Form No. 3400-917 Rev A Groundsmaster® 4100 ロ ー タ リ ー モア モ デ ル 番 号30604—シ シ リ ア ル 番 号 316000001 以 上 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。 詳細については、DOC シート規格適合証明書をご 覧ください。 1 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、ディーゼルエ ンジンの排気ガスやその成分には発癌 性や先天性異常の原因となる物質が含 まれているとされております。 g028455 図1 トロの純正スパークアレスタは、USDA森林局の 適合品です。 1.
電気系統に関する安全確保.................................44 バッテリーの整備 ...............................................44 ヒューズの搭載位置 ...........................................45 走行系統の整備 .....................................................46 走行ペダルの角度を調整する .............................46 プラネタリギアオイルの点検 .............................46 プラネタリギアオイルの交換 .............................46 後アクスルオイルの点検 ....................................47 後アクスルギアボックスのオイルの点 検 .....................................................................
安全について 音圧レベル この機械は、EN ISO 5395:2013 規格およびANSI B71.4-2012 規格に適合しています。 この機械は、オペレータの耳の位置にお ける音圧レベルが 92dBA であることが確認されています。ただしこの 数値には不確定値K1dBA が含まれています。 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、 人身事故につながります。事故を防止するため、以 下に示す安全上の注意や安全注意標識のついてい る遵守事項は必ずお守りください 「注意」、「警 告」、および「危険」 の文字は、人身の安全に関わ る注意事項を示しています。これらの注意を怠る と死亡事故などの重大な人身事故が発生すること があります。 音圧レベルの確認は、EN ISO 規則 5395:2013 に定め る手順に則って実施されています。 振動レベル 腕および手 安全に関する一般的な注意 右手の振動レベルの実測値 = 1.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93-7818 58-6520 1. グリス 1. 警告ブレードボルト/ナットは115149N·m11.815.2kg.m = 85110ft-lbにトルク締めするトルク締めの方法についてはオペ レーターズマニュアル を読むこと。 93-6674 1. 98-4387 手を挟まれる危険 整備作業前にマニュアルを読むこと。 1. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 93-7272 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険 可動部に近づかない こと。 100-5622 1. 刈高の調整 93-7275 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 始動補助剤の使用禁止 100-5623 1. 5 低めの刈高の調整 2.
100-6578 1. ベルトに巻き込まれる危険シールドやガードを外したままで 運転しないこと必ず正しく取り付けて運転すること可動部に 近づかないこと。 106-6754 1. 警告 表面が熱い。触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 104-3579 1. 低めの刈高の調整 2. 高めの刈高の調整 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 106-4250 1. 警告 表面が熱い。触れな いこと。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 114-0845 刈高 1. 106-4251 1. 3. 刈高 6 ハンドルチルトレバー 2.
114-0846 1. エンジン始動手順について 4. は オペレーターズマニュア ル を読むこと1) ニュートラ ルにセット 2) ブレーキを掛 ける 3) エンジン速度を低 速にセット 4) キーを予熱位 置に回す 5) キーを始動位 置に回す。 ノブを引き出すとPTO接続 リール回転。 2. エンジン停止手順につい ては オペレーターズマニュ アル を読むこと 1) エンジ ン速度を低速にセット 2) デッキを解除する 3) 駐車 ブレーキを掛ける 4) 秒間 待つ 5) キーを停止位置に 回6) キーを抜き取る。 5. ノブを押し入れるとPTO解 除リール停止。 オペレーターズマニュアル 6. Hレンジへ変えるにはデッ キを上昇させる。 3. を読むこと。 114-0849 1. 警告 1) まず PTO を解除 し、2) それからデッキを上 げること。 4. 前進 2. ここに足を入れないこと。 5. 後退 3.
120-4159 120-4129 1. OFF 1. ビーコン 3. 方向指示器左 2. ハザードランプ 4. 方向指示器右 2. ライト 3. ON 2. オペレーターズマニュアル 3. 高 9. 走行制御 4. ライトスイッチの場所 10. 低 11. PTO 5. 高速 12. 左デッキ下降 6. 無段階速度調整 13. 中央デッキ下降 7. 低速 14. 右デッキ下降 120-4130 1. 8. 120-6604 駐車ブレーキ を読むこと。 1. 異物が飛び出して人にあたる危険 人を近づけないこと。 駐車ブレーキの使用方法1) 4. ペダルを踏み込むと駐車ブ ペダルを連結する 2) ペダ レーキは解除。 ルを踏み込む 3) 駐車ブ レーキノブを引き上げる。 2. 切傷や手足の切断の危険回転刃に近づかないこと 使用時に はすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 3.
121-3884 1. エンジン 停止 2. エンジン 予熱 3. エンジン 始動 120-8947 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 4. ROPS を立てて運転する 時はシートベルトを着用す ること。 2. ROPS を下げた状態で は、ROPS による安全保 護は機能しない。 5. ROPS を降ろして運転する 時はシートベルトを着用し ないこと。 3. ROPS を立てれば転倒時 の保護が機能する。 6. 121-3887 旋回操作はゆっくり行うこ と。 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 121-1599 1. ヒューズに関する詳しい情報は オペレーターズマニュアル を 参照のこと。 127-3700 9 1. 左デッキ上昇 4. エンジン速度をロック 2. 中央デッキ上昇 5. エンジン速度のロックを解 除 3.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 5. バッテリーに人を近づけな いこと。 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 6. を読むこと 。 117-2754 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告 講習を受けてから運転すること。 3. 警告 運転席に着席しているときにはシートベルトを着用すること。 4. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 異物が飛び出す危険 人を近づけないこと。 6. 手足や指の切断の危険 可動部に近づかないことすべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 7.
