Form No. 3400-520 Rev A Groundsmaster® 7200 シ リ ー ズ ト ラクションユニット シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 30495—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。 詳細については、製品別DOC シート規格適合証 明書をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジン の排気には発癌性や先天性異常などの原因と なる物質が含まれているとされております。 1 G020872 図1 1.
目次 エンジンの安全事項 ...........................................36 エアクリーナを点検する ....................................36 エンジンオイルの保守........................................37 燃料系統の整備 .....................................................39 ウォーターセパレータの整備 ............................39 燃料タンクの清掃 ...............................................39 燃料ラインとその接続の点検 .............................40 燃料系統からのエア抜き ....................................40 インジェクタからのエア抜き .............................40 電気系統の整備 .............................
安全について • 排出口の近くに、手足などを近づけないでくだ さい。周囲の人を十分に遠ざけてください。 各製品のDOC シート規格適合証明書に記載されて いる CE キットを取り付けることにより、本機は CEN 規格 ISO EN 5395:2013 および ANSI B71.
傾斜確認方法 G011841 図3 このページをコピーしてお使いください。 1. 上野表は、この機械を法面で使用する場合の法面の最大許容角度を示しています。スロープチャートで斜度を確認して作業を行うよ 規定 さ れ て い る 以 上 の 法 面 で は こ の 機 械 を 使 用 し な い で く だ さ い 。 推奨されている角度にあわせて折る。 うにしてください。規 2. この縁を垂線 立ち木、建物、フェンスなど に合わせる。 3.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93-6696 1. 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読む こと。 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 3. 警告高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 93-6697 1. 参照 オペレーターズマニュ アル 。 2. 50運転時間ごとにSAE 80w-90API GL-5オイルを 補給すること。 106-9206 98-4387 1. 1. ホイールトルクについての規定 2. 参照 オペレーターズマニュアル 。 警告 聴覚保護具を着用のこと。 106-6754 1. 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 107-1866 6 1.
110-8253 107-3069 1. PTO ― OFF 4. 無段階調整 1. 警告ROPSが折りたたまれている時に転倒すると危険。 2. PTO ― On 5. 低速 2. 横転事故の際の怪我や死亡を防止するため、必ず ROPS を 立ててロックし、シートベルトを着用して運転すること。どうし ても必要なとき以外には ROPS を下げないことROPS を下げ た状態で乗車する時にはシートベルトを着用しないこと。 3. 3. オペレーターズマニュアル を読むこと運転はゆっくり慎重に。 高速 110-8254 7 1. エンジン停止 2. エンジン 作動 3.
メーカー純正マーク 1. 芝刈機メーカーが正規に使用しているブレードであること を示す。 110-9796 1. ヒューズに関する詳しい情報は オペレーターズマニュアル を 参照のこと。 バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 117-2718 5. バッテリーに人を近づけな いこと。 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 6. を読むこと 。 106-9290 1. 入力 2. 作動していない 3. オーバーヒート時のエンジ ン停止 7. 駐車ブレーキ OFF 11. 始動 4. オーバーヒート時の警告 8. ニュートラル 12. 通電で始動ETR 5. 着席 6. PTO 9.
110-8252 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 3. 油圧オイル 5. エンジンの冷却液 2. 駐車ブレーキ 4. 燃料 6. エンジンオイル 110-9781 1. 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 表毒物や劇物による火傷の危険バッテリーに子供を近づけないこと。 3. 警告 表面が熱い。触れないこと。 4. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれの危険可動部に近づかないこと。 5.
120-9195 1. 警告運転前に オペレーターズマニュアル を読むこと 必ず講習 を受けてから運転すること。 8. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 2. 周囲の人間が手足を切断する危険人を乗せないこと周囲の人 を十分に遠ざけること。 9. 入 3. 転倒、落下などの危険 段差の近くで運転しないこと。段差から 10. 十分に離れて運転すること。 旋回するときは速度を落として ゆっくりと回ること。高速で走行中に急旋回をしないこと。 切 4. ROPS横転保護バーを立てている場合はシートベルトを着用 すること。ROPSを下げて運転しているときは必ずシートベ ルトを着用しないこと。 11. 駐車ブレーキ 5. 異物が飛び出す危険周囲の人間を十分に遠ざけることすべて 12.
127-6519 1. 移動走行位置 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 2 3 4 5 必要なパーツはありません。 – ROPSを立てます。 デッキ取り付け要領書 1 刈り込みデッキの取り付けを行います。 必要なパーツはありません。 – 左前キャスタホイールを調整します。 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を点検する。 必要なパーツはありません。 – ウェイトを取り付けます。 6 必要なパーツはありません。 – 油圧オイル、エンジンオイル、冷却液の 量を点検します。 7 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ オペレータのためのトレーニング資料 エンジンの保証書 規格適合認定書 デッキ取り付け要領書 1 1 1 1 1 1 1 実際に運転を始める前に、マニュアルを 読みトレーニング資料をご覧になってくだ さい。余っている部品はアタッチメントの 取り付けに使用します。 12
1 2 を立 て る ROPSを 刈り込みデッキの取り付け 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 1 手順 デッキ取り付け要領書 手順 デッキ 取り付け要領書 に従ってデッキを取り付 けます。 3 左前キャスタホイールを調整する. 必要なパーツはありません。 手順 72 インチデッキでは外側位置に、60 インチと 62 イ ンチデッキでは内側位置に取り付けてください。 4 タイヤ空気圧を点検する 必要なパーツはありません。 手順 タイヤは空気圧を高く設定して出荷しています。運 転前に正しいレベルに下げてください。適正範囲は 後輪が 1.03bar1.05kg/cm2 = 15psi、キャスタホイール が 1.72bar1.
