Operator's Manual
を均等に削れば、バランスを狂わすことな
く研磨を行うことができる。
図 図
図
29 29
29
1.この角度を変えないように研磨すること
注 注
注
ブレードを取り外し、研磨機で研磨す
る;「ブレードの取り外し」を参照。研磨
後、ブレードを取り付ける時は、セール(立
ち上がっている部分)がカッティング・デッ
キの天井を向くように取り付け、芝削り防止
カップをつけてブレード・ボルトで固定す
る。ブレードのセール部がブレード上部に
なるようにすること。各ブレード・ボルト
を85~110ft.-lb(115~150Nm=11.8~
15.2kg.m)にトルク締めする。
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
点 点
点
検 検
検
と と
と
ミ ミ
ミ
ス ス
ス
マ マ
マ
ッ ッ
ッ
チ チ
チ
の の
の
修 修
修
正 正
正
ブレード同士のマッチングが取れていないと、
刈り込んだ時に筋が残ります。この問題は、ど
のブレードも曲がっていない、全部のブレード
が同じ面で回転するように調整することで解決
することができます。
1.長さ1mの水準器を使って、作業場に平ら
な場所を探しだす。
2.刈高を一番高い位置に設定する。「刈高の
調整」を参照のこと。
3.平らな床の上にカッティングユニットを降
下させる。カッティングユニットからカバー
を外す。
4.ブレードが前後方向を指すように回転させ
る。床面からブレードの切っ先までの高さを
測る。測定値を記録する。同じブレードを半
回転させて後方に回し、床面からこの切っ先
までの高さを測る。2つの測定値が3mmの
差の中に収まっていれば適正である。差が3
mmよりも大きい場合には、そのブレードは
曲がっていて危険であるから交換する。全部
のブレードでこの測定を行う。
5.左右のブレードの測定値を、中央のブレー
ドの測定値と比較する。中央のブレードが、
左右のブレードよりも10mm以上低くては
いけない。中央のブレードが10mm以上低
い場合には、手順6へ進み、スピンドル・ハ
ウジングとカッティングユニット底部との間
にシムを挟んで調整を行う。
6.シムを追加する場所にあるアウター・スピ
ンドルからボルト、平ワッシャ、ロックワッ
シャ、ナットを外す。スピンドル・ハウジン
グとカッティングユニットの底との間にシム
(P/N3256-24)を増減してブレードの高さ
を調整する。ブレード先端同士の高さの差が
所定条件を満たすまで、この調整を続ける。
重 重
重
要 要
要
1 1
1
つ つ
つ
の の
の
場 場
場
所 所
所
に に
に
入 入
入
れ れ
れ
る る
る
シ シ
シ
ム ム
ム
は は
は
3 3
3
枚 枚
枚
ま ま
ま
で で
で
と と
と
し し
し
て て
て
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
1 1
1
つ つ
つ
の の
の
穴 穴
穴
に に
に
2 2
2
枚 枚
枚
の の
の
シ シ
シ
ム ム
ム
を を
を
入 入
入
れ れ
れ
て て
て
も も
も
調 調
調
整 整
整
が が
が
完 完
完
了 了
了
し し
し
な な
な
い い
い
場 場
場
合 合
合
に に
に
は は
は
、 、
、
隣 隣
隣
の の
の
穴 穴
穴
に に
に
シ シ
シ
ム ム
ム
を を
を
増 増
増
減 減
減
し し
し
て て
て
調 調
調
整 整
整
を を
を
続 続
続
け け
け
て て
て
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
7.ベルト・カバーを取り付ける。
駆 駆
駆
動 動
動
ベ ベ
ベ
ル ル
ル
ト ト
ト
の の
の
交 交
交
換 換
換
ブレードを駆動しているベルトはスプリング付
きのアイドラで張りを調整されており、非常に
耐久性が高く、長期間にわたって使用すること
ができます。しかし長期間のうちに必ず磨耗が
現れてきます。磨耗の兆候としては:ベルト回
転中にキシリ音が発生する、刈り込み中のブ
レードがスリップする、ベルトの縁がほつれて
いる、焼けた跡がある、割れがある、などで
す。これらの兆候を発見したらベルトを交換し
てください。
1.カッティングユニットを床まで降下させる。
カッティングユニットからベルト・カバー
を外して脇に置く。
2.トルクレンチのようなものを使って、アイ
ドラプーリ(
図30)を駆動ベルトから離し
てベルトの張りをなくし、固定アイドラプー
リからベルトを外す(図30)。
g017961
1
2
図 図
図
30 30
30
1.アイドラプーリ2.固定アイドラプーリ
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