Form No. 3388-980 Rev A ブロア Groundsmaster® 7200/7210 トラクションユニット シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 30393—シ 製品の登録は www.Toro.com.
含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら必ずお守りください。 はじめに 図2 この清掃用ブロアは、乗用型の装置に取り付けて使 用する専門業務用の製品であり、そのような業務に 従事するプロのオペレータが運転操作することを前 提として製造されています。この製品は、集約的で 高度な管理を受けている公園、ゴルフ場、スポー ツ・フィールドその他の芝生において、風でごみを 吹き飛ばす方法によって清掃を行うことを主たる 目的として製造されております。 1. 危険警告記号 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 目次 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全 に使用するのはお客様の責任です。 安全について ............................................................. 3 運転の前に....................................
安全について は、聴覚保護のために、聴覚保護具を着用する ようにしてください。 • 安全な御使用のためには 機械の運転、移動や搬送、 保守整備、保管などに係わる人々の日常の意識や心 がけ、また適切な訓練などが極めて重要です 不適 切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、死 亡や負傷などの人身事故につながります。事故を 防止するために 以下に示す安全のための注意事項 を必ずお守りください – 作業は日中または十分な照明のもとで行う。 – ゆっくりとした走行速度で運転し、隠れた穴 などの見えない障害に警戒を怠らない。 – サンドトラップや、溝・小川など危険な場 所の近くを通らない 運転の前に • • • • • • – 小さな旋回をするときや法面で旋回するとき は、走行速度を十分に落としましょう。 本機をご使用になる前に必ずこのマニュアルを お読みになり内容をよく理解してください操作 方法をしっかり身につけ、緊急時にすぐに停止 できるようになってください。マニュアルが足 りない場合は、製品のモデル番号とシリアル番 号を以下までお知らせくだされば、無料で差し 上げますThe Toro® Com
ご注意ください。高温のエンジンに水をかけた り、電装部に水を掛けたりしないでください。 ボルト、ナット、ネジ類は十分に締めつけ、常 に機械全体の安全を心掛けてください。ファ ンシャフトのベアリングの取り付けボルトや ナットが所定のトルクで締め付けられている か、頻繁に点検してください。 • • 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検してく ださい。油圧を掛ける前に、油圧ラインの接続 やホースの状態を確認してください。 • 油圧のピンホール・リークやノズルからは作動 油が高圧で噴出しているので、絶対に手などを近 づけないでください。リークの点検には新聞紙 やボール紙を使う。高圧で噴出する作動油は皮 膚を貫通し、身体に重大 な損傷を引き起こす。 万一、油圧オイルが体内に入った場合には、こ の種の労働災害に経験のある施設で数時間以内 に外科手術を受けないと壊疽えそを起こす。 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジン を停止し、ブロアを下降させてシステム内部の 圧力を完全に解放してください。 • • エンジンを回転させながら調整を行わなければな らない時は、手足や頭や衣服をファンやその他の 可動部に
105-4593 1. 回転軸に巻き込まれる危険 作動中にカバーを外さないことす べてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 114–4054 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 必要なパーツはありません。 – キャスターホイールを取り付けます。 2 ブロア アセンブリ ロッキングピン ヘアピンコッター 1 1 1 ブロアをトラクションユニットに取り付け ます。 必要なパーツはありません。 – リンクアセンブリの調整を行います。 必要なパーツはありません。 – ブロアをグリスアップします。 必要なパーツはありません。 – 前ウェイトを取り付けます。 3 4 5 その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 使用前に必ずマニュアルを読むこと。 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 このブロアを取り付け・使用するには、トラク ションユニットに後部クイックアタッチシステム Model 30377 と補助油圧パワーキット Model 30380 が 装備されていることが必要です。 1 キャスターホイールを取り付ける 必要なパーツはありません。
3. け、テンショニングキャップでアセンブリを 固定する 図 3 。 3. トラクションユニットのアダプタを上昇させ てアタッチメントアダプタに嵌め合わせる。 キャスターホイールアセンブリのタイヤ空気 圧を 2.535kg/cm2 3550psiに調整する。 4. ロックレバーを右側に倒して、アダプタ同士 をロックする。 5. アダプタにロッキングピンを通して、ヘアピ ンコッターで固定する図 5。 2 ブロアをトラクションユニットに取り 付ける この作業に必要なパーツ 1 ブロア アセンブリ 1 ロッキングピン 1 ヘアピンコッター 1 手順 1. 機体後部についているアタッチメントをすべ て外す。 2. トラクションユニットを後退させてアタッチ メントのアダプタが真後ろになるように停車 する。 G006618 図5 1. 注 ロックレバー図 4が、車体の後ろから見て 左側解除位置にセットされていることを確認 してください。 2 ロッキングピン 6. ホースサポートループにホースを通して配設 する。 7.
2. 図 6に示すように、上面のワッシャからアタッ チメント アダプタのリンク アセンブリのス ペーサまでの距離を測る。 5 注 ワッシャとショルダ肩とのすき間が1.52.0mm あれば適正とする。 前ウェイトを取り付ける 必要なパーツはありません。 手順 注意 アタッチメントを搭載していない時はルース ウェイトを外しておく必要があります。絶対 に、アタッチメントを搭載していないのに前 ウェイトを取り付けた状態で運転しないでく ださい。 2 3 必要な前ウェイトの種類や数については次の表で確 認してください。 1 G00381 1 図6 1. 1.5 2.0mm 2. 3.
イ ン チ 1.83m 刈 幅 72イ グ ラ ン ド マ ス タ ー 7200/7210 ハ ー ド キ ャ ノ ピ な し アタッチメント 必要となる前ウェイト 後部 QAS 搭載でアタッ チメント モデル 30377 搭 載なし 0 kg QAS 仕上げグレーダ/ ボックスレーキ モデル 08754 0 kg スチール製マット モデル 08757 0 kg ツース レーキ モデル 08751 0 kg ツースレーキスプリング レーキ モデル 08752 0 kg ココナツ製マット モデル 08758 ウェイトのパーツ番号 ウェイトの名称 数量 30.4kg 114-4090 お よ び 114-4096 前ウェイトブラ ケット および 19kg 42lb 前ウェイト 1 1 QAS ネイルドラッグ モデ ル 08761 30.4kg 114-4090 お よ び 114-4096 前ウェイトブラ ケット および 19kg 42lb 前ウェイト 1 1 QAS ブロア (モデル 08759) 49.
QAS ブロア モデル 08759 68.5kg 114-4090 お よ び 114-4096 前ウェイトブラ ケット および 19kg 42lb 前ウェイト 1 3 ラーン社製グルーマ提携 メーカー製品 68.5kg 114-4090 お よ び 114-4096 前ウェイトブラ ケット および 19kg 42lb 前ウェイト 1 3 イ ン チ 1.58m 刈 幅 62イ グ ラ ン ド マ ス タ ー 7200/7210 ハ ー ド キ ャ ノ ピ な し アタッチメント 必要となる前ウェイト ウェイトのパーツ番号 ウェイトの名称 数量 後部 QAS 搭載でアタッ チメント モデル 30377 搭 載なし 30.4kg 114-4090 お よ び 114-4096 前ウェイトブラ ケット および 19kg 42lb 前ウェイト 1 1 QAS 仕上げグレーダ/ ボックスレーキ モデル 08754 68.
ツースレーキスプリング レーキ モデル 08752 87.5kg 114-4090 お よ び 114-4096 前ウェイトブラ ケット および 19kg 42lb 前ウェイト 1 4 ココナツ製マット モデル 08758 87.5kg 114-4090 お よ び 114-4096 前ウェイトブラ ケット および 19kg 42lb 前ウェイト 1 4 QAS ネイルドラッグ モデ ル 08761 87.5kg 114-4090 お よ び 114-4096 前ウェイトブラ ケット および 19kg 42lb 前ウェイト 1 4 QAS ブロア モデル 08759 87.5kg 114-4090 お よ び 114-4096 前ウェイトブラ ケット および 19kg 42lb 前ウェイト 1 4 ラーン社製グルーマ提携 メーカー製品 87.