5 ウ ェ イ ト を 取 り 付 け る CE 基 準 に 適 合 さ せ る 場 合 必要なパーツはありません。 手順 72 インチ183cmデッキを搭載しているマシンで、それ以外のアタッチメントを取り付けていない場合には、 CE 規格によるウェイト搭載は不要です。上記以外の場合には、搭載しているデッキのサイズと種類、ま た、それ以外のアタッチメントに対応してウェイトの搭載が必要になる場合があります。以下は、各アタッ チメントと、それを搭載した場合に車両前部に必要となるウェイトの一覧表です。 アタッチメントの構成 イン チ 157.
製品の概要 6 3 4 液量を点検する 5 6 4 2 必要なパーツはありません。 手順 1. エンジンを作動させる前に、油圧オイルの量を 点検する油圧系統の整備 (ページ 50) を参照。 2. エンジンを作動させる前と後に、エンジンオ イルの量を点検する エンジンオイルの量を点 検する (ページ 37)を参照。 G020877 エンジンを作動させる前に、冷却系統を点検 する 冷却系統を点検する (ページ 43)を参照。 3. 1 図5 1. 7 駐車ブレーキレバー 4. 2. 燃料キャップ機体両側 3. ROPS 走行コントロールレバー 5. 運転席 6. シートベルト マニュアルを読みトレーニング資 料を見る この作業に必要なパーツ 1 オペレーターズマニュアル 1 エンジンマニュアル 1 パーツカタログ 1 オペレータのためのトレーニング資料 1 エンジンの保証書 1 規格適合認定書 1 デッキ取り付け要領書 図6 手順 1. マニュアルを読む。 2. オペレータ用トレーニング資料を見る。 1.
駐車ブレーキレバー エンジン冷却液の温度警告灯 エンジンを停止させる時には、車体が不意に動き 出さないように必ず駐車ブレーキを掛けてくださ い。レバーを引き上げると駐車ブレーキがかかり ます図 7。駐車ブレーキを解除するには、レバー を前に倒します。 エンジンの冷却水の温度が異常に高くなるとラン プが点灯し、ブレードの回転が止まります。運転 を停止せず、冷却水温度がさらに11°C 上昇すると エンジンが停止します。 重要 万一、ブレードの回転が止まって冷却水温度 警 告 灯 が 点 灯 し た ら 、PTO ス イ ッ チ を 切 り 、 平 ら で安全な場所へ移動し、スロットルレバーを 低速 にセットし、走行コントロールレバーをニュートラ ルロック位置にセットし、駐車ブレーキを掛けてく ださい。そしてアイドリングのまま、エンジン温 度が安全レベルに下がるまで数分間待ってくださ い。エンジンを止め、冷却系統を点検する 冷却系統 ペー ジ 43) を 参 照 。 を 点 検 す る (ペ 充電表示ランプ 充電系統に異常が発生すると点灯します。 オイル圧警告灯 G020866 エンジンオイルの圧力が
仕様 運転操作 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 長さ 246cm 幅 後輪 145cm 高さROPSを立てた状態 184cm 高さROPS を下げた状態 122cm 重量72インチSDD搭載30354 と 30481 934kg 重量60インチSDD30456 900kg 重量72インチベースデッキ搭 載 3033 876kg 重量62インチベースデッキ搭 載 30457 855kg 運転の前に 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリ がそろっており、マシンの機能をさらに広げること ができます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、 または代理店へお問い合わせください弊社のウェブ サイト www.Toro.
