Form No. 3397-651 Rev A Groundsmaster® 4300-D ト ラ ク シ ョ ンユニット シリ ア ル 番 号 315000170 以 上 モ デ ル 番 号 30853—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。 詳細については、DOC シート規格適合証明書をご 覧ください。 モデル番号 シリアル番号 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジン の排気には発癌性や先天性異常などの原因と なる物質が含まれているとされております。 この説明書では、危険についての注意を促すため の警告記号図 1を使用しております。これらは死亡 事故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから、必ずお守りください。 図1 1.
目次 トレーラへの積み込み........................................31 保守 ...........................................................................32 推奨される定期整備作業 .......................................32 始業点検表..........................................................33 定期整備ステッカー ...........................................34 整備前に行う作業 ..................................................34 保守作業開始前の安全確認.................................34 車体をジャッキで持ち上げる場合 ......................35 潤滑 ............................................
安全について 音力レベル この機械は、EN ISO 5395:2013 規格およびANSI B71.
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれ たりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93-6689 1. 危険 プラスチック製のシュラウドに腰掛けないこと。 106-6755 93-7272 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険 可動部に近づかない こと。 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 3. 警告高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 93-7818 1. 警告ブレードボルト/ナットは115149N·m11.815.2kg.m = 85110ft-lbにトルク締めするトルク締めの方法についてはオペ レーターズマニュアル を読むこと。 110-0986 106-6754 1. 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 5 1. 駐車ブレーキの操作方法ブレーキペダルと駐車ブレーキペ ダルを踏み込む 2.
110-8973 CE用に P/N 110-8869 の上から貼り付ける* 110-8869 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 必ず講習を受け てから運転すること。 するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここに記載さ 2. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 れている斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめな角度です。 3. 転倒の危険 旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしな いこと下り坂ではカッティングユニットを下降させることROPS 横転保護バーとシートベルトを使うこと。ROPS を立てて運転 中は必ずシートベルトを着用すること。 4. 警告斜面に駐車しないこと平らな場所で、駐車ブレーキを掛 け、カッティングデッキを下降させ、エンジンを停止させ、マ シンから離れる場合にはキーを抜き取ること 5. 警告 オペレーターズマニュアル を読むことこのマシンを牽 引しないこと 4.
117–2718 117-4764 1. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 2. 手や指の切断の危険 可動部に近づかないこと。すべての ガード類を正しく取り付けて使用すること。 3. 足の切断の危険 可動部に近づかないこと。すべてのガー ド類を正しく取り付けて使用すること。 121–5644 1. ライトスイッチ 2. 入 3. PTO 4. 切 6. 低速 7. 8. 下降 上昇 9. オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 高速 120–4158 1. オペレーターズマニュアル 3. エンジン 予熱 4. エンジン 停止 を読むこと。 2. エンジン 始動 バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10.
104-1086 1. 刈高 125-8753 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 2 必要なパーツはありません。 – コントロールアームの位置を調整します。 必要なパーツはありません。 – 出荷用のブロックとピンを取り除きます。 3 4 5 6 7 リアウェイト必要数はマシンの構成によ り異なる 条件に よる リアウェイトを取り付けるご注文は Toro 代理店へ フードラッチアセンブリ ワッシャ スロットルストップ 固定ねじ 1 1 1 1 CE規格適合用フードラッチを取り付け ます. CE規格適合用スロットルストップを取り 付けます. 必要なパーツはありません。 – キャリアフレームを調整します. 必要なパーツはありません。 – 調整方法は以下の通り. 8 必要なパーツはありません。 – マルチングバッフルオプションを取り付 けます.
1 2 コントロールアームの位置を調 整する 出荷用のブロックとピンを取り除く 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 手順 手順 1. 運転しやすいように、コントロールアームの位置を 調整することができます。 刈り込みデッキについている出荷用のブロッ クを取り外して廃棄する。 2. 刈り込みデッキのサスペンションアームについ ている出荷用のピンを取り外して廃棄する。 1. コントロールアームをリテーナブラケットに 固定している2本のボルトをゆるめる図 2。 重要 出荷用のピンは輸送中にデッキを安定させ 保護するためのものですから、使用前に必ず取り 外してください。 図2 1. コントロールアーム 2. リテーナブラケット 2. 3.
3 リアウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ 条件に よる リアウェイト 必要数はマシンの構成により異なる 手順 グランドマスター 4300-D のトラクションユニットは、リアウェイト及び/又は後タイヤに 40.8 kg の塩化 カルシウムを充填することにより、EN ISO 5395:2013、及び ANSI B71.4-2012 規格に適合いたします。必 要なウェイトの種類や数およびバラストについては次の表をご覧ください。必要なパーツを弊社代理店 からご購入ください。 ウ ェ イ ト P/N 110-8985-03 構成 ANSI 米 国 規 格 に 適 合 す るためのウェイト数 CE 欧 州 規 格 に 適 合 す る ためのウェイト数 ウェイトに必要なボルト ナッ 個必 要 ト 類 各 ウ ェ イ ト に 2個 ウェイトの位置 ベースユニット 6 0 3231-34 キャリッジボル ト 104-8301 ナット 3つをバンパーの上に、3 つをバンパーの下に リサイクラキッ ト搭載機 塩化カルシウム 40.
4 規格 適 合 用 フ ー ド ラ ッ チ を 取 り CE規 付ける 4. フードの外側から、ラッチのフック側をフー ドの穴に通す。ゴム製のシーリングワッシャ はフードの外側に残しておくこと図 5。 5. フードの内側から、ラッチに金属ワッシャを通 し、ラッチを掛けたときにラッチが確実にフ レームキャッチにはまるようにラッチをナット で固定する。フードのラッチを操作するときに は、付属のフードラッチ用キーを使用する。 この作業に必要なパーツ 1 フードラッチアセンブリ 1 ワッシャ 5 規格 適 合 用 ス ロ ッ ト ル ス ト ッ プ CE規 を取り付ける 手順 1. ラッチを外してフードを開ける。 2. フードの左側についているゴム製のハトメを 取り外す 図 4 。 この作業に必要なパーツ 1 スロットルストップ 1 固定ねじ 手順 1. スロットルストップについている固定ねじを ゆるめる 図 6 。 2. スロットルストップを、ハイアイドルねじに当 たるまで寄せる図 6。スロットルストップの面 取りされている端部が外側を向くようにする。 図4 1.
後ろのカッティングデッキの調整 6 前カッティングデッキと後カッティングデッキで はアームへの取り付け位置が異なります。後カッ ティングデッキの取り付け位置は一箇所のみで、 フレーム下のサイドワインダーに整列させて取り 付けます。 キャリアフレームを調整する 必要なパーツはありません。 後カッティングデッキは、刈り高に関係なく後側の 取り付け穴を使って取り付けます図 7。 前カッティングデッキを調整する 7 前カッティングデッキと後カッティングデッキで はアームへの取り付け位置が異なります。前カッ ティングデッキには2ヶ所の取り付け位置があり、 刈り高とデッキに必要な回転角度によって取り付け 位置を選びます。 1.
8 9 マルチングバッフル オプション の 取り付け マシンの準備を行う 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 タイヤ空気圧を点検する 手順 1. 2. 運転前にタイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点 検する (ページ 22)を参照。 チェンバの後壁および左側面の壁についている 取り付け穴を十分に清掃して異物を取り除く。 重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の高 い刈り込みを実現するために、すべてのタイヤの空 気圧を正しく維持してください。タイヤ空気圧は 後部の取り付け穴にマルチングバッフルを取 り付け、フランジヘッドボルト 5 本で固定す る図 9。 規定値以下にしないで下さい。 液量を点検する 1 3. エンジンを作動させる前エンジンオイルの量 を点検する エンジンオイルの量を点検する (ページ 38)を参照。 2. エンジンを作動させる前に、油圧オイルの量 を点検する 油圧オイルの量を点検する (ページ 46) を参照。 3.
製品の概要 各部の名称と操作 座席調整ノブ 座席調整レバー図 10は、運転席の前後位置の調整を 行います。座席調整ノブは、オペレータの体重に合 わせて調整を行います。適正位置に調整されると体 重ゲージに表示が出ます。身長調整ノブは、オペ レータの身長に合わせて調整を行います。 図 11 図 10 1. 走行ペダル 4. ブレーキペダル 2. 刈り込み速度リミッタ 5. 駐車ブレーキ 3. スペーサ 6. チルト調整ペダル チルト調整ペダル 1. 体重調整ゲージ 3. 高さ調整ノブ 2. 体重調整ノブ 4.
キースイッチ キースイッチ図 12には3つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTです。 カッティングユニット操作レバー このレバー図 12で、カッティングユニットの昇降 動作を行うほか、カッティングユニットが刈り込 みモードになっているときには、カッティングユ ニットの回転と停止も行います。PTO と刈り込み 速度リミッタが有効な状態で、デッキが下降状態 のときにこのレバーをONにすると、デッキは回 転を開始します。 図 14 1.
インフォセンターのアイコン 定期 整 SERVICE DUE定 備時期です イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
メニューの使い方 インフォセンターのメニューにアクセスするには、 メニュー画面が表示されているときにメニューア クセスボタンを押します。ボタンを押すとメイン メニューが表示されます。各メニューにおいてど のような内容が表示されるかは、以下の表をご覧 ください。 PTO PTO回路を作動させるための 入力、許可、出力の状態を表 示します。 Engine Runエンジン作動 エンジンを始動させるための入 力、許可、出力の状態を表示 します。 Settings 設 定 メインメニュー メニュー項目 内容 メニュー項目 内容 Units 単位 Faults不具合 最近に記録された不具合内容 を見ることができます。不具合 メニューおよびその内容の詳細 については、 サービスマニュア ル を参照するか、弊社ディスト リビュータにお問い合わせくだ さい。 インフォセンターで表示される 項目の単位ヤードポンド法また はメートル法を選択することが できます。 Language言語 インフォセンターの表示に使う 言語を選択することができます *。 LCD Backlightバックライト LCD
保護 項 目 Protected Menus保 2. インフォセンターの「設定」メニューで変更可能 な項目は1つだけで、それはカウンタバランスで す。この設定は、「パスワード保護メニュー」で保 護することができます。 仕様 注 納品時のパスワードは、代理店にて設定してい ます。 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 「パスワード保護メニュー」にアクセスす るには 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8.
運転操作 燃料についての安全事項 危険 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならない。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 180 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • 必ず適切な排気システムが取り付けられて いてそれが正常に作動する状態で使用して ください。 運転の前に 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 • 子供やトレーニングを受けていない大人には、 絶対に運転や整備をさせないでください地域に よっては機械のオペレータに年齢制限を設けて いることがありますのでご注意ください。オー ナーは、オペレータ全員にトレーニングを受講 させる責任があります。 • 安全な運転操作、各部の操作方法や安
エンジンオイルの量を点検する • バイオディーゼル混合燃料は塗装部を傷める可 能性がある。 エンジンを始動させる前に、エンジンオイルの量を 点検してください手順は エンジンオイルの量を点検 する (ページ 38)を参照してください。 • 寒い地方ではB5バイオディーゼル燃料が5または それ以下の製品を使用すること。 • 時間経過による劣化がありうるので、シール部 分、ホース、ガスケットなど燃料に直接接する 部分をまめに点検すること。 • バイオディーゼル混合燃料に切り替えてからし ばらくの間は燃料フィルタが目詰まりを起こ す可能性があります。 • バイオディーゼル燃料についてのより詳細な情 報は代理店におたずねください。 冷却系統を点検する エンジンを始動させる前に、冷却系統を点検してく ださい手順は 冷却系統を点検する (ページ 43)を参 照してください。 油圧システムを点検する エンジンを始動させる前に、油圧系統を点検して ください手順は 油圧ラインとホースの点検 (ページ 48)を参照してください。 燃料を補給する 使用推奨燃料 硫黄分の少ない微量500 ppm 未満、また
タイヤ空気圧を点検する カッティングデッキを外し、機体の右側に引き出 すのが最も簡単です。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 適正圧は前・後輪とも0.831.03bar0.841.05kg/cm2 = 12 15psi です。 刈り込みデッキを下げ、キーを OFF 位置にし て、抜き取ってください。 2. 重要 各タイヤがターフに均等に接地するよう、全 部のタイヤを同じ圧力に調整てください。 各刈り高ブラケットを刈り高プレート前と右 と左に固定しているボルトをゆるめる図 18。 3. まず前から調整を始めるので、ボルトを外す。 図 17 図 18 ホイールナットのトルクを点検する 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 1 時間 使用開始後最初の 10 時間 1. 刈高ブラケット 2. 刈高プレート スペーサ 4. チェンバを支えておきながらスペーサを取り 外す 図 19 。 5.
慣らし運転 駐車ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、 実際の使用前にブレーキの「慣らし掛け」をおこ なってください。前進走行速度を、6.4km/h 後退速 度と同じ にセットします。8枚のスペーサをすべて 刈り込み速度コントロールの上部に移動します。エ ンジンをハイアイドルにセットし、刈込速度コント ロールを入れた状態で、ブレーキを15秒間踏み込み ます。同様に、全速力で後退走行した状態でブレー キを15秒間踏み込みます。これを5回繰り返します。 前進1回、後退1回の後、1分間の休憩をはさんでく ださい。この後、必要に応じてブレーキを調整して ください 駐車ブレーキの調整 (ページ 45)を参照。 燃料系統からのエア抜き 以下の場合には、エンジンを始動する前に燃料シス テムのエア抜きを実施する必要があります 図 20 新車を初めて始動する時。 • 1. ブリードねじ • 燃料切れでエンジンが停止した後に再始動する時 燃料系統の整備作業、例えばフィルタ交換、セ パレータの洗浄などを行った後 • 4.
インタロックスイッチの点検手順を以下に示します 1. 2. いは弱くしたい場合には、別種類のブレードの使 用を考慮してください。 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を降下させ、エンジンを停止し、駐車ブレー キを掛ける。 特徴 ほとんどの条件で効率よく草を立たせ、刈りか すをきれいに分散させる。 走行ペダルを踏み込む。始動キーを ON 位置 に回す 山形セイル 注 クランキングする場合はインタロックス イッチが故障している。必ず運転前に修理を 済ませるようにする。 3. 4.
示された場合にはランプが点滅し、その故障が解 消されるまで点滅を続けます。. 1 TORO g021272 図 21 1. 故障診断ランプ カウンタバランスの設定を変更す る ターフのコンディションは場所によって同じでな く、時期によっても変化しますのでカウンタバラン スの設定デッキを持ち上げようとする力も変更する ことができるようになっています。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングデッキを 下降させ、エンジンキーをOFF 位置にし、駐 車ブレーキを掛ける。 2. 始動キーを RUN 位置に回す。 3. インフォセンターの「設定メニュー」にて、 下へスクロールすると「カウンタバランス Counterbalance」があります。 4.
アクセサリの選択 オプションの機器構成 アングルセイルブレード ハイリフト平行セールブ レード (マルチングバッフ マルチングバッフル ローラスクレーパ 寒地型の芝草を少なくと も週 3 回刈る 草丈の1/3 以上を切 り込まない場合 に刈りかすの分散をきれ いにする。 ハ イ リ フ ト 平 ローラに刈りかすがこび りつく、刈りかすが広く平 らにかたまって残るなど の場合にはいつでも使用 してよい。場合により、 刈りかすの塊が 増える場 合がある ルと同時に使用しないこ と) 芝生の刈り込み 刈高 19 44mm ほとんどの場合に推奨 密度の低いまたはまば ら な草地で使用可能 芝生の刈り込み 刈高 50 64mm 密度の高いまたはよく 繁 茂した草地に推奨 密度の低いまたはま ば らな草地に推奨 芝生の刈り込み 刈高 70 100mm よく茂った草地で使用 可 能 ほとんどの場合に推奨 落ち葉のマルチング マルチングバッフルの使 用を推奨 使用禁止 コンビネーションセイルま たはアングルセイルとの み使用可能 長所 低い刈高で均一な排出。 .
運転中に • 運転中の安全確認 • 安全に関する一般的な注意 • • • オペレータやユーザーは、自分自身と他人の安 全および物損などに対するに責任があり、オペ レータやユーザーの注意によって様々な事故を 防止することができます。 • 作業にふさわしい服装をする安全めがね、すべ りにくく安全な靴、聴覚保護具を着用してくだ さい。安全靴と長ズボンの着用をおすすめしま す。地域によってはこれらの着用が義務付けら れていますのでご注意ください。長い髪は束 ね、服のだぶついている部分はまとめるなど し、装飾品は身に着けないでください。 • • • • エンジンを掛ける前に、全部の駆動装置がニュー トラルであること、駐車ブレーキが掛かってい ることを確認し、運転席に着席してください。 • 可動部に手足などを近づけないよう注意して ください。 • 疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を 摂取した時は運転しないでください。 • 刈りかすの排出口を、人やペットの方に向け ないでください。 • どうしても必要な時以外は、バックしながらの 刈り込みは行わないこと。バックしながらの刈 り
斜面での安全確保 とってください。これを怠るとターボチャー ジャ付きのエンジンではトラブルが発生する 場合があります。 斜面では必ず減速し、安全に十分注意して運転 してください。斜面では、推奨された走行方向 を守って作業してください。ターフの状態は、 マシンの安定性に大きな影響を与えます。 斜面での発進・停止・旋回は避けてください。 坂を上れないと分かったら、リールの回転を止 め、ゆっくりとバックで、まっすぐに坂を下り てください。 小さな旋回をしないでください。後退は十分注 意して行ってください。 斜面を通行する時には、必ず全部のカッティン グユニットを降下させてください。 斜面では旋回操作は避けてください。どうして も旋回しなければならない場合は、ゆっくりと大 きく、可能であれば谷側に、旋回してください。 アタッチメントを搭載すると機械の安定性が変 化しますから、運転には特に注意してください。 • • • • • • 2.
デッキのコンディションを確認しましょう デッキのチェンバブレードのある空間を良いコン ディションに維持してください。チェンバの内部が 曲がっていたりしたら、元通りに修正し、ブレー ドとチェンバの壁との間に適切なすきまを確保し てください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エン ジンが十分冷えていることを確認してください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど 裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に 機械や燃料容器を保管格納しないでください。 牽引時の安全事項 作業後の洗浄と点検 きれいな刈りあがりを維持するために、刈り込み デッキの裏側をきれいに洗浄してください。刈りか すがこびりつくと、刈り込みの性能が十分に発揮さ れなくなります。 • この機械の牽引は、必ず牽引装置ヒッチを装備 した車両で行ってください。牽引される側の機械 は、ヒッチポイントでのみ連結してください。 • メーカーが決めた牽引時の重量制限や斜面での 牽引制限を守ってください。斜面などでは、牽 引される側の機械の重量によって運転制御がで きなくなる危険があります。 • 牽引される側の機械には絶対
2. エンジンを掛ける時にはバルブを元通りに閉 める。ただし、バルブの締め付けトルクが 711N·m0.71.1kg.m = 58ft-lbを超えないように すること。 重要 バイパスバルブを開いたままでエンジ ンを回転させるとトランスミッションがオー バーヒートします。 移動走行を行うとき マシンの移送には十分に強度のあるトレーラやト ラックを使用してください。トレーラやトラック には、法令で定められたブレーキ、灯火類やマー クを必ず取り付けてください。安全に関する注意 事項はすべてよく読んでください。あなたご自身 やご家族、ペット、周囲の人を事故から守るため の情報です。 図 23 1.
トレーラへの積み込み 危険 トラックやトレーラに積み込む場合には十分に注意 して作業を行ってください。マシンの左右それぞれ に細い歩み板を使用するのでなく、後タイヤの両外 側よりも広い一枚板を使用することをお奨めします 図 26。機体のフレームの後ろ下部分左右の後輪の 間を後方に延長すると、マシンが後ろにのけぞるの を防止することができます。車幅をカバーできる広 い歩み板を使うと、万一マシンが傾いても、歩み板 がフレーム部材を支えるのでマシンが転倒する危険 がありません。広い歩み板を使うことができない場 合には、できるだけ車幅全体をカバーできるように 板の数と置き方を工夫してください。 マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機 体を転倒させる危険をはらんでおり、万一そ のような事故が起こると死亡事故など重大な 人身事故となる。 また、歩み板は、傾斜が15度以下となるような十分 に長いものを使ってください図 26。角度が大きすぎ ると機体の底部をこすって装置が破損する恐れが あります。また、後ろに転倒する危険性も高くな ります。法面上や法面の近くでトラックやトレー ラに積み込む場合にはトラックやトレーラ
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットを 94~122N·m(6.2~9.0kg.m = 70~90ft-lb)にトルク締めする。 使用開始後最初の 8 時間 • オルタネータベルトの磨耗と張りの点検を行う。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットを 94~122N·m(6.2~9.0kg.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 月 点検項目 火 水 木 金 土 日 インタロックの動作 ブレーキの動作 エンジンオイルの量を点検 燃料・水セパレータの水抜き エアフィルタのインジケータの表示 ラジエターとスクリーンの汚れ エンジンからの異常音がないか点検する。1 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検 エアフィルタのインジケータの表示2 油圧ホースの磨耗損傷を点検 オイル漏れなど タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 刈高の調整具合を点検する。 ブレードのコンディションを点検する グリスアップ個所の点検 3 塗装傷のタッチアップ修理を行う。 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2. エンジンを始動し、オイルが通常の作動温度に達した状態で点検する。 3. 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップする。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 注 www.
定期整備ステッカー 図 27 整備前に行う作業 保守作業開始前の安全確認 • • • • • 各部品が良好な状態にあること、ボルトナット 類、特にブレード取り付け用のボルト類に問題 がないか常に点検してください。読めなくなっ たステッカーは貼り替えてください。 適切な訓練を受けていない人には絶対に機械の 整備をさせないでください。 調整、清掃、修理などの前に以下を行ってくだ さい 1. 平らな場所に移動する。 2. 駆動系統をOFFにする。 3. カッティングユニットを下降させる。 4. 走行ペダルをニュートラルにする。 5. 駐車ブレーキを掛ける。 6. スロットルスイッチを低速アイドル位置 にセットする。 7. エンジンを止め、キーを抜き取る。 8.
潤滑 車体をジャッキで持ち上げる場合 注 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確実 に支えてください。 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ ジャッキアップ用のポイント 機 体 の 前 側 各前輪の内側のアクスルチューブの 下にある四角いパッド図 28。 • 運転 時 間 ご と に一般用2号リチウ 通常の使用では50運 ム系グリスによる潤滑を行います。車体を水洗い 直ち に グリスアッ したときは整備間隔に関係なく直 プしてください。 グリスアップ箇所は以下の通りです • ポンプ駆動シャフトのUジョイント3ヶ所 図 29 図 29 図 28 1.
• カッティングユニットのキャリアフレームの ピボット 各1 図 31 • アクスルステアリングのピボット1ヶ所 図 34 図 34 • 図 31 • ステアリングシリンダのボールジョイント2ヶ 所と後アクスル1ヶ所 図 35 昇降アームのピボットシャフト各アームに1ヶ 所 図 32 図 32 G011614 • 図 35 後アクスルのタイロッド2ヶ所 図 33 • ブレーキペダル1ヶ所(図 36)。 G011615 図 36 図 33 36
• エンジンの整備 カッティングユニットのスピンドルシャフトの ベアリングユニット2台に1ヶ所 図 37。 注 どちらのニップルからグリスを注入してもか まいません。スピンドルハウジングの底デッキ の下にありますから少量のグリスがはみ出てく るまでポンプでグリスを注入してください。 エンジンの安全事項 エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください エアクリーナの整備 吸気部全体について、リーク、破損、ホースのゆ るみなどを点検してください。破損しているエア フィルタは使用しないでください。 エアクリーナのフィルタの整備は、インジケータ が赤色になってから行ってください。早めに整備 を行っても意味がありません。むしろフィルタを 外したときにエンジン内部に異物を入れてしまう 危険が大きくなります。 図 37 • 重要 アウトレットバルブが下向き 後ろから見たと き 、 時 計 の 5:00 と 7:00 の 間 に な る よ う に カ バ ー を 取 り付け、ボディと密着させてください。。 後ローラのベアリング各ユニットに2ヶ所 図 38 図 38 注 角ローラマウントにあ
エンジンオイルについて エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初 回運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認し てください。 油量は約 5.2 リットルフィルタ共です。 以下の条件を満たす高品質なエンジンオイルを使用 してください • API 規格CH-4, CI-4 またはそれ以上のクラス。 • 推奨オイル SAE 15W-40-17.8°C 以上 • 他に使用可能なオイルSAE 10W-30 または 5W-30 全温度帯 トロのプレミアムエンジンオイル 10W-30 または 5W-30を代理店にてお求めいただくことができます。 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、 駐車ブレーキを掛けてキーを抜き取る。 2.
スロットルの調整 重要 エンジン オイルの量が常時ゲージの上限 と下限との間にあるよう、気をつけて管理して ください。オイルの入れすぎもオイルの不足 も、エンジンの不調や故障の原因となります。 エンジンオイルとフィルタの整備 1. スロットルレバーを、一番前の位置まで倒 し、そこから引き戻して、スロットの端から 約 3mm ほど手前にセットする 2. 燃料噴射ポンプのレバーの隣にあるスロット ルケーブルのコネクタをゆるめる図 42。 図 42 スロットルケーブルのピボッ 3. ト 2. 噴射ポンプのレバーアーム 4. 1. ハイアイドルストップ スロットルケーブルのコネ クタ 3. インジェクションポンプレバーのアームをハ イアイドルストップに当てる図 42。 4. スロットルケーブルを引いてたるみをなくし た状態にし、スロットルケーブルコネクタを 締め付ける。 注 締めるとき、ケーブルコネクタが、燃料噴 射ポンプレバーのアーム上で自由に回転でき ることを確認してください。 5.
燃料系統の整備 ウォーターセパレータの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 燃料システムの整備 燃料タンクの内部清掃 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 長期保管前 燃料系統が汚染された時や、マシンを長期にわたっ て格納する場合はタンクを空にして内部を清掃し てください。タンクの清掃にはきれいな燃料を使 用してください。 燃料ラインとその接続の点検 劣化・破損状況やゆるみが発生していないかを調べ てください。 図 43 40
燃料供給チューブの整備 電気系統の整備 燃料タンク内部にある燃料供給チューブには、燃料 系統に異物が入るのを防止するスクリーンがつい ています。必要に応じて、このチューブを外して スクリーンを清掃してください。 電気系統に関する安全確保 • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの 接続を外してください。バッテリーの接続を外 すときにはマイナスケーブルを先に外し、次に プラスケーブルを外してください。接続すると きにはプラスを先に接続し、次にマイナスを接 続してください。 • バッテリー液は毒性があり、皮膚に付くとやけ どを引き起こします。皮膚、目、衣服に付着さ せないよう注意してください。バッテリーに関 わる作業を行うときには、顔や目や衣服をきち んと保護してください。 • バッテリーからは爆発性のガスが発生します。 バッテリーにタバコの火、火花などの火気を近 づけないでください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の 良い場所で行ってください。バッテリーと充電 器の接続や切り離しを行うときは、充電器をコ ンセントから抜いておいてください。また、安 全な服装を心がけ、工具は確
ヒューズの交換 走行系統の整備 全部で8本のヒューズを使用しています。ヒューズ ブロック図 45は、コントロールアームのアクセスパ ネルの裏側にあります。 走行ドライブのニュートラル調整 走行ペダルから足をはなしても本機が動きだすよう でしたら調整が必要です。調整が必要な場合は、以 下の要領で行います 1. 平らな場所に駐車し、カッティングデッキを 下降させ、エンジンを停止させる。 2. 機体をジャッキアップして全部の車輪を床か ら浮かす。落下事故防止のために、ジャッキ スタンドや支持ブロックなどを使って機体を サポートする。 3. ハイドロスタットの右側にあるトラクション 調整カムのロックナットをゆるめる図 47。 図 45 1. ヒューズブロック 図 47 1. ロックナット 2.
