Form No. 3403-610 Rev A Groundsmaster® 5900 お よ び 5910 ロ ー タ リ ー モ ア シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 31598—シ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 31598N—シ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 31599—シ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 31599N—シ 製品の登録は www.Toro.com.
警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジン の排気には発癌性や先天性異常などの原因と なる物質が含まれているとされております。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地など でこの機械を使用する場合には、エンジンに同州 公共資源法第4442章に規定される正常に機能するス パークアレスタが装着されていること、エンジンに 対して森林等の火災防止措置をほどこされているこ とが義務づけられており、これを満たさない機械 は、第4442章または4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護 並び に カ リ フ ォ ル ニ ア 州 排 ガ ス 規 制 に 関 連 局 EPA並 してエンジンマニュアルを同梱しております。エ ンジンマニュアルはエンジンのメーカーから入手 することができます。 図1 1.
目次 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ .....................................................................40 エンジンの整備 .....................................................42 エンジンの安全事項 ...........................................42 エアクリーナの保守 ...........................................42 エンジンオイルについて ....................................43 バルブのすきま調整 ...........................................44 燃料系統の整備 .....................................................45 燃料システムの整備 ...........................................
安全について スパークアレスタマフラーの整備 ......................63 キャブのエアフィルタの清掃 .............................63 エアコンアセンブリの清掃 ................................64 洗浄 .......................................................................64 Cabキャブの清掃 ................................................64 廃材の処分..........................................................64 保管 ...........................................................................65 シーズン終了後の格納準備.................................65 この機械は、ANSI B71.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93-6674 1. 手を挟まれる危険 整備作業前にマニュアルを読むこと。 106-6754 1. 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 93-6686 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 93-6687 1. 106-6755 ここに乗らないこと。 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 3. 警告高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 93-7275 1. オペレーターズマニュアル を読むこと エンジン始動補助剤の 使用禁止。 125-9688 キャブ付きモデルのみ 1. 2. 93-7818 1. 警告ブレードボルト/ナットは115149N·m11.815.2kg.
114-0135 1. カッティングユニット上昇左 2. カッティングユニット上昇中 央 132-3600 キャブ付きモデルのみ 1. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 ヘッドライト—25 A 凝縮器ファンとエアコンク ラッチ—30A 4. ファン—25A 2. 3. 5. 作業用ライト—20A 6. 補助電源—15 A 7. 室内照明—15 A 8. ワイパー—15A 3. カッティングユニット上昇右 114-0844 1. 方向指示器左 4. ブレーキをロックするには、 ブレーキペダルにラッチを 掛け、ペダルを踏み込んで 駐車ブレーキノブを引く。 2. 方向指示器右 5. 駐車ブレーキを解除するに は、ノブを押し込む。 オペレーターズマニュアル 6. 駐車ブレーキ 114-0133 走行アシスト補助 入 1. ヘッドライト 2. On 7. 8. 走行アシスト補助 切 3. OFF 9. カッティングユニット下降左 4. ヘッドライトのスイッチの位 10.
114-0846 1. オペレーターズマニュアル を読むことエンジンを始動するに は、走行ペダルをニュートラルにし、ブレーキを掛け、スロッ トルスイッチをローにセットし、始動キーを予熱位置に回す。 インフォセンター上の Wait to Start お待ちくださいの表示が消 えたら、始動キーを Start 位置に回す。 2. オペレーターズマニュアル を読むことエンジンを停止するに は、スロットルレバーをスローにセットし、PTO を解除し、駐 車ブレーキを掛け、5秒間待ってから始動キーを Stop 位置 に回す オペレーターズマニュアル を読むこと。 3. オペレーターズマニュアル を読むこと。 114-0848 4. PTO を接続するには、PTO スイッチを引き出す。 5. PTO を解除するには、PTO スイッチを押し込む。 6. 1. 2. トランスミッションを高速にするには、アタッチメントを完全に 上昇させ、速度コントロールスイッチを High にセットする。 高速レンジ トランスミッション 6. 低速アイドル 7. エンジン速度上昇 3. 低速レンジ 8.
