Form No. 3359-267 Rev A 62イ イ ン チ お よ び 72 72イ イン チ ベ ー ス ・ 62 デッキ Groundsmaster ® 3320/3280-D トラクションユニット 30403— —シ リ ア ル 番 号 280000001 以 上 モ デ ル 番 号 30403 30404— —シ リ ア ル 番 号 280000001 以 上 モ デ ル 番 号 30404 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
重 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 要 「重要」は製品の構造などについての注意点 注はその他の注意点を表しています。 を、注 はじめに この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合 証明書)をご覧ください。 このロータリー・カッティング・デッキは、 乗用型の装置に取り付けて使用する専門業務用 の製品であり、そのような業務に従事するプロ のオペレータが運転操作することを前提として 製造されています。この製品は、集約的で高度 な管理を受けているスポーツ・フィールドや商 用目的で使用される芝生に対する刈り込み管理 を行うことを主たる目的として製造されており ます。本機は、雑草地や道路わきの草刈り、農 業用地における刈り取りなどを目的とした機械 ではありません。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法 を十分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた 適切な方法でご使用ください。この製品を適切 かつ安全に使用するのはお客様の責任です。 弊社Toroのウェブサイトwww.Toro.
目次 安全について はじめに ............................... 2 安全について ........................... 3 安全な運転のために .................. 3 安全にお使いいただくために: TORO からのお願い...................... 5 安全ラベルと指示ラベル .............. 7 組み立て ............................... 9 1 補正キットを取り付ける ............. 9 2 キャスタ・ホイール・アセンブリを取 り付ける .........................10 3 昇降アームを取り付ける .............10 4 昇降アームにカッティングユニット を取り付ける......................11 5 PTOシャフトをカッティングユ ニットのギア・ボックスに接続す る ...............................11 6 グリスアップを行う ................12 製品の概要 ....
い。長い髪、だぶついた衣服、装飾品など は可動部に巻き込まれる危険があります。 • 石、おもちゃ、針金など、機械にはね飛ば されて危険なものが落ちていないか、作業 場所をよく確認しましょう。 • ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては安 全に特にご注意ください。燃料は引火性が高 く、気化すると爆発する危険があります。 – 燃料容器は必ず規格認可品を使用して ください。 – エンジンが熱い時には絶対に燃料タンク のフタを開けたり給油したりしないでく ださい。給油はエンジンの温度が下がっ てから行いましょう。禁煙を厳守してく ださい。 – 屋内では絶対に給油や燃料の抜き取りを 行わないでください。 • オペレータ・コントロールやインタロック・ スイッチなどの安全装置が正しく機能して いるか、また安全カバーなどが外れたり壊 れたりしていないか点検してください。こ れらが正しく機能しない時には芝刈り作業 を行わないでください。 • エンジンのガバナの設定を変えたり、エン ジンの回転数を上げすぎたりしないでくだ さい。 • どんな理由であれ運転席から離れる時には、 必ず、平坦な場所に停止し、カッティングユ ニットを降
この機械は本来の目的から外れた使用をする とユーザーや周囲の人間に危険な場合がありま す。 • 格納時には必ずエンジンが十分に冷えてい るのを確認し、火気の近くを避けて保管し てください。 • 格納中や搬送中は、燃料バルブを閉じてく ださい。絶対に、火気の近くで燃料を保管 したり、室内で燃料の抜き取りを行ったり しないでください。 • 整備作業は平らな場所で行ってください。 知識のない人には絶対に作業を任せないで ください。 • 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体 を確実に支えてください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの 力が掛かっている場合があります。取り外 しには十分注意してください。 • 修理作業に掛かる前にバッテリーの接続を外 してください。バッテリーの接続を外すとき にはマイナスケーブルを先に外し、次にプラ スケーブルを外してください。取り付ける ときにはプラスケーブルから接続します。 • ブレードの点検を行うときには安全に十分 注意してください。ブレードを取り扱う時 には必ず手袋を着用し、安全に十分注意し てください。悪くなったブレードは必ず交 換してください。絶対に曲げ伸ばしや
• 油圧のピンホール・リークやノズルからは 作動油が高圧で噴出していますから、手な どを近づけないでください。リークの点検 には新聞紙やボール紙を使い、絶対に手を 直接差し入れたりしないでください。高圧 で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に 重大な損傷を引き起こします。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエン ジンを停止し、カッティングユニットを下 降させてシステム内部の圧力を完全に解放 してください。 • エンジンを回転させながら調整を行わなけ ればならない時は、手足や頭や衣服をカッ ティングユニットや可動部に近づけないよ うに十分ご注意ください。また、無用の人 間を近づけないようにしてください。 • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上 げないでください。Toro正規代理店でタコ メータによるエンジン回転数検査を受け、 安全性と精度を確認しておきましょう。 • オイルの点検や補充は、必ずエンジンを停止 した状態で行ってください。 • 使用しない期間が 30 日間を超える場合に は、燃料タンクを空にしておいてください。 裸火のある場所やガソリンの引火を引き起 こす火花が発生する場所には機械を格納し
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 106-6753 1. 2. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 ブレードによる手足切断の危険:可動部に近づかないこと 108-1988 1. ベルトの掛け方 93-6697 1. 参照:オペレーターズマニュ アル 。 2. 50運転時間ごとにSAE 80w-90(API GL-5)オイル を補給すること。 100-5622 93-7818 1. 1. 警告:ブレード・ボルト/ナットは115~149 Nm (11.8~15.2 kg.m)にトルク締めする;トルク締めの方法については オペ レーターズマニュアル を読むこと。 100-6578 1.
108-1986 1. 刈高 115-4505 1. 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 2 3 4 5 6 数量 用途 補正キット(別売) 1 補正キットを取り付けます。 キャスタ・ホイール・アセンブリ 2 キャスタ・ホイール・アセンブリを取り付 けます。 昇降アーム(右) 昇降アーム(左) ピボット・ピン・アセンブリ コッター・ピン スラスト・ワッシャ クレビス・ピン ヘアピン・コッター 刈高カラー クレビス・ピン ヘアピン・コッター Bolt (1/2 x 3/4 inch) ワッシャ 1 1 2 2 4 4 2 2 2 2 2 2 必要なパーツはありません。 – PTOシャフトをカッティングユニットのギア・ ボックスに接続する.
重要 キャスタ・アームの上部および下部に スラスト・ワッシャがあたる(スペーサでな く)ことが必要です。 • Model 30305, 62 インチ後部排出タイプ • Model 30306, 62 インチ・ガーディアン • Model 30303, 72 インチ後部排出タイプ • Model 30304, 72 インチ・ガーディアン 3 2 昇降アームを取り付ける キャスタ・ホイール・アセンブリを 取り付ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 2 キャスタ・ホイール・アセンブリ 1 昇降アーム(右) 1 昇降アーム(左) 2 ピボット・ピン・アセンブリ 2 コッター・ピン 手順 手順 スラスト・ワッシャ、スペーサ、テンショニン グ・キャップは、キャスタ・ホイールのスピンド ルに取り付けて出荷しています。 1. トラクションユニットの右前輪または左前 輪のホイール・ナットをゆるめる(外して しまわないこと)。 1. スピンドル・シャフトからテンショニング・ キャップを取り、スペーサとスラスト・ワッ シャを抜き出す(図 2)。 2.
(図 4)できれば、クレビス・ピンの頭をデッ キの前に向けておく。 6. ホイール&タイヤ・アセンブリを取り付け る。ホイール・ナットを102~-108 N.m(10~ 11 kg.m)にトルク締めする。 8. 刈高ロッドのそれぞれの上部に、ボルト (1/2 x 3/4 inch) とワッシャを取り付け る(図 4)。 7. 同様の方法で機体の反対側でも作業を行う。 4 昇降アームにカッティングユニット を取り付ける この作業に必要なパーツ 4 スラスト・ワッシャ 4 クレビス・ピン 2 ヘアピン・コッター 2 刈高カラー 2 クレビス・ピン 2 ヘアピン・コッター 2 Bolt (1/2 x 3/4 inch) 2 ワッシャ 手順 1. カッティングユニットをトラクションユニッ トの前に置く。 2. 昇降レバーをフロート位置とする。昇降アー ムを押し下げて、昇降アームについている 穴とキャスタ・アーム・ブラケットについて いる穴を整列させ、昇降アームのパッドに 刈高ロッドを挿入できるようにする(図 4) 図4 1. 2. 3. 4. 5. 6. 3.
5 PTOシ シャ フ ト を カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト PTO のギア・ボックスに接続する 必要なパーツはありません。 手順 1. オスの PTO シャフトとメスの PTO シャフ トを接続する(図 5)。ギア・ケースの入力 シャフトの取り付け穴と PTO シャフト穴と を整列させて相互に接続する。 図5 1. PTO シャフト 2. ボルトとロックナット 3. 4. ギア・ケース ロール・ピン 2. ロール・ピンで固定する (図 5)。 3.
製品の概要 運転操作 仕様 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 刈幅 62 インチ(1.575 m)または72 インチ(1.829 m) 刈高 調整範囲は25~127 mm、調整間隔は 13 mm 刻み。 純重量 Model 30403:190 kg Model 30404:510 kg 始動キーをつけたままにしておくと、誰でも いつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止 し、キーを抜いておくこと。 アタッチメントやアクセサリ ギア・ボックスのオイルを点検する メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.
固定して行います。スペーサの増減は左右と も同じに調整してください。 1. エンジンを始動し、刈高の調整ができる程 度にカッティングユニットを床から上げ る。カッティングユニットを上昇させたら エンジンを止め、キーを抜き取る。 2. 左右のキャスタ・フォークの同じ穴にキャス タ・ホイールの軸をセットする。どの穴に セットするかは、図 7と図 8を参照のこと。 図8 注 刈高 64 mm 以上で使用する場合には、 ホイールとフォークとの間に刈りカスがた まるのを防止するために、ホイール軸のボ ルトをキャスタ・フォークの低い方の穴に セットしてください。 刈高 64 mm 以下で 使用していてホイールとフォークとの間に 刈りカスがたまる場合には、機体を少し バックさせると溜まった刈りカスを落と すことができます。 4. キャスタ・アームにキャスタ・スピンドル を通す。スピンドル・シャフトにシムを取り 付け(当初の状態と同じに)、残りのスペー サも取り付ける。テンショニング・キャップ を取り付けてアセンブリを固定する。 5.
図 11 1. 刈高 2. ジャム・ナット 7. 刈高ロッドを回転させてカッティングユ ニット後部を上下させ、適切なピッチに 調整する。 図 10 8. ジャムナットを締めつける。 7.
10.床面からブレードの切っ先までの高さを 測る。 11.ステッカーに表示されている刈り高になる よう、3 mmのシムで調整する(図 14); 「カッティングユニットのピッチの調整」 を参照。 図 13 1. ローラ 2. ローラ・シャフト 2. ブラケットの下側の穴からシャフトを抜き 取り、上側の穴に付け替える。 3. ネジとナットを取り付けてアセンブリを 固定する。 図 14 カッティングユニットのミスマッチ を修正する 1. 2. 3. 各ターフのコンディションは同じでなく、また トラクションユニットのカウンタバランスの 設定も様々ですので、本格作業を開始する前 に試験刈りを行って、刈りあがりを確認する ことをお奨めします。 1. 希望の刈高に設定する。「刈高の調整」 を参照のこと。 2. トラクションユニットのタイヤ空気圧を前 後とも 172–207 kPa(1.75~2.1 kg/cm2) に調整する。 3. キャスタ・タイヤの空気圧を 345 kPa (3.5 kg/cm2)に調整する。 4. 「ブレードの曲がりを点検する」を参照 のこと。 5.
ことができずに草丈が伸びてしまった場合に は、刈り高を高くして1回刈り、2~3日 後に 刈り高を通常に戻してもう一度刈るようにす るときれいに仕上がります。 いつも鋭利なブレードを使うこと 刃先が鋭利であれば、芝草の切り口もきれいで す。切れ味の悪い刃先は芝草を引きちぎるの で、切り口が茶色に変色し、芝草の成長を悪く し、また病気にもかかりやすくなります。 作業後の洗浄と点検 きれいな刈りあがりを維持するために、芝刈り 作業が終わったらホースと水道水でカッティ ングユニットの裏側を洗浄してください。刈 りカスがこびりつくと、刈り込みの性能が十 分に発揮されなくなります。 カッティングユニットのピッチ ブレードの推奨ピッチは 6 mm です。ピッチを 大きく(6 mm以上)すると、刈り込みに必要な パワーは小さくなりますが、クリップが大きく なり、刈り上がりの質が悪くなります。ピッチ を小さく(6 mm以下)すると、刈り込みに必要 なパワーは大きくなりますが、クリップが小さ くなり、刈り上がりの質が向上します。 17
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 2 時間 • キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 使用開始後最初の 10 時間 • キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 • ブレードのボルトのトルク締めを行う 使用するごとまたは毎日 • ブレードを点検する 50運転時間ごと • • • • • • 各グリス注入部のグリスアップを行う。1 ギア・ボックスのオイルの量を点検する。 キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 ブレードのボルトのトルク締めを行う ブレードの駆動ベルトの調整を点検する。 カッティングユニットのベルト・カバーの裏側を清掃する。 400運転時間ごと • ギア・ボックスのオイルを交換する。 1 車 体 を 水 洗 い し た 時 は 整 備 間 隔 に 関 係 な く 直後に行う。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ず始動キーを抜いておくこと。 重要 カバーについているボルトナット類は、カバーを外しても、カバーから外れません。全 部のボルト類を数
wt. ギア用潤滑油を 2 本のマークの中間 まで補給する。 図 16 • アイドラ・アームのシャフトのベアリン グ(図 16) • 昇降アームのピボット(前)(2ヶ 所;図 17) 図 19 1. ディップスティック/補給プラグ カッティングユニットの取り外し 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを降下させ、昇降レバーをフロート位置 にセットし、駐車ブレーキを掛け、エンジ ンを停止し、キーを抜き取る。 図 17 2. 各刈高ロッドの上部についているボルトと ワッシャを外す(図 20)。 • 昇降アームのピボット(後)(2ヶ 所;図 18) 図 20 1. 2. 図 18 刈高ロッド ボルトとワッシャ 3. 4. 刈高カラー ヘアピン・コッターと右レビ ス・ピン 3. カッティングユニット後部で、刈高ロッドに 刈高カラーを固定しているヘアピンとクレビ ス・ピンを外す(図 20)。刈高カラーを外す。 2.
穴とキャスタ・アーム・ブラケットについて いる穴を整列させ、昇降アームのパッドに 刈高ロッドを挿入できるようにする(図 23) 図 21 1. 2. 昇降アーム クレビス・ピン 3. 4. ヘアピン・コッター キャスタ・アーム・ブラケット 5. PTO シャフトのオスメスの接続部分を解除し て、カッティングユニットをトラクション ユニットから引き出す(図 22)。 図 22 1. PTO シャフト 図 23 1. 2. 3. 4. 5. 6. 危険 PTO シ ャ フ ト を 接 続 し た ま ま で エ ン ジ ン が 始動すると重大な人身事故が発生する恐れ がある。 PTO シ ャ フ ト が カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト の ギ ア・ボックスに接続されるまでは、エンジ PTOレ レバ ー を 操 作 し て は な ら ン を 始 動 し て PTO ない。 昇降アーム 7. キャスタ・アーム・ブラケット 8. 刈高ロッド 9. 昇降アームのパッド 10. スラスト・ワッシャ 11.
キャスタ・ホイールとベアリング の整備 (図 23)クレビス・ピンの頭をデッキの前に 向けておく。 10.各刈高ロッドの上部に 1/2 x 3/4” ボルト とワッシャを取り付ける(図 23)。 1. キャスタ・ホイール・アセンブリをキャス タ・フォークの間に保持しているボルトの ロックナット(図 25)を外す。キャスタ・ホ イールをつかんでおいて、ボルトをフォー クまたはピボット・アームから抜き取る。 キャスタ・アームのブッシュの整備 キャスタ・アームのチューブには上側と下側 にブッシュがはめ込んでありますが、これらの ブッシュは使用に伴って磨耗してきます。ブッ シュを点検するには、キャスタ・フォークを前 後左右に揺り動かして見ます。ブッシュの中で キャスタのシャフトがぐらついているようなら ブッシュの磨耗が進んでいると判断し、ブッ シュを交換してください。 1. カッティングユニットを上昇させて、ホイー ルを床から浮かす。カッティングユニット が落下しないように支持ブロックでサポー トする。 2.
が OFF 位置であることを確認し、エンジン を停止しキーを抜き取る。カッティングユ ニットが落下しないように支持ブロックで サポートする。 2. ブレードが前後方向を指すように回転させ る。カッティングユニットの天井から各ブ レードの前端の刃先までの距離(図 26)を 測り、測定値を記録する。 2 1 G010549 G010555 図 26 図 27 1. 3. ブレードを半回転させてもう一方の切っ先を 前に向ける。上記2で行ったと同方法で、ユ ニットの天井から各ブレードの前端の刃先 までの距離測る。2での測定結果と3での測 定結果との差が3 mm 以内であれば適正とす る。差が3 mm よりも大きい場合には、その ブレードは曲がっていて危険であるから交 換する;「ブレードの取り外し」を参照。 ブレード・ボルト 2. 芝削り防止キャップ 3. ブレードを取り付ける時は、セール(立ち 上がっている部分)がカッティング・デッキ の天井を向くように取り付け、芝削り防止 カップをつけてブレード・ボルトで固定す る。各ブレード・ボルトを 85~110 ft.
草を引きちぎるのでなく、カットするために は、当然切っ先が鋭利でなければなりません。 刈りあとを見て、切り口がささくれ立っていた り茶色に変色しているのは切っ先が鈍くなって いる証拠です。このような状態が見られたら、 ブレードを研磨してください。 1. 平らな場所に駐車する。カッティングユニッ トを上昇させ、駐車ブレーキを掛け、走行 ペダルをニュートラルに戻し、PTO レバーが OFF 位置であることを確認し、エンジンを停 止しキーを抜き取る。 2. ブレードの切っ先を注意深く観察、特に、直 線部と曲線部が交わる部分をよく観察する (図 28)。この、直線部と曲線部の交差域 は、砂などによる磨耗が進みやすい部分なの で、機械を使用するまえによく点検するこ とが必要。磨耗が大きい場合には(図 28) 危険であるから交換する;「ブレードの取 り外し」を参照。 図 29 1.
6. シムを追加する場所にあるアウター・スピン ドルからボルト、平ワッシャ、ロックワッ シャ、ナットを外す。スピンドル・ハウジン グとカッティングユニットの底との間にシム (P/N 3256-24)を増減してブレードの高さ を調整する。ブレード先端同士の高さの差が 所定条件を満たすまで、この調整を続ける。 重要 1つの場所に入れるシムは3枚までとし てください。1つの穴に2枚のシムを入れて も調整が完了しない場合には、隣の穴にシ ムを増減して調整を続けてください。 図 31 1. ギアボックス 7. ベルト・カバーを取り付ける。 3. スピンドル・プーリとアイドラ・プーリから 古いベルトを外す。 駆動ベルトの交換 4.
メモ: 25
メモ: 26
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Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro® 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠陥に 対して、2年間または1500運転時間*のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての 製品に適用されます(エアレータに関する保証については該当製品の保証 書をご覧下さい)。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で 「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、 運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類(「部品」)は、その部品の交換時期が到来するま で保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。 部品や アセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部