Form No. 3406-109 Rev C アダプタキット 年度 以 降 に 製 造 さ れ た 100" 後 方 排 出 デ ッ キ Groundsmaster® 2013年 7210 シ リ ー ズ ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト 用 モ デ ル 番 号 31104 取り付け要領 注 このアダプタキットは、Groundsmaster® 7210 シリーズのトラクションユニットシリアル番号 313000001 以上に 100" 後方排出デッキを取り付けるためのものです。 © 2018—The Toro® Company 8111 Lyndale Avenue South Bloomington, MN 55420 製品の登録は www.Toro.com.
安全について 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal127-4828 127-4828 1.
付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 7 8 数量 内容 用途 必要なパーツはありません。 – マシンの準備を行います。 必要なパーツはありません。 – 既存のデッキを取り外します。 長いプレート 1 小さいプレート 1 プレートをフレームに溶接します。(2013 年と2014年モデル, および2015年モデ ルの一部のみ 刈高ステッカー ボルト ワッシャ ロックナット ベルト配置ステッカー オリフィスディスク 字フィッティング 油圧ホース53 cm 油圧ホース43 cm デッキのワイヤハーネス ヒューズブロックとヒューズ アース端子ブロック ねじ ナット ジャンパストリップ シャントのワイヤハーネス リレーブラケットタイマー取り付け済み リレー ボルト10-24 x 0.
1. 1 マシンの準備を行う 必要なパーツはありません。 手順 1. 完全 に 上 昇 さ 平らな場所で、刈り込みデッキを完 せ た 状 態 で 駐車する。 2. エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、イグ ニッションスイッチからキーを抜き取る。 g017279 図1 2 デッキ昇降チェーン 1. プルリンクデッキ上昇時 5. 2. ショルダ付きねじ 6. クレビスピン 既存のデッキを取り外す 3. リテーナピン 7. 調整クレビス 4. トーションスプリング 必要なパーツはありません。 2. 手順 注 トラクションユニットにデッキが付いていない場合 は、この作業を飛ばして 4 アダプタキットを取り付ける (ページ 7)に進んでください。 3. 注 刈り込みデッキを完全に上昇させると、プルリンク のトーションスプリング図 1が軽くなるのでプルリンク をマシンから外しやすくなります。 以下の手順で、車両両側のプルリンクを外す図 1 A. リテーナピンをキャリアフレームに接続してい るショルダ付きねじを外す図 1。 B.
注 カッティングデッキを台車の上におろすように すると、その後の引き出しが楽になります。 3 注 機体前部を浮かせて作業するとデッキの取り 外しが楽になります。 5. デッキの昇降チェーン4本を昇降アームに固定し ているボルトとナットを取り外す図 1。 6. 以下の要領で、デッキのギアボックスのシャフト から、PTO 駆動シャフトのエンドヨークを外す A.
重要 プラスケーブルから取り付け、それからマ イナスを取り付けてください。 g029623 図4 1. 長いプレート 3. コーナー部は連続溶接2回。 2. ここを6か所で溶接する 4.
4 アダプタキットを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 刈高ステッカー 1 ボルト 1 ワッシャ 1 ロックナット 1 ベルト配置ステッカー 1 オリフィスディスク 2 字フィッティング 1 油圧ホース 53 cm 1. ロックナット½" 1 油圧ホース 43 cm 2. 新しい刈高ステッカー 1 デッキのワイヤハーネス 1 ヒューズブロックとヒューズ 1 アース端子ブロック 2 ねじ 2 ナット 1 ジャンパストリップ 1 シャントのワイヤハーネス g026553 図6 4. 3. 4. ボルト½ x 2¾" ワッシャ 図 6に示すように、新しいステッカーの下側の穴 に、ボルト½ x 2¾"、平ワッシャ、ロックナット ½" を取り付ける。 注 これにより、刈高ピンを抜いてもデッキが下降 して床に接触しないようになります。 5. フロアプレートを開く 図 7。 デカルを貼り付ける 1.
デッキ昇降マニホルドを組み付ける 警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に 重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに傷 や変形がないか接続部が確実に締まっている かを確認する。 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに 専門医の治療を受けてください。 g026611 図9 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油 が高圧で噴出しているので、絶対に手などを 近づけない。 • • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確 実に解放する。 1. 1. コイル 2. ソレノイドバルブ 以下の手順で、デッキ昇降マニホルドにオリフィ スディスクを取り付ける A. 3. ボルト C. 昇降マニホルドを固定しているボルト2本を 取り外す 図 9 。 D. 昇降バルブマニホルドを外側に倒す 図 9。 E.
2. I. コイル/スペーサアセンブリをソレノイドバ ルブにナットで固定し 図 10 ナットを 7N·m 0.7kg.m = 5ft-lb にトルク締めする。 J. ステップCで外したボルトを使って、昇降バ ルブマニホルドを取り付ける。 デッキ昇降シリンダの後ポートについているホー スを外す 図 11 。 g026618 図 13 1. 短いホース 2. 長いホース 6. 短いホースのもう一方の端部を、デッキ昇降シリ ンダの字フィッティングに接続する図 13。 7. デッキ昇降シリンダの前ポートについているホー スを外す 図 11 。 8. 字フィッティングを取り付ける図 14。 g026616 図 11 1. 3. 後ポート 2. 前ポート 図 12のようにT字フィッティングを取り付ける。 g026617 図 14 1. g026613 図 12 1. 字フィッティング 4. 字フィッティング上部に既存のホースを取り付け る 図 12 。 5.
注 機体前部を浮かせておくと新しいデッキの挿入 が楽になります。 5. g242720 6. 図 15 図は中央のローラ 1. ローラ 2. ローラシャフトのボルト 2. 3. 4. 以下の要領で、デッキのギアボックスに、PTO 駆動シャフトのエンドヨークを接続する A. 駆動シャフトのヨークのスプラインとロール ピンの穴を、ギアボックスのシャフトに合わ せる。 B. PTO駆動シャフトのエンドヨークを、ギアボッ クスのシャフトに差し込む。 C. ロールピンを使って、エンドヨークをギアボッ クスのシャフトに固定する図 3。 D. ロックナットを締め付けてエンドヨークをギア ボックスに固定し 図 3、ロックナットを 20-25 N·m 2.1-2.5 kg.m = 15-18 ft-lb にトルク締 めする。 以下の手順で、後デッキ昇降チェーンを外して 取り付ける 注 後昇降チェーンを昇降ブラケットに取り付ける 時には、上から2番目のリンクを使ってください。 これにより、デッキが所定角度だけ傾斜します。 ローラシャフト ローラシャフトのナット A.
g026614 図 18 1. g026615 図 19 左後昇降チェーン C. 一番上のチェーンリンクを使って、前昇降 チェーンを昇降ブラケットの 外 側 に取り付 ける。 マシンにプルリンクを接続する デッキ昇降チェーン 1. プルリンクデッキ上昇時 4. 2. トーションスプリング 5. リテーナピン 3. ボルト 6. ショルダ付きねじ 3. リテーナピンは、ショルダねじでフレームに固定 する 図 19 。 4. 機体前部をすこし持ち上げて、先ほど入れた角 材をプルリンクの下から外す。 注意 プルリンクのトーションスプリングの力によって、プ ルリンクが回転する場合があり、リンクに挟まれる と人身事故になる危険がある。 デッキ用ワイヤハーネスを取り付ける プルリンクを機体に接続する時にけがをしないよう に注意すること。 重要 マイナス ケーブルから先に外し、次にプラ ス ケーブルを外すようにしてください。 1. 1. 2.
A. 赤色のワイヤを、ヒューズブロックの開いて いるコネクタに接続する。 注 空いているコネクタがない場合には、新 しいヒューズブロックを取り付ける図 21。新 しいヒューズブロック、ヒューズ、取り付け 用のナットとボルトは、付属部品の中に入っ ている。 g026742 図 22 g036544 図 21 1. 新しいヒューズブロック B. 1. 端子ねじ 5. アースブロック 2. 赤線 6. ジャンパストリップ 3. 黒線 メインハーネス 7. 黒色のワイヤ キット用の ハーネス 4. 取り付けねじ 図 22 の位置にアースブロックを取り付ける。 C. アースブロックの端子ねじを外して 図 22に示 す用にジャンパストリップを取り付ける。 D. メインのデッキ用ハーネスの中の黒色のワイ ヤ探し出し、これをアースブロックのジャンパ ストリップの一方側に取り付ける 図 22。 E.
ケーブルタイを使って、デッキ用ワイヤハーネス を既存のハーネス に固定する。 8. 重要 デッキ用ハーネスの余り部分が、鋭利な部 分、高温部、可動部などの近くにこないよう注 意してください。 デッキ用ワイヤハーネスにシャント用ワイヤハー ネスネスを図 25のように接続する。 9. 注 シャント用ワイヤハーネスは、デッキが本体か ら外されている時にのみ使用します。 g242731 g036406 図 23 1. トランスミッションのコネクタ 3. 2. デッキ用ハーネスのコネク タ 図 25 昇降遅延ハーネスのコネ クタ シャント用ワイヤハーネス 1. 5 タイマーを取り付ける この作業に必要なパーツ g026654 デッキ用ワイヤハーネスの残りの部分を、機体 左側に沿って、フロアの下から機体前部へと配 設する。 7. デッキ用ハーネスのコネクタを、中央デッキ前部 のハーネスに接続する。 5 リレー 2 ボルト 10-24 x 0.
注 空いているコネクタがない場合には、新 しいヒューズブロックを取り付ける図 28。新 しいヒューズブロック、ヒューズ、取り付け 用のナットとボルトは、付属部品の中に入っ ている。 g036544 g036432 図 28 図 26 1. リレーブラケット 4. 2. タイマー 5. ロックナット2個 3. ボルト10-24 x 0.56"2本 6. リレー昇降遅延ハーネス用 の2個のコネクタ用 2. 1. リレーデッキハーネス用の 3個のコネクタ用 新しいヒューズブロック B. 黒いワイヤを近くのアースブロックに取り付 ける 図 29 。 タンクサポートの下側とブラケットに、リレー用の ブラケットを取り付ける既存のボルトとナットを 使用する 図 27 。 g036409 図 29 g036458 図 27 3. 1. 2. 昇降遅延ワイヤハーネスを以下のように取り付 ける A. 赤色のワイヤを、ヒューズブロックの開いて いるコネクタに接続する。 アースブロック 端子ねじ C. 14 3. 黒線 4.
g004863 図 31 g036525 1. 図 30 昇降遅延ワイヤハーネス 1. デッキ用ハーネスのコネクタ3個と遅延ワイヤ ハーネスのコネクタ2個を、リレーブラケットに 先ほど取り付けた5個のリレーに接続する。 接続の向きについては図 26を参照する。 D. 2. フロアジャッキ 2. 後輪を取り外す。 3. ホイールのくぼみ部分から、ブレーキアセンブリ についているゴミもふくめてよごれをきれいに取 り除く。 4. フレームの右側のチャネル材にホースクランプを 固定しているボルトとナットを取り外す図 32。 遅延ワイヤハーネスの残りのコネクタをデッ キ昇降スイッチのハーネスネスとPTOバル ブに接続する。 E. 後バンパーチューブ 重要 ハーネスの余り部分が、鋭利な部分、高 温部、可動部などの近くにこないよう注意して ください。 6 g029559 図 32 右側フェンダを取り付ける 1. この作業に必要なパーツ 5.
g029560 g029562 図 33 1. 図 35 フェンダのマウント 1. 6. 先ほどはずしたホースクランプボルトとナットを 使って、ホースクランプとフェンダのマウントを、 フレームのチャネル材に仮止めする。 7. フレームのチャネル材にフレームマウントを水 平に載せる。 8. フレームマウントを型紙として、フレーム材にフェ ンダ取り付け用の穴2個の位置をマーキングす る 図 34 。 ここに穴を開ける 10. ステップ 8でマーキングした位置2ヵ所に、直径 7.1 mm の穴を開ける図 35。 11. ホースクランプとフェンダのマウントをフレームの チャネル材に仮止めするホースクランプ、ボル ト、ナットを使用図 33を参照。 12. 新しく開けた穴を使って、フェンダのマウントをフ レームのチャネル材に固定する タップねじ5/16 x ⅝" 2本を使用する図 36。 g029561 図 34 1. 9. ここにマーキング g029563 クランプとフェンダのマウントをフレームに固定し ていたボルトとナットを取り外す。 図 36 1.
g029564 図 37 1. 右フェンダ 2. ボルト¼ x ⅝" 3. ナット(¼" g029565 図 38 1. フェンダ上部にブラケットを仮止めするボルト⅜ x ¾" 2本とナット⅜"2個を使用する図 37。 15. 注 フェンダがブレーキのロータに接触していない ことを確認し、ねじを締める。 バッテリー押さえ 2. バッテリートレイ 4. バッテリートレイからバッテリーを取り出す図 38。 5. バッテリートレイからバッテリートレイを取り出す 図 38 。 注 バッテリートレイは廃棄する。 7 6. 左フェンダ上部にブラケットを仮止めするボルト ⅜ x ¾"2本とナット⅜"2個を使用して図 39のよ うに取り付ける。 左側フェンダを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 左フェンダ 2 ナット ⅜" 2 ボルト ⅜ x ¾" 手順 1. バッテリーから、マイナスケーブルを外す。 2. バッテリーから、プラスケーブルを外す。 3.
g026556 図 41 刈高ピン 1. 2. 刈高ブラケット g029567 図 40 9. 各締め具を本締めする。 10. バッテリーのプラスケーブルを接続し、次にマイ ナスケーブルを接続する。 11. 駆動輪を取り付ける。 12. ラグナットを 102-115 N·m10.4-11.8 kg.m=75-85 ft-lbにトルク締めする。 13. 2. 3. ジャッキスタンドを外し、機体を床に降ろす。 刈り込みデッキの水平調整を行うデッキの オペ レーターズマニュアル を参照。 4. デッキおよび PTO 駆動シャフトにグリスを注入す るデッキの オペレーターズマニュアル の潤滑に ついての説明を参照。 5.
メモ