Form No. 3389-357 Rev A 60 イ ン チ 側 方 排 出 デ ッ キ Groundsmaster® 3320/3280-D ト ラ ク シ ョ ン ユ ニット シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 30366—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。 詳細については、DOC シート規格適合証明書をご 覧ください。 図1 警告 1. カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 危険警告記号 重要 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注 「重要」は製品の構造などについての注意点を、注 はその他の注意点を表しています。 目次 安全について ............................................................. 3 安全な運転のために ............................................ 3 安全にお使いいただくために TORO からの お願い .............................................................. 5 安全ラベルと指示ラベル ....................................
安全について ブレードの点検とミスマッチの修 正 .....................................................................24 駆動ベルトの交換 ...............................................24 デフレクタの交換 ...............................................25 この機械は、EN ISO 5395:2013 およびANSI規格 B71.
• • が掛かっていることを確認してください。エン ジンは、必ず運転席に座って始動してくださ い。ROPS を立てて乗車しているときには必ず シートベルトを着用してください。ROPS を下 げて乗車しているときにはシートベルトを着 用しないでください。 石、おもちゃ、針金など、機械にはね飛ばされ て危険なものが落ちていないか、作業場所を よく確認しましょう。 オペレータコントロールやインタロックスイッ チなどの安全装置が正しく機能しているか、ま た安全カバーなどが外れたり壊れたりしていな いか点検してください。これらが正しく機能し ない時には機械を使用しないでください。 • 斜面では必ず減速し安全に十分注意して運転し てください。また斜面では、必ず決められた走 行方向や作業方向を守ってください。芝草の状 態によって車両の安定度が変わりますから注意 してください。段差や落ち込みのある場所では 特に注意してください。 • 旋回するときや斜面で方向を変えるときなど は、減速して十分な注意を払ってください。 • ブレードが回転中は絶対にデッキを上昇させ ないでください。 • ガード類は必ず正しく取
保守整備と格納保管 • • • • • • • • • • • • さい。機体の前後に取り付けた固定ロープは、 どちらも、機体を外側に引っ張るように配置し てください。 整備・調整作業の前には、必ず機械を停止し、 カッティングユニットを下げ、走行ペダルを ニュートラルに戻し、駐車ブレーキを掛け、エ ンジンを停止し、キーを抜いてください。ま た、必ず機械各部の動きが完全に停止したのを 確認してから作業に掛かってください。 カッティングユニット、駆動機構、マフラなど に刈りかすやごみがたまらないように定期的に 清掃してください。オイルや燃料がこぼれた場 合はふきとってください。 格納時には必ずエンジンが十分に冷えているのを 確認し、火気の近くを避けて保管してください。 格納中や搬送中は、燃料バルブを閉じてくだ さい。絶対に、火気の近くで燃料を保管した り、室内で燃料の抜き取りを行ったりしない でください。 整備作業は平らな場所で行ってください。知識 のない人には絶対に作業を任せないでください。 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確 実に支えてください。 機器類を取り外すとき、スプリングなどの
• 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検してく ださい。油圧を掛ける前に、油圧ラインの接続 やホースの状態を確認してください。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油 が高圧で噴出していますから、手などを近づけな いでください。リークの点検には新聞紙やボー ル紙を使い、絶対に手を直接差し入れたりしな いでください。高圧で噴出する作動油は皮膚を 貫通し、身体に重大な損傷を引き起こします。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジン を停止し、カッティングユニットを下降させてシ ステム内部の圧力を完全に解放してください。 • エンジンを回転させながら調整を行わなければ ならない時は、手足や頭や衣服をカッティング ユニットや可動部に近づけないように十分ご注 意ください。また、無用の人間を近づけないよ うにしてください • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上げ ないでください。Toro正規代理店でタコメータ によるエンジン回転数検査を受け、安全性と精 度を確認しておきましょう。 • オイルの点検や補充は必ずエンジンを停止した 状態で行ってください • 使用しない期間が 30
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 117–4979 1. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付けて使用すること。 107-2908 120-6604 1. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 1. 異物が飛び出して人にあたる危険 人を近づけないこと。 2. 2. 切傷や手足の切断の危険回転刃に近づかないこと 使用時に はすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 飛来物危険デフレクタを上位置にセットして、あるいは取り付 けないで運転しないこと 必ず正しく取り付けて運転すること。 3. ブレードによる手足切断の危険可動部に近づかないこと 3. 切傷や手足の切断の危険回転刃に近づかないこと 使用時に はすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 93-6697 1. 参照 オペレーターズマニュ アル 。 2.
