Form No. 3373-287 Rev A 72イ イ ン チ Guardian® Recycler ® 72 刈り込みデッキ 72イ イン チ 側 方 排 出 刈 り 込 み デ ッ キ 72 Groundsmaster ® 3280-D ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト 31335— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 31335 31336— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 31336 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
重 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 要 「重要」は製品の構造などについての注意点 注はその他の注意点を表しています。 を、注 この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 目次 はじめに はじめに ................................2 安全について ............................3 安全な運転のために ...................3 安全にお使いいただくために: TORO からのお願い.......................5 安全ラベルと指示ラベル ...............7 組み立て ................................ 9 1 グラスデフレクタを固定する(モデ ル 31336 のみ) ...................10 2 昇降アームをトラクションユニット に取り付ける......................10 3 昇降アームをカッティングユニット に接続する .................
安全について トラクションユニットへのカッティン グユニットの取り付け ..............21 キャスタ・アームのブッシュの整 備 ...............................22 キャスタホイールとベアリングの整 備 ...............................22 ブレードの変形を調べる ..............23 ブレードの取り外しと取り付 け ...............................23 ブレードの点検と研磨 ................24 ブレードの点検とミスマッチの修 正 ...............................25 駆動ベルトの交換 ....................25 デフレクタの交換 ....................26 この機械は、CEN安全規格EN836: 1997、ISO規 格5395: 1990およびANSI規格B71.
い。長い髪、だぶついた衣服、装飾品などは 可動部に巻き込まれる危険があります。 • 石、おもちゃ、針金など、機械にはね飛ば されて危険なものが落ちていないか、作業 場所をよく確認しましょう。 • ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては 安全に特にご注意ください。燃料は引火性が 高く、気化すると爆発する危険があります。 – 燃料容器は必ず規格認可品を使用して ください。 – エンジンが熱い時には絶対に燃料タンク のフタを開けたり給油したりしないでく ださい。給油はエンジンの温度が下がって から行いましょう。燃料取り扱い中は禁 煙を厳守する。 – 屋内では絶対に給油や燃料の抜き取りを 行わないでください。 • オペレータコントロールやインタロックス イッチなどの安全装置が正しく機能している か、また安全カバーなどが外れたり壊れた りしていないか点検してください。これら が正しく機能しない時には芝刈り作業を行 わないでください。 • • • • • • • • 運転操作 • 室内や換気の悪い場所では絶対にエンジン を運転しないでください。 • 作業は日中または十分な照明のもとで、見 えにくい穴などの障害
• • • • • • • • • • この機械は手足を切断したり物をはね飛ばした りする能力があります。重傷事故や死亡事故を 防ぐため、注意事項を厳守してください。 納する場合にはエンジンが十分に冷えてい ることを確認し、火気の近くを避けて保管 してください。。オイルや燃料がこぼれた 場合はふきとってください。 格納時には必ずエンジンが十分に冷えてい るのを確認し、火気の近くを避けて保管し てください。 格納中や搬送中は、燃料バルブを閉じてく ださい。絶対に、火気の近くで燃料を保管 したり、室内で燃料の抜き取りを行ったり しないでください。 整備作業は平らな場所で行ってください。 知識のない人には絶対に作業を任せないでく ださい。 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体 を確実に支えてください。 機器類を取り外すとき、スプリングなどの 力が掛かっている場合があります。取り外し には十分注意してください。 修理作業に掛かる前にバッテリーの接続を 外してください。バッテリーの接続を外すと きにはマイナスケーブルを先に外し、次にプ ラスケーブルを外してください。取り付ける ときにはプラスケーブ
• 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検し てください。油圧を掛ける前に、油圧ライン の接続やホースの状態を確認してください。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出していますから、手など を近づけないでください。リークの点検に は新聞紙やボール紙を使い、絶対に手を直 接差し入れたりしないでください。高圧で 噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重 大な損傷を引き起こします。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエン ジンを停止し、カッティングユニットを下 降させてシステム内部の圧力を完全に解放 してください。 • エンジンを回転させながら調整を行わなけ ればならない時は、手足や頭や衣服をカッ ティングユニットや可動部に近づけないよう に十分ご注意ください。また、無用の人間を 近づけないようにしてください。 • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を 上げないでください。Toro正規代理店でタコ メータによるエンジン回転数検査を受け、安 全性と精度を確認しておきましょう。 • オイルの点検や補充は、必ずエンジンを停止 した状態で行ってください。 • 使用しない期間が 30 日間を超える場
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93-7818 1. 警告:ブレードボルト/ナットは115 - 149 Nm (11.8 - 15.2 kg.m) にトルク締めする;トルク締めの方法については オペレー ターズマニュアル を読むこと。 120-6604 1. 異物が飛び出して人にあたる危険: 人を近づけないこと。 2. 切傷や手足の切断の危険:回転刃に近づかないこと; 使用時 にはすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 3. 切傷や手足の切断の危険:回転刃に近づかないこと; 使用時 にはすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 115-4505 1. 警告 — オペレーターズマニュアル を読むこと。 2.
