Form No. 3367-729 Rev B Groundsmaster ® 3505-D ト ラ ク シ ョ ン ユニット 30849— —シ リ ア ル 番 号 311000001 以 上 モ デ ル 番 号 30849 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 ディーゼルエンジンの排気やその成分はカ リフォルニア州では発ガン性や先天性異常 を引き起こす物質とされています。 図1 1.
目次 エア・クリーナの日常点検 .............36 エアクリーナの整備 ..................36 エンジンオイルとフィルタの交 換 ...............................37 燃料系統の整備 .......................38 燃料タンクの整備 ....................38 燃料ラインとその接続の点検 ...........38 燃料・水セパレータの水抜き ...........38 燃料フィルタのキャニスタの交 換 ...............................38 インジェクタからのエア抜き ...........38 電気系統の整備 .......................39 バッテリーの手入れ ..................39 ヒューズ ...........................39 走行系統の整備 .......................40 走行ドライブのニュートラル調 整 ...............................40 冷却系統の整備 ...
安全について ◊ ◊ ◊ ◊ ◊ タイヤグリップの不足; 速度の出しすぎ; ブレーキの不足; 機種選定の不適当; 地表条件、特に傾斜角度を正しく把 握していなかった ◊ ヒッチの取り付けや積荷の重量分配 の不適切。 この製品は本書掲載のウェイトチャートに従っ てウェイトを搭載すること により、製造時の 1997( (但 し 所 状 態 に お い て CEN 規 格 EN 836 : 1997 定のステッカーの貼付が条件)、および米国 連 邦 ANSI B71.
か、また安全カバーなどが外れたり壊れた りしていないか点検してください。これら が正しく機能しない時には芝刈り作業を行 わないでください。 運転操作 • 有毒な一酸化炭素ガスが溜まるような閉め 切った場所ではエンジンを運転しないでく ださい。 • 作業は日中または十分な照明のもとで行っ てください。 • エンジンを掛ける前には、アタッチメントの クラッチをすべて外し、ギアシフトをニュー トラルにし、駐車ブレーキを掛けてくださ い。エンジンは、必ず運転席に座って始動し てください。運転するときは必ず ROPS を取 り付けた上で シートベルトを着用すること。 • 回転部やその近くには絶対に手足を近づけ ないでください。また排出口の近くにも絶対 に人を近づけないでください。 • 「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜 面での作業には特に注意が必要です。転倒を 防ぐために以下の注意を厳守すること: – 斜面では急停止急発進しない。 – 斜面の走行や小さな旋回は低速で。 – 隆起や穴、隠れた障害物がないか常に 注意する。 – 斜面を横切りながらの作業は、そのよ うな作業のために設計された芝刈機以外 では絶対行わない
• トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろ すときには安全に十分注意してください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの 力が掛かっている場合があります。取り外し には十分注意してください。 • 公道を通行することが法律で認められている 場合には右左折や停止時に法律で定められて いる信号灯などを確実に操作してください。 • 修理作業に掛かる前にバッテリーの接続を 外してください。バッテリーの接続を外すと きにはマイナスケーブルを先に外し、次にプ ラスケーブルを外してください。取り付ける ときにはプラスケーブルから接続します。 保守整備と格納保管 • 常に機械全体の安全を心掛け、また、ボル ト、ナット、ネジ類が十分に締まっているか を確認してください。 • 火花や裸火を使用する屋内で本機を保管す る場合は、必ず燃料タンクを空にし、火元か ら十分離してください。 • ブレードを点検する時には安全に十分注意 してください。ブレードを取り扱う時には必 ず手袋を着用し、安全に十分注意してくだ さい。悪くなったブレードは必ず交換して ください。絶対に曲げ伸ばしや溶接で修理 しないでください。 • 閉めき
常識を十分に活かし、また、色々な芝状態や転 倒の危険を考慮に入れてください。また機械に 付属している携帯斜面計を使って斜面の角度を 客観的に把握すること。調査の方法などについ てはこのマニュアルの「運転」の章で解説して 機械 を 使 用 す る こ と の で き る 最 大 斜 度 います。機 については、傾斜計の近くに貼り付けてあるス テッカーに表示してあります。 • トレーニング • • 斜面での運転操作に十分に慣れていることが必 要です。斜面での注意不足は転倒につながりや すく、人身事故などの大きな事故になります。 • 運転操作 • エンジンの緊急停止方法に慣れておきま しょう。 • テニスシューズやスニーカーでの作業は避 けてください。 • 安全靴と長ズボンの着用をおすすめします。 地域によってはこれらの着用が義務付けられ ていますのでご注意ください。 • 機械の可動部や排出口に手足を近づけない でください。 • 給油は燃料タンクの首の根元から12mm 程度 下までとしてください。入れすぎないこと。 • インタロックスイッチは使用前に必ず点検 してください。スイッチの故障を発見したら 必
振動レベル • エンジンを回転させながら調整を行わなけ ればならない時は、手足や頭や衣服をカッ ティングユニットや可動部に近づけないよう に十分ご注意ください。また、無用の人間を 近づけないようにしてください。 腕および手 右手の振動レベルの実測値 = 0.5 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 0.7 m/s2 • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を 上げないでください。Toro 正規代理店でタ コメータによるエンジン回転数検査を受け、 安全性と精度を確認しておきましょう。 不確定値(K) = 0.5 m/s2 実測は、EC規則 836 に定める手順に則って実 施されています。 • エンジンオイルを点検・補給する際には、 必ずエンジンを停止してください。 全身 • 大がかりな修理が必要になった時、補助が 必要な時には Toro 正規代理店にご相談く ださい。 振動レベルの実測値 = 0.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 108-9015 9
93-7276 1. 爆発危険:保護メガネを着用すること。 2. 劇薬危険:皮膚に付いたら真水で洗ってから救急手当て。 3. 火災の危険:火気厳禁・禁煙厳守のこと。 4. 毒物危険:子供を近づけないこと。 99-3558 (CE用) 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. エンジン始動要領:着席;キーをON/Preheat に回してグロー 表示が消えるのを待つ。キーをSTART 位置に回す;駐車ブ レーキを解除する。詳細はオペレーターズマニュアルを参照。 3. 93-7818 エンジン停止要領:カッティングユニットを解除;キーをOFF に 回す;キーを抜き取る。駐車ブレーキを掛ける。詳細は オペ レーターズマニュアル を参照。 1. 警告:ブレード・ボルト/ナットを 85-110 ft-lb(115-149 N-m) にトルク締めする;手順については オペレーターズマニュ アル を読むこと。 93-6681 1. 104-1086 1.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 104-5181 1. 爆発の危険 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等 の危険あり 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 保護メガネ等着用のこと 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 こ の 安 全 ス テ ッ カ ー に は 、 ヨ ー ロ ッ パ の 芝 刈 り 機 安 全 規 格 EN836:1997 に 適 合 す る た め に 必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここに記載されている斜 面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめな角度です。 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 4. 2. 転倒の危険:高速度での旋回しないこと;傾斜が 15 度を超え る法面をで運転しないこと;ROPS(横転保護バー)を搭載して いる機械ではシートベルトを着用すること。 5. 3.
108-9006 1. PTO接続 4. カッティングユニット上昇. 7. エンジン: 作動 10. 無段階調整 2. PTO解除 5. 後ろに引くとレバーをロック 8. エンジン: 始動 11. 低速 3. 6. エンジン: 停止 9. 高速 カッティングユニット下降. 106-9290 1. 入力 2. 作動していない 5. 着席 6. PTO 9. 出力 10. PTO 3. オーバーヒート時のエンジ ン停止 7. 駐車ブレーキ OFF 11. 始動 4. オーバーヒート時の警告 8. ニュートラル 12. 通電で運転(ETR) 12 13. 始動 14.
117-5103 13
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 2 3 4 5 6 数量 用途 警告ステッカー(104-5181) 警告ステッカー(93-3558) ロック・ブラケット リベット ワッシャ ねじ, 1/4 x 2 inches ロックナット, 1/4 inch 排気管ガード タップネジ 1 1 1 2 1 1 1 1 4 必要に応じて CE ステッカーを貼り付け ます。 必要なパーツはありません。 – 昇降アームを調整します。 必要なパーツはありません。 – リアバラスト フード・ラッチを取り付け(CE 規格)ます。 排気管ガードを取り付け(欧州規格)ます。 その他の付属品 内容 数量 用途 CE 用ステッカー 2 欧州規格の場合に既存の英語のステッカーの上から貼付し ます。 始動キー 2 エンジンを掛ける。 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル 1 1 ご使用前にお読みください。 パーツカタログ 1 交換部品の注文などにご利用ください。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧く
注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 バッテリーを充電し機体に取り付 ける 図3 必要なパーツはありません。 1. バッテリーカバー 手順 3. バッテリーの各セルからキャップをはずし、 上限までゆっくり液を満たす。 警告 4. 各セルのキャップを取り付け、バッテリー を充電器に接続し、充電電流を 3~4 A に セットする。3~4 Aで4~8時間充電する。 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 • バッテリーにタバコの火、火花などの火 気を近づけないこと。 取り扱い後は手を洗うこと。 • バッテリーの近くでは絶対に喫煙しな い。 注 バッテリーに液が入っていない場合には、比 重 1.260 のバッテリー液を購入してバッテリー の各セルに入れてください。 5. 充電が終わったらチャージャをコンセント から抜き、バッテリー端子からはずす。 危険 6.
警告 2 バッテリーケーブルの接続手順が不適切で あるとケーブルがショートを起こして火花 が発生する。それによって水素ガスが爆発 を起こし人身事故に至る恐れがある。 CE諸 諸国 用 ス テ ッ カ ー を 貼 付 す る CE • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス (黒)ケーブルから取り外す。 この作業に必要なパーツ • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス (赤)ケーブルから取り付け、それから マイナス(黒)ケーブルを取り付ける。 1 警告ステッカー(104-5181) 1 警告ステッカー(93-3558) 手順 CE 諸国においてこの機械を使用する場合に は、英語のステッカー(108–9015)の上から 警告ステッカー(104-5181)を貼ってくださ い。また、コントロール・パネル上の英語のス テッカー 108–9006 の上から警告ステッカー 93–3558 を貼ってください。 3 図4 1. プラス(+) バッテリーケー ブル 2.
1 2 1 G012630 図7 G012628 1. 図5 1. フード・ラッチ・ブラケット 2. リベット フードのラッチ 7. フードロックブラケットのもう一方のアー ムにボルトを取り付けてラッチを固定する (図 8)。ボルトはしっかりと固定するが ナットの締め付けは行わないこと。 3. CE 用ロックブラケットとフードラッチブラ ケットの取り付け穴をそろえて、フードの上 に位置決めする。ロックブラケットをフード に当てて取り付ける(図 6)。ロックブラ ケットアームからボルト&ナットアセンブ リを外してしまわないこと。 3 1 2 2 1 G012631 図8 1. ボルト 2. ナット 3. フードロックブラケットの アーム G012629 図6 1. CE 用ロック・ブラケット 2. 4 ボルト&ナット・アセンブリ 4. フードの内側にある穴に、ワッシャを整列 させる。 排 気 管 ガ ー ド を 取 り 付 け る ( CE 規 格) 5. ブラケットとワッシャをフードにリベット で固定する(図 6)。 この作業に必要なパーツ 6.
図 10 図はカッティングユニットを外した状態です 1. 昇降アーム 2. フロア・プレートのブラケット すきま このすき間が基準通りでない場合には、以 下の手順で調整する: 図9 1. 3. A. ストップボルトを戻す(図 11)。 排気管ガード 2. タップ・ネジ4本で固定する(図 9)。 5 昇降アームを調整する 必要なパーツはありません。 図 11 1. 2. 手順 1. エンジンを始動し、カッティングユニット を上昇させ、各昇降アームとフロア・プレー ト・ブラケットの間のすきまが 5~8 mm に なっていることを確認する(図 10)。 ストップ・ボルト 昇降アーム 3. すきま B. シリンダについているジャムナットを戻 す(図 12)。 図 12 1. 前シリンダ 2. ジャムナット C.
重要 前ストップや後ウェアバーに隙間がないと 昇降アームが破損する場合があります。 D. 調整が終わったらピンを取り付けて隙 間の大きさを確認し、必要に応じて再調 整する。 E. クレビスのジャム・ナットを締める。 2. 各昇降アームとストップボルトとの隙間が 0.13~1.02 mmの間にあるかどうか点検する (図 11)。この範囲になければストップボル トを調整する。 3. エンジンを始動し、カッティングユニット を上昇させ、後ろカッティングユニットの ウェア・バーの上部についているウェア・ス トラップからバンパー・ストラップまでの距 離が 0.5~2.5 mm の間にあるかどうか点検 する(図 13)。 6 リアバラストの取り付けについて 必要なパーツはありません。 手順 グランドマスター 3505-D は、後タイヤに 30 kg の塩化カルシウムを充填し、後フォークに ウェイト 104-3965 を搭載することにより、CEN 規格 EN 836:1997、及び ANSI B71.
製品の概要 チルト調整レバー このレバー(図 15)を手前に引いてハンドル を適当な位置に調整します。調整ができたらレ バーを前に倒して固定します。 各部の名称と操作 始動スイッチ 始動スイッチ(図 17)はエンジンの始動と停止お よび予熱を行うスイッチで、3つの位置があり ます: OFF、ON/予熱、および始動です。キー を時計方向に回してON/Preheat 位置にすると、 グロープラグが点灯してエンジンの予熱を開始 します。約7秒後にグローインジケータが消え たら始動準備OK です。キーをStart 位置に回す とエンジンが始動します。エンジンが始動した ら、キーから手を離してください。キーは自動 的に On/Run 位置まで戻ります。キーを OFF 位 置に回せばエンジンは停止します。事故防止の ため、キーは抜き取っておいてください。 図 15 1. 前進走行ペダル 2. 後退走行ペダル 3. 刈り込み・移動走行切り換 えレバー 4.
アワーメータ 燃料計 アワーメータ(図 17)は左側コントロールパ ネルにあって本機の稼働時間を積算表示しま す。このメータは始動スイッチをON位置にす ると始動します。 燃料計(図 18)は、燃料タンクに残っている 燃料の量を表示します。 カッティングユニット昇降レバー カッティングユニットを地表面まで降下させ るには、カッティングユニット昇降レバー (図 17)を前へ倒します。エンジンが作動し ていないとカッティングユニットは下降しませ ん。カッティングユニットを地表面まで降下さ せるには、レバーを手前に引きます。 注 カッティングユニットを下降させる時、レ バーを前位置に保持しておく必要はありませ ん。 図 18 冷却水温警告灯 1. エンジンの冷却水の温度が異常に高くなると警 告灯(図 17)が点灯します。トラクタの運転 が停止されず、冷却水温度がさらに4°C 上昇 すると自動的にエンジンを停止させます。 前後調整レバー 2.
運転操作 3. ディップスティックを、チューブの根元ま でもう一度しっかりと差し込む。ディップ スティックを引き抜いて油量を点検する。 4. 不足していれば補給口キャップ(図 20) をとり、ディップスティックのFull 位置 まで少量ずつオイルを補給する。補給中、 ディップスティックで何度か油量を確認し ながら入れること。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンにはオイルを入れて出荷しています が、初回運転の前後に必ずエンジンオイルの量 を確認してください。 油量は約 3.8 リットル(フィルタ共)です。 以下の条件を満たす高品質なエンジンオイル を使用してください: • API規格CH-4、CI-4 またはそれ以上のクラ ス。 • 推奨オイル:SAE 15W-40(-17℃以上) • 他に使用可能なオイル:SAE 10W-30 また は 5W-30(全温度帯) 図 20 1.
微量のものを使ってください。以下の注意を 守ってお使いください。 危険 軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災 などを引き起こす。 • バイオディーゼル成分が ASTM D6751 また は EN 14214 に適合していること。 • 混合後の成分構成が ASTM D975 または EN 590 に適合していること。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷 えた状態で行う。こぼれた燃料はふき 取る。 • バイオディーゼル混合燃料は塗装部を傷 める可能性がある。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は 燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6 ~ 13 mm 下 までとする。これは、温度が上昇して燃 料が膨張したときにあふれないように空 間を確保するためである。 • 気温の低い場所でバイオディーゼル燃料 を使う場合には、B5(バイオディーゼル成 分が5%)またはそれ以下の製品をお使いく ださい。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や 炎を絶対に近づけない。 • 時間経過による劣化がありうるので、シー ル部分、ホース、ガスケットなど燃料に直
産業規格を満たすオイルを使用することができ ます。Toroでは合成オイルの使用をお奨めして おりません。オイルの専門業者と相談の上、適 切なオイルを選択してください:不適切なオイ ルの使用による損害についてはToroは責任を持 ちかねますので、品質の確かな製品をお使い 下さる様お願いいたします。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを 開けると、高温高圧の冷却液が吹き出してや けどを負う恐れがある。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開け ないこと。 高粘度インデックス/低流動点アンチウェア油圧作動液, ISO VG 46 物性: cSt @ 40°C 44 - 48 粘度, ASTM D445 cSt @ 100°C 7.9 - 8.5 140~160 粘性インデックス ASTM D2270 -37°C~-45°C 流動点, ASTM D97 産業規格: ヴィッカース I-286-S (品質レベル), ヴィッカース M-2950-S (品質レベル), デニソン HF-0 • キャップを開けるときはウェスなどを使 い、高温の水蒸気を逃がしながらゆっくり と開けること。 1.
警告 適切なトルク締めを怠ると車輪の脱落や破損 から人身事故につながる恐れがある。 エンジンの始動と停止 以下の場合には、エンジンを始動する前に燃 料システムのエア抜きを実施する必要があり ます(「燃料系統」の「燃料システムからの エア抜き」を参照): • 新車を初めて始動する時 • 燃料切れでエンジンが停止した時 • 燃料系統の整備作業、例えばフィルタ交 換、セパレータの洗浄などを行った後 図 24 1. 油圧オイルタンクのキャップ 3. 補給口の首からディップスティックを抜 き、ウ ェスできれいに拭う。もう一度首 に差し込んで引き抜き、オイルの量を点検 する。FULL 位置から上下6mm 程度の範囲内 にあればよい。 エンジンの始動手順 1. 駐車ブレーキが掛かっていること、カッ ティングユニットの駆動スイッチが OFF 位 置にあることを確認する。 2. 走行ペダルから足をはなしてペダルが ニュートラル位置にくることを確認する。 3. スロットルをハーフ・スロットル位置にす る。 4.
エンジンの停止手順 4. 始動キーを ON 位置に回す。電動燃料ポン プが作動を開始し、エア抜きネジの周囲か らエアが漏れ出てくるのが確認される。ネ ジの周囲から泡立たない燃料が出てくるよ うになるまで、キーを ON 位置に保持して おく。 エンジンを停止するには、スロットルをアイド ル位置、カッティングユニット駆動スイッチ を OFF 位置に戻し、始動キーをOFF位置に回 して抜き取る。事故防止のため、キーは抜き 取っておく。 5. ネジを締めてキーをOFFに する。 燃料系統からのエア抜き 注 通常は上記の操作でエンジンが始動できる ようになります。もし始動できない場合は、噴 射ポンプと噴射ノズルの間にエアが入っている 場合がありますので、「インジェクタからのエ ア抜き」を参照してください。 1. 平らな場所に駐車する。燃料タンクに少 なくとも半分まで燃料が入っていることを 確認する。 2.
はこれを平常時の移動手段としては推奨して いません。 出力回路はそれぞれ所定の入力がそろった時に 通電状態となります。出力回路はPTO、ETR、 STARTの 3 種類です。これらの LED はそれぞ れの出力端子に接続されたリレーの状態や電 圧状態をモニタしています。 重 要 牽 引 移 動 時 の 速 度 は 、 3 ~ 4km/h と し てください。これ以上の速度では走行系統に 損傷を与える恐れがあります。長い距離を移 動しなければならない場合にはトレーラなど を使用してください。 出力回路が健全でも、出力装置そのものが健全 であることは保証できません。ですから電気系 統の故障探究を行う時には、出力LEDのチェッ ク以外に各機器の通常のテストやワイヤハー ネスの検査が必要になります。各機器のイン ピーダンス測定、ワイヤハーネスをつないだ状 態(SCMのところで切り離した状態)でのイン ピーダンス測定、一時的な通電試験などを行っ てみる必要があるでしょう。 1.
図 27 SCMを使った故障探究手順は以下の通りです。 1. どの出力を調べたいのかを決める(PTO、始 動、ETR)。 2. 始動キーをONにして、赤い電源LEDが点灯 するのを確認する。 3. 全部の入力スイッチを操作して、対応する 入力LED が点灯するのを確認する。 4. スイッチやレバーを操作して、調べたい出 力に必要な入力条件を作り出す。入力条件 は、次ページのロジックチャートで調べる ことができる。 5. 出力LEDが点灯しているのにその機器が作 動しない場合には、出力ハーネス、そこか ら先の接続、機器そのものの故障が疑われ る。必要時応じて修理する。 6. 出力LEDが点灯しない場合には、ヒューズ (両方)を点検する。 7.
る機能を表の一番左の欄から探し出す。必要 な入力をそれぞれ操作してLED が点灯するの を確認する。 カッティングユニットを上昇させ、駐車ブ レーキを解除し、移動走行モードにセット し、静かに前進ペダルを踏み込んで、安全 な広い場所に移動してください。 入力LED に問題がなければ出力LED を確認す る。出力LED が点灯しているのにその機器が作 動しない場合には、機器に到達している電圧、 機器までの導通、アース回路などを検査する。 発見した故障内容に応じて修理を行う。 • まず、前進、後退、停止を練習します。走 行ペダルから足を離せば ペダルは自動的に ニュートラル位置に戻って停止します。下 り坂を走行中に停止する場合は、後退ペダ ルを利用するほうが効果的でしょう。 ヒント • 斜面では十分に速度を落としてハンドリン グを安定させてください。 一般的なヒント • 斜面の刈り込みは、できるだけ上下方向に 行ってください。斜面を下るときには、機 体を安定させるためにカッティングユニッ トを下げておいてください。斜面では旋回 しないでください。 危険 実際に転倒が起きる角度は一定ではありませ ん
刈り込みパターン • 真っ直ぐに刈りたい(きれいなストライプ を作りたいときなど)場合は、樹木などを 目印にして走行してください。 • 前方のカッティングユニットが芝刈りエ リアの境界についたらカッティングユニッ トを上げます。「雨だれ型」のターンを行 うと、早く旋回し、しかもラインを揃えや すくなります。 • サイドワインダー搭載機はバンカー周りや 池の周囲の刈り込みを簡単に行うことがで きます。シフトレバーを右または左に倒せ ば同じ方向にカッティングユニットがスラ イドします。タイヤが毎回同じ場所を通ら ないように刈りたい場合も、この機能が役 立ちます。 • 刈りカスは左側に排出されます。従って、 サンドバンカーの周囲などを刈るときは、 右回りに刈ると、刈りカスをバンカー内に 落とさずにきれいに刈ることが出来ます。 • カッティングユニットにはマルチングバッ フルを取り付けることが出来ます。マルチ ングバッフルを使ってきれいに刈り上げる コツは、一回の刈り取り長さが2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 • 全部のベルトの状態と張りを点検します。 • 油圧フィルタを交換します。 使用開始後最初の 50 時間 • オイルとフィルタの交換 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • エンジンオイルの量を点検してください。 冷却水の量を点検する。 油圧オイルの量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 インタロック・システムを点検します。 燃料・水セパレータの水抜きを行ないます。 ラジエターとオイル・クーラ部分を清掃してください。 油圧ラインとホースを点検する。 25運転時間ごと • バッテリー液の量を点検する。 (格納中は30 日ごとに点検します。) 50運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う。 (非常にホコリの多い条件で使用していると きには、毎日グリスアップしてください。) 100運転時間ごと • 全部のベルトの状態と張
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 月 点検項目 火 水 木 金 土 日 インタロックの動作 ブレーキの動作 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却系統を点検 燃料・水セパレータの水抜き。 エア・フィルタ、ダスト・カップ、 バルブを点検。 エンジンから異常音がないか 点検する。 2 ラジエターとスクリーンの汚れ 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検。 オイル漏れなど。 燃料残量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 刈高の調整の点検 グリスアップを行なう。2 塗装傷のタッチアップを行う。 1 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2 車体を水洗いしたときは整 整備 間 隔 に 関 係 な く 直 ち に グリスアップする。 重要 エンジンの整備に関する詳細はエンジンのオペレーターズマニュアルを参照してください。 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 32 記事
定期整備ステッカー 図 28 整備前に行う作業 フードの外しかた 整備をやりやすくするため、フードは簡単に取 り外すことができます。 1. ラッチを外してフードを開ける。 2. フードのピボット部をブラケットに固定して いるヘアピンコッターを抜き取る(図 29)。 図 29 1. ヘアピンコッター 3.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと (非常にホコリの 多い条件で使用しているときに は、毎日グリスアップしてくだ さい。) 500運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方) 図 32 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.
図 35 図 38 • ニュートラル調整機構(図 36) • ステアリング・シリンダ(図 39) 図 36 • 刈り込み・移動走行切り換えレバー(図 37) 図 39 注 ステアリングシリンダ反対側の端にグリ ス注入箇所を作ることができます。その場 合、タイヤを外し、ニップルを付け、グリス を注入し、ニップルを外し、プラグを取り 付けます(図 40)。 図 37 • ベルトテンションピボット(図 38) 図 40 • カッティングユニットのスピンドルシャフ トのベアリング(各カッティングユニット に1ヶ所)(図 41) 35
エンジンの整備 エア・クリーナの日常点検 • エアクリーナ本体にリーク原因となる傷が ないか点検してください。破損していれば 交換してください。吸気部全体について、 リーク、破損、ホースのゆるみなどを点検 してください。 • 推奨整備間隔にて定期整備を行ってくださ い。非常にホコリの多い場所で使用していて エンジンの能力の低下が認められる場合に は、整備間隔を短くしてください。早めに整 備を行っても意味がありません。むしろフィ ルタを外したときにエンジン内部に異物を入 れてしまう危険が大きくなります。 図 41 • 後ローラのベアリング(各カッティングユ ニットに2ヶ所)(図 42) • 本体とカバーがシールでしっかり密着して いるのを確認してくだ さい。 エアクリーナの整備 G011349 図 42 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと (悪条件下では より頻繁に整備を行ってくださ い。) 注 ローラの注入部(図 29)面一フィッ ティングなので、グリスガン用ノズルアダ プタが必要です。パーツ番号は Toro P/N 107-1998。ご注文は Toro 代理店へ。 1.
4. 1次フィルタ(図 44)を取り外して交換す る。 エレメントを洗って再使用しないこと。洗 浄によってフィルタの濾紙を破損させる恐れ がある。 図 45 1. エンジンオイルのドレンプラグ 2. オイルフィルタ(図 46)を外す。新しい フィルタのシールに薄くエンジンオイルを 締め す ぎ な い よ う に 塗って取り付 ける。締 注意すること。 図 44 1. 1次フィルタ 5. 新しいフィルタに傷がついていないかを点 検する。特にフィルタとボディーの密着部 破損 し て い る フ ィ ル タ は 使 用 に注意する。破 しない。 6. フィルタをボディー内部にしっかり取り付け る。エレメントの外側のリムをしっかり押さ フィ ル えて確実にボ ディーに密着させる。フ タの真ん中の柔らかい部分を持たないこと。 7. カバーについている異物逃がしポートを清 掃する。カバーについているゴム製のアウ トレットバルブを外し、内部を清掃して元 通りに取り付ける。 図 46 1. 8.
燃料系統の整備 燃料フィルタのキャニスタの交換 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 燃料タンクの整備 1. フィルタ容器(図 47)の周辺をウェスでき れいにぬぐう。 整 備 間 隔 : 2年ごと—燃料タンクを空にして内部 を清掃します。 2. フィルタ容器を外して取り付け部をきれい に拭く。 燃料系統が汚染された時や、マシンを長期にわ たって格納する場合も同様です。タンクの清掃 にはきれいな燃料を使用してください。 3. ガスケットに薄くオイルを塗る。 4. ガスケットが取り付け部に当るまで手でねじ 込み、そこからさらに1/2回転締め付ける。 燃料ラインとその接続の点検 インジェクタからのエア抜き 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと (いずれ か早く到達した方) 燃料ラインの劣化・破損状況やゆるみが出てい ないか点検を行ってください。 注 通常のエア抜きを行ってもエンジンが始動 できない場合に行います。通常のエア抜き手順 については「燃料系統からのエア抜き」 を参 照してください。 燃料・水セパレータの水抜き 1. 燃料噴射ポンプの No.
電気系統の整備 と端子とを別々に磨いてください。磨き終わっ たらケーブルをバッテリーに接続し(プラス・ ケーブルから先に接続すること)、端子にはワ セリンを塗布してください。 バッテリーの手入れ 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと—バッテリー液の量 を点検する。 (格納中は30 日 ごとに点検します。) 警告 カリフォルニア州 第 65 65号 号決議による警告 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 バッテリーの電解液は常に正しいレベルに維持 し、バッテリー上部を常にきれいにしておいて ください。高温環境下で保管すると、涼しい場 所で保管した場合に比べてバッテリーは早く 放電します。 取り扱い後は手を洗うこと。 各セルへは、蒸留水またはミネラルを含まない 水を適正レベルまで補給してください。但し、 電解液の量が、各セルの内側についているスプ リットリングの高さ以上にならないよう、注意 してください。キャップは換気穴を後ろ(燃料 タンク側)に向けて取り付けます。 ヒューズ ヒューズは
走行系統の整備 冷却系統の整備 走行ドライブのニュートラル調整 エンジンの冷却系統の清掃 走行ペダルをニュートラル位置にしても本機が 動きだすようでしたら、トラクション・カムを 調整します。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジン部、オイルクーラ、ラジエターは毎日 清掃してください。汚れが激しければより頻 繁な清掃が必要です。 1. エンジンを止め、フードを開ける。エンジ ンの周囲を丁寧に清掃する。 2. アクセス・パネル(図 50)を取り外す。 1. スロットル・レバーがパネルのスロットに当 たるまで後ろに倒す。 2. 噴射ポンプのレバー・アーム(図 49)の部 分にあるスロットル・ケーブルのコネクタ をゆるめる。 図 49 1. 図 50 インジェクションポンプのレバーアーム 1. 2. 3. インジェクション・ポンプ・レバーのアーム をローアイドル・ストップに当てた状態で ケーブル・コネクタを締める。 アクセス・パネル オイルクーラ 3. ラジエター 3.