製品の概要 運転操作 仕様 吹き出し口ノズルの調整 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 排出口図 7を調整して風速や風量を変えることが できます。排出口を小さくすると風速が大きくな ります。 純重量 107kg 1. アタッチメントとアクセサリ 排出口デフレクタの取り付けねじをゆるめる 図 7。 トロが認定した各種のアタッチメントやアクセ サリがそろっており、マシンの機能をさらに広げ ることができます。 詳細は弊社の正規サービス ディーラ、または代理店へお問い合わせください。 www.Toro.com でもすべての認定アタッチメントとア クセサリをご覧になることができます。 1 G003812 2 図7 1. 排出口デフレクタ 2. 取り付けねじ 2. デフレクタの向きを調整する。 3.
1 図8 1. フロート 2. 押圧 3. 昇降 運転のヒント G003783 警告 図9 排出口から噴出す風は非常に強く、まともに吹 かれるとケガをする危険がある。 • 作動中は、排出口に近づかないこと。 • 作動中は、排出口の周囲に人を近づけない こと。 1.
保守 アタッチメント アダプタのグリスアップ アタッチメント側のアダプタのロックレバーの動 きが悪くなってきたら、図 12 に示す部分に薄くグ リスを塗ってください。 潤滑 ブロアには定期的にグリスアップが必要なベアリン グとブッシュがあります。通常の使用では 8 運転時 間ごとまたは使用するたびごとのうち早く到達した 時期に、各ベアリングにリチウム系汎用2号グリス を注入します。ブロアを水洗いしたときは整備間隔 に関係なく直ちにグリスアップしてください。 グリスアップ箇所は以下の通りです ファンのシャフト 2ヶ所) 図 10 G003731 図 12 ベアリングの整列 モータ取り付けブラケットを外した場合は、ブロ アを作動させる前に必ず整列調整を行ってくださ い。整列調整用工具のパーツ番号についてはパー ツカタログを参照してください。 1. G003730 図 10 取り付けブラケットがブロアハウジングに仮 止め状態ボルトとナットが本締めされていな いことを確認する図 13。 キャスタアームのチューブ (図 11) キャスタホイール (図 11) 1 1. 整列調整工具 2.
3 2 4 G003815 1 図 14 1. モータカップラ 3. 固定ネジ各2本 2. ファンカップラ 4. カップラスパイダ 3. 取り付けブラケット同士をボルトとナットで 締め付けて結合し、ブロアハウジングに固定 する。 4. 整列調整工具を外して作業を終了する。 1 G003817 図 16 1. キャスタアームのブッシュの整備 キャスタアームのチューブには上側と下側にブッ シュがはめ込んでありますが、これらのブッシュは 使用に伴って磨耗してきます。ブッシュを点検する には、キャスタフォークを前後左右に揺り動かして 見ます。ブッシュの中でキャスタのシャフトがぐら ついているようならブッシュの磨耗が進んでいると 判断し、ブッシュを交換してください。 ボルト ナット類のトルク締め ブロアを分解した場合には、以下のボルトナットに ついて、必ず規定通りのトルク締めを行ってくださ い。また、再組み立ての時に各ネジ山にロクタイト 242を塗ってください。 • モータとファンシャフトのカップラ 図 14 を固定 しているねじの締め付けトルク 5882in-lb0.70.9kg.
図 17 1. 5. ブッシュ 2. キャスタアームのチューブ 図 18 新しいブッシュの内外面にグリスを塗る。ハ ンマーと平らな板を使って、新しいブッシュ をチューブに叩き込む。 6. キャスタスピンドルの磨耗状態を点検し、必 要に応じて交換する。 7. チューブとブッシュにキャスタシャフトを押 し込む。スラストワッシャとスペーサをスピ ンドルにはめる。シャフト上部にテンショニ ングキャップを取り付けて全部のパーツを固 定する。 1. 2. ロックナット ワッシャ 4. 5. キャスタフォーク キャスタホイール 3. タイヤスパンナ 6. ボルト 2. ホイールのハブから外側ベアリングを1個外 してインナーベアリングを取り出す落ちてく る 図 19。ホイールハブの反対側にあるベア リングを取る。 キャスタホイールとベアリングの 整備 1.
6. ホイール・アセンブリにタイヤスパンナを入 れる。 7.
メモ 18
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