100-5622 1. 刈高調整 107-1622 108-1986 1. 刈高 107-2916 1. 整備作業前にはエンジンキーを抜き取 り、 オペレーターズマニュアル を読む こと。 2. 異物が飛び出す危険デフレクタを上位 置にセットして、あるいは取り付けない で運転しないこと 必ず正しく取り付け て運転すること作業中は周囲に人を近 づけないこと。 8 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 ピボットピンアセンブリ コッターピン 昇降アーム 右 昇降アーム 左 スラストワッシャナイロン クレビス・ピン ヘアピン 刈高カラー クレビス・ピン ヘアピン キャップスクリュ, 1/2 x 3/4 in ワッシャ 2 2 1 1 4 4 2 2 2 2 2 2 3 必要なパーツはありません。 – トラクションユニットの PTO シャフトを交換 するカッティングユニットモデル 30366で のみ必要な作業 4 必要なパーツはありません。 – PTOシャフトをカッティングユニットのギア ボックスに接続する.
1 2 昇降アームをトラクションユニッ トに取り付ける 昇降アームをカッティングユニット に接続する この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 2 ピボット ピン アセンブリ 1 昇降アーム 右 2 コッターピン 1 昇降アーム 左 4 スラストワッシャナイロン 4 クレビス・ピン 2 ヘアピン 2 刈高カラー 2 クレビス・ピン 2 ヘアピン 2 キャップスクリュ, 1/2 x 3/4 in 2 ワッシャ 手順 1. 2. トラクションユニットの右前輪または左前輪 のホイールナットをゆるめる外してしまわな いこと 。 機体をジャッキアップしてゆるめた車輪を床 から浮かす。落下事故防止のために、ジャッ キスタンドや支持ブロックなどを使ってサ ポートする。 3. ゆるめたホイール・ナットを外し、タイヤと ホイールを機体から外す。 4. ピボット・ピン 1 本、コッター・ピン1 本を 使って、ピボット・ブラケットに昇降アーム を取り付ける図 2。昇降アームを、曲がった部 分が外側を向くようにして取り付ける。 5. 手順 1.
2. トラクションユニットからPTOシャフトを外 す今後使用する予定がある場合にはしかるべ く保管する 。 3. カッティングデッキに付属しているPTOシャ フトのメス側の端部を、トラクションユニッ トのシャフトに、コッターピンで固定する。 4. ボルトとロックナットを締めつける。 4 シャ フ ト を カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ PTOシ トのギアボックスに接続する 必要なパーツはありません。 手順 1. オスの PTO シャフトとメスの PTO シャフト を接続する。ギアケースの入力シャフトの取 り付け穴と PTO シャフト穴とを整列させて相 互に接続する。 図3 1. 昇降アーム 7. 2. キャスタアームブラケット 8. 刈高カラー 3. 刈高ロッド 9. クレビス・ピン 4. 5. 昇降アームのパッド スラスト・ワッシャ 6. クレビス・ピン ヘアピン・コッター 10. ヘアピン・コッター 11. ボルト 図4 3 1. PTO シャフト 2.
製品の概要 5 仕様 グリスアップを行う 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 必要なパーツはありません。 手順 初めて運転する前にデッキ全体のグリスアップを 行ってください作業要領はグリスアップの項目を参 照してください。この作業を怠ると重要部品に急激 な磨耗が発生しますから注意してください。 刈幅 1.52 m 刈高 25 - 127 mm の範囲で 13 mm 刻みで調整可能 純重量 204 kg アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセ サリがそろっており、マシンの機能をさらに広げ ることができます。 詳細は弊社の正規サービス ディーラ、または代理店へお問い合わせください。 www.Toro.
運転操作 刈り高を調整する 刈高の調整範囲は 25 - 127 mm、調整間隔は 13 mm 刻 みです。調整は、キャスタホイールの軸を、キャス タフォークの上穴または下穴にセットし、キャス タ・フォークにスペーサを増減し、刈高ロッドの所 定の穴に刈高カラーを固定して行います。スペーサ の増減は左右とも同じに調整してください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でも いつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 1. エンジンを始動し、刈高の調整ができる程度 にカッティングユニットを床から上げる。 カッティングユニットを上昇させたらエンジ ンを止め、キーを抜き取る。 2.
3. スピンドルシャフトからテンショニングキャッ プを取り図 6、キャスタアームからスピンドル を抜き出す。シム mmを枚スピンドルのシャ フトに通す当初の状態と同じに。これらのシ ムは、デッキ全体の左右の水平調整に必要と なる。希望する刈高に必要な枚数のスペーサ 13 mm厚をスピンドルシャフトに通し、その上 からワッシャを取り付ける。 刈高と、必要なシムの組み合わせとの関係は 図 7にて確認してください 4. キャスタアームにキャスタスピンドルを通 す。スピンドルシャフトにシムを取り付け当 初の状態と同じに、残りのスペーサも取り付 ける。テンショニングキャップを取り付けて アセンブリを固定する。 5. カッティングユニット後部で、刈高ロッドに 刈高カラーを固定しているヘアピンとクレビ スピンを外す(図 8)。 図9 ローラを調整する 注 予定の刈高が 25 mm または 38 mm の場合は、ロー ラをブラケットの上穴に移動する必要があります。 前 ロ ー ラ の 調 整 方 法 (図 10) 1. ローラのシャフトをデッキのブラケットに固 定しているネジとボルトを取り外す。 図8 1.
カムロックを回す。適切にロックできるよう にカムロックを調整すること。 1 2 3 4 図 11 1. G008961 図 13 内側ローラ スキッドの調整 刈高 64 mm 以上にて使用する場合には、スキッドを 下位置に取り付け、それ以下の刈高で使用する場 合には、上位置に取り付けます。 1. レバーをゆるめる 3. バッフルの位置を調整する 2. カムロックを回してロック圧 を調整する。 4. ロック・レバー フロー バッフルの位置調整を行う 以下に示す図はあくまでも参考推奨です。草種や 湿度、ターフの草丈などにより設定を変えてくだ さい。 スキッドの調整は、フランジボルトとナットを外し て行います 図 12 。 注 走行速度が変わらないのにモアの回転速度が落ち てくる場合にはバッフルを開いてください。 A の位置 一番後ろにセットした状態です。以下のような条件 で使うのに適しています。 • • • • 図 12 1.
5. 後方での測定値から前方での測定値を引いた 値がブレードのピッチとなる。 6. 刈高ロッドの下部についているジャムナット をゆるめる(図 17)。 図 15 C 位置 一番開いた状態です。以下のような条件で使うの に適しています。 • 草丈が高く、密度が高い刈り込み • 湿った場所での刈り込み • エンジンからのパワー消費を下げたい場合 • 重い芝刈り作業を、走行速度を上げて行いたい時 図 17 1. 刈高 2. ジャム・ナット 7. 刈高ロッドを回転させてカッティングユニット 後部を上下させ、適切なピッチに調整する。 8. ジャムナットを締めつける。 カッティングユニットのミスマッチ を修正する 各ターフのコンディションは同じでなく、またトラ クションユニットのカウンタバランスの設定も様々 ですので、本格作業を開始する前に試験刈りを行っ て、刈りあがりを確認することをお奨めします。 1. 希望の刈高に設定する。「刈高の調整」を参 照のこと。 2. トラクションユニットの前後のタイヤの空気圧 を点検・調整する138 kPa = 1.
サイドディスチャージの使い方 ヒント カッティングデッキモアには、刈りカスを横下方向 へ向けるデフレクタが取り付けられています。 刈り込みは芝が乾いている時に 刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直射日 光を避けて午後遅くに行いましょう。露があると草 がかたまりになりやすく、また刈りたての草は強い 直射日光に当たるとダメージを受けます。 危険 デフレクタや、排出カバー、または集草アセン ブリを確実に取り付けずに使用すると、人がブ レードに触れたり、ブレードに跳ね飛ばされた ものが人に当たったりするなどして極めて危険 である。回転中のブレードに触れたり、跳ね飛 ばされた物に当たると、けがをするばかりでな く場合によっては死亡する。 • 条件に合った適切な刈り高を選択する 一度に切り取る長さは25 mm以内に抑えましょう。 草丈の1/3 以上は刈り取らないのが原則です。成長 期の密生している芝生では刈り高設定をさらに一目 盛り上げる必要があるかもしれません。 デフレクタは排出方向を下向きにする重要 な部材であるから、絶対に取り外したままで 刈り込みを行ってはならない。デフレクタが 破損している場合
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 2 時間 • キャスタホイールナットを締めつける。 使用開始後最初の 10 時間 • キャスタホイールナットを締めつける。 • ブレードのボルトのトルク締めを行う 使用するごとまたは毎日 • キャスタアームのブッシュにグリスを補給する。 • キャスタホイールのベアリングにグリスを補給する。 • ブレードを点検する 50運転時間ごと • • • • • • ギアボックスのオイルの量を点検する。 各グリス注入部のグリスアップを行う。 キャスタホイールナットを締めつける。 ブレードのボルトのトルク締めを行う ブレードの駆動ベルトの調整を点検する。 カッティングユニットのベルトカバーの裏側を清掃する。 400運転時間ごと • ギアボックスのオイルを交換する。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ず始動キーを抜いておくこと。 18
潤滑 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.2汎 用リチウム系グリスを注入します。通常の使用で は 50 運転時間ごとに行いますが、機体を水洗い したあとは整備間隔に関係なく直ちにグリスアッ プしてください。 1. 以下の各部のグリスアップを行う • キャスタ・フォークのシャフトのブッシュ 2ヶ所 (図 18) 図 20 • 図 18 • 図 21 スピンドルのシャフトのベアリング 3ヶ 所 プーリの下(図 19) 2. 図 19 • アイドラアームのシャフトのベアリング (図 19) • 昇降アームのピボット前 2ヶ所図 20 昇降アームのピボット後 2ヶ所図 21 19 マシンとカッティングユニットを平らな場所に 駐車させ、カッティングユニットを降下させ る。ギアボックスの上部についているディッ プスティック兼給油プラグ(図 22)を取り、オイ ルの量が、ディップスティックについている2 本のマークの間にあることを確認する。油量 が少なければ、SAE 80-90 wt.
3. カッティングユニット後部で、刈高ロッドに 刈高カラーを固定しているヘアピンとクレビ スピンを外す(図 23)。刈高カラーを外す。 4. 昇降アームをキャスタアームブラケットに 固定しているヘアピンコッターとクレビスピ ンを外す 図 24 。 図 22 1. ディップスティック/補給プラグ 図 24 保守作業を始める前に 重要 カバーについているボルトナット類は、カバー を外しても、カバーから外れません。全部のボルト 類を数回転ずつゆるめてカバーが外れかけた状態 にし、それから、全部のボルト類を完全にゆるめ てカバーを外すようにしてください。このように すれば、誤ってリテーナからボルトを外してしま うことがありません。 1. 昇降アーム 3. ヘアピンコッター 2. クレビスピン 4. キャスタアームブラケット 5. PTO シャフトのオスメスの接続部分を解除し て、カッティングユニットをトラクションユ ニットから引き出す図 25。 カッティングユニットの取り外し 1.
2. カッティングユニットをトラクションユニッ トの前に置く。 3. オスの PTO シャフトとメスの PTO シャフトを 接続する 図 25 。 4. 昇降レバーをフロート位置とする。昇降アーム を押し下げて、昇降アームについている穴と キャスタアームのブラケットについている穴 を整列させ、昇降アームのパッドに刈高ロッ ドを挿入できるようにする(図 26) 5. スラストワッシャ枚、クレビスピン、ヘアピ ンコッターを使って、昇降アームをキャスタ アームに固定する。スラストワッシャは昇降 アームとキャスタアームブラケットの間に入 れる(図 26)コッターピンを、キャスタアームタ ブのスロットに差し込んで固定する。 6. もう一方の昇降アームにも同じ作業を行う。 7. トラクションユニットを始動し、カッティン グユニットを上昇させる。 8. カッティングユニットの後部を押し下げ、昇 降アームのパッドに刈高ロッドを通す。 9. 刈高ロッドに刈高カラーを取り付け、クレビ スピンとヘアピンコッターで固定する(図 26)ク レビスピンの頭をデッキの前に向けておく。 10.
