Form No. 3372-813 Rev A 62イ イン チ お よ び 72 72イ イン チ ベ ー ス デ ッ 62 キ Groundsmaster ® 3400 ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト 30645— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 30645 30646— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 30646 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
重 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 要 「重要」は製品の構造などについての注意点 注はその他の注意点を表しています。 を、注 はじめに この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 このロータリー・カッティング・デッキは、乗 用型の装置に取り付けて使用する専門業務用の 製品であり、そのような業務に従事するプロの オペレータが運転操作することを前提として製 造されています。この製品は、集約的で高度な 管理を受けているスポーツ・フィールドや商用 目的で使用される芝生に対する刈り込み管理を 行うことを主たる目的として製造されておりま す。本機は、雑草地や道路わきの草刈り、農業 用地における刈り取りなどを目的とした機械 ではありません。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法 を十分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた 適切な方法でご使用ください。この製品を適切 かつ安全に使用するのはお客様の責任です。 弊社Toroのウェブサイトwww.Toro.
目次 安全について はじめに ................................2 安全について ............................3 安全な運転のために ...................3 安全にお使いいただくために: TORO からのお願い.......................5 安全ラベルと指示ラベル ...............7 組み立て ................................ 8 1 補正キットを取り付ける ..............8 2 キャスタ・ホイール・アセンブリを取 り付ける ..........................9 3 昇降アームを取り付ける ..............9 4 カッティングデッキを昇降アームに 取り付ける .......................10 5 油圧駆動部に接続する...............10 6 グリスアップを行う ................11 製品の概要 .............................12 仕様 .......
• 石、おもちゃ、針金など、機械にはね飛ば されて危険なものが落ちていないか、作業 場所をよく確認しましょう。 • ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては 安全に特にご注意ください。燃料は引火性が 高く、気化すると爆発する危険があります。 – 燃料容器は必ず規格認可品を使用して ください。 – エンジンが熱い時には絶対に燃料タンク のフタを開けたり給油したりしないでく ださい。給油はエンジンの温度が下がっ てから行いましょう。禁煙を厳守してく ださい。 – 屋内では絶対に給油や燃料の抜き取りを 行わないでください。 – 燃料がこぼれた場合にはエンジンを掛け ないで機械を別の場所に動かし、気化し た燃料ガスが十分に拡散するまで引火の 原因となるものを近づけない。 – 燃料タンクは必ず元通りに戻し、フタ はしっかり締める。 • マフラーが破損したら必ず交換してくださ い。 • オペレータコントロールやインタロックス イッチなどの安全装置が正しく機能している か、また安全カバーなどが外れたり壊れた りしていないか点検してください。これら が正しく機能しない時には芝刈り作業を行 わないでください。 • 使用前に必ず、
うな場合には機械を運転しないで安全な場所 に避難してください。 • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろ すときには安全に十分注意してください。 • 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木な どの障害物の近くでは安全に十分注意してく ださい。 • 公道を通行することが法律で認められている 場合には右左折や停止時に法律で定められて いる信号灯などを確実に操作してください。 • 可動部に手足を近づけないよう注意してく ださい。エンジンを駆動させたままで調整を 行うのは可能な限り避けてください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換 気の良い場所で行ってください。バッテリー と充電器の接続 や切り離しを行うときは、 充電器をコンセントから抜いておいてくださ い。また、安全な服装を心がけ、 工具は確 実に絶縁されたものを使ってください。 • 各部品が良好な状態にあり、ボルトナット 類が十分にしまっているか常に点検してくだ さい。読めなくなったステッカーは貼り替 えてください。 保守整備と格納保管 • 整備・調整作業の前には、必ず機械を停止 し、カッティングユニットを下げ、走行ペダ ルをニュートラルに戻し、駐
