Form No. 3372-508 Rev A 52 イ ン チ 側 方 排 出 デ ッ キ Groundsmaster ® 200, 3320 お よ び 3320-D シ リ ー ズ・トラクションユニット モ デ ル 番 号30555 30555— — シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
重 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 要 「重要」は製品の構造などについての注意点 注はその他の注意点を表しています。 を、注 この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 目次 はじめに はじめに ................................2 安全について ............................3 安全な運転のために ...................3 安全にお使いいただくために: TORO からのお願い.......................4 安全ラベルと指示ラベル ...............6 組み立て ................................ 8 1 昇降アームを取り付ける ..............8 2 キャリアフレームを取り付け る ................................9 3 カッティングユニットを取り付け る ...............................
安全について い。長い髪、だぶついた衣服、装飾品などは 可動部に巻き込まれる危険があります。 この機械は、CEN安全規格EN836: 1997、ISO規 格5395: 1990およびANSI規格B71.
• • • • • • • • • • • • と、そして正しく動作することを確認して おきましょう。 エンジンのガバナの設定を変えたり、エン ジンの回転数を上げすぎたりしないでくだ さい。 どんな理由であれ運転席から離れる時には、 必ず、平坦な場所に停止し、カッティングユ ニットを降下させ、回転を止め、駐車ブレー キを掛け、エンジンを停止させてください。 何かにぶつかったり、 デッキが異常な振動を した場合は、 直ちに作業を中止してブレード を点検してください。異常を発見したら、作 業を再開する前に修理してください。 カッティングユニットに手足を近づけない でください。 バックするときには、足元と後方の安全に 十分な注意を払ってください。 運転手以外の人を乗せないこと、また、人 やペットを近づけないでください。 旋回するときや道路や歩道を横切るときな どは、減速し周囲に十分な注意を払ってくだ さい。刈り込み中以外はブレードの回転を止 めておいてください。 アルコールや薬物を摂取した状態での運転 は避けてください。 機械が落雷を受けると最悪の場合死亡事故 となります。稲光が見えたり雷が聞こえるよ
この機械は手足を切断したり物をはね飛ばした りする能力があります。重傷事故や死亡事故を 防ぐため、注意事項を厳守してください。 • 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検し てください。油圧を掛ける前に、油圧ライン の接続やホースの状態を確認してください。 この機械は本来の目的から外れた使用をすると ユーザーや周囲の人間に危険な場合がありま す。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出していますから、手など を近づけないでください。リークの点検に は新聞紙やボール紙を使い、絶対に手を直 接差し入れたりしないでください。高圧で 噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重 大な損傷を引き起こします。 • エンジンの緊急停止方法に慣れておきま しょう。 • テニスシューズやスニーカーでの作業は避 けてください。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエン ジンを停止し、カッティングユニットを下 降させてシステム内部の圧力を完全に解放 してください。 • 安全靴と長ズボンの着用をおすすめします。 地域によってはこれらの着用が義務付けられ ていますのでご注意ください。 • 燃料の取り扱いには
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 107-2916 1. 整備作業前にはエンジンキーを抜き取 り、 オペレーターズマニュアル を読むこ と。 2. 異物が飛び出す危険:デフレクタを上位 置にセットして、あるいは取り付けない で運転しないこと; 必ず正しく取り付け て運転すること;作業中は周囲に人を近 づけないこと。 3. ブレードによる手足切断の危険:可動部 に近づかないこと 107–2908 1. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 2. 飛来物危険:デフレクタを上位置にセットして、あるいは取り付 けないで運転しないこと; 必ず正しく取り付けて運転すること。 3. ブレードによる手足切断の危険:可動部に近づかないこと 1. 異物が飛び出して人にあたる危険: 人を近づけないこと。 2. 切傷や手足の切断の危険:回転刃に近づかないこと; 使用時 にはすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 3.
