Form No. 3444-828 Rev A プ ロ ラ イ ン H800 ロ ー タ リ ー モ ア シリ ア ル 番 号 317000001 以 上 モ デ ル 番 号 31050—シ シリ ア ル 番 号 319000001 以 上 モ デ ル 番 号 31050TE—シ シリ ア ル 番 号 321000000 以 上 モ デ ル 番 号 31051—シ 製品の登録は www.Toro.com.
ビスにおたずねください。お問い合わせの際には、必 ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせくださ い。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジンの 排気には発癌性や先天性異常などの
目次 ベアリングとブッシュのグリスアップ ....................43 駆動シャフトのUジョイントの潤滑.......................46 駆動シャフトのスライディングジョイントの潤 滑............................................................46 エンジンの整備 .................................................... 47 エンジンの安全事項.......................................47 エンジンへのアクセス .....................................47 エアクリーナの整備........................................48 エンジンオイルについて ..................................49 燃料系統の整備 ...................................................
安全について 刈り込みデッキの取り付け...............................74 ベルトカバーの取り外し ..................................75 ベルトカバーを取り付ける................................75 プーリカバーの取り外し ..................................75 プーリカバーの取り付け ..................................75 刈り込みデッキのギアボックスのオイル交 換............................................................75 デッキの水平調整 .........................................77 刈り込みデッキのベルトの張りの点 検............................................................80 刈り込みデッキのベルトの交換 .........................
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. 9. decal134-0541 134-0541 1. 腕を巻き込まれる危険可動部に近づかないこと危険な場所に 入る前に、昇降シリンダをロックしておくこと。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと。 decal117-3276 117-3276 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険 オペレーターズ 4.
decal134-0546 134-0546 1. オペレーターズマニュアル 2. グリスポイント を読むこと。 decal134-0543 134-0543 1. デッキ下降/フロート 6. ホッパーを閉じる 2. デッキホールド位置 7. ホッパーからダンプする 3. デッキ上昇 8. 全身をつぶされる危険ホッ パーを下げる前には、必 ず周囲に人がいないことを 確認すること。 4. ホッパー下降 9. 転倒の危険ホッパーを上げ たままで法面を走行しない ことホッパーを上げた状態 で旋回する時には速度を十 分に落とすこと。 5. decal134-0547 134-0547 ホッパー上昇 1. ブレーキ 134-0548 decal134-0548 134-0548 1. decal134-0545 134-0545 1. グリスポイント 2.
decal134-0552 134-0552 1. 高速 2. 低速 decal134-0549 134-0549 1. decal134-0553 134-0553 刈高 1. 警告高温部に触れないこ と。 2. 可動部に近づかないこと 全 部のガードやシール類を正 しく取り付けて運転するこ と。 decal134-1357 134-1357 1. decal134-0550 134-0550 参照のこと。 1. PTO — ON 4. ラジエターファン 2. PTO — OFF 5. デファレンシャルロック ビーコン 6. ハザード警告ランプ 3. ホッパーに関する情報は オ 3. 芝生が通常の時や天気が ペレーターズマニュアル を 通常の時はホッパーセン 2. 7 芝生が薄い時や天気が乾 燥している時はホッパーセ ンサーを上向きにセット サーを中位置にセット 4.
decal134-1358 134-1358 1. 注意整備作業を行う前に オペレーターズマニュアル を読むこ と刈り込みデッキを下げ、ホッパーを上げ、刈りかすシュー トを外してデッキを上げる。 decal134-0540 134-0540 decal134-1359 134-1359 1. 注意整備作業を行う前に オペレーターズマニュアル を読む ことデッキを揚げた状態や整備位置にセットした状態では、 刈りかすシュートを取り付けないこと。 1. 異物が飛び出す危険人を 近づけないこと。 2. 手の負傷や切断の危険回 転刃に近づかないこと 使 用時にはすべての安全カ バー類を正しく取り付けて おくこと。 3.
非 CE マシンに貼り付ける decal125-6135 125–6135 非 CE マシンで P/N 134-0539 の上から貼り付ける decal134-1986 134-1986 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 2. 警告運転する前に全員が必ず講習を受けること。 6. 手足や指の切断の危険 可動部に近づかないことすべてのガー ド類を正しく取り付けて使用すること。 3. 警告運転時は必ずシートベルトを着用すること。 7. 転倒の危険下り坂ではカッティングユニットを下げておくこと旋 回は低速で行うこと高速走行中に急旋回しないこと。 4. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 8.
decal134-0539 134-0539 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる 法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のも とでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 2. 警告運転する前に全員が必ず講習を受けてください。 6. 手足の切断の危険すべての安全カバー類を正しく取り付けて おくこと。 3. 警告シートベルトを着用のこと。 7. 転倒の危険法面を下る時には刈り込みデッキを下げる勾配が 12度以上の斜面に乗り入れないこと。 4. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 8.
組み立て その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 エンジンマニュアル 1 エンジン関係の情報を調べるための資料です。 規格適合認定書 1 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 3 バッテリーを充電する タイヤ空気圧を点検する 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 手順 手順 1. 2. 充電器に接続し、充電電流を 3-4 A にセットす る。3-4Aで充電する。電解液の比重が 1.250 以 上、液温が 16°C 以上、全部の電極板から泡が 出ていれば充電終了である。 前 後 の タ イ ヤ の 空 気 圧 1.4 bar1.4 kg/cm2 = 20 psi キ ャ ス タ タ イ ヤ の 空 気 圧 1.45 bar1.
4 刈り込みデッキの取り付け 必要なパーツはありません。 手順 1. 出荷用パレトからトラクションユニットと刈り込み デッキを外す。 2.
製品の概要 g224574 図4 1. ダッシュパネル 6. テールライト 2. ハンドル 7. 燃料タンク 3. ROPS バー 4. 回転灯 8. 9. スキッド キャスタホイール 5.
g224634 図5 油圧オイルタンクのキャップ 7. 刈高ゲージ 2. ラジエター 3. 右コンソール 8. 9. 公道走行用ライト/方向指示ランプ ミラー 1. 4. 始動キー 5. 走行ペダル 10. 11. ブレーキペダル ワークライト 6. 駐車ブレーキロック 12.
各部の名称と操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 ダッシュパネル g213936 図6 1. ハンドルチルトレバー 5. 2. バッテリー充電インジケータ 6. 作業用ライトインジケータ 3. グロープラグインジケータ 7. 公道走行ライトインジケータ 11. ハザードランプ用スイッチ 4. エンジンオイル圧警告灯 8. ホッパー上昇インジケータ デファレンシャルロックスイッ チ エアフィルタ目詰まり警告灯 9. 駐車ブレーキインジケータ 10. PTO スイッチ 12. 13. ラジエターファン逆転スイッチ 14. 回転灯スイッチ 15.
エンジンオイル圧警告灯 PTO ス イ ッ チ エンジンの回転中にエンジンオイルの圧力が危険域まで 下がるとオイル圧警告灯図 6が点灯します。消灯しない 場合や、点灯と消灯を繰り返す場合には、エンジンを 停止させ、オイル量を調べてください。オイル量が正常 範囲にあるのにランプが消えない場合は、ただちにエ ンジンを止めて Toro の正規代理店にご連絡ください。 PTOスイッチ図 6にはOUT引き出した状態作動とIN押 し込んだ状態停止の2つの位置があります。PTO ス イッチを引き出すと、インプレメント刈り込みデッキが 作動を開始します。ボタンを押し込むと、インプレメン トが作動を停止します。 注 PTO スイッチが ON の状態で運転席から離れる と、1秒後にエンジンは自動停止します PTOのリセット 方法 (ページ 34)を参照。 以下の要領で警告灯の動作を点検してください 1. 駐車ブレーキを掛ける。 2.
