Operator's Manual
g026002
図 図
図
86
1.トランスミッション・コントロールロッド
•左後輪が逆転している場合は、ロッドをゆっ
くりと左に回し前から見て、左後輪の回転が
止まるかあるいは最小限になるまでロッドを
長くしていく。
•左後タイヤが前進回転している場合には、回
転が止まるところまで、ロッドをゆっくり右回転
前から見てさせるロッドを短くする。
4.スロットルをFAST位置とする。タイヤが回転しな
い、あるいはごくわずかだけバック回転している
ことを確認する。必要に応じて調整する。
5.ジャムナットを締めつける。
6.右後タイヤについても同じ作業を行う調整は右側
トランスミッション・コントロールロッドで行う。
7.エンジンを止め、ジャッキスタンドを外し、機体を
床に下ろす。
8.試験運転で調整クリーピングがなくなっている
ことを確認する。
最 最
最
高 高
高
走 走
走
行 行
行
速 速
速
度 度
度
の の
の
調 調
調
整 整
整
1.平らな場所に駐車し、PTOを解除し、走行ペ
ダルをニュートラル位置にセットし、駐車ブレー
キを掛ける。
2.スロットルレバーを低速にセットし、エンジンを停
止し、キーを抜き取り、各部が完全に停止したの
を確認してから運転席を降りる。
3.走行ペダルのストップボルトについているジャム
ナットをゆるめる(図87)。
g014893
図 図
図
87
1.走行ペダル
3.1.5mm
2.ストップボルトとジャムナッ
ト前進用
4.ストップボルトとジャムナッ
ト後退用
4.ストップボルトを一番内側位置に走行ペダルから
一番遠くにセットする。
5.手を使って走行ペダルを軽く押し、前進一杯位置
に止まるまで押し下げる。
注 注
注
できるだけ軽い力で、走行ペダルを前進一杯
位置に保持する。
6.運転席を倒した状態でトランスミッションを観察
し、走行ペダルが一杯に踏まれてストップに当
たっていてもリンクに過度な負荷がかかっていな
いトランスミッションが動かないことを確認する。
7.ストップボルトを走行ペダルに近づけるように調整
して、ストップボルトの頭部と走行ペダルの底部と
の間に1.5mmの隙間を作る。
8.ジャムナットを締めて調整を固定する。
9.後退速度を変更する場合には、後退用のストップ
ボルトを調整する。後退速度を大きくするには、
ストップボルトを締め込み、後退速度を小さくする
にはストップボルトがもっと突き出るようにする。
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