7-2766 CE 用 に P/N 117-2754 の 上 か ら 貼 り 付 け る * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に適合するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここに記載さ れている斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめな角度です。 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告 講習を受けてから運転すること。 3. 警告 運転席に着席しているときにはシートベルトを着用すること。 4. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 異物が飛び出す危険 人を近づけないこと。 6. 手足や指の切断の危険 可動部に近づかないことすべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 7. 転倒の危険下り坂ではデッキを降下させておくこと15度以上の斜面で運転しないこと。 8. 警告 車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、エンジンを停止し、キーを抜くこと。 130-6042 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 2 3 4 用途 必要なパーツはありません。 – マシンのグリスアップを行ってください。 警告表示ステッカー 1 警告ステッカーの貼り替えを行います。 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を点検する。 必要なパーツはありません。 – オイルの量を点検します。 その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 エンジンマニュアル 1 エンジン関係の情報を調べるための資料です。 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧ください。 規格適合認定書 1 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 2 1 警告ステッカーの貼り替え グリスアップを行う CE モ デ ル の み 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 1 手順 機械がその性能を正しく発揮できるように、使用を 開始する前に、各部の潤滑を行ってください
製品の概要 3 各部の名称と操作 タイヤ空気圧を点検する 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 必要なパーツはありません。 手順 9 タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検する (ページ 21)を参照。 重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の高 い刈り込みを実現するために、すべてのタイヤの空 気圧を正しく維持してください。タイヤ空気圧は規 定値以下に下げてはならない。 4 10 g020756 図3 液量を点検する 1. ブレーキペダル 6. ハザードランプスイッチオ プション 2. ペダルロックのラッチ 7. 方向指示器スイッチ オプ ション 3. 駐車ブレーキのラッチ 8. ホーンボタンオプション 4. 9. オプションアクセサリ用ス ペース ビーコンスイッチオプション 10. 必要なパーツはありません。 手順 走行ペダル 1. エンジンオイルの量を点検する エンジンオイ ルの量を点検する (ページ 41)を参照。 2. 油圧オイルの量を点検する 油圧オイルを点検 する (ページ 52)を参照。 走行ペダル 3.
駐車ブレーキのラッチ PTO ス イ ッ チ コンソール左側にあるノブを引くと、駐車ブレー キがロックします図 3。 PTOスイッチ押し込んだ状態作動と引き出した状 態停止の2つの位置があります。PTO ボタンを引 くと刈り込みデッキのブレードが回転を開始しま す。PTO ボタンを押し込むブレードの回転が止まり ます 図 4 。 駐車ブレーキを掛けるには、ロック用ラッチピン で2枚のペダルを連結し、両方のペダルを踏み込ん で、駐車ブレーキ用ノブを引きます。駐車ブレーキ を解除するには、ラッチが落ちるまで2枚のペダル を踏み込みます。 ハイ・ロー速度スイッチ 芝刈り作業用と移動走行用のモードの切り換えを 行います 図 4 。 ハザードランプスイッチ オプション ハイレンジでは刈り込みデッキは作動しません。ハ イレンジとローレンジの切り換えは、デッキを上昇 させ、PTOを解除し、クルーズコントロールを解除 し、走行ベダルをニュートラル位置にセットし、 低速走行状態で行ってください。 ハザードランプスイッチを押すと、ハザードランプ が点滅します 図 3 。 方向指示器スイッチ オプション 方向指示
1 背もたれ調整レバー 2 背もたれの角度を調整するレバーです図 6。 体重調整ゲージ 適正に調整できると、インジケータに表示が出ます 図 6。運転席の高さも調整できますサスペンション を緑色の範囲で調整してください。 体重調整レバー 体重調整用のレバーです図 6。レバーを引き上げると 空気圧が高くなり、押し下げると低くなります。体 重ゲージが緑色の範囲に入れば、調整は適切です。 g028454 図5 1. 電源ソケット 2.
インフォセンターのアイコン 定期 整 SERVICE DUE定 備時期です イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
Auto Idleオートアイドル マシンを運転しない状態から自 動的にアイドリングに移行する までの時間の長さを設定しま す。 Mow 刈り込み時ローレンジの最高 速度を設定します。 Speed刈込速度 移動走行速度 移動走行時ハイレンジの最高 速度を設定します。 スマートパワー スマートパワーは、負荷の大 きな刈り込み時に、刈り込み速 度を自動的に調整して刈り上 がりを最適化するとともに立ち 往生を防止します。 About マシンについて 名称 Model マシンのモデル番号を表示し ます。 SN マシンのシリアル番号を表示 します。 Machine Controller Revisionコ ントローラ改訂番号 マスターコントローラのソフトウェ アの改訂番号を表示します。 インフォセンターの改定番号 インフォセンターのソフトウェア の改訂番号を表示します。 CAN Bus マシン内部の通信状態を表示 します。 4. 7. 中央ボタンを押してコードを入力します。 1. 「設定メニュー」にて、下へスクロールする と「オートアイドル」があります。 2.
仕様 運転操作 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 刈幅 全体 315cm 中央デッキ 137cm ウイングデッキ 94cm 中央と左右いずれかのデッキ 226cm デッキを降下させた状態 323cm デッキを上昇させた状態移動走行 180cm 運転の前に 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 全幅 全長 366cm 高さ 140 cm 高さROPSを含む 217cm 地上高 15cm ホイールトレッドタイヤの中心まで 前 114cm 後 107cm ホイールベース 141cm 純重量 1,870kg • 子供やトレーニングを受けていない大人には、 絶対に運転や整備をさせないでください地域に よっては機械のオペレータに年齢制限を設けて いることがありますのでご注意ください。オー ナーは、オペレータ全員にトレーニングを受講 させる責任があります。 • 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識な どに十分慣れておきましょうエンジンの緊急停 止方法に慣れておきましょう。
燃料についての安全事項 エンジンオイルの量を点検する エンジンを始動させる前に、エンジンオイルの量を 点検してください手順は エンジンオイルの量を点検 する (ページ 41)を参照してください。 危険 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならない。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 180 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • 必ず適切な排気システムが取り付けられて いてそれが正常に作動する状態で使用して ください。 冷却系統を点検する エンジンを始動させる前に、冷却系統を点検してく ださい手順は 冷却系統を点検する (ページ 48)を参 照してください。 油圧システムを点検する エンジンを始動させる前に、油圧系統を点検してく ださい手順は
• バイオディーゼル混合燃料は塗装部を傷める可 能性がある。 • 寒い地方ではB5バイオディーゼル燃料が5または それ以下の製品を使用すること。 • 燃料と直接接触する部材、すなわちシール、 ホース、ガスケットなどの経時劣化が早まる可能 性がありますから、適切に点検してください。 • バイオディーゼル混合燃料に切り替えてからし ばらくの間は燃料フィルタが目詰まりを起こ す可能性があります。 • タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 危険 タイヤ空気圧が不足すると、斜面で機体が不安 定になり、転倒など、生命に関わる重大な人 身事故を起こしやすくなる。 タイヤ空気圧は規定値以下に下げてはならな い。 バイオディーゼル燃料についてのより詳細な情 報は代理店におたずねください。 タイヤの適正空気圧は、172-207 kPa 0.98-1.
ホイールナットのトルクを点検する ROPS横 横転 保 護 バ ー を 調 整 す る 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 1 時間 警告 使用開始後最初の 10 時間 転倒事故の際の負傷や死亡を防止するため に ROPS は 必 ず 立 て た 位 置 に ロ ッ ク し て お き 、 運転時にはシートベルトを着用すること。 200運転時間ごと 図 10と図 11に示す順序で、ラグナットを 115136N·m 10.513.0kg.
を下 げ る ROPSを 刈り高の調整 重 要 ど う し て も 必 要 な 時 以 外 に は ROPS を 下 げ な いこと。 中央刈り込みデッキ 刈高の調整範囲は 25127mm、調整間隔は 13mm 刻み です。中央デッキの刈高を調整するには、キャスタ ホイールの軸をキャスタフォークの上の穴または 下の穴にセットし、キャスタフォークに同数のス ペーサを追加または取り外し、後チェーンを希望 する穴に入れる。 重要 また、運転席がラッチで固定されていること を確認すること。 1. エンジンを始動し、刈り込みデッキ上昇させ て刈高の調整ができるようにする。 2. カッティングユニットを上昇させたらエンジ ンを止め、キーを抜き取る。 3. キャスタホイールのアクスルをキャスタフォー クの上穴または下穴にセット全部のキャスタ フォークで上または下に統一する。 図 12 を立 て る ROPSを 図 14 1. 2. 3. テンショニングキャップ スペーサ シム 4. アクスル取り付け穴上穴 5.
刈高と、必要なシムの組み合わせとの関係は 以下のチャートにて確認してください図 15。 図 17 図 15 注 刈高25mm、38mm、また場合により 51mm で 使用する時には、スキッドそりとゲージホイー ルを一番高い穴にセットして使ってください。 6. キャスタスピンドルを前キャスタアームに押 し込む。 7. スピンドルシャフトにシムを取り付け当初の 状態と同じに、残りのスペーサも取り付ける。 ウイングデッキ 8. テンショニングキャップを取り付けてアセン ブリを固定する。 9. 刈高チェーンを刈り込みデッキ後部に固定し ているヘアピンコッターとクレビスピンを取 り外す 図 16 。 両サイドのデッキの刈高を調整するには、キャスタ フォークのに同数のスペーサを追加または取り外 し、キャスタホイールの軸を刈高穴上または下に セットし、ピボットアームをブラケットの対応する 刈高穴に入れる。 1. 全部のキャスタホイールの軸をキャスタフォー クの同じ穴にセットどのキャスタフォークも で同じ高さの穴に統一する図 18と図 20。 2.
にセットし、ワッシャをはめる下のチャート を参照 。 刈高と、必要なシムの組み合わせとの関係は 以下のチャートにて確認してください図 19。 図 21 8. クレビスピンを取り付け、ヘアピンコッター で固定する。 9. テンションロッドを左に回し指締めて調整位 置にテンションを掛ける。 図 19 4. キャスタスピンドルを前キャスタアームに押 し込む。 5. スピンドルシャフトにシムを取り付け当初の 状態と同じに、残りのスペーサも取り付ける。 6. キャスタピボットアームからヘアピンコッター とクレビスピンを抜き取る図 20。 7. テンションロッドを回してピボットアームの上 下位置を調整し、刈り込みデッキのフレームの 希望高さブラケットに合わせる 図 20 と 図 21。 スキッドの調整 刈高 64mm 以上で使用する場合には、スキッドを 下位置に取り付け、それ以下の刈高で使用する場 合には、上位置に取り付けます。 図 22 図 20 1. キャスタピボットのアーム 3. クレビスピンとヘアピンコッ ター 2. アクスルの取り付け穴 4.
図 25 図 23 1. ブレードを調整する ジャムナット 各ターフのコンディションは同じでなく、またトラ クションユニットのカウンタバランスの設定も様々 ですので、本格作業を開始する前に試験刈りを行っ て、刈り上がりを確認してください。 刈り込みデッキを上昇させてブレードが見える ようにし、デッキが落ちないように中央デッ キをブロックする。 注 ウイングデッキは中央デッキに対して平行 となっている必要がある。 2. 2. 刈り込みデッキ間のミスマッチを 修正する 刈り込みデッキが適切に作動できるように、ウイン グ側と中央のブレードとの間に 1016mm の隙間を確 保してください 図 24。 1. 調整ボルト 中央のブレードとその隣のウイングブレードを 手で回してブレードの先端どうしを整列させ る。刃先と刃先との間の距離を測定する図 24。 注 1016mm 程度の距離があるのが適正である。 1. 全部の刈り込みデッキを同じ刈高に調整する; 刈り高の調整 (ページ 23)を参照。 2. 前後のタイヤの空気圧を点検・調整する 1.722.07bar = 1.82.
3. 刈り込みデッキ間の刈高をマッチングさせる 刈高がステッカー 図 26 と合わない場合には、 シム 3mm を前キャスタフォークに取り付けて 調整する デッキのピッチの調整 (ページ 56)を 参照。 1. ウイングデッキのそれぞれ一番外側のブレー ドを、左右方向に向ける。 2. 床面からブレードの刃先までの距離を左右で 測定し、値を比較する。 注 2つの値の差が 3mm 以内であれば適正と する。 3. 必要に応じてウイングのキャスターホイール に 3mm のシムを追加または抜き取りする。 4. 左右のウイングデッキの一番外側をもう一度 測定して確認する。 安全インタロックスイッチの動作を 確認する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 図 26 1.
運転中に • 運転中の安全確認 刈り込み中以外にはブレードの回転を止めてく ださい。特に、砂利道の横断時などにブレード が回転していると非常に危険です。 • 旋回するときや道路や歩道を横切るときなど は、減速し周囲に十分な注意を払ってくださ い。常に道を譲る心掛けを。 • 公道走行中は、法律等で禁止されている場合を 除き、必ず警告ランプを点滅させてください。 • 燃料を補給する時や刈高を変更する時は、必ず アタッチメントを停止させ、エンジンを止め てください。 • エンジンを停止する時にはスロットルを下げて おいて下さい。また、燃料バルブの付いている 機種ではエンジン停止後に燃料バルブを閉じ てください。 • 排気ガスが充満するような締め切った場所では 絶対にエンジンを運転しないでください。 • エンジンを掛けたまま機体から離れないでく ださい。 • 運転位置を離れる前に 安全に関する一般的な注意 • • • • • • • • • • • • • • オペレータやユーザーは、自分自身と他人の安 全および物損などに対するに責任があり、オペ レータやユーザーの注意に
• ROPSが破損した場合は新しいものに交換して 5.
オートアイドルについて 移動走行速度の調整 このマシンには、オートアイドル機能が搭載されて います。以下に挙げる機能をどれも使用しないま まで事前設定時間が経過すると、エンジンを自動 的にローアイドルに変更します。 • 走行ペダルがニュートラル位置にある。 • PTO が解除されている。 • 昇降スイッチがどれもOFF状態である。 管理者設定項目 保護メニュー 管理責任者が、移動走行時ハイレンジの最高速度を 制限することが可能になっています50%, 75% また は 100%から選択 。 移動走行速度の設定方法については、 インフォセン ターの使い方 (ページ 15)をご覧ください。 オペレータ 上記のうちのどの機能でも、作動させると、マ シンは自動的に以前の速度設定に復帰します。 管理責任者が事前に設定した範囲内で、オペレータ が移動走行時の最高速度ハイレンジを設定するこ とができます。インフォセンターの初期画面また クルーズコントロールの使用方法 はメイン画面にて、中央ボタン して調整します。 クルーズコントロールスイッチは、ペダルを固定 して希望走行速度を維持します。スイッチ後部を 押す
ぱんな刈り込みが必要になります。芝生の成長速 度が遅くなってきたら、刈り込み間隔を長くする ようにします。何かの事情で長期間刈り込みを休 んでしまった場合には、まず高めの刈高で一度刈 り込みを行い、2日ほど経ってから刈高を低くして もう一度刈り込みます。 斜面の通行には最大の注意を払ってください。ROPS が立ててあること、運転席の固定ラッチが確実に掛 かっていることを確認し、必ずシートベルトを着用 してください。また、転倒事故を防止するために、 法面での速度の出しすぎや急旋回に十分注意してく ださい。そして、下り坂では、機体を安定させるた めにカッティングユニットを下げてください。 移動走行 エンジンを停止させる前にすべてのコントロール を解除し、スロットルをSLOWに戻してください。 スロットルをSLOWにセットすることにより、エ ンジンの回転速度が下がり、音も振動も静かにな ります。エンジンを停止するときはキーを OFF 位 置に回します 長距離を移動する場合、不整地を移動する場合、ト レーラなどで搬送する場合には、ラッチでカッティ ングユニットを固定してください。 作業後の洗浄と点検 移動
どが溜まらないようご注意ください。オイルや 燃料がこぼれた場合はふき取ってください。 • 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブ を閉じておいてください。 • 移動走行時など、刈り込みなどの作業をしてい ない時には、アタッチメントの駆動を解除して おいてください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エン ジンが十分冷えていることを確認してください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど 裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に 機械や燃料容器を保管格納しないでください。 牽引時の安全事項 図 30 この機械の牽引は、必ず牽引装置ヒッチを装備 した車両で行ってください。牽引される側の機械 は、ヒッチポイントでのみ連結してください。 • 1. メーカーが決めた牽引時の重量制限や斜面での 牽引制限を守ってください。斜面などでは、牽 引される側の機械の重量によって運転制御がで きなくなる危険があります。 • • 牽引される側の機械には絶対に子供などを乗せ ないでください。 • 牽引は低速で行い、停止距離を十分にとって ください。 2.