93-7818 1. 警告:ブレードボルト/ナットは115 - 149 Nm (11.8 - 15.2 kg.m) にトルク締めする;トルク締めの方法については オペレー ターズマニュアル を読むこと。 107-2915 1. シャフトに巻き込まれる危険: 周囲の人を十分に遠ざけること。 93–7819 1. 整備作業前にはエンジンキーを抜き取り、マニュアルを読 むこと。 2. 刈高 107-2926 99-5171 117–4979 1. ベルトに巻き込まれる危険: 可動部に近づかないこと。すべ てのガード類を正しく取り付けて使用すること。 7 1. インペラによる切傷や手足の切断の危険: 可動部に近づ かないこと。 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 2 3 4 5 数量 用途 右側昇降アーム 左側昇降アーム スペーサ ピボットピン コッターピン(5/32 x 1-3/4 インチ) 後クレードル スペーサ ボルト(3/8 x 2 インチ) フランジナット(3/8 インチ) ボルト(1/2 x 1-1/2 インチ) クレビスピン ヘアピンコッター クッションシム 1 1 4 2 2 2 2 6 6 3 4 4 3 デカル 1 CE 基準に適合させる場合に使用します。 必要なパーツはありません。 – 後部ウェイトを取り付けます。 昇降アームを取り付けます。 キャリアフレームを取り付けます。 カッティングユニットを取り付けます。 その他の付属品 内容 数量 用途 パーツカタログ オペレーターズマニュアル 1 1 以下の文書をよく読み、適切な場所に保管してください。 規格適合認定書 1 認証証明書 危険 PTO シ ャ フ ト を 接 続 し た ま ま で エ ン ジ ン が 始 動 すると重大な人身事故が発生する恐れ
1 昇降アームを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 3 1 右側昇降アーム 1 左側昇降アーム 4 スペーサ 2 ピボットピン 2 コッターピン(5/32 x 1-3/4 インチ) 3 2 G010541 図3 手順 1. シリンダピン 2. シリンダの端部 3. コッターピン 6. ブレーキストラットとヨークをつないでい るクレビスピンからコッターピンを抜き取 り、このコッターピンを廃棄する。クレビス ピンはそのままにして、スプリングの短い方 の端部を、クレビスピンんお穴に差し込ん で、外れないようにしておく。スプリングの もう一方の端部を昇降アームのスロット穴に 接続する(図 4)。 1. トラクションユニットの右前輪または左前 輪のホイール・ナットをゆるめる(外して しまわないこと)。 2. 機体をジャッキアップしてゆるめた車輪を床 から浮かす。落下事故防止のために、ジャッ キ・スタンドや支持ブロックなどを使って サポートする。 3. ゆるめたホイール・ナットを外し、タイヤ とホイールを機体から外す。 1 4.
2 キャリアフレームを取り付ける この作業に必要なパーツ 2 後クレードル 2 スペーサ 6 ボルト(3/8 x 2 インチ) 6 フランジナット(3/8 インチ) 3 ボルト(1/2 x 1-1/2 インチ) 図6 1. 2. 昇降アーム キャリアフレーム 3. 4. 後クレードル スペーサ 注 昇降アームに後クレードルの取り付け穴 がついていない場合には、図 7に示された寸 法にしたがって取り付け穴(直径10.31mm) を3つ開ける;各昇降アームに3つの取り付 け穴が必要となる。 手順 注 キャスタホイールのシャフトを取り付けた 後と、最初に使用する前とに No.2 グリスを 注入する。 1. キャリアフレームは上下逆さにして出荷され ています。取り付け前に裏返してください。 2.
高位置の穴にクレビスピン(4本)をセット する。これら4本のクレビスピンをヘアピン コッターで固定する(図 9)。 3 注 グランドマスター 3280–D と 3320 では、 キャリアフレーム下げるためにはエンジンを 作動させる必要があります。 カッティングユニットを取り付ける この作業に必要なパーツ 4 クレビスピン 4 ヘアピンコッター 3 クッションシム 手順 1. トラクションユニットのPTOシャフトがカッ ティングユニットのフレームに当たらないこ とを確認し、駐車ブレーキを掛け、走行ベダ ルをニュートラルとし、PTO レバーが OFF になっているのを確認し、エンジンを始動 してフレームを上昇させる。 2. エンジンを停止させ、カッティングユニッ トをフレームの下に引き入れる。 3. PTO ガード取り付けブラケットをギアボッ クスに固定しているボルト(2本)とロック ワッシャを外す(図 8)。外したねじ類は今 後のために保管する。 図9 1. 25 mm 2. 38 mm 3. 51 mm 6. 89 mm 7. 102 mm 8. デフレクタ 4. 64 mm 9.
