Form No. 3353-301 Rev A ® • 72-インチ・ガーディアン・リサイクラ・モア 62-インチ・ガーディアン・リサイクラ・モア 72-インチ リア・ディスチャージ・モア 62-インチ リア・ディスチャージ・モア Groundsmaster 3320 および 3280–D Model No. 30379—Serial No. 250000001 and Up Model No. 30376—Serial No. 250000001 and Up Model No. 30369—Serial No. 250000001 and Up Model No. 30367—Serial No.
• 警告 はじめに • カリフォルニア州 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分 に理解してください。オペレータや周囲の人の人身事故 や製品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載されていま す。製品の設計製造、特に安全性には常に最大の注意 を払っておりますが、この製品を適切かつ安全に使用す るのはお客様の責任です。 第65号決議による警告 カリフォルニア州では、ディーゼル・エンジンの排気ガ スやその成分には発癌性や先天性異常の原因となる 物質が含まれているとされております。 整備について、また純正部品についてなど、分からない ことはお気軽に弊社代理店またはカスタマー・サービス におたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品 のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。これ らの番号は、モアのハウジングに打ちつけた銘板に刻印 されています。 もくじ ページ はじめに.......................................................................................2 安全について.................
安全な運転のために 転中やエンジンが熱い間に燃料タンクのフタを開 けたり給油したりしない。 以下の注意事項はCEN規格EN 836:1997、ISO規格 5395:1990 およびANSI規格B71.
– 必ず所定の牽引バーやヒッチポイントを使用する。 下さい。また、燃料バルブの付いている機種では燃 料バルブを閉じてください。 – 自分が安全に取り扱える重量の限度内で作業を 行う • ブレードが回転中は絶対にデッキを上昇させないで ください。 – 急な旋回をしない。バックする時には安全に十分 注意する。 • カッティングユニットに手足を近づけないでくださ い。 – マニュアルに指示があれば、カウンタバランス や ホイールバランスを使用すること。 • バックするときには、足元と後方の安全に十分な注 意を払ってください。 • 道路付近で作業するときや道路を横断するときは通 行に注意しましょう。 • 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、減 速し周囲に十分な注意を払ってください。 • 移動走行を行うときはリールの回転を止めてくださ い。 • アルコールや薬物を摂取した状態での運転は避けて ください。 • アタッチメントを使用するときは、排出方向に気を付 け、人に向けないようにしてください。また作業中は 機械に人を近づけないでください。 • トレーラやトラックに芝刈り機を
• 格納保管中や輸送中は、燃料バルブを閉じておいて ください。裸火の近くに燃料を保管しないでくださ い。 ラッチで確実に固定しておいてください。 • 装置各部やエンジンの緊急停止方法に慣れておきま しょう。 • 平らな場所に停車してください。適切な訓練を受け ていない人には絶対に機械の整備をさせないでくだ さい。 • テニスシューズやスニーカーでの作業は避けてくださ い。 • 安全靴と長ズボンの着用をおすすめします。地域に よってはこれらの着用が義務付けられていますので ご注意ください。 • 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確実に 支えてください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛かっ ている場合があります。取り外しには十分注意してく ださい。 • エンジン回転中は、機械の可動部、カッティングデッ キの裏側や排出口に手足を近づけないでください。 • 給油は燃料タンクの首の根元から25 mm 程度下ま でとしてください。入れすぎないように注意しましょ う。 • 修理を行うときには必ずバッテリーの接続と点火プ ラグの接続を外しておいてください。バッテリーの接 続を外すときにはマ
