Form No. 3372-495 Rev B 1,580mm 側 方 排 出 デ ッ キ Groundsmaster ® 200, 3320 お よ び 3320-D シ リ ー ズ・トラクションユニット モ デ ル 番 号30551 30551— — シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
はじめに 図1 1. この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 重 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 要 「重要」は製品の構造などについての注意点 注はその他の注意点を表しています。 を、注 このロータリーカッティングデッキは、乗用型 の装置に取り付けて使用する専門業務用の製品 であり、そのような業務に従事するプロのオペ レータが運転操作することを前提として製造さ れています。この製品は、集約的で高度な管理 を受けているスポーツフィールドや商用目的で 使用される芝生に対する刈り込み管理を行うこ とを主たる目的として製造されております。本 機は、雑草地や道路わきの草刈り、農業用地 における刈り取りなどを目的とした機械では ありません。 目次 はじめに ................................2 安全について ............................3 安全な運転のために ...................3 安全にお使いいただくために: TORO からのお願い.......
安全について キャスタホイールとベアリングの整 備 ...............................19 ブレードの変形を調べる ..............20 カッティングブレードの取り外 し ...............................20 ブレードの点検と研磨 ................20 ブレードの点検とミスマッチの修 正 ...............................21 デフレクタの交換 ....................22 アイドラプーリの調整 ................22 駆動ベルトの交換 ....................23 故障探究 ...............................24 この機械は、CEN安全規格EN836: 1997、ISO規 格5395: 1990およびANSI規格B71.
い。長い髪、だぶついた衣服、装飾品などは 可動部に巻き込まれる危険があります。 • 石、おもちゃ、針金など、機械にはね飛ば されて危険なものが落ちていないか、作業 場所をよく確認しましょう。 • ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては 安全に特にご注意ください。燃料は引火性が 高く、気化すると爆発する危険があります。 – 燃料容器は必ず規格認可品を使用して ください。 – エンジンが熱い時には絶対に燃料タンク のフタを開けたり給油したりしないでく ださい。給油はエンジンの温度が下がっ てから行いましょう。禁煙を厳守してく ださい。 – 屋内では絶対に給油や燃料の抜き取りを 行わないでください。 • オペレータコントロールやインタロックス イッチなどの安全装置が正しく機能している か、また安全カバーなどが外れたり壊れた りしていないか点検してください。これら が正しく機能しない時には芝刈り作業を行 わないでください。 • エンジンのガバナの設定を変えたり、エン ジンの回転数を上げすぎたりしないでくだ さい。 • どんな理由であれ運転席から離れる時には、 必ず、平坦な場所に停止し、カッティングユ ニットを降下さ
• 格納時には必ずエンジンが十分に冷えてい るのを確認し、火気の近くを避けて保管し てください。 • 格納中や搬送中は、燃料バルブを閉じてく ださい。絶対に、火気の近くで燃料を保管 したり、室内で燃料の抜き取りを行ったり しないでください。 • 整備作業は平らな場所で行ってください。 知識のない人には絶対に作業を任せないでく ださい。 • 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体 を確実に支えてください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの 力が掛かっている場合があります。取り外し には十分注意してください。 • 修理作業に掛かる前にバッテリーの接続を 外してください。バッテリーの接続を外すと きにはマイナスケーブルを先に外し、次にプ ラスケーブルを外してください。取り付ける ときにはプラスケーブルから接続します。 • ブレードの点検を行うときには安全に十分 注意してください。ブレードを取り扱う時に は必ず手袋を着用し、安全に十分注意してく ださい。悪くなったブレードは必ず交換して ください。絶対に曲げ伸ばしや溶接で修理 しないでください。 • 可動部に手足を近づけないよう注意してく ださい。エンジンを
• 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出していますから、手など を近づけないでください。リークの点検に は新聞紙やボール紙を使い、絶対に手を直 接差し入れたりしないでください。高圧で 噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重 大な損傷を引き起こします。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエン ジンを停止し、カッティングユニットを下 降させてシステム内部の圧力を完全に解放 してください。 • エンジンを回転させながら調整を行わなけ ればならない時は、手足や頭や衣服をカッ ティングユニットや可動部に近づけないよう に十分ご注意ください。また、無用の人間を 近づけないようにしてください。 • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を 上げないでください。Toro正規代理店でタコ メータによるエンジン回転数検査を受け、安 全性と精度を確認しておきましょう。 • オイルの点検や補充は、必ずエンジンを停止 した状態で行ってください。 • 使用しない期間が 30 日間を超える場合に は、燃料タンクを空にしておいてください。 裸火のある場所やガソリンの引火を引き起こ す火花が発生する場所には機械を格納しな
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 107-2916 1. 整備作業前にはエンジンキーを抜き取 り、 オペレーターズマニュアル を読むこ と。 2. 異物が飛び出す危険:デフレクタを上位 置にセットして、あるいは取り付けない で運転しないこと; 必ず正しく取り付け て運転すること;作業中は周囲に人を近 づけないこと。 3. ブレードによる手足切断の危険:可動部 に近づかないこと 93-6697 1. 参照:オペレーターズマニュ アル 。 2. 50運転時間ごとにオイルを 点検すること。必要に応じ て SAE 80w.90 (API GL-5) オイルを補給する。 93-7818 1. 120-6604 1. 異物が飛び出して人にあたる危険: 人を近づけないこと。 2. 切傷や手足の切断の危険:回転刃に近づかないこと; 使用時 にはすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 3.