ホーンボタン 燃料計 ホーンボタンを押すと警笛がなります図 6。 燃料計図 8は、燃料タンクに残っている燃料の量を表 示します。 ブレーキペダル ブレーキペダル図 7を踏み込むと車両は減速または停 止します。 g213963 図8 1. 燃料計 4. アワーメータ/整備時期イン ジケータ 2. 冷却水温度計 5. スロットルレバー 3. 刈高スイッチ g213964 図7 1. ブレーキペダル 2. 走行ペダル 3.
スロットルレバー スロットルレバー図 8はエンジンの回転速度を制御する レバーです。高速 側前方へ倒すとエンジンの速度が上 昇します。低速 側後方へ倒すとエンジンの速度が低下 します。スロットルレバーの操作でブレードの回転速 度、エンジンの回転速度、走行速度が変わります。 整備 時 期 イ ン ジ ケ ー タ ア ワ ー メ ー タ /整 アワーメータ図 8は、エンジンの積算運転時間を表 示します。 整備時期インジケータは、次のオイルとフィルタの交換 時期までの残り時間を表示します。 g213965 注 オイルとフィルタの交換時期になると、自動的に OIL 図 10 CHANGE という表示が点滅するようになります。 整備時期インジケータは、次のグリスアップ時期までの 残り時間も表示します。 1. ホッパーのダンプレバー 2. ホッパーの昇降レバー 3.
g214136 図 11 1. OFF 位置 3. ON/PREHEAT 位置 2. LIGHTS ON 位置 4.
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 g214888 図 12 20
内容 寸法または重量 図 12 記 号 高さROPS を立てた状態 E 207 cm 高さROPS を下げた状態 G 166cm 全長 D 291 cm 全幅 B 143 cm ホイールベース 長さ C 119 cm 前輪トレッド幅 A 95cm 後輪トレッド幅 F 96cm 地上高 15 cm 純重量刈り込みデッキを含む 1005 kg 純重量刈り込みデッキを含まない 835 kg 車両総重量 1190 kg 前アクスルの重量限界 1000 kg 後アクスルの重量限界 500 kg アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそろっており、マシンの機能をさらに広げることができます。 詳 細は弊社の正規サービスディーラ、または代理店へお問い合わせください弊社のウェブサイト www.Toro.
運転操作 毎日の整備作業を実施する 毎日の運転前に、 始業点検表 (ページ 40)に記載され ている「使用ごと/毎日の典型整備」を行ってください。 運転の前に タイヤ空気圧を点検する 運転前の安全確認 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 安全に関する一般的な注意 • • • • • • • 前 後 の タ イ ヤ の 空 気 圧 1.4 bar1.
安全インタロックシステムの動 作を確認する エンジンクランキングインタロック動作表 (cont'd.
燃料を補給する PTO 安 全 イ ン タ ロ ッ ク の 動 作 を 確 認 する 硫黄分の少ない 微量 500ppm 未満、または極微 量15ppm 未満の新しい軽油またはバイオディーゼル 燃料以外は使用しないでください。セタン値が 40以上 のものをお使いください。燃料の劣化を避けるため、 180日以内に使いきれる程度の量を購入するように してください。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 この点検を行う前に、以下のことを行ってください 1. 運転席に座る。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. 走行ペダルをニュートラルにしてください。 4. PTOを切る。 5. エンジンを掛ける。 6.
燃料を補給する ROPS 横 転 保 護 バ ー を 調 整 する 注 可能であれば、一日の運転が終了したあとに燃料を 補給しておくようにしてください。このようにすると燃料 タンク内部に水がたまるのを低減することができます。 警告 転倒事故の際の負傷や死亡を防止するため に ROPS は 必 ず 立 て た 位 置 に ロ ッ ク し て お き 、 運 転時にはシートベルトを着用すること。 また、運転席がラッチで固定されていることを確 認すること。 警告 ROPS を 下 げ る と 横 転 に 対 す る 保 護 効 果 は な く なる。 • 不 整 地 や 斜 面 を 走 行 す る 時 に は 、 必 ず ROPS 横転保護バー を立てておくこと。 • ど う し て も 必 要 な 時 以 外 に は ROPS を 下 げ な いこと。 • ROPS を 下 げ て 乗 車 し て い る と き に は シ ー ト ベ ルトを着用しないこと。 g214279 図 14 • 運転はゆっくり慎重におこなうこと。 • 頭 上 の 障 害 物 が な く な っ た ら 直
ハンドルチルトの調整 図 17のようにして、ハンドルの位置を調整します。 g218001 図 15 g214731 図 17 を立てる ROPSを 1. 平らな場所に駐車する。 2. PTOを解除し、デッキを下げ、駐車ブレーキを 掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 運転席を前に倒す図 16。 5. ROPS バーからノブピンを抜き取る図 16。 6. ROPS を立ててノブピンで固定する図 16。 7. 座席を元に戻して固定する図 16。 座席を調整する 運転席は前後にスライド調整できます。体格に合わせ て運転しやすい位置を選んでセットしてください。 調整はレバーを上げて座席を前後にスライドさせて行 います 図 18 。 g215133 図 18 g218002 図 16 座席のサスペンション調整 1.
2. 3.
運転中に • 運転席を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 運転中の安全確認 – PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降させ る。 安全に関する一般的な注意 – 駐車ブレーキを掛ける。 • • • • • • • • • • • • • • • • • – エンジンを止め、キーを抜き取る。 オーナーやオペレータは自分自身や他の安全に責 任があり、オペレータやユーザーの注意によって物 損事故や人身事故を防止することができます。 作業にふさわしい服装をし、安全めがね、長ズボ ン、頑丈で滑りにくい安全な靴、および聴覚保護 具を着用してください。長い髪は束ねてください。 ゆるい装飾品やだぶついた服は身に着けないで ください。 疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂 取した時は運転しないでください。 この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってく ださい。運転中は運転操作に集中してください注意 散漫は事故の大きな原因となります。 エンジンを掛ける前に、全部の駆動装置がニュート ラルであること、駐車ブレーキが掛かっていることを 確認し、運転席に着席してください。 人を乗せないでください
斜面での安全確保 • 斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは 重大な人身事故につながります。斜面での安全運 転はオペレータの責任です。どんな斜面であって も、通常以上に十分な注意が必要です。 • 斜面については、実地の測定を含めてオペレータ 自身が調査を行い、安全に作業ができるかどうか を判断してください。この調査においては、常識を 十分に働かせてください。 • • エンジンの始動手順 重要 エンジンを始めて始動するとき、燃料切れによっ てエンジンが停止したとき、燃料系統の整備作業を 行った後では、燃料系統からのエア抜きを行う必要が あります。 以下に掲載している斜面での運転上の注意点やそ の場合の天候条件および場所の条件などを良く 読み、作業日当日の現場のコンディションが作業 に適当かどうか判断してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が 変わります。 走行、ステアリング、安定性などに疑問がある場合 には運転しないでください。 • 隠れた穴、わだち、盛り上がり、石などの見えな い障害は、取り除く、目印を付けるなどして警戒 してください。深い芝生に隠れて
エンジンの停止手順 2. 注意 ホッパー昇降レバーのロックカラーを上に引き、 レバーを後方に傾けるとホッパーが上昇します 図 23 。 人身事故を防止するために、オイル漏れ、各部 のゆるみなどの不具合を点検する時は、必ずエン ジンを停止し、機械の可動部がすべて完全に停 止していることを確認すること。 1. スロットルコントロールを後方の低速位置にする。 2. PTO スイッチをOFF 位置にする。 3. キーを OFF 位置に回す。事故防止のため、 キーは抜き取っておく。 注 エンジンが停止した状態でキースイッチをLIGHTS ON または ON/PREHEAT 位置にしたまま運転位置を離れ ると、ややおいてブザーが鳴ってキーを OFF にする ように警告します。 駐車ブレーキの掛け方 1. ブレーキペダルを踏み込む。 2.
ホッパーを下降させる ホッパーからダンプする 1. 平らな場所に駐車する。 1. 平らな場所に駐車する。 2. ホッパー昇降レバーのロックカラーを上に引き、 レバーを後ろ一杯まで傾けるとホッパーが下降し ます 図 24 。 2.
ホッパーを閉じる 4. エンジンを止め、キーを抜き取る。 1. 平らな場所に駐車する。 5. 運転席を前に倒す。 2. ダンプ終了後は、ホッパーダンプレバーのロック カラーを上に引き、レバーを前方に傾けてホッ パーを閉じてください図 26。 6. シュートのラッチを外す図 27。 注 ホッパーを綴じると、ホッパーのドアは自動 でロックします。 g215863 図 27 1. 2. 取っ手 ラッチ 3. シュート 7. シュートについているハンドルで、シュートを外 し、シュートとデッキの開口部を洗浄する図 27。 8. シュートを元通りに取り付けて、ラッチを掛ける 図 27 。 ホッパーセンサーの調整 ホッパーが満杯になっていないのにセンサーが働いて PTO が自動的に解除されてしまったり、センサーが働 く前にシュートが詰まってしまったりする場合にはセン サーの位置調整が必要です。 以下の手順で調整してください g215380 1. ホッパーのドアを開く。 2.
g035646 g224571 図 29 図 28 1. 芝生が薄い時や天気が乾 燥している時はホッパーセ ンサーを上向きにセット 2. 芝生が通常の時や天気が 通常の時はホッパーセン サーを中位置にセット 3. 芝生の密度が高い時、落 ち葉がある時、天気が締 めっぽい時はホッパーセン サーを下向きにセット 前部芝削り防止ローラを調整 する 刈高 51 mm 以上で使用する場合には、ローラを下位 置に取り付け、それ以下の刈高で使用する場合には、 上位置に取り付けます。 刈り高の調整 1. 平らな場所に駐車する。 刈高は刈高スイッチで、 20-110 mm の間で無段階で 調整することができます。 2. PTOを解除し、デッキを下げ、駐車ブレーキを 掛ける。 刈高スイッチ図 8を前方に押すと刈高が下がります。ス イッチを後方に押すと刈高が上がります。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4.
5. のリセット方法 PTOの ローラを適切な穴に合わせてセットし、シャフトを 通してボルトとナットで固定する図 31。 注 PTO スイッチが ON の状態で運転席から離れるとエ ンジンは自動停止します。 以下の方法でPTOをリセットしてください 1. PTO スイッチのノブを押し込む。 2. キーを OFF 位置に回す。 3. キーを右に回してON/PREHEAT 位置にすると、エ ンジンが始動します。 4. PTO スイッチのノブを引き出す。 ヒント • • g215277 図 31 1. ナット 2. ローラシャフト 3. 4. ボルト ローラ 後部芝削り防止ローラを調整 する ローラは、地表面との距離が 19 mm になるように取り 付けます。 1. 平らな場所に駐車する。 2. PTOを解除し、デッキを下げ、駐車ブレーキを 掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. ローラピンからロックピンを抜き取る図 32。 • • • g215336 図 32 1. ローラピン 2.
てください。調整、整備、格納は機体が十分冷え てから行ってください。 • 火災防止のため、カッティングユニット、マフラー、 エンジンの周囲に、草や木の葉、ホコリなどが溜 まらないようご注意ください。オイルや燃料がこぼ れた場合はふき取ってください。 • カッティングユニットを上昇位置にして機械から離れ る場合、ロック装置がある場合には、必ずユニッ トをロックしてください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 • 格納保管中やトレーラでの輸送中は、燃料バルブ 装着車ではバルブを閉じておいてください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や 燃料容器を保管格納しないでください。 • 必要に応じてシートベルトの清掃と整備を行って ください。 g231794 緊急時の牽引移動 別 途 用 意 す る も の ソケットレンチ、17 mm エクステン ション、100 mm のソケット。 緊急時には、ごく短距離であれば本機を押して移動す ることができます。ただし、通常の移動にはこ
• ロープを掛ける前に刈り込みデッキを完全に降下さ せてください。 • 荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケーブ ル、ロープなどで機体を確実に固定してください。 機体の前後に取り付けた固定ロープは、どちらも、 機体を外側に引っ張るように配置してください。 機体の前側の固定 キャリアフレームのコーナー部にロープを掛けてくださ い。アンカー用の輪がある場合はそれを利用しましょ う。 図 34 と 図 35 。 g217861 図 36 機体の後側の固定 機体後部にアンカー用の輪がついている場合 後部バンパーにあるアンカー用の 2 つの輪を利用して 機体を固定します図 37。 g231805 図 34 キャリアフレームにアンカー用の輪が 1 つついている場合 1. 機体前部のロープ掛けポイント g231807 図 37 1. 機体後方のアンカー用の輪 機体の右前側や左前側を ジャッキアップする場合 1. ラジエターまたは燃料タンクを開いてアクセスを確 保する; 右側からエンジンへのアクセス (ページ 48)または 左側からエンジンへのアクセス (ページ 48)を参照。 2.
g224454 図 38 1. 機体右側のフレームチューブ g224455 図 39 1. 機体左側のフレームチューブ 機体の後側を浮かす場合 図 40に示すジャッキアップポイントで左後ろまたは右後 ろ側を浮かせます。 g224613 図 40 1.
保守 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 200運転時間ごと • • • • • • • • • 250運転時間ごと • エンジンオイルとフィルタを交換する。 300運転時間ごと • 刈り込みデッキのギアボックスのオイル交換を行う。 400運転時間ごと • 燃料タンクを空にして内部を清掃します。 • 燃料ラインとその接続状態を点検する。 500運転時間ごと • 水セパレータのフィルタを交換する。 • 右前部にある燃料フィルタのエレメントを交換する。 1000運転時間ごと • 油圧オイルを交換する。 1500運転時間ごと • 冷却系統の内部を洗浄し新しい冷却液に交換する。 1500運転時間ごとまた は2年ごとのうち早く到 達した方の時期 駆動シャフトのUジョイントの潤滑を行う。 ホイールナットのトルク締めを行う。 後輪の整列を点検する。 冷却系統のホースを点検する。 オルタネータベルトの点検を行う。 オルタネータベルトの張りを点検する。 PTOベルトの状態と張りの点検を行う。 PTO クラッチのすきまの調整を行う。 油圧オイルフィルタを交換する。 • 可動部分のホースすべてを交換する。 39
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 インタロックの動作を点検す る。 ROPS が完全に立てられた 状態でロックされていること を確認する。 ブレーキの動作を確認する。 燃料残量を確認する。 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却液の量を点検する。 エアフィルタの状態インジケー タの表示を確認する。1 ラジエターとスクリーンの汚 れ。 エンジンから異常音がないか 点検する。 2. 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 計器類の動作を確認する。 バッテリーの状態を点検す る。 グリスアップを行なう。3 塗装傷のタッチアップを行う。 1. インジケータランプが点灯している場合。 2. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 3.
整備前に行う作業 ホッパーを上昇位置に固定す るには 保守作業時の安全確保 • 運転席を離れる前に 1. 平らな場所に駐車する。 2. ホッパーを一番高い位置に設定する ホッパーを 上昇させる (ページ 30)を参照。 3. 以下の手順でホッパーを固定する – 平らな場所に駐車する。 – PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降させ る。 A. マグネット式の安全ロックについているピンを 内側に押し込む図 41。 B. ピンを押さえながら、マグネット式安全ロック を油圧シリンダの上に降ろす図 41。 C.
潤滑 刈り込みデッキのグリスアップ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—刈り込みデッキのグリスアップを行う。 ほこりなどの非常に多い条件下で機械を使用 している場合は、毎日デッキのグリスアップを行ってください。 グ リ ス の 種 類 リチウム系2号グリス 重要 ほこりの多い環境ではベアリングやブッシュに異物が侵入しやすく、一旦侵入が起こると内部の磨耗 が急激に進行します。 注 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップしてください。 1. ベルトカバーを取り外す ベルトカバーの取り外し (ページ 75)を参照。 2. 異物を押し込んでしまわないよう、グリスフィッティングをきれいに拭く 3. グリスガンでグリスを注入する。 4. はみ出したグリスはふき取る。 5.
ベアリングとブッシュのグリス アップ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—ベアリングとブッシュのグ リスアップを行ってください。 ほこり などの非常に多い条件下で機械を使 用している場合は、毎日ベアリング とブッシュに潤滑を行ってください。 グ リ ス の 種 類 リチウム系2号グリス 重要 ほこりの多い環境ではベアリングやブッシュに異 物が侵入しやすく、一旦侵入が起こると内部の磨耗が 急激に進行します。 g236051 注 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちに グリスアップしてください。 1. 異物を押し込んでしまわないよう、グリスフィッ ティングをきれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3.
• デッキ昇降アームのピボットポイント図 45 • PTO のアイドラプーリのブラケット図 46 g235950 g236050 g235951 図 46 • ホッパーアーム上側図 47 g235947 図 45 g214732 図 47 44
• ホッパーアーム下側、前図 48 • ホッパーピボットホッパーの下図 50 g318013 図 50 g215132 • 図 48 図は左側反対側でも同じ作業を行う。 • ステアリングのピボットポイント図 51 ホッパーアーム下側、後図 49 g215063 図 51 g215064 図 49 45
ジョ イ ン ト の 駆 動 シ ャ フ ト の Uジ 潤滑 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—駆動シャフトのUジョイン トの潤滑を行う。 グ リ ス の 種 類 リチウム系2号グリス 重要 ほこりの多い環境ではベアリングやブッシュに異 物が侵入しやすく、一旦侵入が起こると内部の磨耗が 急激に進行します。 g236052 注 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちに グリスアップしてください。 • 1. 異物を押し込んでしまわないよう、グリスフィッ ティングをきれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 刈り込みデッキのギアボックス部の駆動シャフトの 前側 U ジョイント図 52。 g235952 図 53 駆動シャフトのスライディング ジョイントの潤滑 g236049 整備間隔: 100運転時間ごと—駆動シャフトのスライディ ングジョイントの潤滑を行う。 潤 滑 仕 様 固着防止コンパウンド g235948 図 52 • PTO 部の駆動シャフトの後側 U ジョイント図 53。 46 1.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めキー を抜き取った状態で行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エンジンへのアクセス 手動でホッパーを倒すには g235766 図 54 1. 25 cm 2. スプラインU ジョイントカッ プリング 3. スプラインギアボックスの シャフト) 4. スプライン駆動シャフト 3. ギアボックスのシャフトのスプラインと駆動シャフト のスプラインをきれいにする図 54。 4. 前駆動シャフトの滑り面をきれいにする図 54。 5. ギアボックスのシャフトのスプラインと U ジョイン トカップリングのスプライン図 54に固結防止コン パウンドを塗る。 6. 前駆動シャフトの滑り面に固結防止コンパウンド を塗る 図 54 。 7. 駆動シャフトの前半分を後方に引いて、U ジョ イントカップリングをギアボックスのシャフトに合 わせる。 8.
エンジンアクセスカバーからエンジン へのアクセス 1. 2. 左側からエンジンへのアクセス 燃料タンクブラケットの左側のボルトを外して、燃料タ ンクを右に開くとエンジンにアクセスできるようになる 図 59 。 ホッパーを一番高い位置にして、マグネット式安 全ロックで固定する ホッパーを上昇させる (ページ 30)と ホッパーを上昇位置に固定するには (ペー ジ 41)を参照。 注 ハンドルを右一杯に切ると燃料タンクを完全に外 に出すことができます。 エンジンアクセスカバーについている取っ手でカ バーを持ち上げると、エンジンにアクセスできる ようになる 図 57 。 g216339 図 59 1. ボルト 2. 燃料タンクのブラケット g214957 図 57 1. 取っ手 2. エアクリーナの整備 エンジンアクセスカバー 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—エアフィルタの交換 エ アフィルタのエレメントがひどく汚れて いたり破損している場合は、その時 点で交換する。 右側からエンジンへのアクセス 1. 2.
g009742 図 61 エアクリーナの整備時期イ ンジケータ 2. 安全フィルタ 1. 3. 4. 2. エアフィルタのボディ 次フィルタ 5. ラッチ 6. エアクリーナのカバー 7. ダストキャップ 安全フィルタを取り外す装着車の場合。 注 安全フィルタは、交換するとき以外は外さな い。 重要 安全フィルタは絶対に洗わないでください。 安全フィルタが汚れている場合には、 次フィルタ が破損していますから両方のフィルタを新しいも のに交換してください。 g216811 3. 図 60 注 フィルタに穴があいているとその部分が明るく 見えます。破れや油汚れ、ゴムシールの傷がな いか点検してください。破損しているフィルタは 使用しないでください。 エアクリーナのフィルタの整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—エアクリーナのフィルタ の交換する 悪条件下ではより頻繁 に交換。 1. フィルタの外側から照明を当てて新しいフィルタの 内側を点検し、傷などがないか確認する。 4.
• エ ン ジ ン オ イ ル の 種 類 API規格CH-4、CI-4 また はそれ以上のクラス。 • エンジンオイルの粘度 – 推奨オイルSAE 15W-40-18℃以上 – 他に使用可能なオイル SAE 10W-30 または 5W-30 全温度帯 注 Toro のプレミアムエンジンオイル15W-40 または 10W-30を代理店にてお求めいただくことができます。 パーツカタログでパーツ番号をご確認ください。 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エンジンオイル の量を点検する。 初めての運転の 前に必ずエンジンオイルの量を確認 し、その後は毎日点検してください。 注 エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、 その日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えてい るうちです。エンジン始動後に行う場合は、オイルが オイル溜めに戻るまで最低10分間待って点検するよう にしてください。油量がディップスティックの L マーク 以下であれば H マークまで補給します。入れすぎな いこと。油量が H マークと L マークの間であれば補 給の必要はありません。 図 62
3. PTOを解除し、デッキを下げ、駐車ブレーキを 掛ける。 4. ホッパーを上昇させて固定し、エンジンアクセスカ バーを開く エンジンアクセスカバーからエンジンへ のアクセス (ページ 48)を参照。 5. エンジンを止め、キーを抜き取る。 6.
燃料系統の整備 燃料噴射ポンプからのエア抜 き 注 適切な燃料についての説明は 燃料を補給する (ペー ジ 24) を参照のこと。 危険 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 3. 燃料タンクに少なくとも半分まで燃料が入っている ことを確認する。 4. 燃料の取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶 対に近づけない。 ラジエターのラッチを外す 右側からエンジンへの アクセス (ページ 48)を参照。 5. エア抜きねじの下に燃料を受ける容器を置く。 6. 燃料噴射ポンプのエア抜きねじを開ける 図 65 燃料系統からのエア抜き エンジンの左側にある燃料ポンプのレバーを操作して 燃料フィルタのボウルに燃料を満たす図 64。 g215134 図 65 1. g215557 ブリードねじ 図 64 1. レバー 2. 燃料ポンプ 7.
燃料ボウルに水が混入しているかど うかを調べる 1. 燃料ボウルからの水抜き 1. 燃料フィルタのボウルについているインジケータを チェックする。水が混入している場合には水でフ ロートが浮き上げっている図 66。 燃料フィルタボウルの下に回収容器を置き、ボ ウルのナットを外してフィルタヘッドからボウルを 外す 図 68 。 注 フィルタのボウルを外す時にスプリングとフ ロートも外れてきます。 g231812 g231810 図 68 フィルタのヘッド 4. フロート 2. リング 5. 燃料フィルタのボウル 3. スプリング 6. ボウルのナット 1. 2. ボウル内部の燃料と水を捨てる。 3. フィルタヘッドについている O リングの状態を点 検する 図 68 。 注 O リングに磨耗や破損が見られる場合は新 しいものに交換する。 g231813 図 66 2. ボウル内部に水がある場合には、水セパレータ についている燃料バルブを閉じて CLOSED 位置に し図 67 燃料ボウルからの水抜き (ページ 53)の ステップを行う。 4.
水セパレータのフィルタの交換 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと—水セパレータのフィルタ を交換する。 フィルタ・エレメントの取り外し 1. 燃料フィルタのヘッドの周囲をきれいに拭く図 69。 g231824 図 71 g231812 1. 2. フィルタのヘッド フィルタのエレメント 5. フロート 6. 燃料フィルタのボウル 3. リング 7. ボウルのナット 4. スプリング 4. ボウルの中の燃料を捨て、フィルタヘッドの取り 付け部をきれいに拭く。 フィルタ・エレメントの取り付け g215504 図 69 1. 2. 燃料フィルタのヘッド 2. 1. O リングにきれいな燃料を塗る。 2. フィルタヘッドにエレメントを取り付ける図 71 フィ ルタ・エレメントの取り外し (ページ 54)を参照。 3. スプリングとフロートをボウルに組み付ける図 71 フィルタ・エレメントの取り外し (ページ 54)を参照。 4.
燃料フィルタのエレメントの交 換 燃料タンクの清掃 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—燃料タンクを空にして内 部を清掃します。 右前部 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと—右前部にある燃料フィル タのエレメントを交換する。 1. 燃料フィルタのヘッドの周囲をきれいに拭く図 72。 g236135 図 73 g215503 図 72 1. 燃料フィルタのヘッド 2. フィルタ 2. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 72 。 3. フィルタのガスケットにきれいな燃料を塗る。 4. フィルタヘッドにエレメントを取り付ける。 5. フィルタヘッドにボウルとナットを取り付けてナッ トを手締めする。 6. 燃料システムのプライミングを行う 燃料系統から のエア抜き (ページ 52)を参照。 7.
電気系統の整備 バッテリーの整備 電気系統に関する安全確保 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと—バッテリー液の量を点検 する。 格納期間中は30日ごとにバッ テリーの液量を点検してください • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 行う時には、バッテリーのマイナスケーブルの接続 を外してください。 バッテリーの取り外し 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 バッテリーへのアクセス 1.
バッテリーを充電する 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を 近づけない。 重要 バッテリーは常時フル充電状態に維持してくださ い こ の と き 電 解 液 の 比 重 は 1.265 に な り ま す 。 特 に 氷 点下で保管する場合にはこのことを守ってください。 1. 25-30アンペアで 10-15 分、または10 アンペアで 30 分、バッテリーを充電する。 2. 充電が終わったら、チャージャのプラグをコンセ ントから抜いてから、チャージャのリード線をバッ テリー端子から外す図 77。 3. バッテリーをマシンに取り付け、バッテリーケー ブルを接続する バッテリーを取り付ける (ページ 57)を参照。 g216923 図 75 バッテリーを取り付ける 注 バッテリーを外したままで機械を運転しないで ください。電気系統を損傷する恐れがあります。 図 76のようにバッテリーを取り付ける。 g000960 図 77 g216922 図 76 57 1. プラス端子 3. 充電器からの赤色+コード 2.
ヒューズの整備 機械の電気回路を保護するためにヒューズを使用して いますが、ヒューズに関する整備は何も必要ありませ ん。但し、万一ヒューズが飛んだ場合には、配線が ショートしていないか点検してください。 ヒューズヒューズブロックは運転席の左側にあります 図 78 。 g224645 図 79 1. セキュリティヒューズ3 A 2. PTO ヒューズ15 A 5. 刈り込みデッキのバルブと 運転席のヒューズ15 A 6. オルタネータとダッシュボー ド用のヒューズ5 A 作業用ライト、ブレーキラ ンプ、フルビームライト、 ライト制御ユニット用ヒュー ズ 15 A 8. ハザードランプ、点火プラ グ、キースイッチ用ヒュー ズ 30 A 3. ECUとブザー用ヒューズ5 A 7. 4. g217872 図 78 1.
走行系統の整備 ホイールナットのトルク締め を行う 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 1 時間 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと ホ イ ー ル ナ ッ ト の 規 定 ト ル ク 85-90 N·m10.4-11.1 kg.m = 62-66 ft-lb g224646 前後の車輪のホイールナットを 図 82 に示すクロスパ ターンで規定トルクまで締め付けてください。 図 80 1. 右側ライトとプレートライト 用ヒューズ3 A 5. 2. 左側ライト用ヒューズ3 A 6. インジケータ用ヒューズ7.5 A 7. 回転灯用ヒューズ5 A フルビームライト用ヒュー ズ 15 A 4. ヘッドライト用 ヒューズ10 A 8. 3. 警告機器用ヒューズ10 A ハザードランプスイッチ用 ヒューズ15 A 上記の他に、マシンのメインワイヤハーネス保護用の ヒューズ40 Aが 2 本あります図 81。 g034007 図 82 後輪の整列の管理 後輪の整列を点検する 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車する。 2.
3. 冷却系統の整備 調整ができたら、ジャムナットを締めてタイロッド を固定する。 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 g217458 図 83 1. ステアリングプレート 2.
冷却系統と冷却液の量を点検 ラジエタースクリーンとラジエ する ターの汚れ具合の点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 オーバーヒートを防止するため、ラジエターとラジエター スクリーンは常にきれいにしておいてください。ラジエ ターとスクリーンに刈りかす、ごみ、ほこりなどがたまっ ていないかを点検し、よごれていたら清掃してください。 警告 エンジン停止直後は、ラジエターが高温高圧状態 となっている。この状態でキャップを開けると大や けどを負う危険がある。 • 冷却液の点検は、回収タンクのキャップを開け て行わないこと。キャップは開けずに、タンクを 側面から見て液量を調べる。 ラジエタースクリーンとラジエ ターの清掃 • エンジンが熱いうちはラジエターのキャップを開 分間 ほ ど 待 っ け な い こ と 。 エ ン ジ ン 停 止 後 、 15分 て、ラジエターキャップが十分に冷えてから取 り外すようにすること。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—冷却系統のホースを点 検する。 1.
ブレーキの整備 ブレーキの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間—常用ブレーキ の点検・調整を行う。 使用開始後最初の 50 時間—常用ブレーキの点 検・調整を行う。 初回のブレーキ調整は運転開始後 50 時間ですが、 その後は相当長期間にわたってブレーキ調整なしで 運転できます。 ブレーキペダルを一杯に踏み込んだ時、ペダルとス ロットの前端との間に約 13 mm のすきまがあるのが 適正です。 1. ブレーキペダルを踏み込んで、スロットの前端との 間に適切なすきまがあるかどうか点検する図 86。 g217075 図 87 1. g217076 図 86 1. ブレーキペダル 2. すき間 2. ブレーキペダルから足を離す。 3. 調整が必要な場合は、各ブレーキケーブルの両 端にある前ジャムナットと後ジャムナットをゆる める 図 87 。 62 ブレーキケーブル 2. ジャムナット 4. ブレーキペダルを踏み込んで、ケーブルを前後 に動かして調整する。 5. ケーブルの位置が決まったらジャムナットを締め て固定する。 6.
ベルトの整備 PTO ベ ル ト の 整 備 オルタネータベルトの点検 PTO ベ ル ト の 張 り の 点 検 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 使用開始後最初の 50 時間 ベルトに磨耗や損傷が発生していないか点検する。 200運転時間ごと 注 磨耗や破損が見られた場合はベルトを交換する。 オルタネータベルトのテンショ ン調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 1. 平らな場所に駐車する。 2. PTOを解除し、デッキを下げ、駐車ブレーキを 掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. アイドラプーリテンショナについているテンション表 示矢印の位置を見る。 200運転時間ごと 矢印がワッシャの外面に並んでいれば適正。 1. 平らな場所に駐車する。 2. PTOを解除し、デッキを下げ、駐車ブレーキを 掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 機体左側からエンジンにアクセスする 左側からエ ンジンへのアクセス (ページ 48)を参照。 5.
g232325 図 92 g232324 図 90 1. 6. スプリングブラケット 2. 1. 穴PTO クラッチプレート 2. ピン回転防止チューブ クラッチダンパスプリング 右側エンジンマウントに回転防止チューブを固定 しているボルト2本とナット2個を取り外す図 91。 3. 回転防止チューブ 8. アイドラプーリテンショナのナットをゆるめる図 89 PTO ベルトの張りの点検 (ページ 63)を参照。 9. プーリをエンジン側に回しながらベルトを外す図 93 。 g232232 図 93 g232322 図 91 1. 2. 7. ボルト 右側エンジンマウント 3. ナット 4.
制御系統の整備 PTO ベ ル ト の 取 り 付 け 1. PTO ベルトをプーリに合わせる図 94。 PTO ク ラ ッ チ の す き ま の 調 整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車する。 2. PTOを解除し、デッキを下げ、駐車ブレーキを 掛ける。 3. ホッパーを上昇させて固定する ホッパーを上昇 させる (ページ 30)と ホッパーを上昇位置に固定 するには (ページ 41)を参照。 4. エンジンを止め、キーを抜き取る。 5. エンジンアクセスカバーを開く エンジンアクセス カバーからエンジンへのアクセス (ページ 48)を 参照。 6. クラッチのライニングと摩擦プレートとの間の ギャップを 0.38 mm のすきまゲージが通れるよう に調整する 図 95 。 g232323 図 94 1. クラッチプーリ 2. アイドラプーリ 2. 回転防止チューブのピンを、PTO クラッチプレー トの穴に合わせる 図 92 PTO ベルトの取り外し (ページ 63) を参照。 3.
走行ペダルの調整 1. 平らな場所に駐車する。 2. PTOを解除し、デッキを下げ、駐車ブレーキを 掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 走行ロッドの端部をペダルに固定しているボル トとナットを取り外す。 5. ロッドの端部を走行ロッドに固定しているジャム ナットをゆるめる図 97。 走行ペダルを前進一杯に押し込む図 96。 6. ロッドを回して適当な長さにする。 最高速度の時に、走行ペダルとペダルストップと の間に 3 mm のすきまがあることが必要です。 7. ジャムナット図 97を締め、ボルトとナットでロッ ド端を走行ペダルに固定してペダルの角度を固 定する。 走行ペダルのストップの調整 オペレータの体格に合わせて走行ペダルの調整を行う ことができるほか、前進最高速度を増減したい場合もこ のペダルで調整します。 後退最高速度を増減したい場合もこのペダルで調整 します。 1. g216954 図 96 1. 走行ペダル 3. ジャムナット 2. 後退用ペダルストップ 4. 前進用ペダルストップ g216434 2.
油圧系統の整備 高粘度インデックス 低流動点アンチウェア油圧作 動 液 , ISO VG 46 物性: 油圧系統に関する安全確保 • • 粘度, ASTM D445 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 St @ 100°C 7.6 - 8.
油圧オイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に駐車する。 2. ホッパーが完全に下降して水平であり、刈り込み デッキが下降位置にあることを確認する。 3. PTO を解除し、駐車ブレーキを掛け、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 4. 油圧オイルタンクからディップスティックを抜きウェ スで一度きれいに拭く図 98。 g215905 図 100 8. 注 キャップをレンチで締め付けないこと。 g215906 図 98 9. 5. 補給口にディップスティックを差し込んでねじ部 を最後まで締めこむ。 6.
刈り込みデッキの保守 刈り込みデッキを整備姿勢に する。 1. 平らな場所に駐車する。 2. PTOを解除し、デッキを下げ、駐車ブレーキを 掛ける。 g236164 3. ホッパーを上昇させマグネット式安全ロックを掛け る ホッパーを上昇位置に固定するには (ページ 41)を参照。 5. ラジエターを開いてフィルタへのアクセスを確保す る; 右側からエンジンへのアクセス (ページ 48)を 参照。 4. シュートのラッチを外してシュートを取り外す シュー トの清掃 (ページ 32)を参照。 5. デッキ左右の後リンクピンを引いて回す。 6. 図 102に示すように油圧オイルフィルタを交換 する。 6. 刈り込みデッキを上昇させる。 7. エンジンを止め、キーを抜き取る。 8. デッキ左側にあるハンドルとフットペグを使って、 デッキ前部を立てて整備用の姿勢にする。 図 101 刈り込みデッキを刈り込み位 置にする。 重要 このステップの前に、必ずシュートを外してくださ い 外し忘れると機器が破損する場合があります。 g215918 図 102 7.
回転刃の整備 ブレードの点検 ブレード刃を鋭利にしておくと、いつも質の良い刈り 上がりとなります。ブレードを 2 本用意して交互に使 用すると便利です。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 ブレードが堅いものに当たった、バランスが取れていな い、曲がったなどの場合には交換してください。いつも 最高の性能を維持し、安全を確保するために、交換用 の刈り込み刃ブレードは必ず Toro の純正部品をご使 用ください。他社のブレードを使用すると安全規格に 適合しなくなる可能性があります。 1. 刃先の部分を点検する図 103。 2. 刃先部分が鋭利でなかったり、打ち傷がある場 合には、ブレードを外して研磨する ブレードの研 磨とバランス調整 (ページ 71)を参照。 3. ブレードを点検、特に立ち上がりの湾曲部セイ ルをていねいに点検する。 4.
ブレードの研磨とバランス調整 中央ブレードの研磨とバランス調整 1. ブレードは、両端部の刃先をやすりまたは研磨 機で磨く 図 106 。 注 刃先の角度を 22° に維持してください。 注 左右を同じだけ削るようにすればバランスが 狂わない。 g216037 図 104 ブレードボルト 4. 湾曲ワッシャ 2. ブレードリテーナ 5. 中央ブレード 3. スプリングロックワッシャ 1. ウイングブレードアセンブリの取り外し g216118 図 106 左右のブレードアセンブリは互いに反対方向に、特定 の位置関係を保持しながら回転します。ファンディスク とブレードを正しく取り付けてください。 1. 元の角度 22° で研磨すること。 1. ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使ってウイ ングブレードアセンブリをしっかり握る。 2. スピンドルシャフトからブレードボルト、スプリン グロックワッシャ、ブレードリテーナ、湾曲ワッ シャを取り外す図 105。 ているからそのまま使用してよい。 ブレードアセンブリを取り外す図 105。 削って調整する図 106。 3.
ブレードの取り付け ウイングブレードの研磨とバランス調整 1. ブレードアセンブリは、両端部の刃先をやすりま たは研磨機で磨く図 108。 中央のブレードの取り付け 注 刃先の角度を 22° に維持してください。 1. 注 左右を同じだけ削るようにすればバランスが 狂わない。 ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使ってブ レードの端部をしっかり握る。 2. 先ほど取り外したブレードボルト、ブレードリテー ナ、スプリングロックワッシャ、湾曲ワッシャを 使ってブレードを取り付ける図 110。 重要 ブレードの立っている側 セイル部 がカッティ ングデッキの天井を向くのが正しい取り付け方で す。 g216119 図 108 1. 2. 元の角度 22° で研磨すること。 ブレードバランサーを使ってバランスを調べる図 109 。 注 ブレードアセンブリが水平に停止すればバラン スがとれているからそのまま使用してよい。 g216037 図 110 注 もし傾くようなら、重い方のセイル部を少し 削って調整する図 108。 ブレードボルト 4. 湾曲ワッシャ 2.
刈り込みデッキのギアボックス への駆動シャフトの取り付け 1. 駆動シャフトのユニバーサルジョイントのスプライ ンと、ギアボックスのカップリングのスプラインとを 合わせる 図 112 刈り込みデッキのギアボックスか らの駆動シャフトの取り外し (ページ 73)を参照。 2. スプリング付きピンを押し込んでから駆動シャフ トを前方に押し込む図 112 刈り込みデッキのギ アボックスからの駆動シャフトの取り外し (ページ 73) を参照。 3. スプリング付きピンから手をはなし、駆動シャフ トのユニバーサルジョイントがギアボックスに固 定されていることを確認する図 112 刈り込みデッ キのギアボックスからの駆動シャフトの取り外し (ページ 73) を参照。 4. ユニバーサルジョイントのカバーを閉じて、1/4 回 転固定具でベルトカバーに固定する図 112 刈り 込みデッキのギアボックスからの駆動シャフトの 取り外し (ページ 73)を参照。 g224559 図 111 1. ウイングブレードアセンブリ 5. 湾曲ワッシャ 2. スプリングロックワッシャ 6.
g231877 図 115 1. リンチピン 2. 昇降アーム 11. 外側ホース赤色で判別 3. 機体の右側 2. 内側ホース青色で判別 4. 機体の左側 クレビスピン 刈り込みデッキをトラクションユニットから前方 に引き出す。 刈り込みデッキの取り付け g231876 図 114 1. 3. 1. 2. 3. 4. 5. 刈り込みデッキを降下させ、ホッパーを後方に 倒す。 6. エンジンを止め、キーを抜き取る。 7. 運転席を前に倒す。 8. シュートを取り外す シュートの清掃 (ページ 32)を 参照。 9. 刈り込みデッキのギアボックスから駆動シャフト のユニバーサルジョイントを外す 刈り込みデッ キのギアボックスからの駆動シャフトの取り外し (ページ 73)を参照。 7. 10. デッキの左右で昇降アームを固定しているリンチ ピン2本とクレビスピン2本を取り外す図 115。 8. 5. 6. 9. 10. 11. 12. 13. 14.
B. C. プーリカバーの取り外し 赤色の識別マークがついている油圧ホース を、外側のクイックディスコネクトカップラ赤 色の識別マークがついているに接続する図 114 刈り込みデッキの取り外し (ページ 73)を 参照。 機体の反対側の油圧ホースについても、ス テップ AとB の作業を行う。 1. ベルトカバーを取り外す ベルトカバーの取り外 し (ページ 75)を参照。 2. プーリカバーを刈り込みデッキに固定しているボ ルトとワッシャを外す図 117。 ベルトカバーの取り外し 注 ベルトカバーを取り外すには、まず刈り込みデッキ のギアボックスから駆動シャフトのユニバーサルジョイン トを外す必要があります 刈り込みデッキのギアボックス からの駆動シャフトの取り外し (ページ 73)を参照。 1. カバーの固定具 1/4 回転 3ヶ所 を左に回す 図 116 。 g231912 図 117 1. 2. 3. ボルト ワッシャ 3. プーリカバー 機体からプーリカバーを外す。 プーリカバーの取り付け 1.
ギアボックスの取り外し 1. 刈り込みベルトのテンショナをゆるめて、ギアボッ クスのプーリから刈り込みベルトを外す4 刈り込 みベルトの取り外し (ページ 80)を参照。 2. ギアボックスをギアボックスサポートに固定して いるボルト4本を外す図 118。 2. ギアボックスの下にオイル回収容器を置き、古い オイルを容器に回収する図 119。 3. プラグの穴が上向きになるようにギアボックスを回 転させる 図 120 。 g233005 図 118 1. ボルト 2. 刈り込みデッキのギアボッ クス 3. g233004 ギアボックスのサポート 図 120 ギアボックスオイルの交換 1. ギアボックスのケースについているプラグを外 す 図 119 。 g233003 ケースのプラグ 2. プラグの穴から所定のオイルを 112 ml 入れる 図 120 。 5. ギアボックスのケースにプラグを取り付ける図 120 。 ギアボックスの取り付け 図 119 1. 4. ケースのプラグ穴デッキの ギアボックス 76 1.
デッキの水平調整 水平調整の準備 1. 凹凸のない水平な場所に駐車する。 2. 刈り込みデッキを降下させ、昇降レバーをフロー ト位置にセットする。 3. 刈り込みブレードやウイングブレードディスクに 曲がりや破損がないか点検する ブレードの点 検 (ページ 70)を参照。 注 デッキの調整は、ブレードやディスクを交換し てから行ってください。 g232023 刈り込みデッキの左右の水平調整 1. 刈高を 75 mm に設定する図 121を参照。 g231917 図 122 1. 右ウイングブレード 2. 機体前方 4. g231943 図 121 1. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 片方のウイングブレードを一番外側の位置に出 す 図 122 。 左ウイングブレード ゲージブロックを使って、各ブレートの一番外側 のエッジから床面までの高さを測る図 122。 測定結果をここに記 録 刈高インジケータ75 mm 設定位置 2. 3. 5. 機体の反対側のウイングブレードを一番外側の位 置に出す 図 122 。 6.