トレーラへの積み込み • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすと きには安全に十分注意してください。 • 積み込みには、機体と同じ幅のある歩み板を使 用してください。 • 荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケー ブル、ロープなどで機体を確実に固定してくだ さい。機体の前後に取り付けた固定ロープは、 どちらも、機体を外側に引っ張るように配置し てください。 ロープ掛けのポイント 機体前部と側部と後部とにロープ掛けポイントがあ ります 図 31 。 注 国家規格などに適合しているベルトなどで機体の 四隅を固定するようにしてください。。 • 機体前部運転台の前 ヶ所 • 後バンパー 図 31 1. 機体後部のロープ掛けポ イント 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 www.Toro.
注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 点検項目 月 火 水 木 金 インタロックの動作を点検す る。 ブレーキの動作 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却液の量を点検する。 燃料・水セパレータの水を抜 く。 エアフィルタ、ダストカップ、 バルブを点検。 エンジンから異常音がないか 点検する。 2 ラジエターとスクリーンの汚れ 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検。 オイル漏れなど。 燃料残量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 刈高の調整の点検 グリスアップを行なう。2 塗装傷のタッチアップを行う。 1 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2 車体を水洗いしたときは整 整備 間 隔 に 関 係 な く 直 ち に グリスアップする。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュア
要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 定期整備ステッカー 図 32 整備前に行う作業 保守作業開始前の安全確認 • • • 各部品が良好な状態にあること、ボルトナット 類、特にブレード取り付け用のボルト類に問題 がないか常に点検してください。読めなくなっ たステッカーは貼り替えてください。 適切な訓練を受けていない人には絶対に機械の 整備をさせないでください。 調整、清掃、修理などの前に以下を行ってくだ さい 1. 平らな場所に移動する。 2. 駆動系統をOFFにする。 3. カッティングユニット下降. 4. 走行ペダルをニュートラルにする。 36 5. 駐車ブレーキを掛ける。 6. スロットルスイッチを低速アイドル位置 にセットする。 7. エンジンを止め、キーを抜き取る。 8.
• 使用中に熱くなる部分に触れないよう注意して ください。保守、調整、整備などの作業は、安 全な温度に下がってから行ってください。 潤滑 • 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体や機 器を確実に支えてください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が 掛かっている場合があります。取り外しには十 分注意してください。 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ • 大がかりな修理が必要になった時や補助が必要 な時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • 交換部品は必ずトロの純正品をお使いくださ い。他社の部品やアクセサリを御使用になると 危険な場合があり、製品保証を受けられなくな る場合がありますのでおやめください。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、全部の潤滑個所にNo.
図 38 図 36 図 39 中央刈り込みデッキ 注 ラッチのピボット部と下側のリンク部分へのグリ ス注入には、デッキを上昇させるとよいでしょう。 ラッチピボット2ヵ所 図 38 • 注 ラッチを手で操作してフィッティングが見え るようにしてください。図 37ラッチの開閉は バールで行ってください。 • キャスタフォークのシャフトのベアリング2ヶ 所 図 39 • スピンドルシャフトのベアリング3ヶ所プーリの 下 図 40 。 • アイドラアームのピボットのブッシュ2ヶ所図 40 図 37 1.
図 40 中央デッキ昇降アセンブリ • 昇降アームのシリンダアセンブリ左右それぞ れ2ヶ所 図 41 • 昇降アームのボールジョイント 2ヶ所 図 42 ウイングデッキ昇降アセンブリ ウイングデッキの昇降シリンダ4ヶ所 図 43 図 41 図 43 図 42 39
エンジンの整備 ウイングデッキ • キャスタフォークのシャフトのブッシュ 1ヶ 所 図 44 • スピンドルシャフトのベアリング左右それぞ れ2ヶ所 プーリの下。 • エンジンの安全事項 エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください アイドラアームのピボットのブッシュ1ヶ所アイ ドラピボットのシャフト エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エアクリーナ のインジケータを点検する。 50運転時間ごと—エアクリーナを点検する。 400運転時間ごと—エアクリーナの清掃を行っ てくださいインジケータが赤になったらその 時点で、運転条件の悪いところでは整備間 隔が短くなります。 エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点 検してください。破損していれば交換してくださ い。吸気部全体について、リーク、破損、ホースの ゆるみなどを点検してください。 図 44 エアクリーナのフィルタの整備は、インジケータが 赤色になってから行ってください図 45。早めに整備 を行っても意味がありません。むしろフィルタを 外したときにエンジン内部に異物を入れてしまう 危険が大きく
図 47 1. 2. エアクリーナの安全フィルタ インジケータ図 45が赤になっている場合は リセットする。 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初 回運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認し てください。 油量は約 5.
エンジンオイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 1. エンジンを始動し、約5分間のウォームアップ を行ってオイルを温める。 2. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止し、 キーを抜き取り、可動部が完全に停止したの を確認する。 3. エンジンオイルとフィルタを交換する図 49。 図 48 注 種類の異なるオイルを使うときには、古 いオイルを全部抜き取ってから新しいオイル を入れること。 図 49 4.
燃料系統の整備 ウォーターセパレータの整備 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—水セパレータ から水や異物を流し出す。 燃料システムの整備 400運転時間ごと 燃料タンクの内部清掃 図 50 のように水セパレータの整備を行う。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 燃料に異物が混入した 場合にも行う。 タンクの清掃にはきれいな燃料を使用してくださ い。 燃料ラインとその接続の点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 燃料ラインの劣化・破損状況やゆるみが出ていない か点検を行ってください。 図 50 43
電気系統の整備 1.
警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切で あるとケーブルがショートを起こして火花 が発生する。それによって水素ガスが爆発 を起こし人身事故に至る恐れがある。 • ケーブルを 取り外す時は、必ずマイナ ス 黒 ケーブルから取り外し、次にプラ ス 赤 ケーブルを外す。 図 55 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラ ス 赤 ケーブルから取り付け、それから マイナス 黒 ケーブルを取り付ける。 3. 腐食防止のために両方の端子部にワセリン Grafo 112X スキンオーバーグリス: P/N 505-47ま たはグリスを薄く塗る。 4. プラス端子にゴムカバーを取り付ける。 5. バッテリーカバーを閉じる。 ヒューズの搭載位置 トラクションユニットのヒューズは、パワーセン ターのカバーにあります図 53、図 54、図 55。 パワーセンターのカバーをフレームに固定している ねじ2本を外して、カバーを外す図 53。 図 53 1. パワーセンターのカバー 2. ねじ 図 54 1.
走行系統の整備 オイル量が不足している場合には、12時の位 置にあるプラグを外し、所定レベルである3時 の位置の高さになるまでオイルを補給する。 4. プラグを両方とも取り付ける。 3. 走行ペダルの角度を調整する 1. 走行ペダルの左側をブラケットに固定してい るナットとボルト各2をゆるめる図 56。 プラネタリギアオイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達 した方 1. 平らな場所で、点検プラグが一番低い位置時計 の 6 時の位置に来るように停止させる図 58 。 図 56 1. 2. 走行ペダル 2. 取り付けナットとボルト 図 58 1. 走行ペダルを希望の角度に調整し、ナットで 固定する 図 56 。 点検/ドレンプラグ プラネタリハブの下に容器を置き、プラグを 外してオイルを抜く。 3. ブレーキハウジングの下に容器を置き、プラ グを外してオイルを抜く図 59。 2.
補給することができるようになります。その ようにして全量を入れてください。 7. プラグを取り付ける。 8. 反対側のプラネタリギアアセンブリも同様に 作業する。 後アクスルオイルの点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 後アクスルには SAE 85W-140 ギアオイルを入れて出 荷しています。初めて使用する前および 400 運転 時間ごとにオイル量を点検してください。容量は 2.4 リットルですオイル漏れの目視点検は毎日行っ てください。 1. 平らな場所に駐車する。 2. アクスルの一方の端部から点検用プラグを抜 き、穴の高さまで潤滑油があることを確認す る 図 60 。 図 61 1. ギアボックス 2. 点検・補給プラグ 後アクスルのオイルの交換 注 量が不足している場合は、給油プラグを はずして補給する。 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと 初回のオイル交換は運転開始後 200時間で、その 後は、800運転時間ごとにオイル交換を行ってく ださい。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
冷却系統の整備 注 オイルが抜けやすいように点検プラグを 外す。 冷却系統に関する安全確保 注意 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエ ター部分に触れたりすると大火傷をする恐れ がある。 • エンジンが熱いうちはラジエターのふたを 開けないこと。キャップを開ける時には、 分 必 ず 、 ラ ジ エ タ ー が 十 分 に 冷 え る ま で 15分 ぐらい待ってから行うこと。 • ラジエターや周囲の高温部分に触れないよ うに注意すること。 図 63 1. 危険 ドレンプラグ 7. 点検プラグの穴の下までオイルを補給する; 後 アクスルのオイルの交換 (ページ 47)と 後アク スルギアボックスのオイルの点検 (ページ 47) を参照。 8. プラグを取り付ける。 冷却液を飲み込むと危険である。 • 冷却液を飲んではならない。 • 冷却液は子供やペットが触れない場所に保 管すること。 冷却系統を点検する 後輪のトーインの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 毎日、運転前に冷却液の量を点検してください。 容量はおよそ 8.
4. 重要 水だけの使用やアルコール系、メタノー ル系の冷却液の使用はシステムを損傷するの で避けること。 ブレーキの整備 ラジエターと補助タンクのふたを閉める。 ブレーキの調整 ブレーキペダルの「遊び」が 25mm以上となった り、ブレーキの効きが悪いと感じられるようになっ たら、調整を行ってください。遊びとは、ブレーキ ペダルを踏み込んでから抵抗を感じるまでのペダル の行きしろを言います。 エンジン冷却システムの整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 2年ごと このマシンには、油圧駆動式のファンが搭載されて おり、必要に応じて自動的に手動でも可能オイル クーラ/ラジエターのファンを逆転させてスクリー ンにたまったごみを吹き飛ばします。この機能によ り、オイルクーラ/ラジエターの清掃に必要な時間 は短縮されますが、清掃の必要がなくなるわけでは ありません。必ず、定期的にオイルクーラ/ラジエ ターを点検し、必要に応じて清掃してください。 1. エンジンを止め、フードを開ける。 2. エンジンの周囲を丁寧に清掃する。 3.