99–5172 107-2915 1. シャフトに巻き込まれる危険: 周囲の人を十分に遠ざけること。 117–4979 1. ベルトに巻き込まれる危険: 可動部に近づかないこと。すべ てのガード類を正しく取り付けて使用すること。 107-2926 1. インペラによる切傷や手足の切断の危険: 可動部に近づ かないこと。 2. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 105–9553 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 転倒の危険: 下り斜面ではカッティングユニットを降ろして走 行すること。2 輪駆動ユニットには、25 kg のリアウェイトを搭載 すること(GM 228D);または、48 kg のリアウェイトを搭載するこ と(GM 225)。4 輪駆動ユニットにはウェイトを搭載しないこと。 93–7301 107-2908 1. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 2. 飛来物危険:デフレクタを上位置にセットして、あるいは取り付 けないで運転しないこと; 必ず正しく取り付けて運転すること。 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 前キャスタホイール・アセンブリ 後キャスタホイール・アセンブリ 右側昇降アーム 左側昇降アーム ピボットピン コッター・ピン (5/32 x 1-3/4 インチ) 2 2 1 1 2 2 キャスタ・ホイール・アセンブリを取り付 けます。 3 必要なパーツはありません。 – 昇降アームをカッティングユニットに接 続する.
2. キャスタスピンドルにスペーサを入れて希 望の刈高にする;「運転操作」の「刈高の調 整」の項にある表を参照のこと。 3. スピンドルにスラストワッシャを入れ、前 キャスタスピンドル(丸軸)は前キャスタ アームに通し、後キャスタスピンドル(六 角)は後キャスタアームに通す。 4. スピンドルにスラストワッシャをもう1枚入 れ、残りのスペーサを入れてからテンショ ニングキャップを付けてアセンブリを固定 する。 重要 キャスタアームの上部および下部に スラストワッシャがあたる(スペーサでな く)ことが必要です。 5. 4つのキャスタホイールがすべて同じ刈高に セットされていることを確認したら、カッ ティングデッキをパレットから押し出す。 2 図2 前キャスタホイール・アセンブリ 1. 2. テンショニングキャップ スラストワッシャ 3. スペーサ 4. 前キャスタスピンドル 昇降アームを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 右側昇降アーム 1 左側昇降アーム 2 ピボットピン 2 コッター・ピン (5/32 x 1-3/4 インチ) 手順 1.
図4 1. ピボットピン 3. 昇降アームのピボットブラ ケット 2. 昇降アーム 4. ブレーキリターンスプリング 図5 5. 昇降アームの後部を、昇降シリンダに取り 付ける;ピボットピンと 2 本のコッターピ ンを使う(トラクションユニットについて いる)。 1. 昇降アーム 2. ボールジョイント 3. ジャムナット 4. 57mm 3. 昇降レバーをフロート位置にセットする。 昇降レバーを押し下げて、ボールジョイント の穴とキャスタアームの穴とを整列させる。 6. ブレーキリターンスプリングを昇降アーム の穴に通す(図 4)。 注 グランドマスター 3280–D と 3320 では、 昇降アームを下げるためにはエンジンを作動 させる必要があります。 7. 同様の方法で機体の反対側でも作業を行う。 4. ボールジョイントのマウントを、各キャスタ アームに固定する;キャップスクリュ(7/16 x 3 インチ)2本とフランジナット(7/16 イ ンチ)を使用する(図 6)。 3 昇降アームをカッティングユニット に接続する 必要なパーツはありません。 手順 1.
注 ボールジョイントマウントは、組み立て 状態でキャスタアームの上部にあるのが正 しい状態です。 5. キャップスクリュとナットを締めつける。 6. PTO シャフトガードをギアボックスに取り付 ける;さきほど取り外したキャップスクリュ 2 本とロックワッシャを使用する。 5. ボールジョイントを昇降アームに固定し ている大きいジャムナットを締め付ける (図 6)。 5 注 ジャムナットを締め付ける時に、ボール ジョイントがずれないように(カッティング デッキの昇降動作範囲からずれないように) 真っ直ぐに保持しておいてください。 後輪を取り付ける 必要なパーツはありません。 4 手順 カッティングデッキのギアボックス に 、 PTO シ ャ フ ト ガ ー ド を 取 り 付 け 、 PTO シ ャ フ ト を 接 続 す る 2輪駆動のグランドマスター 1000 および 200 シリーズのトラクションユニットは、後ウェ イトを取り付けることによって CEN 規格 EN 836:1997, ISO 規格 5395:1990 および ANSI B71.
製品の概要 運転操作 仕様 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 刈り高を調整する 刈幅 1,565mm 刈高 25~102mm の範囲で 13mm 刻みで調整可能 刃先の 回転速 度 4721 m/分(エンジン速度 3250 RPMの時) 刈高の調整は、前後のキャスタフォークに同数 のスペーサを追加または取り外すことにより、 25~102mm の間で 13mm 間隔で設定します。下 の表に、すべての刈高について、スペーサの組 み合わせを示してあります。 刈高 mm)) 設 定 ( mm 刈り込み 熱効果処理鋼鉄製(3本):それぞれ厚さ 4.
ローラとゲージホイールを調整 する 2. スピンドルシャフトからワッシャを抜き 取る。 3. 希望の刈高になるように適正数のスペーサ をシャフトにセットし、ワッシャをはめる。 注 予定の刈高が 25mm または 38mm の場合は、 ローラをブラケットの上穴に移動する必要が あります。 4. キャスタスピンドルを前キャスタアームに 押し込む。 5. 外側スラストワッシャと残りのスペーサを スピンドルに通す。 前ローラの調整 6. テンショニングキャップを取り付けてアセ ンブリを固定する。 1. ローラのシャフトをデッキのブラケットに 固定しているキャップスクリュとナットを 取り外す(図 10)。 後キャスタホイールの調整 1. ゲージホイールをカッティングデッキの ブラケットに固定しているテンショニング キャップを外す(図 9)。 図 10 1. 外部ローラ 2. ローラ・シャフト 2. ブラケットの下側の穴からシャフトを抜き 取り、上側の穴に付け替える。 3. キャップスクリュとナットを使って、ロー ラのシャフトをデッキに固定する。 前ゲージホイールの調整 図9 1.
1. マシンとカッティングユニットを平らな 場所に駐車させる。 2. ギアボックス(図 13)の上部についている ディップスティック兼プラグを外し、潤滑 油がディップスティックの 2 つのマークの 間まであることを確認する。油量が少なけ れば2本のマークの中間まで補給する。 図 11 1. ゲージホイール 2. ローラとスペーサをブラケットの上穴に 合わせてセットし、これらをキャップスク リュとナットで固定する。 後(内部)ローラの調整 図 13 1. ローラのシャフトをデッキ裏側のブラケッ トに固定しているコッターピンを取り外す (図 12)。 1. ディップスティック/補給プラグ カッティングユニットにグリスを注 入する カッティングデッキを使用する前に、必ずグ リスを注入してください;注入箇所および詳 細は、マニュアルの「グリスアップ」の項を 参照してください。この作業を怠るとカtッ ティングデッキに急激な磨耗が発生しますか ら注意してください。 図 12 1.
デフレクタの使用について 危険 デフレクタを取り付けずに刈り込み作業を行 うことは、自分自身や周囲の人間を回転刃や それに飛ばされてくる異物の危険にさらす行 為である。回転刃に触れたり、回転刃に跳ね 飛ばされたものに当たると大けがをしたり最 悪の場合には死亡事故となる。 • デフレクタは排出方向を下向きにする重要 な部材であるから、絶対に取り外したまま で刈り込みを行ってはならない。デフレ クタが破損している場合には直ちに交換 すること。 • カッティングデッキの下には絶対に手足を 差し入れないこと。 • デフレクタを外したままでカッティング デッキを使用したり、デフレクタが自由に 降りないように固定したりして刈り込みを 行ってはならない。 注 デフレクタは、スプリングによって下向き にセットされています(図 14)が、トレーラ に搭載する時など、必要に応じてデフレクタを 開くことができます。 図 14 1. デフレクタ 2.
保守 • ブレードスピンドルベアリング(図 17) 潤滑 カッティングデッキは定期的に潤滑を行ってく ださい。通常の使用では 8 運転時間ごとまた は使用するごとのうち早く到達した時期に、 キャスタベアリングにリチウム系汎用2号グリ スまたはモリブデン系グリスを注入します。そ の他のベアリング、ブッシュ、およびギアボッ クスについては、50運転時間ごとにグリスアッ プしてください。 図 17 1. 以下の各部のグリスアップを行う: • 左右のプッシュアームのボールジョイ ント(図 17) 2. マシンとカッティングユニットを平らな場 所に駐車させ、カッティングユニットを降下 させる。 3. ギアボックス(図 18)の上部についている ディップスティック兼プラグを外し、潤滑 油がディップスティックの 2 つのマークの 間まであることを確認する。 • 前キャスタのスピンドルブッシュ (図 15) • 前後のキャスタホイールベアリング (図 15) 注 油量が少なければ、SAE 80-90 wt.
置にセットし、エンジンを停止し、駐車ブ レーキを掛ける。 2. カッティングユニットをトラクションユニッ トの前に置く。 4. ボールジョイントマウントをデッキのキャ スタアームに固定しているキャップスクリュ とロックナットを外す(図 19)。 3. オスの PTO シャフトとメスの PTO シャフト を接続する(図 20)。 4. 昇降レバーをフロート位置とする。昇降 レバーを押し下げて、ボールジョイントの 穴とキャスタアームの穴とを整列させる (図 19)。 5. キャップスクリュとロックナットで、ボー ルジョイントマウントをキャスタアームに固 定する。 キャスタアームのブッシュの整備 キャスタアームのチューブ部分には上下にそれ ぞれブッシュが入れてありますが、これらの ブッシュは使用に伴って磨耗してきます。ブッ シュを点検するには、キャスタフォークを前後 左右に揺り動かして見ます。キャスタのシャフ トにガタがある場合にはブッシュが磨耗してい ますから、交換が必要です。 図 19 1. キャスタアーム 2. ボールジョイントマウント 5.
6. 新しいブッシュの内外面にグリスを塗る。 7. ハンマーと平たい板を使って、ブッシュを チューブにたたき込む。 8. キャスタスピンドルの磨耗状態を点検し、 必要に応じて交換する。 9. キャスタシャフトをブッシュとチューブに 押し込む。 10.スラストワッシャとスペーサをスピンドル にはめる。 11.キャスタスピンドルにテンショニングキャッ プをはめる。 キャスタホイールとベアリングの 整備 キャスタホイールは高性能ローラベアリング上 で回転しスパンナブッシュに支えられていま す。通常の使用では運転時間がかなり長くなっ てもベアリングの潤滑をきちんとしておけば、 ベアリングの磨耗はごくわずかに留まります。 しかし、ベアリングの潤滑を怠ると磨耗が急激 に進みます。キャスタホイールが素直に回らな いのは大抵の場合ベアリングの磨耗が原因で す。 図 22 1. 2. キャスタホイール キャップスクリュとロックナッ ト 3. ブッシュ(2個) 4. スパンナブッシュ 5. ローラベアリング 6. ワッシャ(2枚) 2.
ブレードの変形を調べる 1. 平らな場所に駐車する。 2. カッティングデッキ上昇させ、駐車ブレー キを掛け、走行ベダルをニュートラルとし、 PTO レバーを OFF 位置とし、エンジンを停 止させ、キーを抜き取る。 3. カッティングユニットが落下しないように 支持ブロックでサポートする。 4. ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使っ てブレードの端部をしっかり握る。スピンド ルのシャフトからブレードボルト、芝削り防 止カップ、ブレードを取り外す(図 24)。 1. 平らな場所に駐車する。 2. カッティングデッキ上昇させ、駐車ブレー キを掛け、走行ベダルをニュートラルとし、 PTO レバーを OFF 位置とし、エンジンを停 止させ、キーを抜き取る。 3. カッティングユニットが落下しないように 支持ブロックでサポートする。 4. ブレードが前後方向を指すように回転させ る。カッティングユニットの天井から各ブ レードの前端の刃先までの距離(図 23)を 測り、測定値を記録する。 G010549 図 23 2 5. ブレードを半回転させてもう一方の切っ先 を前に向ける。 6. 上記 .
