Form No. 3363-484 Rev B 27 イ ン チ ・ ロ ー タ リ ー カ ッ テ ィ ン グ ユ ニット Groundsmaster ® 3500-D/3500-G/3505-D/4500-D/4700-D 30834— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 30834 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
重 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 要 「重要」は製品の構造などについての注意点 注はその他の注意点を表しています。 を、注 この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 目次 はじめに はじめに ................................2 安全について ............................3 安全ラベルと指示ラベル ...............3 組み立て ................................ 4 キャリアフレームを調整する(グラ ンドマスター 3500-D と 3500-Gの み) ..............................4 刈り高を調整する .....................5 ローラ・スクレーパ(オプション)の調 整 ................................5 マルチング・バッフル(オプション)の 取り付け ..........................5 製品の概要 ......
安全について 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 104-1086 1. 刈高 93-7818 1. 警告:ブレード・ボルト/ナットは115~149 Nm (11.7~15.2 kg.m)にトルク締めする;トルク締めの方法については オペ レーターズマニュアル を読むこと。 117-4764 116-1716 1. 燃料 2. 3. 空 半分 4. 満 5. バッテリー 6. アワーメータ 7. PTO 8. 9. 10. 駐車ブレーキ ニュートラル オペレータプレゼンス・ス イッチ 3 1. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 2. 手や指の切断の危険: 可動部に近づかないこと。すべての ガード類を正しく取り付けて使用すること。 3.
組み立て その他の付属品 内容 数量 用途 CE 用ステッカー 1 CE諸国の規格に適合させる場合にカッティング・デッキに 貼付する。 オペレーターズマニュアル 1 運転前によく読んでください。 パーツカタログ 1 交換部品のお求めにお使いください。 キャリアフレームを調整する(グ ラ ン ド マ ス タ ー 3500-D と 3500-G のみ) フロント・カッティングデッキを調整する 前カッティング・デッキと後カッティング・デッ キではアームへの取り付け位置が異なります。 前カッティング・デッキには2ヶ所の取り付け位 置があり、刈り高とデッキに必要な回転角度に よって取り付け位置を選びます。 1. 刈り高設定を 20~76 mm として使用する場 合には、前側の低い取り付け穴にキャリア・ フレームを取り付けます(図 2)。 図2 注 カッティング・デッキをこの位置に取り 付けておくと、急な上りマウンド状の地形 に対してデッキがより高く移動することが できます。ただし、マウンドの頂上部を乗 り越えるときの、チェンバとキャリアとの 間の隙間は小さくなります。 1.
刈り高を調整する 6. プレートとスペーサを整列させる。 重要 このカッティング・デッキをリール式の芝 刈り機と同じ刈り高に設定した場合、実際の刈 り 高 は リ ー ル モ ア よ り も 約 6 mm 低 く な る の が 普通です。従って、同じ場所を同じ刈り高で刈 りたい場合には、このデッキの刈り高設定を 6 mm 高 く す る こ と を 考 慮 し て く だ さ い 。 7. ボルトを仮止め(指締め)する。 8. デッキの左右でも上記 4-7の調整を行う。 9. 全部のボルトを 30 ft-lb (4.2 kg.
製品の概要 仕様 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 寸法諸元(概算値) 1 G011347 図6 1. 長さ 86.4 cm 幅 86.4 cm 高さ 24.4 cm(キャリア・マウントまで) 267 mm(刈高 18 mm のとき) 349 mm(刈高 10 mm のとき) 重量 88 kg マルチング・バッフル 3. どのマルチング・バッフルもブレードに触 れていないこと、また後チェンバ壁面の内側 にはみ出ていないことを確認する。 アタッチメントとアクセサリ Toro が認定した各種のアタッチメントやアク セサリがそろっており、マシンの機能をさらに 広げることができます。詳細は弊社の正規サー ビス・ディーラ、または代理店へお問い合わせ ください;弊社のウェブ・サイト www.Toro.
運転操作 アトミック・ブレード 落ち葉のマルチングに素晴らしい性能を発揮す るブレードです。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 特 徴 : 落ち葉のマルチングに最適 ブレードの選択 ヒント 標準コンビネーション・セール 草の状態に関係なく、非常に効率よく草を立た せ、刈りかすをきれいに分散させます。立ち上 げをより強く(あるいは弱く)、また排出速度 をより強く(あるいは弱く)したい場合には、 別種類のブレードの使用を考慮してください。 刈り込みは芝が乾いている時に 刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直 射日光を避けて午後遅くに行いましょう。露が あると草がかたまりになりやすく、また刈り たての草は強い直射日光に当たるとダメージ を受けます。 特 徴 : ほとんどの条件で効率よく草を立た せ、刈りかすをきれいに分散させる。 条件に合った刈り高の設定を 山形セール 一度に切り取る長さは25 mm以内に抑えましょ う。草丈の1/3 以上は刈り取らないのが原則 です。成長期の密生している芝生では刈り高 設定をさらに一目盛り上げる必要があるかも しれません。 このブレードは、一般的
アクセサリの選択 オプション機器の構成 アングル・セール・ブレード ハ イ リ フ ト 平 行 セール・ブレード マルチング・バッフル ローラ・スクレーパ マルチングバッフルと 同時に使用しないこと 密度の低いまたはまば ら 寒地型の芝草を少なく とも週 3 回刈る (草丈 な草地で使用可能 の1/3 以上を切 り込ま 密度の低いまたはま ばら ない)場合に刈りカスの な草地に推奨 分散をきれいにする。 ハイリ フト・パラレルセー ほとんどの場合に推奨 ル・ブレードに使用しない こと 刈高: 19~44 mm ほとんどの場合に推奨 刈高: 50~64 mm 密度の高いまたはよく 繁 茂した草地に推奨 刈高: 70~100 mm よく茂った草地で使用 可 能 落ち葉のマルチング マルチング・バッフルの使 用を推奨 使用禁止 コンビネーション・セール またはアングル・セール・ ブレードとのみ使用可能 長所 低い刈高で均一な排出 バンカーやフェアウェイま わりでの仕上がりがきれい パワー消費が少ない 草をしっかり立た せ、排出力も強い 密度の低いまばらな ターフを高い刈高で 刈り込む
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 • ブレードの停止に要する時間を確認します。 使用するごとまたは毎日 • ベアリングのグリスアップ 50運転時間ごと 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。点火コードが点火プラ グに触れないように十分離しておくこと。 カッティングデッキ・サービスラッ チの使用方法(グランドマスター 3500-D と 3500-G の み ) 6. 運転席に座りし、エンジンを始動させる。 7. カッティングデッキを刈り込み位置に下降 させる。 8. エンジンを止め、キーを抜き取る。 9. カッティング・デッキを外す時は上記と逆 の手順で行う。 カッティング・デッキの整備を行う際には、事 故防止のために整備用ラッチを使用してくださ い。 ベアリングのグリスアップ 1. サイドワインダーを使ってデッキを中央に セットする。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 2.
各カッティング・デッキについている後ローラ ごとに2ヶ所のグリス・ニップルがあります。通 常の使用では 50 運転時間ごとに、リチウム 系汎用2号グリスまたはモリブデン系グリスを 使って、後ローラ・ベアリング(図 9)の潤滑 を行います。 図 11 G011349 図9 1. リンチ・ピン 2. 昇降アームのピボット・ピン 4. トラクションユニットからカッティング・ デッキを引き出す。 重要 ローラマウントのグリス注入用溝と、ロー ラシャフト端部のグリス注入穴をそろえて注 入してください。ローラシャフトの片方の端 部に合わせマークがついていますので、これ を利用するとよいでしょう。 トラクションユニットへのカッティン グ・デッキの取り付け カッティング・デッキの取り外し 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止する。 1. 平らな場所に駐車し、カッティング・デッ キを降下させ、エンジンを停止して駐車ブ レーキを掛ける 2. カッティング・デッキをトラクションユニッ トの前に置く。 3.
2. ホイストを使うか(少なくとも2人がかり で)カッティング・デッキを平らな作業台 の上に載せる。 3. ブレードの片方の端にマジックなどで印を つける。以後、高さの点検はすべてこの印 のついた側で行う。 4. ブレードの印の付いているほうの端部を12時 の位置(車両進行方向)に向け(図 12)、 作業台の表面からブレードの切っ先までの高 さを測定する。 12:00 図 13 1. 3:00 9:00 6:00 図 12 刈高ブラケット 2. シム 3. 余ったシムを刈り高ブラケットの下に入 れ、刈り高ブラケットをデッキのフレーム に取り付ける。 4. ソケット・ヘッド・ボルト/スペーサとフラン ジ・ナットを固定する。 G011353 5. 印の付いている端部を3時の位置と9時の位 置に向けて(図 12)それぞれ高さを測定 する。 5. 6. 6. 12時位置での測定値を、刈り高の設定値と比 較する。2つの値の差が 0.7 mm 以内であれ ば合格とする。3 時の位置と 9 時の位置で の測定値は、12時の値よりも 3.8 ± 2.286 mm 高く、左右の値の差が 2.
掛ける。カッティング・デッキが落下しない ように支持ブロックでサポートする。 2. ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使っ てブレードの端部をしっかり握る。スピンド ルのシャフトからブレードボルト、芝削り防 止カップ、ブレードを取り外す(図 14)。 は、砂などによる磨耗が進みやすい部分なの で、機械を使用するまえによく点検すること が必要。磨耗が大きい場合には(図 15)危 険であるから交換する;「ブレードの取り 外し」を参照。 危険 ブレードの磨耗を放置すると、ブレードの セール部と平坦部との間に割れ目が発生す 15) )。 こ の 割 れ 目 が 拡 大 す る と 、 最 る ( 図 15 終的にはブレードがちぎれてハウジングの 下から飛び出し、これがオペレータや周囲 の人に重大な人身事故となる。 • ブレードが磨耗や破損していないか定期 的に点検すること。 • 磨耗したり破損したりしたブレードは 必ず交換する。 2 1 G011355 図 14 1. ブレードボルト 2. 芝削り防止キャップ 3.
(かかと、後部)よりも下がっているのが正 しい形状である。このような形状であれば、 刈りあがりがきれいで、しかもエンジンのパ ワーを浪費しない。逆に、両端部が中央部よ りも高くなっていたり、刃部がヒール部より も高くなっている場合、そのブレードは変形 しているので交換すること。 5. ブレードを取り付ける時は、セール(立ち 上がっている部分)がカッティング・デッキ の天井を向くように取り付け、芝削り防止 カップをつけてブレード・ボルトで固定す る。各ブレード・ボルトを 85~110 ft.-lb (115~150 Nm = 11.7~15.2 kg.m)にトル ク締めする。 3 2 4 1 G011356 図 17 ブレードの停止に要する時間を 確認する 1. 前ローラ 3. ベアリング 2. 取り付けボルト 4. ベアリングスペーサ 3. 2 つ目のベアリングはプレスを使って抜く。 4.
保管 カッティング・デッキをトラクションユニット から外した場合は、必ずスピンドルの上部にス ピンドル・プラグを取り付けてホコリや水の浸 入を防止してください。 14
メモ: 15
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