燃料についての安全事項 ください。給油後は燃料タンクキャップをしっ かりと締めてください。 危険 燃料を補給する 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならない。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 180 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • 使用推奨燃料 ASTM D975 または EN590 規格を満たす、硫黄分の 少ない極微量15 ppm 未満の新しい軽油またはバイオ ディーゼル燃料以外は使用しないでください。セタ ン値が 40以上のものをお使いください。燃料の劣 化を避けるため、180日以内に使いきれる程度の量 を購入するようにしてください。 重要 規格を満たしていない軽油を使用すると、排 気系統にトラブルが発生します
燃料を補給する 横転 保 護 バ ー に つ い て ROPS横 重要 左右の燃料タンクは相互に連結されています が、左右の量が同じになるのに多少の時間がかか ります。燃料の補給は平らな場所で行ってくださ い。斜面で補給すると、低い側のタンクから燃料 がこぼれだす危険があります。 警告 転倒事故の際の負傷や死亡を防止するため に ROPS は 必 ず 立 て た 位 置 に ロ ッ ク し て お き 、 運転時にはシートベルトを着用すること。 重要 燃料を入れすぎないでください。 また、運転席後部がラッチで固定されている ことを確認すること。 重要 斜面で燃料タンクのふたを開けないでくださ い。燃料が流れ出る恐れがあります。 警告 ROPS を 下 げ る と 横 転 に 対 す る 保 護 効 果 は な くなる。 • ど う し て も 必 要 な 時 以 外 に は ROPS を 下 げ ないこと。 • ROPS を 下 げ て 乗 車 し て い る と き に は シ ー トベルトを着用しないこと。 図9 注 可能であれば、作業後に毎回燃料を補給しておく ようにしてください。
を下 げ る ROPSを を立 て る ROPSを 図 11 のようにROPSを降ろす。 図 10 のようにROPSを立てる。 注 バーを前に押すとピンに掛かっている圧力を逃が すことができます。 図 11 重 要 ROPS を 立 て て 乗 車 す る と き に は 必 ず シ ー ト ベ ル ト を 着 用 し て く だ さ い 。 ROPS を 下 げ て 乗 る 時 は、シートベルトを締めないでください。 図 10 注 フードを破損させないようにROPSを固定する。 安全第一 安全についての章に記載されている注意事項をすべ てよく読んでください。オペレータや周囲の人を事 故から守る重要な情報が掲載されています。 危険 ぬれ芝、急斜面など滑りやすい場所で運転する と滑って制御できなくなる危険がある。 20 • 斜面では速度を落とし、より慎重な運転を 心がける。 • 水の近くに乗り入れないこと。
安全インタロックシステムの使用 方法 危険 車輪やローラが溝などに落ちて機体が転倒す ると、最悪の場合、死亡事故などの重大な事 故となる危険がある。 注意 段差の近くに乗り入れないこと。 インタロックスイッチは安全装置であり これを 取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 インタロックスイッチをいたずらしない。 • 危険 を降 ろ し た 状 態 で 運 転 し て 万 一 転 倒 す る ROPSを と、重大な人身事故になる恐れがある。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検 し、不具合があれば作業前に交換修理する。 は完 全 に 立 て た 状 態 に セ ッ ト し 、 必 ず ROPSは シートベルトと共に使用する。 インタロックシステムのしくみ 以下の条件がそろっていないとインタロックが作動 し、エンジンを始動することができません 運転席に座っているか駐車ブレーキが掛かっ ている。 • • PTOが解除されている。 • 走行コントロールレバーがニュートラルロック 位置にある。 エンジン温度が規定最高温度未満である。 • インタロックシステムはまた、駐車ブレーキを掛
る。エンジンを掛ける。その状態で走行コント ロールレバー1本をセンター位置に動かす2秒以 内にエンジンが停止すれば正常。もう一方の走 行コントロールレバーでも同じ点検を行う。 5. 運転席に着席せず、駐車ブレーキを解除し、 PTO を OFF にセットし、走行コントロール レバーを両方ともニュートラルロック位置に セットする。エンジンを始動させてみるクラ ンキングしなければ正常。 SCM を 使 っ た 故 障 探 究 図 15 このマシンでは、SCM標準コントロールモジュー ルが様々な機能を監視しています。SCM はコント ロールパネルの下にあります。サイドパネルカバー を外すと SCM があります(図 14)。サイドパネルカ バーを外すには、左右のラッチを解除して手前に 引いてください。 1. オーバーヒートによるエンジン停止 エンジン温度が危険域に 達したためエンジンを停止した。冷却系統を点検する。 2. オーバーヒート警告 エンジン温度が危険域に達したため芝刈 りデッキを停止した。冷却系統を点検する。 3. オペレータが着席している。. 4. PTOが ON。 5.
運転中に 運転中の安全確認 安全に関する一般的な注意 • • 図 17 座席のサスペンション調整 • 乗り心地良いように調整ができます。一番運転しや すい位置にセットしてください。 • 運転席に座らずに、座席前部にあるノブを、オペ レータの体重に合わせてセットします図 16。 • • • 図 18 1. 座席サスペンション調整ノブ 2.
