Form No. 3372-800 Rev A Groundsmaster ® 3400-D 4 輪 駆 動 ト ラクションユニット 30651— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 30651 G018031 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
重 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 要 「重要」は製品の構造などについての注意点 注はその他の注意点を表しています。 を、注 この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 目次 はじめに はじめに ................................2 安全について ............................3 安全な運転のために ...................3 乗用芝刈り機を安全にお使いいた だくために:Toro からのお願 い ................................6 音力レベル ..........................7 音圧レベル ..........................7 振動レベル ..........................7 安全ラベルと指示ラベル ...............8 組み立て ............................... 10 1 タイヤ空気圧を点検する ...........
安全について エンジンのオーバーヒート警告システ ムの点検 .........................34 エアクリーナの整備 ..................34 エンジンオイルとフィルタの整 備 ...............................35 燃料系統の整備 .......................36 燃料フィルタの交換 ..................36 燃料系統からのエア抜き ..............36 燃料タンクの内部清掃 ................37 燃料ラインとその接続の点検 ...........37 電気系統の整備 .......................37 電気系統の点検......................37 バッテリーの点検 ....................37 バッテリーの整備 ....................38 走行系統の整備 .......................38 トランスミッションオイルのフィルタ の交換 ...........................
運転操作 ◊ 地表条件、特に傾斜角度を正しく把握 していなかった; • オペレータやユーザーは自分自身や他の安 全に責任があり、オペレータやユーザーの注 意によって事故を防止することができます。 • 有毒な一酸化炭素ガスが溜まるような閉め 切った場所ではエンジンを運転しないでく ださい。 • 作業は日中または十分な照明のもとで行っ てください。 運転の前に • エンジンを始動する前に、駐車ブレーキが かかっていることを確認し、カッティングユ ニットを解除し、走行ペダルがニュートラル 位置にあることを確認してください。 • 作業には頑丈な靴と長ズボン、および聴覚 保護具を着用してください。長い髪、だぶつ いた衣服、装飾品などは可動部に巻き込まれ る危険があります。また、裸足やサンダルで 機械を運転しないでください。 • 機械にはね飛ばされて危険なものが落ちて いないか、作業場所をよく確認しましょう。 • 警 告 :燃料は引火性が極めて高い。以下の 注意を必ず守ってください。 – 燃料は専用の容器に保管する。 – 給油は必ず屋外で行い、給油中は禁煙。 – 給油はエンジンを掛ける前に行う。エ ンジンの運転
• • • • • • • • • • – アタッチメントへの動力供給を解除す る。 – アタッチメントを地表面まで降下させ る。 – トランスミッションをニュートラルに セットし、駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 移動走行を行うときには: – カッティングユニットへの動力供給を 解除する。 – カッティングユニットを移動走行位置 に上昇させる。 次の場合は、カッティングユニットの駆動 を止め、エンジンを止めてください: – 燃料を補給するとき; – 刈り高を変更するとき。ただし運転位置 から遠隔操作で刈り高を変更できる時に はこの限りでありません。 – 詰まりを取り除くとき – 機械の点検・清掃・整備作業などを行 うとき; – 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な 振動を感じたとき。機械に損傷がないか 点検し、必要があれば修理を行ってくだ さい。点検修理が終わるまでは作業を再 開しないでください。 エンジンを停止する時にはスロットルを下げ ておいて下さい。また、燃料バルブの付いて いる機種では燃料バルブを閉じてください。 カッティングユニットに手足を近づけない でくださ
• ブレードを点検する時には安全に十分注意 してください。必ず手袋を着用してくださ い。悪くなったブレードは必ず交換してくだ さい。絶対に曲げ伸ばしや溶接で修理しな いでください。 • 可動部に手足を近づけないよう注意してく ださい。エンジンを駆動させたままで調整を 行うのは可能な限り避けてください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換 気の良い場所で行ってください。バッテリー と充電器の接続 や切り離しを行うときは、 充電器をコンセントから抜いておいてくださ い。また、安全な服装を心がけ、 工具は確 実に絶縁されたものを使ってください。 • 運転には十分な注意が必要です。転倒や暴走 事故を防止するために以下の点にご注意く ださい: – サンドトラップや溝・小川などに近づ かないこと。 – 急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速 してください。急停止や急発進をしない こと。 – 道路横断時の安全に注意。常に道を譲る 心掛けを。 – 下り坂ではブレーキを併用して十分に減 速し、確実な車両制御を行うこと。 • 移動走行時にはカッティングユニットを上 昇させてください。 乗用芝刈り機を安全にお使いい た だ
腕および手 • エンジンを回転させながら調整を行わなけ ればならない時は、手足や頭や衣服をカッ ティングユニットや可動部に近づけないよう に十分ご注意ください。また、無用の人間を 近づけないようにしてください。 • Toro 正規代理店でタコメータによるエンジ ン回転数検査を受け、安全性と精度を確認し ておきましょう。この機械の最大エンジン速 度は3000 RPMです。 • 大がかりな修理が必要になった時、補助が必 要な時はToro正規代理店にご相談ください。 • 交換部品やアクセサリは必ず Toro 純正品を お求めください。他社の部品やアクセサリを 御使用になると製品保証を受けられなくな る場合があります。 右手の振動レベルの実測値 = 1.5 m/s2 不確定値(K) = 0.8 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 1.0 m/s2 不確定値(K) = 0.5 m/s2 実測は、EC規則 836 に定める手順に則って実 施されています。 全身 振動レベルの実測値 = 0.5 m/s2 不確定値(K) = 0.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 70-13-072 1. ジャッキアップ位置 111-0936 950832 1. 1. 転倒の危険:旋回操作は低速で行うこと 2. 転倒の危険: 傾斜が16度未満の場所でのみ使用すること。 傾斜が16度以上の場所ででは使わないこと。 3. 転倒の危険:ROPS(横転保護バー)を搭載している機械では 必ずシートベルトを着用すること;ROPSを下げて運転してい るときは必ずシートベルトを外すこと。 4. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと;整備作業を始め る前には必ず始動キーを抜き取っておくこと。 5. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 タイヤ空気圧 950889 1. 警告:表面が熱い 111–5233 111-0773 1. 警告:指を挟まれる危険、側面から力が掛かっている 8 1. 低速 4. カッティングユニット上昇 2. エンジン速度無段階調整 5.
111-3901 1. トランスミッションオイル:詳しい情報については オペレー ターズマニュアル を読むこと 111-3344 1. 始動スイッチ 111-3902 1. 2. 警告:ファンによって手にけがをする危険 表面が熱い:詳しい情報については オペレーターズマニュ アル を読むこと 111-3562 1. ハンドルの角度調整はペダルを踏んで行う 111-3566 1. 転落する危険:運転台のラッチが閉まっていることを確認 してから運転すること 111-3567 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 1 タイヤ空気圧ゲージ(別途入手のこと) 1 タイヤ空気圧を点検する。 2 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ CE 認証証明書 1 1 1 1 運転をする前にオペレーターズマニュア ルを読んでください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 2 1 マニュアルを読む タイヤ空気圧を点検する この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 用途 タイヤ空気圧ゲージ(別途入手のこと) 手順 1 オペレーターズマニュアル 1 エンジンマニュアル 1 パーツカタログ 1 CE 認証証明書 前後のタイヤの空気圧を適正範囲に調整する適 正空気圧については以下の表を参照。 手順 重要 機械がターフに正しく接地できるよう、 すべてのタイヤの空気圧を適切な値に維持し てください。 • 今後のためにすべての書類を安全な場所に 保管してください。 タイヤ タイヤのタ イプ • 参照: オペレーターズマニュアル 。 推奨タイヤ空気圧
製品の概要 各部の名称と操作 コントロールパネルの構成機器 12 15 13 16 8 5 2 3 4 18 10 1 1 6 17 9 5 G018144 2 図2 1. 2. 3. カッティングユニット コントロールアーム ハンドル 4. 運転席 5. フード 4 7 3 14 11 G018032 図3 1. 駐車ブレーキスイッチ 10. ホーンボタン(ライトキット 装着時) 2. ライトスイッチ(ライトキット 装着時) 11. 補助電源 12 V ソケット(12V キット装着時) 3. 警告用ビーコンスイッチ (ビーコンキット装着時) 12. オイル圧警告灯 4. ハザードランプスイッチ(ラ 13. トランスミッション温度イン ジケータ イトキット装着時) カッティングユニットのポジ 14. ションコントロール 6. スロットルコントロールレ 15. バー 7. 始動スイッチ 16. 5. 8. アワーメータ バッテリー充電警告灯 エンジン温度警告灯 カッティングユニット回転ス 17. グロープラグインジケータ イッチ 9.
駐車ブレーキを掛けて、始動キーをII位置に動 かすとこのランプが点灯します。 警告 駐車ブレーキは前輪にのみ装備されています。 法面には駐車しないでください。 1 1 g018033 図4 1. 重量移動コントロール P 1 2 G018029 図6 1. 駐車ブレーキ 常用ブレーキ 常用ブレーキは、油圧トランスミッションシス テムの制動作用によるブレーキです。走行ペダ ルから足をはなしたり、エンジンの速度を落と したりするとトランスミッションの働きによっ て常用ブレーキが作用し、走行速度が自動的に 低下します。走行ペダルがニュートラル位置に くると常用ブレーキが完全作動して車両は停止 します。常用ブレーキは前輪にのみ作用しま す。 g014420 図5 1. 後退走行ペダル 2.
警告 1 緊急ブレーキを使用する場合には安全のための 注意が必要です。特に走行中に緊急ブレーキを 掛けた場合には車両が急停止しますから、必ず 運転席に着席し、ハンドルをしっかりと握った 状態でブレーキ操作してください。 2 スロットルコントロール スロットルコントロールを前方向に動かすとエ ンジンの速度が上昇します。スロットルコント ロールを後方向に動かすとエンジンの速度が 低下します(図 7)。 注 エンジンの速度は、走行速度、刈り込みブ レードの回転速度、カッティングユニットの昇 降速度など本機の他の機能に影響を与えます。 g014420 図8 1. 後退走行ペダル 2. 前進走行ペダル カッティングユニット作動スイッチ 移動走行時には、必ずカッティングユニット作 動スイッチを OFF 位置にしておいてください。 1 角度調整式ステアリングコラム 警告 必ず、運転前に、ステアリングコラムの調整機 構がしっかりとコラムを固定していることを 確認し、コラムが希望の調整角度にロック状 態であり、ハンドルがぐらついたりしていな いことを確認してください。 G018034 図7 1.
運転席 警告 必ず、運転前に、運転席の調整機構がしっかり と運転席を固定していることを確認し、座席が 希望の調整位置にロック状態であり、ぐらつい たりしていないことを確認してください。 運転席の調整は、必ずマシンを完全に停止させ 駐車ブレーキを掛けた状態で行ってください。 前後 調 整 : 座席調整レバーで運転席の前後位 .前 置の調整を行うことができます(図 10)。 体 重 調 整 : ハンドルを図のように右に回すと サスペンションが硬くなり、左に回すとサスペ ンションが柔らかくなります(図 10)。 1 Kg Kg CW 2 G018093 図 10 1. 14 CCW 座席調整レバー 2.
警告システム 油圧オイルのオーバーヒート警告灯 エンジン冷却液のオーバーヒート警告灯 油圧オイルがオーバーヒートして油圧オイルタ ンクの中のオイルの温度が95℃になると、この 警告灯が点灯しホーンが鳴ります(図 12)。 エンジンがオーバーヒートするとこの警告灯が 点灯しホーンが鳴ります(図 11)。 1 1 G018036 図 12 1. G018035 図 11 1.
バッテリー充電警告灯 エンジンオイル圧低下警告灯 バッテリーの充電が低下するとこの警告灯が点 灯します(図 13)。 エンジンオイルの圧力が低くなりすぎるとこの 警告灯が点灯します(図 14)。 1 1 G018081 G018037 図 14 図 13 1. 1.
始動キー エンジン予熱表示灯 II位置に回す。エンジン予熱表示灯が点 キーをII II 灯し、グロープラグが発熱する(図 16)。 0 = エンジンOFF I = エンジン作動/補助装置ON 重要 予熱を行わずにエンジンを始動するとバッ テリーが不必要に消耗します。 II = エンジン予熱 III = エンジン始動 警告 使用しない時は常に始動キーを抜き取っておい てください。 重要 始動キーを抜き取ったときには、キー溝 から水やごみが侵入しないように、必ず保護 キャップを取り付けてください。 1 G018083 図 16 1. エンジン予熱表示灯 燃料計 燃料計は、燃料タンクに残っている燃料の量を 表示します(図 17)。 1 FUEL E G014558 I 図 17 II III G018082 図 15 1.
アワーメータ トランスミッション・ニュートラル位置表示灯 マシンの積算稼働時間を表示するメータです (図 18)。 走行ペダルがニュートラル位置にあり、駐車ブ レーキが掛かっていて、始動キーがII位置にあ る時にこのランプが点灯します(図 19)。 注 駐車ブレーキが掛かっていないと、この ニュートラル表示灯は点灯しません。 1 G018085 図 19 1 1. 000.0 G018084 図 18 1.
カッティングユニット作動スイッチ表示灯 カッティングユニット作動スイッチが前位置に あり、始動キーがII位置にある時にこのランプ が点灯します(図 20)。 1 G018086 図 20 1.
仕様 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあります。 幅 1490 mm 長さ 2410 mm 高さ 1681 mm(ROPSを折りたたんだ状態) 2360 mm(ROPSを通常使用位置に立てた状態) 880 kg 重量(カッティングユニットを含まない) 燃料タンク容量 45.7 リ ッ ト ル 最大前進速度 25 km/h 最大後退速度 12.
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でも いつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には、必ずカッティング ユニットを床まで降下させ、駐車ブレーキを 掛け、キーを抜き取っておくこと。 図 21 1. エンジンオイルの量を点検する ディップスティック 4. ディップスティックを引き抜いて、オイ ルの量を点検する。FULL マークまであれ ばよい。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンにはオイルを入れて出荷しています が、初回運転の前後に必ずエンジンオイルの量 を確認してください。 5.
冷却系統を点検する エンジン停止直後にラジエターのキャップを 開けると、高温高圧の冷却液が吹き出してや けどを負う恐れがある。 気温が -7℃ 以上では夏用燃料(2号軽油)を使 用しますが、気温が -7℃ 以下の季節には冬用 燃料(1号軽油または1号と2号の混合)を使用 してください。低温下で冬用ディーゼル燃料を 使うと、発火点や流動点が下がってエンジンが 始動しやすくなるばかりでなく、燃料の成分分 離(ワックス状物質の沈殿)によるフィルタの 目詰まりを防止できるなどの利点があります。 • エンジン停止後、温度が十分に下がるのを 待ってからキャップを開けること。 気温が -7° 以上の季節には夏用燃料を使用す る方が、燃料ポンプの寿命を延ばします。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開け ないこと。 重要 ディーゼル燃料の代わりに灯油やガソ リンを使わないでください。この製品はバイ B7ま まで の 燃 料 を 使 用 す る こ と が オ デ ィ ー ゼ ル B7 できます。この注意を守らないとエンジンが 破損します。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 注意 • キャップを
の使用による損害についてはToroは責任を持 ちかねますので、品質の確かな製品をお使い 下さる様お願いいたします。 危険 燃料を補給中、静電気による火花がガソリン に引火する危険がある。発火したり爆発した りすると、やけどや火災などを引き起こす。 高粘度インデックス/低流動点アンチウェア油圧作動液, ISO VG 46 物性: cSt @ 40°C 44 - 48 粘度, ASTM D445 cSt @ 100°C 7.9 - 8.
運転台を固定するには 1. 運転台を注意深く降ろします。ガススプ リングが付いているので楽に下げることが できます。 2. 運転台が一番下の位置に近づいてきたら、 ラッチのハンドルを機体前方に動かしま す。これにより、ラッチのフックがロック バーをクリアします。 3. 運転台を完全に下げ、ラッチのハンドルを 機体後方に動かすとラッチのフックがロッ クバーに掛かって運転台を固定します。 1 2 3 G014570 図 24 1. 2. 油圧オイルタンクのキャップ オイルタンク 3. 点検窓 4. キャップを取り除き、点検窓についている 上マークまでオイルを補給する。入れすぎ ないこと。 5. タンクにキャップを取り付ける。 ホイールナットのトルクを点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 前輪ナットは 148 ft-lb (200 N-m, 27.7 kg.m)、後輪は 40 ft-lb (54 N-m, 5.5 kg.
重要 このマシンにはエンジン始動インタロッ クが装備されています:「オペレータ着席コ ントロール」の項を参照してください。 作動は自動的に停止します。カッティングユ ニットを再度作動させるためには、オペレータ が着席し、カッティングユニット作動スイッ OFF 位置に戻し、それからもう一度ON ON 位 チをOFF 置にセットする必要があります。通常の刈り 込み作業中に運転席からごくわずかの間だけ 身体が浮き上がるような場合にはカッティン グユニットは停止しません。 エンジンが冷えているときの始動手順 1. 着席し、足を走行ペダルから離してペダル をニュートラル位置とし、駐車ブレーキが掛 かっていることを確認したら、スロットル を70パーセント程度の出力にセットする。 エンジンを始動する時には、カッティングユ OFF 位置になければな ニット作動スイッチがOFF りません。 2. 始動キーを I 位置にセットし、エンジンオ イルの圧力やバッテリー充電警告灯が点灯 することを確認する。 警告 3.
エンジンが温まっているときの始動手順 1. 着席し、足を走行ペダルから離してペダル をニュートラル位置とし、駐車ブレーキが掛 かっていることを確認したら、スロットル を70パーセント程度の出力にセットする。 2. 始動キーを I 位置にセットし、エンジンオ イルの圧力やバッテリー充電警告灯が点灯 することを確認する。 3. キーを始動位置 III まで回してエンジンを クランキングさせる。 G014563 スタータモータは15秒間以上連続で作動 させないようにすること。エンジンが始動 したら、キーから手を離すとキーは I 位 置に戻る。 図 27 4. エンジンが温まるまで、低速で暖機運転 する。 カッティングユニットのポジション コントロール エンジンの停止手順 カッティングユニットの昇降操作は、昇降コン トロールスイッチで行います。 1. すべてのコントロールをニュートラルに 戻し、駐車ブレーキを掛け、スロットルを ローアイドルにしてエンジンの回転速度を 下げる。 1.
カッティングユニットを駆動する 1 2 G018088 図 28 1. On 2 2. OFF 1 カッティングユニットの駆動は、オペレー タが着席していない限り、できませ ん: オペレータ着席シートスイッチ (ページ 44)を 参照してください。 G018089 図 29 カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト を 駆 動 す る : カッティ ングユニット作動スイッチを前方に倒します。 1. カッティングユニットの駆動を停止する: カッティングユニット作動スイッチの下部をを 後方に倒します。 ロックホイール 2.
重要 機体を持ち上げる前に、ジャッキなど の持ち上げ装置が正常に作動すること、およ び機体を安全に支えるための十分な能力を有 していることを確認してください。最低必要 持ち上げ能力:2トン 1. 平らな場所に停車する。 2. 駐車ブレーキを掛け、 3. 始動キーを OFF 位置にして抜き取る。. 4. ジャッキを置く床面が平らでしっかりして いることを確認する。 5. 機体の所定位置の下にジャッキをセット する。 6.
ヒント 警告 道路の縁石などを乗り越える際には十分に注 意して運転してください。必ず速度を落とし て、機体各部、タイヤ、ステアリングシステ ムを保護してください。すべてのタイヤが規 定どおりのタイヤ空気圧に調整されているこ とを確認してください。 運転操作に慣れる 実際に芝刈りを始める前に、安全な場所で運 転操作に十分慣れておいてください。特に機 械の始動、停止、前進走行と後退走行、カッ ティングユニットの上昇・下降動作、および ブレード回転・停止操作。操作に慣れてきた ら、斜面の上り下りや速度を変えての運転も 練習しましょう。 法面 斜面の通行には最大の注意を払ってください。 また、転倒事故を防止するために、法面での速 度の出しすぎや急旋回に十分注意してくださ い。急な法面を下る際には、カッティングユ ニットを降下させておいてください。 警告システム 作業中に警告灯が点灯したら、直ちに機械を停 止し原因を確認してください。異常を放置し たまま作業を続けると本機に重大な損傷を招 く可能性があります。 芝刈り カッティングユニットのブレードの回転速度は 常に最高速度になるようにしておくことが、 よい刈
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • オルタネータベルトの磨耗と張りの点検を行う。 使用開始後最初の 50 時間 • • • • 使用するごとまたは毎日 エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 トランスミッションオイルのフィルタを交換する。 油圧リターンフィルタを交換する。 エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフルスロットル)。 • • • • • • • エンジンオイルの量を点検してください。 冷却系統を点検する。 燃料残量を点検する。 油圧オイルの量を点検する。 ホイールナットのトルク締めを行う。 タイヤ空気圧を点検する。 エアクリーナインジケータを点検する。(エアクリーナのインジケータが赤色になったら その時点で整備を行う。チリはホコリの非常に多い環境で使用しているときには頻繁 な整備が必要となる。) • 吸気スクリーン、オイルクーラ、ラジエターを清掃する(悪条件下で使用している場 合はより頻繁に)。 • 安全インタロックの動作を点検する。 • 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 インタロックの動作 ブレーキの動作 ROPSが立てられた状態で適切にロックされている エンジンオイルの量と燃料の量 エアフィルタのインジケータの表示。 ラジエターとスクリーンの汚れ。 エンジンからの異常音。 1 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検 油圧ホースの磨耗損傷を点検 オイル漏れなど タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 グリスアップ個所の点検 2 塗装傷のタッチアップ 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2.
整備作業の前に 整備作業を実施する前には、必ず、エンジンを停止し、始動キーを抜き取り、駐車ブレーキを掛 け、油圧装置内部から圧力を解放し、カッティングユニットを床面まで降下させ、このマニュア ルに記載されている安全上の注意事項を確認してください。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。 重要 マシンを常に安全に使用するためには定期的な整備が不可欠です。適切な整備を行うことによ り、マシンの寿命が延び、また万一の故障の際の製品保証もスムースに行われます。各交換部品も それぞれの機能に合わせて設計製造されていますから、必ずトロ社の純正部品をお使いください。 油圧システムにとっては、ほんのわずかのチリや異物も大きな障害となります。油圧システムの整 備を行うときには、周囲を十分に清潔に維持し、システム内部に絶対に異物を入れないように細心 の注意を払ってください。接続を外したりして開放されている油圧ラインやポートには、必ずプ ラグやカバーなどを取り付けてください。 本書で推奨している整備間
潤滑 グリスニップルが破損している場合にはすぐ に交換してください。 ベアリング、ブッシュ、ピボットの グリスアップを行う 機体のすべてのグリスアップ個所に確実にグリ スを補給してください:新しいグリスが漏れ出 してくるのが見えるまできちんとグリスを注入 してください。これにより、機体の寿命を最大 限に延ばすことができます。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.2 汎用リチウム系グリスを注入します。車体を水 直ち に グリ 洗いしたときは整備間隔に関係なく直 スアップしてください。 1 グリスアップ箇所は以下の通りです: 1 1 1 1 1 1 1 1 1 G018090 図 32 1.
エンジンの整備 重要 本体とカバーがシールでしっかり密着して いるのを確認してください。 エンジンのオーバーヒート警告シ ステムの点検 1. エアクリーナのインジケータを点検する。 インジケータの表示が赤色に変わっていた ら、フィルタの交換を行う(図 34)。 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと G014565 図 34 1 2. フィルタを外す前に、低圧のエア(2.8 kg/cm2、異物を含まない乾燥した空気)で、 フィルタとボディーとの間に溜まっている大 高圧 の エ ア は 使 用 し きなゴミを取り除く。高 ない。異物がフィルタを通ってエンジン部 へ 吹 き 込 ま れ る 恐 れ が あ る 。 ボディーから カバーを外す。 G014437 図 33 1. 温度スイッチ 1. 始動キーを I 位置に回す。 このエア洗浄により、フィルタを外した時 にほこりが舞い上がってエンジン部へ入り込 むのを防止することができる。 2. エンジン温度スイッチから、赤/青の電気 コードを外す。 3.
5. フィルタをボディー内部にしっかり取り付け る。エレメントの外側のリムをしっかり押さ フィ ル えて確実にボ ディーに密着させる。フ タの真ん中の柔らかい部分を持たないこと。 6. カバーについている異物逃がしポートを清 掃する。カバーについているゴム製のアウ トレットバルブを外し、内部を清掃して元 通りに取り付ける。 7. アウトレットバルブが下向き(後ろから見 たとき、時計の5:00と7:00の間になるよう に)カバーを取り付ける。 8. エアクリーナのホースを点検する。 9. カバーをしっかりと掛ける。 3. オイルフィルタ(図 37)を外す。 安全フィルタの整備 図 37 エアフィルタには、メインのエレメントを交 換している間に内部に異物が侵入しないよう に、一次フィルタの内部に安全フィルタを入れ てあります。 1. 4. 新しいフィルタのシールにきれいなエンジ ンオイルを薄く塗る。 この安全フィルタは再利用せず、定期的に交 換してください。 5.
燃料系統の整備 危険 軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6-12 mm 程 度 下 ま でとする。これは、温度が上昇して燃料が 膨張したときにあふれないように空間を確 保するためである。 1 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 燃料フィルタの交換 G018028 図 38 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 重要 キャニスタを定期的に交換することによ り、燃料に含まれている異物によって燃料噴射 ポンプのプランジャやノズルが異常磨耗するな どの事故を防止することができます。 燃料フィルタ 3. フィルタ容器を外して取り付け部をきれい に拭く。 1. 燃料フィルタのキャニスタの下に汚れのな い容器をおく(図 38)。 4.
電気系統の整備 危険 軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業 を行う時には、バッテリーのケーブルを2本と も、バッテリーおよびオルタネータの接続部 から外してください。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6-12 mm 程 度 下 ま でとする。これは、温度が上昇して燃料が 膨張したときにあふれないように空間を確 保するためである。 電気系統の点検 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと すべての電気接続部を点検し、破損や腐食を発 見した場合には修理・交換してください。結線 が露出している部分については、高品質の防錆 剤をスプレーし、水分の浸入を防止してくださ い。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 バッテリーの点検 1.
走行系統の整備 バッテリーの整備 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと トランスミッションオイルのフィル タの交換 危険 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である 硫酸が含まれている。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 500運転時間ごと • 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮 膚や目や衣服に付けないよう十分注意する こと。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を 保護すること。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、 必ず十分な量の真水を用意しておくこと。 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守しバッテリーにいかな る火気も近づけない。 バッテリーの状態の点検端子や周囲が汚れてい ると自然放電しますので、バッテリーが汚れ ないようにしてください。洗浄する場合は、 まず重曹と水で全体を洗います。次に真水で すすぎます。 1 G018091 図 39 機体右側 1. トランスミッションオイルフィルタ 1. トランスミッションオイルフィルタのハウ ジングの下部をもって、ねじをゆるめるよ うにして外す。 2.
後輪の整列の点検 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと タイヤの無用な磨耗を防止し、安全な走行を確 保するために、後輪を適切に整列させておく必 用があります(3-8 mm)。 後輪を真っ直ぐ前に向ける。左右両輪の前部の 側壁間の距離と、後部の側壁間の距離を、車 輪の中心の高さで比較する、後の距離が前の 距離よりも大きく、その差が3-8 mmであれば 適正である。 2 1 4 図 40 機体左側 1. 3 x + 3 - 8mm x 1 g014491 油圧オイルリターンフィルタ G014442 図 41 1. 2. 車輪の中心の高さ タイヤ 3. 前進方向 4.
冷却系統の整備 冷却部の清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 100運転時間ごと 2年ごと 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、 駐車ブレーキを掛けてキーを抜き取る。 2. ラジエターのスクリーンを清掃する。 3. エンジン部を丁寧に清掃する。 4. エンジンカバーのラッチをはずしてカバー を開ける(図 42)。 G014918 図 43 1. オイルクーラ 2. オイルクーラのラッチ 7. オイルクーラとラジエターの裏表を(図 44) 圧縮空気で丁寧に清掃する。 1 2 3 G018023 図 42 1. エンジンカバー 2. オイルクーラ 3. オイルクーラ解放クリップ 5. スクリーンを圧縮空気でていねいに洗浄す る。 G014919 6. オイルクーラのラッチを内側に回してオイ ルクーラを解放する(図 43)。 図 44 1. ラジエター 8. オイルクーラを元に戻し、ラッチで固定す る。 9.
ブレーキの整備 緊急時の牽引について 1 牽引に使用する車両が牽引のための十分な能 力、および牽引される側の車両を含めた全体を 十分に制動できるブレーキ能力を備えているこ とを確認する。牽引車両の駐車ブレーキが掛 かっていることを確認する。モアが暴走しない ように、モアの前輪に輪止めを掛ける。 2 3 G014449 以下の手順により、モアの前輪ディスクブレー キを外す: 図 46 1. モアと牽引車両とを、しっかりした牽引バー で相互に接続する。 2. 右前輪のホイールモータのディスクブレー キ・アセンブリについている六角プラグを 外す。 1. 六角プラグ 950639 2. ワッシャ M12–09485 3. 固定ねじ M12 x 40 — ZDH1L040U 7. トランスミッションポンプの下側について いるバイパスバルブを左方向に回して(3回 転以内)、油圧常用ブレーキを解除する。 3.
9. 牽引終了後の処置:モアを通常の運転モード に戻すには、以下の手順を行ってください: 警告 実際に運転を行う前に、試運転を行ってブレー キ系統が適正に機能していることを確認してく ださい。また、低速で運転してモアの各機能を 点検確認してください。ブレーキが正常に作 動しないうちは、モアを使用しないでくださ い。ブレーキの機能を止めたままでモアを使 用しないでください。 A. 前輪に輪止め掛ける。 B. トランスミッションポンプについてい るバイパスバルブを右方向に回して閉じ る。 以下 の 手 順 に よ り 、 モ ア の 前 輪 デ ィ ス ク ブ 10.以 レーキを作動可能に戻す: 注 M12 x 40 を取り外し、運転台下の元の位 置に収納する。 A. 右前輪のホイールモータのディスクブ レーキ・アセンブリを探し出す。 B. 固定ねじを左方向に回してワッシャと 共に外す。 C. モータのエンドプレートに六角プラグを 取り付ける(図 48)。 1 2 3 4 g014451 図 48 1. 前ホイールモータ: 111–2557 2. 六角プラグ 950639 3.
ベルトの整備 4. オルタネータとエンジンの間にバールを差 し込み、オルタネータの位置を変えて必要 な張りを出す。 初日の運転が終了したらオルタネータベルトの 状態と張りの点検調整を行い、その後は100運 転時間ごとに点検調整します。 5. 調整が終わったらそれぞれのボルトを締め る。 オルタネータベルトのテンション 調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 100運転時間ごと 1. フードを開ける。 2. オルタネータ側プーリとクランクシャフト 側プーリ間の中央部(図 49)でベルトを指で 10 kg程度の力で押して点検する。 図 49 1. 2. ブレース オルタネータベルト 3. ピボットボルト ベルトのたわみが 10 mm 程度あれば適正と する。たわみの量が適正でない場合は手順 3へ進む:訂正な場合にはこのまま運転を 継続してよい。 3.
制御系統の整備 6. 駐車ブレーキを解除する。 7. 運転席から立ち上がり、エンジンが停止す ることを確認する。 走行ペダル(前進・後退)の動作 の点検 トランスミッション制御ケーブルと 制御機構の点検 エンジンを停止させた状態で、前進・後退走行 ペダルを踏み込み範囲全体にわたって操作し、 ペダルから足を離すと自然にニュートラル位置 に戻ることを確認する。 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと オペレータ着席シートスイッチ ケーブルの状態および作動状態を速度コント ロールペダルおよびトランスミッションポン プ部で点検する。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 • ごみ、ほこり、異物を取り除く。 1. 着席し、エンジンを始動する。 • ボールジョイントが確実に固定されている こと、取り付けブラケットとケーブルアン カーにガタやゆるみがなく割れなどの破損が ないことを確認する。 2. カッティングユニットを床面まで降下させ る。 3.
油圧系統の整備 トランスミッションのニュートラルイ ンタロックスイッチ 警告 1. エンジンを停止する。 2. 走行ペダル(前進・後退)から足を離す。 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 3. 始動キーを I 位置に回し、トランスミッ ションニュートラル表示灯が点灯すること を確認する。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 4.
油圧ラインとホースの点検 2 1 毎日、油圧ホースと油圧ラインを点検し、漏 れ、折れ、サポートのゆるみ、磨耗や腐食があ れば交換してください。異常を発見したら必ず 運転を行う前に修理してください。 3 G014452 図 51 1. 2. オイルタンクのキャップ ストレーナ 3. 補給口ストレーナ 油圧オイルのオーバーヒート警告 システムの点検 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと 1 2 g018024 図 52 1. 温度スイッチ 2. 油圧オイルタンク 1. 始動キーを ON 位置(I)に回す。 2. 油圧タンク温度スイッチから、赤/黄の電気 コードを外す。 3.
その他の保守整備 保管 ごみの投棄について トラクションユニットの整備 エンジンオイル、バッテリー、油圧オイル、冷 却液は環境汚染物質です。これらものを処分す る場合には、地域の法令などにしたがって行っ てください。 1. トラクションユニット、カッティングユニッ ト、エンジンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、 必要な締め付けを行う。 危険物を処分する際には、法律などで定められ た施設に持ち込むなど適正に処分してくださ い。廃棄物によって、水源、排水、下水施設な どが汚染されないように配慮してください。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、 タッチアップする。 注意 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う: 危険物の処分を適切に行ってください。 A. バッテリー端子からケーブルを外す。 • バッテリーは通常ごみとして廃棄すること はできませんから注意してください。 B.
故障探究 問題 始動キーでエンジンを始動できない バッテリーの不良 油圧オイルがオーバーヒートしている 考えられる原因 1. トランスミッションのニュートラルインタ ロックスイッチに通電されていない 1. 走行ペダルから足を離し、トランスミッ ションのニュートラルインタロックスイッチ が動作しているか点検する。 2. 駐車ブレーキのインタロックスイッチに 通電されていない 2. 駐車ブレーキレバーをON位置にしてみ る。 3. カッティングユニット作動インタロックス イッチに通電されていない 4. 電気接続の不良 3. 駐車ブレーキインタロックスイッチの設 定を点検する 4. 配線を点検・修理する 1. 端子部の接続のゆるみまたは腐食 1. 端子部を清掃し締め付けるバッテリー を充電する 2. オルタネータベルトのゆるみ・破損 3. バッテリーの不良 4. 電気系統のショート 2. 駆動ベルトの張りを調整またはベルトを 交換する:エンジンマニュアルを参照 3. バッテリーを充電または交換する 4. 配線を点検・修理する 1. ラジエターが詰まっている 1.
問題 油圧システムから異常な騒音 考えられる原因 1. ポンプの不良 1. 不良なポンプを突き止めて修理・交換 する 2. モータの不良 2. 不良なモータを突き止めて修理・交換 する 3. システム内にエアが入り込んでいる 3. 吸い込みラインの油圧フィッティングの 締め付けを行う 4. ストレーナの清掃または必要に応じて新 しいものに交換する 4. 吸い込みラインのストレーナが詰まって いるか破損している 5. 低温のためにオイルの粘度が高くなっ ている 6. リリーフバルブの設定が低すぎる 7. 油圧オイル量が少ない 最初は問題ないがその後にパワーがでなく なる 2. 油圧オイル量が少ない 2. 油圧オイルタンクに適正量のオイルを 入れる 3. オイルの粘度を間違えている 3. タンクからオイルを抜き、適正なグレード のオイルに交換する 4. エレメントを交換する 6. オーバーヒート 7. フィッティングを点検・必要に応じ締め付 ける必要に応じてホースを交換する 1. 昇降シールが破れている 1. シールを交換する 2.
図面 Neutral Proximity Sensor 2.0 S/BU 0 2.0 Switch - Park Brake Switch - Cutters W/BU W Showing Kits :- Beacon Lights Aux Power connector Relay - Neutral Starter / Brake Light S/BU 2.0 W/O 2 W/R 6 W/BU 2.0 8 1.
G018094 51
項目番号 名称 1 油圧モータ 7 カッター制御マニホルド 8 テストポート:カッター圧力 9 バルブソレノイド 10 ロジックエレメント 11 リリーフバルブ 230 bar 12 リリーフバルブ 41 bar 13 昇降制御マニホルド 14 ソレノイドバルブ 15 ソレノイドバルブ 19 オリフィスフィッティング 2.
48 チェックバルブ:トランスミッション前進バイパス 49 リリーフバルブ:チャージ圧 50 テストポート:走行圧力(前進) 51 テストポート:チャージ圧 53 トランスミッションバイパスバルブ 油 圧 回 路 図 お よ び 主 な (Rev.
メモ: 54
国際ディストリビュータ一覧 ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Guandong Golden Star Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) 国: トルコ 香港 大韓民国 プエルトリコ コスタリカ スリランカ 北アイルランド メキシコ グアテマラ 日本 ギリシャ 中華人民共和国 スウェーデン ノルウェー 英国 電話番号: 90 216 344 86 74 852 2155 2163 82 32 551 2076 787 788 8383 506 239 1138 94 11 2746100 44 2890 813 121 52 55 539 95444 502 442 3277 81 726 325 861 30 10 935 0054 86 20 876 51338 46 35 10 0000 47 22 90 7760 44 1279 723 444 Hydroturf Int. Coドバイ Hydroturf Egypt LLC Ibea S.P.A.
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