Service Manual
芝 芝
芝
刈 刈
刈
り り
り
性 性
性
能 能
能
に に
に
影 影
影
響 響
響
を を
を
与 与
与
え え
え
る る
る
要 要
要
因 因
因
刈り上がりに悪影響を与える要因は様々あるが、ターフの状態もそのうちのいくつかを占める。サッチが過
剰であったり、「スポンジ状」といわれるふわふわした感じのターフの刈り上がりが悪いのは、機械の調
整だけでは直らない。また、一度の刈り取り長さを大きく設定したりしてもきれいに刈ることはできない。こ
れらの要因の影響は刈高が低いほど大きくなる。
「実効」刈高実際の刈高は刈り込みデッキの重量やターフの状態によって変わる。
要 要
要
因 因
因
考 考
考
え え
え
ら ら
ら
れ れ
れ
る る
る
原 原
原
因 因
因
や や
や
対 対
対
処 処
処
法 法
法
1エンジンの最大調整速度
エンジンが所定のハイアイドル速度で回転していることを
確認する章3ディーゼルエンジン(ページ3–1)を参照。
刈り込みは常にエンジン全開で行う。
2.ブレードの回転速度
全部の刈り込み刃が同じ速度で回転することが重要。
3.タイヤ空気圧
運転を行う前に、キャスタホイールを含めた全部のタイヤの
空気圧をチェックする。空気圧は
ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト の オ ペ
レ ー タ ー ズ マ ニ ュ ア ル
に定められたものを使用すること。
4.ブレードの状態
刃先が鈍くなっていたり欠けていたりした場合には研磨する。
ブレードのセイル部に磨耗や破損がないか点
検する。必要に応じてブレードを交換する。
5.デッキハウジングの状態
デッキチェンバを良い状態に維持する。
デッキの裏側をいつもきれいに維持する。裏側
にごみが多く付着すると刈り込みの質が落ちる。
6.刈高
刈高は
刈 り 込 み デ ッ キ の オ ペ レ ー タ ー ズ マ ニ ュ
ア ル
に従って設定すること。作業台で設定し
た刈高は実効刈高と異なるのが普通である。
7.デッキの整列状態と地表追従性
昇降アームに磨耗や破損、固着がないか点検する。ま
た、ピボットシャフトに曲がりや破損がないかも点検する。
8.芝削り防止ローラの状態
どのローラも自由に回転することが必要。ローラやロー
ラシャフトに摩耗や破損がある場合には交換する。
9.芝草の状態
刈り込みは芝が乾いている時に行うのがベスト。一度に切
り取る長さは2.5cm以内、または草丈の1/3以内とする。
10.走行速度
刈り込み速度が早すぎると刈り上がりがきたなくな
るし、刈り残しも増える。
グ グ
グ
ラ ラ
ラ
ン ン
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ド ド
ド
マ マ
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ス ス
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タ タ
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7200ペ ペ
ペ
ー ー
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ジ ジ
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7–3カ カ
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