• 刈り込み中以外にはブレードの回転を止めてく ださい。特に、砂利道の横断時などにブレード が回転していると非常に危険です。 • ROPSが破損した場合は新しいものに交換して • 旋回するときや道路や歩道を横切るときなど は、減速し周囲に十分な注意を払ってくださ い。常に道を譲る心掛けを。 • ROPSの改造はどのような場合でも Toro® 社の • 公道走行中は、法律等で禁止されている場合を 除き、必ず警告ランプを点滅させてください。 斜面での安全確保 • 燃料を補給する時や刈高を変更する時は、必ず アタッチメントを停止させ、エンジンを止め てください。 • ください。修理や裏返しての使用はしないで ください。 事前承認が必用です。 • 斜面では必ず減速し、安全に十分注意して運転 してください。斜面では、推奨された走行方向 を守って作業してください。ターフの状態は、 マシンの安定性に大きな影響を与えます。 エンジンを停止する時にはスロットルを下げて おいて下さい。また、燃料バルブの付いている 機種ではエンジン停止後に燃料バルブを閉じ てください。 • 斜面での発進・停止・旋
駐車ブレーキの外し方 図 20 エンジンの始動と停止 エンジンの始動手順 注 グロープラグランプは、始動キーを RUN にする と6秒間点灯します。ランプが消えたら始動キーを START位置に回してください。 重 要 ス タ ー タ モ ー タ を 15 秒 間 以 上 連 続 で 使 用 す る とオーバーヒートする危険があります 重要 エンジンを初めて始動する時、オイルを交換 した後、エンジン、トランスミッションまたはホ イールモータのオーバーホールを行った後は、ス ロットルレバーを 低速 にセットしてエンジンを低 速で回転させた状態で、前進および後退走行をそれ ぞ れ 12 分 間 行 っ て く だ さ い 。 ま た 、 昇 降 レ バ ー や レバ ー を 操 作 し て 各 部 の 作 動 状 態 を 確 認 し て く PTOレ ださい。以上の点検の後、エンジンを停止させ、オ イルの量、漏れや各部のゆるみや不具合などがない か、さらに点検してください。。 図 21 注 エンジンと油圧系統が十分に暖まるまで、ス ロットルレバーを低速 と 高速の中間にセットし ておきます。 エンジンの停
図 22 運転 エンジンの速度1分間の回転数はスロットルコント ロールによって制御されています。スロットルコン トロールをFAST位置にすると最も良い性能が得られ ます。アタッチメントを駆動する場合には、必ずス ロットルを高速にしてください。 図 23 注意 この機械は高速旋回が可能な機械である。確実 にコントロールしないと人身事故や機械を破 損するなどの事故を起こす。 • 旋回動作は十分に注意して行うこと。 1. 3. 以下の要領で運転する • 前方への直進走行両方のレバーをゆっく りと前に押す図 23。 • 後方への直進走行両方のレバーをゆっく りと後に引く図 23。 • 旋回両方のレバーを手前に引いて走行速度 を落とし、曲がりたい方向と反対側のレ バーを押す (図 23)。 • 停止するには両方のレバーをニュートラル 位置にします。 前進 2. センター、ロック解除位置 4.
1 図 25 PTO を 解 除 す る G009174 図 26 G020873 刈り高の調整 刈高の調整範囲は、25-152 mm で、ストップピンの 取り付け穴を変更することにより、6 mm 刻みで調 整することができます。 図 24 1. • デッキ昇降スイッチ エンジンを始動し、デッキの昇降スイッチを 上に押してデッキを一番高い位置まで上昇さ すぐ に ス イ ッ チ か ら 手 を 離 す 図 24。 せたらす 2. ストップピンについているロールピンを回し てピンと刈高設定穴のスロットとが整列した ところでピンを抜き取る図 27。 3. 刈高ブラケットについている穴から、希望す る刈高に対応する穴を見つけ、その穴にピン を通し、ピンを回してロックする図 27。 デッキを下降させるには、スイッチを下に押 す 図 24 。 重要 デッキを下降させると、デッキはフロート アイドル位置にセットされます。 • 1.
刈って、以前と同じ刈高に仕上がるか、凹凸面を 削らないか、確認してください。 適切な刈高を選択する 一度に切り取る長さは25 mm以内に抑えましょう。 草丈の1/3 以上は刈り取らないのが原則です。成長 期の密生している芝生では、刈り込み速度を遅くし たり、刈り高設定をさらに目盛り一つ上げる必要 があるかもしれません。 1 重 要 草 丈 の 1/3 以 上 を 刈 り 取 る 場 合 や 、 長 く 伸 び た まばらな草地を刈る場合、あるいは乾燥した草地を 刈る場合には、空中に舞うほこりを減らしたり駆動 部への負荷を減らす効果のあるフラットセールブ レードの使用をお奨めします。 草丈が長い場合の刈り込み 2 芝生が伸びすぎてしまった時や、濡れている芝を刈 る時は、刈り高を高めに設定して刈りましょう。そ の後に通常の刈り高に下げてもう一度刈るときれい に仕上がります。 G020870 図 27 1. 4. ストップピン 2.
• • • • • • どが溜まらないようご注意ください。オイルや 燃料がこぼれた場合はふき取ってください。 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブ を閉じておいてください。 移動走行時など、刈り込みなどの作業をしてい ない時には、アタッチメントの駆動を解除して おいてください。 機械をトレーラやトラックに積み込む際には、 機体と同じ幅のある歩み板を使用してくださ い。歩み板と路面との角度が15度を超えないよ うにしてください。 荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケー ブル、ロープなどで機体を確実に固定してくだ さい。機体の前後に取り付けた固定ロープは、 どちらも、機体を外側に引っ張るように配置し てください。 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エン ジンが十分冷えていることを確認してください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど 裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に 機械や燃料容器を保管格納しないでください。 図 28 1. 4. 牽引時の安全事項 • • • • 右側バイパスバルブ 2.
移動走行を行うとき トレーラやトラックは、できるだけ荷床面が水平 になるように駐車してください。 警告 重要 歩み板の上では旋回動作をしないでください 転 落する危険があります。 公道上を走行する場合には、適切な方向指示 器、反射器、表示、低速車表示などが定められ ており、これらを遵守しないと危険である。 歩み板を上る際には急加速を避け、歩み板をバック で下る際には急減速をさけてください。どちらの操 作も後ろに転倒する危険が高くなります。 公道を走行する場合には、必ずそれぞれの地域 で定められている車両条件 表示、灯火など を満 たすような装備を行ってください。 警告 トレーラやトラックへの積み込み時には後ろへ の転倒や転落の危険が高くなり、それだけ死亡 事故やその他の人身事故の危険も高い。 • 歩み板の上での運転には細心の注意を払う こと。 • 歩み板は幅の広いものを使用すること マシ ンの左右それぞれに細い歩み板を使用しな いこと。 マシンの移送には十分に強度のあるトレーラやト ラックを使用してください。トレーラやトラックに は、法令で定められた灯火類やマークを必ず取り付 けてくださ
1 G020874 図 30 1. 機体前部のロープがけポイ 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 10 時間 • フレーム取り付けボルトのトルク締めを行う。 • ホイールナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 50 時間 • 刈り込みデッキのギアボックスのオイル交換を行う。 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 使用開始後最初の 200 時間 • 油圧オイルとフィルタを交換する。 使用するごとまたは毎日 • • • • インタロックシステムのテストを行う。 エンジンオイルの量を点検する。 冷却水の量を点検する。 圧縮空気を使ってエアクリーナを清掃します(ほこりのひどい場所で使用する時は、 清掃回数を増やしてください)。 • 油圧オイルの量を点検する。 • 芝刈りデッキを洗浄する。 50運転時間ごと • ベアリングとブッシュをグリスアップする。 (ほこりの多い環境で使用している時は整備 間隔を短くし毎日清掃する)。 • バッテリーケーブルの接続状態を点検する。 • タイヤ空気圧を点検する。 100運転時間ごと • オルタネータベルトの張りを点検する。 15
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 インタロックの動作を点検す る。 デフレクタが下向きになって いるか点検する該当機種の 場合 。 駐車ブレーキの動作を確認 する。 燃料残量を確認する。 油圧オイルの量を点検する。 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却水の量を点検する。 燃料・水セパレータを点検し 水を抜く。 エアフィルタの状態インジケー タの表示を確認する。1 ラジエターとスクリーンを点検 する。 エンジンから異常音がないか 点検する。 2 運転操作時の異常音 油圧ホースに磨耗損傷がない か点検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 バッテリーの状態を点検す る。 グリスアップ。 3 塗装傷のタッチアップ。 1. インジケータが赤になっていないかどうかを見る。 2. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 3.
注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。 図 31 定期整備ステッカー 整備前に行う作業 重要 カバーについているボルトナット類は、カバー を外しても、カバーから外れません。全部のボルト 類を数回転ずつゆるめてカバーが外れかけた状態 にし、それから、全部のボルト類を完全にゆるめ てカバーを外すようにしてください。このように すれば、誤ってリテーナからボルトを外してしま うことがありません。 • • 各部品が良好な状態にあること、ボルトナット 類、特にブレード取り付け用のボルト類に問題 がないか常に点検してください。読めなくなっ たステッカーは貼り替えてください。 適切な訓練を受けていない人には絶対に機械の 整備をさせないでください。 調整、清掃、修理などの前に以下を行ってくだ さい 1. 平らな場所に移動する。 2. 駆動系統をOFFにする。 3. カッティングユニットを下降させる。 4. 走行ペダルをニュートラルにする。 5.
潤滑 座席ラッチの外し方 運転席の下にある油圧システムその他の機器にア クセスするには、運転席のラッチを外して運転席 を前に倒します。 1. 座席の前後調整レバーを使って、運転席を一 番前の位置にセットする。 2. ラッチを前方に引いて持ち上げるとラッチが 外れる 図 32 。 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと ほこりの多い環境で使 用している時は整備間隔を短くし 毎日清掃する。 定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グ リスを注入します。ベアリングやブッシュの内部に 異物が入ると急激に磨耗が進行します。 1 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッ ティングをきれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 注 不適切な洗車方法はベアリングに悪影響を与えま す。機体が熱いうちの水洗いは避けてください。 また、高圧の水をベアリングやシールに当てない でください。 ギアボックスの潤滑 G020871 図 32 1.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください エアクリーナを点検する エアクリーナ本体にリーク原因となりそうな 傷がないか点検する。ボディーが破損してい る場合は交換してください。 2. 吸気部全体について、リーク、破損、ホース のゆるみなどを点検してください。 3. エアクリーナの整備はインジケータが赤色に なっていたら、または 400 運転時間ごと非常に ホコリのひどい場所で使っている場合にはよ りひんぱんに行ってください図 34。 1. 図 33 1. 7. 給油プラグとディップスティック 重要 エアフィルタの整備のしすぎはかえっ てよくありません。 油量が足りなければディップスティックの2本 のマークの間まで補給する。 1 2 3 4 5 6 重要 油圧オイルを入れすぎるとシステムを破 損させる恐れがあります。 刈り込みデッキのギアボックスのオイル交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 400運転時間ごと 1. マシンとカッティングユニットを平らな場所 に駐車させる。 2.