3. キャスタスピンドルをチューブから引き抜 く。スラストワッシャとスペーサは、スピン ドルの一番下に残しておく。 4. ピンポンチを使って、チューブの上または下 からブッシュをたたき出す図 27。他のブッ シュも、同様にしてチューブから取り外す。 チューブの内部をきれいに清掃する。 図 28 図 27 1. キャスタアームのチューブ 2. 1. キャスタホイール 3. ベアリング 個 2. キャスタフォーク 4. ベアリングスペーサ ブッシュ 5. 新しいブッシュの内外面にグリスを塗る。ハ ンマーと平らな板を使って、新しいブッシュ をチューブに叩き込む。 6. キャスタシャフトを点検し、必要に応じて交 換する。 7. チューブとブッシュにキャスタシャフトを押 し込む。スラストワッシャとスペーサを、 シャフトにはめる。シャフト上部にテンショ ニングキャップを取り付けて全部のパーツを 固定する。 5. ホイールのハブにベアリングスペーサを入れ る。もう一個のベアリングをホイールハブの 空いている側に取り付けてハブ内部のスペー サを固定する。 6.
ブレードの取り外しと取り付け ブレードの点検と研磨 ブレードが堅いものに当たった、バランスが取れて いない、磨耗した、曲がったなどの場合には新しい ものと交換してください。安全を確保し、適切な刈 りを行うために、ブレードは必ず Toro 社の純正品を お使いください。他社のブレードを使用すると危険 な場合がありますから絶対にやめてください。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 2. 50運転時間ごと 危険 磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、 回転中にちぎれて飛び出す場合があり、これが 起こるとオペレータや周囲の人間に多大の危険 を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。 カッティングユニットを一番高い位置まで上 昇させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停 止させてキーを抜き取る。カッティングユ ニットが落下しないように支持ブロックでサ ポートする。 ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使って ブレードの端部をしっかり握る。スピンドル のシャフトからブレードボルト、芝削り防止 カップ、ブレードを取り外す図 30。 1 G010555 図 30 3. ブレードボルト 2.
ブレードの点検とミスマッチの修正 ブレード同士のマッチングが取れていないと、刈 り込んだ時に筋が残ります。この問題は、どのブ レードも曲がっていない、全部のブレードが同じ 面で回転するように調整することで解決すること ができます。 図 31 1. 刃先 3. 磨耗や割れの発生 2. 湾曲部/セール部 4. ひび 警告 ブレードの磨耗を放置すると、ブレードの セール部と平坦部との間に割れ目が発生す 。こ の 割 れ 目 が 拡 大 す る と 、 最 終 る 図 31。 的にはブレードがちぎれてハウジングの下 から飛び出し、これがオペレータや周囲の 人に重大な人身事故となる。 • • 3. ブレードが磨耗や破損していないか定 期的に点検すること。 1. 長さ m の水準器を使って、作業場に平らな場 所を探しだす。 2. 刈高を一番高い位置に設定する。「刈高の調 整」を参照のこと。 3. 平らな床の上にカッティングユニットを降下 させる。カッティングユニットからカバーを 外す。 4.
1. カッティングユニットを床まで降下させる。 カッティングユニットからベルトカバーを外 して脇に置く。 2. トルクレンチなどの工具を使ってアイドラ プーリ図 33をベルトから引き離してベルトの 張りをなくし、ベルトをギアボックスのプー リ 図 34 から外す。 デフレクタの交換 警告 排出口を露出させたままでおくと、異物が飛び 出してきてオペレータや周囲の人間に当たり、 重大な人身事故となる恐れがある。また、ブ レードに触れて大怪我をする可能性もある。 • モアを使用するときには、必ず、カバープ レート、マルチプレートまたは集草装置を 取り付けておくこと。 • デフレクタは、必ず下向きになっているの を確認しておくこと。 デフレクタをピボットブラケットに固定して いるロックナット、ボルト、スプリング、ス ペーサを外す(図 36)。デフレクタを取り外す。 2. デフレクタにスペーサとスプリングを取り付 ける。スプリングの L 字形の端部をデッキの エッジ後ろに取り付ける。 1. 図 33 1.
メモ 26
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.
Toro 一 般 業 務 用 機 器 の 品 質 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercia