Operator's Manual
3.ブレードを半回転させて後ろ側にあった刃先
を前側にし、ステップ2と同じ位置で、デッ
キとブレードの刃先の距離を測る。
注 注
注
上記手順2と3で記録した2つの測定値が3mm
の差の中に収まっていれば適正である。この
差が3mmを超える場合には、そのブレードが
変形しているので交換するブレードの取り外
しと取り付け(ページ64)を参照。
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
取 取
取
り り
り
外 外
外
し し
し
と と
と
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
ブレードが堅いものに当たった、バランスが取れて
いない、磨耗した、曲がったなどの場合には新し
いものと交換してください。安全を確保し、適切
な刈りを行うために、ブレードは必ずToro社の純
正品をお使いください。
1.刈り込みデッキを一番高い位置まで上昇さ
せ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ
せてキーを抜き取る。
注 注
注
デッキが不意に落下しないようにブロック
などで確実に支える。
2.ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使って
ブレードの端部をしっかり握る。
3.スピンドルのシャフトからブレードボルト、芝
削り防止カップ、ブレードを取り外す図88。
図 図
図
88
1.ブレードボルト2.芝削り防止キャップ
4.ブレード、芝削り防止カップ、ボルトを取
り付けてボルトを115149N·m11.815.2kg.m=
85110ft-lbにトルク締めする。
重 重
重
要 要
要
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
立 立
立
ち ち
ち
上 上
上
が が
が
り り
り
側 側
側
が が
が
デ デ
デ
ッ ッ
ッ
キ キ
キ
の の
の
天 天
天
井 井
井
を を
を
向 向
向
く く
く
の の
の
が が
が
正 正
正
し し
し
い い
い
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
方 方
方
で で
で
す す
す
。 。
。
注 注
注
デッキが何かに衝突した場合には、全部のス
ピンドルプーリナットを115149N·m11.815.2kg.m
=85150ft-lbにトルク締めしてください。
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
点 点
点
検 検
検
と と
と
研 研
研
磨 磨
磨
ブレードの点検や整備を行う際には2つの部分、セ
イルと刃先に注目してください高品質の刈りを実現
するためには、刃先と、刃先の反対側にある立ち上
がった部分であるセイル部の両方が重要です。セイ
ル部は、風を起こして草を真っ直ぐに立て、均一な
刈りを実現するためのものです。しかしセイルは使
用に伴って徐々に磨耗してきます。そしてこの磨耗
に伴って、刃先が鋭く維持されていても、刈りの質
は幾分か落ちてきます。草を引きちぎるのでなく、
カットするためには、当然切っ先が鋭利でなければ
なりません。刈りあとを見て、切り口がささくれ
立っていたり茶色に変色しているのは刃先が鈍く
なっている証拠です。このような状態が見られた
ら、ブレードを研磨してください。
1.平らな場所に駐車し、刈り込みデッキを上昇
させ、駐車ブレーキを掛け、走行ベダルを
ニュートラルとし、PTOレバーがOFFになっ
ているのを確認し、エンジンを停止させ、
キーを抜き取る。
2.ブレードの切っ先を注意深く観察、特に、直線
部と曲線部が交わる部分をよく観察する図89。
注 注
注
この、直線部と曲線部の交差域は、砂な
どによる磨耗が進みやすい部分なので、機械
を使用する前によく点検することが必要であ
る。磨耗が進んでいる場合図89には、ブレー
ドを交換する。
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