Operator's Manual
トの間にスラストワッシャを入れ図24、コッター
ピンを、キャスタアームタブのスロットに差し込ん
で固定する。
6.もう一方の昇降アームにも同じ作業を行う。
7.トラクションユニットを始動し、カッティングユニッ
トを上昇させる。
8.カッティングユニットの後部を押し下げ、昇降アー
ムのパッドに刈高ロッドを通す。
9.刈高ロッドに刈高カラーを取り付け、クレビスピン
とヘアピンコッターで固定する図24。
クレビスピンは頭をデッキの前に向けておく。
10.刈高ロッドのそれぞれの上部に、ボルト1/2x
3/4"とワッシャを取りつける図24。
キ キ
キ
ャ ャ
ャ
ス ス
ス
タ タ
タ
ア ア
ア
ー ー
ー
ム ム
ム
の の
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ブ ブ
ブ
ッ ッ
ッ
シ シ
シ
ュ ュ
ュ
の の
の
整 整
整
備 備
備
キャスタアームのチューブには上側と下側にブッシュ
がはめ込んでありますが、これらのブッシュは使用
に伴って磨耗してきます。ブッシュを点検するには、
キャスタフォークを前後左右に揺り動かして見ます。
ブッシュの中でキャスタのシャフトがぐらついているよう
ならブッシュの磨耗が進んでいると判断し、ブッシュを
交換してください。
1.カッティングデッキを上昇させて、ホイールを床か
ら浮かす。カッティングユニットが落下しないよう
に支持ブロックでサポートする。
2.各キャスタスピンドルの上部についているトーショ
ニングキャップ、スペーサ、スラストワッシャを
外す。
3.キャスタスピンドルをチューブから引き抜く。ス
ラストワッシャとスペーサは、スピンドルの一番
下に残しておく。
4.ピンポンチを使って、チューブの上または下から
ブッシュをたたき出す図25。もう1個のブッシュ
についても同様にして取り出す。チューブの内部
をきれいに清掃する。
g004737
図 図
図
25
1.キャスタアームのチューブ2.ブッシュ
5.新しいブッシュの内外面にグリスを塗る。ハン
マーと平らな板を使って、新しいブッシュをチュー
ブに叩き込む。
6.キャスタシャフトを点検し、必要に応じて交換す
る。
7.ブッシュと取り付けチューブにキャスタスピンドル
を通し、もう1枚のスラストワッシャと残りのス
ペーサをスピンドルに取り付け、テンショニング
キャップをキャスタスピンドルに取り付ける。
キ キ
キ
ャ ャ
ャ
ス ス
ス
タ タ
タ
ホ ホ
ホ
イ イ
イ
ー ー
ー
ル ル
ル
と と
と
ベ ベ
ベ
ア ア
ア
リ リ
リ
ン ン
ン
グ グ
グ
の の
の
整 整
整
備 備
備
1.キャスタホイールアセンブリをキャスタフォークの
間に保持しているボルトのロックナット(図26を外
す。キャスタホイールをつかんでおいて、ボルト
をフォークまたはピボットアームから抜き取る。
g004738
図 図
図
26
1.キャスタホイール
3.ベアリング個
2.キャスタフォーク
4.ベアリングスペーサ
2.ホイールのハブからベアリングを外して、ベアリン
グスペーサを床に落とす図26。ホイールハブの
反対側にあるベアリングを取る。
3.ベアリング、スペーサ、ホイールハブの内側の
状態を点検する。磨耗したり破損したりしている
部品は交換する。
4.キャスタホイールを組み立てるには、まず、ホ
イールのハブにベアリングを押し込む。ベアリン
グを取り付ける時、ベアリングの外側のレース部
分を押すように注意すること。
5.ホイールのハブにベアリングスペーサを入れる。
もう一個のベアリングをホイールハブの空いている
側に取り付けてハブ内部のスペーサを固定する。
6.キャスタフォークの間にキャスタホイールアセンブ
リを入れ、ボルトとロックナットで固定する。
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