には、必ずバイパスバルブを 開く必要があります。 1. 座席プレートについているノブをゆるめてア クセスカバーを外す(図 32)。 インタロックシステムは、走行ペダルが「ニュート ラル」位置、PTOスイッチが OFF 位置にない限りエ ンジンが始動(クランキングも)できないように する安全装置です。また、以下の場合にはエンジ ンを自動停止させます: • オペレータが着席していない状態で PTO スイッ チが ON になった; • オペレータが着席していない状態で走行ペダル が踏まれた; • 駐車ブレーキが掛かっている状態で走行ペダル が踏まれた。 注意 インタロックスイッチは安全装置であり、これ を取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検 し、不具合があれば作業前に交換修理する。 1. 2. 3. 4. 5.
出力回路はそれぞれ所定の入力がそろった時に通電 状態となります。出力回路はPTO、ETR、STARTの 3 種類です。各LEDによりそれぞれの回路のリレー状 態すなわちその回路の通電状態がわかります。 回路により機械の状態の制御と監視を行い、機械 を安全に動作させるために必要な電子制御を実現 しています。 モジュールは、入力信号として、ニュートラル状 態、駐車ブレーキ、PTO、エンジン始動、バック ラップ、オーバーヒートなどの情報を取り込みま す。そして、これらの入力情報に対する応答とし て、PTOスイッチ、スタータスイッチ、ETR(エンジ ン駆動ソレノイド)を制御します。 出力回路が健全でも、出力装置そのものが健全であ ることは保証できません。ですから電気系統の故障 探究を行う時には、出力LEDのチェック以外に各機 器の通常のテストやワイヤハーネスの検査が必要に なります。各機器のインピーダンス測定、ワイヤ ハーネスをつないだ状態(SCMで切り離した状態) でのインピーダンス測定、一時的な通電試験などを 行ってみる必要があるでしょう。 モジュール表面は入力表示部と出力表示部に分かれ ています。入力側の
入力 始動 On ブレーキ PTO On 着席 が On 機能 パワー On ニュート ラル 始動 — — 運転(非 着席) 運転(着 席) 刈り込み — — ⊗ — ⊗ — ⊗ + ⊗ ⊗ ⊗ ⊗ ⊗ — ⊗ ⊗ ⊗ — — オーバー オーバー ヒートに ヒート警 よる自動 告 停止 — バック ラップ 始動 出力 ETR + + PTO ⊗ ⊗ ⊗ ⊗ - - ⊗ + — ⊗ ⊗ - ⊗ + ⊗ — ⊗ ⊗ ⊗ - ⊗ + + — (A) 無 + + ⊗ - ⊗ ⊗ ⊗ ⊗ — オーバー ヒート警 告 — オーバー ⊗ ヒートに よる自動 停止 -: 回路は閉じてアースされている。- LED 点灯 — ⊗ ⊗ ⊗: 回路は開いてアースされているか非通電状態 - LED 消灯 +: 回路は通電している(クラッチコイル、ソレノイド、始動キー) LED点灯 空白: そのロジックに無関係な入力 (A):エンジン冷却後にPTOスイッチの初期化(キーの ON-OFF 操作)が必要 無: 該当
ができるようになります。このようなテクニッ クを必要としない場所では 2 枚のブレーキ・ペ ダルを連結して使用することができます。こう すると左右共通の普通のブレーキになります。 • エンジンを停止させる前にすべてのコントロール を解除し、スロットルをSLOWに戻してください。 スロットルを下げればエンジン回転が下がり、 運転音も振動も小さくなります。その後にキー をOFFにしてエンジンを停止させてください。 38
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 10 時間 整備手順 • • • • ブレーキの調整状態を点検する オルタネータベルトの張りを点検する。 PTO ベルトの張りを点検する。 油圧フィルタを交換する。油圧システムを保護するため、この初回交換は必ず 10 運 転時間までに行ってください。 • ホイールナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • ブレーキの調整状態を点検する • PTO ベルトの張りを点検する。 使用するごとまたは毎日 • エンジンオイルの量を点検してください。 • 冷却液の量を点検する。 50運転時間ごと • • • • ベアリングとブッシュのグリスアップを行ってください。 バッテリー・ケーブルの接続状態を点検する。 バッテリー液の量を点検する。 ブレーキケーブルの潤滑 150運転時間ごと • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 200運転時間ごと • • • • • • • • ステアリングシリンダのボルトのトルクを点検してください。 (モデル 30345 のみ) 後輪のトーイ
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 インタロックの動作を点検する ROPS が立てた位置にロック されていることを確認する。 デフレクタが下向きになってい るか点検する ブレーキの作動を点検する 燃料残量を点検する エンジンオイルの量を点検す る 冷却液の量を点検する 燃料・水セパレータを点検する エアフィルタのインジケータの 表示をチェックする3 ラジエターとスクリーンの汚れ 具合を点検する エンジンからの異音がないか 点検する1 運転操作時に異音がないか 点検する トランスミッションオイルの量 を点検する 油圧ホースに損傷がないか点 検する オイル類が漏れていないか点 検する タイヤ空気圧を点検する 計器の動作を確認する。 ブレードのコンディションを点 検する 各グリス注入部のグリスアッ プを行う2 塗装傷のタッチアップ塗装を 行う 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2. 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップする。 3.
