Form No. 3393-171 Rev A 27 イ ン チ ・ ロ ー タ リ ー ・ カ ッ テ ィ ン グ ユニット Groundsmaster® 3500-D/3505-D/4500-D/4700-D シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 30834—シ 製品の登録は www.Toro.com.
重要 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注 「重要」は製品の構造などについての注意点を、注 はその他の注意点を表しています。 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合してい ます。詳細は、この冊子の巻末にあるDOI適合宣 誓書をご覧ください。 目次 はじめに 安全について ............................................................. 3 安全ラベルと指示ラベル .................................... 3 組み立て ..................................................................... 4 キャリアフレームを調整するグランドマス ター 3500-D と 3500-Gのみ................................ 4 刈り高を調整する................................................ 4 ローラ スクレーパ オプション の調 整 ...................
安全について この機械は、EN ISO 5395:2013 規格およびANSI B71.4-2012 規格に適合しています。 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 104-1086 1. 刈高 93-7818 1. 警告ブレードボルト/ナットは115149 Nm 11.815.2 kg.mにト ルク締めするトルク締めの方法については オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 117-4764 3 1. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 2. 手や指の切断の危険 可動部に近づかないこと。すべての ガード類を正しく取り付けて使用すること。 3.
組み立て その他の付属品 数量 内容 用途 CE 用ステッカー 1 CE諸国の規格に適合させる場合にカッティングデッキに貼 付する。 オペレーターズマニュアル 1 運転前によく読んでください。 パーツカタログ 1 交換部品のお求めにお使いください。 キャリアフレームを調整する グラン ドマスター 3500-D と 3500-Gの のみ 注 カッティングデッキをこの位置に取り付け ておくと、チェンバの位置が高くなる分だけ キャリアとの間の隙間は小さくなりますが、 上方への移動距離は小さくなります。 前カッティングデッキを調整する 後ろのカッティングデッキの調整 前カッティングデッキと後カッティングデッキで はアームへの取り付け位置が異なります。前カッ ティングデッキには2ヶ所の取り付け位置があり、 刈り高とデッキに必要な回転角度によって取り付け 位置を選びます。 1.
1 2 3 G011346 図5 図3 1. 刈高ブラケット 2. 刈高プレート 3. スペーサ 4. チェンバを支えておきながらスペーサを取り 外す 図 3 。 5. 希望の刈り高にチェンバを合わせ、その刈り 高の穴とスロットにスペーサを通す図 4。 1. ローラ・スペーサ 2. 取り付けネジ 3. グリス・ニップル 2. スクレーパを上下させて、ロッドとローラと の間のすき間を0.51.0 mm に調整する。 3. グリス・ニップルとねじを交互に締め付けなが ら、最終的に41 Nm 4.2 kg.mにトルク締めする。 マルチング バッフル オプション の 取り付け 1. チェンバの後壁および左側面の壁についている 取り付け穴を十分に清掃して異物を取り除く。 2. 後部の取り付け穴にマルチング・バッフルを 取り付け、フランジ・ヘッド・ボルト 5 本で 固定する 図 6 。 図4 6. プレートとスペーサを整列させる。 7. ボルトを仮止め指締めする。 8. デッキの左右でも上記 4-7の調整を行う。 9. 全部のボルトを 41 Nm 4.
製品の概要 運転操作 仕様 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 ブレードの選択 寸法諸元 概算値 標準コンビネーション セール 長さ 86.4 cm 幅 86.4 cm 高さ 24.4 cm キャリア・マウントまで 267 mm 刈高 18 mm のとき 349 mm刈高 10 mm のとき 重量 草の状態に関係なく、非常に効率よく草を立たせ、 刈りかすをきれいに分散させます。立ち上げをより 強くあるいは弱く、また排出速度をより強くある いは弱くしたい場合には、別種類のブレードの使 用を考慮してください。 特 徴 ほとんどの条件で効率よく草を立たせ、刈りか すをきれいに分散させる。 88 kg 山形セール アタッチメントとアクセサリ このブレードは、一般的には低い刈り高19 mm64 mm に向いています。 トロが認定した各種のアタッチメントやアクセ サリがそろっており、マシンの機能をさらに広げ ることができます。 詳細は弊社の正規サービス ディーラ、または代理店へお問い合わせください。 www.Toro.
アトミック・ブレード 落ち葉のマルチングに素晴らしい性能を発揮するブ レードです。 特 徴 落ち葉のマルチングに最適 ヒント 刈り込みは芝が乾いている時に 刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直射日 光を避けて午後遅くに行いましょう。露があると草 がかたまりになりやすく、また刈りたての草は強い 直射日光に当たるとダメージを受けます。 条件に合った刈り高の設定を 一度に切り取る長さは25 mm以内に抑えましょう。 草丈の1/3 以上は刈り取らないのが原則です。成長 期の密生している芝生では刈り高設定をさらに一目 盛り上げる必要があるかもしれません。 いつも鋭利なブレードを使うこと 刃先が鋭利であれば、芝草の切り口もきれいです。 切れ味の悪い刃先は芝草を引きちぎるので、切り口 が茶色に変色し、芝草の成長を悪くし、また病気 にもかかりやすくなります。ブレードの状態が良 いこと、また、セール部分にまったく欠落がない ことが大切です。 デッキのコンディションを確認しましょう デッキのチェンバブレードのある空間を良いコン ディションに維持してください。チェンバの内部が 曲がっていたりしたら、元通りに修正し、ブ
アクセサリの選択 オプション機器の構成 マルチング・バッフル ローラ・スクレーパ 寒地型の芝草を少なく とも週 3 回刈る 草丈 の1/3 以上を切 り込ま ない 場合に刈りカスの 分散をきれいにする。 ハイリ フト・ブレードと共 用できない ローラに刈りかすがこび りつく、刈りかすが広く平 らにかたまって残るなど の場合にはいつでも使用 してよい。場合により、 刈りかすの塊が 増える場 合がある アングル・セール・ブレー ド ハイリフト平行 セール・ブレード 刈高 1944 mm ほとんどの場合に推奨 密度の低いまたはまば ら な草地で使用可能 刈高 5064 mm 密度の高いまたはよく 繁 茂した草地に推奨 密度の低いまたはま ば らな草地に推奨 刈高 70100 mm よく茂った草地で使用 可 能 ほとんどの場合に推奨 落ち葉のマルチング マルチング・バッフルの使 用を推奨 使用禁止 コンビネーション・セール またはアングル・セール・ ブレードとのみ使用可能 長所 低い刈高で均一な排出。 バンカーやフェア ウェイまわりでの 仕上がりがきれい パワー消費が少ない
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 • ブレードの停止に要する時間を確認します。 使用するごとまたは毎日 • ベアリングのグリスアップ 50運転時間ごと 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。点火コードが点火プラ グに触れないように十分離しておくこと。 カッティングデッキ・サービスラッ チの使用方法 グランドマスター 3500-D と 3500-G の み サイドワインダーを使ってデッキを中央に セットする。 2. カッティングデッキを移動走行位置に上昇さ せる。 3. 駐車ブレーキをセットし、エンジンを止める。 4. 前のキャリアフレームリテーナからラッチ のロッド図 7を外す。 エンジンを止め、キーを抜き取る。 9.
G011349 図9 重要 ローラマウントのグリス注入用溝と、ローラ シャフト端部のグリス注入穴をそろえて注入して ください。ローラシャフトの片方の端部に合わせ マークがついていますので、これを利用するとよ いでしょう。 図 11 1. カッティングデッキの取り外し 1. 2. 4. 平らな場所に駐車し、カッティングデッキを 降下させ、エンジンを停止して駐車ブレーキ を掛ける。 3. 2. 昇降アームのピボットピン トラクションユニットからカッティングデッ キを引き出す。 トラクションユニットへのカッティン グデッキの取り付け デッキから油圧モータを外す図 10。異物が つかないように、スピンドル上部にはカバー を掛けておく。 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止する。 2. カッティングデッキをトラクションユニット の前に置く。 3. デッキのキャリアフレームを昇降アームのピ ボットピンにセットする。リンチピンまたはリ テーナナットGM 4700の場合で固定する図 11。 4.
4. ブレードの印の付いているほうの端部を12時の 位置車両進行方向に向け図 12、作業台の表面 からブレードの切っ先までの高さを測定する。 4. ソケットヘッドボルト/スペーサとフランジ ナットを固定する。 注 ソケットヘッドボルトとスペーサとは、 デッキフレームの内側に落ちないようにロク タイトで接着しています。 12:00 5. 12時位置での高さを測定し、必要に応じて調 整を行う。 3:00 9:00 6:00 図 12 5. 6. 左右の刈り高ブラケットの両方ともに調整が 必要か、片方のみの調整でよいか判断する。 3時または9時での測定値が、新たに計測した 12時での値よりも 3.8 mm ± 2.2 mm 高い場合 には、その側の調整は不要である。反対側を 調整して、適正側の測定値との差を ± 2.2 mm 以内にする。 7. 上記13を繰り返して左右の刈り高ブラケット に必要な調整を行う。 8. キャリッジボルトとフランジ・ナットを固定 する。 9.
3. ブレードを取り付ける時は、セール 立ち上 がっている部分がカッティングデッキの天井 を向くように取り付け、芝削り防止カップを つけてブレード・ボルトで固定する図 14。各 ブレード・ボルトを 85110 ft.-lb115150 Nm = 11.715.2 kg.mにトルク締めする。 危険 磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、 回転中にちぎれて飛び出す場合があり、これが 起こるとオペレータや周囲の人間に多大の危険 を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • 破損したり割れたりしたブレードは絶対に 溶接で修理しないこと。 • 磨耗したり破損したりしたブレードは必ず 交換する。 図 15 1. 刃先 2. セール部 3. ブレードの点検と研磨 1. 2.
インナーレースとアウターレースを均等に押 すかする。 ブレード回転スイッチを にしてからおよそ 5 秒 以内にカッティングデッキのブレードが完全に停 止する必要があります。 注 ブレードが物を跳ね飛ばしたりホコリを巻き上げ たりしないよう、この点検は、きれいに刈り込んだ ターフの上または平らな床の上で行ってください。 停止時間を確認する時は、一人の人間がデッキの後 方に、少なくとも 6 離れて立ち、カッティングデッ キを見てブレードが停止するタイミングを見極め ます。もう一人の人が運転席に座り、カッティン グデッキのスイッチを切ってからブレードが完全に 停止するまでに掛かった時間を計ります。停止に 要する時間が 7 秒以上の場合は、ブレーキバルブ の調整が必要です。この調整は、弊社代理店に依 頼してください。 2. スペーサを入れる図 17。 3. 第二のベアリングをローラハウジングに入れる 図 17 このときは、インナーレースがスペーサ に接触するまで、インナーレースとアウター レースを均等に押す。 4.
保管 カッティングデッキをトラクションユニットから 外した場合は、必ずスピンドルの上部にスピンド ルプラグを取り付けてホコリや水の浸入を防止し てください。 14
組込宣言書 モデル番号 シリアル番号 30834 315000001 以上 製品の説明 グランドマスター 3500-D/3505-D/4500-D/4700-D 用27インチ・ロータリー カッティングユニット 請求書の内容 概要 指示 CONTOUR PLUS II CUTTING DECK 27 インチ・ロータリーカッ ティングユニット 2006/42/EC, 2000/14/EC 2006/42/EC別紙VIIパートBの規定に従って関連技術文書が作成されています。 本製品は、半完成品状態の製品であり、国の規制当局の要求があった場合には、弊社より関連情報を送付い たします。ただし、送付方法は電子的通信手段によるものとします。 この製品は、製品に付随する「規格適合証明書」に記載されている承認済みのトロ社製品に取り付けることに よって、関連する諸規制に適合するものであり、そのような状態でなければ使用することができません。 確認済み EU技術連絡先 Peter Tetteroo Toro Europe NV B-2260 Oevel-Westerloo Belgium David Kli
Toro 一 般 業 務 用 機 器 の 品 質 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercia