Operator's Manual
図 図
図
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C位 位
位
置 置
置
一番開いた状態です。以下のような条件で使うの
に適しています。
•草丈が高く、密度が高い刈り込み
•湿った場所での刈り込み
•エンジンからのパワー消費を下げたい場合
•重い芝刈り作業を、走行速度を上げて行いたい時
図 図
図
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カ カ
カ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
ィ ィ
ィ
ン ン
ン
グ グ
グ
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
の の
の
ピ ピ
ピ
ッ ッ
ッ
チ チ
チ
の の
の
調 調
調
整 整
整
カッティングユニットのピッチとは、ブレードを
前後方向に向けたときのブレードの前後における
床からの高さの差を言います。トロでは、ブレー
ドのピッチを6mmに調整することを推奨していま
す。これは、ブレードを前後に向けて先端の高さ
を比べたとき、前よりも後ろの方が6mm高くなっ
ている状態を言います。
1.作業場の平らな場所に駐車する。
2.カッティングユニットを希望の刈高にセット
する。
3.まず、1本のブレードを前後方向に向ける。
4.短い定規を使って、床面からブレードの前側
の刃先までの高さを測る。ブレードを半回転
させて後方に回し、床面からこの切っ先まで
の高さを測る。
5.後方での測定値から前方での測定値を引いた
値がブレードのピッチとなる。
6.刈高ロッドの下部についているジャムナット
をゆるめる(図17)。
図 図
図
17
1.刈高2.ジャム・ナット
7.刈高ロッドを回転させてカッティングユニット
後部を上下させ、適切なピッチに調整する。
8.ジャムナットを締めつける。
カ カ
カ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
ィ ィ
ィ
ン ン
ン
グ グ
グ
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
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ト ト
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ミ
ス ス
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マ マ
マ
ッ ッ
ッ
チ チ
チ
を を
を
修 修
修
正 正
正
す す
す
る る
る
各ターフのコンディションは同じでなく、またトラ
クションユニットのカウンタバランスの設定も様々
ですので、本格作業を開始する前に試験刈りを行っ
て、刈りあがりを確認することをお奨めします。
1.希望の刈高に設定する。「刈高の調整」を参
照のこと。
2.トラクションユニットの前後のタイヤの空気圧
を点検・調整する138kPa=1.4kg/cm2=20psi。
3.すべてのキャスタタイヤの空気圧を345kPa
3.5kg/cm2=50psiに調整する。
4.「ブレードの曲がりを点検する」を参照のこ
と。
5.テスト区域を刈って、全部のカッティングユ
ニットが同じ刈高で刈っているかどうかを見
る。
6.さらにカッティングユニットの調整が必要な
場合には、長さ2m程度またはそれ以上長い直
定規を使って、平らな床面を探す。
7.測定を容易にするため、一番高い刈高に設定
する「刈高の調整」を参照のこと。
8.平らな床の上にカッティングユニットを降下
させる。カッティングユニットの上部からカ
バーを外す。
9.ブレードが前後方向を指すように回転させる。
10.床面からブレードの切っ先までの高さを測る。
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