• 側方排出方式のカッティングユニットでは、 必ず、デフレクタを正しく取り付けて(一番 下の位置にセットして)使用してください。 デフレクタまたは集草装置を取り付けないで 運転することは絶対にやめてください。 • もし、刈り込みデッキが詰まった場合には、 まずエンジンを停止し、駐車ブレーキを掛 け、キーを抜き取ってから、詰まりを取り除 いてください。 • 斜面での刈り込み作業には十分注意してく ださい。急発進、急停車、急旋回をしない でください。 • エンジン回転中や停止直後は、エンジン本 体、マフラーなどに触れると火傷の危険があ りますから手を触れないでください。 他社の部品やアクセサリを御使用になると危 険な場合があり、製品保証を受けられなくな る場合がありますのでおやめください。.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 108-1988 1. ベルトの掛け方 120-6604 1. 異物が飛び出して人にあたる危険: 人を近づけないこと。 2. 切傷や手足の切断の危険:回転刃に近づかないこと; 使用時 にはすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 3. 切傷や手足の切断の危険:回転刃に近づかないこと; 使用時 にはすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 100-5622 1. 刈高調整 93-7818 1. 警告:ブレードボルト/ナットは115 - 149 Nm (11.8 - 15.2 kg.m) にトルク締めする;トルク締めの方法については オペレー ターズマニュアル を読むこと。 117–4979 1. ベルトに巻き込まれる危険: 可動部に近づかないこと。すべ てのガード類を正しく取り付けて使用すること。 108-1986 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 2 3 4 5 6 数量 用途 補正キット(別売) 1 補正キットを取り付けます。 キャスタ・ホイール・アセンブリ 2 キャスタ・ホイール・アセンブリを取り付 けます。 昇降アーム(右) 昇降アーム(左) 昇降シリンダのピン シリンダのキャリッジボルト シリンダのフランジナット スラスト・ワッシャ クレビス・ピン ヘアピン・コッター 刈高カラー クレビス・ピン ヘアピン・コッター 1 1 2 2 2 4 4 2 2 2 2 必要なパーツはありません。 – 油圧駆動部に接続します。 必要なパーツはありません。 – マシンのグリスアップを行ってください。 昇降アームを取り付けます。 カッティングユニットを取り付けます。 その他の付属品 内容 数量 パーツカタログ オペレーターズマニュアル 認証証明書 用途 1 1 1 危険 1 万一エンジンを始動した時に油圧ホースが正 しく接続されていないと、大きな人身事故に つながる恐れがある。 補正キットを取り付ける エン
• Model 30306, 62 インチ・ガーディアン 3 • Model 30649, 72 インチ後部排出タイプ • Model 30304, 72 インチ・ガーディアン 昇降アームを取り付ける 2 この作業に必要なパーツ キャスタ・ホイール・アセンブリを 取り付ける この作業に必要なパーツ 2 1 昇降アーム(右) 1 昇降アーム(左) 2 昇降シリンダのピン 2 シリンダのキャリッジボルト 2 シリンダのフランジナット キャスタ・ホイール・アセンブリ 手順 1. トラクションユニットの昇降シリンダを保 持しているケーブルタイを外し、ユニット を床に降ろす。 2. トラクションユニットの運転台を開放する。 3. 開放状態の運転台の下から、昇降アームの ピボットピンをトラクションユニットに固定 しているナットとキャリッジボルトを外し、 左右のピボットピンを取り外す(図 3)。 手順 スラスト・ワッシャ、スペーサ、テンショニン グ・キャップは、キャスタ・ホイールのスピンド ルに取り付けて出荷しています。 1.
7. 昇降シリンダを昇降アームに接続する;付 属の昇降シリンダピン、キャリッジボルト、 ナットを始動する(図 3)。 10 8 9 8. エンジンを停止し、運転台を通常位置に下 ろして固定する。 1 4 7 6 4 5 3 2 カッティングデッキを昇降アーム に取り付ける この作業に必要なパーツ 4 スラスト・ワッシャ 4 クレビス・ピン 2 ヘアピン・コッター 2 刈高カラー 2 クレビス・ピン 2 ヘアピン・コッター g017950 図4 手順 1. カッティングユニットをトラクションユニッ トの前に置く。 1. 昇降アーム 2. 3. キャスタ・アーム・ブラケット 刈高ロッド 4. 5. 昇降アームのパッド スラスト・ワッシャ 6. 7. 8. 9. 10. クレビス・ピン ヘアピン・コッター 刈高カラー クレビス・ピン ヘアピンコッター 5 2.
B. ポートのキャップを取る。 警告 C. ホースをポートに接続する。 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出しているので、絶対に手 などを近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を 確実に解放する。 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ち に専門医 の治療を受けること。 D. ホースの各接続部を締め付ける。 4. どのホースも正しいルートで接続され、接 続部に汚れがなく、ゆるみがないことを確認 する。外したプラグ(ホース用)とキャップ (ポート用)は後のために保管する。 5. ホース同士をケーブルタイで束ねる。 6. 運転台を開き、刈り込みデッキのバルブの 電気コネクタの接続を行う(図 6)。 1 注 以下の作業では油圧オイルが多少失われま す。 1.
製品の概要 運転操作 仕様 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 刈幅 62 インチ(1.575 m)または72 インチ(1.829 m) 刈高 調整範囲は25~127 mm、調整間隔は 13 mm 刻み。 純重量 モデル 30645: 210 kg モデル 30646: 225 kg 始動キーをつけたままにしておくと、誰でも いつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止 し、キーを抜いておくこと。 アタッチメントやアクセサリ 刈り高を調整する メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.
図9 図7 1. 2. 3. テンショニングキャップ スペーサ シム 4. ホイール軸の取り付け穴 5. キャスタ・ホイール 1. 刈高ロッド 2. 刈高カラー 3. クレビス・ピンとヘアピン・ コッター 6. 刈高ロッドについている刈高穴から希望す る刈高を選び、そこに刈高カラーをセット する(図 10)。 図8 4. キャスタ・アームにキャスタ・スピンドル を通す。スピンドル・シャフトにシムを取り 付け(当初の状態と同じに)、残りのスペー サも取り付ける。テンショニング・キャップ を取り付けてアセンブリを固定する。 図 10 5. カッティングユニット後部で、刈高ロッド に刈高カラーを固定しているヘアピンとク レビス・ピンを外す(図 9)。 7.
ける床からの高さの差を言います。トロでは、 ブレードのピッチを13 mm に調整することを推 奨しています。 これは、ブレードを前後に向 けて先端の高さを比べたとき、前よりも後ろの 方が 13 mm 高くなっている状態を言います。 1. 作業場の平らな場所に駐車する。 2. カッティングユニットを希望の刈高にセッ トする。 3. まず、1本のブレードを前後方向に向ける。 図 12 4. 短い定規を使って、床面からブレードの前 側の刃先までの高さを測る。ブレードを半 回転させて後方に回し、床面からこの切っ 先までの高さを測る。 1. スキッド ローラを調整する 5. 後方での測定値から前方での測定値を引い た値がブレードのピッチとなる。 注 刈高 25 mm または 38 mm でカッティング デッキを使用する場合には、カッティングデッ キのローラの取り付け位置を、ブラケットの一 番上の穴に変更してください。 1. ローラのシャフトをデッキのブラケット に固定しているネジとボルトを取り外す (図 13)。 6. 刈高ロッドの下部についているジャムナッ トをゆるめる(図 11)。 図 11 1.
1. 希望の刈高に設定する。「刈高の調整」 を参照のこと。 ヒント 2. トラクションユニットの前後のタイヤの 空気圧を点検・調整する(10 psi =0.7 BAR=0.7 kg/cm2)。 刈り込みは芝が乾いている時に 刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直 射日光を避けて午後遅くに行いましょう。露が あると草がかたまりになりやすく、また刈り たての草は強い直射日光に当たるとダメージ を受けます。 3. すべてのキャスタタイヤの空気圧を 50 psi (3.4 kPa=3.5 kg/cm2)に調整する。 4. 「ブレードの曲がりを点検する」を参照 のこと。 条件に合った刈り高の設定を 5. テスト区域を刈って、全部のカッティン グユニットが同じ刈高で刈っているかどう かを見る。 6.
(13 mm以上)すると、刈り込みに必要なパ ワーは小さくなりますが、クリップが大きくな り、刈り上がりが悪くなります。ピッチを小さ く(13 mm以下)すると、刈り込みに必要なパ ワーは大きくなりますが、クリップが小さくな り、刈り上がりが向上します。 16
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 2 時間 • キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 使用開始後最初の 10 時間 • キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 • ブレードのボルトのトルク締めを行う 使用するごとまたは毎日 • ブレードを点検する 50運転時間ごと • • • • • • 各グリス注入部のグリスアップを行う。 1 ギア・ボックスのオイルの量を点検する。 キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 ブレードのボルトのトルク締めを行う ブレードの駆動ベルトの調整を点検する。 カッティングユニットのベルト・カバーの裏側を清掃する。 400運転時間ごと • ギア・ボックスのオイルを交換する。 1 車 体 を 水 洗 い し た 時 は 整 備 間 隔 に 関 係 な く 直後に行う。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ず始動キーを抜いておくこと。 重要 カバーについているボルトナット類は、カバーを外しても、カバーから外れません。 潤滑 定期的に
整備のためにデッキを立てる場合 ユニットの整備作業を行う際の準備 1. 平らな場所に駐車し、カッティングデッキ を上昇させ、エンジンを停止させ、昇降アー ムにラッチを掛ける。 g017953 注 72 インチ(183 cm)モデルで後部排出 キットが付いている場合には、この作業を行 う前に後部左側のフットガードを外してく ださい。 図 16 • アイドラアームのシャフトのベアリング (図 16)。 2. 刈高カラーをカッティングデッキ後部の刈 高ロッドに固定しているヘアピンコッター とクレビスピンを取り外す(図 19)。刈高 カラーを取り外す。 2 4 3 1 8 10 9 • 昇降アームのピボット(前;2ヶ所) (図 17) 7 g017954 図 17 5 • 昇降アームのピボット(後;2ヶ所) (図 18) g017956 6 図 19 1. 昇降アームのラッチ 2. ヘアピンコッター 3. 4. クレビスピン 刈高カラー 5. 刈高ロッド 6. 7. 8. 9. 10. 昇降アームのパッド クレビスピン ヘアピンコッター 右昇降アーム 右キャスタアーム 3.
同じ作業を行う;右側の刈高ロッドが落ちな いように注意すること(図 19)。 4. 刈高ロッドに刈高カラーを取り付け、ク レビスピンとヘアピンコッターで固定する (図 19)クレビスピンは頭がデッキの前側に くるように取り付ける。 1 カッティングユニットの取り外し 2 1. 平らな場所に駐車し、カッティングデッキ を上昇させ、昇降レバーをフロート位置に セットし、エンジンを停止し、駐車ブレー キを掛ける。 3 g017958 4 図 21 2. 刈高ロッドをデッキ後部に固定しているヘア ピンとクレビスピンを取り外す(図 20)。 刈高カラーを取り外す。 1. 昇降アーム 3. ヘアピン・コッター 2. クレビス・ピン 4. キャスタ・アーム・ブラケット 5. 油圧モータのカバーを外し、ボルトを外し て、油圧モータをカッティングデッキから 取り外す(図 22)。 1 3 2 3 g017957 2 1 図 20 1. 刈高ロッド 2. 刈高カラー 3. ヘアピン・コッターと右レビ ス・ピン g017959 図 22 3.