ベルトの整備 オルタネータベルトの整備 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 100運転時間ごと プーリとプーリとの中間部を 44N·m約10ft-lb の力で 押した時に、10mm 程度のたわみがあれば適正です。 たわみが10mmでない場合には、オルタネータ取り 付けボルトをゆるめ図 68、 注 適当な張りに調整してボルトを締めてくださ い。ベルトのたわみが適切に調整されたことを確 認する。 図 67 1. ブレーキ調整ナット C. 後ナットを締めてケーブルを後方に移動 させてブレーキペダルの遊びが 1325mm な るようにする。 D. 調整ができたら前ナットを締める。 E. ブレーキ調整カバーを取り付ける。 g028590 3 図 68 1. オルタネータ 3. コンプレッサ 2. 取り付けボルト 4. アイドラプーリ ブレード駆動ベルトの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 50運転時間ごと エクステンションスプリングの長さフックからフッ クまでが 8.3mm ± 9.
図 70 1. 油圧モータ 2. 取り付けボルト 図 69 1. ベルト 2. アイボルト 4. 5. 3. エクステンションスプリング 6. ベルトガイド フランジナット ストップボルト ブレード駆動ベルトの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと ブレードを駆動しているベルトはスプリング付きの アイドラで張りを調整されており、非常に耐久性が 高く、長期間にわたって使用することができます。 しかし長期間のうちに必ず磨耗が現れてきます。磨 耗の兆候としてベルトが回転するときにきしみ音が する、刈り込み中にベルトが滑ってブレードが回ら ない、ベルトの縁がほつれている、焼けた跡があ る、割れているなどがあります。これらの兆候を発 見したらベルトを交換してください。 1. 刈り込みデッキを床面まで下降させ、ベルト カバーを外して脇に置く。 2. エクステンション・スプリングを外せるよう に、アイボルトを外す 図 69。 3.
油圧系統の整備 高粘度インデックス 低流動点アンチウェア油圧作 動 液 , ISO VG 46 物性 油圧系統に関する安全確保 粘度, ASTM D445 St @ 40°C 44 - 48 St @ 100°C 7.9 - 8.
油圧オイルの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 通常は 800 運転時間ごとにオイルを交換します。オ イルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますので、Toro 代理店にご連絡く ださい。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ず んだ色なったりします。 1. 平らな場所に駐車し、刈り込みデッキを下降さ せ、エンジンを停止させてキーを抜き取る。 2. 油圧オイルタンク前側底面にあるドレンプラ グを取り外して流れ出すオイルを大きな容器 で受ける。 3. オイルが全部流れ出たらプラグを元通りに取 り付ける。 4. 油圧オイルタンク図 72に油圧オイルを入れ る 油圧オイルを点検する (ページ 52) を参照。 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しな いでください。他のオイルを使用するとシス テムを損傷する可能性があります。 図 71 図 72 1. 油圧オイルタンク 5. タンクにキャップをはめ、エンジンを始動し、 全部の油圧装置を操作してシステム内部にオ イルを行き渡らせる。 6. また、オイル漏れがないか点検して、エンジ ンを停止する。 7.
油圧フィルタの交換 カウンタバランスの押圧を調整す る 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 カウンタバランス油圧回路には、カウンタバランス 試験用にテストポートがあります。図 74適正カウ ンタバランスは 22.41bar22.75kg/cm2 = 325psiです。 カウンタバランスの油圧を調整するには、ロック ナットをゆるめて調整ねじ 図 74 で行います。ねじ を右にまわすと油圧が高くなり、左に回すと低くな ります。調整ができたらロックナットを締め付け ます。油圧テストは、エンジンを高回転ハイアイ ドルさせた状態で、デッキを下げてフロート位置 にして行います。 800運転時間ごと トロの純正交換フィルタをお使いください後部用 刈り込みデッキ用は P/N 94-2621、前部用チャージ 用は P/N 75-1310 です。 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器 の保証が適用されなくなる場合があります。 1. 平らな場所に駐車し、デッキを下降させ、エ ンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛けて キーを抜き取る。 2.
刈り込みデッキの保守 6. 各ウイングデッキをゆっくりと上昇させると、 重心が移動してデッキが上昇位置に移動する。 中央刈り込みデッキを立てるには 7. エンジンを止め、キーを抜き取る。 中央デッキを降ろすには 注 通常の整備に特に必要はありませんが、中央の刈 り込みデッキを立てた状態にすることができます。 デッキを立てる場合には以下の手順で行います 1. 2. 中央デッキをわずかに床から浮かせた状態で 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、 キーを抜き取る。 ダンパを昇降アームに固定しているヘアピン コッターを外す図 75。 図 75 1. ダンパ 2. ヘアピンコッター 3. ダンパをデッキハウジング側に倒す。 4. 刈高チェーンを刈り込みデッキ後部に固定し ているヘアピンコッターとクレビスピンを取 り外す 図 76 。 1 2 g020969 図 76 1. 5. ボルト 2. 刈高チェーン エンジンを掛け、中央デッキをゆっくりと上 昇させる。 55 1.
デッキのピッチの調整 ウイングデッキの調整 1. キャスタアームをキャスタフォーク固定して いるキャップスクリュとナットを外す図 78。 2. 必要に応じてシムを増減してキャスタホイー ルの高さを変えてデッキを正しいピッチに調 整する。 3. キャップスクリュとナットを外す。 デッキのピッチを測定する デッキのピッチとは、ブレードを前後方向に向けた ときのブレードの前後における床からの高さ刈高の 差を言います。ブレードピッチの推奨値は 811mm です。これは、ブレードを前後に向けて先端の高 さを比べたとき、前よりも後ろの方が 8-11mm 高く なっている状態を言います。 1. 作業場の平らな場所に駐車する。 2. 刈り込みデッキを希望する刈高に調整する。 3. ブレードをまっすぐ前後方向に向ける。 4. 短い定規を使って、床面からブレードの前側 の刃先までの高さを測る。 5. ブレードを半回転させて後方に回し、床面か らこの切っ先までの高さを測る。 6. 後方での測定値から前方での測定値を引いた 値がブレードのピッチとなる。 図 78 中央デッキのピッチの調整 1.
図 79 1. キャスタアームのチューブ 2. ブッシュ 図 81 5. 新しいブッシュの内外面にグリスを塗る。 6. ハンマーと平らな板を使って、新しいブッ シュをチューブに叩き込む。 7. キャスタスピンドルの磨耗状態を点検し、必 要に応じて交換する。 2. ホイールのハブからベアリングを外す。ベア リングスペーサが落ちてくる図 80 と 図 81。 8. チューブとブッシュにキャスタシャフトを押 し込む。 3. ホイールハブの反対側にあるベアリングを取 る。 9. スピンドルにスラストワッシャとスペーサを 取り付け、テンショニングキャップで全部の パーツを固定する。 4. ベアリング、スペーサ、およびハブの内側の 磨耗状態を点検し、必要に応じて交換する。 5. キャスタホイールを組み立てるには、まず、 ホイールのハブにベアリングを押し込む。 1. キャスタホイール 3. ベアリング 2. キャスタのピボットアーム 4.
ブレードの保守 刈り込みブレードについての安 全事項 危険 磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、 回転中にちぎれて飛び出す場合があり、これが 起こるとオペレータや周囲の人間に多大の危険 を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。ま た、破損したブレードを修理すると安全規格を 満たさなくなる恐れがある。 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • 曲がったブレードを元に戻そうとしたり、 欠けや割れの出たブレードを溶接で修理し たりしないこと。 • 磨耗したり破損したりしたブレードは交換 すること。 図 82 • • ブレードを点検する時には安全に十分注意して ください。ブレードをウェスでくるむか、安全 手袋をはめ、十分に注意して取り扱ってくださ い。ブレードは修復したりせず、必ず新品に交 換してください。 複数のブレードを持つ機械では、つのブレード を回転させると他も回転する場合がありますか ら注意してください。 ブレードの変形を調べる 機械を何かに衝突させてしまった場合には、機械に 損傷がないか点検し、必要があれば修理を行って ください。点検修理が終わるまでは作業を再開し
3. ブレードを半回転させて後ろ側にあった刃先 を前側にし、ステップ 2 と同じ位置で、デッ キとブレードの刃先の距離を測る。 ル部は、風を起こして草を真っ直ぐに立て、均一な 刈りを実現するためのものです。しかしセイルは使 用に伴って徐々に磨耗してきます。そしてこの磨耗 に伴って、刃先が鋭く維持されていても、刈りの質 は幾分か落ちてきます。草を引きちぎるのでなく、 カットするためには、当然切っ先が鋭利でなければ なりません。刈りあとを見て、切り口がささくれ 立っていたり茶色に変色しているのは刃先が鈍く なっている証拠です。このような状態が見られた ら、ブレードを研磨してください。 注 上記手順2と3で記録した2つの測定値が 3mm の差の中に収まっていれば適正である。この 差が 3 mm を超える場合には、そのブレードが 変形しているので交換する ブレードの取り外 しと取り付け (ページ 59)を参照。 ブレードの取り外しと取り付け 1.
けてブレードボルトで固定する ブレードの取 り外しと取り付け (ページ 59)を参照。 刈り込みデッキのミスマッチの修 正 ひとつの刈り込みデッキのブレード間でミスマッ チがあると、刈り後が段差ができてしまいます。 この問題は、どのブレードも曲がっておらず、全 部のブレードが同じ面で回転するように調整する ことで解決することができます。 1. 作業場の平らな場所に駐車する。 2. 刈高を一番高い位置に設定する 刈り高の調 整 (ページ 23)を参照。 3. 刈り込みデッキを平らな床に降ろし、デッキ 上部からカバーを外す。 4. アイドラプーリを固定しているフランジナッ トをゆるめ、ベルトの張りをなくす。 5. デッキの天井から各ブレードの前端の刃先ま での距離を測る。 注 測定値を記録する。同じブレードを半回転 させて後方に回し、床面からこの切っ先まで の高さを測る。上記手順で記録した2つの測定 値が 3 mm の差の中に収まっていれば適正であ る。差が3 mm よりも大きい場合には、そのブ レードは曲がっていて危険であるから交換す る。全部のブレードでこの測定を行うこと。 6.
保管 シーズン終了後の格納準備 トラクションユニット 1. トラクションユニット、刈り込みデッキ、エ ンジンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検 する (ページ 21)を参照。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必 要な締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、 タッチアップする。金属部の変形を修理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を 重曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部にワセリ ンGrafo 112X: P/N 505-47を薄く塗る。 D. 電極板の劣化を防止するため、60日ごと に24時間かけてゆっくりと充電する。 エンジン 1. エンジンオイルを抜き取り、ドレンプラグを はめる。 2. オイルフィルタを外して捨てる。新しいオイ ルフィルタを取り付ける。 3.
メモ 62
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service De