要注意個所の記録 点検担当者名: 日付 内容 記事 図 35 定期整備ステッカー 潤滑 ます。車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく 直ちにグリスアップしてください。 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 1年に1回、チェックバルブのピン(図 36)にたっ ぷりとグリスを塗ってください。また、500 運転 時間ごとに後アクスルのベアリングにグリスを注 入してください。 整備間隔: 50運転時間ごと—ベアリングとブッシュの グリスアップを行ってください。 400運転時間ごと—トランスミッションのバイ パスピンのグリスアップ 400運転時間ごと—リアアクスル・ベアリングの グリスアップ (または1年に1回のうち早く 到達した方の時期) 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.2汎用 リチウム系グリスを注入します。通常の使用では 50 運転時間ごとにベアリングとブッシュのグリス アップを行います。悪条件下(ホコリの多い環境) では毎回グリスアップしてください。ベアリングや ブッシュの内部に異物が入ると急激に磨耗が進行し 図 36 1.
1. 異物を押し込んでしまわないよう、グリスニッ プルをきれいに拭く。 2. グリスガンでグリスを注入する。 3.
グが破損する原因で最も多いのは水分などの異物が シールを抜けてベアリング内部に侵入して内部を破 損させるものです。グリスパックされているベアリ ングでは、定期的にグリスを注入して内部の異物を 外に押し出してやる必要があります。密封式のベア リングは、製造時に特殊なグリスを封入し、強力な シールによって内部を保護しています。 密封式のベアリングは、短期的には何の整備も必 要ないので保守作業が軽減され、また、グリスが 落ちてターフを汚すというような事故がありませ ん。そのため、整備の手間が省け、またグリスで芝 を汚すようなリスクもありません。通常の使用で は性能に問題がでることはまずありませんが、万 一の不具合を早期に発見し対処することが重要で すから、定期的な点検はしていただくようにお願 いします。1 シーズンに 1 回は点検を行い、破損 を発見した場合や磨耗が進んでいる場合には交換 してください。回転がスムーズなこと、作動中に 熱を持たないこと、異音がしないこと、ガタや腐 食(錆)がないことが大切です。 図 43 • アクスルピンのプッシュ (図 43) • 駆動軸(3か所)(図 44) 注 4輪駆動モデ
エンジンの整備 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 2. ボディーからカバーを外す(図 47)。 3. フィルタを外す前に、低圧のエア (2.8 kg/cm2、異物を含まない乾燥した空気) で、1次フィルタとボディーとの間に溜まって いる大きなゴミを取り除く。 エアクリーナの日常点検 このエア洗浄により、1次フィルタを外した時 にホコリが舞い上がってエンジン部へ入り込 むのを防止することができる。 • エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がない か点検してください。ボディーが破損している 場合は交換してください。吸気部全体につい て、リーク、破損、ホースのゆるみなどを点 検してください。 • エア・クリーナの整備はインジケータ(図 46)が 赤色になっていたら、または 400 運転時間ごと (非常にホコリのひどい場所で使っている場合に はよりひんぱんに)行ってください。エアフィル タの整備のしすぎはかえってよくありません。 重要 高圧のエアは使用しない。異物がフィル タを通ってエンジン部へ吹き込まれる恐れが ある。 4.
エンジンオイルとフィルタの交換 燃料系統の整備 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 注 ディーゼル燃料の選択については「燃料を補給す る」を参照してください。 150運転時間ごと できれば数分間エンジンを運転してオイルを温める と汚れがよく落ちます。 ウォーターセパレータの整備: 1. 平らな場所に駐車する。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 2. フードを開ける。 3. オイルパンの下についているドレンプラグの 下に廃油受けをおく(図 49)。 水セパレータ(図 51)の水抜きは毎日おこなって 異物を除去してください。フィルタは400運転時間 ごとに交換してください。 1. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく。 2. キャニスタ下部のドレンプラグをゆるめて水 や異物を流し出す。 図 49 1. ドレンプラグ 4. ドレンプラグの周辺をウェスできれいにぬぐ う。 5. ドレンプラグからオイルを抜き、容器で回収 する。 6. オイルフィルタ(図 50)を取り外して交換 する。 図 51 1. 図 50 1.
電気系統の整備 燃料ラインとその接続 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと (または1年に1回のう ち早く到達した方の時期) バッテリーの整備 劣化・破損状況やゆるみが発生していないかを調べ てください。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—バッテリー・ケーブルの 接続状態を点検する。 50運転時間ごと—バッテリー液の量を点検す る。 インジェクタからのエア抜き 注 通常のエア抜きを行ってもエンジンが始動できな い場合に行います。通常のエア抜き手順については 「燃料系統からのエア抜き」 を参照してください。 1. 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 燃料噴射ポンプの No.
ヒューズの取り付け位置 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部 分が触れるとショートを起こして火花が発生 する。 それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 ヒューズはコントローラパネルの下に取り付けて あります(図 53)。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うと きには、端子と金属部を接触させないよう に注意する。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切である とケーブルがショートを起こして火花が発生 する。それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 図 53 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス (黒)ケーブルから取り外す。 1.
走行系統の整備 双方向クラッチの潤滑油の点検 ( Model 30345 の み ) リ ア ア ク ス ル オ イ ル の 交 換 ( Model 30345 の み ) 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車する。 2. ドレンプラグ(図 54;左右端に1個と中央 に1個、全部で3個ある)の周辺をきれいに 拭く。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 双方向クラッチの点検プラグの周辺をウェス できれいにぬぐう。 3. 点検プラグが4時の位置にくるようにクラッチ を回す (図 56)。 図 56 図 54 1. 1. 双方向クラッチ 2. 点検プラグ ドレンプラグ 3. 各ドレンプラグからオイルを抜き、容器で回 収する。 4. オイルが抜けたら、ドレンプラグにロッキング コンパウンドを塗って元通りに取り付ける。 5. オイルを入れる。「リアアクスルオイルを点 検する」を参照。 4. 点検プラグを外してオイルを抜き、容器で回 収する。 5.
3. 走行調整カムの反対側にある固定ネジをゆる める (図 57)。 1. ハンドルで後輪をまっすぐ前向きにする。 2. 両方のタイロッドのジャムナットをゆるめる。 右タイヤの中心線からと左タイヤの中心線ま での距離が、タイヤの前後で等しくなるよう に、タイロッドを回して調整する(図 58)。 3. 調整ができたら、ジャムナットを締めてタイ ロッドを固定する。 図 57 1. トラクション調整カム 2. 3. 固定ネジ ニュートラル復帰アーム 4. 4. 5. 調整ネジ ニュートラル復帰スイッチ 図 58 1. エンジンを始動し、カムを前方向に回して車輪 が前進回転を始める位置を捜す。次に、カム を後方向に回して車輪が後進回転を始める位 置を捜す。そしてそれらの中間位置にカムを セットする。この調整を、エンジンのローア イドルとハイアイドルの両方で行う。 ステアリングプレート 2.
6. 冷却系統の整備 正しいトーインが得られたら、タイロッドの クランプのネジを締めてボールジョイントを 固定する。 ラジエターとスクリーンの清掃 ステアリングストップの調整(モデ ル 30345 の み ) 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1500運転時間ごと 後アクスルのステアリングストップは、後輪が何か にぶつかったときにステアリングシリンダが許容域 を超えて動かないようにするものです。このストッ プは、ハンドルを右または左にいっぱいに切ったと きに、ボルトの頭部とアクスルのナックルとの間に 2.3 mm のすきまができるように調整してください。 1. 1500運転時間ごと オーバーヒートを防止するため、ラジエターとスク リーンは常にきれいにしておいてください。基本 的にラジエターとスクリーンを毎日点検し、必要 に応じて清掃してください。ほこりやよごれの多 い場所で使用している場合には、より頻繁な清掃 が必要です。 ボルトを出し入れして隙間を 2.
ブレーキの整備 駐車ブレーキのインタロックスイッ チの調整 1. 2. 6. 駐車ブレーキロッドを押し下げ、スイッチが 押し上げられてプランジャが圧縮された時の プランジャの長さを 0.8 mm とする (図 62)。 これが、プランジャのハウジングの上端から パドルの表面までの距離となる。 7. エンジンを止め、キーを抜き取る。駐車ブ レーキは掛けない。 スイッチを固定しているネジとナットを締め る。 8. 駐車ブレーキ・ロッドのノブを外し、次にハ ンドルタワーのカバーを止めているネジを外 す (図 61)。 駐車ブレーキが外れている時に導通があるの が正常。導通がない場合はスイッチを少し下 げて導通が出たところで固定ネジを締める。 9. 以下の要領で調整を確認する: A. 駐車ブレーキを掛ける。 B.
ベルトの整備 オルタネータベルトの点検 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 使用開始後最初の 10 時間 オルタネータのベルト(図 64)は200運転時間ご とに点検します。 図 63 1. 3. 1. プーリとプーリとの中間部を 45N(約4.5 kg) の力で押した時に、10 mm 程度のたわみがあ れば適正です。 2. たわみが10 mmでない場合には、オルタネータ 取り付けボルトをゆるめる。 ブレーキケーブルのジャムナット 調整ができたら前ナットを締める。 図 64 1. オルタネータ 2. 取り付けボルト 3. 適当な張りに調整してボルトを締める。 4. ベルトのたわみが適切に調整されたことを確 認する。 PTO ベ ル ト の 整 備 PTO ベ ル ト の 張 り を 点 検 す る 。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 使用開始後最初の 50 時間 200運転時間ごと 52 1. エンジンを止め、駐車ブレーキを掛け、キー を抜き取る。 2. フードを開けてエンジンが冷えるのを待つ。 3.
制御系統の整備 PTO ク ラ ッ チ の 調 整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. エンジンを止め、駐車ブレーキを掛け、キー を抜き取る。 2. フードを開けてエンジンが冷えるのを待つ。 3. クラッチのライニングと摩擦プレートとの間 のギャップを 0.4 mm のすきまゲージが通れ るように調整する (図 66)。調整ナットを右 に回すと隙間が小さくなる (図 66)。隙間の 最大値は 0.8 mmである。3 か所すべてでエア ギャップ調整を行う。 図 65 1. 2. テンションスプリング テンションロッドのジャム ナット 3. テンション調整ボルト 4. テンションスプリングの調整には1/2 インチ・ レンチを使う (図 65)。スプリングの長さが 273 mm になるように調整する。 5. ジャムナットを締める。 PTO ベ ル ト の 交 換 1. エンジンを止め、駐車ブレーキを掛け、キー を抜き取る。 2. フードを開けてエンジンが冷えるのを待つ。 3. テンション・ロッドのジャムナットをゆるめる (図 65)。 4.
ハンドルチルトの調整 1. 駐車ブレーキロッドのノブを外し、次にハン ドルタワーのカバーを止めているネジを外す (図 69)。 図 67 1. 3. 走行ペダルのストップ 図 69 さらに調整が必要な場合は、走行ロッド (図 68) の調整を以下の要領で行う: A. 走行ロッドの端部をペダルに固定してい るボルトとナットを取り外す。 B. ロッドの端部をペダルに固定しているジャ ムナットをゆるめる。 C. ロッドを回して適当な長さにする。 D. ジャムナットを締め、ボルトとナットで ロッド端を走行ペダルに固定してペダル の角度を固定する。 1. 2. 駐車ブレーキのノブ 2. 取り付けネジ(4本) カバーを上にスライドさせてピボットブラケッ トをを露出させる (図 70)。 図 70 1. 2. 図 68 1. ロッドの端部 2. ジャムナット 3. 走行ロッド 54 ピボットプレート 小さいナット 3. 大きいナット 3. 小さいナットをゆるめ、大きいナットが締ま るまでピボットブラケットを回す (図 70)。 4.
油圧系統の整備 油圧オイルとフィルタの交換 整備間隔: 使用開始後最初の 10 時間—油圧フィルタ を交換する。油圧システムを保護 するため、この初回交換は必ず 10 運転時間までに行ってください。 1. デッキを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エ ンジンを停止させる。 2. 後輪を2つともブロックする。 3. 前アクスルの左右2か所でジャッキアップし、 スタンドで支える。 4. 油圧オイルフィルタ取り付け部の周辺をウェ スできれいに拭き、フィルタを外す (図 71)。 200運転時間ごと—油圧フィルタを交換する。 1500運転時間ごと—油圧オイルを交換する。 油圧オイルはアクスルハウジングに貯蔵されます。 トランスミッションおよび油圧オイル溜めには、約 5.
保管 4. エンジンを始動し、約2分間のアイドル運転を 行う。 車体本体 5. 燃料タンク、燃料ライン、ポンプ、セパレー タから燃料を抜き取る。 燃料タンクの内部 をきれいな燃料で洗浄し、ラインを元通りに 接続する。 6. エアクリーナをきれいに清掃する。 7. エアクリーナの吸気口とエンジンの排気口を 防水テープでふさぐ。 8. オイルタンクと燃料タンクのフタが締まって いるのを確認する。 1. カッティングデッキやエンジンを含めた機体 全体をていねいに洗浄する。特に以下の部分 を重点的に洗浄する: • • • • • • • • ラジエターとラジエタスクリーン デッキの裏側 デッキのベルトカバーの裏側 カウンタバランススプリング PTO シャフトアセンブリ グリス注入部やピボット部 コントロールパネルを外してボックス内部 運転席(シートプレートの下とトランス ミッションの上面) 2. タイヤ空気圧を点検する。全部のタイヤ空気 圧を1.4 kg/cm2に調整する。 3.
メモ: 57
メモ: 58
メモ: 59
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