Form No. 3440-747 Rev B Groundsmaster® 4100 および 4110 ロータリーモア シリ ア ル 番 号 405600000 以 上 モ デ ル 番 号 30608—シ シリ ア ル 番 号 405700000 以 上 モ デ ル 番 号 30608—シ シリ ア ル 番 号 405600000 以 上 モ デ ル 番 号 30644—シ 製品の登録は www.Toro.com.
ビスにおたずねください。お問い合わせの際には、必 ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせくださ い。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニ
目次 エンジンの停止手順.......................................39 エンジン速度スイッチの使い方 .........................39 芝刈り速度の調整 .........................................39 移動走行速度の調整 .....................................39 ディーゼル微粒子フィルタ DPF の再 生............................................................39 ヒント ................................................................ 51 運転終了後に ...................................................... 52 安全に関する一般的な注意 .............................52 緊急時の牽引移動 ....................................
安全について ブレード駆動ベルトの交換 ...............................74 油圧系統の整備 ................................................... 75 油圧系統に関する安全確保.............................75 油圧オイルについて .......................................75 カッティングユニットの保守..................................78 中央カッティングユニットを立てるに は............................................................78 立っている中央カッティングユニットを降ろ す ............................................................78 カッティングユニットのピッチの調整 ....................78 キャスタアームのブッシュの整備 .......................
decal93-7272 93-7272 decal100-6578 1. 100-6578 ファンによる切傷や手足の切断の危険 可動部に近づかない こと。 1. ベルトに巻き込まれる危険シールドやガードを外したままで 運転しないこと必ず正しく取り付けて運転すること可動部に 近づかないこと。 decal93-7818 93-7818 1. 警告ブレードボルト/ナットは115-149N·m11.8-15.2kg·m = 85-110 ft-lbにトルク締めするトルク締めの方法については オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal104-3579 104-3579 1. 低めの刈高の調整 2. 高めの刈高の調整 decal100-5622 100-5622 1. 刈高の調整 decal106-4250 106-4250 1. 刈高 decal100-5623 100-5623 1. 低めの刈高の調整 2. 高めの刈高の調整 decal106-4251 106-4251 1.
decal106-6754 106-6754 1. 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足の切断など、ベルトによる巻き込み事故の 危険可動部に近づかないこと。 decal106-6755 106-6755 decal114-0849 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 3. 114–0849 警告高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 6 1. 警告 1) まず PTO を解除 し、2) それからデッキを上 げること。 4. 前進 2. ここに足を入れないこと。 5. 後退 3.
decal120-4159 120-4159 1. OFF 8. 高 2. ライト 3. ON 9. 走行制御 4. ライトスイッチの配置場所 10. 低 11. PTO 5. 高速 12. 左デッキ下降 6. 無段階速度調整 13. 中央デッキ下降 7. 低速 14. 右デッキ下降 decal120-8947 120-8947 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 4. ROPS を立てて運転する 時はシートベルトを着用す ること。 2. ROPS を下げた状態で は、ROPS による安全保 護は機能しない。 5. ROPS を降ろして運転する 時はシートベルトを着用し ないこと。 3. ROPS を立てれば転倒時 の保護が機能する。 6. 旋回操作はゆっくり行うこ と。 decal120-6604 120-6604 1. 異物が飛び出して人にあたる危険 人を近づけないこと。 2. 切傷や手足の切断の危険回転刃に近づかないこと 使用時に はすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 3.
decal121-3887 121-3887 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal121-1592 127-3700 1. 左デッキ上昇。 4. エンジン速度をロック。 2. 中央デッキ上昇。 5. エンジン速度のロックを解 除。 3. 右デッキ上昇。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. 6. 9. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと。 decal125-9688 125-9688 1. Off 2. ワイパー decal130-0594 130-0594 3. ON 4.
decal130-0611 decal133-8062 130-0611 1. 133-8062 警告脱出はピンを抜いてドアを押し上げて。 decal130-5355 130-5355 1. 後窓を閉じる。 2. フードを上げる。 decal114-0846 114-0846 1. エンジン始動手順については オペレーターズマニュアル を読 むこと1) ニュートラルにセット 2) ブレーキを掛ける 3) エン ジン速度を低速にセット 4) キーを予熱位置に回す 5) キー を始動位置に回す。 2. エンジン停止手順については オペレーターズマニュアル を 読むこと1) エンジン速度を低速にセット 2) デッキを解除す る 3) 駐車ブレーキを掛ける 4) 5秒間待つ 5) キーを停止位置 に回し6) キーを抜き取る。 3. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal130-5357 130-5357 1. 前に踏み込むと前進。 2. 後に踏み込むと後退。 4. ノブを引き出すとPTO接続リール回転。 5. ノブを押し入れるとPTO解除リール停止。 6.
decal120-0250 120-0250 1. 低速走行車両標識 decal117-2754 117-2754 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告 講習を受けてから運転すること。 3. 警告 運転席に着席しているときにはシートベルトを着用すること。 4. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 異物が飛び出す危険 人を近づけないこと。 6. 手足や指の切断の危険 可動部に近づかないことすべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 7. 転倒の危険 下り坂ではカッティングユニットを下降させること旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしないこと。 8.
CE マシンには P/N 117-2754 の上から貼り付ける. decal117-2766 117-2766 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる 法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のも とでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告 運転する前に全員が必ず講習を受けてください。 3. 警告 シートベルトを着用のこと。 4. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 異物が飛び出す危険 人を近づけないこと。 6. 手足や指の切断の危険 可動部に近づかないことすべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 7. 転倒の危険下り坂ではデッキを降下させておくこと15° 以上の斜面で運転しないこと。 8.
decal136-4436 136-4436 1. ヒューズに関する詳しい情報は オペレーターズマニュアル を 参照のこと。 2. 3. エンジン予熱 60A 電源 7.5 A 4. 方向指示器 10 A 5. ECU 10 A 6. 7. インフォセンター 2A 8. ヘッドライト 15A 9. 電動シート 10A 10. ライター: 10 A 11. ホーン 10 A システム電源 10 A decal137-5495 137-5495 1.
decal137-5498 137-5498 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 2 3 4 用途 必要なパーツはありません。 – マシンのグリスアップを行ってください。 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を点検する。 必要なパーツはありません。 – オイルの量を点検します。 製造年デカル 1 デカルを取り付けますCE 諸国用のみ。 その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 エンジンマニュアル 1 エンジン関係の情報を調べるための資料です。 規格適合認定書 1 始動キー 2 エンジンを掛ける。 キャスタキャップ用レンチ 1 キャスタホイールアセンブリの調整に使用します。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 2 1 タイヤ空気圧を点検する グリスアップを行う 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 手順 手順 タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検する (ペー ジ 23)を参照。 運転前に機械のグリスアップを行う潤滑 (ペー
3 液量を点検する 必要なパーツはありません。 手順 1. エンジンオイルの量を点検する エンジンオイルの 量を点検する (ページ 62)を参照。 2. ブレーキオイルの量を点検する 油圧オイルを点 検する (ページ 75)を参照。 3. 冷却液の量を点検する; 冷却系統を点検する (ページ 71) を参照。 4. プラネタリギアドライブのオイル量を点検する プラ ネタリギアオイルの点検 (ページ 69)を参照。 5. 後アクスルの潤滑油量を点検する 後アクスルオ イルの点検 (ページ 70)を参照。 6. 後アクスルのギアボックスの潤滑油量を点検す る 後アクスルギアボックスのオイルの点検 (ペー ジ 70)を参照。 g279510 図3 1.
