Operator's Manual
1.平らな場所に駐車する。カッティングユニットを
上昇させ、駐車ブレーキを掛け、走行ペダル
をニュートラルに戻し、PTOレバーがOFF位
置であることを確認し、エンジンを停止しキーを
抜き取る。
2.ブレードの切っ先を注意深く観察、特に、直線部
と曲線部が交わる部分をよく観察する図29。こ
の、直線部と曲線部の交差域は、砂などによる
磨耗が進みやすい部分なので、機械を使用する
まえによく点検することが必要。磨耗が進んでい
る場合図29にはブレードを交換するブレードの
取り外しと取り付け(ページ20)を参照。
g006530
図 図
図
29
1.刃先
3.磨耗や割れの発生
2.立ち上がり部/セイル部4.ひび
警 警
警
告 告
告
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
磨 磨
磨
耗 耗
耗
を を
を
放 放
放
置 置
置
す す
す
る る
る
と と
と
、 、
、
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
セ セ
セ
ー ー
ー
ル ル
ル
部 部
部
と と
と
平 平
平
坦 坦
坦
部 部
部
と と
と
の の
の
間 間
間
に に
に
割 割
割
れ れ
れ
目 目
目
が が
が
発 発
発
生 生
生
す す
す
る る
る
図 図
図
29。 。
。
こ こ
こ
の の
の
割 割
割
れ れ
れ
目 目
目
が が
が
拡 拡
拡
大 大
大
す す
す
る る
る
と と
と
、 、
、
最 最
最
終 終
終
的 的
的
に に
に
は は
は
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
が が
が
ち ち
ち
ぎ ぎ
ぎ
れ れ
れ
て て
て
ハ ハ
ハ
ウ ウ
ウ
ジ ジ
ジ
ン ン
ン
グ グ
グ
の の
の
下 下
下
か か
か
ら ら
ら
飛 飛
飛
び び
び
出 出
出
し し
し
、 、
、
こ こ
こ
れ れ
れ
が が
が
オ オ
オ
ペ ペ
ペ
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
や や
や
周 周
周
囲 囲
囲
の の
の
人 人
人
に に
に
当 当
当
た た
た
る る
る
と と
と
重 重
重
大 大
大
な な
な
人 人
人
身 身
身
事 事
事
故 故
故
と と
と
な な
な
る る
る
。 。
。
•ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
が が
が
磨 磨
磨
耗 耗
耗
や や
や
破 破
破
損 損
損
し し
し
て て
て
い い
い
な な
な
い い
い
か か
か
定 定
定
期 期
期
的 的
的
に に
に
点 点
点
検 検
検
す す
す
る る
る
こ こ
こ
と と
と
。 。
。
•安 安
安
全 全
全
性 性
性
を を
を
確 確
確
保 保
保
し し
し
保 保
保
証 証
証
す す
す
る る
る
た た
た
め め
め
に に
に
、 、
、
磨 磨
磨
耗 耗
耗
や や
や
破 破
破
損 損
損
し し
し
た た
た
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
は は
は
必 必
必
ず ず
ず
純 純
純
正 正
正
の の
の
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
と と
と
交 交
交
換 換
換
し し
し
て て
て
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
3.全部のブレードの刃先を丁寧に点検する。刃先
が鈍くなっていたり欠けていたりした場合には研磨
する。研磨は刃先の上面だけに行い、刃の元々
の角度を変えないように十分注意する図30。ブ
レードの左右を均等に削れば、バランスを狂わす
ことなく研磨を行うことができる。
g000276
図 図
図
30
1.この角度を変えないように研磨すること
注 注
注
ブレードを取り外し、研磨機で研磨するブレー
ドの取り外しと取り付け(ページ20)を参照。研
磨後、ブレードを取り付ける時は、セイル立ち上
がっている部分がデッキの天井を向くように取り付
け、芝削り防止カップをつけてブレードボルトで固
定する。ブレードのセイル部がブレード上部にな
るようにすること。ブレードボルトを115-149N∙m
11.8-15.2kg.m=85-110ft-lbにトルク締めする。
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
点 点
点
検 検
検
と と
と
ミ ミ
ミ
ス ス
ス
マ マ
マ
ッ ッ
ッ
チ チ
チ
の の
の
修 修
修
正 正
正
ブレード同士のマッチングが取れていないと、刈り込ん
だ時に筋が残ります。この問題は、どのブレードも曲
がっていない、全部のブレードが同じ面で回転するよう
に調整することで解決することができます。
1.長さ1mの水準器を使って、作業場に平らな
場所を探しだす。
2.刈高を一番高い位置に設定する刈り高を調整す
る(ページ12)を参照のこと。
3.平らな床の上にカッティングユニットを降下させ
る。カッティングユニットからカバーを外す。
4.ブレードが前後方向を指すように回転させる。床
面からブレードの刃先までの高さを測る。測定値
を記録する。同じブレードを半回転させて後方に
回し、床面からこの刃先までの高さを測る。2つ
の測定値が1mの差の中に収まっていれば適正
である。差が1mよりも大きい場合には、そのブ
レードは曲がっていて危険であるから交換する。
全部のブレードでこの測定を行う。
5.左右のブレードの測定値を、中央のブレードの測
定値と比較する。中央のブレードが、左右のブ
レードよりも3ft以上低くてはいけない。中央の
ブレードが3ft以上低い場合には、手順6へ進
み、スピンドルハウジングとカッティングユニット
底部との間にシムを挟んで調整を行う。
6.シムを追加する場所にあるアウタースピンドルか
らボルト、平ワッシャ、ロックワッシャ、ナットを
外す。スピンドルハウジングとカッティングユニッ
トの底との間にシムP/N3256-24を増減してブ
レードの高さを調整する。ブレード先端同士の
高さの差が所定条件を満たすまで、この調整を
続けてください。
21