製品の概要 4 仕様 CE用 用ス テ ッ カ ー を 貼 り 付 け る CE 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 この作業に必要なパーツ 1 デカル 手順 刈幅 51-3/4 インチ(1.314 m) 刈高 25 - 10.16 cm の範囲で 13 mm 刻みで調整可能 刃先の 回転速 度 473,202.00 cm/分(エンジン速度 3250 RPMの時) 刈り込み 熱効果処理鋼鉄製(3本):それぞれ厚さ 4.8 mm、長 ブレード さ 457 mm CE 基準適合デカルを貼り付ける 空気タイ 直径 203 mm、グリス注入式ローラベアリング(空気圧 ヤ 力 20-30 psi [138-207 kPa=2.45-3.
運転操作 れて出荷していますが、カッティングユニット を使用する前に点検してください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1. マシンとカッティングユニットを平らな 場所に駐車させる。 刈り高を調整する 刈高の調整範囲は 25 - 102 mm、調整間隔は 13 mm 刻み;調整は、4本のクレビスピンを所定の 穴にセットすることにより行う(図 11)。 2. ギア・ボックスの上部についているディッ プスティック兼給油プラグ(図 12)を取り、 オイルの量が、ディップスティックについ ている2本のマークの間にあることを確認す る。油量が少なければ2本のマークの中間 まで補給する。 図 11 図 12 1. 25 mm 2. 38 mm 3. 51 mm 6. 89 mm 7. 102 mm 8. デフレクタ 1. 4. 64 mm 9. 重量移動機構の調整 スプリング付きの蝶番 5.
デフレクタの使用について 危険 デフレクタを取り付けずに刈り込み作業を行 うことは、自分自身や周囲の人間を回転刃や それに飛ばされてくる異物の危険にさらす行 為である。回転刃に触れたり、回転刃に跳ね 飛ばされたものに当たると大けがをしたり最 悪の場合には死亡事故となる • デフレクタは排出方向を下向きにする重要 な部材であるから、絶対に取り外したまま で刈り込みを行ってはならない。デフレ クタが破損している場合には直ちに交換 すること。 • カッティングデッキの下には絶対に手足を 差し入れないこと。 • デフレクタを外したままでカッティング デッキを使用したり、デフレクタが自由に 降りないように固定したりして刈り込みを 行ってはならない。 注 デフレクタは、スプリングによって下向き にセットされています(図 11)が、トレーラ に搭載する時など、必要に応じてデフレクタを 開くことができます。 14
保守 重要 カバーについているボルトナット類は、カ バーを外しても、カバーから外れません。全部 のボルト類を数回転ずつゆるめてカバーが外れ かけた状態にし、それから、全部のボルト類を 完全にゆるめてカバーを外すようにしてくださ い。このようにすれば、誤ってリテーナからボ ルトを外してしまうことがありません。 潤滑 図 14 カッティングデッキは定期的に潤滑を行ってく ださい。通常の使用では 8 運転時間ごとまた は使用するごとのうち早く到達した時期に、 キャスタベアリングにリチウム系汎用2号グリ スまたはモリブデン系グリスを注入します。そ の他のベアリング、ブッシュ、およびギアボッ クスについては、50運転時間ごとにグリスアッ プしてください。 • ブレードスピンドルベアリング(図 15) 1. 以下の各部のグリスアップを行う: • キャスタスピンドルのブッシュ(図 13) • キャスタホイールのベアリング(図 13) 図 15 2.
危険 PTO シ ャ フ ト を 接 続 し た ま ま で エ ン ジ ン が 始動すると重大な人身事故が発生する恐れ がある。 PTO シャフトがカッティングユニットのギア ボックスに接続されるまでは、エンジンを PTOレ レバ ー を 操 作 し て は な ら な い 。 始 動 し て PTO 5. トラクションユニットに他のアクセサリを 取り付ける場合には、デッキキャリアフレー ムを取り外す必要があります。 キャスタアームのブッシュの整備 図 16 キャスタアームのチューブ部分には上下にそれ ぞれブッシュが入れてありますが、これらの ブッシュは使用に伴って磨耗してきます。ブッ シュを点検するには、キャスタフォークを前後 左右に揺り動かして見ます。キャスタのシャフ トにガタがある場合にはブッシュが磨耗してい ますから、交換が必要です。 カッティングユニットの取り外し 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを上昇させ、駐車ブレーキを掛け、走行 ペダルをニュートラルに戻し、PTO レバー が OFF 位置であることを確認し、エンジン を停止し、キーを抜き取る。 1.
ナットを外す(図24)。キャスタホイールを しっかりと握り、ボルトをフォークから抜 き取る。 1 注 スラストワッシャが2枚入っているので 注意すること。 2 2. ホイールを横に傾けると、スパンナブッシュ (図 19)が落ちてくる。 G010553 図 18 1. リンチピン 2. スラストワッシャ 5. 新しいブッシュの内外面にグリスを塗る。 ハンマーと平らな板を使って、新しいブッ シュをチューブに叩き込む。 図 19 6. キャスタシャフトの磨耗状態を点検し、必 要に応じて交換する。 7. キャスタシャフトをブッシュとチューブに 押し込む。スペーサをシャフトに取り付け、 リンチピンで固定する。 1. 2. キャスタフォーク スラストワッシャ 3. ベアリングリテーナ 4. スパンナブッシュ 5. ローラベアリング 3.
2. ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使っ てブレードの端部をしっかり握る。スピンド ルのシャフトからブレードボルト、芝削り防 止カップ、ブレードを取り外す(図 21)。 し、キーを抜き取り、点火プラグの高圧コー ドを抜き取る。カッティングユニットが落下 しないように支持ブロックでサポートする。 2. ブレードが前後方向を指すように回転させ る。カッティングユニットの天井から各ブ レードの前端の刃先までの距離(図 20)を 測り、測定値を記録する。 2 G010549 図 20 3. ブレードを半回転させてもう一方の切っ先 を前に向ける。上記2で行ったと同方法で、 ユニットの天井から各ブレードの前端の刃先 までの距離測る。2での測定結果と3での測 定結果との差が3 mm 以内であれば適正とす る。差が3 mm よりも大きい場合には、その ブレードは曲がっていて危険であるから交換 する;「ブレードの取り外し」を参照。 1 G010555 図 21 1. ブレードボルト 2. 芝削り防止キャップ 3.
注 ブレードを取り外し、研磨機で研磨す る;「ブレードの取り外し」を参照。研磨 後、ブレードを取り付ける時は、セール(立 ち上がっている部分)がカッティング・デッ キの天井を向くように取り付け、芝削り防止 カップをつけてブレード・ボルトで固定す る。ブレードのセール部がブレード上部に なるようにすること。各ブレード・ボルト を 85~110 ft.-lb(115~150 Nm = 11.8~ 15.2 kg.m)にトルク締めする。 2. ブレードの切っ先を注意深く観察、特に、 直線部と曲線部が交わる部分をよく観察する (図 22)。この、直線部と曲線部の交差域 は、砂などによる磨耗が進みやすい部分なの で、機械を使用するまえによく点検すること が必要。磨耗が大きい場合には(図 22)危 険であるから交換する;「ブレードの取り 外し」を参照。 ブレードの点検とミスマッチの修正 一つのブレードの刈高が他よりも高い(低い) 場合には、以下のようにして修正します: 1.