製品の概要 み込みながら、駐車ブレーキラッチを押し下げます図 4。駐車ブレーキを解除するには、ペダルを踏み込み ます。ラッチが外れて駐車ブレーキが解除されます。 駐車ブレーキ解除後は、ペダルが完全に戻っている ことを確認してください。 各部の名称と操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 キースイッチ 実際にエンジンを始動して作業を始める前に、各部分 の操作方法をよく知っておいてください。 キースイッチ図 5には3つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTです。 g028453 図5 g203048 図4 1. ブレーキペダル 4. 駐車ブレーキ 2. ペダルロックのラッチ 5. チルトステアリングレバー 3. 走行ペダル 1. 昇降スイッチ 2. PTO スイッチ 5. ハイ・ロー速度コントロール 6. エンジン速度スイッチ 3. キースイッチ 7. ライトスイッチオプション 4.
PTO ス イ ッ チ PTOスイッチ押し込んだ状態作動と引き出した状態停 止の2つの位置があります。PTO ボタンを引くと刈り込 みデッキのブレードが回転を開始します。PTO ボタンを 押し込むブレードの回転が止まります図 5。 ハイ・ロー速度スイッチ 芝刈り作業用と移動走行用のモードの切り換えを行い ます 図 5 。 ハイレンジでは刈り込みデッキは作動しません。ハ イレンジとローレンジの切り換えは、デッキを上昇さ せ、PTO とクルーズコントロールを解除し、走行ベ ダルをニュートラル位置にセットして、低速走行状態 で行ってください。 g028454 図6 1. 電源ソケット 2.
アームレスト調整ノブ 温度コントロールのノブ ノブを回してアームレストの角度を調整することができ ます 図 7 。 ノブを回してキャブ内の温度を調整します図 8。 ワイパースイッチ 背もたれ調整レバー ワイパーのON/OFFを行います 図 8。 背もたれの角度を調整するレバーです図 7。 エアコンスイッチ 体重調整ゲージ エアコンのON/OFFを行います 図 8。 適正に調整できると、インジケータに表示が出ます図 7。運転席の高さも調整できますサスペンションを緑色 の範囲で調整してください。 電源ソケット DC 12 V 15 A の電源を供給します図 8。 体重調整レバー ライトスイッチ 体重調整用のレバーです図 7。レバーを引き上げる と空気圧が高くなり、押し下げると低くなります。体重 ゲージが緑色の範囲に入れば、調整は適切です。 ヘッドライトとテールライトの ON/OFF を行います 図 8。 フラッシャースイッチ キャブ関係の制御装置 点滅灯 ハザード ON/OFFを行います 図 8。 前窓用ラッチ ラッチを上に開くと窓を開けることができます図 9。ラッ チを押し込むよ
ディ ス プ レ イ イ ン フ ォ セ ン タ ー LCDデ インフォセンターLCDディスプレイ図 5は、マシンの運 転状態、故障診断などの情報を表示します。 表示される内容はボタンによって変わります。各ボタン の機能はメニューの内容によって、変わります。 19
仕様 g203228 図 10 20
図 10 記号 寸法または重量 高さ キャブ搭載 A 237 cm 高さ ROPS を立てた状態 I 217 cm 高さ ROPS を下げた状態 K 173 cm 全長 H 186 cm 収納時の長さ G 184 cm D 315 cm 内容 刈幅 全体 前カッティングユニット 137 cm 左右カッティングユニット 94 cm 前と左又は右カッティングユニット 226 cm 全幅 カッティングユニット降下時 E 323 cm カッティングユニット上昇時移動走行 C 180 cm F 141 cm 前 B 114 cm 後 J 107 cm ホイールベース ホイールトレッドタイヤの中心から中心まで 地上高 15 cm 純重量 キャブを含む 2165 kg 純重量 ROPS を含む 1922 kg 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそろっており、マシンの機能をさらに広げることができます。 詳 細は弊社の正規サービスディー
運転操作 エンジンオイルの量を点検する 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 エンジンを始動させる前に、エンジンオイルの量を点 検してください手順は エンジンオイルの量を点検する (ページ 62)を参照してください。 運転の前に 冷却系統を点検する 安全に関する一般的な注意 • 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 • 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識など に十分慣れておきましょう • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 • • • • エンジンを始動させる前に、冷却系統を点検してくだ さい手順は 冷却系統を点検する (ページ 71)を参照 してください。 油圧システムを点検する エンジンを始動させる前に、油圧系統を点検してくだ さ
燃料を補給する 燃 料 表 (cont'd.) ディーゼル燃料の仕様 地域 ASTM D975 No. 1-D S15 USA No. 2-D S15 • • EN 590 EU 諸国 ISO 8217 DMX 米国外 JIS K2204 Grade No.
g033359 図 14 後輪 g001055 図 12 ミラーの調整 ホイールナットのトルクを点検 する キャブモデルのみ 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 1 時間 運転席に座り、バックミラーの調整を行ってください図 15。レバーを後方に引くと防眩モードになってライトの 直射などの眩しさを軽減します。 バックミラー 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと サイドミラー 警告 適切なトルク締めを怠ると車輪の脱落から人身事 故につながる恐れがある。 運転席に座り、もう一人の人に手伝ってもらって、サイ ドミラーの調整を行ってください図 15。 各ラグナットを適正トルクにトルク締めする。 図 13と図 14に示す順序で、ラグナットを 115-136 N·m 10.5-13.0 kg.m = 85-100 ft-lbにトルク締めする。 g008870 図 15 g033358 図 13 前輪 24 1. サイドミラー 2. バックミラー 3.
ヘッドライトの調整 を下 げ る ROPSを オプションアクセサリ 1. 取り付けナットをゆるめ、各ヘッドライトが真っ直 ぐ前を向くように調整する。 注 調整終了後のナットの締め付けは、調整を保 持できる程度に軽くする。 2. 平らな金属板をヘッドライトの正面に当てる。 3. 金属板に磁石式の傾斜計を取り付ける。 4. 金属板を当てたままの状態で、ヘッドライトが3度 下方に向くように調整し、ナットを締め付ける。 5.
刈り高の調整 るために必要な数のスペーサ13 mmをシャフトに セットし、ワッシャをはめる下のチャートを参照。 中央 カ ッ テ ィ ン Center Cutting Unit中 グユニット 刈高と、必要なシムの組み合わせとの関係は以 下のチャートにて確認してください図 19。 刈高の調整範囲は 25-127 mm、調整間隔は 13 mm 刻みです。中央カッティングユニットの刈高を調整す るには、キャスタホイールの軸をキャスタフォークの上 の穴または下の穴にセットし、キャスタフォークに同数 のスペーサを追加または取り外し、後チェーンを希 望する穴に入れる。 1. 平らな場所に駐車する。 2. エンジンを始動し、カッティングユニットを上昇さ せて刈高の調整ができるようにする。 3. エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、カッティ ングユニットを上昇させてからキーを抜き取る。 4. キャスタホイールのアクスルをキャスタフォークの 上穴または下穴にセット全部のキャスタフォークで 上または下に統一する。 decal100-5622nc 図 19 7.
数のスペーサ13 mmをシャフトにセットし、ワッ シャをはめる下のチャートを参照。 刈高と、必要なシムの組み合わせとの関係は以 下のチャートにて確認してください図 23。 decal106-4251nc 図 21 注 刈高25 mm、38 mm、また場合により 51 mm で使用する時には、スキッドそりとゲージホイー ルを一番高い穴にセットして使ってください。 decal100-5622nc 図 23 両翼のカッティングユニット 4. キャスタスピンドルを前キャスタアームに押し込 む。 両サイドのカッティングユニットの刈高を調整するに は、キャスタフォークのに同数のスペーサを追加また は取り外し、キャスタホイールの軸を刈高穴上または 下にセットし、ピボットアームをブラケットの対応する 刈高穴に入れる。 5. スピンドルシャフトにシムを取り付け当初の状態と 同じに、残りのスペーサも取り付ける。 6. キャスタピボットアームからヘアピンコッターとクレ ビスピンを抜き取る図 24。 7.
decal100-5623nc 図 25 g033113 図 27 8. クレビスピンを取り付け、ヘアピンコッターで固 定する。 9. テンションロッドを左に回し指締めて調整位置 にテンションを掛ける。 ブレードを調整する スキッドの調整 重要 複数のブレードを持つ機械では、 つのブレード を回転させると他も回転する場合がありますから注意 してください。 刈高 64 mm 以上で使用する場合には、スキッドを下 位置に取り付け、それ以下の刈高で使用する場合に は、上位置に取り付けます。 カッティングユニットが適切に作動できるように、ウイ ング側と中央のブレードとの間に 10-16 mm の隙間を 確保してください 図 28。 1. カッティングユニットを上昇させてブレードが見え るようにし、中央デッキが落ちないようにブロッ クする。 注 ウイングデッキは中央カッティングユニットに対 して平行となっている必要がある。 2.
中央カッティングユニットのセットアップ 注 テンショニングキャップの締め付けには、トロの工具 P/N 121-3874を使用するのが最も簡単です。 1. ブレードが前後方向を指すように回転させる。 2. 床面からブレードの刃先までの高さを測る。 3. 刈高がステッカー 図 30 と合わない場合には、シ ム 3 mm を前キャスタフォークに取り付けて調整 する 刈り高の調整 (ページ 26)を参照。 g009439 図 29 1. 調整ボルト 2. ジャムナット カッティングユニット間のミス マッチを修正する 各ターフのコンディションは同じでなく、またトラクショ ンユニットのカウンタバランスの設定も様々ですので、 本格作業を開始する前に試験刈りを行って、刈り上 がりを確認してください。 1. 2. 全部の刈り込みデッキを同じ希望刈高に調整す る; 刈り高の調整 (ページ 26)を参照。 g008866 図 30 マシンの前後のタイヤの空気圧を点検し、 1.72-2.07 bar 1.75-2.10 kg/cm2 = 25-30 psiに 調整する。 3.
ムの下側についているシムをもう枚抜き取り、さら にそのカッティングユニットの前外側キャスタアー と。 ムの下側についているシムを枚抜き取ると 5. 前カッティングユニットの外側ブレードの刈高に比 べて左右カッティングユニットの内側ブレードの刈 高が低すぎる場合には、その左右カッティングユ ニットの前内側キャスタアームの下側についてい るシムを枚追加する。 注 各ブレードについて、床面から刃先までの距 離を左右でもう一度測定し、左右のカッティング ユニットの外側ブレード同士、および左右のカッ ティングユニットの内側ブレードと前カッティングユ ニットの対応する外側ブレードの値を比較する。 g011561 図 31 1. 2. 前キャスタアーム シム 3. 前キャスタフォーク カッティングユニット間の刈高をマッ チングさせる 1. 6. 内側ブレードの刈高がまだ低すぎる場合には、 その左右カッティングユニットの前内側キャスタ アームの内側 と にシムをもう枚追加し、さらにそ のカッティングユニットの前外側キャスタアームの 下側にもシムを1枚追加する。 7.
ブレードの選択 アトミックブレード フラットセイルブレード スタンダードセイルブレー ド ミディアムセイルブレード ターフの状態 濡れ芝、付着しやすい、 春の成長旺盛期 薄くまばらな状態 通常の刈り込み すべての状態から重度の 刈り込みまで 落ち葉のマルチング 良好 不向き 良好 良好 長所 あまり草を立たせず、ダ マをよく粉砕する ほこりっぽい、砂の多 い、まばらな芝生で軽く 使える ほとんどの条件で使える スタンダードより草を立 たせる力が大きく吹き出 しは弱い 短所 草が多いと立たせる力も 刈りかすの分散も弱くなる 通常の芝生やよく茂った 芝草には不向き インフォセンターの使い方 インフォセンターのアイコン インフォセンター LCD は、マシンの運転状態、不具合 診断など、マシンに関わる様々な情報を表示します図 32。インフォセンターには初期画面スプラッシュ画面と メイン画面があります。インフォセンターのどのボタンで も、押せば初期画面とメイン画面とをいつでも切り替え ることができ、また、矢印ボタンで選択することによっ て、希望する項目の内容を確認すること
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.) イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
About マ シ ン に つ い て メニュー項目 内容 Model モデル マシンのモデル番号を表示し ます。 SN マシンのシリアル番号を表示 します。 Machine Controller Revisionコ ントローラ改訂番号 マスターコントローラのソフトウェ アの改訂番号を表示します。 インフォセンターの改定番号 インフォセンターのソフトウェア の改訂番号を表示します。 CAN Bus マシン内部の通信状態を表示 します。 保護 項 目 Protected Menus保 インフォセンターの「設定」メニューで変更可能な項 目は4つありますオートアイドル、刈り込み時最大速 度、移動時最大速度、デッキのカウンタバランス、ス マートパワーです。これらの設定は、「パスワード保 護メニュー」にあります。 g028522 図 34 アクセス制限付きメニューへ のアクセス 注 出荷時に設定されている デフォルト PIN は 0000 または 1234 です。 PIN を変更後、PIN を忘れてしまった場合には、弊社 ディストリビュータにご相談ください。 1. 3.
の設 オ ー ト ア イ ド ル Auto Idleの 定方法 1. 設定メニューSettings Menuにて下へスクロール すると「オートアイドルAuto Idle」があります。 2. 右ボタンを使って、オートアイドル時間を、OFF, 8S, 10S, 15S, 20S, および 30S から選択します。 7. 運転中に 運転中の安全確認 刈り込み最高速度の設定方法 1. 「設定メニュー」で、下へスクロールしていくと 「刈り込み速度」Mow Speedがありますから、 ここで右ボタンを押します。 2. 最高速度設定を上げるには右ボタンで選択しま す50%, 75%, または 100%)。 3. 最高速度設定を下げる場合には中央ボタンを使 います50%, 75%, または 100%)。 4.
に関 す る 追 加 的 安 折 り 畳 み 式 ROPSに 全注意事項 完全に停止するまで待ってください運転席で刈高を 変更できる場合はこの限りでありません。 • エンジンは換気の十分確保された場所で運転してく ださい。排気ガスには致死性ガスである一酸化炭 素が含まれています。 • マシンを作動させたままで絶対に機体から離れな いでください。 • 運転席を離れる前に • 運転するときには必ずROPS横転保護バーを運転 位置に立て、シートベルトを着用してください。 • どうしても必要なわずかの時間以外には ROPS を 降ろさないでください。。ROPS を下げた状態で乗 車する時にはシートベルトをしないでください。 • ROPS を折りたたんでしまうと、転倒時に安全保護 – 平らな場所に駐車する。 ができなくなることを十分認識してください。 – PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降させ る。 • – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 作業場所を必ず事前に確認してください。法面、 段差、水などがある現場では、必ず ROPS を立 てて運転して
• 斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表 面まで下げておいてください。斜面上でカッティン グユニットを上昇させると機体が不安定になる恐れ があります。 • 集草装置などのアタッチメントを取り付けての作業 には十分な注意を払ってください。アタッチメントに よってマシンの安定性が変わり、安全限界が変わ る場合がありますからご注意ください。 マシンの運転特性を理解する このマシンは油圧トランスミッションを搭載しており、他 の多くのターフ管理機器とは運転特性が異なる場合が あります。実際に使用されるまえに十分に運転の練習 をしてください。運転に当たって理解しておくべきことト ラクションユニットとカッティングユニットやその他のア タッチメントとはトランスミッションによって相互に連動 しており、エンジン速度や刈り込みブレードその他の インプレメントに掛かる負荷の大きさがマシンの動作 に影響を与えます。 g028769 図 35 1.
オートアイドルについて カウンタバランスの設定を下げると、カッティングユニッ トを安定させ、走行性をやや落とします。設定を上げる と、走行性がアップしますが、デッキが軽くなることが原 因で刈り跡の見映えに問題が出てくる場合が考えられま す。カウンタバランスの油圧調整設定についてより詳し くは、マシンのサービスマニュアルを参照してください。 このマシンには、オートアイドル機能が搭載されてい ます。以下に挙げる機能をどれも使用しないままで事 前設定時間が経過すると、エンジンを自動的にロー アイドルに変更します。 • 走行ペダルがニュートラル位置にある。 • PTO が解除されている。 • 昇降スイッチがどれもOFF状態である。 ブレーキペダルの使い方 重要 緊急停止する場合には、走行ペダルから足を離 した上で、ブレーキペダルを踏み込んでください。 以上のどれを行っても、終了後は以前のスロットル 設定に戻ります。 低速レンジでのみ、常用ブレーキペダルを左右独立し て使うことができます。これによりで旋回・走行性能を 高めることができます。左右個別ブレーキの使用方法 • • クルーズコントロールの使用
重要 高負荷で運転した後は、エンジンを停止させる 前に5 分間程度のアイドリング時間をとってください。 これを怠るとターボチャージャにトラブルが発生する場 合があります。 管理責任者が、移動時時の最高速度ハイレンジを制限 することが可能になっています5% 刻みで 30%-100% から選択 。 移動走行速度の設定方法については、 移動時最高速 度の設定方法 (ページ 35)をご覧ください。 エンジンの停止手順 オペレータ 重要 高負荷で運転した後は、エンジンを停止させる前 に5 分間程度のアイドリング時間をとってください。こ うすることにより、エンジン停止前にターボチャージャ の温度を下げることができます。これを怠るとターボ チャージャにトラブルが発生する可能性があります。 管理責任者が事前に設定した範囲内で、オペレータは 移動走行の最高速度ハイレンジを設定することができ ます。インフォセンターの初期画面またはメイン画面に て、中央ボタン 注 ローレンジとハイレンジの切り換えを行っても、新し い設定は記憶されません。新しい設定は、マシンを停 止したときに記憶されます。 注 駐車中は必ず、カッティ
DPF へ の す す の 蓄 積 • DPF の再生とは、DPF を高温にして内部のすすを • マシンを使用するにつれて、DPF 内部のすすフィル タにすすが蓄積してきます。DPF 内のすすの蓄積 具合は、エンジンのコンピュータが監視しています。 • 蓄積量が一定レベルになると、DPF フィルタの再生 が必要であることをコンピュータが知らせてきます。 燃焼させて灰にすることを言います。 • 再生メッセージを表示するとともに、コンピュータ は、すすの蓄積レベルに合わせてエンジンの出 力を落とします。 エンジン警告メッセージ すすの蓄積に関して 表示レベル レベル 1 エンジ ン警告 不具合コード g213866 エンジン出力レート 推奨される対応 コンピュータはエンジンパ ワーを 85 に下げる できるだけ早く停車再生を行 う 駐車再生やリカバリ再生の 実施 (ページ 48)を参照。 コンピュータはエンジンパ ワーを 50%に下げる できるだけ早くリカバリー再生を 行う 駐車再生やリカバリ再生の 実施 (ページ 48)を参照。 図 36 エンジンを点検 SPN 3719,
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア ド バ イ ス お よ び エ ン ジ ン 警 告 メ ッ セ ー ジ — Ash Accumulation (cont'd.
DPF の 再 生 の 種 類 マ シ ン が 稼 働 中 に 実 行 さ れ る DPF 再 生 の 種 類 再生の種類 DPF 再 生 の 条 件 DPF 再 生 動 作 の 内 容 パッシブ マシンの通常運転中エンジン高速回転中または高負 荷回転中に行われる。 • パッシブ再生はインフォセンターに表示されない。 • パッシブ再生中、DPF は高温の排気を利用して有 害な排気を酸化させ、すすを燃焼させて灰にする。 DPF のパッシブ再生 (ページ 44)を参照。 アシスト エンジンを低速運転した、低負荷で運転した、また は DPF のバック圧が高いことをコンピュータが検知 することが原因で実行される。 • アシスト再生はインフォセンターに表示されない。 • アシスト再生中は、エンジンのコンピュータがエン ジンの設定を調整して排気温度を高める。 DPF のアシスト再生 (ページ 44)を参照。 リセット 100 運転時間ごとに実行される また、アシスト再生によってもすすの量を十分に減ら すことができない時にも実行される。 インフォセンターに排気高温アイコン された場合には、再生が進行中
DPF 再 生 メ ニ ュ ー へ の ア ク セ ス テクニカルメニュー 重要 日常の刈り込みをスムーズに進めるために、す す の 蓄 積 が 100% に な る 前 に 再 生 を し て お き た い 場 合があると思われます。前回の再生 リセット、駐車、 ま た は リ カ バ リ 終 了 か ら 50 運 転 時 間 以 上 が 経 過 し て いればこれが可能です。 DPF 再 生 メ ニ ュ ー へ の ア ク セ ス 1. 整備Serviceメニューから、中央ボタンで下へ スクロールして DPF REGENERATION メニューに 入る 図 40 。 これには、整備士Technicianメニューで現在までの 経過時間と現時点でのすすの蓄積レベルを確認を確 認します。 DPF Regeneration メニューで、中央ボタンを押して整 備士 TECHNICIAN オプションに移動し、右ボタンで中 に入る 図 42 。 g227667 図 40 2.
DPF の パ ッ シ ブ 再 生 DPF 稼 働 記 録 表 (cont'd.) • 状態 内容 Normal DPF は通常稼働状態パッシブ再生 Assist Regen エンジンコンピュータがアシスト再生を実 行中 Reset Stby • パッシブ再生は、エンジンの通常運転の一部として 行われます。 • DPF 再生を促進させるために、エンジンは可能 エンジンコンピュー タがアシスト再生を 試みているが以下 の内のひとつが原 因で実行できない 状態 な限りフルスロットルで、かつ高負荷で使用して ください。 DPF の ア シ ス ト 再 生 再生禁止設定が ON になっている • 排気温度が低すぎ て再生できない Reset Regen エンジンコンピュータがリセット再生を実 行中 Parked Stby エンジンコンピュータからオペレータに対し て駐車再生を要求中 Parked Regen オペレータから駐車再生の要求があり、 その処理中 Recov. Stby エンジンコンピュータからオペレータに対 してリカバリ再生を要求中 Recov.
• DPF 再生を促進させるために、エンジンは可能 な限りフルスロットルで、かつ高負荷で使用して ください。 • リセット再生中は、インフォセンターにアイコンが表 示されます。 • リセット再生中は、出来うる限りエンジンを止めたり エンジンの速度を落としたりしないでください。 重要 可能な限り、リセット再生が終了するまで 待ち、その後にエンジンを停止するようにしてくだ さい。 定期的リセット再生 過去 100 運転時間以内に、再生リセット、駐車、リカ バリが終了できなかった場合、エンジンコンピュータは リセット再生を試みます。 g227304 図 47 再生禁止の設定 2.
駐車再生とリカバリ再生 • 駐車再生やリカバリ再生が必要になると、インフォ センターに再生要求アイコン図 51が表示されます。 g224394 図 49 g224404 図 51 注 インフォセンターに アドバイス #186図 50が表示され る場合は、エンジンをフルスロットルハイアイドルにセッ トしてリセット再生を続けてください。 • 駐車再生やリカバリ再生は自動的には実行されま せんので、インフォセンターを操作して手動で行う 必要があります。 駐車再生のメッセージ 駐車再生が必要になると、インフォセンターに以下の メッセージが表示されます。 g224395 図 50 • エンジン警告 SPN 3720, FMI 16図 52 注 リセット再生が終了すると、インフォセンターの排 気高温アイコン が消えます。 g213863 図 52 • 駐車再生が必要です アドバイス番号188図 53 注 このアドバイス188は 15 分毎に繰り返し表示 されます。 g224397 図 53 • 46 時間以内に駐車再生を行わないと、インフォセン ターに駐車再生要求が表示され、
g224398 g224399 図 54 図 58 重 要 PTO を 使 用 す る に は 、 駐 車 再 生 を 行 う 必 要 ペー が あ り ま す 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 準 備 (ペ と 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 実 施 (ペ ペー ジ ジ 47)と を参 照 。 48)を 重要 PTO を使用するには、リカバリ再生を行う必要が ペー ジ 47)と と あ り ま す 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 準 備 (ペ ペー ジ 48)を を参 照 。 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 実 施 (ペ 注 ホーム画面に PTO 無効アイコンが表示されます図 55 駐車再生のメッセージ (ページ 46)を参照。 注 ホーム画面に PTO 無効アイコンが表示されま す 図 55 。 DPF 稼 働 記 録 表 が ロ ッ ク さ れ る 場 合 エンジンコンピュータがリカバリ再生を要求してい る、またはリカバリ再生の処理中である時には、駐 車再生 PARKED REGEN を選択することはできませ ん。駐車再生はロッ
• 駐 車 再 生 燃料タンク内の燃料残量が ¼ 以上 であることを確認する。 • リ カ バ リ 再 生 燃料タンク内の燃料残量が ½ 以 上であることを確認する。 2. 車両を屋外の、可燃物から離れた場所に移動 させる。 3. 平らな場所に駐車する。 4. 走行コントロールや走行コントロールレバーが ニュートラル位置にあることを確認する。 5. PTO が作動していた場合は PTO を停止させ、 カッティングユニットやアクセサリを下降させる。 6. 駐車ブレーキを掛ける。 7. スロットルを低速アイドル位置にセットする。 g224402 駐車再生やリカバリ再生の実施 注意 にな る 。 DPF 再 生 中 の 排 気 は 高 温 お よ そ 600°Cに 高温の排気は人体に悪影響を及ぼす恐れがある。 • 絶対に締め切った場所でエンジンを運転しな いこと。 • 排気系統の周囲に可燃物を放置しないこと。 • 高温になっている排気系統各部に触れないこ と。 • 排気管の近くに立たないこと。 g224629 図 61 2.
3. チェックリストDPF checklist画面で、駐車ブレー キが掛かっていること、エンジン速度が低速アイ ドルセットされていることを確認する図 63。 5. インフォセンターの画面に、再生開始中INITIATING DPF REGEN と表示される図 65。 g224411 g227681 図 65 6. g224407 インフォセンターの画面には、終了までの時間を 表すメッセージが表示される図 66。 g224406 g227679 図 63 4. 再生開始 INITIATE DPF REGEN 画面で、右ボタ ンを長押して続行する図 64。 g224406 図 66 7.
注 DPF 再生中は、インフォセンターに高温排気 メ ッ セ ー ジ の 確 認 と 修 正 操 作 の 一 覧 表 (cont'd.) アイコン 9. が表示されます。 駐車再生やリカバリ再生が終了すると、インフォ センターにアトバイスNO. 183 が表示される図 68。左ボタンを押してホーム画面に戻る。 修 正 操 作 エンジンの不具合を修正してから DPF 再生を行う。 修 正 操 作 エンジンを始動する。 修 正 操 作 冷却液の温度が 60°C (140°F) になるまでエンジン を運転する。 g224392 図 68 注 再生に失敗した場合は、インフォセンターに アドバイス No. 184図 68が表示される。左ボタ ンを押してホーム画面に戻る。 修 正 操 作 エンジンをローアイドル速度にする。 修 正 操 作 エンジンコンピュータの不具合を修正してから DPF 再生を行う。 8.
ヒント 駐車再生やリカバリ再生をキャンセルするには 駐車再生やリカバリ再生をキャンセルするには、キャ ンセル設定を行います。 1. 刈り込みパターンを変える DPF 再生メニューにアクセスする図 70。 同じ方向からの刈り込みを続けていると芝草が寝てしま い、刈ったあとの見映えが悪くなります。刈り込みの方 向はできるだけ毎回変えるようにしましょう。 刈り込み後の見映えの問題を解決す るには 見映えのトラブルシューティングガイド Aftercut Appearance Troubleshooting Guideを参照してくださ い www.Toro.com 適切な刈り込みテクニックを使う g227305 図 70 2.
刈り込み終了後の整備 刈り込み作業が終わったら、ノズルを付けないホース で機体を十分に水洗いしてくださいシール部やベアリン グへの浸水を防止するため。ラジエターおよびオイル クーラに刈りかすやごみが付着していたらきれいに取り 除いてください。洗車が終わったら、トラクションユニッ トおよびカッティングユニット各部およびブレードの磨耗・ 損傷などの点検を行ってください。 運転終了後に 安全に関する一般的な注意 • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 • 火災防止のため、カッティングユニット、マフラー、 エンジンの周囲に、草や木の葉、ホコリなどが溜 まらないようご注意ください。オイルや燃料がこぼ れた場合はふき取ってください。 g221674 図 72 1. 2.
• 機体の前側は、各前輪の内側。 • 後部は後アクスルの中央部。 トレーラへの積み込み • 格納保管中やトレーラでの輸送中は、燃料バルブ 装着車ではバルブを閉じておいてください。 • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには 安全に十分注意してください。 • 積み込みには、機体と同じ幅のある歩み板を使用 してください。 • 車体が落下しないように確実に固定してください。 ロープ掛けのポイント 機体前部と側部と後部とにロープ掛けポイントがあり ます 図 73 。 注 国家規格などに適合しているベルトなどで機体の四 隅を固定するようにしてください。。 • 機体前部運転台の前 ヶ所 • 後バンパー g203193 図 73 1. 機体後部のロープ掛けポ イント 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエン ジンマニュアルを参照してください。 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 50運転時間ごと • • • • 100運転時間ごと • 冷却系統のホースとクランプを点検する。 • ブロアのベルトの張りを点検する。 • コンプレッサベルトの張りを点検する。 200運転時間ごと • ホイールナットのトルク締めを行う。 250運転時間ごと • フィルタを清掃する。破れている場合や汚れがひどい場合は交換する。 • エアコンのコイルの清掃を行う。 (悪条件下ではより頻繁に整備を行う)。 400運転時間ごと • エアクリーナの清掃を行ってください(インジケータが赤になったらその時点で、運転条 件の悪いところでは整備間隔が短くなります)。 • 燃料ラインとその接続状態を点検する。 • フィルタのキャニスタを交換する。 • エンジンの燃料フィルタを交換する。 • プラネタリドライブ端部にガタがないか点検する。 • 後アクスルオイルを点検する。 • 後アクスルギアボックスのオイルを点検する。 500運転時間ごと • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 800運転時間ごと • 前側のプラネタリギアのオイルを交換します。 (または1年に1回のうち早く到達
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 点検項目 月 火 水 木 金 インタロックの動作を点検す る。 ブレーキの動作を確認する。 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却液の量を点検する。 燃料・水セパレータの水を抜 く。 エアフィルタ、ダストカップ、 バルブを点検する。 エンジンから異常音がないか 点検する。 1 ラジエターとスクリーンを点検 する。 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れがないか点検す る。 燃料残量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作を確認する。 刈高の調整の点検 グリスアップを行なう。2 機体の清掃。 塗装傷のタッチアップを行う。 1 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2 車体を水洗いしたときは整 整備 間 隔 に 関 係 な く 直 ち に グリスアップする。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 56 土 日
要注意個所の記録 点検担当者名 日付 内容 整備前に行う作業 フードを開ける 1. キャブの後窓を閉める図 74。 g037228 図 74 2.
g031613 図 76 1. g037226 3. ヘアピンコッター フードを右側にスライドさせながら反対側を持ち 上げると外れる。 注 取り付けは上記と逆の手順で行う。 g037227 図 75 1. フードのラッチ 2. 取っ手 3. 3. 支え棒 ラッチの隣にあるハンドルを使ってフードを持ち上 げると、2 本の支持棒がそれぞれのブラケットに 入ってフードが固定される図 75。 フードの外しかた 1. ラッチを外してフードを開ける。 2.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリス アップ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、全部の潤滑個所にNo.
g009440 図 80 g011557 1.
ウイングデッキ昇降アセンブリ ウイングデッキの昇降シリンダ4ヶ所 図 86 g011551 図 85 g011502 図 86 両翼のカッティングユニット • キャスタフォークのシャフトのブッシュ1ヶ所 図 87 • スピンドルシャフトのベアリング左右それぞれ2ヶ 所 プーリの下 。 • アイドラアームのピボットのブッシュ1ヶ所アイドラ ピボットのシャフト g011557 図 87 61
エンジンの整備 重要 エンジンオイルの量がディップスティックの上限 マークと下限マークの間にあるように管理してください。 多すぎても少なすぎてもエンジンに悪影響が出ます。 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めキー を抜き取った状態で行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エンジンオイルの量を点検する図 88を参照。 エンジンオイルについて オイルの仕様 以下の条件を満たす、低灰分low-ashの高品質エンジ ンオイルを使用してください • API 規格 CJ-4 またはそれ以上 • ACEA 規格 E6 • JASO 規格 DH-2 重 要 API CJ-4 以 上 、 ACEA E6 ま た は JASO DH-2 の オ イ ル を 使 用 し な い と DPF が 詰 ま っ て エ ン ジ ン を 破 損します。 以下の粘度のエンジンオイルを使用してください • 推奨オイルSAE 15W-40-18℃0°F) • 他に使用可能なオイルSAE 10W-30 または 5W-30 全温
g009709 図 90 1. エアクリーナのインジケータ 重要 本体とカバーが正しく、しっかりと密着しているの を確認してください。 1. g031675 図 89 4. クランクケースにオイルを入れる 5.
g009712 図 92 1. 2.
1. DPF のディーゼル酸化触媒DOCとすすフィルタの 分解手順は、サービスマニュアル を参照のこと。 2. DPF のディーゼル酸化触媒DOCとすすフィルタ の交換用パーツや整備については、サービスマ ニュアルを参照するか、弊社ディストリビュータ に問い合わせる。 3.
g021291 図 95 1. 2. 燃料フィルタ 2. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 95 。 3. フィルタのガスケットにきれいなエンジンオイルを 塗る詳細についてはエンジンマニュアルを参照。 4. 空のフィルタキャニスタを、ガスケットが取り付け 部に当るまで手でねじ込み、そこからさらに1/2 回転締め付ける。 5. 燃料システムのプライミングを行って内部のエア をパージする 燃料系統からのエア抜き (ページ 66)を参照。 燃料系統からのエア抜き g031412 図 94 エンジンを始めて始動するとき、燃料切れでエンジンが 停止したとき、燃料系統の整備作業水セパレータ内部 の清掃や燃料ホースの交換などを行った後では、燃料 系統からのエア抜きを行う必要があります。 燃料フィルタの整備 燃料システムのプライミング手順は以下の通りです 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 燃料フィルタのヘッド 燃料フィルタのヘッドの周囲をきれいに拭く図 95。 1. 燃料タンクに燃料が入っていることを確認する。 2.
電気系統の整備 電気系統に関する安全確保 • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 g036370 図 97 1. 2. バッテリーの整備 2.
g020440 図 98 1. パワーセンターのカバー 2. g032673 図 101 ねじ 1. キャブのヒューズボックス 2. ヒューズ g020439 図 99 1.
走行系統の整備 4. プラグを両方とも取り付ける。 走行ペダルの角度を調整する プラネタリギアオイルの交換 1. 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達した 方 または1年に1回のうち早く到達した方の時期。 走行ペダルの左側をブラケットに固定しているナッ トとボルト各2をゆるめる図 103。 使用するオイルは SAE 85W140 のギアオイルです 1. 平らな場所で、点検プラグが一番低い位置時計 の 6 時の位置に来るように停止させる図 105 。 g009745 図 103 1. 走行ペダル 2. g008862 図 105 取り付けナットとボルト 1. 2. 走行ペダルを希望の角度に調整し、ナットで固定 する 図 103 。 プラネタリギアオイルの点検 点検/ドレンプラグ 2. プラネタリハブの下に容器を置き、プラグを外し てオイルを抜く。 3.
ることができるようになります。そのようにして全 量を入れてください。 7. プラグを取り付ける。 8. 反対側のプラネタリギアアセンブリも同様に作 業する。 後アクスルオイルの点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 後アクスルには SAE 85W-140 ギアオイルを入れて出 荷しています。初めて使用する前および推奨時間ごと にオイル量を点検してください。容量は2.4 リットルで す。オイル漏れの目視点検は毎日行ってください。 g011488 図 108 1. 平らな場所に駐車する。 2. アクスルの一方の端部から点検用プラグを抜 き、穴の高さまで潤滑油があることを確認する 図 107 。 1. 注 量が不足している場合は、給油プラグをは ずして補給する。 ギアボックス 2. 点検・補給プラグ 後アクスルのオイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車する。 2. ドレンプラグそれぞれの端部に1本ずつ、中央に 1本全部で3本の周囲をきれいにする図 109。 3.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • • • g011558 図 110 1. 7. 8. • ドレンプラグ 冷却液の仕様 点検プラグの穴の下までオイルを補給する; 後ア クスルのオイルの交換 (ページ 70)と 後アクスル ギアボックスのオイルの点検 (ページ 70)を参照。 出荷時に、冷却液タンクに、所定の長寿命冷却液水 とエチレングリコールの 50/50 混合液ベースを入れて あります。 プラグを取り付ける。 重要 長寿命冷却液の仕様表の内容に合致する市販の 冷却液以外は使用しないでください。 の冷 却 は 使 用 し な い 従 来 タ イ プ 緑 色 の 無 機 酸 技 術 IATの でください。また、長寿命冷却液と従来タイプを混合 しないでください。 後輪のトーインの点検 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 1.
毎日、運転前に冷却液の量を点検してください。容量 はおよそ 8.5 リットルです。 危険 回転中のファンや駆動ベルトは人身事故の原因 となる。 • マシンは、必ずガード類を取り付けた状態で運 転すること。 • 手、指、衣服などを、ファンやベルトに近づけ ないように注意すること。 • 保守作業を行う前にエンジンを停止し、キーを 抜き取っておくこと。 1. ラジエターと補助タンクのふたを注意深く開ける 図 111 。 2. ラジエター内部の液量を点検する。 1. エンジンを停止し、キーを抜き取り、フードを開 ける。 2. エンジンの周囲を丁寧に清掃する。 3.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータベルトの整備 ブレーキペダルの遊びが 25 mm以上となったり、ブレー キの効きが悪いと感じられるようになったら、調整を行っ てください。遊びとは、ブレーキペダルを踏み込んでか ら抵抗を感じるまでのペダルの行きしろを言います。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 1. 2. 100運転時間ごと ベルトの中間部を 44 N·m約10 ft-lb の力で押した時 に、10 mm 程度のたわみがあれば適正です。 左右のペダルのロックをはずして、各ペダルがそ れぞれ自由に動くようにする。 たわみが10 mmでない場合には、オルタネータ取り付 けボルトをゆるめ図 114、 行きしろを小さくするにはブレーキを締める A. 注 適当な張りに調整してボルトを締めてください。ベル トのたわみが適切に調整されたことを確認する。 ブレーキケーブル図 113の端にある前ナッ ト をゆるめる。 g009721 図 113 1. ブレーキケーブル g020460 B. C.
注 ストップボルトを取り付けタブから外す必要があ る場合には、外したボルトを、ストップボルトの頭 とアイドラアームを整列させる穴に通してください。 ブレード駆動ベルトの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 4. 50運転時間ごと エクステンションスプリングの長さフックからフックまでが 8.3 mm ± 9.5 mm であれば、張りは適切です。スプリ ングの張りを正しく調整できたら、その下のストップボ ルト キャリッジボルト の頭部とアイドラアームとの間の 隙間を 2 mm-5 mm に調整します 図 115。 油圧モータを刈り込みデッキに固定しているボル トを外す 図 116 。 注 ベルトが、ベルトガイドのスプリング側に取り付けら れていることを確認してください図 115。 g011511 図 116 1. g037383 図 115 1. エクステンションスプリング 5. 長さ フックからフックま で 8.3-9.5 cm 程度 6. 7. アイボルト ベルト 2. ストップボルト 3. フランジナット 4.
油圧系統の整備 注 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であり、その ためオイル洩れの発見が遅れがちです。油圧オイル用 の着色剤20 ml 瓶をお使いいただくと便利です。1瓶で 15-22 リットルのオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500 ご注文は Toro 代理店へ。 油圧系統に関する安全確保 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 重要 トロ・プレミアム合成生分解油圧作動液は、トロ 社がこの製品への使用を認めた唯一の合成生分解オ イルです。このオイルは、トロ社の油圧装置で使用し ているエラストマーに悪影響を与えず、また広範
3. 4. オイルが全部流れ出たらプラグを元通りに取り 付ける。 油圧オイルタンク図 118に油圧オイルを入れる 油 圧オイルを点検する (ページ 75) を参照。 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しない でください。他のオイルを使用すると油圧システ ムを損傷する可能性があります。 g020456 図 118 1. 5. 6.
2. カウンタバランスの押圧を調整する 油圧フィルタを交換する図 119。 カウンタバランス油圧回路には、カウンタバランス試験 用にテストポートがあります。図 120適正カウンタバラ ンスは 22.41 bar22.75 kg/cm2 = 325 psiです。カウン タバランスの油圧を調整するには、ロックナットをゆる めて調整ねじ 図 120 で行います。ねじを右にまわすと 油圧が高くなり、左に回すと低くなります。調整ができ たらロックナットを締め付けます。油圧テストは、エン ジンを高回転ハイアイドルさせた状態で、デッキを下 げてフロート位置にして行います。 注 カウンタバランスの調整を行うとき、台の刈り込 みデッキについているキャスタホイールはすべてが床 面に接している状態でカウンタバランスがかかってい る必要があります。 g031621 図 119 3. エンジンを始動して 2 分間運転し、システム内 のエアをパージし、エンジンを停止してオイル漏 れがないか点検する。 油圧ラインとホースの点検 g020446 図 120 整 備 間 隔 : 2年ごと 1.
カッティングユニットの保守 5. 6. 中央カッティングユニットを立 てるには 7. 立っている中央カッティングユ ニットを降ろす 注 特に必要はありませんが、中央カッティングユニット を立てることも可能です。 1. 2. エンジンを掛け、中央の刈り込みデッキをゆっく りと上昇させる。 各ウイングデッキをゆっくりと上昇させると、重心 が移動してデッキが上昇位置に移動する。 エンジンを止め、キーを抜き取る。 中央カッティングユニットをわずかに床から浮かせ た状態で駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止 し、キーを抜き取る。 1. ダンパを昇降アームに固定しているヘアピンコッ ターを外す 図 121 。 2. 3. 4. 5.
