Form No. 3356-338 Rev A Groundsmaster ® 4500-D, 4700-D ト ラクションユニット モ デ ル 番 号30856 30856— — シ リ ア ル 番 号 260000801 以 上 30868— —シ リ ア ル 番 号 260000801 以 上 モ デ ル 番 号 30868 製品の登録は: www.Toro.com.
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目次 エア・クリーナの整備 ................33 エンジン・オイルとフィルタの整 備 ...............................34 スロットルの調整 ....................34 燃料系統の整備 .......................35 燃料タンク .........................35 燃料ラインとその接続 ................35 水セパレータ ........................ 35 燃料プレフィルタの交換 ..............35 燃料ピックアップ・チューブのスク リーン ...........................36 燃料系統からのエア抜き ..............36 インジェクタからのエア抜き ...........36 電気系統の整備 .......................37 バッテリーの充電と接続 ..............37 バッテリーの手入れ ..................38 ヒューズ .........................
安全について ◊ ◊ ◊ ◊ ◊ タイヤグリップの不足; 速度の出しすぎ; ブレーキの不足; 機種選定の不適当; 地表条件、特に傾斜角度を正しく把握 していなかった; • オペレータやユーザーは自分自身や他の安全 に責任があり、オペレータやユーザーの注意 によって事故を防止することができます。 この製品は本書掲載のとおりにウェイトを搭 載すること により、製造時の状態においてCEN 規格EN 836 : 1997(但し所定のステッカーの 貼付が条件)、および米国連邦ANSI B71.
• 作業は日中または十分な照明のもとで行っ てください。 • エンジンを掛ける前には、アタッチメン トのクラッチをすべて外し、ギアシフトを ニュートラルにし、駐車ブレーキを掛けて ください。 • 回転部やその近くには絶対に手足を近づけ ないでください。また排出口の近くにも絶 対に人を近づけないでください。 • 「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜 面での作業には特に注意が必要です。転倒 を防ぐため: – 斜面では急停止・急発進しない。 – 斜面の走行や小さな旋回は低速で。 – 隆起や穴、隠れた障害物がないか常に 注意する。 – 斜面を横切りながらの作業は、そのよう な作業のために設計された芝刈機以外で は絶対行わないこと。 – マニュアルに指示があれば、カウンタ バランス やホイールバランスを使用す ること。 • 隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠 らないようにしましょう。 • 道路付近で作業するときや道路を横断する ときは通行に注意しましょう。 • 移動走行を行うときはリールの回転を止め てください。 • アタッチメントを使用するときは、排出方 向に気を付け、人に向けないようにしてく ださい。また作業
• 閉めきった場所に本機を保管する場合は、 エンジンが十分冷えていることを確認して ください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気 の良い場所で行ってください。バッテリー と充電器の接続 や切り離しを行うときは、 充電器をコンセントから抜いておいてくだ さい。また、安全な服装を心がけ、 工具は 確実に絶縁されたものを使ってください。 • 火災防止のため、エンジンやマフラー、 バッテリーの周囲に、余分なグリス、草や 木の葉、ホコリなどが溜まらないようご注 意ください。 • マシンを格納する際には、カッティングユ ニットを降下させるか、ユニットが下がら ないように一番外側のデッキ(ウィング・ デッキ)にラッチを掛けておいて下さい。 • グラスキャッチャーは傷や破損が出やすい ので、こまめに点検してください。 • 各部品、特に油圧関連部が良好な状態にあ るか点検を怠らないでください。消耗した り破損した部品やステッカーは安全のため 早期に交換してください。 乗用芝刈り機を安全にお使いいた だ く た め に : TORO か ら の お 願 い • 燃料タンクの清掃などが必要になった場合 は屋
• 運転には十分な注意が必要です。転倒や暴走 事故を防止するために以下の点にご注意く ださい: – サンドトラップや溝・小川、土手など に近づかないこと。 – 急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速し てください。急停止や急発進をしないで ください。 – 道路横断時の安全に注意。常に道を譲る 心掛けを。 – 下り坂ではブレーキを併用して十分に減 速し、確実な車両制御を行うこと。 • 斜面、土手、段差のある場所などで運転す るときは、必ずROPS(横転保護バー)を搭 載してください。 • ROPS(横転保護バー)を搭載して運転すると きには必ずシートベルトを着用し、運転席の リテーナピン(グランドマスターの場合)を 確実に差し込んでおいてくださいください。 • 移動走行時にはカッティングユニットを上 昇させてください。 • エンジン回転中や停止直後は、エンジン本 体、マフラー、排気管などに触れると火傷 の危険がありますから手を触れないでくだ さい。 • 斜面ではいつでも転倒の危険がありますが、 傾斜が急になるほど転倒の危険が大きくなり ます。急な斜面での運転は避けてください。 • 油圧のピンホール・リークやノズル
全身 この数値はEC規則2000/14及びその改訂に定め る手順に則って同型機で測定した結果です。 この機械は、ISO 2631 規定に則って同型機で測 定した結果、全身の最大振動レベルが 0.5 m/s2 未満であることが確認されています。 振動レベル 腕および手 この機械は、ISO 5349 規定に則って同型機で測 定した結果、手・腕部の最大振動レベルが 2.5 m/s2未満であることが確認されています。 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 104-0131 1. オペレーターズマニュアル を読むこと 105-3888 オペレーターズマニュアル を読むこと 駐車ブレーキのロック手順:左右のペダルをピンでつなぐ; ペ ダルを踏み込んでノブを引く。 3. 駐車ブレーキの解除手順:ペダルを踏み込む。 1. 2. 93-7275 1. 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 始動補助剤の使用禁止 93-6680 106-6755 93-7272 1.
105-7506 1. オペレーターズマニュアル を読むこと 2. エンジン ― 停止 3. ON 4. エンジン ― 予熱 5. エンジン ― 始動 105-9223 (CE用: 105-38890 の上から貼付する) 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと エンジン始動手順(オペレーターズマニュアルを読むこと): 着 席し、キーをRUN位置に回し、グロー表示が消えたらSTART 位置に回し、ブレーキ・ペダルを踏む。 3. エンジン停止手順( オペレーターズマニュアル を読むこと): PTOを解除し、キーをSTOP位置に回して抜き取り、駐車ブ レーキを掛ける。 1. 2. 93-6699 1. 2. 走行速度 低速 3. 4. 106-6754 無段階調整 高速 1. 2. 警告 ― 高温部に触れないこと。 ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれの 危険:可動部に近づかないこと。 105-9830 (CE用) 1. ロック 2. ロック解除 93-6686 1. 油圧オイル 2.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 6. 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. 4. 保護メガネ等着用のこと 9. 5. オペレーターズマニュアル 10.
107-1983 (CE用: 105-3889 の上から貼付する) 1. 2. 3. 4. 5. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと。 警告:車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、エンジンを停止し、キーを抜くこと 異物が飛び出す危険 - 人を近づけないこと。 手足や指の切断の危険 - 可動部に近づかないこと 転倒の危険 - 15 °以上の斜面では運転禁止。シートベルトを着用し、下り坂ではカッティングユニットを下げること 108-4044 1. 2. 3. カッティングユニット下降 カッティングユニット上昇 右側カッティングユニット(GM 4700-D のみ) 4. 中央カッティングユニット 5. 左側カッティングユニット(GM 4700-D のみ) 6. 7. 8. 9. 10. 高速 無段階調整 低速 11. PTO 12. 高 13. 低 入 切 14.
105-8507 1. 2. 3. 入力 バックラップ 高温 7. ニュートラル 8. 出力 9. PTO 4. 着席 5. PTO スイッチ 6. 駐車ブレーキ OFF 105-9895 12 10. 始動 11. ETR 12.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 1 1 シート・キット:モデル 30398(別売) シート・サスペンショ ン・キット:モデル 30312(機械式サスペンション)又は30313 (エア・サスペンション)(別売) シートベルト キャップスクリュ, 7/16-20 x 1 in ロックワッシャ, 7/16 in マニュアル保管チューブ R クランプ 1 2 2 1 2 運転席、シートベルト、 マニュアル保管 チューブを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – マシンのグリスアップを行ってください。 必要なパーツはありません。 – 後アクスル・オイル、油圧オイル、エンジ ン・オイルの量を点検します。 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ オペレーターズビデオ 納品前検査証 1 1 1 1 1 実際に運転を始める前に、マニュアルを 読みビデオをご覧になってください。 2 3 4 用途 1 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 およびシート・サスペンション・キット(Model 30312
3 液量を点検する 必要なパーツはありません。 手順 1. 初回運転の前に、後アクスル・オイルの 量を点検してください。走行系統の整備 , 38ページの「後アクスル・オイルの点検」 を参照。 図3 1. マニュアル保管チューブ 2. R クランプ 3. 4. 2. 初回運転の前に油圧オイルの量を確認してく ださい。運転操作 , 19ページページの「油 圧オイルの量の確認」を参照。 シートベルトの巻き取り部 シートベルトのバックル 3. 初回運転の前に油圧オイルの量を確認してく ださい。運転操作 , 19ページページの「エ ンジン・オイルの点検」を参照。 2. ボルトとロック・ワッシャ(付属部品)を使 用して、運転席両側にシートベルトを取り 付ける(図 3)。シートベルトは、バック ル側を座席の左に、巻き上げ部を右に取り 付ける。 4 重要 シート・スイッチの配線をハーネスと 接続してください。 マニュアルを読みビデオを見る 3.
製品の概要 図4 1. 2. 3. ハンドル ブレーキ カッティングユニット 4. 5. 6. 走行ペダル マニュアル保管チューブ フード/エンジン収納部 7.
図6 1. 前進速度制限ネジ 2. 後退速度制限ネジ ブレーキ・ペダル 2枚のペダル(図 7)により左右の車輪を独立 で制御し、旋回性能や駐車、斜面での走行性 能を高めています。駐車ブレ ーキを掛けると きや移動走行の際にはロックピンで2枚を連結 して使用します。 図5 1. 2. 3. 4. 走行ペダル 前進速度コントロール 始動キー エンジン・オイル圧警告灯 5. 6. 7. 充電インジケータ 冷却水温警告灯 グロープラグ・インジケータ 充電インジケータ 充電インジケータ(図 5)は、充電系統に異常 が発生すると点灯します。 冷却水温警告灯 図7 1. 2. エンジンの冷却水の温度が異常に高くなると ランプ(図 5)が点灯し、自動的にエンジン を停止させます。 ブレーキ・ペダル ペダルのロック用ラッチ 3.
スロットル・コントロール エンジン温度計 コントロール(図 8または図 9)を前に倒すと エンジン回転速度が速くなり、後ろに引くと遅 くなります。 この温度計(図 8)で、エンジンの冷却水の温 度を確認します。 PTO ス イ ッ チ PTOスイッチ(図 8)には2つの位置がありま す:ON(接続)とOFF(解除)です。スイッチ前 部を押すと 「ON」位置となってブレードの回転 を許可します。スイッチ後部を押すと 「OFF」 位置となり、ブレードの回転を禁止します。 ハイ・ロー速度コントロール このスイッチ(図 8)で、芝刈り作業用と移動 走行用のモードの切り換えを行います。ハイ・ レンジではカッティングユニットは作動しませ ん。 図8 Model 4500-D 1. 2. 3. 4. スロットル・コントロール 昇降レバー アワー・メータ エンジン温度計 電源ソケット 5. PTO スイッチ 6. ハイ・ロー速度コントロール 7.
図 11 Model 4500-D 1. カッティングユニットのラッチ 図 12 Model 4700-D 1.
仕様 トラクションユニットの仕様 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 4500-D 4700-D 刈幅 2.8 m 3.8 m 全幅 (カッティング ユニット降下時) 286 cm 391 cm 全幅(カッティング ユニット上昇時) 224 cm 224 cm 全長 370 cm 370 cm 高さ(ROPSを 含む) 216 cm 216 cm 地上高 15 cm 15 cm トレッド(前輪) 224 cm 224 cm トレッド(後輪) 141 cm 141 cm ホイールベース 171 cm 171 cm 重量(カッティ ングユニットを 含み、油脂類を 含まない) 1,400 kg 2,120 kg エンジン クボタ,4気筒4サイクル液冷ターボ・ディーゼルエンジン。 排気量2 l,2600 rpm における出力は58 hp。圧縮比は23 : 1。ロー・アイドル1300 rpm。ハイ・アイドル2800 rpm。オイル容量は7.6 リットル(フィルタ含む)。 冷却系統 ラジエター容量は約10.
始動キーをつけたままにしておくと、誰で もいつでもエンジンを始動させることが でき、危険である。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜いて おくこと。 図 14 エンジン・オイルの量を点検する 1. エンジンにはオイルを入れて出荷しています が、初回運転の前後に必ずエンジン・オイルの 量を確認してください。 エンジン・オイル・キャップ 注 種類の異なるオイルを使うときには、古 いオイルを全部抜き取ってから新しいオイ ルを入れてください。 油量は約7.6 リットル(フィルタ共) です。 以下の条件を満たす高品質なエンジン・オイル を使用してください: 5. オイル・キャップとディップスティック を取り付ける。 • API規格CH-4, CI-4 またはそれ以上 6. エンジン・カバーを閉じ、ラッチを掛ける。 • 推奨オイル:SAE 15W-40(-18℃以上) 冷却系統を点検する • 他に使用可能なオイル:SAE 10W-30 また は 5W-30(全温度帯) 毎日の作業前に、冷却液の量を点検してくださ い。容量は 10.
図 16 1. 図 15 1. 燃料タンクのキャップ 2. タンクの首の根元より 25 mm程度下まで燃 料を入れる。燃料は2号軽油を使用する。 給油が終わったらキャッ プを締める。 補助タンク 2. ラジエター内部の液量を点検する。補給口 の首の上部まであればよい。また、補助タ ンク側面についてい るFULLマークまであ ればよい。 軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災 などを引き起こす。 3. 液量が不足している場合には冷却液は水 とエチレングリコール不凍液の50/50 混合 液を補給する。水だけの使用やアルコー ル系、メタノール系の冷却液の使用は避 けること。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷 えた状態で行う。こぼれた燃料はふき 取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は 燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6 ~ 13 mm 程 度下までとする。これは、温度が上昇し て燃料は膨張したときにあふれないよう に空間を確保するためである。 4.
他に使用可能なオイル:Toro のオイルが入手 できない場合は、以下に挙げる特性条件およ び産業規格を満たすオイルを使用することが できます。合成オイルの使用はお奨めできま せん。オイルの専門業者と相談の上、適切な オイルを選択してください:不適切なオイル の使用による損害については弊社は責任を持 ちかねますので、品質の確かな製品をお使い 下さる様お願いいたします。 高粘度インデックス/低流動点アンチウェア油圧作動液, ISO VG 46 物性: cSt @ 40°C 44 to 48 粘度, ASTM D445 cSt @ 100°C 7.9 ~ 8.5 140~160 粘性インデックス ASTM D2270 -37~-45.00°C 流動点, ASTM D97 産業規格: ヴィッカース I-286-S (品質レベル), ヴィッカース M-2950-S(品質レベル), デニソン HF-0 図 17 1. 油圧オイル・タンクのキャップ 3.
4. キーを OFF 位置に回す。 5. 事故防止のため、キーは抜き取っておく。 3. キーを RUN 位置に回す。グローランプの点 灯を確認する。 4.
ジャッキアップ・ポイント 正常。停止しない場合はインタロック・ スイッチが故障しているので、運転前に 修理する。 • 機体前部:左右の駆動輪の内側のフレーム • 機体後部:アクスルの中央 緊急時の牽引移動 ロープ掛けのポイント 緊急時には、油圧ポンプについているバイパ ス・バルブを開いて本機を牽引または押して 移動することができます。但し、移動距離は 0.4 km 以内としてください。 • 機体前部:左右の前ステップ • 機体後部:後バンパー 重 要 牽 引 移 動 時 の 速 度 は 、 3 ~ 4.
対する応答として、PTOスイッチ、スタータ・ スイッチ、ETR(エンジン駆動ソレノイド)を 制御します。 まで踏み込んでやると、谷側の走行力が増加 し、安定した走行ができるようになります。 斜面の通行には最大の注意を払ってください。 運転席の固定ラッチが確実に掛かっていること を確認し、必ずシートベルトを着用してくだ さい。また、転倒事故を防止するために、法 面での速度の出しすぎや急旋回に十分注意し てください。そして、下り坂では、機体を安 定させるためにカッティングユニットを下げ てください。 モジュール表面は入力表示部と出力表示部に 分かれています。入力側の情報も出力側の情 報も回路基盤に搭載された緑色の LED で表 示されます。 エンジン始動回路のLEDはDC 12Vの通電で点灯 します。その他の入力表示回路は回路が閉じて アースされた時に通電状態となります。どの入 力表示LEDも、その回路に通電があったときに 点灯します。これらの入力表示LEDは故障探究 のときに利用することが出来ます。 この芝刈機では、草地で作業中にブレード に当たっ た異物は、地面に打ち込まれてそ の運動エネルギー を急速
図 19 SCM を使った故障探究手順を示します。 1. どの出力を調べたいのかを決める(PTO、 始動、 ETR)。 2. 始動キーをONにして、赤い電源LEDが点灯 するのを確認する。 3. 各入力スイッチを操作して、対応する入力 LEDの点灯を確認する。 4. スイッチやレバーを操作して、調べたい出 力に必要な入力条件を作り出す。入力条件 は、次ページのロジック・チャートで調 べることができる。 5. 出力LEDが点灯しているのにその機器が作 動しない場合には、出力ハーネス、そこか ら先の接続、機器そのものの故障が疑われ る。必要時応じて修理する。 6. 出力LEDが点灯しない場合には、ヒューズを 点検する。 7.
ヒント 注 駐車するときには必ずカッティングユニッ トを降下させてください。これにより、油圧系 統の負荷がなくなり、各部やパーツの磨耗が 少なくなるだけでなく、カッティングユニッ トが不意に落下するなどの事故を防ぐことが できます。 刈り込みは芝が乾いている時に 刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直 射日光を避けて午後遅くに行いましょう。露が あると草がかたまりになりやすく、また刈り たての草は強い直射日光に当たるとダメージ を受けます。 条件に合った刈り高の設定を 一度に切り取る長さは25 mm以内に抑えましょ う。草丈の1/3 以上は刈り取らないのが原則 です。成長期の密生している芝生では刈り高 設定をさらに一目盛り上げる必要があるかも しれません。 定期的に刈り込む 通常のシーズン条件では、4~5日に1回の刈 り込みが必要になるでしょう。しかし、草の 生長速度は色々な条件によって左右され、一 定ではありません。例えば寒冷な地域では春 から初夏にかけての芝草の成長期に最も頻繁 な刈り込みが必要となり、成長速度の落ちる 夏には8 ~10日に1度ぐらいの間隔になると 思われます。悪天候などで定期
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • ホイール・ナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジン・オイルとフィルタの交換を行う。 使用開始後最初の 200 時間 • プラネタリ・ギア・オイルを交換する • リア・アクスル・オイルを交換する • 油圧フィルタを交換する 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • エンジン・オイルの量を点検する。 冷却系統を点検する。 油圧オイルの量を点検してください。 タイヤ空気圧を点検する。 インタロック・スイッチの動作を点検してください。 水セパレータの水抜きと異物の除去。 エンジン部、オイル・クーラ、ラジエターを清掃する。 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティングの ゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか十分に点検してください。 50運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う。 • バッテリーの状態の点検 100運転時間ごと • オルタネータ・ベルトの磨耗と張りの点検
重要 エンジンの整備についての詳細はエンジン・マニュアルを、カッティングユニットの整備 にはカッティングユニットマニュアルを参照してください。 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 木 水 金 土 日 インタロックの動作 ブレーキの動作 エンジン・オイルの 量を点検 冷却系統を点検 燃料・水セパレー タの水抜き エアフィルタのイン ジケータの表示 ラジエター、オイ ル・クーラ、スク リーンの汚れ エンジンからの異 常音 1 運転操作時の異 常音 油圧オイルの量を 点検 油圧ホースの磨耗 損傷を点検 オイル漏れなど タイヤ空気圧を点 検する。 計器類の動作 グリスアップ2 塗装傷のタッチ アップ 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズ ルを点検する。 2.
定期整備ステッカー 図 21 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜いておくこと。 30
整備前に行う作業 潤滑 フードの外しかた ベアリングとブッシュのグリスアッ プ フードを取り外すと、エンジン部へのアクセス が楽になります。 定期的に、全部のベア リングとブッシュにNo.2 汎用リチウム系グリスを注入します。通常の使 用では 50 運転時間ごとに行いますが、機体を 水洗いしたあとは整備間隔に関係なく直ちにグ リスアップしてください。 1. ラッチ(図 22)を外し、フードを持ち上 げる。 グリスアップ箇所は以下の通りです: • ブレーキ・シャフトのピボット・ベアリン グ(5ヶ所)(図 24) 図 22 1. フード・ラッチ 図 24 2. フードのピンの止め紐をはずしてピンを抜 き、フード・チューブを後ろにスライドさ せる(図 23)。 • 後アクスル・ピボットのブッシュ(2ヶ所) (図 25) 図 25 図 23 1.
図 28 • カッティングユニットのキャリア・アーム のブッシュ(各カッティングユニットに1ヶ 所)(図 28) • 後ローラのベアリング(各カッティングユ ニットに2ヶ所)(図 29) 図 26 1.
エンジンの整備 でください。異物がフィルタを通ってエン ジン部へ吹き込まれる恐れがあります。 エア・クリーナの整備 このエア洗浄により、1次フィルタを外した 時にホコリが舞い上がってエンジン部へ入 り込むのを防止することができる。 エア・クリーナ本体にリーク原因となる傷がな いか点検してください。破損していれば交換し てください。吸気部全体について、リーク、破 損、ホースのゆるみなどを点検してください。 3.
図 33 1. 図 35 エア・クリーナの安全フィルタ 1. 4. カバーについている異物逃がしポートを清 掃する。カバーについているゴム製のアウ トレット・バルブを外し、内部を清掃して 元通りに取り付ける。 5. アウトレット・バルブが下向き(後ろから 見たとき、時計の5:00と7:00の間になるよ うに)カバーを取り付ける。 6. インジケータ(図 30)が赤になっている場 合はリセットする。 エンジン・オイルのフィルタ 3. エンジン・オイルを入れる。運転操作 , 19ページの「エンジン・オイルを点検する」 を参照。 スロットルの調整 スロットル・レバーがシート・ベースのスロッ トに当たる前にエンジンのガバナ・レバーが低 速・高速固定ボルトに当たるように、スロット ル・ケーブル(図 36)を調整します。 エンジン・オイルとフィルタの整備 運転開始後50時間でエンジン・オイルの初回交 換を行い、その後は、150 運転時間ごとにオイ ルとフィルタを交換してください。 1.
燃料系統の整備 軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災 などを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷 えた状態で行う。こぼれた燃料はふき 取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は 燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6 ~ 13 mm 程 度下までとする。これは、温度が上昇し て燃料は膨張したときにあふれないよう に空間を確保するためである。 図 37 1. • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や 炎を絶対に近づけない。 3. • 安全で汚れのない認可された容器で保 存し、容器には必ずキャップをはめる こと。 4. 5. 6. 燃料タンク 燃料タンクは 800 運転時間ごとにタンクを空 にして内部を清掃してください。燃料系統が汚 染された時や、マシンを長期にわたって格納す る場合も同様です。タンクの清掃にはきれいな 燃料を使用してください。 水セパレータ 2.
クランプで固定する。フィルタに付いてい る矢印が噴射ポンプの方向を向くように取 り付けること。 燃料ピックアップ・チューブのス クリーン 燃料ピックアップ・チューブは、燃料タンク の内部にあって、スクリーンで燃料を濾過し、 燃料系統への異物の進入を防いでいます。必要 に応じて燃料ピックアップ・チューブを取り外 し、清掃してください。 図 39 1. 燃料噴射ポンプのエア抜きネジ 4. 始動キーを ON 位置に回す。電動燃料ポンプ が作動を開始し、エア抜きネジの周囲から エアが漏れ出てくるのが確認される。キー をON位置に保持したまま15秒間待つ。この 操作により、燃料に混入しているエアが燃 料タンクに逃がされる。ネジを締めてキー をOFFに する。 燃料系統からのエア抜き 1. 平らな場所に駐車する。燃料タンクに少な くとも半分まで燃料が入っていることを確 認する。 2.
電気系統の整備 充電中は爆発性のガスが発生する。 バッテリーの充電と接続 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに 火気を近づけない。 警告 5. 腐食防止のために両方の端子部にワセリン (Grafo 112X: P/N 505-47)またはグリスを 薄く塗る。プラス端子にゴムカバーを取り 付ける。 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 1. ラッチを外してフードを開ける。 2. バッテリー固定ストラップとカバー(図 41) を外 す。 6.
バッテリーの手入れ 走行系統の整備 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作 業を行う時には、オルタネータからのターミナ ル・コネクタを外してください。 ホイール・ナットのトルクの点検 注 50 運転時間ごとまたは1週間に1度、バッテ リーを点検してください。端子や周囲が汚れて いると自然放電しますので、バッテリーが汚れ ないようにしてください。洗浄する場合は、ま ず重曹と水で全体を洗います。次に真水です すぎ、腐食防止のために両方の端子部にワセ リン(Grafo 112X: P/N 505-47)を薄く塗っ てください。 この整備を怠ると車輪の脱落や破損から人 身事故につながる恐れがある。 運転開始後1~4時間で1回、また、8時間で 1回、 ホイール・ナットのトルク締めを 115~ ~136 N.m N.m。 。そ の 後 行 う 。 ト ル ク 値 は 115 は 200 運 転 時 間 ご と に 締 め 付 け を 行 っ て ください。 ヒューズ 注 前ホイールナットは1/2-20 UNFネジです。 後ホイールナットはM12×1.
プラネタリ・ギア・オイルの交換 6. 点検/ドレン・プラグが時計の2時又は10時 の位置に くるように駐車する。 200運転時間で初回交換を行います。その後は 800運転時間ごと又は 1 年に 1 回のうち早い方 の時期に交換してください。補給用には高品質 のSAE 85W-140 ギアオイルを使用してく ださ い。 7. 新しいSAE 85W-140オイルを入れる。容量は 500 cc。 (穴が2 時または10 時の位置にあ る状態で)穴のフ チまでオイルを入れる。 プラグを取り付ける 8. 反対側のプラネタリ・ギア・アセンブリも 同様に作業する。 1. 平らな場所で、ホイールの点検/ドレン・プ ラグ(図 44) が一番下(時計の6時の位 置)に来るように停止させる。 リア・アクスル・オイルの点検 リア・アクスルには出荷時にSAE 85W-90 ギア・ オイルを注入しています。初めて使用する前お よび 400 運転時間ごとに量を点検してくださ い。。容量は2.4 リットルです。オイル漏れの 目視点検は毎日行ってください。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
図 47 1. ドレン・プラグの位置 図 48 1. ポンプ・ロッド 2. 3. オイルが抜けやすいように点検用プラグ(3 個)を 抜く。 ポンプ・コントロール・チュー ブ 5. 車輪の回転が止まったら、ナットを締めて 調整を固定する。 6. エンジンを停止し、右ブレーキ をゆるめ る。ジャッキ・スタンドをはずし、機体を 床に下ろす。試験運転で調整を確認する。 4. 各ドレン・プラグからオイルを抜き、容器 で回収する。 5. プラグを取り付ける 6. 点検穴から、新しい85W-90 オイルを入れ る。容量 は2.4リットル。穴の縁まで入れ ばよい。 後輪のトーインの点検 7. 点検プラグを取り付ける 800運転時間ごと又は1年に1回点検を行って ください。 1. 後輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間 距離を測る(アクスルの高さ位置で計測)。 前での計測が 3 mm小さければ正常である。 2.
冷却系統の整備 せる。タイロッドの接続端側のクランプを 締める。 6. アクスル・ケース・サポートのボール・ジョ イント を取り付け、指締めする。トーイ ンを計測確認す る。 エンジンの冷却システムの整備 エンジン部、オイル・クーラ、ラジエターは毎 日清掃してください。汚れが激しければより頻 繁な清掃が必要です。 7. 必要に応じ、上記の調整手順を繰り返す。 8. 調整ができたらナットを締め、新しいコッ ターピンで固定する。 1. 後スクリーン(図 50)のラッチをはずし て後部を開ける。スクリーンを丁寧に清掃 する。 注 蝶番のピンを抜けばスクリーンは外れ ます。 図 50 1. 後部スクリーンのラッチ 2. オイル・クーラのラッチ(図 51)を回し て外す。 図 51 1. オイル・クーラのラッチ 3.
ブレーキの整備 ブレーキの調整 ブレーキ・ペダルの遊びが25 mm以上となった り、ブレーキの効きが悪いと感じられるように なったら、調整を行ってください。遊びとは、 ブレーキ・ペダルを踏み込んでから抵抗を感じ るまでのペダルの行きしろを言います。 1. 左右のペダルが独立に動けるように、ブレー キ・ペダルのロックピンを外す。 2. 行きしろを小さくするにはブレーキを締め る: 図 52 1. オイル・クーラ 2. ラジエター A. ブレーキ・ケーブル(図 53)の端にあ る前ナッ トをゆるめる。 重要 ラジエターやオイル・クーラを水で洗 浄するとサビなどが発生しやすくなり、機 器の寿命が短くなります。 4. オイル・クーラを元に戻し、スクリーンを 閉める。ラッチでフレームに固定し、スク リーンを閉じる。 図 53 1. ブレーキ・ケーブル B. 後ろナットを締めてケーブルを後ろへ 引く。行 きしろが13 mm~25mm になる ように調整する。 C.
ベルトの整備 油圧系統の整備 オルタネータ・ベルトの整備 油圧オイルの交換 オアウタネータのベルト(図 54)は100運転時 間ごとに点検します。 通常は 800 運転時間ごとにオイルを交換しま す。オイルが汚染されてしまった場合は油圧系 統全体を洗浄する必要がありますので、Toro 代 理店にご連絡ください。。汚染されたオイルは 乳液状になったり黒ずんだ色なったりします。 1. プーリとプーリの中間部分を45 N で押さえ た時に 10 mm程度のたわみがでるのがよい。 2. たわみが 10 mm 程度でない場合には、オル タネータ取り付けボルト(図 54)をゆる める。適当な張りに調整してボルトを締め る。ベルトのたわみが適切に調整されたこ とを確認する。 1. エンジンを止め、フードを開ける。 2. 油圧オイル・タンクからケース・リターン・ ラインを外し、流れ出すオイルを大型の容 器に受ける。オイルが全部流れ出たらライ ンを元通りに接続する。 3.
高圧で噴出する油圧オイルは皮膚を貫通 し、身体に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホース に傷や変形がないか接続部が確実に締 まっているかを確認する。 • 油圧のピンホール・リークやノズルから は油圧オイルが高圧で噴出しているの で、手などを近づけないでください。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を 使ってください。 図 55 1. • 油圧システムの整備作業を行う前に、内 部の圧力を完全に解放しておくこと。 油圧フィルタ • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直 ちに専門医の治療を受けてください。 油圧システムのテストポート 油圧回路試験実施用にテストポートがあります 必要に応じToro代理店にご相談ください。 テストポートA(図 57)は、右フレーム・レー ルのフィ ルタ・マニホルドにあります。走行 回路のチャージ圧の測定用です。 図 56 1. 油圧フィルタ 4. 取り付け部が汚れていないのを確認する。 ガスケットがフィルタ・ヘッドに当たるま で手で回して取り付け、そこから更に1/2 回転増し締めする。 5.
図 60 1. 図 58 1. .テストポートB(カウンタバ ランス) テストポートF(デッキ) 2. テストポートG(デッキ) テストポートH(図 61)は、後退走行回路の 金属パイプ部にあります。後退走行時の油圧を 測定するためのポートです。 2. 2.テストポートC(4輪駆 動) テストポートI(図 61)は、前進走行回路の 金属パイプ部にあります。前進走行時の油圧を 測定するためのポートです。 テストポートD(図 59)は、運転席のシー ト・プレートのポンプ・アセンブリ前部にあり ます。ステアリングの油圧を測定するための ポートです。 テストポートE(図 59)も、運転席のシー ト・プレート のポンプ・アセンブリ前部にあ ります。昇降回路の油圧を測定するためのポー トです。 図 61 1. テストポートH(後退) 2.
洗浄 スパーク・アレスタ・マフラーの整 備 200 運転時間ごとに、マフラーにたまったカー ボンの除去を行ってください。 1. マフラーの下側の掃除穴からパイプ・プラ グを抜き出す。 図 62 1. カウンタバランス・ダイヤル 2. 走行補助バルブ 走行補助バルブ(図 62)はカウンタバランス 回路の油圧を高めたい時に使用します推奨油圧 は、走行油圧が124 kg/cm (1800 psi) 以上の ときに 49 kg/cm2 (700 psi) です。調整ネジ (図 62)を右に回すと圧力が上昇し、左に回 すと下がります。 マフラーが熱くなっていると火傷を負う おそれがある。 マフラーの周囲で作業を行うときには注意 すること。 2. エンジンを掛ける。木片や金属の板で通常 の排気口 を塞いで排気が掃除穴から噴出 すようにする。カーボンが排出されなくな るまで待つ。 重要 調整は、トラクションユニットのオイル が通常の作動温度まで上昇してから行ってく ださい。 掃除穴の真後ろに立たないこと。 必ず安全めがねを着用すること。 3.
保管 トラクションユニット 1. トラクションユニット、カッティングユニッ ト、エンジンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する;運転操作 , 19ページの「タイヤ空気圧を点検する」を 参照 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、 必要な締 め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをか け、タッチアップする。金属部の変形を修 理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う: A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を 重曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部にワセ リン(Grafo 112X: P/N 505-47)を薄く 塗る。 D. 電極板の劣化を防止するため、60日ごと に24時間かけてゆっくりと充電する。 7. カッティング・デッキの整備用ラッチを掛け る(グランドマスター 4700-D のみ)。 エンジン 1. エンジン・オイルを抜き取り、ドレン・プ ラグをはめる。 2.
図面 電 気 回 路 図 (Rev.
電 気 回 路 図 (Rev.
油 圧 回 路 図 (Rev.
油 圧 回 路 図 (Rev.
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