Operator's Manual
1.希望の刈高に設定する。「刈高の調整」
を参照のこと。
2.トラクションユニットの前後のタイヤの
空気圧を点検・調整する(10psi=0.7
BAR=0.7kg/cm2)。
3.すべてのキャスタタイヤの空気圧を50psi
(3.4kPa=3.5kg/cm2)に調整する。
4.「ブレードの曲がりを点検する」を参照
のこと。
5.テスト区域を刈って、全部のカッティン
グユニットが同じ刈高で刈っているかどう
かを見る。
6.カッティングユニットの調整が必要な場合
は平らな場所で行う。長さ2mまたはそれ
以上の真っ直ぐな棒を用意する。
7.測定を容易にするため、一番高い刈高に設
定する。「刈高の調整」を参照のこと。
8.平らな床の上にカッティングユニットを
降下させる。カッティングユニットの上部
からカバーを外す。
9.ブレードが前後方向を指すように回転さ
せる。
10.床面からブレードの切っ先までの高さを
測る。
11.刈高が合わない場合には、シム(3mm)
をキャスタフォークに取り付けて調整する
(
図14);「刈り込みデッキのピッチを
調整する」を参照。
図 図
図
14 14
14
1.テンショニングキャップ
4.ホイール軸の取り付け穴
2.スペーサ
5.キャスタ・ホイール
3.シム
ヒ ヒ
ヒ
ン ン
ン
ト ト
ト
刈 刈
刈
り り
り
込 込
込
み み
み
は は
は
芝 芝
芝
が が
が
乾 乾
乾
い い
い
て て
て
い い
い
る る
る
時 時
時
に に
に
刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直
射日光を避けて午後遅くに行いましょう。露が
あると草がかたまりになりやすく、また刈り
たての草は強い直射日光に当たるとダメージ
を受けます。
条 条
条
件 件
件
に に
に
合 合
合
っ っ
っ
た た
た
刈 刈
刈
り り
り
高 高
高
の の
の
設 設
設
定 定
定
を を
を
一度に切り取る長さは25mm以内に抑えましょ
う。草丈の1/3以上は刈り取らないのが原則
です。成長期の密生している芝生では刈り高
設定をさらに一目盛り上げる必要があるかも
しれません。
定 定
定
期 期
期
的 的
的
に に
に
刈 刈
刈
り り
り
込 込
込
む む
む
通常のシーズン条件では、4~5日に1回の刈
り込みが必要になるでしょう。しかし、草の
生長速度は色々な条件によって左右され、一
定ではありません。例えば寒冷な地域では春
から初夏にかけての芝草の成長期に最も頻繁
な刈り込みが必要となり、成長速度の落ちる
夏には8~10日に1度ぐらいの間隔になると
思われます。悪天候などで定期的に刈り込む
ことができずに草丈が伸びてしまった場合に
は、刈り高を高くして1回刈り、2~3日後に
刈り高を通常に戻してもう一度刈るようにす
るときれいに仕上がります。
い い
い
つ つ
つ
も も
も
鋭 鋭
鋭
利 利
利
な な
な
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
を を
を
使 使
使
う う
う
こ こ
こ
と と
と
刃先が鋭利であれば、芝草の切り口もきれいで
す。切れ味の悪い刃先は芝草を引きちぎるの
で、切り口が茶色に変色し、芝草の成長を悪く
し、また病気にもかかりやすくなります。
作 作
作
業 業
業
後 後
後
の の
の
洗 洗
洗
浄 浄
浄
と と
と
点 点
点
検 検
検
きれいな刈りあがりを維持するために、芝刈り
作業が終わったらホースと水道水でカッティ
ングユニットの裏側を洗浄してください。刈
りカスがこびりつくと、刈り込みの性能が十
分に発揮されなくなります。
カ カ
カ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
ィ ィ
ィ
ン ン
ン
グ グ
グ
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
の の
の
ピ ピ
ピ
ッ ッ
ッ
チ チ
チ
トロでは、ブレードのピッチを13mmに調整
することを推奨しています。ピッチを大きく
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