3. 片方のウイングブレードを一番前側の位置に出 す 図 125 。 g232024 g231919 図 123 1. ジャムナット 2. ソケットヘッドボルト B. C. 3. ナット水平調整リンク ソケットヘッドボルトを固定しているジャムナッ トをゆるめる図 123。 g231946 図 125 以下の要領で、機体右側のウイングブレー ドの高さを調整する • デッキ右側を下げたい場合はソケットヘッ ドボルトを右に回す。 • デッキ右側を上げたい場合はソケットヘッ ドボルトを左に回す。 1. 右ウイングブレード 2. 機体前方 4. 3. 左ウイングブレード ゲージブロックを使って、ブレートの一番前側の エッジから床面までの高さを測る図 126。 8. 刃の一番外側のエッジから平らな床面までの距 離を測る 図 122 。 左側ブレードの測定 結果をここに記録 9. ステップ 7から8を繰り返して、測定の差が 3.2 mm 以内になるように調整する。 右側ブレードの測定 結果をここに記録 10.
g231950 図 129 g231947 図 127 1. 6. ゲージブロック 1. ジャムナット 2. 機体の右側 C. 測定値の差が 4.8 mm 未満または 8 mm よりも 大きい場合には、以下の調整を行う A. ベルトカバーを取り外す ベルトカバーの取り 外し (ページ 75)を参照。 B. デッキの左右で、デッキ傾斜アジャスタ図 128と図 129のジャムナットをゆるめる。 D. 7. 8. 9. 3. デッキ傾斜アジャスタ ブレードの後端の高さの方が前端の高さよ りも 4.8-11 mm 高くなるまで、デッキ傾斜ア ジャスタを回して調整する。 マシンの反対側のブレードにも、ステップC の作業を行う。 重要 左右のブレードの後端の高さの差が 3.
3. ポインタが 75 mm を指していない合には、以下 の調整を行う A. 刈高リンクを固定しているジャムナット2個を ゆるめる 図 131 。 g216382 図 132 1. ポインタ刈高インジケータ ジャムナット B. C. 3. テンションインジケータの 矢印 3. ワッシャ 2. ベルト張りスプリング 4. ジャムナット 刈り込みデッキのベルトの交換 g231994 図 131 2. 1. 刈高リンク 刈り込みベルトの取り外し 1. 運転席から見たときにポインタが 75 mm を 指すように、リンクを回して調整する図 130 と図 131 。 平らな場所に駐車し、PTOを解除し、刈り込み デッキを降下させる。 2. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー を抜き取る。 ジャムナット2個を締める図 131。 3. ベルトカバーとプーリカバーを取り外す ベルトカ バーの取り外し (ページ 75)と プーリカバーの取り 外し (ページ 75)を参照。 4.
刈り込みベルトの取り付け 1. 図 134に示すように、新しいベルトをプーリに 取り付ける。 g231992 図 134 g232026 2. ジャムナットの締めつけるテンションインジケータ の矢印がワッシャの外側表面と同じになるまで締 め付ける 図 133 。 3. プーリカバーを取り付ける プーリカバーの取り付 け (ページ 75)を参照。 4. ベルトカバーを取り付ける ベルトカバーを取り付 ける (ページ 75)を参照。 図 135 6. 重要 スキッドは、必ず一番上の 2 組の穴を使っ て取り付けてください。 スキッドの入れ替え スキッドが磨耗してしまった場合には、左右を入れ替え て取り付けて利用することができます。 1. 平らな場所に駐車する。 2. PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 3. 刈り込みデッキを整備姿勢にする 刈り込みデッキ を整備姿勢にする。 (ページ 69)を参照。 4. エンジンを止め、キーを抜き取る。 5.
ホッパーの保守整備 ホッパーとシュートシールの 整列 1. ホッパーの昇降サポートをピボットフィッティングに 固定しているボルト4 本をゆるめる図 136。 g232010 g232009 図 137 1. 3. g232011 図 136 1. 2. ボルト ホッパーの前後位置を調整してホッパーの入り口 をシュートシールに合わせる図 137。 82 シュートシール 2.
洗浄 ホッパースクリーンの清掃 注 不適切な洗車方法はベアリングに悪影響を与えま す。機械各部が高温のときに水をかけないこと、ま た、高圧の水や大量の水をベアリングに直接当てない ことが非常に重要です。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. ホッパーのドアを開く。 2. ホパースクリーンの下部解放レバーを下に引 く 図 138 。 刈り込みデッキのベルトカバー の内側の清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. ブレードPTOスイッチを解除し、駐車ブレーキ を掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3. ベルトカバーと刈り込みデッキ上部との間にエ アノズルを入れる。刈り込みデッキのベルトカ バーの裏側にたまっているごみをを圧縮空気を 使って清掃する g217355 図 138 1. 3. 刈り込みデッキの裏側の清掃 解放レバー 2. ホッパースクリーン ホッパースクリーンを外して清掃する図 139。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1.
ホッパーのドアの後スロットの 清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. ブレードPTOスイッチを解除し、駐車ブレーキ を掛ける。 2. ホッパー図 140を一番高い位置に設定する ホッ パーを上昇させる (ページ 30)を参照。 g232008 図 141 g232364 図 140 3. ホッパー内部にあるごみをダンプし図 140、後部 ドアがぶら下がった状態のままにする ホッパーか らダンプする (ページ 31)を参照。 5. 上昇させたホッパーに安全ロックを掛ける図 41 ホッパーを上昇位置に固定するには (ページ 41) を参照。 6. 圧縮空気を使って、ホッパーのドアの内側の金 属製の板の下部にあるスロット部分を清掃する 図 141 。 8. ホッパーを水平位置にする。 9.
保管 2. タイヤ空気圧を点検修正する タイヤ空気圧を点 検する (ページ 22)を参照。 格納保管時の安全確保 3. 刈り込みブレードを取り外し、研磨とバランス調 整を行う刈り込みデッキの オペレーターズマニュ アル を参照。 4. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必要な 締め付けを行う。 5. グリス注入部、ピボット部、トランスミッションの バイパスバルブのピンをグリスアップする。余分 のグリスやオイルはふき取る。 6. 塗装のはがれている部分や錆の浮いている部分 に軽く磨きをかけ、タッチアップする。金属部の 変形を修理する。 エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • • バッテリーの保管 バッテリーとケーブルに以下の作業を行う • • • • • エンジンの整備 1.
故障探究 問題 キースイッチが ON なのにダッシュパネル のランプが点灯しない。 キースイッチが ON でダッシュパネルのラン プが点灯するが、スタータが回らない。 エンジンが始動したりしなかったり、あるい は咳き込むような感じ。 スタータは回るがエンジンが始動しない。 考えられる原因 1. バッテリーからの通電がない。 1. 配線の接続を点検する。 2. バッテリー液の量が不足。 3. バッテリーが充電されていない。 2. バッテリー液の量を点検する。 3. バッテリーを充電する。 4. ヒューズが飛んでいる。 4. ヒューズを交換する。 1. バッテリーからの通電が不足している。 1. バッテリーを充電する。 2. 走行ペダルがニュートラル位置にない。 3. 運転席に着席していない。 2. 走行ペダルをニュートラルにする。 3. 運転席に座る。 4. PTOが入。 4. PTOを切る。 1. エアフィルタが詰まっている。 1. エアフィルタを清掃または交換する。 2. 燃料に異物が混入している。 2. 燃料フィルタを点検・交換する。 1.
メモ
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.
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