Form No.
• バッテリー液は毒性があり、皮膚に付くとやけどを 引き起こします。皮膚、目、衣服に付着させないで ください。バッテリーに関わる作業を行うときには、 顔や目や衣服をきちんと保護してください。 • バッテリーからは爆発性のガスが発生します。バッ テリーにタバコの火、火花などの火気を近づけな いでください。 • この製品は、乗用芝刈り機の安全基準に適合する 製品として製造されています。いつも最高の性能を 維持し、安全を確保するために、交換部品は必ず Toro の純正部品をご使用ください。他社の部品や アクセサリを御使用になると、安全規格に適合しな くなる可能性があり、その場合には製品保証を受け られなくなる可能性があります。 • エンクロージャの取り付けに際して機体を浮かせる 必要があるときには、適切な支持台、ホイスト、 ジャッキなどを使用してください。まず、機体がコ ンクリートなどのしっかりした床の上に駐車してくだ さい。車輪は、輪止めなどで確実に保持する。 エンクロージャがしっかり保持されていないと、動 いたり落下する危険があり、重大な人身事故の 原因となります。 安全ラベルと指示ラベル 危
手順 4 5 6 7 数量 内容 エンクロージャ 平ワッシャ ⅜" ロックナット ⅜" 後上マウント ボタンヘッドボルト5/16" ワッシャ 5/16" ボルト ¾ x 4" ロックナット ¾" ウォッシャ液タンク ウォッシャ液タンク用ブラケット ウォッシャ液タンク用ブラケットヤンマー ワイヤハーネス 延長ワイヤハーネス キャリッジボルト⅜ x 2" キャリッジボルト⅜ x ¾" フランジナット ⅜" ボルト ¼ x ¾" フランジナット ( ¼" ) ヤンマー用ホースブラケット ボルト 5/16 x 2" フランジナット ヒーターホースアセンブリ キャリッジボルト5/16" ロックナット 5/16" 字フィッティング ホースクランプ1½" ホースクランプ 1" ニップル ⅝" 1 4 4 1 3 3 2 2 1 1 1 1 1 2 4 6 5 5 1 1 1 1 1 1 1 2 2 1 必要なパーツはありません。 – 3 用途 エンクロージャを取り付けます. ウォッシャー液タンクとハーネスを取り 付けます。 ヒーターホースを取り付けます.
1 車両の準備を行う この作業に必要なパーツ 1 タップねじ 1 右後アイソレータマウント 1 左後アイソレータマウント 2 ボルト ½ x 4" 2 ロックナット ½" 2 ボルト ¾ x 1¾" 2 ロックナット ¾" 1. プルリンクデッキ上昇時 5. デッキ昇降チェーン 4 平ワッシャ ⅜" 2. ショルダ付きねじ 6. クレビスピン 4 ロックナット ⅜" 3. リテーナピン 7. 調整クレビス 4. トーションスプリング g017279 2 打ち抜きプラグ 3 ボタンヘッドボルト5/16" 3 ワッシャ 5/16" 図1 5. 組み立て時のために、刈高ブラケットのどの穴に 刈高ピンが入っているかを確認しておくこと図 2。 刈高ブラケットから刈高ピンを外す。 手順 1. 2. 3. 4.
警告 PTO 駆 動 シ ャ フ ト が カ ッ テ ィ ン グ デ ッ キ に 接 続 さ れ て い な い 時 に エ ン ジ ン を 始 動 し て PTO ス イッチを操作しないこと。万一エンジンを始 動 し て PTO シ ャ フ ト を 回 転 さ せ て し ま う と 大 きな人身事故やマシンの損傷事故につなが る恐れがある。 7. 以下の要領で、刈り込みデッキのギアボックスか ら、PTO 駆動シャフトの端部にあるヨークを外す A. ヨークとギアボックスのシャフトからロールピ ンを取り外す図 3。 g017248 図4 1. 10. ROPS ピンを内側から差し込んだ状態で、ROPS ピボットボルトを外して廃棄する図 5。 11. 右後部アイソレータマウントを 図 5 のように向け て図は右側、新しいボルト½ x 4"とワッシャ½"を 外側から内側に向けてヘッドの下に取り付ける。 g012230 図3 1. 駆動シャフト 2. キャップスクリュとロックナッ 4. ト 3. ロールピン ギアボックス B.
13. アイソレータ後部を、ROPS に取り付ける六角 ヘッドボルト¾ x 1¾"1本、ワッシャ¾"、ロックナッ ト¾"を使用して図 5のように取り付ける。 14. 同じ手順で、左後アイソレータ・マウントも取り 付ける。 ホースの通り道を確保する クボタエ ンジン搭載機のみ 1. 図 6 に示す寸法にしたがって、シートの後ろにあ るプラスチックのコーナー部を加工して、エンク ロージャからくるホースとワイヤハーネスが通れ る隙間をつくる。ノッチは両方とも幅 50 mm、高 さ 32 mm とする。 重要 燃料タンクや油圧オイルタンクを削り込んで しまわないように注意してください。 g014580 図7 1. フランジヘッドボルト 2. 収納部サポートブラケット 運転席後ろのプラスチック 2. プッシュナット必要に応じ 3. 物入れを外す。 4. 加工が終了したら、物入れを元通りに取り付け る。 2 g017252 図6 図は完成状態 1. 3. 前マウントを取り付ける 切り落としたコーナー部 この作業に必要なパーツ 2.
3 フロアマットを取り付ける この作業に必要なパーツ フロアマット 1 手順 1. g014584 図8 1. 前カバー 2. プッシュナット必要に応じ 2. 3. ブレーキペダルの上からフロアマットを被せ、マッ トについているスリットを使って、走行ペダルを取 り囲むようにマットを敷く図 10。 フランジヘッドボルト 前マウントをフロアプレートに固定するボルト⅜ x 1¾"2本、ワッシャ⅜"4枚、ロックナット⅜"2個 を使用する。 前マウントは、図 9のようにセットする。 3. 前カバーを前アクスルに固定するフランジヘッ ドボルトを使用する。 g017251 図 10 1. g017250 図9 1. 前マウント 2. ボルト、ワッシャ、ロック ナット 7 フロアマット 2. マットの後端部をシートベースの下に引き込み、 マットがどちらのペダルにも干渉しないように、 位置を調整する。 3.
4 エンクロージャを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 エンクロージャ 4 平ワッシャ ⅜" 4 ロックナット ⅜" 1 後上マウント 3 ボタンヘッドボルト5/16" 3 ワッシャ 5/16" 2 ボルト ¾ x 4" 2 ロックナット ¾" g033077 図 11 1. 3. 以下の手順で、エンクロージャについている左右 のドアを外す • まず、エンクロージャのフレームに取り付け られているガススプリングがドアと一緒に外 れてくるように、ガススプリングのフレーム側 を外す。 • ガススプリングを外すには、オレンジ色のタブ を親指で押し、ロッキングピンが立ち上がった ら引き抜く。 • 各ドアは、前後に軽く回転させながら、真っ 直ぐに上に持ち上げて外すこと。 3. ロックナット 2. ROPS プレート 手順 1.
外れた台木前側2本、後側1本は保管しておい て、エンクロージャを取り外した際の格納台と して使用するとよい。 6. 11. エンクロージャを車両の上に吊り上げ、ROPS バーがエンクロージャの中に入るようにゆっくりと 車体上に降ろす。 ゴム製のラインが、ゴム製のアイソレーションマウ ントよりも上に出るようになり、ベントラインの開 口端ブレーキがエンクロージャの外側で下向きに なり、水や異物が浸入できないようにゴム製ライ ンを調整する図 14。 重要 クボタエンジン搭載機では、ホースやワイ ヤハーネスがエンクロージャに挟まれたりせず に、運転席後部に作った穴から適切に配設され るように注意してください。 ヤンマーエンジン搭載機では、ホースを電装セン ターの左側に沿って配設する。センターを前に倒 すと作業がしやすくなります。 7.
2. 5 キャリッジボルト ⅜ x ¾" 4本とフランジナットを 使って、ウォッシャ液タンクをブラケット固定す る 図 16 。 ウォッシャー液タンクとハーネ スを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ウォッシャ液タンク 1 ウォッシャ液タンク用ブラケット 1 ウォッシャ液タンク用ブラケットヤンマー 1 ワイヤハーネス 1 延長ワイヤハーネス 2 キャリッジボルト ⅜ x 2" 4 キャリッジボルト⅜ x ¾" 6 フランジナット ⅜" 5 ボルト ¼ x ¾" 5 フランジナット ( ¼" ) g033041 図 16 キャリッジボルト⅜ x ¾" 2. ウォッシャ液タンク 3. フランジナット ウォッシャ液タンクを取り付ける ウォッシャ液タンクを取り付ける クボタエンジン搭載機のみ ヤンマーエンジン搭載機のみ 1. 1. 1.
ワイヤハーネスを接続する 1. 注 ヤンマーエンジン搭載機では、ハーネスはエ ンジンの反対側を通すことが必要です。バッテ リーとキャブとの間に、キット付属の 460 mm の 延長ハーネスを使用してください。 バッテリーのプラス端子のナットを外して、図 18 のように、Battery Positive と書かれた赤いケー ブルのリング端子をボルトに取り付け、ナットで元 通りに締め付ける。次にバッテリーのマイナス端 子のナットを外し、Battery Negative と書かれた 黒いケーブルのリング端子をボルトに取り付け、 ナットで元通りに締め付ける。 エンクロージャの紫色の線イネーブルワイヤを、ト ラクションユニットのワイヤハーネスに接続する。 3. A. クボタエンジン搭載機のエンクロージャ用イ ネーブルワイヤは、エンジンルームの左側 にある緑色の線です。 B. ヤンマーエンジン搭載機のエンクロージャ用 イネーブルワイヤは、エンジンルームの右側 にある緑色の線です。 組み立てを完了する g017258 1.
注意 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジ エター部分に触れたりすると大火傷をする恐 れがある。 • エンジンが高温のうちは、ラジエターの プラグを抜かないこと。プラグを抜く時に は、必ず、ラジエターが十分に冷えるま 分ぐ ら い 待 っ て か ら 行 う こ と 。 で 15分 • ラジエターや周囲の高温部分に触れない ように注意すること。 g033038 図 20 1. エアクリーナのプレート 2. 130 mm 2. 3. 穴直径 17.5 mm ボルト5/16 x 2"を使って、ホースブラケットをフ レームに固定する図 21。 6. ラジエターの下ホースの下に受け容器をおく。 7. ドレンプラグを抜き取り、排出されるラジエター 液を容器に回収する。 8. 下ラジエターホースを直線部分の中央で切断し、 冷却系統に残っている冷却液を回収する。 9. T-字フィッティングを取り付けるバーブ鋸歯を 図 22のように下に向けること。 10. ホースクランプ1½" 2 個を使って固定する。 g033075 図 22 g033039 図 21 1.
ヒータ用ハーネスを取り付ける クボタ エンジン搭載車 1. 車体についている穴を利用して、車体フレームに ホースブラケットを取り付ける 5/16" のキャリッジ ボルト1本と、5/16"のロックナットを使い、図 24 のように取り付ける。 g033076 図 23 1. ヒーターホース短い方 2. ホースクランプ 13. 14. 3. バーブ付きフィッティング⅜ NPT x ⅝" バーブ 長いホースと短いホースをケーブルタイで固定す るホースが折れないように、また高音部や可動 部、鋭利な部分に触れないようにすること。 クイックコネクトフィッティングを塞いでいるキャッ プ 2個 を外し、キャップに異物が付かないよう に、キャップ同士を嵌め合わせる。エンクロー ジャからのフィッティングをトラクションユニットに 取り付ける。 15. ラジエターキャップを外して冷却液を入れる。ラ ジエター液の仕様についてはトラクションユニット の オペレーターズマニュアル を参照。キャップを 取り付ける。 16.
7. 8. 9. 下ラジエターホースを直線部分の中央で切断し、 冷却系統に残っている冷却液を回収する。 T-字フィッティングを取り付けるバーブ鋸歯を 図 25のように下に向けること。 ホースクランプ1½" 2 個を使って固定する。長い 方のホースをバーブに取り付けて小さい1"ホース クランプで固定する。 12. 長いホースと短いホースをケーブルタイで固定す るホースが折れないように、また高音部や可動 部、鋭利な部分に触れないようにすること。 13. 付属品のデュアル温度スイッチのねじ山部分に テフロンテープを巻き、右側のスイッチが取り付 けられていた場所に図 27 のように取り付ける。 右側スイッチから来ているワイヤをスイッチのブ レードに接続し、温度スイッチのワイヤを、左側 スイッチからのワイヤに接続する。 g017261 図 25 1. ラジエターの下ホース 2. 字フィッティング 10. 11. 3.
運転操作 7 コンソールの機能 取り付けを完了する コンソールの機能は 図 28にまとめてあります。各ス イッチのすぐ上に、押しボタンリセット式の回路ブレー カがついています。もし、これらのブレーカのボタン が飛び出してきたら、数分間待ってから、ボタンをも う一度押し込んでください。もしも、またボタンが飛び 出してくるようであれば、その機能の使用を中止して 原因を究明してください。 必要なパーツはありません。 手順 1. ヘッドライトの照射方向を調整する。調整の具体 的な要求事項については、ASABE S608 または それぞれの地域における規制を参照のこと。 2. バックミラーの調整を行う。 3.
保守 枚を外し、マウントを下方に倒すように回転させ て外す。ボルトとワッシャは保管図 13。 6. 8運転時間後に各締結部の点検および締め付けを行っ てください。その後も、各部にゆるみがでていないか定 期的に点検し必要に応じて締め付けを行ってください。 エンクロージャの4すみにあってゴム製のアイソ レータに取り付けられているロックナット⅜"4個と 平ワッシャ⅜"を取り外して保管する。アイソレータ は車両側に残しておく。 7. エンクロージャの洗浄 エンクロージャを取り外す時にハンドルを壊してし まわないように、ステアリングハンドルを 運 転 席 に 向 か っ て 一杯に倒す。 8. 適当なホイストを用意し、吊り上げ用のストラップ をエンクロージャの屋根の周囲とフレームとに玉 掛けする。 バランスよく吊り上げられるように、 ストラップはボールスタッドの正面ドアスプリング が取り付けられていた場所に直接当たるように取 り付ける図 12。エンクロージャを注意深く車両 から吊り上げる。ホースやワイヤハーネスが破 損せずに運転席後部に作った穴から適切に外れ るように注意すること。 9.
刈り込みデッキの取り付け D. 1. 機体のキャリアフレームの下に、刈り込みデッ キを押し入れる。 2. リングピン4本とクレビスピンを使って、昇降チェー ンをデッキの調整クレビスに固定する図 29。 ヨークとギアボックスを接続しているロック ナットを締め付ける 図 30 。ロックナットを 175-225 in-lb20-25 N·m=2.0-2.6 kg.mにト ルク締めする。 4. エンジンを掛け、刈り込みデッキを完全に上昇さ せる。エンジンを止め、キーを抜き取る。 5. プルリンクをキャリアフレームに合わせて、リンク をリテーナピンで接続する図 29。リテーナピン は、ショルダねじでフレームに固定する図 29。 6. 希望の刈高に合わせて、刈高ブラケットに刈高ピ ンを取りつける図 31。 g017279 図 29 デッキ昇降チェーン 1. プルリンクデッキ上昇時 5. 2. ショルダ付きねじ 6. クレビスピン 3. リテーナピン 7. 調整クレビス 4. トーションスプリング 3.
図面 g017289 エ ン ク ロ ー ジ ャ 側 ワ イ ヤ ハ ー ネ ス (Rev.
g017290 車 両 側 ワ イ ヤ ハ ー ネ ス (Rev.