Form No. 3417-100 Rev B Groundsmaster® 4500-D お よ び 4700-D ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト シリ ア ル 番 号 401110001 以 上 モ デ ル 番 号 30873—シ シリ ア ル 番 号 401410001 以 上 モ デ ル 番 号 30874—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 この説明書では、危険についての注意を促すための 警告記号図 2を使用しております。これらは死亡事故 を含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら、必ずお守りください。 詳細な内容については、マシンに同梱されているエン ジンメーカーからの情報をご参照ください。 g000502 図2 はじめに 1. 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 この機械は回転刃を使用するロータリー式乗用芝刈り 機であり、そのような業務に従事するプロのオペレータ が運転操作することを前提として製造されています。こ の製品は、集約的で高度な管理を受けているゴルフ 場やスポーツフィールドの芝生、あるいは商用目的で 使用される芝生に対する刈り込み管理を行うことを主 たる目的として製造されております。本機は、雑草地 や道路わきの草刈り、農業用地における刈り取りなど を目的とした機械ではありません。 目次 安全について ..
冷却系統の清掃 ...........................................56 ブレーキの整備 .................................................... 57 ブレーキの調整.............................................57 ベルトの整備 ........................................................ 57 オルタネータベルトの整備 ...............................57 油圧系統の整備 ................................................... 58 油圧系統に関する安全確保.............................58 油圧オイルの量を点検する..............................58 油圧オイルの交換 .........................................59 油圧フィルタの交換...........
安全について この機械は、EN ISO 5395:2013 規格およびANSI B71.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal93-7818 93-7818 decal107-1971 1. 107–1971 警告ブレードボルト/ナットは115-149 N·m11.8-15.2 kg.m = 85-110 ft-lbにトルク締めするトルク締めの方法については オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal98-4387 98-4387 decal107-1972 1. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 107-1972 1. 物が飛び出す危険 マルチングバッフルを取り付けて使用す るときにはハイリフトブレードを使用しないで通常のブレード を使用すること。 decal106-6754 106-6754 1. 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 decal117-4763 117-4763 1.
decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 decal117-4764 爆発の危険 2. バッテリーに人を近づけな いこと。 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 1. 117-4764 6. 1. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. 2. 手や指の切断の危険 可動部に近づかないこと。すべての ガード類を正しく取り付けて使用すること。 バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9. 3. 足の切断の危険 可動部に近づかないこと。すべてのガー ド類を正しく取り付けて使用すること。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 5. を読むこと 。 decal117-4765 117-4765 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2.
decal121-3887 121-3887 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal120-8947 120-8947 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 4. ROPS を立てて運転する 時はシートベルトを着用す ること。 2. ROPS を下げた状態で は、ROPS による安全保 護は機能しない。 5. ROPS を降ろして運転する 時はシートベルトを着用し ないこと。 3. ROPS を立てれば転倒時 の保護が機能する。 6. decal136-2931 136-2931 グランドマスター 4500 のみ 旋回操作はゆっくり行うこ と。 decal121-3884 121-3884 1. エンジン 停止 2. エンジン予熱 3. エンジン 始動 7 1. カッティングユニット上昇。 2. クルーズコントロールをセッ トする。 3.
decal127-3700 127-3700 グランドマスター 4700 のみ 1. 上昇左カッティングユニット 2. 上昇中央カッティングユニッ 5. クルーズコントロールを解 ト 除する。 3. 上昇右カッティングユニット 4. クルーズコントロールをセッ トする。 decal125-4606 125-4606 1. decal125-4605 125-4605 1. 電動シート10 A 2. 作業ランプ10 A 3. エンジン10A 4. 電源ポート10 A 5. インフォセンター2 A 6. 供給電流10 A 7. GM4700 コントローラ2 A 8. 供給電流7.5 A 9. GM4500 コントローラ2 A 10.
decal121-3627 121-3627 1. 刈高設定 decal127-6447 127-6447 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる 法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のも とでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。使用する 3. 転倒の危険傾斜が16°を超 える斜面に乗り入れないこ と。 4. 下り斜面を走行運転すると 6. きにはカッティングユニットを 下げ、必ずシートベルトを着 用すること。 前に全員がトレーニングを 受けること。 2. 警告牽引については オペ レーターズマニュアル を読 むこと。 5. 9 警告斜面に駐車しないこと平 7.
decal127-6448 127-6448 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる 法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のも とでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。使用する 3. 転倒の危険傾斜が21°を超 える斜面に乗り入れないこ と。 4. 下り斜面を走行運転すると 6. きにはカッティングユニットを 下げ、必ずシートベルトを着 用すること。 前に全員がトレーニングを 受けること。 2. 警告牽引については オペ レーターズマニュアル を読 むこと。 5. 10 警告斜面に駐車しないこと平 7.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 警告表示ステッカー 1 警告ステッカーを貼り替えますCE諸国 用のみ 。 2 フードラッチブラケット リベット ワッシャ ねじ ¼" x 2" ロックナット ¼" 1 2 1 1 1 フードラッチを取り付けます。 3 必要なパーツはありません。 – ローラスクレーパオプションの調整。 4 必要なパーツはありません。 – マルチングバッフルオプションを取り付 けます。 5 必要なパーツはありません。 – マシンの準備を行います。 その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 エンジンマニュアル 1 整備の詳細についてはマニュアルを参照。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧ください。 規格適合認定書 1 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 警告ステッカーを貼り替えます 諸国用のみ 。 CE諸 この作業に必要なパーツ 1 警告表示ステッカー 手順 CE 規
2 フードラッチを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 フードラッチブラケット 2 リベット 1 ワッシャ 1 ねじ ¼" x 2" 1 ロックナット ¼" g012629 図4 1. CE 用ロックブラケット 手順 2. ボルトとナット 5. フードの内側で、ワッシャをフードの内側の穴に 整列させる。 1. フードラッチブラケットからフードラッチを外す。 6. 2. フードラッチのブラケットをフードに固定している リベット2本を外し 図 3 フードからフードラッチの ブラケットを取り外す。 ブラケットとワッシャをフードにリベットで固定す る図 4。 7. フードを閉じてラッチをフードラッチブラケットに かける 図 5 。 g012630 図5 g012628 1. 図3 1. フードラッチブラケット 2. リベット 3. フードを開けて穴の後ろ側にアクセスできるよう にする。 4. CE ロックブラケットとフードラッチブラケットの穴 を、フードの穴に整列させる図 4。 8.
4 マルチングバッフル オプショ ン の取り付け 必要なパーツはありません。 g012631 図6 1. ボルト 2. ナット 3. 手順 フードラッチブラケットの アーム 1. チェンバの後壁および左側面の壁についている取 り付け穴を十分に清掃して異物を取り除く。 2. 後部の取り付け穴にマルチングバッフルを取り付 け、フランジヘッドボルト 5 本で固定する図 8。 3 ローラスクレーパ オプション の 調整 必要なパーツはありません。 手順 後ローラスクレーパオプションは、スクレーパとローラと の間に 0.5-1 mm の平行な隙間があるときに最も効率 よく機能するように設計されています。 1. g011347 図8 1. グリスフィッティングと取り付けねじをゆるめる 図 7。 3.
製品の概要 5 各部の名称と操作 マシンの準備を行う 必要なパーツはありません。 手順 1. 平らな場所に駐車する。 2. カッティングユニットを下降させる。 3. 駐車ブレーキを掛ける。 4. エンジンを止め、キーを抜き取る。 5. 運転前にタイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧 を点検する (ページ 25)を参照。 g009979 図9 重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の 高い刈り込みを実現するために、すべてのタイヤ の空気圧を正しく維持してください。タイヤ空気圧 は規定値以下にしないで下さい。 6. 7. 9. エンジンを作動させる前に、冷却系統を点検す る 冷却系統を点検する (ページ 55)を参照。 10. 運転前に機械のグリスアップを行う ベアリングと ブッシュのグリスアップ (ページ 41)を参照。この 作業を怠るとマシンに急激な磨耗が発生します から注意してください。 4. 走行ペダル 5. チルト調整ペダル 3.
ハイ・ロー速度コントロール みながら、つま先ペダルを踏み込みます。ブレーキを 解除するには、駐車ブレーキラッチが解除される左右 どちらかのペダルを踏み込みます。 このスイッチ図 10で、芝刈り作業用と移動走行用の モードの切り換えを行います。速度レンジハイとローの 切り換えは、カッティングユニットを上昇させ、PTO とク ルーズコントロールを解除し、走行ベダルをニュートラ ル位置にセットし、低速走行状態で行ってください。 チルト調整ペダル このペダルを踏み込み、ハンドルを適当な位置に調整 します 調整ができたらペダルから足を離すと調整が 固定されます 図 9 。 注 ハイHiレンジでは、カッティングユニットを作動させ ることも、下降させることもできません。 キースイッチ 昇降スイッチ キースイッチ図 10には3つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTです。 昇降スイッチで、カッティングユニットの昇降を行います 図 10。スイッチの前側を押すとカッティングユニットが 下降し、後側を押すとカッティングユニットが上昇しま す。カッティングユニットが降下した状態でマシンを始動
アームレスト調整ノブ ノブを回してアームレストの角度を調整することがで きます 図 12 。 背もたれ調整レバー 背もたれの角度を調整するレバーです図 12。 体重調整ゲージ 適正に調整できると、インジケータに表示が出ます図 12。運転席の高さも調整できますサスペンションを緑色 の範囲で調整してください。 体重調整レバー g036845 体重に合わせてこのレバーで調整します図 12。レ バーを引き上げると空気圧が高くなり、押し下げると 低くなります。体重ゲージが緑色の範囲に入れば、 調整は適切です。 図 11 1. 電源ソケット 2.
• 右ボタン右向き矢印が表示されたとき、その先にあ るメニュー項目を見るために使用します。 • ブザーカッティングユニットを下降させるときや、故 障発見時などに音が鳴ります。 イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
Mow Speed刈込速度 刈り込み時ローレンジの最高 速度を設定します。 Trans.
カウンタバランスの設定 1. 「設定メニュー」で、下へスクロールしていく と「カウンタバランス」がありますから、ここで 右ボタンを押します。 2. 右ボタンで、低、中、高、から選択します。 「保護メニュー」の設定が終了したら、左ボタンを押し てメインメニューに戻り、次にもう一度左ボタンを押して 動作メニューRun Menuに戻ります。 旋 回 モ ー ド の ON/OFF 設 定 1. 「設定メニュー」にて、下へスクロールすると 「旋回Turnaround」があります。 2. 右ボタンで、ON と OFFの切り替えを行います。 3.
仕様 g198614 図 14 21
各マシンの主な仕様 仕様一覧 内容 4500-D 図 14 記 号 4700-D 図 14 記 号 刈幅 280 cm D 380 cm F カッティングユニット降下 時 286 cm E 391 cm G カッティングユニット上昇 時移動走行 224 cm A 224 cm A 前 224 cm B 224 cm B 後 141 cm M 141 cm M 226 cm C 226 cm C カッティングユニット降下 時 370 cm H 370 cm H カッティングユニット上昇 時移動走行 370 cm L 370 cm L 全幅 トレッド を含 む 高 さ ROPSを 全長 地上高 15 cm ホイールベース 171 cm 15 cm K 171 cm K 純重量 カッティングユニットを含み、 油脂類を含まない 1937 kg 2277 kg 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 カッティングユニットの仕様 仕様一覧 長さ 86.4 cm 幅 86.
運転操作 エンジンオイルの量を点検する 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 エンジンを始動させる前に、エンジンオイルの量を点 検してください手順は エンジンオイルの量を点検する (ページ 43)を参照してください。 運転の前に 冷却系統を点検する エンジンを始動させる前に、冷却系統を点検してくだ さい手順は 冷却系統を点検する (ページ 23)を参照 してください。 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 • 油圧システムを点検する 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 エンジンを始動させる前に、油圧系統を点検してくだ さい手順は 油圧オイルの量を点検する (ページ 58)を 参照してください。 • 安全な運転操作、各部の操ン方法や安全標識など に十分慣れておきましょう 燃料・水セパレータの水抜き • • エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。 水セパレータの水抜
燃料を補給する 180日以内に使いきれる程度の量を購入するように してください。 気温が -7°C 以上では夏用燃料2号軽油を使用します が、気温が -7°C 以下の季節には冬用燃料1号軽油ま たは1号と2号の混合を使用してください。低温下で冬 用ディーゼル燃料を使うと、発火点や流動点が下がっ てエンジンが始動しやすくなるばかりでなく、燃料の成 分分離ワックス状物質の沈殿によるフィルタの目詰まり を防止できるなどの利点があります。 g198621 気温が -7 ℃ 以上の季節には夏用燃料を使用する方 が、燃料ポンプの寿命を延ばします。 バイオディーゼル この機械はバイオディーゼル燃料を混合したB20燃料 バイオディーゼル燃料が20、通常軽油が80を使用する ことができます。ただし、混合されている軽油のイオウ 含有量は低レベルまたは極低レベルである必要があり ます。以下の注意を守ってお使いください。 バ イ オ デ ィ ー ゼ ル 燃 料 の 仕 様 ASTM D6751 または EN14214 ブ レ ン ド 燃 料 の 仕 様 に つ い て ASTM D975 または EN590 以下の注意を守っ
タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 タイヤの適正空気圧は、1.38 bar1.
重要 また、運転席がラッチで固定されていることを 確認すること。 3. まず前から調整を始めるので、ボルトを外す。 g011344 図 21 g201853 図 19 を立 て る ROPSを 1. 刈高ブラケット 2. 刈高プレート 3. スペーサ 4. チェンバを支えておきながらスペーサを取り外 す 図 21 。 5. 希望の刈り高にチェンバを合わせ、その刈り高の 穴とスロットにスペーサを通す図 22。 g201855 図 22 g201854 図 20 刈り高の調整 重要 このカッティングユニットは、リール式のカッティ ン グ ユ ニ ッ ト よ り も 、 実 際 の 刈 高 が 6 mm 程 度 低 く な ることがあります。したがって、リールモアと同じ刈高 で刈り込みたい場合には、リール式のユニットよりも 刈 高 を 6 mm 程 度 高 く 設 定 す る こ と が 必 要 に な る 場 合があります。 2. プレートとスペーサを整列させる。 7. ボルトを仮止め指締めする。 8.
ブレードの選択 注意 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 標準コンビネーションセイル 草の状態に関係なく、非常に効率よく草を立たせ、刈 りかすをきれいに分散させる。立ち上げをより強くある いは弱く、また排出速度をより強くあるいは弱くしたい 場合には、他のブレードの使用を考える。 インタロックスイッチは、オペレータが座席から立ち上 がっているのに走行ペダルが踏まれた場合にマシンを 停止させます。走行ペダルがニュートラル位置にある 時にはオペレータが座席を離れてもエンジンは停止しま せん。PTOスイッチがOFFになっていて走行ペダルを 踏み込んでいなければ、立ち上がってもエンジンは停 止しませんが、運転席を離れる場合には、エンジンを 停止させる習慣をつけるようにしてください。 1. 2. 3.
アクセサリの選択 アングルセイルブレード ハイリフトパラレルセイル ブレード マルチングバッ マルチングバッフル ローラスクレーパ 寒地型の芝草を少なくと も週 3 回刈る 草丈の1/3 以上を切 り込まない場合 に刈りかすの分散をきれ いにする ハ イ リ フ ト ・ パ ラ ローラに刈りかすがこび りつく、刈りかすが広く平 らにかたまって残るなど の場合にはいつでも使用 してよいスクレーパを使う とかえってこびりつきがひ どくなる場合がある。 フルと同時に使用しない こと) 芝生の刈り込み 刈高 19-44 mm ほとんどの場合に推奨 密度の低いまたはまば ら な草地で使用可能 芝生の刈り込み 刈高 50-64 mm 密度の高いまたはよく 繁 茂した草地に推奨 密度の低いまたはま ば らな草地に推奨 芝生の刈り込み 刈高 70-100 mm よく茂った草地で使用 可 能 ほとんどの場合に推奨 落ち葉のマルチング マルチングバッフルの使 用を推奨 不許可 コンビネーションセイルま たはアングルセイルとの み使用可能 長所 低い刈高で刈りかすを均 等に分散。バンカーや
• • • • • • エンジンを掛けたままで絶対に機体から離れないで ください。 運転位置を離れる前に集草バッグを空にする場合 や詰まりを除去する場合も – 平らな場所に駐車する。 – カッティングユニットを降下させ、アタッチメン トも降下させる。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – すべての動作が停止するのを待つ。 落雷の危険がある時には運転しないでください。 エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 この機械を牽引用車両として使用しないでください。 弊社Toro® カンパニーが認めた以外のアクセサリや アタッチメントを使用しないでください。 • • • • • • • • につ い て の 安 全 横 転 保 護 バ ー ROPSに 確認 外さ な い でください。 • POPSは機体から外 • 必ずシートベルトを着用し、緊急時にはシートベルト • • • • を迅速に外せるよう練習しておいてください。 頭上の障害物に注意し、これらに衝突しないように 注意してください。 ROPS自体に損傷がないか、また、取り付
却します。これを怠るとターボチャージャに問題が発 生する場合があります。 気温が -7°C 未満のときは、スタータモータを 30 秒間連続で作動させられます。その後は 60 秒間 休止してください。2回まで可能です。 エンジンを停止させる前に、各コントロールをすべて OFF にし、スロットルを最低速位置にセットします。こ れによりエンジン速度rpmが下がり、運転音も振動も小 さくなります。その後にキーをOFFにしてエンジンを停 止させてください。 重要 機体の点検を行う前に、エンジンが十分に 冷えていることを必ず確認してください。 エンジンの停止手順 エンジン冷却ファンの操作 重要 高負荷で運転した後は、エンジンを停止させる前 に5 分間程度のアイドリング時間をとってください。こ うすることにより、エンジン停止前にターボチャージャ の温度を下げることができます。これを怠るとターボ チャージャにトラブルが発生する可能性があります。 冷却ファンは、通常はマシンが自動制御しています。 後部スクリーンごみが付着すると、ファンは自動的に逆 転してごみを吹き飛ばします。通常の運転中は、ファ ンの回転速度は油
ヒント クルーズコントロールの使用 方法 運転操作 クルーズコントロールスイッチは、ペダルを固定して希 望走行速度を維持します。スイッチ後部を押すとクルー ズコントロール機能は解除され、スイッチ中央部はク ルーズコントロールスイッチが ON になり、スイッチ前 部で希望する走行速度を設定します。 注 ブレーキペダルを踏み込むか走行ペダルを後退側 に軽く踏み込むかするとクルーズコントロールは解除 されます。 • エンジンを掛ける。オートアイドル機能をOFFにして いる場合には、ハーフスロットルでウォームアップし ます。エンジンが温まったら高速に設定し、カッティ ングユニットを上昇させ、駐車ブレーキを解除し、 移動走行モードにセットし、静かに前進ペダルを踏 み込んで、安全な広い場所に移動してください。 • まず、前進、後退、停止を練習します。走行ペダ ルから足を離せばペダルは自動的にニュートラル位 置に戻って停止しますし、後退ペダルを踏み込ん でも停止します。 移動走行用ラッチの使用方法 注 下り坂を走行中に停止する場合は、後退ペダル グ ラ ン ド マ ス タ ー 4700 の み を利
刈り込み終了後の整備 刈り込み後の見映えの問題を解決す るには 刈り込み作業が終わったら、ノズルを付けないホース で機体を十分に水洗いしてくださいシール部やベアリン グへの浸水を防止するため。ラジエターおよびオイル クーラに刈りかすやごみが付着していたらきれいに取り 除いてください。洗車が終わったら、トラクションユニッ トおよびカッティングユニット各部およびブレードの磨耗・ 損傷などの点検を行ってください。 見映えのトラブルシューティングガイド Aftercut Appearance Troubleshooting Guideを参照してくださ い www.Toro.
カッティングユニットの保管用 ランヤード ひも の使い方 カッティングユニットを上昇させた状態で一晩あるいは 長期間格納する場合には、左右のカッティングユニット が下に降りてこないように、ランヤードを使用してくだ さい。移動走行中に、左右のカッティングユニットが 大きく揺れないようにしたい場合にも、ランヤードの 使用が有効です。 g225483 図 26 1. g225484 図 25 カッティングユニットの固定 キャリアシャフトの溝左右 の昇降アーム 2. ランヤードの輪 6. キャリアシャフトの溝にランヤードの輪を掛ける。 溝に完全に掛けること図 26。 7. マシンの反対側のカッティングユニットにも、ス テップ 5と6の作業を行う。 重要 カッティングユニットを降ろす時には、キャリア シャフトからランヤードを外す。 1. PTOが解除されていることを確認する。 2. 平らな場所に駐車する。 3. 駐車ブレーキを掛ける。 ランヤードの収納方法 4. カッティングユニットを一番上まで上昇させる。 5.
g036666 g225485 図 27 1. 補強プレートのスロットロー 2. ラサポート ランヤードの輪 g225685 図 28 1. トレーラへの積み込み • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには 安全に十分注意してください。 • 積み込みには、機体と同じ幅のある歩み板を使用 してください。 • 車体が落下しないように確実に固定してください。 2. 各バルブを左に 3 回転させるとバルブが開いてオ イルが内部でバイパスされるようになる。 注 3回転以上は回さないこと。オイルをバイパス させることにより、トランスミッ ションを破損するこ となく低速で機体を移動できる ようになります。 3.
g036664 図 29 g036665 図 30 35
保守 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。 注 www.Toro.
整備間隔 長期保管前 1年ごと 整備手順 • • • • • 燃料タンクを空にして内部を清掃します。 タイヤ空気圧を点検する。 全部のボルトナット類を点検する。 グリス注入部やピボット部全部をグリスアップする。 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理をする。 • 燃料ラインとその接続状態を点検する。 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 点検項目 月 火 水 木 金 インタロックの動作を点検す る。 ブレーキの動作を確認する。 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却液の量を点検する。 燃料・水セパレータの水を抜 く。 エアフィルタ、ダストカップ、 バルブを点検する。 エンジンから異常音がないか 点検する。 2 ラジエターとスクリーンの汚れ 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れがないか点検す る。 燃料残量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作を確認する。 刈高の調整の点検 グリスアップを行なう。2 塗装傷のタッチアップを行う。 1 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロー
要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 定期整備ステッカー decal125-4606 図 31 38
整備前に行う作業 マシンを持ち上げる ジャッキアップ用のポイント 保守作業開始前の安全確認 機 体 前 部 左右のホイールモータの前にあるフレーム 図 32 調整、清掃、修理、車両を離れる前に以下を行っ てください • 重要 ホイールモータ部分でジャッキアップしたり吊った りしないでください。昇降装置への荷重がモータ、油圧 配管、ホースなどに掛からないようにしてください。 – 平らな場所に駐車する。 – エンジン速度スイッチを長押ししてエンジン速度 をローアイドルにセットする。 – カッティングユニットを停止させ、下降させる。 – 走行ペダルがニュートラルになっていることを 確認する。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – すべての動作が停止するのを待つ。 – 保守作業は、各部が十分冷えてから行う。 • カッティングユニットを移動走行位置にして機械から 離れる場合、ロック装置や保管用ランヤードがあ る場合には、これらを使用してユニットを固定して ください。 • 可能な限り、エンジンを回転させながらの整備はし ない。可動部に近づかないでください。 • 必
フードを開ける 油圧昇降部にアクセスするに は 図 34のようにフードを開けてスイッチにアクセスでき るようにする。 図 35のように座席を倒せば油圧昇降部にアクセスでき るようになります。 g036674 g036706 図 34 図 35 40
潤滑 図 38に示す、ステアリングシリンダのボールジョイ ント 2ヶ所 • ベアリングとブッシュのグリス アップ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 洗浄後も同様。 グ リ ス の 種 類 リチウム系2号グリス グリスアップ箇所は以下の通りです • 図 36に示す、ブレーキシャフトのピボットのベアリ ング 5ヶ所 g009706 g009704 図 38 図 36 1.
• エンジンの整備 図 40に示す、スピンドルシャフトのベアリングカッ ティングユニット 1 台に 2 ヶ所 注 どちらでも使いやすい方のフィッティングを使って 構いません。スピンドルハウジングの底カッティング ユニットの下から少量のグリスがはみ出てくるまで ポンプでグリスを注入してください。 エンジンの安全事項 エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて行っ てください エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検 してください。破損していれば交換してください。吸 気部全体について、リーク、破損、ホースのゆるみ などを点検してください。 エアクリーナのフィルタの整備は、インジケータ図 42が 赤色になってから行ってください。早めに整備を行って も意味がありません。むしろフィルタを外したときにエン ジン内部に異物を入れてしまう危険が大きくなります。 g009708 図 40 • 図 40に示す、刈り込みデッキのキャリアアームの ブッシュカッティングユニット 1 台に 1 ケ所 • 図 41に示す、後ローラのベアリングカッテ
g198631 g009712 図 44 1. 2.
重要 エンジンオイルの量がディップスティックの上限 マークと下限マークの間にあるように管理してください。 多すぎても少なすぎてもエンジンに悪影響が出ます。 1. 平らな場所に駐車する。 2. エンジンオイルの量図 45を点検する オイルの仕 様 (ページ 43)を参照。 エンジンオイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 250運転時間ごと エ ン ジ ン オ イ ル の 容 量 : 約 5.7 リットルフィルタ含む 1. エンジンを始動し、約5分間のウォームアップを 行ってオイルを温める。 2. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 3. エンジンオイルとフィルタを交換する図 46。 g198647 g198660 g031256 図 45 g031675 図 46 注 種類の異なるオイルを使うときには、古いオ イルを全部抜き取ってから新しいオイルを入れ ること。 4.
燃料系統の整備 水セパレータからの水抜き 整備間隔: 使用するごとまたは毎日—燃料フィルタ/水セ パレータから水や異物を流し出す。 危険 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で行い、燃料をこぼさぬ よう、補給に際しては漏斗などの器具を使用す る。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6-13 mm 程 度 下 ま で と する。これは、温度が上昇して燃料が膨張 したときにあふれないように空間を確保する ためである。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を 絶対に近づけない。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 図 48に示すようにして、燃料フィルタ/水セパレータ から水を流し出す。 燃料タンクの内部清掃 整 備 間 隔: 800運転時間ごと—燃料タンクを空にして内 部を清掃します。 長期保管前—燃料タンクを空にして内部を清掃 します。 燃料系統が汚染された時や、マシンを長期にわたっ て格納する
燃料フィルタのキャニスタの交換 燃料フィルタの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと—燃料フィルタのキャニス タは所定時期に交換してください。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 図 49に示すように燃料フィルタを交換する。 燃料フィルタのヘッドの周囲をきれいに拭く図 50。 g028799 図 50 1. g031412 図 49 46 燃料フィルタのヘッド 2. 燃料フィルタ 2. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 50 。 3. フィルタのガスケットにきれいなエンジンオイルを 塗る詳細についてはエンジンマニュアルを参照。 4. ドライフィルタキャニスタを、ガスケットが取り付 け部に当るまで手でねじ込み、そこからさらに½ 回転締め付ける。 5.
燃料系統からのエア抜き 燃料供給チューブのスクリー ンの清掃 エンジンを始めて始動するとき、燃料切れでエンジンが 停止したとき、燃料系統の整備作業水セパレータ内部 の清掃や燃料ホースの交換などを行った後では、燃料 系統からのエア抜きを行う必要があります。 燃料タンク内部にある燃料供給チューブには、燃料系 統に異物が入るのを防止するスクリーンがついていま す。必要に応じてこのチューブを取り外してスクリーン を清掃してください。 1. 燃料システムのプライミング手順は以下の通りです 燃料供給ホースを燃料供給チューブに固定してい るホースクランプを外す図 51。 1. 燃料タンクに燃料が入っていることを確認する。 2. キーを ON 位置に回して10-15秒間待つ。 注 これにより燃料ポンプから燃料ラインに燃料 が送られる。 重要 スタータを回してエンジンをクランキングさせて のプライミングはしないでください。 g036687 図 51 フィッティング 燃料供給 チューブ 4. ゴム製ブッシュ 2. ホースクランプ 5. スクリーン 3. 燃料供給ホース 1. 2.
電気系統の整備 危険 電解液には硫酸が含まれており、触れると 火傷を起こし、飲んだ場合には死亡する可 能性がある。 電気系統に関する安全確保 マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 • • バッテリーの状態の点検 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を行 う時には、コントローラとバッテリーのマイナスケーブル の接続を外してください。また、エンジン、インフォセン ター、およびコントローラの接続を外してください。 電解液を飲まないこと。また、電解液を 皮膚や目や衣服に付けないよう十分注意 すること。安全ゴーグルとゴム手袋で目と
g009986 decal125-4605 図 53 1. プラスケーブル 2. 図 54 マイナスケーブル 1. 4. 充電器に接続し、充電電流を 3-4 A にセットす る。3-4 Aで 4-8 時間充電する。 右側の物入れのカバーのラッチを外してベルト カバーを外し図 55、ヒューズブロックを露出さ せる 図 56 。 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火 気を近づけない。 5. 充電が終わったらチャージャをコンセントから抜 き、バッテリー端子から外す。 6. 赤い ケーブルをバッテリーの 端子に、 黒いケー ブル はバッテリーの 端子に固定する図 53 7. ボルトとナットでケーブルを固定する。 注 プラス端子が電極に十分にはまり込んでいる こと、ケーブルの配線に無理がないことを確認 する。ケーブルとバッテリーカバーを接触させ ないこと。 8. 9. 10. 腐食防止のために両方の端子部にワセリンGrafo 112XスキンオーバーグリスP/N 505-47またはグ リスを薄く塗る。 g009985 図 55 1.
走行系統の整備 g225611 図 57 g010255 図 56 1. 3. プラネタリドライブ端部のガタ の点検 ヒューズ 右側の物入れのカバーを閉じてラッチで固定す る 図 55 。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと プラネタリドライブとホイールとの間にガタがあっては なりません ホイールを軸方向に押し引きしたときにホ イールが動く場合はガタがあります。 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. 後ホイールに輪止めを掛け、機体前部を床から 浮かせ、前アクスルフレーム部をジャッキスタン ドで支える。 危険 ジャッキに載っている車体は不安定であり、 万一外れると下にいる人間に怪我を負わせる 危険が大きい。 3.
g028798 図 58 1. 前駆動輪 g225606 4. もう1個のホイールにもステップ3の点検を行う。 5. どちらか一方でもホイールが動く場合は、代理 店に連絡してリビルドしてもらう 図 60 1. 点検プラグ オイル量が不足している場合には、12 時の位置 にある補給プラグを外し、所定レベルである 3 時 の位置の高さになるまでオイルを補給する。 4. 各プラグについている O リングに磨耗や破損が ないか点検する。 注 必要に応じて O リングを交換してください。 ギ ア オ イ ル の 種 類 高品質の SAE 85W-140 ギアオイル 1. 2. 3. プラネタリギアオイルの点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと オイル漏れを発見した場 合はすぐに点検する。 点検プラグの穴 水平な床面で、補給プラグが時計の 12 時の位 置、点検プラグが 3 時、ドレンプラグが 6 時の位 置を指すように駐車する図 59。 5. 各プラグを取り付ける。 6.
重 要 650ml が 入 り 終 わ る 前 に 一 杯 に な っ て し 時間 ほ ど 待 つ か 、 一 度 プ ラ グ ま っ た 場 合 は 、 1時 を は め て マ シ ン を 3m ほ ど 移 動 さ せ る と 、 ブ レ ー キシステムにオイルがまわって残り量を補給す ることができるようになります。そのようにして全 量を入れてください。 g225609 図 61 1. ドレンプラグの穴 3. 点検プラグ 2. 補給プラグ 4. ドレンプラグ 3. 4. プラネタリハブの下にオイル回収容器を置き、6 時の位置にあるドレンプラグを外してオイルを抜 く 図 61 。 補給用、点検用、ドレン用の各プラグについてい る O リングに磨耗や破損がないか点検する。 g225610 図 63 1. 補給プラグの穴プラネタリ ハウジング 2. 補給プラグ 注 必要に応じて O リングを交換してください。 5. 6. プラネタリハウジングのドレン穴にプラグを取り付 ける 図 61 。 ブレーキハウジングの下に容器を置き、プラグを 外してオイルを抜く図 62。 2.
ア ク ス ル の 容 積 2.4 リットル 1. 平らな場所に駐車する。 2. ドレンプラグそれぞれの端部に1本ずつ、中央に 1本全部で3本の周囲をきれいにする図 67。 g009717 図 67 g036704 図 65 1. ドレンプラグの位置 3. ギアオイルが抜けやすなるように、オイル量点検 プラグとメインアクスルのベントキャップを外す。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 4. 各ドレンプラグから出るオイルを容器で回収する。 後アクスルには SAE 85W-140 ギアオイルを入れて出 荷しています。容量は2.4 リットルです。オイル漏れ の目視点検は毎日行ってください。 5. プラグを取り付ける。 6. 点検用プラグを外し、そこから 85W-140 ギアオ イルをおよそ 2.4 リットル入れる。穴の下側の縁 までオイルが入ればよい。 7. 点検プラグを取り付ける。 後アクスルオイルの点検 1. 平らな場所に駐車する。 2.
g009718 図 70 1. g011488 図 68 1. ギアボックス 2. 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 1. 後輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距 離を測るアクスルの高さ位置で計測 図 69。 注 前での測定値が、後ろでの測定値より 3 mm 小さければ合格とする。 g009169 図 69 1. 機体前方 2. タイヤの後ろでの測定値よ りも 3 mm 小さい 2. 3. 中心線から中心線までの 距離 調整が必要な場合は、タイロッドのボールジョ イ ントのコッターピンとナットを外す図 70。アク スルケースサポートからタイロッドのボールジョイ ントを外す。 54 2. タイロッドのボールジョイント 3. タイロッド両側のクランプをゆるめる図 70。 4. 外したボールジョイントを内側または外側に1回転 させ、ロッドの自由側のクランプを締め付ける。 5. タイロッドアセンブリ全体を同じ方向に一回転内 側または外側にさせ、ロッドの接続側のクラン プを締め付ける。 6.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 冷却系統を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 g009702 図 71 冷 却 液 の タ イ プ 水とエチレングリコール不凍液の 50/50 混合液 1. 補助タンク 冷 却 液 容 量 8.5 リットル 1. ラジエターキャップを注意深く外す。 2. ラジエター内部の液量を点検する。ラジエターは 補給口の首の部分まで、補助タンクはFULLマー クまであれば適正です図 71。 3.
冷却系統の清掃 整備間隔: 使用するごとまたは毎日—エンジン部、オイ ルクーラ、ラジエターを清掃する。 汚れが激しければより頻繁な清掃が必要です。 このマシンには、油圧駆動式のファンが搭載されてお り、必要に応じて自動的に手動でも可能オイルクーラ/ ラジエターのファンを逆転させてスクリーンにたまったご みを吹き飛ばします。この機能により、オイルクーラ/ラ ジエターの清掃に必要な時間は短縮されますが、清 掃の必要がなくなるわけではありません。必ず、定期 的にオイルクーラ/ラジエターを点検し、必要に応じて 清掃してください。 1. 後部スクリーンのラッチを外してスクリーンを開 く 図 72 。 注 蝶番のピンを抜くとスクリーンを外すことが できます。 2. g020509 スクリーンを丁寧に清掃する。 図 73 1. オイルクーラ/ラジエター ラジ エ タ ー 部 を 水 で 清 掃 す る 重 要 オ イ ル ク ー ラ /ラ と、さびが発生したり、各部の破損が早く進む恐 れがあり、ほこりが固くこびりつくので水洗いは 避けてください。 4. g198662 図 72 1. 3.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータベルトの整備 ブレーキペダルの遊びが 25 mm以上となったり、ブレー キの効きが悪いと感じられるようになったら、調整を行っ てください。遊びとは、ブレーキペダルを踏み込んでか ら抵抗を感じるまでのペダルの行きしろを言います。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと プーリとプーリとの中間部を 約4.5 kg の力で押した時 に、10 mm 程度のたわみがあれば適正です。 1. 左右のペダルのロックをはずして、各ペダルがそ れぞれ自由に動くようにする。 たわみが10 mmでない場合には、オルタネータ取り付 けボルトをゆるめ図 75、 2. 行きしろを小さくするにはブレーキを締める 注 適当な張りに調整してボルトを締めてください。ベル A. トのたわみが適切に調整されたことを確認する。 ブレーキケーブル図 74の端にある前ナッ ト をゆるめる。 g009721 図 74 g020537 1. 図 75 ブレーキケーブル B.
油圧系統の整備 高粘度インデックス 低流動点アンチウェア油圧作 動 液 , ISO VG 46 物性: 粘度, ASTM D445 油圧系統に関する安全確保 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実 に解放する。 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 粘性インデックス ASTM D2270 流動点 ASTM D97 産業規格 cSt @ 40°C 44-50 cSt @ 100°C 7.9-9.
油圧オイルの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますので、Toro の正規代理店にご連 絡ください。汚染されたオイルは乳液状になったり黒 ずんだ色なったりします。 g198718 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. フードを上げる。 3. 油圧オイルタンクの底部からケースリターンライン を外し、流れ出すオイルを大型の容器に受ける。 4. オイルが全部流れ出たらホースを元通りに接続 する。 5. 油圧オイルタンクに油圧オイルを入れる 油圧オイ ルの量を点検する (ページ 58) を参照。 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しな いでください。他のオイルを使用するとシステム を損傷する可能性があります。 g031863 図 76 59 6. タンクにキャップを取り付ける。 7.
油圧フィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと トロの純正交換フィルタをお使いください後部用カッ ティングユニット用は P/N 94-2621、前部用チャージ 用は P/N 75-1310 です。 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器の保 証が適用されなくなる場合があります。 1. g036709 運転席を倒してデッキの油圧オイルフィルタにアク セスする 油圧昇降部にアクセスするには (ページ 40)を参照。 g201858 図 77 2. 図 78のようにして、油圧昇降部のチャージ油 圧フィルタを交換する。 g031621 図 78 3. 運転席を元に戻して固定する。 4. 機体右側にある戻りオイル用フィルタを交換す る 図 78 。 5.
カッティングユニットの保守 カッティングユニットを取り付 ける カッティングユニットを取り外す 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. カッティングユニットから油圧モータを外す図 79。 異物がつかないように、スピンドル上部にはカ バーを掛けておく。 1. カッティングユニットをマシンの前に置く。 2. カッティングユニットのキャリアフレームを昇降 アームのピボットピンにセットする図 80。カッティ ングユニットをピンに取り付けるリンチピングランド マスター 4500またはリテーナナットグランドマス ター 4700を使用する。 3. カッティングユニットに油圧モータを取り付ける図 79。Oリングを忘れずに、また、損傷させないよ う注意して取り付ける。 4. スピンドルにグリスを注入する。 前ローラの整備 前ローラに磨耗や過剰なガタ、固着などが発生して いないか点検してください。これらの症状が見られた ら、ローラの整備を行うか、必要部材の交換を行っ てください。 g011351 図 79 1.
ブレードの保守 前ローラの組み立て 1. 第一のベアリングをローラハウジングに押し込む 図 81。アウターレースのみを押すか、インナー レースとアウターレースを均等に押すかする。 2. スペーサを入れる図 81。 3. 第二のベアリングをローラハウジングに押し込む図 81。インナーレースがスペーサに接触するまで、 インナーレースとアウターレースを均等に押す。 4. ローラアセンブリをカッティングユニットのフレー ムに組み付ける。 5. ローラアセンブリとカッティングユニットのローラ 取り付けブラケットとの間の隙間が 1.5 mm 未満 となっていることを確認する。隙間が 1.5 mm を 超えている場合には、直径 ⅝" のワッシャを必要 なだけはさんで隙間を埋める。 刈り込みブレードについての 安全事項 磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、回転中 にちぎれて飛び出す場合があり、これが起こるとオペ レータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場 合には死亡事故となる。 重 要 ロ ー ラ ア セ ン ブ リ 取 り 付 け 時 に 1.
4. ソケットヘッドボルト/スペーサとフランジナットを 固定する。 注 ソケットヘッドボルトとスペーサとは、カッティン グユニットのフレームの内側に落ちないようにねじ 山用の接着剤で接着しています。 5. 12時位置での高さを測定し、必要に応じて調整 を行う。 6. 左右の刈り高ブラケットの両方ともに調整が必要 か、片方のみの調整でよいか判断する。 注 3 時位置または 9 時位置が、新しい前位置 の高さよりも 1.6-6.0 mm 高い場合には、その側 での調整は不要である。反対側の高さを調整 して、正しい側の高さ ±2.2 mm の範囲になる ようにする。 g011353 図 82 5. 6. 印の付いている端部を3時の位置と9時の位置に 向けて図 82それぞれ高さを測定する。 12時位置での測定値を、刈り高の設定値と比較 する。差が 0.7 mm 以内であれば適正とする。3 時および 9 時位置での高さが、12時位置での高 さよりも 1.6-6.0 mm 高く、3 時および 9 時位置で の高さの差が 2.
4. ブレード、芝削り防止カップ、ボルトを取り付け てボルトを115-149 N·m11.8-15.2 kg.m = 85-110 ft-lbにトルク締めする。 重要 ブレードの立っている側 セール部 がカッティ ングデッキの天井を向くのが正しい取り付け方で す。 注 デッキが何かに衝突した場合には、全部のス ピンドルプーリナットを115-149N·m11.8-15.2kg.m = 85-150ft-lbにトルク締めしてください。 ブレードの点検と研磨 高品質の刈りを実現するためには、刃先と、刃先の反 対側にある立ち上がった部分であるセイル部の両方が 重要です。セイル部は、風を起こして草を真っ直ぐに 立て、均一な刈りを実現するものです。ブレードの使 用にともなってセイル部も摩耗し、刃先が鋭く維持され ていても、刈りの質は落ちてきます。草を引きちぎるの でなく、カットするためには、当然刃先が鋭利でなけれ ばなりません。刃先が鈍くなっていると、葉の切り口が ささくれ立っていたり茶色に変色したりします。このよう な状態が見られたら、ブレードを研磨してください。 1.
保管 レードボルトで固定する ブレードの取り外しと取り 付け (ページ 63)を参照。 シーズン終了後の格納準備 トラクションユニット 1. トラクションユニット、カッティングユニット、エンジ ンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 25)を参照。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必要な 締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアップす る。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、タッ チアップする。金属部の変形を修理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う 7. A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を重 曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部にワセリン Grafo 112X: P/N 505-47を薄く塗る。 D.
カッティングユニットのデッキ カッティングユニットデッキをトラクションユニットから外し た場合は、必ずスピンドルの上部にスピンドルプラグを 取り付けて、ほこりや水の浸入を防止してください。 g036712 図 87 1. スピンドルプラグ 2.
欧州におけるプライバシー保護に関するお知らせ トロが収集する情報について トロ・ワランティー・カンパニートロは、あなたのプライバシーを尊重します。この製品について保証要求が出された場合や、製品のリコールが行われた場合に あなたに連絡することができるように、トロと直接、またはトロの代理店を通じて、あなたの個人情報の一部をトロに提供していただくようお願いいたします。 トロの製品保証システムは、米国内に設置されたサーバーに情報を保存するため、個人情報の保護についてあなたの国とまったく同じ内容の法律 が適用されるとは限りません。 あなたがご自分の個人情報を提供なさることにより、あなたは、その情報がこの「お知らせ」に記載された内容に従って処理されることに同意したこ とになります。 トロによる情報の利用 トロでは、製品保証のための処理ならびに製品にリコールが発生した場合など、あなたに連絡をすることが必要になった場合のために、あなたの個人情報を 利用します。また、トロが上記の業務を遂行するために必要となる活動のために、弊社の提携会社、代理店などのビジネスパートナーに情報を開示する場 合があります。弊社があなたの個人情報を他
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • • 通常の使用にともなう音、振動、磨耗、損耗および劣化。 通常の使用に伴う「汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、 ステッカー類、窓などに発生する汚れや傷を含みます。 部品 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取