スタフォークを前後左右に揺り動かして見ます。ブッ シュ内部でキャスタスピンドルがゆるい場合には、ブッ シュを交換してください。 1. カッティングユニットを上昇させてキャスタホイー ルを床から浮かし、カッティングユニットを角材な どで支える。 2. キャスタスピンドルの上部から、テンショニング キャップ、スペーサ、スラストワッシャを抜き取 る。 3. キャスタスピンドルを取り付けチューブから抜き とる。 注 スラストワッシャとスペーサは、スピンドルの 一番下に残しておく。 g020969 4. 図 123 1. ボルト 2. 刈高チェーン ピンポンチを使って、チューブの上または下から ブッシュをたたき出す図 125。 ウイングデッキを調整する 1. キャスタアームをキャスタフォークに固定している キャップスクリュとナットを外す図 124。 2. 必要に応じてシムの位置を変更してキャスタオ イールの高さを変えてカッティングユニットを正し いピッチに調整する。 3. g004737 図 125 キャップスクリュとナットを外す。 1. キャスタアームのチューブ 2.
刈り込みデッキのヒンジカバー の交換 注 キャスタホイールをしっかりと握り、ボルトを フォークまたはピボットアームから抜き取る。 ヒンジカバーは、デッキ間のヒンジポイントからごみが 落ちないようにするものです。破損・摩耗しているカ バーは交換してください。 g004738 図 126 1. キャスタボルト 3. ベアリング 2. キャスタフォーク 4. ベアリングスペーサ g011516 図 128 1. g004739 図 127 1. キャスタホイール 3. ベアリング 2. キャスタのピボットアーム 4. ベアリングスペーサ 2. ホイールのハブからベアリングを外す。ベアリン グスペーサが落ちてくる図 126 と 図 127。 3. ホイールハブの反対側にあるベアリングを取る。 4. ベアリング、スペーサ、およびハブの内側の磨 耗状態を点検し、必要に応じて交換する。 5.
ブレードの保守 があります。安全を確保し、適切な刈りを行うために、 ブレードは必ず Toro 社の純正品をお使いください。 1. 刈り込みブレードについての 安全事項 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的に点検 すること。 • ブレードを点検する時には安全に十分注意してくだ さい。ブレードをウェスでくるむか、安全手袋をは め、十分に注意して取り扱ってください。ブレードは 研磨または交換のみ行い、たたいて修復したり溶 接したりしないでください。 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを移動 走行位置まで上昇させ、駐車ブレーキを掛け、 エンジンを停止させてキーを抜き取る。 注 カッティングユニットが落下しないように支持 ブロックなどで確実に支える。 2. ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使ってブ レードの端部をしっかり握る。 3.
注 ブレードを取り外し、研磨機で研磨する。研 磨後、ブレードと、芝削り防止カップをつけてブ レードボルトで固定する ブレードの取り外しと取り 付け (ページ 81)を参照。 する前によく点検することが必要である。磨耗が 進んでいる場合図 131にはブレードを交換する。 カッティングユニットのミスマッ チの修正 ひとつのカッティングユニットブレード間でミスマッチがあ ると、刈り跡に段差ができてしまいます。全部のブレー ドが同じ高さで回転するように調整することでこの問題 を回避することができます。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 刈高を一番高い位置に設定する ブレードの取り 外しと取り付け (ページ 81)を参照。 3. カッティングユニットを平らな床に降ろし、カッティ ングユニット上部からカバーを外す。 4. アイドラプーリを固定しているフランジナットをゆる め、ベルトの張りをなくす。 5. ブレードを手で回して前後方向に向け、床面から 刃の前端までの距離を測る。測定値を記録する。 6.
キャブの保守 キャ ブ の 清 掃 Cabキ 重要 キャブのシール部分とライト部分に注意してくださ 。圧 力 洗 浄 機 を 使 用 す る 場 合 は 、 洗 浄 機 の ノ い 図 133。 ズ ル を キ ャ ブ か ら 少 な く と も 60cm 離 し て 洗 浄 し て く だ さ い。キャブのシール部分、ライト、後部のオーバーハ ングに高圧洗浄機の水を直接吹き付けないでください。 g028378 図 134 キャブ内エアフィルタ 1. フィルタ 2. 格子 3. ねじ g034330 図 133 1. シール 3. 洗浄機のノズルを 60cm 以 上離してください。 2. ライト 4. 後部のオーバーハング部 には高圧洗浄器を使用しな いでください。 g028379 図 135 キャブ後部エアフィルタ キャブのエアフィルタの清掃 フィルタ 2. 格子 2. 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 1. 1. 室内用と後部用のエアフィルタからねじを外して 格子を外す図 134と図 135。 3.
キャブのプレフィルタの清掃 キャブについているプレフィルタは、刈りかすや木の 葉などの大きな異物をフィルタに入れないためのもの です。 1. スクリーンカバーを開ける。 2. フィルタを水で洗浄する。 注 高圧洗浄機を使わないでください。 重要 破れている場合や汚れがひどい場合はフィ ルタを交換する。 3. プレフィルタが十分に乾いてから元通りに取り 付ける。 4. フィルタスクリーンを回転させてラッチをラッチ取り 付けアセンブリにロックする図 136。 g028380 図 137 1. 3. ワッシャ 2. ナット キャビンの屋根を止めているボルト22本を外して 屋根を外す 図 138。 g032951 図 136 1. 2. ラッチ取り付けアセンブリ ラッチ 3. スクリーンカバー エアコンのコイルの清掃 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 悪条件下ではより頻繁に 整備を行う 。 1. エンジンを止め、キーを抜き取る。 2. キャブ後部からナットとワッシャをれぞれ6個を 外す 図 137 。 g028378 図 138 84 1.
保管 4. キーを ON 位置に回し、エンジンを始動し、アイ ドル速度で約 2 分間運転する。 格納保管時の安全確保 5. キーを OFF 位置に回す。 6. 燃料タンクパイプフィルタ/水セパレータから燃 料をすべて抜きとる。 7. 燃料タンクの内部をきれいな燃料で洗浄する。 8. 燃料系統の接続状態を点検し必要な締め付け を行う。 9. エアクリーナをきれいに清掃する。 エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 格納保管の準備 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 トラクションユニットの整備 1. トラクションユニット、カッティングユニット、エンジ ンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する。全部のタイヤ空気圧 を0.83-1.03 bar に調整する。 3.
EEA/UK に お け る プ ラ イ バ シ ー に 関 す る お 知 ら せ Toro に よ る お 客 様 の 個 人 情 報 の 利 用 に つ い て The Toro Company (“Toro”) は、お客様のプライバシーを尊重します。弊社の製品をお買い上げ頂いた際、弊社ではお客様に関する情報を、お客様から直 接、あるいは弊社の支社や代理店を通じて入手いたします。入手した情報は、お客様との契約を履行するために使用されます。具体的には、お客様のため の製品保証登録、保証請求の処理、万一製品をリコールする場合のご連絡、さらには弊社の事業を進めるため、たとえばお客様満足度を調査したり、製品 の改良、またお客様にとって役に立ちそうな製品のご紹介などに使用します。また、トロが上記の業務を遂行するために必要となる活動のために、弊社の子会 社、提携会社、代理店などのビジネスパートナーに情報を開示する場合があります。また、法律に基づく要請があった場合や、事業の売却、買収、合併など が発生した場合にはお客様の情報を開示する場合があります。ただし、マーケティングのためにお客様の個人情報を他社に売ることは絶対
号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.
Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製 品に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご 覧下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。部品 やアセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品