Operator's Manual
デ デ
デ
ィ ィ
ィ
ー ー
ー
ゼ ゼ
ゼ
ル ル
ル
微 微
微
粒 粒
粒
子 子
子
フ フ
フ
ィ ィ
ィ
ル ル
ル
タ タ
タ
DPFの の
の
再 再
再
生 生
生
DPFは排気系統の一部です。DPFには酸化促進触媒
が入っていて有害ガスを減少させ、すすフィルタが排気
に含まれているすすを取り除きます。
すすがたまってくると、DPFを高温にして再生を行いま
す。溜っているすすを高温によって燃焼させて灰にし、
すすフィルタの詰まりを取り除き、排気ガスがDPFを
通り抜けられるようにします。
すすの蓄積具合は、DPFのバック圧をコンピュータで
監視することによって行っています。バック圧が高くな
りすぎると、通常のエンジンの作動中にすすフィルタ
の中ですすを燃焼させることができなくなります。すす
をDPFにためないようにするには、以下のような注意
が必要です
•エンジンが作動している間は常にDPFのパッシブ
再生が行われていますので、エンジンは可能な限
りフルスロットルで使用して再生を促進するように
してください。
•DPFのバック圧が高すぎたり前回のリセット再生か
らの経過時間が100時間になるとリセット再生が行
われ、再生中はエンジンのコンピュータから「再生
中」のお知らせがインフォセンターに表示されます。
•リセット再生が終了するまで待ち、その後にエンジ
ンを停止するようにしてください。
つねにDPFのことを頭に入れて機械の操作や保守整
備を行ってください。通常は、ハイアイドルフルスロット
ルでエンジンを使用していれば、DPFの再生に十分な
排気温度が得られます。
重 重
重
要 要
要
エ エ
エ
ン ン
ン
ジ ジ
ジ
ン ン
ン
を を
を
低 低
低
速 速
速
で で
で
回 回
回
し し
し
て て
て
い い
い
る る
る
時 時
時
間 間
間
が が
が
長 長
長
い い
い
と と
と
、 、
、
す す
す
す す
す
フ フ
フ
ィ ィ
ィ
ル ル
ル
タ タ
タ
に に
に
す す
す
す す
す
が が
が
た た
た
ま ま
ま
り り
り
ま ま
ま
す す
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。 。
。
ア ア
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イ イ
イ
ド ド
ド
リ リ
リ
ン ン
ン
グ グ
グ
や や
や
低 低
低
速 速
速
回 回
回
転 転
転
で で
で
の の
の
使 使
使
用 用
用
を を
を
で で
で
き き
き
る る
る
だ だ
だ
け け
け
短 短
短
く く
く
し し
し
ま ま
ま
し し
し
ょ ょ
ょ
う う
う
。 。
。
DPFへ へ
へ
の の
の
す す
す
す す
す
の の
の
蓄 蓄
蓄
積 積
積
•マシンを使用するにつれて、DPF内部のすすフィル
タにすすが蓄積してきます。DPF内のすすの蓄積
具合は、エンジンのコンピュータが監視しています。
•蓄積量が一定レベルになると、DPFフィルタの再生
が必要であることをコンピュータが知らせてきます。
•DPFの再生とは、DPFを高温にして内部のすすを
燃焼させて灰にすることを言います。
•再生メッセージを表示するとともに、コンピュータ
は、すすの蓄積レベルに合わせてエンジンの出
力を落とします。
エ エ
エ
ン ン
ン
ジ ジ
ジ
ン ン
ン
警 警
警
告 告
告
メ メ
メ
ッ ッ
ッ
セ セ
セ
ー ー
ー
ジ ジ
ジ
す す
す
す す
す
の の
の
蓄 蓄
蓄
積 積
積
に に
に
関 関
関
し し
し
て て
て
表 表
表
示 示
示
レ レ
レ
ベ ベ
ベ
ル ル
ル
不 不
不
具 具
具
合 合
合
コ コ
コ
ー ー
ー
ド ド
ド
エ エ
エ
ン ン
ン
ジ ジ
ジ
ン ン
ン
出 出
出
力 力
力
レ レ
レ
ー ー
ー
ト ト
ト
推 推
推
奨 奨
奨
さ さ
さ
れ れ
れ
る る
る
対 対
対
応 応
応
レベル1エンジ
ン警告
g213866
図 図
図
26
エンジンを点検
SPN3719,FMI16
コンピュータはエンジンパ
ワーを85に下げる
できるだけ早く停車再生を行
う駐車再生とリカバリ再生
(ページ36)を参照。
レベル2エンジ
ン警告
g213867
図 図
図
27
エンジンを点検
SPN3719,FMI0
コンピュータはエンジンパ
ワーを50%に下げる
できるだけ早くリカバリー再生
を行う駐車再生とリカバリ再
生(ページ36)を参照。
DPFへ へ
へ
の の
の
灰 灰
灰
の の
の
蓄 蓄
蓄
積 積
積
•軽い灰は排気管から放出されますが、重い灰は
フィルタ内部に残ります。
•灰は、再生の結果としてできるものです。よって、
機械の稼働時間が長くなるにつれ、放出されない
灰が蓄積してきます。
•DPF内のすすの蓄積量は、エンジンのコンピュータ
が計算しています。
•すすの蓄積量が所定量に達すると、エンジンのコン
ピュータからインフォセンターへ、エンジン不具合
情報が送信されます。
•この不具合警告は、DPFの整備が必要であること
を示しています。
•警告などを表示するとともに、コンピュータは、灰
の蓄積レベルに合わせてエンジンの出力を落とし
ます。
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