2. カッティングデッキをトラクションユニッ トの前に置く。 る。左側でも同じ作業を行う;右側の刈高 ロッドが落ちないように注意すること。 9. 刈高ロッドに刈高カラーを取り付け、クレ ビス・ピンとヘアピン・コッターで固定する (図 23)クレビス・ピンの頭をデッキの前に 向けておく。 3. デッキに油圧モータを取り付け、ボルト2本 で固定し、油圧モータのカバー2枚を取りつ ける(図 22)。 4. 昇降スイッチをフロート位置にセットす る。昇降アームを押し下げて、昇降アームに ついている穴とキャスタ・アーム・ブラケッ トについている穴を整列させ、昇降アーム のパッドに刈高ロッドを挿入できるように する(図 23) 10 キャスタ・アームのブッシュの整備 キャスタアームのチューブには上側と下側に ブッシュがはめ込んでありますが、これらの ブッシュは使用に伴って磨耗してきます。ブッ シュを点検するには、キャスタフォークを前後 左右に揺り動かして見ます。ブッシュの中で キャスタのシャフトがぐらついているようなら ブッシュの磨耗が進んでいると判断し、ブッ シュを交換してください。 1.
キャスタホイールとベアリングの 整備 イッチが OFF になっているのを確認し、エ ンジンを停止させ、キーを抜き取る。 カッ ティングユニットが落下しないようにラッ チを掛ける。 1. キャスタ・ホイール・アセンブリをキャス タ・フォークの間に保持しているボルトの ロックナット(図 25)を外す。キャスタ・ホ イールをつかんでおいて、ボルトをフォーク またはピボット・アームから抜き取る。 2. ブレードが前後方向を指すように回転させ る。カッティングユニットの天井から各ブ レードの前端の刃先までの距離(図 26)を 測り、測定値を記録する。 G010549 図 26 3. ブレードを半回転させてもう一方の切っ先 を前に向ける。上記2で行ったと同方法で、 ユニットの天井から各ブレードの前端の刃先 までの距離測る。2での測定結果と3での測 定結果との差が3 mm 以内であれば適正とす る。差が3 mm よりも大きい場合には、その ブレードは曲がっていて危険であるから交換 する;「ブレードの取り外し」を参照。 図 25 1. キャスタホイール 3. ベアリング(2個) 2.
草を引きちぎるのでなく、カットするために は、当然切っ先が鋭利でなければなりません。 刈りあとを見て、切り口がささくれ立っていた り茶色に変色しているのは切っ先が鈍くなって いる証拠です。このような状態が見られたら、 ブレードを研磨してください。 1. 平らな場所に駐車する。カッティングユニッ トを上昇させ、駐車ブレーキを掛け、走行ベ ダルをニュートラルとし、デッキ駆動スイッ チが OFF になっているのを確認し、エンジ ンを停止させ、キーを抜き取り、昇降アーム にラッチを掛ける。 2. ブレードの切っ先を注意深く観察、特に、 直線部と曲線部が交わる部分をよく観察する (図 28)。この、直線部と曲線部の交差域 は、砂などによる磨耗が進みやすい部分なの で、機械を使用するまえによく点検すること が必要。磨耗が大きい場合には(図 28)危 険であるから交換する;「ブレードの取り 外し」を参照。 2 1 G010555 図 27 1. ブレードボルト 2. 芝削り防止キャップ 3.
を均等に削れば、バランスを狂わすことな く研磨を行うことができる。 ウジングとカッティングユニット底部との間 にシムを挟んで調整を行う。 6. シムを追加する場所にあるアウター・スピ ンドルからボルト、平ワッシャ、ロックワッ シャ、ナットを外す。スピンドル・ハウジン グとカッティングユニットの底との間にシム (P/N 3256-24)を増減してブレードの高さ を調整する。ブレード先端同士の高さの差が 所定条件を満たすまで、この調整を続ける。 図 29 1. 重要 1つの場所に入れるシムは3枚までとし てください。1つの穴に2枚のシムを入れて も調整が完了しない場合には、隣の穴にシ ムを増減して調整を続けてください。 7.
1 2 g017962 図 31 1. ボルト 2. 油圧モータ 3. 図 31 のようにボルトと油圧モータを取り 外す。 4. 残りのプーリから古いベルトを取り外す。 5. 図のように、スピンドル・プーリとアイ ドラ・プーリに新しいベルトを回しかける (図 32)。 図 32 1. ベルトの掛け方 6. 油圧モータを取り付け、先ほど外したてボ ルトで固定する(図 31)。 7.
メモ: 25
メモ: 26
メモ: 27
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