重要 エレメントを洗って再使用しないでください。 フィルタの濾紙を破損させる恐れがあります。 エンジンオイルの保守 重要 破損しているフィルタを使用しないでくだ さい。 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 重要 フィルタの真ん中の柔らかい部分を持たない でください。 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初 回運転の前に必ずエンジンオイルの量を確認してく ださい。毎日の使用前、または使用するごとに、 オイルの量を点検してください。 クランクケースの油量は約 3.8 リットルフィルタ 共です。以下の条件を満たす高品質なエンジンオ イルを使用してください • API規格CH-4、CI-4 またはそれ以上のクラス。 • 推奨オイルSAE 15W-40-17℃以上 • 他に使用可能なオイルSAE 10W-30 または 5W-30 全温度帯 注 Toro のプレミアムエンジンオイル10W-30 または 5W-30を代理店にてお求めいただくことができます。 パーツカタログでパーツ番号をご確認ください。 1.
エンジンオイルとフィルタの交換 5. 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 150運転時間ごと 可能であれば、オイル交換の直前にしばらくエン ジンを運転するとオイルの抜けがよくなり、汚れ もよく落ちます。 1. 平らな場所に駐車する。 2. フードを開ける。 3. オイルを交換する図 37。 図 37 4.
燃料系統の整備 ウォーターセパレータの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 危険 400運転時間ごと 軽油は条件次第で簡単に引火 爆発する。発火し たり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。燃料を補 給する時は、補給管の下までとする。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 図 39 燃料タンクの清掃 整 備 間 隔 : 2年ごと タンクを空にした場合には、インラインストレーナ を取り外して洗浄してください。タンクの清掃には きれいな燃料を使用してください。 重要 燃料系統が汚染された時や、マシンを長期に わたって格納する場合には燃料タンクの内部を清 掃してください。 39
燃料ラインとその接続の点検 インジェクタからのエア抜き 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 注 この手順は、燃料システムからの通常のエア抜き を行ってもエンジンが始動できないときに行うもの です通常のエア抜きについては、 燃料系統からのエ ア抜き (ページ 40)を参照してください。 劣化や破損やゆるみが発生していないかを調べて ください。 1. 燃料系統からのエア抜き 1. 平らな場所に駐車する。燃料タンクに少なくと も半分まで燃料が入っていることを確認する。 2. ラッチを外してフードを開ける。 3. 燃料噴射ポンプについているエア抜きねじの 下にウェスを敷いてねじをゆるめる図 40。 燃料噴射ポンプから No.1インジェクタノズル 図 41へのパイプ接続部の下にウェスを当て、 パイプの接続をゆるめる。 図 41 1. 図 40 1. 4. 2. スロットルを高速位置とする。 3.
電気系統の整備 リーに接続しプラスケーブルから先に接続するこ と、端子にはワセリンを塗布してください 電気系統に関する安全確保 • • • • • 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部 分が触れるとショートを起こして火花が発生 する。 それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの 接続を外してください。バッテリーの接続を外 すときにはマイナスケーブルを先に外し、次に プラスケーブルを外してください。接続すると きにはプラスを先に接続し、次にマイナスを接 続してください。 バッテリー液は毒性があり、皮膚に付くとやけ どを引き起こします。皮膚、目、衣服に付着さ せないよう注意してください。バッテリーに関 わる作業を行うときには、顔や目や衣服をきち んと保護してください。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うと きには、端子と金属を接触させないように 注意する。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 警告 バッテリーからは爆発性のガスが発生します。 バッテリーにタバコの火、火花などの火気を近 づけないでくだ
走行系統の整備 を使用してください ヒューズの規格が合わないと マシンの電気系統全体を破損させる恐れがありま す。ヒューズの脇に、説明の絵文字とアンペア数の 表 示 ス テ ッ カ ー が あ り ま す 図 43. タイヤ空気圧を点検する 注 ヒューズが何度も飛ぶ場合には、その電気回路の どこかにショートが発生していることが考えられま すので専門の整備士に整備を依頼してください。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと タイヤ空気圧は空気バルブ図 44で測定し、50運転時 間ごと、または1ヶ月に回のうち早い方の時期に点 検してください。 前後のタイヤとも規定値に調整して運転してくださ い。適正範囲は後輪が 124 bar、キャスタホイール が 103 bar です。空気圧そろっていないと均一な刈 高になりません。測定はタイヤが冷えている状態 で行うのがベストです。 図 42 1. サイドパネルのカバー 2.
冷却系統の整備 キャスタホイールとベアリングの 交換 1. 代理店から、新しいキャスタホイールアセン ブリ、コーンベアリング、およびベアリング シールを入手する。 2. 端子ボルトからナットを外す図 45。 冷却系統に関する安全確保 注意 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエ ター部分に触れたりすると大火傷をする恐れ がある。 • エンジンが熱いうちはラジエターのふたを 開けないこと。キャップを開ける時には、 分 必 ず 、 ラ ジ エ タ ー が 十 分 に 冷 え る ま で 15分 ぐらい待ってから行うこと。 • ラジエターや周囲の高温部分に触れないよ うに注意すること。 危険 回転中のファンや駆動ベルトは人身事故の原 因となる。 図 45 ロックナット スペーサ キャスタホイール 2. ベアリングスペーサ 6. 7. 3. 外側ベアリングシール 8. アクスルボルト 4. コーンベアリング 9. キャスタフォーク 5. 内側ベアリングシール 1. 3.
ブレーキの整備 注 タンク側面についている2本のマークの間に あれば適正である。 駐車ブレーキのインタロックスイッ チの調整 1. エンジンを停止し、走行コントロールレバー をニュートラルロック位置にセットし、駐車 ブレーキを掛け、キーを抜き取る。 2. 前パネルを止めているボルトを外して前パネ ルを外す(図 47)。 2 図 46 1. 2. 3. 補助タンク 液量が不足している場合には補助タンクに補 給する。 1 重要 入れすぎはよくない。 補助タンクのキャップを取り付けて終了。 G020875 図 47 1. 2. ラジエターの清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1500運転時間ごと—可動部ホースを交換する。 200運転時間ごと—冷却系統のホースとクラン プを点検する。亀裂が入っている場合は交 換する。 2年ごと—冷却系統の内部を洗浄し新しい冷却 液に交換する。 3.
4. ベルトの整備 ブレーキシャフトセンサーとインタロックス イッチのプランジャとの距離が 4mm になるよ うに、スイッチの位置を上下させて 図 48のよ うに調整する。 注 ブレーキシャフトセンサーがスイッチのプラ ンジャに接触しないことを確認してください。 オルタネータベルトの張りを点検 する。 5. スイッチのジャムナットを固定する。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 6. 以下の要領で調整を確認する A. 駐車ブレーキが掛かっていることを確認 し、運転席に座らずにエンジンを始動す る。 B. 走行コントロールレバーをニュートラル ロック以外の位置に動かす。 1. プーリとプーリの中間部でベルトを指で4.5 kg 程度の力で押して点検する。 2. たわみが10mmでない場合には、オルタネータ 取り付けボルトをゆるめる図 49。 注 エンジンが停止すれば調整は適切であ る。停止しない場合は調整を点検し、必 要な微調整を行う。 7. 前パネルを取り付ける。 図 49 1. 45 取り付けボルト 2. オルタネータ 3.
制御系統の整備 コントロールレバーのニュートラル インタロックスイッチの調整 1. 2. エンジンを停止し、走行コントロールレバー をニュートラルロック位置にセットし、駐車 ブレーキを掛け、キーを抜き取る。 前パネルを止めているボルトを外して前パネ ルを外す(図 50)。 4. コントロールレバーをフレームに押し付けた 状態でスイッチをレバーの方へ移動させて、 図 51のようにレバーとスイッチボディとの距 離を 0.41mm に調整する。 5. スイッチを固定する。 6. 反対側のレバーについても、上記手順35を行 う。 7. 前パネルを取り付ける。 コントロールレバーのニュートラル リターンの調整 2 走行コントロールレバーを握って後退位置から手を はなしてもニュートラル位置に正確に戻らない場合 には、調整が必要です。各レバー、スプリング、 ロッドを個別に調整してください。 1. PTO スイッチを切り、コントロールレバー をニュートラルロック位置にセットし、駐車 ブレーキを掛ける。 1 G020875 2.
10. 反対側のコントロールレバーについても、上 記手順4 9を行う。 11. 前パネルを取り付ける。 走行ドライブのニュートラル調整 この調整は駆動輪を回転させながら行います。 危険 機械式や油圧式のジャッキが外れると重大な 人身事故が発生する。 図 53 1. 2. クレビスピン スロット 3. ジャムナット 6. 4. 5. • マシンをジャッキアップしたら、必ずジャッ キスタンドで支えること。 調整ナット ヨーク 油圧ジャッキだけで支えてはならない。 • コントロールレバーと、コンソールのノッチ との位置関係を見る図 54。 警告 この調整は、エンジンを作動させながら行う必 要がある。可動部や高温部に触れると非常に 危険である。 注 レバーがノッチの中心に整列しており、レ バーを外側に倒せばニュートラルロック位置 にセットされる状態であれば適切である。 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどに近づけ ないよう十分注意すること。 1. 駆動輪が自由に回転できるように、安定した ジャッキスタンドでフレームを支える。 2.