• 足を地面に突っ張って機体を安定させようとするの は非常に危険ですからやめてください。 傷を引き起こします。万一、油圧オイルが体内に入っ た場合には、この種の労働災害に経験のある施設で 数時間以内に外科手術を受けないと壊疽(えそ)を 起こします。 • 他のアタッチメントを使用する際には、別の注意が必 要です。アタッチメントによってマシンの安定性が変 わりますからご注意ください。 • 芝刈り作業中以外にはブレードを回転させないでく ださい。 • エンジンを回転させながら調整を行わなければなら ない時は、手足や頭や衣服をカッティングユニットや 可動部に近づけないように十分ご注意ください。ま た、無用の人間を近づけないようにしてください。 保守整備と格納保管 • ブレーキの状態を頻繁に点検してください。必要に 応じて調整や整備を確実に行ってください。 • マシンには、使用中に熱くなる部分がありますので、 これらの部分に触れないよう注意してください。保 守、調整、整備などの作業は、 マシン各部が安全な温 度に下がってから行ってください。 • バッテリー液は毒性があり、皮膚に付くとやけどを引 き起こしま
1 100-6578 1. ベルトに巻き込まれる危険:シールドやガードを外したままで運 転しないこと; 必ず正しく取り付けて運転すること。可動部に近 づかないこと。 108-1988 1. ベルトの掛け方 1 108-5297 (Model 30376 および 30367) 1. 警告:オペレーターズマニュアルを読むこと 2. 転倒の危険 - 下り斜面ではカッティングユニットを降ろして走行 すること。GM 3280D の2輪駆動車には 80 kg のリア・ウェイトを 搭載のこと。GM 3320 の2輪駆動車には 92 kg リア・ウェイトを搭 載のこと。3280 D の4輪駆動車にはウェイトは不要。 100-5622 1. 刈高調整 1 110-0625(Model 30379 および 30369) 1. 警告:オペレーターズマニュアルを読むこと 2.
仕様 仕様 刈幅 62 インチまたは 72 インチ, 3 枚刃 刈高 調整範囲は25-177 mm, 調整は 13 mm 刻みで行う。刈高の調整は、キャス タ・ホイールのスペーサの増減と、刈高ロッドの長さ調整により行う。 構造: ハウジングはゲージ7鋼板製。チャネル材およびプレートにより補強してい る。 カッターの駆動 カッティングユニットに取り付けた防振ギア・ボックスをPTOシャフトにより 駆動する。駆動力はベルト1本で全部のブレードに伝達する。スピンドル部 にはグリスニップル付きテーパード・ローラ・ベアリングを2個使用する。 ブレード 刃厚 6.35 mm の熱処理ブレードを3枚使用する。 サスペンションとキャスタ・ホイール カッティングユニット前部に、8 in. x 3.
組み立て 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 付属部品表 注:組み立てに必要な部品がすべてそろっているか、以下の表で確認してください。全部そろっていないと正しい組 み立てができません。部品によっては既に組み付け済みの場合もあります。 名称 数量 用途 ゴム製デフレクタ キャリッジ・ボルト, 5/16 x 1– in. フランジ・ナット, 5/16 左右フット・シールド キャリッジ・ボルト, 5/16 x 1 in. フランジ・ナット, 5/16 キャリッジ・ボルト, 1/4 x 3/4 in. フランジ・ナット, 5/16 キャップスクリュ, 1/4 x 3/4 in. 平ワッシャ ロックナット, 1/4 左右フット・シールド キャリッジ・ボルト, 5/16 x 3/4 in. フランジ・ナット, 5/16 後デフレクタ キャリッジ・ボルト, 5/16 x 1–1/4 in.
• 危険 • PTO シャフトを接続したままでエンジンが始動すると 重大な人身事故が発生する恐れがある。 PTO シャフトがカッティングユニットのギア・ボックス に接続されるまでは、エンジンを始動してPTOレバー を操作してはならない。 後シールドを取り付ける (Model 30369 および 30367 のみ) 1. ゴム製デフレクタを、カッティングユニットの左後角 に、ホールド・ダウンと共に取り付ける(5/16 x 1” キ ャリッジ・ボルトとフランジ・ナット各 2を使用)。デフ レクタの位置は図1を参照。 図2 1. 左側フット・シールド 2. キャリッジ・ボルト, 5/16 x 1 3. キャリッジ・ボルト, 1/4 x 3/4 4. キャップスクリュ, 1/4 x 3/4 3. 右側フット・シールドを、カッティングユニットの右後 角に仮止めする(5/16 x 3/4” キャリッジ・ボルトとフ ランジ・ナット各 2を使用)。シールドおよび取り付け 具の位置は図3を参照。 4.