1. 平らな場所に駐車する。 2. カッティングデッキ上昇させ、駐車ブレー キを掛け、走行ベダルをニュートラルとし、 PTO レバーを OFF 位置とし、エンジンを停 止させ、キーを抜き取る。 3. カッティングユニットが落下しないように 支持ブロックでサポートする。 4. ブレードの切っ先を注意深く観察、特に、 直線部と曲線部が交わる部分をよく観察する (図 25)。 図 26 1. この角度を変えないように研磨すること 注 ブレードを取り外し、研磨機で研磨す る;「ブレードの取り外し」を参照。 注 この、直線部と曲線部の交差域は、砂な どによる磨耗が進みやすい部分なので、機械 を使用する前によく点検することが必要であ る。磨耗している場合(図 25)は、ブレー ドを交換する;「カッティングブレードの 取り外し」を参照。 6. ブレード、芝削り防止カップ、ブレードボ ルトを取り付ける。 注 ブレードのセール部が上を向くように取 り付けること。 注 各ブレードボルトを 85~110 ft.-lb (115~150 Nm = 11.8~15.2 kg.
4. デフレクタマウントをピボットブラケット に固定しているキャップスクリュ、ロック ナット、スプリングを外す(図 29)。 B B B A A C A C C G010556 図 27 1 G010557 図 29 図 28 1. 1. 2. ブレードの先端から床面までの高さを測る。 7. 各ブレードを B 位置(図 27)まで回転さ せ、同様にして各ブレードから床面までの 高さを測定する(図 28)。 ボルト ロックナット 3. ピボットブラケット 4. スプリング 5. ピボットブラケットを外すには、キャリッ ジボルトとナットを外す(図 29)。 6. キャリッジボルトとナットで、ピボットブ ラケットを排出口の上に取り付ける。 8. 各ブレードを C 位置まで回転させ、同様に して各ブレードから床面までの高さを測定す る(図 27 と 図 28)。 注 キャリッジボルトの頭がデッキの内側に なるように取り付けるてください。 9. 各位置での測定値を比較する。 7.
重要 カバーについているボルトナット類は、カ バーを外しても、カバーから外れません。全部 のボルト類を数回転ずつゆるめてカバーが外れ かけた状態にし、それから、全部のボルト類を 完全にゆるめてカバーを外すようにしてくださ い。このようにすれば、誤ってリテーナからボ ルトを外してしまうことがありません。 重要 カバーについているボルトナット類は、カ バーを外しても、カバーから外れません。全部 のボルト類を数回転ずつゆるめてカバーが外れ かけた状態にし、それから、全部のボルト類を 完全にゆるめてカバーを外すようにしてくださ い。このようにすれば、誤ってリテーナからボ ルトを外してしまうことがありません。 1. 平らな場所に駐車する。 2. カッティングデッキを下降させ、駐車ブレー キを掛け、走行ベダルをニュートラルとし、 PTO レバーを OFF 位置とし、エンジンを停 止させ、キーを抜き取る。 3. 中央のカッティングデッキのカバーを外す。 4. アイドラプレートを固定しているナット(2 個)をゆるめる。 5.
故障探究 問題 刈り込みできない、または刈り上がりが悪 い。 考えられる原因 対策 1. ブレードが鈍くなっている。 1. 研磨する。 2. ブレードが曲がるか破損するかしている。 2. 交換する。 3. スピンドルボルトがゆるい。 3. ボルトを80-110 ft-lb.(115-149 Nm = 11.8-15.2 kg.m)にトルク締めする。 4. 必要に応じて締め付けまたは交換する。 4. ブレード駆動ベルトがゆるいか破損し ている。 5. ギアボックスのプーリがゆるんでいる。 6. ギアボックス軸が破損している。 7. PTOベルトが破損している。 8. PROプーリがゆるいか破損している。 9. PTOシャフトが破損している。 10. エンジン出力軸のプーリがゆるいか破 損している。 24 5. プーリを締め付ける、または交換する。 6. 交換する。 7. 交換する。 8. プーリを締め付ける、または交換する。 9. 交換する。 10.
メモ: 25
メモ: 26
メモ: 27
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