冷却系統の整備 後輪のトーインの調整 1. ハンドルを操作して後輪を真っ直ぐ前に向け る。 2. 各タイロッド図 48の端についているジャム ナットをゆるめる。 冷却系統を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—毎日の作業前 に、補助タンクで冷却液の量を点 検し、スクリーンとオイルクーラ とラジエターにたまったごみを除 去してください。 注 タイロッド外側に溝が切ってあるところの ねじは左ねじですから注意してください。 冷却液は水とエチレングリコール不凍液の 50/50 混 合液です。容量は 9.5 リットルです。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開 けると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけ どを負う恐れがある。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開け ないこと。 • キャップを開けるときはウェスなどを使 い、高温の水蒸気を逃がしながらゆっくり と開けること。 図 48 1. レンチ用のスロット 2. タイロッド 3. ジャムナット 3. レンチ用スロットを利用して、タイロッドを 回転させる。 4.
冷却部の清掃 6. 1. キーを OFF 位置に回してキーを抜き取る。 2. エンジン部を丁寧に清掃する。 3. クランプをゆるめ、後スクリーンを開く図 50。 オイルクーラとラジエターの裏表を図 52圧縮 空気で丁寧に清掃する。 図 52 1. 図 50 1. 後部スクリーンのラッチ 2. スクリーンを圧縮空気でていねいに洗浄する。 5. オイルクーラのラッチを内側に倒してオイル クーラを外す 図 51 図 51 1. オイルクーラのラッチ 2. 7. オイルクーラを元に戻し、ラッチで確実に固 定する。 8. スクリーンを閉じ、ラッチを掛ける。 後部スクリーン 4.
ブレーキの整備 駐車ブレーキのラッチの調整 駐車ブレーキがかからない、ラッチがかからない状 態になったらブレーキ爪の調整が必要です。 駐車ブレーキの調整 1. ブレーキペダルの「遊び」図 53が 2.5cm以上となっ たり、強く踏み込まないとブレーキの効きが悪いと 感じられるようになったら、調整を行ってくださ い。遊びとは、ブレーキペダルを踏み込んでから抵 抗を感じるまでのペダルの行きしろを言います。 駐車ブレーキのツメをフレームに固定してい るネジ2本をゆるめる図 55。 図 53 1. 図 55 遊び 注 調整の前と後に、ホイールモータのバックラッ シュ ギアのガタ を利用してドラムを前後にゆす り、ドラムが何にも接触していないことを確認し てください。 1. 遊びを減らすブレーキを締めるには、ブレー キケーブルのねじ山の前ナットをゆるめ、後 ろのナットを締める図 54。 図 54 1. ブレーキケーブル 2. 前ナット 2. 後ナットを締めてケーブルを後方に移動させ て、ホイールがロックする前のブレーキペダル の遊び図 53が 6.312.
ベルトの整備 油圧系統の整備 オルタネータベルトのテンション 調整 油圧オイルの量を点検する 1. フードを開ける。 2. オルタネータ側プーリとクランクシャフト側 プーリ間の中央部でオルタネータベルト(図 56)を指で10 kg程度の力で押してベルトの張 りを点検する。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 油圧オイルタンクに約 56.7 リットルの高品質油圧オ イルを満たして出荷しています。推奨オイルの銘柄 を以下に示します Toro プ レ ミ ア ム ・ オ ー ル シ ー ズ ン 油 圧 作 動 液 (18.
1瓶で 1523 リットルのオイルに使用できます。パー ツ番号は 44-2500。ご注文はトロ社の代理店へ。 1. 平らな場所に駐車し、刈り込みデッキを下降 させ、エンジンキーをOFF 位置にする。 2. 油圧オイルの量を点検する図 57。 絡ください。汚染されたオイルは乳液状になった り黒ずんだ色になったりします。 1. キーを OFF 位置に回し、フードを開く。 2. タンク図 58の下についているフィッティング の下に、オイルを受ける大型の容器を置く。 図 58 1. ホース 3. フィッティングからホースを外し、流れ出す オイルを容器に受ける。 4. オイルが全部流れ出たらホースを元通りに接 続する。 5. 油圧オイルタンクに約 56.7 リットルの油圧オ イルを入れる 油圧オイルの量を点検する (ペー ジ 46)を参照。. 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しな いでください。他のオイルを使用するとシス テムを損傷する可能性があります。 6. タンクにキャップを取り付ける。 7.
3. キーを ON 位置に回し、エンジンを始動し、 約2分間運転して内部のエアをパージする。 4. キーを OFF 位置に回し、オイル漏れがない か点検する。 油圧ラインとホースの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 異常を発見したら必ず運転を行う前に修理してく ださい。 図 59 1. 警告 油圧フィルタ整備インジケータ 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器 の保証が適用されなくなる場合があります。 1. 2.
刈り込みデッキの保守 トラクションユニットへのカッティン グデッキの取り付け カッティングデッキの取り外し 1. 平らな場所に駐車し、刈り込みデッキを床ま で下降させ、エンジンキーをOFF 位置にし、 駐車ブレーキを掛ける。 2. デッキから油圧モータを外す図 61。異物が つかないように、スピンドル上部にはカバー を掛けておく。 図 61 1. 3. モータ取り付けねじ デッキのキャリアフレームを昇降アームのピ ボットピンに固定しているリンチピンを外す 図 62 。 図 62 1. 4. リンチピン 2. 昇降アームのピボットピン トラクションユニットからカッティングデッ キを引き出す。 49 1. 平らな場所に駐車し、キーをOFF位置に回す。 2. 刈り込みデッキをトラクションユニットの前 に置く。 3. デッキのキャリアフレームを昇降アームのピ ボットピンに入れ、リンチピンで固定する図 62 。 4. デッキに油圧モータを取り付ける図 61。Oリ ングを忘れずに、また、損傷させないよう注 意して取り付ける。 5.
ブレードの保守 12:00 刈り込みブレードについての安 全事項 3:00 9:00 危険 磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、 回転中にちぎれて飛び出す場合があり、これが 起こるとオペレータや周囲の人間に多大の危険 を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。ま た、破損したブレードを修理すると安全規格を 満たさなくなる恐れがある。 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • 曲がったブレードを元に戻そうとしたり、 欠けや割れの出たブレードを溶接で修理し たりしないこと。 • 磨耗したり破損したりしたブレードは交換 すること。 6:00 図 63 5. • 印の付いている端部を3時の位置と9時の位置 に向けて図 63それぞれ高さを測定する。 6. 12時位置での測定値を、刈り高の設定値と比 較する。差が 0.7mm 以内であれば適正とす る。3 時および9 時位置での高さが、12時位 置での高さよりも 3.8±2.2mm 高く、3 時およ び9 時位置での高さの差が 2.
3. 余ったシムを刈り高ブラケットの下に入れ、 刈り高ブラケットをデッキのフレームに取り 付ける。 4. ソケットヘッドボルト/スペーサとフランジ ナットを固定する。 注 ソケットヘッドボルトとスペーサとは、 デッキフレームの内側に落ちないようにねじ 山用の接着剤で接着しています。 2 5. 12時位置での高さを測定し、必要に応じて調 整を行う。 1 6. 左右の刈り高ブラケットの両方ともに調整が必 要か、片方のみの調整でよいか判断する。3 時 位置または 9 時位置が、新しい前位置の高さよ りも 3.8±2.2 mm 高い場合には、その側での調整 は不要である。反対側の高さを調整して、正し い側の高さ ±2.2mm の範囲になるようにする。 7. ステップ1~3を繰り返して、左右の刈高ブラ ケットを調整する。 8. キャリッジボルトとフランジナットを固定す る。 9. もう一度、12時、3時、9時位置で高さの測定 を行って確認する。 G011355 図 65 1. 3.
その他の保守整備 前ローラの整備 前ローラに磨耗や過剰なガタ、固着などが発生して いないか点検してください。これらの症状が見られ たら、ローラの整備を行うか、必要部材の交換を 行ってください。 前ローラの分解 図 66 1. 刃先 2. セール部 3. 磨耗や溝や割れの発生 5. 全部のブレードの切っ先を丁寧に点検する。 切っ先が鈍くなっていたり欠けていたりした 場合には研磨する。研磨は刃先の上面だけに 行い、刃の元々の角度を変えずに刃先を鋭利 にする 図 67 。 6. 刃先に摩耗や欠けがある場合には研磨するが、 研磨は刃先の上面だけに行い、刃の元々の角 度を変えないように十分注意する図 67。 1. ローラ取り付けボルトを外す図 68。 2. ローラハウジングの端部からポンチを差し込 み、ベアリングのインナーレースを均等に叩 き込んで、ベアリングを反対側にたたき出 す。インナーレースのリップが 1.
6. 保管 隙間が 1.5mm を超えている場合には、直径 15mm のワッシャを必要なだけはさんで隙間 を埋めること。 格納保管の準備 重 要 ロ ー ラ ア セ ン ブ リ 取 り 付 け 時 に 1.5mm を超える隙間を残すと、ベアリングの側面に 負荷がかかってベアリングが早期に破損する 可能性があります。. 7. トラクションユニットの整備 1. 取り付けボルトを 108N·m11kg.m = 80ft-lb にト ルク締めする。 2. 3. 4. 5. 6. トラクションユニット、カッティングデッキ、 エンジンをていねいに洗浄する。 タイヤ空気圧を点検する。全部のタイヤ空気 圧を 83103kPa に調整する。 ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必 要な締め付けを行う。 グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、 タッチアップする。金属部の変形を修理する。 バッテリーとケーブルに以下の作業を行う A.
カッティングデッキ カッティングデッキをトラクションユニットから外 した場合は、必ずスピンドルの上部にスピンドル プラグを取り付けて、ほこりや水の浸入を防止し てください。 54
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service De