ブレーキの整備 ベルトの整備 駐車ブレーキの調整 エンジンベルトの整備 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—駐車ブレーキの調 整状態を点検します。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間—全部の ベルトの状態と張りを点検し ます。 1. ブレーキレバーに調整ノブを固定している 固定ネジをゆるめる(図 52)。 100運転時間ごと—全部のベルト の状態と張りを点検する。 オルタネータ/ファン・ベルトの張り 1. フードを開ける。 2. ベルト中央 (オルタネータとクランクシャ フト・プーリの間) を98N(9kg)の力で押 して点検する。ベルトのたわみが10mm 程度 あれば適正とする。 図 52 1. 駐車ブレーキ・レバー 2. ノブ 3. 固定ネジ 2. ブレーキを掛けるのに必要な力が133–178N (13.5~18 kg)となるようにノブを回し て調整する。 3. ネジを締めて調整を固定する。 図 53 1. オルタネータ/ファン・ベルト 3. たわみがこの範囲になければ、以下の要領 で調整します: A.
制御系統の整備 2. スプリングの端を前側に押し下げてブラケッ トから外し、スプリングのテンションをな くす(図 54)。 スロットルの調整 1. スロットル・レバーがパネルのスロットに当 たるまで後ろに倒す。 2. 噴射ポンプのレバー・アーム(図 55)の部 分にあるスロットル・ケーブルのコネクタ をゆるめる。 図 54 1. ハイドロスタット駆動ベルト 2. スプリングの端部 3. ベルトを交換する。 4. スプリングの取り付けと張り出しは上記と 逆の手順で行う。 図 55 1. インジェクションポンプのレバーアーム 3. インジェクション・ポンプ・レバーのアーム をローアイドル・ストップに当てた状態で ケーブル・コネクタを締める。 4. スロットル・コントロールをコントロールパ ネルに固定しているネジをゆるめる。 5. スロットル・レバーを一番前に倒す。 6. ストッププレートを滑らせてスロットル・レ バーに当て、その位置でスロットル・コント ロールをパネルに固定する。 7. 運転中にスロットルが動く場合は、スロット ル・レバーのロックナットを5~6 Nm(0.5~ 0.6 kg.
油圧系統の整備 店にご連絡ください。汚染されたオイルは乳液 状になったり黒ずんだ色なったりします。 油圧オイルフィルタの交換 1. エンジンを止め、フードを開ける。 2. 油圧ラインの接続部(図 57)または油圧 フィルタ(図 56)を外し、流れ出すオイル を容器に受ける。オイルが全部流れ出たら ラインを元通りに接続する。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方) Toro 純正フィルタ(P/N 86-3010)をご使用 ください。 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機 器の保証が適用されなくなる場合があります。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを下降させ、エンジンを停止させ、駐車ブ レーキを掛けてキーを抜き取る。 2. フィルタ取り付けプレートのホースにクラ ンプを掛ける。 3. フィルタ取り付け部の周辺をウェスできれ いにぬぐう。フィルタ(図 56)の下に廃油 受けを置いてフィルタを外す。 図 57 1. 油圧ライン 3. タンク(図 58)に油圧オイルを入れる。 容量は約 13.
保管 油圧ラインとホースの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 バッテリーの保管 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじ れ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティングの ゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか点 検する。異常を発見したら必ず運転を行う前 に修理してください。 機械の格納保管期間が30 日以上になる予定の 場合は、バッテリーを取り外して完全充電して ください。温度が高いとバッテリーは早く放電 しますので、涼しい場所を選んで保管してくだ さい。バッテリーの凍結を防止するため、フル 充電状態で保管してください。この時、電解液 の比重は 1.265~1.
エンジン 1. エンジンオイルを抜き取り、ドレンプラグ をはめる。 2. オイルフィルタを外して捨てる。新しいオ イルフィルタを取り付ける。 3. 新しいエンジン・オイルを入れる (SAE15W-40,3.8 リットル)。 4. エンジンを始動し、約2分間のアイドル運転 を行う。 5. エンジンを止める。 6. 燃料タンク(ライン、フィルタ、水セパレー タからも)から燃料を完全に抜き取る。 7. 燃料タンクの内部をきれいな燃料で洗浄す る。 8. 燃料系統の接続状態を点検し必要な締め付 けを行う。 9. エアクリーナをきれいに清掃する。 10.エアクリーナの吸気口とエンジンの排気口 を防水テープでふさぐ。 11.
図面 G008924 電 気 回 路 図 (Rev.
G008925 油 圧 回 路 図 (Rev.
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro® 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間*のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての 製品に適用されます(エアレータに関する保証については該当製品の保証 書をご覧下さい)。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で 「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、 運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類(「部品」)は、その部品の交換時期が到来するま で保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。 部品や アセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品