1 1 G010557 図 25 1. 2 ブレードの先端から床面までの高さを測る。 6. A位置でのそれぞれの測定値を記録し、各ブ レードを B 位置(図 24)まで回転させ、同 様にして各ブレードから床面までの高さを 測定する(図 25)。 7. 各ブレードを C 位置まで回転させ、同様に して各ブレードから床面までの高さを測定す る(図 24 と 図 25)。 G010553 8. 各位置での測定値を比較する。隣り合う2 枚のブレードで、すべての測定値が 6 mm の範囲内に収まっていれば適正である。ま た、全部のブレードについての計測値の差 が 10 mm 以下であれば適正とする。測定値 の差が上記の範囲を超えている場合には手 順(9)へ進む。 図 26 1. リンチピン 2. スラストワッシャ(必要に応 じて) B. キャスタシャフトの上側にあるスラス トワッシャのうちの一枚を下側に移動さ せ、キャスタ・アセンブリを取り付け、 全部のブレードのブレード高さを比較す る;3 から 7を参照。高さがまだ足らな い場合には、上記の操作をもう一度おこ なう。 9.
1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを降下させ、駐車ブレーキを掛け、走行 ペダルをニュートラルに戻し、PTO レバー が OFF 位置であることを確認し、エンジン を停止し、キーを抜き取る。 2. センターカバーを固定しているボルトのラッ チを外してボルトをゆるめる 3. カッティングデッキの上部からセンターカ バーを外す。 4. アイドラプレートを固定しているナット(2 個)をゆるめる。ソケットとトルクレンチ を使用して、アイドラ調整ナットを 25-30 ft-lb (24-41 N-m = 4.8-5.5 kg.m)にトル ク締めする(図 28)。 2. デフレクタマウントをピボットブラケット に固定しているボルト(2本)、ロックナッ ト、スプリングを外す(図 27)。 3. ピボットブラケットを外すには、キャリッ ジボルトとナットを外す(図 27)。 4. キャリッジボルトとナットで、ピボットブ ラケットを排出口の上に取り付ける。キャ リッジボルトの頭がデッキの内側になるよう に取り付けること。 図 27 1. 2. ボルト ロックナット 3. ピボットブラケット 4.
が OFF 位置であることを確認し、エンジン を停止し、キーを抜き取る。 2. カバーを固定しているボルトのラッチを外 してボルトをゆるめる。 3. カッティングデッキの上部からカバーを外 す。 4. アイドラプレートを固定しているナット(2 個)をゆるめ、古いベルトをプーリから外 す。 5. 新しいベルトを取り付けるには、ギアボッ クスのベースを取り外す必要がある。まず、 ギアボックスのベースを固定しているキャ リッジボルト4本とロックナットを外す。 6. 新しいベルトをギアボックスの周囲から スピンドルプーリ、固定アイドラプーリ、 可動(調整可能)プーリへと回し掛ける (図 29)。 1 2 G010560 図 29 1. 調整可能アイドラプーリ 2. ギアボックスのプーリ 7. キャリッジボルト4本とロックナットでギア ボックスベースを取り付ける。 8. トルクレンチを使ってアイドラプーリから ベルトに所定のトルクを掛ける;「アイドラ プーリの調整」の項を参照。 9. カッティングデッキの上部にカバーを取り 付ける。 10.
故障探究 問題 刈り込みできない、または刈り上がりが悪 い。 考えられる原因 対策 1. ブレードが鈍くなっている。 1. 研磨する。 2. ブレードが曲がるか破損するかしている。 2. 交換する。 3. スピンドルボルトがゆるい。 3. ボルトを80-110 ft-lb.(115-149 Nm = 11.8-15.2 kg.m)にトルク締めする。 4. 必要に応じて締め付けまたは交換する。 4. ブレード駆動ベルトがゆるいか破損し ている。 5. ギアボックスのプーリがゆるんでいる。 6. ギアボックス軸が破損している。 7. PTOベルトが破損している。 8. PROプーリがゆるいか破損している。 9. PTOシャフトが破損している。 10. エンジン出力軸のプーリがゆるいか破 損している。 23 5. プーリを締め付ける、または交換する。 6. 交換する。 7. 交換する。 8. プーリを締め付ける、または交換する。 9. 交換する。 10.
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての 製品に適用されます(エアレータに関する保証については該当製品の保証 書をご覧下さい)。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で 「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、 運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店(ディ ストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連絡をして頂くことが必 要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある 場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial