Form No. 3438-426 Rev C Groundsmaster® 4500-D お よ び 4700-D ロ ー タ リ ー モ ア シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 30885—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 30887—シ 製品の登録は www.Toro.com.
ビスにおたずねください。お問い合わせの際には、必 ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせくださ い。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニ
目次 ディーゼル微粒子フィルタ DPF の再 生............................................................38 エンジン冷却ファンの操作 ...............................50 ヒント ................................................................ 50 運転終了後に ...................................................... 51 安全に関する一般的な注意 .............................51 カッティングユニットの保管用ランヤードひもの 使い方 .....................................................51 移動走行用ラッチの使用方法...........................52 トレーラへの積み込み ....................................53 緊急時の牽引移動 ..........
安全について ベルトの整備 ........................................................ 76 オルタネータベルトの整備 ...............................76 油圧系統の整備 ................................................... 76 油圧系統に関する安全確保.............................76 油圧オイルの点検と交換 ................................76 油圧ラインとホースの点検 ...............................79 カッティングユニットの保守..................................79 カッティングユニットを取り外す ..........................79 カッティングユニットを取り付ける .......................80 前ローラの整備............................................
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal93-7818 93-7818 decal107-1972 1. 107-1972 警告ブレードボルト/ナットは115-149N·m11.8-15.2kg·m = 85-110 ft-lbにトルク締めするトルク締めの方法については オペレーターズマニュアル を読むこと。 1. 物が飛び出す危険 マルチングバッフルを取り付けて使用す るときにはハイリフトブレードを使用しないで通常のブレード を使用すること。 decal98-4387 98-4387 1. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 decal112-5297 112-5297 1. 2. decal106-6754 106-6754 1. 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足の切断など、ベルトによる巻き込み事故の 危険可動部に近づかないこと。 decal106-6755 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 2.
decal117-4766 117-4766 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険可動部に近づかな いこと 使用時にはすべての安全カバー類を正しく取り付け ておくこと。 decal117-4763 117-4763 1. 駐車ブレーキの掛け方左 2. 駐車ブレーキの解除のし 右のペダルをピンでつな 方 ロックピンを外し、ペダ ぐ 駐車ブレーキペダルを踏 ルを踏んで解除する。 み込んで、つま先ペダル を掛ける。 decal117-4764 117-4764 decal120-8947 120–8947 1. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 2. 刈り込み刃で手や指を切断する危険 可動部に近づかないこ と。すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 3. 刈り込み刃で足を切断する危険 可動部に近づかないこと。 すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 1. decal117-4765 117-4765 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 始動補助剤の使用禁止 6 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 4.
decal127-3700 127-3700 グランドマスター 4700 のみ decal121-3884 121-3884 1. エンジン 停止 2. エンジン予熱 3. 1. 上昇左カッティングユニット 2. 上昇中央カッティングユニッ 5. クルーズコントロールを解 ト 除する。 3. 上昇右カッティングユニット 4. エンジン 始動 クルーズコントロールをセッ トする。 decal121-3887 121-3887 1. decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 オペレーターズマニュアル を読むこと。 爆発の危険 2. バッテリーに人を近づけな いこと。 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 1. 5. 6. 9.
decal136-3185 136-3185 1. ヘッドライト OFF 5. 低 2. ヘッドライト ON 6. 左刈り込みデッキを下降さ せる 3. High/Low - Auto 7. 中央刈り込みデッキを下降 させる 8. 右刈り込みデッキを下降さ せる 4. 走行コントロール decal136-3338 136-3338 1. TEC 7.5 A 8 2. 電源 10A 3. 4. インフォセンター2 A 補助電源—10 A 5. 作業用ライト10 A 6. 電動シート10A 7. エンジン10A 8. TEC 2 A 9. 10.
decal138-6978 138-6978 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal121-3627 121-3627 1.
4500 シリーズのマシンを CE* 基準に適合させる場合に P/N 112-5297 の上から貼り付ける* (モデル番号30885) decal127-6447 127-6447 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる 法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のも とでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。使用する 3. 転倒の危険傾斜が16°を超 える斜面に乗り入れないこ と。 4. 下り斜面を走行運転すると 6. きにはカッティングユニットを 下げ、必ずシートベルトを着 用すること。 前に全員がトレーニングを 受けること。 2. 警告牽引については オペ レーターズマニュアル を読 むこと。 5. 10 警告斜面に駐車しないこと平 7.
4700 シリーズのマシンを CE* 基準に適合させる場合に P/N 112-5297 の上から貼り付ける* (モデル番号30887) decal127-6448 127-6448 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる 法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のも とでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。使用する 3. 転倒の危険傾斜が21°を超 える斜面に乗り入れないこ と。 4. 下り斜面を走行運転すると 6. きにはカッティングユニットを 下げ、必ずシートベルトを着 用すること。 前に全員がトレーニングを 受けること。 2. 警告牽引については オペ レーターズマニュアル を読 むこと。 5. 11 警告斜面に駐車しないこと平 7.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 警告表示ステッカー CE 用ステッカー 製造年デカル フードラッチブラケット リベット ワッシャ ねじ ¼" x 2" ロックナット ¼" 1 1 1 1 2 1 1 1 3 必要なパーツはありません。 – ローラスクレーパオプションの調整 4 必要なパーツはありません。 – マルチングバッフルオプションを取り付 けます。 5 必要なパーツはありません。 – マシンの準備を行います。 1 2 デカルを貼り替えますCE 諸国用のみ。 フードラッチを取り付けるCE諸国用のみ その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 エンジンマニュアル 1 整備の詳細についてはマニュアルを参照。 規格適合認定書 1 始動キー 2 エンジンを掛ける。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 は 127-6648、CE デカル、製造年デカルを貼りかえ る必要があります図 3。 1 デ カ ル を 取 り 付 け
g012628 図4 g279018 図3 1. 警告表示ステッカー 2. CE 用ステッカー 3. 1. フードラッチブラケット 2. リベット 製造年表示ステッカー 3. フードからフードラッチブラケットを外す。 4. CEロックブラケットとフードラッチブラケットの穴を 整列させてフードにセットする図 5。 2 注 ロックブラケットをフード側にフードに当てて取 り付けます。ロックブラケットアームについている ボルトとナットは外さないでください。 フードラッチを取り付ける CE 規 制 に 適 合 さ せ る 場 合 の み この作業に必要なパーツ 1 フードラッチブラケット 2 リベット 1 ワッシャ 1 ねじ ¼" x 2" 1 ロックナット ¼" g012629 図5 1. CE 用ロックブラケット 手順 2. ボルトとナット 1. フードラッチブラケットからフードラッチを外す。 5. フードの内側にある穴に、ワッシャを整列させる。 2. フードラッチブラケットをフードに固定しているリ ベット2本を外す図 4。 6.
3 ローラスクレーパを調整する オプション 必要なパーツはありません。 g012630 図6 1. 8. 手順 フードラッチ 後ローラスクレーパオプションは、スクレーパとローラ との間に 0.5-1 mm の平行な隙間があるときに最も効 率よく機能します。 フードラッチブラケットのもう一つのアームにボルト を取り付けてラッチをロックする図 7。ボルトをしっ かりと締め付けるが、ナットは締め付けない。 1. グリスフィッティングと取り付けねじをゆるめる 図 8。 g011346 図8 g012631 図7 1. ボルト 2. ナット 3. 1. ローラスクレーパ 2. 取り付けねじ 3. グリスフィッティング フードラッチブラケットの アーム 14 2. スクレーパを上下に移動させてロッドとローラとの 隙間が 0.5-1 mm になるように調整する。 3. グリスフィッティングとねじを取り付けて、交互に 41 N·m4.2 kg.
4 5 マルチングバッフルを取り付 ける マシンの準備を行う 必要なパーツはありません。 オプション 手順 必要なパーツはありません。 手順 マルチングバッフルの選択については、代理店にご 相談ください。 1. チェンバの後壁および左側面の壁についている取 り付け穴を十分に清掃して異物を取り除く。 2. 後部の取り付け穴にマルチングバッフルを取り付 け、フランジヘッドボルト 5 本で固定する図 9。 1. 平らな場所に駐車する。 2. グランドマスター 4500 および 4700 については、 No. 4 および No. 5 カッティングユニットのケーブ ルを解除する (図 70)。 3. グランドマスター 4700 については、No. 6 およ び No. 7 カッティングユニットのラッチを解除する (図 73)。 4. カッティングユニットを下降させる。 5. 駐車ブレーキを掛ける。 6. エンジンを止め、キーを抜き取る。 7.
製品の概要 駐車ブレーキペダル 駐車ブレーキ図 10を掛けるには、ペダルロック用ラッ チで2枚のペダルを連結し、右ブレーキペダルを踏み込 みながら、つま先ペダルを踏み込みます。ブレーキを 解除するには、駐車ブレーキラッチが解除される左右 どちらかのペダルを踏み込みます。 各部の名称と操作 キースイッチ キースイッチ図 11には3つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTです。 g009979 図 10 1. ブレーキペダル 4. 走行ペダル 2. ペダルロックのラッチ 5. チルト調整ペダル 3. 駐車ブレーキペダル g296364 図 11 走行ペダル 昇降スイッチグランドマス ター 4700 のみ 5. インフォセンター 昇降スイッチグランドマス ター 4500 と 4700 3. PTO スイッチ 4. キースイッチ 6. ハイ・ロー速度レンジ切り 替えスイッチ ライトスイッチ 1.
注 H/L AUTO モードでは、完全に上昇したカッティン グユニットを下げることはできません。走行ペダルを ニュートラルにして走行を停止させる必要があります。 クルーズコントロールスイッチ クルーズコントロールスイッチは、希望の走行速度を維 持します図 12。スイッチ後部を押すとクルーズコント ロール機能は解除され、スイッチ中央部はクルーズコ ントロールスイッチが ON になり、スイッチ前部で希望 する走行速度を設定します。 クルーズコントロール設定後は、インフォセンターで速 度を変更することができます図 32。 g036845 図 13 1. 電源ソケット 2. バッグホルダー バッグホルダー バッグホルダーは物入れにお使いください図 13。 座席調整 g028454 図 12 1. 電源ソケット 2.
アームレスト調整ノブ ノブを回してアームレストの角度を調整することがで きます 図 14 。 背もたれ調整レバー 背もたれの角度を調整するレバーです図 14。 体重調整ゲージ 適正位置に調整されると体重ゲージに表示が出ます図 14。運転席の高さも調整できますサスペンションを緑色 の範囲で調整してください。 体重調整レバー 体重に合わせてこのレバーで調整します図 14。レ バーを引き上げると空気圧が高くなり、押し下げると 低くなります。体重ゲージが緑色の範囲に入れば、 調整は適切です。 ディ ス プ レ イ イ ン フ ォ セ ン タ ー LCDデ インフォセンターLCDディスプレイ図 11は、マシンの運 転状態、故障診断などの情報を表示します。 表示される内容はボタンによって変わります。各ボタン の機能はメニューの内容によって、変わります。 18
仕様 g198614 図 15 1. 1番カッティングユニット 3. 3番カッティングユニット 5. 5番カッティングユニット 2. 2番カッティングユニット 4. 4番カッティングユニット 6. 6番カッティングユニット4700 のみ 19 7.
各マシンの主な仕様 仕様一覧 内容 4500-D 図 15 記 号 4700-D 図 15 記 号 刈幅 280 cm D 380 cm F カッティングユニット降下 時 286 cm E 391 cm G カッティングユニット上昇 時移動走行 224 cm A 224 cm A 前 224 cm B 224 cm B 後 141 cm M 141 cm M 立てた状態 226 cm C 226 cm C 降ろした状態 165 cm 全幅 トレッド を含 む 高 さ ROPSを 165 cm 全長 カッティングユニット降下 時 370 cm H 370 cm H カッティングユニット上昇 時移動走行 370 cm L 370 cm L 地上高 15 cm ホイールベース 171 cm 15 cm K 171 cm K 純重量 カッティングユニットを含み、 油脂類を含まない 1937 kg 2277 kg 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 カッティングユニットの仕様
運転操作 エンジンオイルの量を点検する 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 エンジンを始動させる前に、エンジンオイルの量を点 検してください手順は エンジンオイルの量を点検する (ページ 62)を参照してください。 運転の前に 冷却系統を点検する 運転前の安全確認 エンジンを始動させる前に、冷却系統を点検してくだ さい手順は 冷却系統を点検する (ページ 73)を参照 してください。 安全に関する一般的な注意 • • • • • • • 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識など に十分慣れておきましょう エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。 オペレータコントロ
燃料を補給する イ オ ウ 含 有 率 超低イオウ<15ppm 燃料表 ディーゼル燃料の仕様 地域 ASTM D975 No. 1-D S15 USA No. 2-D S15 • • EN 590 EU 諸国 ISO 8217 DMX 米国外 JIS K2204 Grade No.
警告 適切なトルク締めを怠ると車輪の脱落から人身事 故につながる恐れがある。 各ラグナットを適正トルクにトルク締めする。 を調 整 す る ROPSを 警告 転倒事故の際の負傷や死亡を防止するため に ROPS は 必 ず 立 て た 位 置 に ロ ッ ク し て お き 、 運 転時にはシートベルトを着用すること。 g001055 図 17 また、運転席がラッチで固定されていることを確 認すること。 ホイールナットのトルクを点検 する 警告 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 1 時間 ROPS を 下 げ る と 横 転 に 対 す る 保 護 効 果 は な く なる。 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと 図 18と図 19に示す順序で、ラグナットを 115-136N·m 10.5-13.0kg.
g011344 図 22 g201853 図 20 を立 て る ROPSを 1. 刈高ブラケット 2. 刈高プレート 3. スペーサ 4. チェンバを支えておきながらスペーサを取り外 す 図 22 。 5. 希望の刈り高にチェンバを合わせ、その刈り高の 穴とスロットにスペーサを通す図 23。 g201855 図 23 g201854 図 21 刈り高の調整 重要 このロータリーカッティングユニットは、リール式 の カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト よ り も 、 実 際 の 刈 高 が 6 mm 程 度低くなることがあります。したがって、リールモアと同 じ刈高で刈り込みたい場合には、リール式のユニット よ り も 刈 高 を 6 mm 程 度 高 く 設 定 す る こ と が 必 要 に な る場合があります。 図 22のように、各刈り高ブラケットを刈り高プレー ト前と右と左に固定しているボルトをゆるめる。 3. まず前から調整を始めるので、ボルトを外す。 7. ボルトを仮止め指締めする。 8.
ブレードの選択 注意 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 標準コンビネーションセイル 草の状態に関係なく、非常に効率よく草を立たせ、刈り かすをきれいに分散させます。立ち上げをより強くある いは弱く、また排出速度をより強くあるいは弱くしたい場 合には、別種類のブレードの使用を考慮してください。 インタロックスイッチは、オペレータが座席から立ち上 がっているのに走行ペダルが踏まれた場合にマシンを 停止させます。走行ペダルがニュートラル位置にある 時には、オペレータが座席を離れてもエンジンは停止し ません。PTOスイッチがOFFになっていて走行ペダル を踏み込んでいなければ、立ち上がってもエンジンは 停止しませんが、運転席を離れる場合には、エンジン を停止させる習慣をつけるようにしてください。 1. 2.
アクセサリの選択 オプションの機器構成 アングルセイルブレード ハイリフトパラレルセイル ブレード マルチングバッ マルチングバッフル ローラスクレーパ 寒地型の芝草を少なくと も週 3 回刈る 草丈の⅓ 以上を切 り込まない場合 に刈りかすの分散をきれ いにする。 ハ イ リ フ ト 平 ローラに刈りかすや大き な葉などがこびりつく場 合に使用する。場合によ り、刈りかすのダマが増 える場合がある。 フルと同時に使用しない こと) 芝生の刈り込み 刈高 19-44 mm ほとんどの場合に推奨 密度の低いまたはまば ら な草地で使用可能 芝生の刈り込み 刈高 50-64 mm 密度の高いまたはよく 繁 茂した草地に推奨 密度の低いまたはま ば らな草地に推奨 芝生の刈り込み 刈高 70-100 mm よく茂った草地で使用 可 能 ほとんどの場合に推奨 落ち葉のマルチング マルチングバッフルの使 用を推奨 使用禁止 コンビネーションセイル、 アトミックブレードまたは アングルセイルとのみ使 用可能 長所 低い刈高で刈りかすを均 等に分散。バンカーや フェアウェイまわりでの
の使 い 方 インフォセンターLCDの インフォセンターのアイコン 定期 整 SERVICE DUE定 備時期です インフォセンター LCD は、マシンの運転状態、不具合 診断など、マシンに関わる様々な情報を表示します図 24。インフォセンターには初期画面スプラッシュ画面と メイン画面があります。インフォセンターのどのボタンで も、押せば初期画面とメイン画面とをいつでも切り替え ることができ、また、矢印ボタンで選択することによっ て、希望する項目の内容を確認することができます。 定期整備時期であることを示します 次の整備までの時間 整備時間をリセット エンジンの回転数rpm Info icon 最高移動走行速度の設定 ファンが逆転中 DPF 再生を実施する必要あり エアインテークヒーターが作動中 上昇左カッティングユニット g020650 図 24 中央カッティングユニットを上昇させる • 1. インジケータランプ 3. 中央ボタン 2. 右ボタン 4.
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.) イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
Diagnostics診断機能 Settings 設定 Aboutマシンについて マシンの現在の状態を表示し ます どのコントロール装置が ONになっており、どれがOFF になっているかが表示されます から、故障探究を手早く行うこ とができます。 インフォセンターの表示や機械 の設定を変更することができま す。 モデル番号、シリアル番号、 ソフトウェアのバージョンなどを 確認することができます。 Service 整 備 メニュー項目 内容 Hours運転時間 マシン、エンジン、リール、お よびファンが使用されていた時 間およびマシンが移動走行して いた時間とオーバーヒートして いた時間が記録されており、こ れらを確認することができます Counts 回数 保護設定 保護設定の内容を変更するこ とができます。 Acceleration加速 Low, Medium, High の設定に より、走行ペダル操作に対す る応答速度を選択します。 Mow Speed刈込速度 刈り込み時ローレンジの最高 速度を設定します。 Trans.
「保護メニュー」の設定内容を閲覧・変更することが できます。「保護メニュー」にアクセスしたら、下へ スクロールして「設定を保護」Protect Settingsへ進 みます。右ボタンを使って設定を変更します。Protect Settings設定を保護をOFFにすると、PIN コードを入 力しなくても、保護メニューの内容を閲覧・変更するこ とができるようになります。「設定を保護」をONにす ると、保護されている内容は表示されなくなり、これ らを閲覧・変更するには PIN コードの入力が必要とな ります。PIN コードを入力した時は、キースイッチを OFF にし、もう一度キーを ON にすると、このパス ワードが記憶されます。 g028523 図 25 2. 「パスワード保護メニュー」を閲覧・ 設定変更するには SETTINGS メニューから中央ボタンで下へスクロー ルしていくとPROTECTED 保護メニューがあります から、ここで右ボタンを押します図 26A。 1. 「保護メニュー」から下へスクロールして「設定 を保護」Protect Settingsへ進みます。 2.
2. 移動走行最高速度を上げるには右ボタンで選択 します50%-100% の間で5%ずつ増。 運転中に 3. 移動走行最高速度を下げるには中央ボタンで選 択します50%-100% の間で5%ずつ増。 運転中の安全確認 4. 設定が終了したら左ボタンを押します。 安全に関する一般的な注意 • ス マ ー ト パ ワ ー の ON/OFF 1. 「設定メニュー」にて、下へスクロールすると 「スマートパワーSmart Power」があります。 2. 右ボタンで、ON と OFFの切り替えを行います。 3. 設定が終了したら左ボタンを押します。 • カウンタバランスの設定 1. 「設定メニュー」にて、下へスクロールすると「カ ウンタバランスCounterbalance」があります。 2. 右ボタンで「カウンタバランス」を選択し、LOW、 MEDIUM 、HIGH の3種類から設定を選んでくださ い。 • • • 旋 回 モ ー ド の ON/OFF 設 定 1. 「設定メニュー」にて、下へスクロールすると 「旋回Turnaround」があります。 2.
• 運転席を離れる前に • ROPS を折りたたんでしまうと、転倒時に安全保護 ができなくなることを十分認識してください。 – 平らな場所に駐車する。 • – PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降させ る。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 斜面での安全確保 – 全ての動きが停止するのを待つ。 • 運転は良好な視界のもとで行ってください。落雷の 危険がある時には運転しないでください。 • • この機械を牽引用車両として使用しないでください。 アクセサリ、アタッチメント、交換部品は、必ずトロ の純正品をお使いください。 横 転 保 護 バ ー ROPSに についての安全 確認 • 斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは 重大な人身事故につながります。斜面での安全運 転はオペレータの責任です。どんな斜面であって も、通常以上に十分な注意が必要です。 • 斜面については、実地の測定を含めてオペレータ 自身が調査を行い、安全に作業ができるかどうか を判断してください。この調査においては、常識を 十分に働かせてください。 • 以下に掲載
マシンの運転特性を理解する 番上まで上昇させれば自動的に高速レンジに切り 替わります。高速レンジでは普通の自動車と同じよ うにペダルで走行速度をコントロールでできます。 ラフでは低速で走行してください。 このマシンは、自動車タイプのスロットル走行ペダ ルでエンジンのスロットルを変える方式です。 • • ペダル以外のスロットルレバーやスロットルスイッ チはありません。 運転操作に慣れましょう • ペダルから足を離すと、ダイナミックブレーキが働 いてマシンは停止します。 • • ペダルコントロールを最適化して、応答性が高くて 安定したレスポンスを実現することができますの で、不整地で安定したコントロールができ、しかも スムーズで効きの良いブレーキングを行えます。 • • 移動走行中は、通常の自動車と同じように、ペダ ルの踏み込み具合でエンジンの速度と走行速度が 変化します。 • • 刈り込み時には、エンジン速度が自動的にに高 速になります。 • アイドリング中にカッティングユニットを上昇させたり 走行ペダルを踏み込んだりすると、その機能を行う ために必要なパワーが出せるところ
– H/L AUTO に設定されている状態では、基本的 に、カッティングユニットの位置上昇下降と PTO スイッチの位置によって、マシンが自動的にハ イ・ローの切り替えを行います。 • 低速レンジ スイッチが LOW 位置にある時は、マシンは常に ローレンジで動作します。LOW は、普通のオートマ 車で言えば 2 や 1 や L レンジに当たります。 • 移動走行中や刈り込み中になめらかに停止するた めには、走行ペダルを踏んでいる力を徐々にゆる めてください。 • ペダルから完全に足を離せばダイナミックブレーキ が最大となります。車両はダイナミックブレーキに よって滑らかに停止します。 このトラクションシステムはコースのコンディションや乗 車感覚に合わせて加速率を設定することができます。 設定方法は 加速モードについて (ページ 36)を参照 してください。 – LOW レンジでは常に低速レンジでの動作とな ります。 – LOW レンジは、マシンをトレーラへの積み下ろし する時や、整備工場内などの狭い場所で移動 するときなどに便利です。 g321522 図 28 1.
g321521 図 30 g322245 図 29 1. • 最大走行速度の速度設定 2. この速度はPINで保護され た設定となります。 この機能を使うと、自分で使いやすいレベルに速 度を設定したり、作業用途に合わせた速度に設 定するなどができます。 クルーズコントロールを解除するには 低速レンジでのみ、常用ブレーキペダルを左右独立し て使うことができます。これによりで旋回・走行性能を 高めることができます。左右個別ブレーキの使用方法 注 芝生の上での独立ブレーキの使用には注意が 必要です。ターフが柔らかいとターフが引きちぎら れる恐れがあります。 • 右ブレーキペダル クルーズコントロールスイッチを有効化して速度を設定 した後図 31、インフォセンターでクルーズ速度の設定 を行います図 24と図 32。 重要 緊急停止する場合には、走行ペダルから足を離 した上で、ブレーキペダルを踏み込んでください。 旋回時に使う場合は、旋回する側のブレーキペダ ルを軽く踏み込みます。より小さな旋回を行うこと ができます。 駐車ブレーキペダル 4.
1. 気持ちよく旋回できる安全な速度まで設定を 下げる。中に 2. 通常の刈り込み中は走行ペダルを使って好み の速度で作業します。 3. 旋回のタイミングがきたらペダルから足を離し ます。 4. マシンは低速のクルーズ設定に従って走行速 度を落としますので、ゆっくり旋回できます。 5. 旋回が終了したら、再びペダル操作に戻り、 速度を上げて刈り込みを続けます。 加速モードについて マシンの走行速度をどの程度のペースで増加させるか を設定するものです。低速レンジでのマシンの減速 ペースも変化します。インフォセンターの保護メニュー に入り、加速モードを選択します。加速モードには3つ の選択肢があります • Low加速・減速をゆっくり行う • Medium加速・減速を中程度のはやさで行う • High加速・減速をすばやく行う g321488 図 31 1.
重要 機体の点検を行う前に、エンジンが十分に 冷えていることを必ず確認してください。 カウンタバランスの圧力設定は製造工場で行われてお り、通常はこのままで大抵の刈り込み条件において、 走行性能と刈り上がりが最も適切にバランスするように なっています。カウンタバランスの設定を下げると、 カッティングユニットを安定させ、走行性をやや落としま す。設定を上げると、走行性がアップしますが、デッ キが軽くなることが原因で刈り跡の見映えに問題が出 てくる場合が考えられます アクセス制限付きメニュー へのアクセス (ページ 29)を参照。 エンジンの停止手順 重要 高負荷で運転した後は、エンジンを停止させる前 に5 分間程度のアイドリング時間をとってください。こう することにより、エンジン停止前にターボチャージャの温 度を下げることができます。これを怠るとターボチャー ジャに早期にトラブルが発生する可能性があります。 カウンタバランスの設定を変更するには • 低重量のほとんどはカッティングユニットに掛かり、 駆動輪にはほとんど掛からない • 中重量をカッティングユニットと駆動輪に分散させる • 高カッティングユニッ
8. を DPF にためないようにするには、以下のような注意 が必要です • エンジンが作動している間は常に DPF のパッシブ 再生が行われていますので、エンジンは可能な限 りフルスロットルで使用して再生を促進するように してください。 • DPF のバック圧が高すぎたり前回のリセット再生か らの経過時間が 100 時間になるとリセット再生が行 われ、再生中はエンジンのコンピュータから「再生 中」のお知らせがインフォセンターに表示されます。 • リセット再生が終了するまで待ち、その後にエンジ ンを停止するようにしてください。 走行ペダルを操作して刈り込み場所にゆっくりと 乗り入れ、前方のカッティングユニットが刈り込 みエリア内に入ったら、ユニット昇降スイッチで ユニットを降下させる。 注 カッティングユニットを降下させるタイミングを 十分に練習してください。 9. 刈り込みを開始する。 10. 列の終点まで来たら、上昇スイッチ (GM4500) ま たは中央の上昇スイッチ (GM4700) の後方を押す とカッティングユニットが旋回位置まで上昇する。 11.
• すすの蓄積量が所定量に達すると、エンジンのコン ピュータからインフォセンターへ、エンジン不具合 情報が送信されます。 • この不具合警告は、DPF の整備が必要であること を示しています。 • 警告などを表示するとともに、コンピュータは、灰 の蓄積レベルに合わせてエンジンの出力を落とし ます。 イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア ド バ イ ス お よ び エ ン ジ ン 警 告 メ ッ セ ー ジ — Ash Accumulation 表示レベル 不具合コード レベル 1 エン ジン警告 エンジン速度を落とす エンジン出力レート 推奨される対応 なし コンピュータはエンジン パワーを 85に下げる DPF の整備を行う ディー ゼル酸化触媒 DOC とす すフィルタの整備 (ペー ジ 63)を参照。 なし コンピュータはエンジン パワーを 50%に下げる DPF の整備を行う ディー ゼル酸化触媒 DOC とす すフィルタの整備 (ペー ジ 63)を参照。 g322987 図 35 レベル 2 エン ジン警告 g323161 図 36 39
DPF の 再 生 の 種 類 マ シ ン が 稼 働 中 に 実 行 さ れ る DPF 再 生 の 種 類 再生の種類 DPF 再 生 の 条 件 DPF 再 生 動 作 の 内 容 パッシブ マシンの通常運転中エンジン高速回転中または高負 荷回転中に行われる。 • パッシブ再生はインフォセンターに表示されない。 • パッシブ再生中、DPF は高温の排気を利用して有 害な排気を酸化させ、すすを燃焼させて灰にする。 DPF のパッシブ再生 (ページ 42)を参照。 アシスト エンジンを低速運転した、低負荷で運転した、また は DPF のバック圧が高いことをコンピュータが検知 することが原因で実行される。 • アシスト再生はインフォセンターに表示されない。 • アシスト再生中は、エンジンのコンピュータがエン ジンの設定を調整して排気温度を高める。 DPF のアシスト再生 (ページ 42)を参照。 リセット 100 運転時間ごとに実行される また、アシスト再生によってもすすの量を十分に減ら すことができない時にも実行される。 インフォセンターに排気高温アイコン された場合には、再生が進行中
DPF 再 生 メ ニ ュ ー へ の ア ク セ ス テクニカルメニュー 重要 日常の刈り込みをスムーズに進めるために、す す の 蓄 積 が 100% に な る 前 に 再 生 を し て お き た い 場 合があると思われます。前回の再生 リセット、駐車、 ま た は リ カ バ リ 終 了 か ら 50 運 転 時 間 以 上 が 経 過 し て いればこれが可能です。 DPF 再 生 メ ニ ュ ー へ の ア ク セ ス 1. 整備Serviceメニューから、中央ボタンで下へ スクロールして DPF REGENERATION メニューに 入る 図 37 。 注 エンジン使用開始後、最初の50時間以内では、静 止再生は一回のみ実行可能です。 これには、整備士Technicianメニューで現在までの 経過時間と現時点でのすすの蓄積レベルを確認を確 認します。 DPF Regeneration メニューで、中央ボタンを押して整 備士 TECHNICIAN オプションに移動し、右ボタンで中 に入る 図 39 。 g227667 図 37 2.
DPF の パ ッ シ ブ 再 生 DPF 稼 働 記 録 表 (cont'd.) • 状態 内容 Normal DPF は通常稼働状態パッシブ再生 Assist Regen エンジンコンピュータがアシスト再生を実 行中 Reset Stby • • エンジンコンピュー タがアシスト再生を 試みているが以下 の内のひとつが原 因で実行できない 状態 DPF の ア シ ス ト 再 生 再生禁止設定が ON になっている • 排気温度が低すぎ て再生できない Reset Regen エンジンコンピュータがリセット再生を実 行中 Parked Stby エンジンコンピュータからオペレータに対し て駐車再生を要求中 Parked Regen オペレータから駐車再生の要求があり、 その処理中 Recov. Stby エンジンコンピュータからオペレータに対 してリカバリ再生を要求中 Recov.
• リセット再生中は、インフォセンターにアイコンが表 示されます。 • リセット再生中は、出来うる限りエンジンを止めたり エンジンの速度を落としたりしないでください。 重要 可能な限り、リセット再生が終了するまで待 ち、その後にエンジンを停止するようにしてくださ い。時間が不足しているために再生を完了でき ない場合、その後にマシンを始動してエンジンが 通常運転温度で高速回転に入ると、アシスト再生 が再び開始されます。 定期的リセット再生 過去 100 運転時間以内に、再生リセット、駐車、リカ バリが終了できなかった場合、エンジンコンピュータは リセット再生を試みます。 g227304 図 44 再生禁止の設定 2.
駐車再生とリカバリ再生 • 駐車再生やリカバリ再生が必要になると、インフォ センターに再生要求アイコン図 48が表示されます。 g224394 図 46 g224404 図 48 注 インフォセンターに アドバイス #186図 47が表示され る場合は、エンジンをフルスロットルハイアイドルにセッ トしてリセット再生を続けてください。 • 駐車再生やリカバリ再生は自動的には実行されま せんので、インフォセンターを操作して手動で行う 必要があります。 駐車再生のメッセージ 駐車再生が必要になると、インフォセンターに以下の メッセージが表示されます。 g224395 図 47 • エンジン警告 図 49 注 リセット再生が終了すると、インフォセンターの排 気高温アイコン が消えます。 g213863 図 49 • 駐車再生が必要です アドバイス番号188図 50 注 このアドバイス188は 15 分毎に繰り返し表示 されます。 g224397 図 50 • 44 時間以内に駐車再生を行わないと、インフォセン ターに駐車再生要求が表示され、PTO が無効化さ れ、アドバイ
g224398 g224399 図 51 図 55 重 要 PTO を 使 用 す る に は 、 駐 車 再 生 を 行 う 必 要 ペー が あ り ま す 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 準 備 (ペ と 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 実 施 (ペ ペー ジ ジ 45)と を参 照 。 46)を 重要 PTO を使用するには、リカバリ再生を行う必要が ペー ジ 45)と と あ り ま す 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 準 備 (ペ ペー ジ 46)を を参 照 。 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 実 施 (ペ 注 ホーム画面に PTO 無効アイコンが表示されます図 52 駐車再生のメッセージ (ページ 44)を参照。 注 ホーム画面に PTO 無効アイコンが表示されま す 図 52 。 DPF 稼 働 記 録 表 が ロ ッ ク さ れ る 場 合 エンジンコンピュータがリカバリ再生を要求してい る、またはリカバリ再生の処理中である時には、駐 車再生 PARKED REGEN を選択することはできませ ん。駐車再生はロッ
• 駐 車 再 生 燃料タンク内の燃料残量が ¼ 以上 であることを確認する。 • リ カ バ リ 再 生 燃料タンク内の燃料残量が ½ 以 上であることを確認する。 2. 車両を屋外の、可燃物から離れた場所に移動 させる。 3. 平らな場所に駐車する。 4. 走行コントロールや走行コントロールレバーが ニュートラル位置にあることを確認する。 5. PTO が作動していた場合は PTO を停止させ、 カッティングユニットやアクセサリを下降させる。 6. 駐車ブレーキを掛ける。 7. スロットルを低速アイドル位置にセットする。 g224402 駐車再生やリカバリ再生の実施 注意 にな る 。 DPF 再 生 中 の 排 気 は 高 温 お よ そ 600°Cに 高温の排気は人体に悪影響を及ぼす恐れがある。 • 絶対に締め切った場所でエンジンを運転しな いこと。 • 排気系統の周囲に可燃物を放置しないこと。 • 高温になっている排気系統各部に触れないこ と。 • 排気管の近くに立たないこと。 g224629 図 58 2.
3. チェックリストDPF checklist画面で、駐車ブレー キが掛かっていること、エンジン速度が低速アイ ドルであることを確認する図 60。 注 駐車再生中やリカバリ再生中は、走行ペダル を操作しないでください。 g224626 g224407 g224630 図 61 5. インフォセンターの画面に、再生開始中INITIATING DPF REGEN と表示される図 62。 g227679 図 60 4. 再生開始 INITIATE DPF REGEN 画面で、右ボタ ンを長押して続行する図 61。 g224411 g227681 図 62 6.
メ ッ セ ー ジ の 確 認 と 修 正 操 作 の 一 覧 表 (cont'd.) g224406 修 正 操 作 エンジンをローアイドル速度にする。 g224406 図 63 7. エンジンコンピュータがエンジンの状態と不具合情 報をチェックする。インフォセンターに、以下の表 にあるようなメッセージが表示される場合がある 修 正 操 作 エンジンコンピュータの不具合を修正してから DPF 再生を行う。 注 このメッセージは、再生が成功してから 50 運 転時間以内に駐車再生を実行しようとした場合に 表示されるものです。 マシンが再生を要求しているのにこのメッセージ が表示される場合には、弊社ディストリビュータに ご連絡ください。 8.
駐車再生やリカバリ再生をキャンセルするには 駐車再生やリカバリ再生をキャンセルするには、キャ ンセル設定を行います。 1. DPF 再生メニューにアクセスする図 67。 g224392 図 65 注 再生に失敗した場合は、インフォセンターに アドバイス No. 184図 65が表示される。左ボタ ンを押してホーム画面に戻る。 g227305 図 67 2. 中央ボタンを押して下へスクロールし、駐車再生 キャンセル PARKED REGEN CANCEL (図 67) ま たはリカバリ再生キャンセル RECOVERY REGEN CANCEL を選ぶ図 68。 g224393 図 66 g227306 図 68 3.
エンジン冷却ファンの操作 適切な刈り込みテクニックを使う 冷却ファンは、通常はマシンが自動制御しています。 後部スクリーンごみが付着すると、ファンは自動的に逆 転してごみを吹き飛ばします。通常の運転中は、ファ ンの回転速度は油圧オイルとエンジン冷却液の温度に よって変わり、必要に応じて自動で逆転してスクリーン にたまったごみを吹き飛ばします。 • ブレードを回転させてからゆっくりと芝刈り場所に入り • 真っ直ぐに刈りたいきれいなストライプを作りたい ときなど場合は、樹木などを目印にして走行して ください。 インフォセンターの左右の2つのボタンを2秒間同時に 長押しすると、ファンの手動逆転を行うことができます 図 69。後スクリーンの詰まりに気づいたときや、整備 場に進入する前などにこの手動逆転モードをお使いく ださい。 • 前方のカッティングユニットが芝刈りエリアの境界に ついたらカッティングユニットを上げます。「雨だ れ型」のターンを行うと、早く旋回し、しかもライン を揃えやすくなります。 • カッティングユニットにボルト固定するマルチング バッフルが発売されています。マルチングバッフル
トおよびカッティングユニット各部およびブレードの磨耗・ 損傷などの点検を行ってください。 運転終了後に 安全に関する一般的な注意 • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 • 火災防止のため、カッティングユニット、マフラー、 エンジンの周囲に、草や木の葉、ホコリなどが溜 まらないようご注意ください。オイルや燃料がこぼ れた場合はふき取ってください。 • カッティングユニットを上昇位置にして機械から離れ る場合、ロック装置がある場合には、必ずユニッ トをロックしてください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 • 格納保管中やトレーラでの輸送中は、燃料バルブ 装着車ではバルブを閉じておいてください。 • • g225484 図 70 カッティングユニットの固定 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や 燃料容器を保管格納しないでください。
g225485 図 72 1. 補強プレートのスロットロー 2. ラサポート ランヤードの輪 g225483 図 71 1. 6. 7. キャリアシャフトの溝左右 の昇降アーム 2. ランヤードの輪 移動走行用ラッチの使用方法 グ ラ ン ド マ ス タ ー 4700 の み キャリアシャフトの溝にランヤードの輪を掛ける。 溝に完全に掛けること図 71。 長距離を移動する場合や不整地を移動する場合、ト レーラなどで搬送する場合、機体を格納する場合に は、搬送用後部ラッチ2ヶ所で、6番と7番のカッティン グユニット図 15を固定してください。 マシンの反対側のカッティングユニットにも、ス テップ 5と6の作業を行う。 重要 カッティングユニットを降ろす時には、キャリア シャフトからランヤードを外す。 ランヤードの収納方法 注 ランヤードを使用していない時には収納しておい てください。 1. PTOが解除されていることを確認する。 2. 平らな場所に駐車する。 3. 駐車ブレーキを掛ける。 4.
注 バイパスバルブは 3 回転以上させないでくだ さ い 。 これによってオイルがバイパスされ、トラン スミッションを破損することなく機械を押して移動 できるようになります。 g036666 g038610 図 73 トレーラへの積み込み • 格納保管中やトレーラでの輸送中は、燃料バルブ 装着車ではバルブを閉じておいてください。 • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには 安全に十分注意してください。 g020510 図 74 積み込みには、機体と同じ幅のある歩み板を使用 してください。 • 1. バイパスバルブ 2個 車体が落下しないように確実に固定してください。 • 3. 緊急時の牽引移動 重要 後退方向に移動させなければならない場 を参 照 し て 合 は 、 後 退 牽 引 キ ッ ト P/N 136-3620を ください。 緊急時には、油圧ポンプについているバイパスバルブ を開いて本機を前進方向に牽引または押して移動す ることができます。 4. 重 要 牽 引 ま た は 押 し て 移 動 す る 時 の 速 度 は 、 3-4.
g208989 図 75 g036665 図 76 54
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。 重 要 保 守 整 備 の た め に エ ン ジ ン に 排 気 ダ ク ト を 取 り 付 け て を 運 転 す る 場 合 に は 、 再 生 禁 止 inhibit regen 設 定 を にし て く だ さ い 再 生 禁 止 の 設 定 (ペ ペー ジ 43)を を参 照 。 ONに 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 100運転時間ごと • オルタネータベルトの磨耗と張りの点検 200運転時間ごと • ホイールナットのトルク締めを行う。 400運転時間ごと • エアクリーナの清掃を行ってください(インジケータが赤になったらその時点で、運転条 件の悪いところでは整備間隔が短くなります)。 • 燃料ラインとその接続状態を点検する。 • 燃料フィルタのキャニスタは所定時期に交換してください。 • エンジンの燃料フィルタを交換する。 • プラネタリドライブ端部にガタがないか点検する。 • プラネタリギアオイル量を点検する (オイル漏れを発見した場合はすぐに点検する)。 • 後アクスルオイルを点検する。 • 後アクスルギアボックスのオイルを点検する。 500運転時間ごと • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 800運転時間ごと • 燃料タンクを空にして内部を清掃します。 • 前側のプラネタリギアのオイルを交換します。 (または1年に1回のうち早く到達した 方の時期)。 • 後アクスルのオイルを交換する。 • 後輪のトーインの点検を行う。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 月 点検項目 火 水 木 金 土 インタロックの動作を点検す る。 ブレーキの動作を確認する。 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却液の量を点検する。 燃料・水セパレータの水を抜 く。 エアフィルタ、ダストカップ、 バルブを点検する。 エンジンから異常音がないか 点検する。 1 ラジエターとスクリーンを点検 する。 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れがないか点検す る。 燃料残量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作を確認する。 刈高の調整の点検 グリスアップを行なう。2 機体の清掃。 塗装傷のタッチアップを行う。 1 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2 車体を水洗いしたときは整 整備 間 隔 に 関 係 な く 直 ち に グリスアップする。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 57 記事 日
整備前に行う作業 マシンを持ち上げる ジャッキアップ用のポイント 機 体 前 部 左右のホイールモータの前にあるフレーム 図 77 重要 ホイールモータ部分でジャッキアップしたり吊った りしないでください。昇降装置への荷重がモータ、油圧 配管、ホースなどに掛からないようにしてください。 g036671 図 78 フードを開ける 図 79のようにフードを開けてスイッチにアクセスでき るようにする。 g036670 図 77 機 体 後 部 アクスルの中央図 78 機体左右のギアケース脇のアクスルの下に規定の支持 能力のあるジャッキスタンドを置く。 重要 タイロッド部分でジャッキアップしたり吊ったり しないでください。 g036674 図 79 58
潤滑 油圧昇降部にアクセスするに は ベアリングとブッシュのグリス アップ 図 80のように座席を倒せば油圧昇降部にアクセスでき るようになります。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 洗浄後も同様。 グ リ ス の 種 類 リチウム系2号グリス グリスアップ箇所は以下の通りです • 図 81に示す、ブレーキシャフトのピボットのベアリ ング 5ヶ所 g009704 図 81 • 図 82に示す、後アクスルピボットのブッシュ2ヶ所 g036706 図 80 g009705 図 82 59
図 83に示す、ステアリングシリンダのボールジョイ ント 2ヶ所 • • 図 85に示す、スピンドルシャフトのベアリングカッ ティングユニット 1 台に 2 ヶ所 注 どちらでも使いやすい方のフィッティングを使って 構いません。スピンドルハウジングの底カッティング ユニットの下から少量のグリスがはみ出てくるまで ポンプでグリスを注入してください。 g009708 図 85 g009706 図 83 1.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めキー を抜き取った状態で行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 g198631 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検 してください。破損していれば交換してください。吸 気部全体について、リーク、破損、ホースのゆるみ などを点検してください。 エアクリーナのフィルタの整備は、インジケータ図 87が 赤色になってから行ってください。早めに整備を行って も意味がありません。むしろフィルタを外したときにエン ジン内部に異物を入れてしまう危険が大きくなります。 g009709 図 87 1. エアクリーナのインジケータ 重要 本体とカバーがシールでしっかり密着しているの を確認してください。 1.
る場合は、オイルが燃料で薄められている可能性が あります。 油 量 が FULL マ ー ク よ り 上 に あ る 場 合 は 、 エ ン ジ ン オ イルを交換してください。 エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、その 日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えているうち です。既にエンジンを始動してしまった場合には、一旦 エンジンを停止し、オイルが戻ってくるまで約 10 分間 程度待ってください。油量がディップスティックのADD マークにある場合は、FULLマークまで補給してくださ オイ ル を 入 れ す ぎ な い よ う に 注 意 し て く だ さ い 。 い。オ 重要 エンジンオイルの量がディップスティックの上限 マークと下限マークの間にあるように管理してください。 多すぎても少なすぎてもエンジンに悪影響が出ます。 g009712 エンジンオイルの量を点検する図 90を参照。 図 89 1. 2.
エンジンオイルの量 とす デ ィ ー ゼ ル 酸 化 触 媒 DOCと すフィルタの整備 約 5.7 リットルフィルタ含む。 整 備 間 隔 : 3000運転時間ごと または、エンジン不具 合コード P242F または P1420 がイ ンフォセンターに表示された時は、 すすフィルタを清掃する。代理店に 連絡する。 エンジンオイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと 注 整備時期インジケータのリセット方法は 整備時期到 来Service-Dueタイマー (ページ 31)を参照してください。 1. エンジンを始動し、約5分間のウォームアップを 行ってオイルを温める。 2. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 3. エンジンオイルとフィルタを交換する図 91。 エンジン不具合コード P242Fまたは P1420 がインフォ センター図 92に表示された時は、表示された指示に 従ってすすフィルタの洗浄を行う g213863 g213864 図 92 g198660 g031675 図 91 4.
燃料系統の整備 水セパレータからの水抜き 整備間隔: 使用するごとまたは毎日—燃料フィルタ/水セ パレータから水や異物を流し出す。 危険 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で行い、燃料をこぼさぬ よう、補給に際しては漏斗などの器具を使用す る。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6-13 mm 程 度 下 ま で と する。これは、温度が上昇して燃料が膨張 したときにあふれないように空間を確保する ためである。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を 絶対に近づけない。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 図 94に示すようにして、燃料フィルタ/水セパレータ から水を流し出す。 燃料タンクの内部清掃 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと—燃料タンクを空にして内 部を清掃します。 長期保管前—燃料タンクを空にして内部を清掃 します。 上記の定期整備以外に、燃料系統が汚染された
燃料フィルタのキャニスタの交換 燃料フィルタの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと—燃料フィルタのキャニス タは所定時期に交換してください。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 図 95に示すように燃料フィルタを交換する。 燃料フィルタのヘッドの周囲をきれいに拭く図 96。 g028799 図 96 1. 燃料フィルタのヘッド 2. 燃料フィルタ 2. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 96 。 3. フィルタのガスケットにきれいなエンジンオイルを 塗る詳細についてはエンジンマニュアルを参照。 4. ドライフィルタキャニスタを、ガスケットが取り付 け部に当るまで手でねじ込み、そこからさらに½ 回転締め付ける。 5. 高圧ポンプに通じるフィルタとラインにプライミン グを行う 燃料系統からのエア抜き (ページ 66)を 参照。 6.
燃料系統からのエア抜き エンジンを始めて始動するとき、燃料切れでエンジンが 停止したとき、燃料系統の整備作業水セパレータ内部 の清掃や燃料ホースの交換などを行った後では、燃料 系統からのエア抜きを行う必要があります。 燃料システムのプライミング手順は以下の通りです g036687 図 97 1. フィッティング 燃料供給 チューブ 4. ゴム製ブッシュ 2. ホースクランプ 5. スクリーン 3. 燃料供給ホース 2. フィッティングからホースを取り外す図 97。 3. 燃料タンクから燃料供給チューブを取り出す図 97 。 燃料供給チューブの端部のスクリーンにたまって いるごみていねいに取り除く図 97。 5. ゴム製ブッシュを通して燃料タンク内部へ燃料供 給チューブを挿入する図 97。 2. 高圧ポンプの破損を防止するため、以下の要領 でフィルタとラインから高圧ポンプまでの経路の プライミングを行う A. キーを ON 位置に回して15-20秒間待つ。 B. キーを OFF 位置に回して30-40秒間待つ。 C.
電気系統の整備 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切であ るとケーブルがショートを起こして火花が発生 する。それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケーブルから取り外す。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケーブルから取り付け、それからマイ ナス 黒 ケーブルを取り付ける。 電気系統に関する安全確保 • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属 部分が触れるとショートを起こして火花が発 生する。それによって水素ガスが爆発を起こ し人身事
6. 赤い ケーブルをバッテリーの 端子に、 黒いケー ブル はバッテリーの 端子に固定する図 98 7. ボルトとナットでケーブルを固定する。 注 プラス端子が電極に十分にはまり込んでいる こと、ケーブルの配線に無理がないことを確認 する。ケーブルとバッテリーカバーを接触させ ないこと。 8. 腐食防止のために両方の端子部にワセリンGrafo 112XスキンオーバーグリスP/N 505-47またはグ リスを薄く塗る。 9. プラス端子にゴムカバーを取り付ける。 10. コンソールパネルを閉じ、ラッチを掛ける。 ヒューズの搭載位置 マシン本体用のヒューズボックスは右側の収納ボックス の中に配置されています。 g009985 図 100 1. 2. ラッチ 2. 右側収納ボックス 必要に応じてヒューズを交換する図 101。 decal136-3338 図 99 1. 右側の物入れのカバーのラッチを外してベルト カバーを外し図 100、ヒューズブロックを露出さ せる 図 101 。 g010255 図 101 1. 3.
走行系統の整備 g028798 図 103 1. g225611 図 102 後ホイールに輪止めを掛け、機体前部を床から 浮かせ、前アクスルフレーム部をジャッキスタン ドで支える。 5. どちらか一方でもホイールが動く場合は、代理 店に連絡してリビルドしてもらう ギ ア オ イ ル の 種 類 高品質の SAE 85W-140 ギアオイル プラネタリドライブとホイールとの間にガタがあっては なりません ホイールを軸方向に押し引きしたときにホ イールが動く場合はガタがあります。 2. もう1個のホイールにもステップ3の点検を行う。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと オイル漏れを発見した場 合はすぐに点検する。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 4. プラネタリギアオイルの点検 プラネタリドライブ端部のガタ の点検 1. 前駆動輪 1.
g225606 図 105 1. 3. 4. 点検プラグの穴 2. g225609 図 106 点検プラグ オイル量が不足している場合には、12 時の位置 にある補給プラグを外し、所定レベルである 3 時 の位置の高さになるまでオイルを補給する。 1. ドレンプラグの穴 3. 点検プラグ 2. 補給プラグ 4. ドレンプラグ 3. 各プラグについている O リングに磨耗や破損が ないか点検する。 4. 注 必要に応じて O リングを交換してください。 5. 各プラグを取り付ける。 6. マシンの反対側のプラネタリギアアセンブリにも、 ステップ 1-5 の作業を行う。 プラネタリハブの下にオイル回収容器を置き、 6 時の位置にあるドレンプラグを外してオイルを 抜く 図 106 。 補給用、点検用、ドレン用の各プラグについてい る O リングに磨耗や破損がないか点検する。 注 必要に応じて O リングを交換してください。 5. 6.
重 要 650ml が 入 り 終 わ る 前 に 一 杯 に な っ て し 時間 ほ ど 待 つ か 、 一 度 プ ラ グ ま っ た 場 合 は 、 1時 を は め て マ シ ン を 3m ほ ど 移 動 さ せ る と 、 ブ レ ー キシステムにオイルがまわって残り量を補給す ることができるようになります。そのようにして全 量を入れてください。 後アクスルとギアボックスから のオイルもれの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 後アクスルと後アクスルギアボックスから潤滑油が漏れ ていないか目視で点検する。 g225610 図 108 1. 補給プラグの穴プラネタリ ハウジング 2. 補給プラグ g036704 図 110 2. 補給プラグと点検プラグを取り付ける。 3. プラネタリハウジングとブレーキハウジングをきれ いに拭く 図 109 。 後アクスルオイルの点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 後アクスルには SAE 85W-140 ギアオイルを入れて出 荷しています。容量は2.
後アクスルギアボックスのオ イルの点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと ギアボックスには SAE 85W-140 ギアオイルを入れて出 荷しています。容量は0.5 リットルです。オイル漏れ の目視点検は毎日行ってください。 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. ギアボックスの左側から点検・補給用プラグを 抜き、穴の高さまで潤滑油があることを確認す る 図 113 。 g009716 図 111 1. 点検プラグ 2. 補給プラグ 注 油量が足りなければ穴の下部まで補給する。 後アクスルのオイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと プ ラ ネ タ リ ギ ア オ イ ル の 種 類 高品質の SAE 85W140 ギアオイル ア ク ス ル の 容 積 2.4 リットル 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 g009169 図 114 1. 機体前方 2. タイヤの後ろでの測定値よ りも 3 mm 小さい 3. 3.
注 蝶番のピンを抜くとスクリーンを外すことが できます。 4. スクリーンを丁寧に清掃する。 g009702 図 116 1. g198662 図 117 補助タンク 1. 3. ラジエター内部の液量を点検する。ラジエターは 補給口の首の部分まで、補助タンクはFULLマー クまであれば適正です図 116。 4. 液量が不足している場合には冷却液は水とエチ レングリコール不凍液の50/50 混合液を補給す る。水だけの使用や、アルコール系、メタノール 系の冷却液の使用は避けてください。 5. ラジエターと補助タンクのふたを閉める。 5.
ブレーキの整備 れがあり、ほこりが固くこびりつくので水洗いは 避けてください。 6. 後部スクリーンを閉じてラッチを掛ける。 ブレーキの調整 ブレーキペダルの遊びが 25 mm以上となったり、ブレー キの効きが悪いと感じられるようになったら、調整を行っ てください。遊びとは、ブレーキペダルを踏み込んでか ら抵抗を感じるまでのペダルの行きしろを言います。 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. 左右のペダルのロックをはずして、各ペダルがそ れぞれ自由に動くようにする。 3. 行きしろを小さくするにはブレーキを締める A. ブレーキケーブル図 119の端にある前ナッ ト をゆるめる。 g009721 図 119 1. 75 ブレーキケーブル B. 後ナットを締めてケーブルを後方に移動さ せてブレーキペダルの遊びが 13-25 mm に なるようにする。 C.
ベルトの整備 油圧系統の整備 オルタネータベルトの整備 油圧系統に関する安全確保 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 プーリとプーリとの中間部を 約4.
注 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であり、その ためオイル洩れの発見が遅れがちです。油圧オイル用 の着色剤20 ml 瓶をお使いいただくと便利です。1瓶で 15-22 リットルのオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500 ご注文は Toro 代理店へ。 重要 トロ・プレミアム合成生分解油圧作動液は、トロ 社がこの製品への使用を認めた唯一の合成生分解オ イルです。このオイルは、トロ社の油圧装置で使用し ているエラストマーに悪影響を与えず、また広範囲な 温度帯での使用が可能です。このオイルは通常の鉱 物性オイルと互換性がありますが、十分な生分解性 を確保し、オイルそのものの性能を十分に発揮させる ためには、通常オイルと混合せず、完全に入れ替え て使用することが望まれます。この生分解オイルは、 モ ー ビ ル 代 理 店 に て 19 リ ッ ト ル 缶 ま た は 208 リ ッ ト ル 缶でお求めになれます。 g198718 油圧オイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1.
オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますので、Toro の正規代理店にご連 絡ください。汚染されたオイルは乳液状になったり黒 ずんだ色なったりします。 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. フードを上げる。 3. 油圧オイルタンクの底部からケースリターンライン を外し、流れ出すオイルを大型の容器に受ける。 4. オイルが全部流れ出たらホースを元通りに接続 する。 5. 油圧オイルタンクに油圧オイルを入れる 油圧オイ ルの量を点検する (ページ 77) を参照。 g201858 図 122 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しな いでください。他のオイルを使用するとシステム を損傷する可能性があります。 6. タンクにキャップを取り付ける。 7. キーを ON 位置に回してエンジンを始動する。全 部の油圧装置を操作して内部にオイルを行き渡ら せ、オイル漏れがないか点検する。 8. キーを OFF 位置に回す 9.
4. 機体右側にある戻りオイル用フィルタを交換す る 図 123 。 カッティングユニットの保守 5. エンジンを始動して 2 分間運転し、システム内の エアをパージする。エンジンを停止させ、オイル 漏れがないか点検する。 カッティングユニットを取り外す 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2.
前ローラの組み立て カッティングユニットを取り付 ける 1. 第一のベアリングをローラハウジングに押し込む 図 126。アウターレースのみを押すか、インナー レースとアウターレースを均等に押すかする。 2. スペーサを入れる図 126。 3. 第二のベアリングをローラハウジングに押し込む 図 126。インナーレースがスペーサに接触する まで、インナーレースとアウターレースを均等に 押す。 4. ローラアセンブリをカッティングユニットのフレー ムに組み付ける。 5. 前ローラの整備 ローラアセンブリとカッティングユニットのローラ 取り付けブラケットとの間の隙間が 1.5 mm 未満 となっていることを確認する。隙間が 1.5 mm を 超えている場合には、直径 ⅝" のワッシャを必要 なだけはさんで隙間を埋める。 前ローラに磨耗や過剰なガタ、固着などが発生して いないか点検してください。これらの症状が見られた ら、ローラの整備を行うか、必要部材の交換を行っ てください。 重 要 ロ ー ラ ア セ ン ブ リ 取 り 付 け 時 に 1.
ブレードの保守 刈り込みブレードについての 安全事項 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的に点検 すること。 • ブレードを点検する時には安全に十分注意してくだ さい。ブレードをウェスでくるむか、安全手袋をは め、十分に注意して取り扱ってください。ブレードは 研磨または交換のみ行い、たたいて修復したり溶 接したりしないでください。 g011353 図 127 複数のブレードを持つ機械では、つのブレードを 回転させると他も回転する場合がありますから注意 してください。 • 5. 印の付いている端部を3時の位置と9時の位置に 向けて図 127それぞれ高さを測定する。 6. 12時位置での測定値を、刈り高の設定値と比較 する。差が 0.7 mm 以内であれば適正とする。3 時および 9 時位置での高さが、12時位置での高 さよりも 1.6-6.0 mm 高く、3 時および 9 時位置で の高さの差が 2.2 mm 以内であれば適正である。 ブレード回転面の管理 カッティングユニットは、刈高 50 mm、ブレードのレー キ設定 7.
4. ソケットヘッドボルト/スペーサとフランジナットを 固定する。 4. 注 ソケットヘッドボルトとスペーサとは、カッティン グユニットのフレームの内側に落ちないようにねじ 山用の接着剤で接着しています。 5. 6. 重要 ブレードの立っている側 セール部 がカッティ ングデッキの天井を向くのが正しい取り付け方で す。 12時位置での高さを測定し、必要に応じて調整 を行う。 注 デッキが何かに衝突した場合には、全部の スピンドルプーリ・ナットを115-149 N·m11.8-15.2 kg.m = 85-150 ft-lbにトルク締めする。 左右の刈り高ブラケットの両方ともに調整が必要 か、片方のみの調整でよいか判断する。 注 3 時位置または 9 時位置が、新しい前位置 の高さよりも 1.6-6.0 mm 高い場合には、その側 での調整は不要である。反対側の高さを調整 して、正しい側の高さ ±2.2 mm の範囲になる ようにする。 7. 上記1-4を繰り返して左右の刈り高ブラケットに必 要な調整を行う。 8. キャリッジボルトとフランジナットを固定する。 9.
レードボルトで固定する ブレードの取り外しと取り 付け (ページ 82)を参照。 g004653 図 130 1. 刃先 3. 磨耗や割れの発生 2. 立ち上がり部分 4. ひび 3. すべてのブレードの刃先を点検し、刃先が丸くなっ ていたり打ち傷がある場合には研磨する図 131。 注 研磨は刃先の上面だけに行い、刃の元々の角 度を変えないように十分注意する図 131。左右を 同じだけ削るようにすればバランスが狂わない。 g000276 図 131 1.
保管 4. キーを ON 位置に回し、エンジンを始動し、アイ ドル速度で約 2 分間運転する。 格納保管時の安全確保 5. キーを OFF 位置に回す。 6. 燃料タンクパイプフィルタ/水セパレータから燃 料をすべて抜きとる。 7. 燃料タンクの内部をきれいな燃料で洗浄する。 8. 燃料系統の接続状態を点検し必要な締め付け を行う。 9. エアクリーナをきれいに清掃する。 エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 格納保管の準備 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 トラクションユニット、カッティングユニット、エンジ ンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する。全部のタイヤ空気圧 を0.83-1.03 bar に調整する。 3.
メモ
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.
Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製 品に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご 覧下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。部品 やアセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品