5. 各取り付け具を締め付ける。 2. 希望する刈高に合わせてキャスタ・スピンドルにスペ ーサを通す;図11を参照。スピンドルにスラスト・ワッ シャを通し、キャスタ・スピンドルをキャスタ・アームに 通す。もう一枚のスラスト・ワッシャと残りのスペーサ をスピンドルに通し、テンショニング・キャップで固定 する(図5)。 6. 後デフレクタを、カッティングユニットの後部に取り 付ける(5/16 x 1–1/4” キャリッジ・ボルトとフランジ ・ナットを使用)。デフレクタの位置は図4を参照。 重要 キャスタ・アームの上部および下部にスラスト・ワ ッシャがあたる(スペーサでなく)ことが必要です。 昇降アームをトラクションユニット に取り付ける 1. トラクションユニットの左右どちらか一方の側で、右 前輪または左前輪のホイール・ナットをゆるめる(外 してしまわないこと)。 2. 機体をジャッキアップしてゆるめた車輪を床から浮 かす。落下事故防止のために、ジャッキ・スタンドや 支持ブロックなどを使ってサポートする。 図4 1. 後デフレクタ 3.
昇降アームをカッティングユニット に接続する 4. もう一方の昇降アームにも同じ作業を行う。 5. トラクションユニットを始動し、カッティングユニット を上昇させる。 1. カッティングユニットをトラクションユニットの前に置 く。 6. カッティングユニットの後部を押し下げ、昇降アーム のパッドに刈高ロッドを通す。 2. 昇降レバーをフロート位置とする。昇降アームを押し 下げて、昇降アームについている穴とキャスタ・アーム ・ブラケットについている穴を整列させ、昇降アームの パッドに刈高ロッドを挿入できるようにする(図7)。 7. 刈高ロッドに刈高カラーを取り付け、クレビス・ピンと ヘアピン・コッターで固定する(図7)。できれば、クレ ビス・ピンの頭をデッキの前に向けておく。 3. スラスト・ワッシャ2枚、クレビス・ピン、ヘアピン・コッ ターを使って、昇降アームをキャスタ・アームに固定す る。スラスト・ワッシャは昇降アームとキャスタ・アーム ・ブラケットの間に入れる(図7)。コッター・ピンを、キ ャスタ・アーム・タブのスロットに差し込んで固定する。 8.
運転の前に • トを上昇させたらエンジンを止め、キーを抜き取る。 注意 2. 左右のキャスタ・フォークの同じ穴にキャスタ・ホイ ールの軸をセットする。どの穴にセットするかは、図 11を参照のこと。 • 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでも エンジンを始動させることができ、危険である。 注:刈高 64 mm 以上で使用する場合には、ホイール とフォークとの間に刈りカスがたまるのを防止するた めに、ホイール軸のボルトをキャスタ・フォークの低い 方の穴にセットしてください。刈高 64 mm 以下で使 用していてホイールとフォークとの間に刈りカスがた まる場合には、機体を少しバックさせると溜まった刈 りカスを落とすことができます。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キー を抜いておくこと。 ギア・ボックスのオイルを点検する ギア・ボックスに使用するオイルは SAE 80~90 のギア 用潤滑油です。適量のオイルを入れて出荷しています が、カッティングユニットを使用する前に点検してくださ い。 1. マシンとカッティングユニットを平らな場所に駐車さ せる。 2.
図11 4. キャスタ・アームにキャスタ・スピンドルを通す。スピ ンドル・シャフトにシムを取り付け(当初の状態と同 じに)、残りのスペーサも取り付ける。テンショニング ・キャップを取り付けてアセンブリを固定する。 5. カッティングユニット後部で、刈高ロッドに刈高カ ラーを固定しているヘアピンとクレビス・ピンを外す (図12)。 図13 注: 刈高25 mm、38 mm、また場合により 51 mm で 使用する時には、スキッド(そり)とローラを一番高い穴 にセットして使ってください。 スキッドを調整する 刈高 64 mm 以上で使用する場合は、スキッド(そり)を 低い方の位置にセットし、刈高 64 mm 以下で使用する 場合は高い位置にセットしてください。 1 スキッドの調整は、フランジ・ボルトとナットを外して行 います(図14)。 図12 1. 刈高ロッド 2. 刈高カラー 3. クレビス・ピンとヘアピン 1 6. 刈高ロッドについている刈高穴から希望する刈高を 選び、そこに刈高カラーをセットする(図13)。 7. クレビス・ピンとヘアピンで刈高を固定する。 図14 1.