警告 ジャンパ線を取り付けたままでは、安全ス イッチが正しく機能しない。 • 調整が終了したら、ワイヤハーネスの コネクタからジャンパ線を外し、コネ クタを元通りにシートスイッチに接続 する。 • 絶対に、ジャンパ線を取り付けた状態 シートスイッチをバイパスさせた状 態 で運転してはならない。 13. 運転席を元通りに戻す。 14. ジャッキスタンドを外す。 最高走行速度の調整 1. PTO を解除し、走行コントロールレバーを ニュートラルロック位置にセットし、駐車ブ レーキを掛ける。 2. スロットルレバーを 低速 にセットし、エンジ ンを停止し、キーを抜き取り、各部が完全に 停止したのを確認してから運転席を降りる。 3. 前パネルを止めているボルトを外して前パネ ルを外す(図 56)。 図 55 1. 右側ポンプロッド 5. ジャムナット 2. 左側ポンプロッド 6. 六角ナット 3. ボールジョイント 7. ボールジョイント 4. ボルト 7.
トラッキングの調整 1. PTO を解除し、走行コントロールレバーを ニュートラルロック位置にセットし、駐車ブ レーキを掛ける。 2. スロットルレバーを 低速 にセットし、エンジ ンを停止し、キーを抜き取り、各部が完全に 停止したのを確認してから運転席を降りる。 3. コントロールレバーを固定しているボルトを ゆるめる(図 58)。 図 57 1. ストップボルト 2. コントロールレバー 3. ジャムナット 4. 1.5 mm 5. ストップボルトを一番内側まで締めるコント ロールレバーから逃げるように。 6. コントロールレバーを一番前まで倒し、その 位置に保持する。 7. ストップボルトの頭とコントロールレバーと の間に 1.5 mm の隙間ができるように、ストッ プボルトを調整するコントロールレバー側へ 出す 。 図 58 注 最高走行速度を下げたい場合には、希望 する最高速度でコントロールレバーがストッ プボルトに当たるように、各ストップボルト を同じ長さだけコントロールレバー側に突き 出させてください。何度か実際に走行させて 確認してください。 8.
油圧系統の整備 油圧オイル溜めに 4.
4. 運転席を倒して油圧オイルタンクの点検がで きるようにする。 5. 油圧オイル給油口からキャップを取る図 60。 油圧オイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと 1. PTO を解除し、走行コントロールレバーを ニュートラルロック位置にセットし、駐車ブ レーキを掛ける。 2. スロットルレバーを 低速 にセットし、エンジ ンを停止し、キーを抜き取り、各部が完全に 停止したのを確認してから運転席を降りる。 3. 油圧オイルタンクとトランスミッションケー スの下にオイルを受ける大型の容器を置き、 それぞれのドレンプラグを外してタンク内の オイルを完全に排出、回収する(図 61)。 図 60 1. ディップスティック 2. 補給口キャップ 6. ディップスティックを抜きウェスで一度きれ いに拭く(図 60)。 7.
洗浄 保管 芝刈りデッキの裏側の清掃 車体本体 カッティングデッキやエンジンを含めた機体 全体をていねいに洗浄する。特に以下の部分 を重点的に洗浄する • ラジエターとラジエタースクリーン • デッキの裏側 • デッキのベルトカバーの裏側 • カウンタバランススプリング • PTOシャフトアセンブリ • グリス注入部やピボット部 • コントロールボックスの内部 • 運転席シートプレートの下とトランスミッ ションの上面 2. 前後のタイヤ空気圧を点検・調整する タイヤ 空気圧を点検する (ページ 42)を参照。 3. カッティングデッキのブレードを外して研磨 とバランス調整を行う。 ブレードを取り付 け、115149N·m1215kg/cm2 = 85110ft-lbにトル ク締めする。 4. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必 要な締め付けを行う。刈り込みデッキをトラ クションユニットに固定しているボルト6本を トルク締めする 359N·m36.7kg/cm2 = 265ft-lb 図 62 。 1. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1.
A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を 重曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部にワセリ ンGrafo 112X: P/N 505-47を薄く塗る。 D. 電極板の劣化を防止するため、60日ごと に24時間かけてゆっくりと充電する。 エンジン 1. エンジンオイルを抜き取り、ドレンプラグを はめる。 2. オイルフィルタを交換する。 3. エンジンに推奨モーターオイルを入れる。 4. エンジンを始動し、約2分間のアイドル運転を 行う。 5. 燃料タンク、燃料ライン、ポンプ、セパレー タから燃料を抜き取る。 燃料タンクの内部 をきれいな燃料で洗浄し、ラインを元通りに 接続する。 6. エアクリーナをきれいに清掃する。 7. エアクリーナの吸気口とエンジンの排気口を 防水テープでふさぐ。 8.
メモ 54
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service De