93-6697 1. 参照:オペレーターズマニュ アル 。 2. 50運転時間ごとにSAE 80w-90(API GL-5)オイル を補給すること。 100-5622 1. 刈高調整 117–4979 1. ベルトに巻き込まれる危険: 可動部に近づかないこと。すべ てのガード類を正しく取り付けて使用すること。 107-2908 モデル 31336 のみ 1. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 2. 飛来物危険:デフレクタを上位置にセットして、あるいは取り付 けないで運転しないこと; 必ず正しく取り付けて運転すること。 3. ブレードによる手足切断の危険:可動部に近づかないこと 107-1622 モデル 31336 のみ 108-1988 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 2 3 必要なパーツはありません。 – デフレクタを取り付ける 昇降アーム(右) 昇降アーム(左) 1 1 昇降アームをトラクションユニットに取り 付ける 必要なパーツはありません。 – 昇降アームをカッティングユニットに接 続する 4 5 必要なパーツはありません。 – PTOシャフトをカッティングユニットのギア・ ボックスに接続する.
重 要 72 イ ン チ 側 方 排 出 カ ッ テ ィ ン グ デ ッ キ 30368) )を 、 モ デ ル 30307, 30308, ( モ デ ル 30368 30309, 30343, 30344 ま た は 31336 ト ラ ク シ ョ ンユニットに取り付ける場合で、これらのトラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト の シ リ ア ル 番 号 が 311000301 よりも小さい場合には、まずカッティングユ 120–6599) )を ニ ッ ト 整 列 キ ッ ト ( パ ー ツ 番 号 120–6599 デッキに取り付ける必要があります。 2 1 3 4 1 5 G018264 グラスデフレクタを固定する 図2 ( モ デ ル 31336 の み ) 1. デフレクタ 4. 左側フックはデッキのエッ ジの後ろに引っ掛ける。 必要なパーツはありません。 2. スプリング 5. スプリングを取り付けた状 態 3.
曲がった部分が外側を向くようにして取り 付ける。 7. ブレーキ・リターン・スプリングを昇降アー ムのタブ引っ掛ける(図 3)。 4 3 5 2 1 図3 1. ピボット・ピン 4. ブレーキ・リターン・スプリ ング 2. 昇降アーム 5. タブ 3. ピボット・ブラケット g018216 8. ホイール&タイヤ・アセンブリを取り付 ける。ホイールナットを 75--80 ft-lb (102-108 N-m=10.4-11.0 kg.m) にトルク締 めする。 図4 9. 同様の方法で機体の反対側でも作業を行う。 1. キャスタアーム・ブラケット 2. ヘアピンコッター 3. クレビスピン 4. 5. 昇降アーム スラストワッシャ 4.
製品の概要 取り付け穴と PTO シャフト穴とを整列させ て相互に接続する。 仕様 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 2. ボルトとロックナット 3. 4. 1.829 m 刈高 調整範囲は25~127 mm、調整間隔は 13 mm 刻み。 純重量 モデル 31335:251 kg モデル 31336:292 kg アタッチメントやアクセサリ 図5 1. PTO シャフト 刈幅 メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.com も ご利用ください。 ギア・ケース ロール・ピン 2. ロール・ピンで固定する。 3.
運転操作 刈り高を調整する 刈高の調整範囲は25~127 mm、調整間隔は 13 mm 刻みです。刈高を調整するには、キャスタ ホイールのアクスルをキャスタフォークの上の 穴または下の穴にセットし、キャスタフォーク に同数のスペーサを追加または取り外す。 1. エンジンを始動し、刈高の調整ができる 程度にカッティングユニットを床から上げ る。カッティングユニットを上昇させたら エンジンを止め、キーを抜き取る。 2. キャスタホイールのアクスルをキャスタ フォークの上穴または下穴にセット(全部 のキャスタフォークで同じ穴に統一)す る。セッティング用の穴の選択について は図 7、図 8および図 9 を参照のこと。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でも いつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止 し、キーを抜いておくこと。 ギア・ボックスのオイルを点検する 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと ギアボックスに使用するオイルは SAE 80-90 wt.
注 刈高の調整に、後キャスタフォーク・ アセンブリをキャスタアームから取り外す 必要はありません。 カスがたまる場合には、機体を少しバック させると溜まった刈りカスを落とすことが できます。 前キャスタホイール 2. スピンドルシャフトについている C 型ス ペーサを、必要に応じてシャフトの細くなっ ている部分から抜き取ってキャスタアーム の下側に移して刈高を調整する。キャスタ アームの上部および下部にシムがあたって いる(スペーサでなく)ことを確認する。 1. スピンドル・シャフトからテンショニング・ キャップを取り(図 7)、キャスタ・アーム からスピンドルを抜き出す。シム(3 mm) を2枚スピンドルのシャフトに通す(当初 の状態と同じに)。これらのシムは、デッ キ全体の左右の水平調整に必要となる。希 望する刈高に必要な枚数のスペーサ(13 mm 厚)をスピンドル・シャフトに通し、その上 からワッシャを取り付ける。 3. テンショニングキャップを取り付けてアセ ンブリを固定する。 4.
芝削り防止ローラを調整する 刈高を変更した場合には芝削り防止ローラの高 さの調整を行うことをお奨めします。 1. 刈高を変更後、ローラのフランジ・ナッ ト、ブッシュ、スペーサ、ボルトを外して (図 13)、ローラの高さ調整を行う。 図 11 1. 内側ローラ スキッドの調整 刈高 64 mm 以上で使用する場合は、スキッ ド(そり)を低い方の位置にセットし、刈高 64 mm 以下で使用する場合は高い位置にセッ トしてください。 図 13 スキッドの調整は、フランジ・ボルトとナット を外して行います(図 12)。 1. 2. 芝削り防止ローラ スペーサ 3. ブッシュ 4. フランジナット 5. ボルト 2. 設定した刈高に一番近い数値の穴を、芝削 り防止ローラの取り付け穴とする。 3. フランジ・ナット、ブッシュ、スペーサ、 ボルトを取り付ける。54-61 N•m(5.6~6.2 kg.
1 2 3 4 図 16 G008961 図 14 1. 2. レバーをゆるめる カム・ロックを回してロック 圧を調整する。 3. バッフルの位置を調整する 4.
回転させて後方に回し、床面からこの切っ 先までの高さを測る。 5. 後方での測定値から前方での測定値を引い た値がブレードのピッチとなる。 6. 前または後キャスタアームにシムを入れ てカッティングユニットに必要なピッチを 出す(図 18)。 6. カッティングユニットの調整が必要な場合 は平らな場所で行う。長さ 2mまたはそれ 以上の真っ直ぐな棒を用意する。 7. 測定を容易にするため、一番高い刈高に設 定する。「刈高の調整」を参照のこと。 8. 平らな床の上にカッティングユニットを 降下させる。カッティングユニットの上部 からカバーを外す。 9. ブレードが前後方向を指すように回転さ せる。 10.床面からブレードの切っ先までの高さを 測る。 11.刈高が合わない場合には、シムをキャスタ フォークに取り付けて調整する;「刈高を 調整する」を参照。 サイドディスチャージ (側方排出)の使用方法 ( モ デ ル 31336 の み ) 5 カッティングデッキ(モア)には、刈りカス を横下方向へ向けるデフレクタが取り付けら れています。 G018263 図 18 1. 2. 3.
ヒント 上がりが悪くなります。ピッチを小さく(8 mm 以下)すると、刈り込みに必要なパワーは大き くなりますが、クリップが小さくなり、刈り 上がりが向上します。 刈り込みは芝が乾いている時に 刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直 射日光を避けて午後遅くに行いましょう。露が あると草がかたまりになりやすく、また刈り たての草は強い直射日光に当たるとダメージ を受けます。 条件に合った刈り高の設定を 一度に切り取る長さは25 mm以内に抑えましょ う。草丈の1/3 以上は刈り取らないのが原則 です。成長期の密生している芝生では刈り高 設定をさらに一目盛り上げる必要があるかも しれません。 定期的に刈り込む 通常のシーズン条件では、4~5日に1回の刈 り込みが必要になるでしょう。しかし、草の 生長速度は色々な条件によって左右され、一 定ではありません。例えば寒冷な地域では春 から初夏にかけての芝草の成長期に最も頻繁 な刈り込みが必要となり、成長速度の落ちる 夏には8 ~10日に1度ぐらいの間隔になると 思われます。悪天候などで定期的に刈り込む ことができずに草丈が伸びてしまった場合に は、刈り高を高
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 2 時間 • キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 使用開始後最初の 10 時間 • キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 • ブレードのボルトのトルク締めを行う 使用するごとまたは毎日 • キャスタ・アームのブッシュにグリスを補給する。 • キャスタ・ホイールのベアリングにグリスを補給する。 • ブレードを点検する 50運転時間ごと • • • • • • ギア・ボックスのオイルの量を点検する。 各グリス注入部のグリスアップを行う。 キャスタ・ホイール・ナットを締めつける。 ブレードのボルトのトルク締めを行う ブレードの駆動ベルトの調整を点検する。 カッティングユニットのベルト・カバーの裏側を清掃する。 400運転時間ごと • ギア・ボックスのオイルを交換する。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ず始動キーを抜いておくこと。 19
潤滑 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.2 汎用リチウム系グリスを注入します。通常の使 用では 50 運転時間ごとに行いますが、機体を 水洗いしたあとは整備間隔に関係なく直ちにグ リスアップしてください。 1. 以下の各部のグリスアップを行う: • キャスタフォークのシャフトのベアリン グ(4ヶ所)(図 19) 図 21 • 昇降アームのピボット(後)(2ヶ 所;図 22) 図 19 図 22 • スピンドルのシャフトのベアリング(3ヶ 所)(プーリの下)(図 20) 2. マシンとカッティングユニットを平らな場 所に駐車させ、カッティングユニットを降下 させる。ギア・ボックスの上部についている ディップスティック兼給油プラグ(図 23)を 取り、オイルの量が、ディップスティックに ついている2本のマークの間にあることを確 認する。油量が少なければ、SAE 80-90 wt.
図 24 1. 昇降アーム 3. ヘアピン・コッター 2. クレビス・ピン 4. キャスタ・アーム・ブラケット 図 23 1. 3. PTO シャフトのオスメスの接続部分を解除し て、カッティングユニットをトラクションユ ニットから引き出す(図 25)。 ディップスティック/補給プラグ 保守作業を始める前に 重要 カバーについているボルトナット類は、カ バーを外しても、カバーから外れません。全部 のボルト類を数回転ずつゆるめてカバーが外れ かけた状態にし、それから、全部のボルト類を 完全にゆるめてカバーを外すようにしてくださ い。このようにすれば、誤ってリテーナからボ ルトを外してしまうことがありません。 カッティングユニットの取り外し 図 25 1. PTO シャフト 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを降下させ、昇降レバーをフロート位置に セットし、駐車ブレーキを掛け、エンジン を停止し、キーを抜き取る。 危険 PTO シ ャ フ ト を 接 続 し た ま ま で エ ン ジ ン が 始動すると重大な人身事故が発生する恐れ がある。 2.
キャスタ・アームのブッシュの整備 4. 昇降スイッチを前位置(フロート位置)に セットする。昇降アームを押し下げて、昇降 アームについている穴とキャスタアームの ブラケットについている穴を整列させ、昇 降アームのパッドに刈高ロッドを挿入でき るようにする(図 26) キャスタアームのチューブには上側と下側に ブッシュがはめ込んでありますが、これらの ブッシュは使用に伴って磨耗してきます。ブッ シュを点検するには、キャスタフォークを前後 左右に揺り動かして見ます。ブッシュの中で キャスタのシャフトがぐらついているようなら ブッシュの磨耗が進んでいると判断し、ブッ シュを交換してください。 1. カッティングデッキを上昇させて、ホイー ルを床から浮かす。カッティングユニット が落下しないように支持ブロックでサポー トする。 2. 各キャスタ・スピンドルの上部についてい るトーショニング・キャップ、スペーサ、ス ラスト・ワッシャを外す。 3. キャスタスピンドルをチューブから引き抜 く。スラストワッシャとスペーサは、スピン ドルの一番下に残しておく。 4.
レードの前端の刃先までの距離(図 29)を 測り、測定値を記録する。 ロックナット(図 28)を外す。キャスタ・ホ イールをつかんでおいて、ボルトをフォーク またはピボット・アームから抜き取る。 G010549 図 29 3. ブレードを半回転させてもう一方の切っ先 を前に向ける。上記2で行ったと同方法で、 ユニットの天井から各ブレードの前端の刃先 までの距離測る。2での測定結果と3での測 定結果との差が3 mm 以内であれば適正とす る。差が3 mm よりも大きい場合には、その ブレードは曲がっていて危険であるから交換 する;「ブレードの取り外し」を参照。 ブレードの取り外しと取り付け 図 28 1. キャスタホイール 3. ベアリング(2個) 2. キャスタ・フォーク 4.
の天井を向くように取り付け、芝削り防止 カップをつけてブレード・ボルトで固定す る。各ブレード・ボルトを 85~110 ft.-lb (115~150 Nm = 11.8~15.2 kg.m)にトル ク締めする。 で、機械を使用するまえによく点検すること が必要。磨耗が大きい場合には(図 31)危 険であるから交換する;「ブレードの取り 外し」を参照。 重要 ブレードの立っている側(セール部) がカッティングデッキの天井を向くのが正 しい取り付け方です。 ブレードの点検と研磨 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 50運転時間ごと 図 31 危険 磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、 回転中にちぎれて飛び出す場合があり、これが 起こるとオペレータや周囲の人間に多大の危険 を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • 曲がったブレードを整形しないこと。 • 破損したり割れたりしたブレードは絶対に 溶接で修理しないこと。 • 安全性を確保し保証するために、磨耗や破 損したブレードは必ず純正のブレードと交 換してください。 1.
駆動ベルトの交換 キの天井を向くように取り付け、芝削り防止 カップをつけてブレード・ボルトで固定す る。ブレードのセール部がブレード上部に なるようにすること。各ブレード・ボルト を 85~110 ft.-lb(115~150 Nm = 11.8~ 15.2 kg.m)にトルク締めする。 ブレードを駆動しているベルトはスプリング付 きのアイドラで張りを調整されており、非常に 耐久性が高く、長期間にわたって使用すること ができます。しかし長期間のうちに必ず磨耗が 現れてきます。磨耗の兆候としては:ベルト回 転中にキシリ音が発生する、刈り込み中のブ レードがスリップする、ベルトの縁がほつれて いる、焼けた跡がある、割れがある、などで す。これらの兆候を発見したらベルトを交換し てください。 ブレードの点検とミスマッチの修正 ブレード同士のマッチングが取れていないと、 刈り込んだ時に筋が残ります。この問題は、ど のブレードも曲がっていない、全部のブレード が同じ面で回転するように調整することで解決 することができます。 1.
図 35 1. ベルトの掛け方 図 36 5. ベルト・カバーを取り付ける。 デフレクタの交換 1. ボルト 5. 2. スペーサ 6. デフレクタ 3. ロックナット 7. スプリングの L 字形の端; ボルトの取り付け前にデッ キのエッジ後ろに取り付け る。 4. スプリング 8. スプリングの J 字形フック 警告 排出口を露出させたままでおくと、異物が飛び 出してきてオペレータや周囲の人間に当たり、 重大な人身事故となる恐れがある。また、ブ レードに触れて大怪我をする可能性もある。 • モアを使用するときには、必ず、カバー・プ レート、マルチ・プレートまたは集草装置を 取り付けておくこと。 • デフレクタは、必ず下向きになっているの を確認しておくこと。 1. デフレクタをピボット・ブラケットに固定 しているロックナット、ボルト、スプリン グ、スペーサを外す(図 36)。デフレクタ を取り外す。 2.
メモ: 27
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