ローラを調整する 7. 測定を容易にするため、一番高い刈高に設定する。 「刈高の調整」を参照のこと。 注: 刈高 25 mm または 38 mm でカッティングデッキ を使用する場合には、カッティングデッキのローラの取 り付け位置を、ブラケットの一番上の穴に変更してくだ さい。 8. 平らな床の上にカッティングユニットを降下させる。 カッティングユニットからカバーを外す。 9. ブレードが前後方向を指すように回転させる。 1. ローラのシャフトをデッキのブラケットに固定してい るネジとボルトを取り外す(図15)。 10. 床面からブレードの切っ先までの高さを測る。 11.ステッカーに表示されている刈り高になるよう、 3mmのシムで調整する(図16);「カッティングユニッ トのピッチの調整」を参照。 2 3 4 図15 1. ローラ 2. ローラ・シャフト 5 2. ブラケットの下側の穴からシャフトを抜き取り、上側 の穴に付け替える。 1 3.
操作方法 いつも鋭利なブレードを使うこと 刃先が鋭利であれば、芝草の切り口もきれいです。切れ 味の悪い刃先は芝草を引きちぎるので、切り口が茶色に 変色し、芝草の成長を悪くし、また病気にもかかりやす くなります。 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 運転のヒント 刈り込みは芝が乾いている時に 作業後の洗浄と点検 刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直射日光を 避けて午後遅くに行いましょう。露があると草がかたま りになりやすく、また刈りたての草は強い直射日光に当 たるとダメージを受けます。 きれいな刈りあがりを維持するために、芝刈り作業が終 わったらホースと水道水でカッティングユニットの裏側 を洗浄してください。刈りかすがこびりつくと、刈り込み の性能が十分に発揮されなくなります。 条件に合った刈り高の設定を カッティングユニットのピッチ 一度に切り取る長さは25 mm以内に抑えましょう。草丈 の1/3 以上は刈り取らないのが原則です。成長期の密生 している芝生では刈り高設定をさらに一目盛り上げる必 要があるかもしれません。 ブレードのピッチは 6 mm が推奨です。ピッチを大きく
保守 推奨定期整備一覧表 定期整備間隔 整備内容 最初の 2 運転時間後 • キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 最初の 10 運転時間後 • キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 • ブレード・ボルトのトルク締めを行う。 毎日 • ブレードを点検する。 • キャスタ・アームのブッシュを潤滑する。1 • キャスタ・ホイールのベアリングを潤滑する。1 50運転時間ごと • キャスタ・ホイールのナットの締め付けを行う。 • ブレード・ボルトのトルク締めを行う。 • グリスニップルにグリスを注入する。1 • カッティングユニットのベルト・カバーの裏側を清掃する。 • ブレード・ベルトの調整を点検する。 • ギア・ボックスのオイル量を点検する。 400運転時間ごと • ギア・ボックスのオイルを交換する。 1車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップする。 17
• 注意 • 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでも エンジンを始動させることができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ず始動キーを抜いておく こと。 ベアリングとブッシュのグリスアップ 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.
2. マシンとカッティングユニットを平らな場所に駐車さ せ、カッティングユニットを降下させる。ギア・ボック スの上部についているディップスティック兼給油プラ グ(図21)を取り、オイルの量が、ディップスティック についている2本のマークの間にあることを確認す る。油量が少なければ、SAE 80-90 wt. ギア用潤滑 油を 2 本のマークの中間まで補給する。 3. カッティングユニット後部で、刈高ロッドに刈高カラ ーを固定しているヘアピンとクレビス・ピンを外す(図 22)。刈高カラーを外す。 4. 昇降アームをキャスタ・アーム・ブラケットに固定して いるヘアピン・コッターとクレビス・ピンを外す(図 23)。 1 4 2 3 図23 図21 1. 昇降アーム 1. 補給/点検プラグ 2. クレビス・ピン 3. ヘアピン・コッター カッティングユニットの取り外し 4. キャスタ・アーム・ブラケット 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下さ せ、昇降レバーをフロート位置にセットし、駐車ブレ ーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取る。 5.
トラクションユニットへのカッティ ングユニットの取り付け 6. もう一方の昇降アームにも同じ作業を行う。 1. 平らな場所に駐車しエンジンを停止する。 8. カッティングユニットの後部を押し下げ、昇降アーム のパッドに刈高ロッドを通す。 7. トラクションユニットを始動し、カッティングユニット を上昇させる。 2. カッティングユニットをトラクションユニットの前に置 く。 9. 刈高ロッドに刈高カラーを取り付け、クレビス・ピンと ヘアピン・コッターで固定する(図25)。クレビス・ピン の頭をデッキの前に向けておく。 3. オスの PTO シャフトとメスの PTO シャフトを接続す る。 10. 各刈高ロッドの上部に 1/2 x 3/4” キャップスクリュ とワッシャを取り付ける(図25)。 4.
キャスタ・アームのブッシュの整備 キャスタ・アームのチューブには上側と下側にブッシュが はめ込んでありますが、これらのブッシュは使用に伴って 磨耗してきます。ブッシュを点検するには、キャスタ・フォ ークを前後左右に揺り動かして見ます。ブッシュの中でキ ャスタのシャフトがぐらついているようならブッシュの磨 耗が進んでいると判断し、ブッシュを交換してください。 1. カッティングユニットを上昇させて、ホイールを床か ら浮かす。カッティングユニットが落下しないように 支持ブロックでサポートする。 2. ホイールのハブからベアリングを外して、ベアリング ・スペーサを床に落とす(図28)。ホイール・ハブの反 対側にあるベアリングを取る。 3. ベアリング、スペーサ、ホイール・ハブの内側の状態を 点検する。磨耗したり破損したりしている部品は交換 する。 4. キャスタ・ホイールを組み立てるには、まず、ホイール のハブにベアリングを押し込む。ベアリングを取り付 ける時、ベアリングの外側のレース部分を押すように 注意すること。 2.
3.
け、ブレード・ボルトで固定する; 22ページ「ブレードの 取り外しと取り付け」を参照。 ブレードの平らな部分 セール部 ブレード同士のマッチングが取れていないと、刈り込ん だ時に筋が残ります。この問題は、どのブレードも曲がっ ていない、全部のブレードが同じ面で回転するように調 整することで解決することができます。 セール部 1. 長さ 1m の水準器を使って、作業場に平らな場所を 探しだす。 磨耗の発生 2. 刈高を一番高い位置に設定する。13ページ「刈高の 調整」を参照のこと。 セール部 3. 平らな床の上にカッティングユニットを降下させる。 カッティングユニットからカバーを外す。 4.
駆動ベルトの交換 ブレードを駆動しているベルトはスプリング付きのアイ ドラで張りを調整されており、非常に耐久性が高く、長 期間にわたって使用することができます。しかし長期間 のうちに必ず磨耗が現れてきます。磨耗の兆候として は:ベルト回転中にキシリ音が発生する、刈り込み中の ブレードがスリップする、ベルトの縁がほつれている、焼 けた跡がある、割れがある、などです。これらの兆候を 発見したらベルトを交換してください。 1. カッティングユニットを床まで降下させる。カッティン グユニットからベルト・カバーを外して脇に置く。 図35 2. トルクレンチなどの工具を使ってアイドラ・プーリ(図 33)をベルトから引き離してベルトの張りをなくし、 ベルトをギアボックスのプーリ(図34)から外す。 5. ベルト・カバーを取り付ける。 1 図33 1. アイドラ・プーリ 1 図34 1. ギアボックス 3. スピンドル・プーリとアイドラ・プーリから古いベルトを 外す。 4.
メモ 25
メモ 26
メモ 27
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、 両社の 合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上また は製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間* のうちいず れか早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。こ の品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」の修理 を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃が含 まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュータ又はディーラー)に対して、お客様から連絡 をして頂くことが必要です。 連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある場 合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Department Toro Warranty Company 8111