114-0865 1. 刈高の調整 114-0849 114-0922 1. 警告デッキを上昇させる時には、まず PTO を解除すること。 2. ここに乗らないこと 3. 走行コントロールペダル 4. 前進 5. 後退 114-0922 1. ベルトの掛け方 114-0974 114-0864 1. 1.
117-4979 1. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付けて使用すること。 114-4883 1. ベルトの掛け方 114-9600 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 120-6604 115-5459 1. 1. 異物が飛び出して人にあたる危険 人を近づけないこと。 2. 切傷や手足の切断の危険回転刃に近づかないこと 使用時に はすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 3. 切傷や手足の切断の危険回転刃に近づかないこと 使用時に はすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 感電の危険カバーを外したままで使用しないこと。 130-0611 キャブ付きモデルのみ 1. 警告 1) ピンを抜き、2) ドアを押し上げて、 3) 車両の外へ出る 121-3883 1. PTOを切る 3. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 バッテリーに人を近づけな いこと。 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 6. 121-3884 1. エンジン 停止 2. エンジン 予熱 3. エンジン 始動 5. 125-5263 1.
4-0975 1. 刈高 117-2754 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告 講習を受けてから運転すること。 3. 警告 運転席に着席しているときにはシートベルトを着用すること。 4. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 異物が飛び出す危険 人を近づけないこと。 6. 手足や指の切断の危険 可動部に近づかないことすべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 7. 転倒の危険 下り坂ではカッティングユニットを下降させること旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしないこと。 8.
1-8378 キャブ付きモデルのみ 1. ファン OFF 3. 冷気 5. 外気 7. エアコンOFF 2. ファンON 最大 4. 暖気 6. 室内空気 8. エアコン ON 130-2449 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 必要なパーツはありません。 – サイドデッキの出荷用ストラップとブレー スを除去します。 2 右側デッキカバー 左側デッキカバー V ベルト 1 1 2 前デッキウイングレットを降ろします。 3 必要なパーツはありません。 – 前中央デッキの水平調整を行います。 4 必要なパーツはありません。 – ウイングレットデッキを前中央デッキに 合わせます。 5 必要なパーツはありません。 – マシンの準備を行います。 その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 エンジンマニュアル 1 エンジン関係の情報を調べるための資料です。 パーツカタログ 1 交換部品のご注文などにご使用ください。 オペレータのためのトレーニング資料 1 運転をする前に資料を読んでください。 規格適合認定書 1 CE 規格に適合していることを証明する書類です。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 出荷時に
注 ストップボルトがヒンジピンのタブに嵌っ ていることを確認する。 2 前デッキウイングレットを降ろす この作業に必要なパーツ 1 右側デッキカバー 1 左側デッキカバー 2 V ベルト 手順 1. 前後のストップボルトを右ウイングレット デッキの取り付け部に固定しているナットを 取り外す 図 3 。 図4 1. ウイングレット 4. 偏芯ナット 2. ヒンジピン 5. 下の穴 3. ボルト 5. ペダルストップを固定用のナットを取り付け る。 注 この時点ではまだナットを締め付けない こと。 6. 左側のウイングレットにも同じ作業を行う。 7. 以下の手順でウイングレットのベルトを取り 付ける A. 図3 1. ウイングレット 4. 偏芯ナット 2. ヒンジピン 5. 上の穴 3. ストップボルト 6. デッキ取り付け部 2.
3 前中央デッキの水平調整を行う 必要なパーツはありません。 手順 刈り高の調整 (ページ 26)を参照してください。 図5 1. ウイングレットのスピンドル プーリ 2. 前デッキのスピンドルプーリ アイドラプーリ それぞれの外側スピンドルについているブレー ドを手で回して前後方向に向ける。 2. 床面から刃先までの距離を測定する。 3. 希望する刈高に応じて、前キャスタフォーク に 1/8 インチのシムを入れて調整する。 B. ラチェットレンチのようなものを使っ て、アイドラプーリをプーリから引き離 す図 5。 4. ブレードを 180°回転させ、もう一度床面から 刃先後ろを向いている方の刃先までの距離を 測る。 C. ウイングレットのスピンドルプーリへベ ルトを回し掛け、そして前デッキの、上側 のスピンドルプーリにベルトを掛ける。 5. 刈高チェーンのUボルトの下側についている ジャムナットをゆるめる。 6. 前と後とで床面から刃先までの高さが同じに なるようにナットで調整デッキ後部の高さを 調整 する。 7. ジャムナットを締めつける。 D. 8.
7. 反対側のウイングレットにも同じ作業を行う。 5 マシンの準備を行う 必要なパーツはありません。 タイヤ空気圧を点検する 運転前にタイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点 検する (ページ 26)を参照。 重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の高 い刈り込みを実現するために、すべてのタイヤの空 気圧を正しく維持してください。タイヤ空気圧は 図7 規定値以下にしないで下さい。 1. ウイングレット 4. 偏芯ナット 2. ヒンジピン 5. 上の穴 3. ストップボルト 3. 液量を点検する 後ろ側のトラクションユニットに近い方の偏 芯スペーサを回して、外側のブレードの先端 の高さが希望する刈高よりも 3mm 高くなる ように調整する図 7。 注 偏芯カムの突起部から 180°の位置にノッ チが切ってあります図 8。偏芯カムでの調整 を行う時、この突起部からのノッチが目安に なります。 1. エンジンを作動させる前エンジンオイルの量 を点検する エンジンオイルの量を点検する (ページ 43)を参照。 2.
製品の概要 ハンドルチルトレバー レバーを下げると、ハンドルの角度位置を調整でき るようになります。調整調整が終わったらレバー を離してください図 9。 各部の名称と操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 方向指示器スイッチ 方向指示器スイッチの左側を押すと左折シグナル が点灯し、右側を押すと右折シグナルが点灯しま す図 9。 注 スイッチの中間位置はOFF位置です。 Hi-Lo 速 度 レ ン ジ ス イ ッ チ スイッチの前部を押すと高速レンジにセットされま す。スイッチ後部を押すと低速レンジにセットさ れます。速度レンジHIGH-LOW の切り替えは、停車 状態または超低速時速 3.2 km 以下走行状態で行っ てください 図 9 。 図9 1. ブレーキ・ペダル 2. ペダルロックのラッチ 7. 8. スロットル変更スイッチ スロットルスイッチ 3. 駐車ブレーキのラッチ 9. ホーン 警笛 4. 方向指示器スイッチ 10. 走行ペダル 5. インフォセンター 11.
クルーズコントロールスイッチ クルーズコントロールスイッチはマシンの走行速 度を一定に保持します。 スイッチの前側を押すとクルーズが作動し、後側を 押すと停止します図 10。 音声アラーム コンソール 異常を検知すると音声アラームが作動します。 以下の場合にアラームが作動します • エンジンから停止信号を受信した場合 • エンジンからエンジン点検信号を受信した場合 • 燃料残量が少ない場合 図 10 1. PTO スイッチ 2. 3. キースイッチ 走行アシスト補助スイッチ 4. 昇降スイッチ 5. 6. クルーズコントロール ライトスイッチ 7.
ワイパースイッチ 座席背もたれ調整レバー ワイパーのONとOFFの切り替えを行います 図 11。 レバーで座席の背もたれの角度を調整することが できます。 ライトスイッチ アームレスト調整ノブ ヘッドライトとテールライトのONとOFFの切り 替えを行います 図 10。 ノブを回してアームレストの角度を調整すること ができます。 フラッシャースイッチ フラッシャーハザードのONとOFFの切り替えを行 います 図 10 。 インフォセンター スクリーンの表示機能 エアコンスイッチ ボタンを押すことにより、スクリーン1または スクリーン2の表示を見る、アラームを停止さ せる、異常の内容を見る、終了する、といった 操作ができます図 13。 • エアコンのON/OFFを行います 図 11。 前窓用ラッチ ラッチを上に開くと前窓を開けることができます 図 12。ラッチを押し込むように開くと窓を開いた 状態で固定できます。閉じる時にはラッチを引き 出して下げてください。 図 12 1. 前窓用ラッチ 図 13 1. 画面 4. 後窓用ラッチ 2. 画面2 5.
• • • 左上の計器エンジン冷却液の温度 PTO イ ン ジ ケ ー タ 右上の計器燃料レベル PTO が接続状態のときに表示されます図 14。 下半分の左から右 駐車ブレーキインジケータ 1. PTO 入 駐車ブレーキが掛かっている時に表示されます図 14 。 2. 駐車 入 3. ファン 4. クルーズコントロール 逆転 ファン逆転インジケータ 入 5.
タコメータ アラーム インフォセンター エンジンの作動速度を RPM で表示します図 15。 以下の場合にインフォセンターのアラームが作動 します 油圧オイル温度インジケータ • 油圧オイルの温度を表示します図 15。 • TEC コントローラからアドバイスや異常情報 エンジンの異常信号を受信した時。 を受信したとき。 バッテリー電圧 機械を始動させるとき。 • バッテリーの電圧を表示します図 15。 インフォセンターの故障表示 整備時期インジケータ 停止してくださいStop the machineという表示が現 れたら機械を停止させてください。エンジンのダ メージを最小限に抑えるために、できるだけすみ やかに、かつ安全に運転を中止し、エンジンを停 止してください図 17。 次の定期整備時期までの残り時間を表示します図 15 。 注 整備を終えたらリセットしてください。 整備時期インジケータのリセット 1. インフォセンターの一番右のボタンを長押し する。 注 メインメニュー画面が表示される。 2.
エンジンをウォームアップしてください。 油圧オイルの温度が上がるまで待ってくださ い。 4. デッキを下降させてください。 5. 低速レンジに入れてください。 6. 着席している必要があります. 2. 3. 高速レンジにするには 1. クルーズを解除してください。 2. PTOを切る. 3. 左デッキを上昇させてください。 4. 中央デッキを上昇させてください。 5. 右デッキを上昇させてください。 6. 走行速度を遅くする。 低速レンジにするには 1. 2. 図 18 アドバイスの例 1. 始動するには アドバイス画面 1. デッキスイッチを切ってください。 2. PTOを切る. 3. 走行ペダルをニュートラルにしてください。 4. teachプラグにジャンパを挿入してください。 5. エンジンはすでに掛かっています. 6. 着席するか駐車ブレーキを掛ける必要があり ます。 7. キースイッチを一度OFFにしてからONにし てください。 8. お待ちください.
3. 走行ペダルのセンサーの調整が必要です. 4. 未使用1 5. 未使用2 6.
運転操作 燃料についての安全事項 危険 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならない。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 180 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • 必ず適切な排気システムが取り付けられて いてそれが正常に作動する状態で使用して ください。 運転の前に 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 • 子供やトレーニングを受けていない大人には、 絶対に運転や整備をさせないでください地域に よっては機械のオペレータに年齢制限を設けて いることがありますのでご注意ください。オー ナーは、オペレータ全員にトレーニングを受講 させる責任があります。 • 安全な運転操作、各部の操作方法や安
エンジンオイルの量を点検する • バイオディーゼル混合燃料は塗装部を傷める可 能性がある。 エンジンを始動させる前に、エンジンオイルの量を 点検してください手順は エンジンオイルの量を点検 する (ページ 43)を参照してください。 • 寒い地方ではB5バイオディーゼル燃料が5または それ以下の製品を使用すること。 • 燃料と直接接触する部材、すなわちシール、 ホース、ガスケットなどの経時劣化が早まる可能 性がありますから、適切に点検してください。 • バイオディーゼル混合燃料に切り替えてからし ばらくの間は燃料フィルタが目詰まりを起こ す可能性があります。 • バイオディーゼルについて更に詳しい情報は、 代理店にお問い合わせください。 冷却系統を点検する エンジンを始動させる前に、冷却系統を点検してく ださい手順は 冷却系統を点検する (ページ 51)を参 照してください。 油圧システムを点検する エンジンを始動させる前に、油圧系統を点検してく ださい手順は 油圧オイルを点検する (ページ 55)を参 照してください。 燃料を補給する 注 可能であれば、作業後に毎回燃料を補給して
タイヤ空気圧を点検する 刈り高の調整 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 刈高の調整範囲は 25153mm、調整間隔は 13mm 刻み です。刈高を調整するには、キャスタホイールの アクスルをキャスタフォークの上の穴または下の 穴にセットし、キャスタフォークに同数のスペー サを追加または取り外し、後チェーン前デッキの みを希望する穴に入れて調整する。 前タイヤの適正空気圧は 3.45bar 3.5kg/cm2 = 50psi、 後タイヤは 2.07bar (2.1kg/cm2 = 30psiです図 20。 重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の高 い刈り込みを実現するために、すべてのタイヤの空 気圧を正しく維持してください。タイヤ空気圧は 前刈り込みデッキを調整する 規定値以下にしないで下さい。 運転を行う前に、全部のタイヤの空気圧を調整し てください。 1. エンジンを始動し、刈り込みデッキ上昇させ て刈高の調整ができるようにする。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3.
注 刈高 51mm 以下で使用するときには、ス キッド、ゲージホイール、ローラを一番高い 穴にセットしてください。 図 22 1. 2. テンショニングキャップ スペーサ 4 3. シム 4枚 4. アクスル取り付け穴上穴 5. キャスタホイール 7. テンショニングキャップを取り付けてアセン ブリを固定する図 22。 8. 刈高チェーンを刈り込みデッキ後部に固定し ているヘアピンコッターとクレビスピンを取 り外す 図 23 。 図 24 10. 刈高を 102153mm にセットするには、デッキハ ンガーブラケットを刈高キャスタアームに固 定している取り付けボルトを外し、デッキハ ンガーブラケットを刈高キャスタアームの下 穴に付け替える図 25。 図 25 1. サイド刈り込みデッキを調整する 図 23 1. 刈高チェーン 2. クレビスピン 9. 3. 取り付け穴 下穴 ヘアピンコッター ヘアピンコッターとクレビスピンを使って、 希望する刈高穴に、刈高チェーンを取り付け る 図 24 。 27 1.
スキッドの調整 注 刈高が 64mm 以上の場合は、ホイールと フォークの間に刈りかすがたまるのを防止する ために、アクスルボルトをキャスタフォークの 下側の穴にセットしてください。刈高を 64mm 未満に設定しているのにホイールとフォーク の間に刈りかすがたまる場合には、バック走 行して刈りかすを振り落としてください。 刈高 64mm 以上で使用する場合には、スキッドを 下位置に取り付け、それ以下の刈高で使用する場 合には、上位置に取り付けます。 注 スキッドが磨耗してしまった場合には、スキッ ドを裏返して左右をを入れ替えて取り付けて利用 することができます。これにより、1枚のスキッド をより長く使うことができます。 スキッドを調整する図 28。 重 要 各 ス キ ッ ド の 前 部 に つ い て い る ね じ を 911N·m にト ル ク 締 め す る 。 0.91.2kg·m = 80100in-lbに 図 26 4.
ゲージホイールを調整する 刈り込みデッキの芝削り防止ロー ラを調整する 刈高 64mm 以上で使用する場合には、刈り込みデッ キのゲージホイールとローラを下位置に取り付け、 それ以下の刈高で使用する場合には、上位置に取 り付けます。 ゲージホイールを刈り込みデッキのブラケット に固定しているボルトとナットを外す図 29。 2. ローラとスペーサをブラケットの上穴に合わ せてセットし、これらをボルトとナットで固 定する。 刈り込みデッキ間にミスマッチが ないか点検する ローラを調整する 1. 1. ローラのシャフトをデッキのブラケットに固 定しているネジとナットを取り外す図 29。 各ターフのコンディションは同じでなく、またトラ クションユニットのカウンタバランスの設定も様々 ですので、本格作業を開始する前に試験刈りを行っ て、刈りあがりを確認してください。 1. 全部の刈り込みデッキを同じ刈高に調整する; 刈り高の調整 (ページ 26)を参照。 2.
注 ブレードの後端が前端よりも 7.5mm 高けれ ば適正である。 注 調整が必要な場合には、後キャスタフォー クのシムで行う。 刈り込みデッキ間の刈高をマッチングさせる 1. 左右の刈り込みデッキのそれぞれ一番外側の ブレードを、左右方向に向ける。 2. 床面からブレードの刃先までの距離を左右で 測定し、値を比較する。 注 2つの値の差が 3mm 以内であれば適正とす る。この時点ではまだ調整を行わないこと。 3. 4. 左右の刈り込みデッキの内側のブレード、およ びこれに対応する前カッティングユニットのブ レード両外側をそれぞれ左右方向に向ける。 図 31 各ブレードについて、床面から刃先までの距 離を左右で測定し、値を比較する。 1. 2. テンショニング・キャップ スペーサ 6 3. シム上に2枚と下に2枚 4. アクスル取り付け穴上穴 5.
注 各ブレードについて、床面から刃先までの 距離を左右でもう一度測定し、左右の刈り込み デッキの外側ブレード同士、および左右の刈り 込みデッキの内側ブレードと前刈り込みデッ キの対応する外側ブレードの値を比較する。 安全インタロックスイッチの動作を 確認する 8. 内側ブレードの刈高がまだ低すぎる場合に は、その左右刈り込みデッキの前内側キャス タアームの下側にシムをもう1枚追加し、さら にその刈り込みデッキの前外側キャスタアー ムの下側にもシムを1枚追加する。 9. 前デッキと左右デッキの刈高のマッチングが できたら、左右の刈り込みデッキのピッチが 7.
注 エンジンが停止すれば正常です。停止しな い場合はインタロックスイッチが故障してい るので、運転前に修理する。 • 機械の運転は十分な視界の確保ができる適切な 天候条件のもとで行ってください。落雷の危険 がある時には運転しないでください。 5. 着席し、PTOを解除し、エンジンを始動する。 • 6.
重要 スタータモータのオーバーヒートを防止 秒間 以 上 連 続 で 回 転 す る た め 、 ス タ ー タ は 30秒 秒以 内 に エ ン ジ ン を さ せ な い で く だ さ い 。 30秒 始 動 で き な か っ た 場 合 に は 、 キ ー を 一 度 OFF 位置に戻し、各設定および始動手順が正しい 分間 の 間 隔 を あ け て も う 一 こ と を 確 認 の 上 、 2分 度始動を試みてください。 • ROPS を立てて運転中は必ずシートベルトを着 用すること。 頭上の安全、たとえば木の枝、門、電線などに 注意し、これらに機械や頭をぶつけないかどう かを確認ながら運転してください。頭上の異物 に触れないように注意してください。 • • ROPS自体に損傷がないか、また、取り付け金具 注 気温が-7°C以下の場合には、ウォームアッ プの時間を最低でも 10 分間は確保してくだ さい。 がゆるんでいないか、定期的に十分に点検を行 い、万一の際に確実に役立つようにしておい てください。 • ROPSが破損した場合は新しいものに交換して 8.
図 36 芝草が乾いているときの刈り込み 図 34 1.
ニットの裏側を洗浄してください。刈りカスがこ びりつくと、刈り込みの性能が十分に発揮されな くなります。 い。歩み板と路面との角度が15度を超えないよ うにしてください。 • 荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケー ブル、ロープなどで機体を確実に固定してくだ さい。機体の前後に取り付けた固定ロープは、 どちらも、機体を外側に引っ張るように配置し てください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エン ジンが十分冷えていることを確認してください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど 裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に 機械や燃料容器を保管格納しないでください。 刈り込みデッキのピッチ デッキのピッチとは、ブレードを前後方向に向けた ときのブレードの前後における床からの高さ刈高の 差を言います。ブレードのピッチを約 7.6mm に調整 してお使いください。ピッチを大きく7.6mm 超する と、刈り込みに必要なパワーは小さくなりますが、 クリップが大きくなり、刈り上がりが悪くなりま す。ピッチを小さく7.
3. 重要 機械を後ろに押して移動させる場合に 輪駆 動 マ ニ ホ ル ド の チ ェ ッ ク バ ル ブ も バ は 、 4輪 イパスさせる必要があります。チェックバル ブをバイパスするには、ホース・アセンブリ ホ ー ス Part No. 95-8843, カ ッ プ ラ フ ィ ッ テ ィ ン 個], 油 圧 フ ィ ッ テ ィ ン グ No. グ No. 95-0985 [2個 個]を を、 ハ イ ド ロ ス タ ッ ト に つ い て い 340-77 [2個 る後退走行油圧テストポートMB と、前輪の後 ろ側にある後走行マニホルドについているテ とに 接 続 し て く だ さ い 。 ス ト ポ ー ト G2と 図 39 1. エンジンを始動する前にバイパスバルブを閉 じてください。閉じたバルブは、70N·m7.2kg.m = 52ft-lbにトルク締めしてください。 機体後部のロープ掛けポイント 2 1 3 緊急時の牽引移動 重要 トランスミッションを保護するために、牽引 ま た は 押 し て 移 動 す る 時 の 速 度 は 、 34.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 10 時間 • • • • 使用開始後最初の 250 時間 • バルブのすきま調整を行う.
注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。 定期整備ステッカー 図 42 整備前に行う作業 い。ただし、ユニットを確実にロックできる場 合はこの限りでありません。 保守作業開始前の安全確認 • • • • 各部品が良好な状態にあること、ボルトナット 類、特にブレード取り付け用のボルト類に問題 がないか常に点検してください。読めなくなっ たステッカーは貼り替えてください。 適切な訓練を受けていない人には絶対に機械の 整備をさせないでください。 調整、清掃、修理などの前に以下を行ってくだ さい 1. 平らな場所に移動する。 2. 駆動系統をOFFにする。 3. カッティングユニット下降. 4. 走行ペダルをニュートラルにする。 5. 駐車ブレーキを掛ける。 6. スロットルスイッチを低速アイドル位置 にセットする。 7. エンジンを止め、キーを抜き取る。 8.
整備作業のための準備 内側ウイングデッキカバーを取り 外す 1. PTOが解除されていることを確認する。 2. 平らな場所に駐車する。 3. 駐車ブレーキを掛ける。 4. 必要に応じてカッティングユニットを下降さ せる。 内側ウイングデッキカバーを取り外す 1. 平らな床にウイングデッキを降下させる。 2. カバーのラッチを外す。 5. エンジンを止め、各部が完全に停止するのを 待つ。 3. ベルトカバーがついている場合には、これを 固定しているボルトを外す。 6. キーをSTOP位置に回して抜き取る。 4. 7. 保守作業は、各部が十分冷えてから行う。 取り付け用のポストから、後側のエッジと内 側のエッジ部を外す図 45。 車体をジャッキで持ち上げる場合 ジャッキアップ用のポイント 機 体 前 部 左右の駆動輪の内側のフレーム図 43 図 45 1. 5. 図 43 1. 取り付け用ポスト カバーを持ち上げながら、トラクションユニッ ト側に約 2.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整備間隔: 使用するごとまたは毎日—キャスタアーム のブッシュにグリスを補給する。 50運転時間ごと—各グリス注入部のグリス アップを行う。 定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グ リスを注入します。また、機体を水洗いした後は直 ちにグリスアップを行う。 図 47 1. 注 キャスタフォークのシャフトのブッシュは、毎 日または使用ごとにグリスアップしてください。 昇降アームとローラの間からカバーを抜き出す。 トラクションユニット 内側ウイングデッキカバーを取り付ける • • • 1. 平らな床にウイングデッキを降下させる。 2. 昇降アームとローラの間にカバーを入れる。 3. トラクションユニットから逃げるようにカバー を差込みながら、カバーの外側のエッジを、 デッキの前後のブラケットの下に入れる。 4. デッキの取り付け用ポストの穴にカバーの穴 を揃え、カバーを押し込んで固定する。 5. ベルトカバーがついていた場合には、これを 取り付けてボルトを入れる。 6.
前デッキ • キャスタフォークのシャフトのベアリング2ヶ 所 図 52 。 • スピンドルシャフトのベアリング5ヶ所スピンド ルハウジング 図 52 • アイドラアームのピボットのブッシュ3ヶ所アイ ドラピボットのシャフト 図 52 図 49 図 52 図 50 前昇降アセンブリ • 昇降アームのブッシュ2ヶ所 図 53 • 昇降アームのボールジョイント 2ヶ所 図 53 • 前デッキの昇降シリンダのピボット2ヶ所 図 53 図 51 図 53 41
エンジンの整備 サイドデッキ 左右 • キャスタフォークのシャフトのベアリング4ヶ 所 図 54 。 • スピンドルシャフトのベアリング3ヶ所スピンド ルハウジング 図 54 • アイドラアームのピボットのブッシュ2ヶ所アイ ドラピボットのシャフト 図 54 エンジンの安全事項 エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください エアクリーナの保守 エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点 検します。吸気部全体について、リーク、破損、 ホースのゆるみなどを点検してください。また、エ アクリーナとターボチャージャを結ぶゴム製のイン テークホースの接続部を点検し、漏れなどがないこ とを確認してください。 エアクリーナは、インフォセンターに Check Air Filter と表示されたとき以外には整備しないでください図 56。早めに整備を行っても意味がありません。むし ろフィルタを外したときにエンジン内部に異物を入 れてしまう危険が大きくなります。 本体とカバーがシールでしっかり密着しているのを 確認してください。 図 54 昇降アセンブリ 左右それぞれについて • メイン昇
注 高圧のエアは使用しないこと。異物がフィ ルタを通ってエンジン部へ吹き込まれる恐れ がある。このエア洗浄により、フィルタを外 した時にホコリが舞い上がってエンジン部へ 入り込むのを防止することができる。 2. 4. 主フィルタを交換する図 57。 5. フィルタをボディー内部にしっかり取り付け る。エレメントの外側のリムをしっかり押さ えて確実にボ ディーに密着させる。 重要 フィルタの真ん中の柔らかい部分を持 たないこと。 主フィルタを外す図 57。 注 エレメントを清掃すると破損させる危険が大 きいので、掃除して再使用しないでください。 6. カバーについている異物逃がしポートを清掃 する。 7. カバーについているゴム製のアウトレットバ ルブを外し、内部を清掃して元通りに取り付 ける。 8. アウトレットバルブが下向き後ろから見たと き、時計の5:00と7:00の間になるようにカバー を取り付ける図 57。 9.
エンジンオイルの交換 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと—エンジンオイルとフィ ルタの交換を行う。 1. ドレンプラグを外してオイルを容器に受ける 図 61 。 図 59 1. オイルフィルタ 2. ディップスティック 図 61 3. 不足している場合Low マークよりも下は、補 給管についているキャップ を取り、Full 位置 までオイルを補給する図 60。 1. 重要 入れすぎないこと。 エンジンオイルのドレンプラグ 2. オイルが抜けたらドレンプラグを取り付ける。 3. オイルフィルタ図 59を外す。 4. 新しいフィルタのシールに薄くエンジンオイ ルを塗って取り付 ける。 重要 締めすぎないように注意すること。 5. クランクケースにオイルを入れる エンジンオ イルの量を点検する (ページ 43)を参照。 バルブのすきま調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 250 時間—バルブのす きま調整を行う. 2000運転時間ごと—バルブのすきま調整を行 う. 図 60 1. 4.
燃料系統の整備 ウォーターセパレータの整備 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—燃料・水セパ レータの水抜きを行ないます。 燃料システムの整備 500運転時間ごと—燃料フィルタ水セパレー タを清掃する。 燃料タンクの内部清掃 燃料・水セパレータの水抜き 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと—燃料タンクを空にし て内部を清掃します。 燃料系統が汚染された時や、マシンを長期にわたっ て格納する場合には燃料タンクの内部を清掃してく ださい。タンクの清掃にはきれいな燃料を使用し てください。 1. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく図 62 。 2. ドレンプラグを開き、ポンプを作動させて、 たまっている異物を容器に出す図 62。 燃料ラインとその接続の点検 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと—燃料ラインとその接続 状態を点検する。 500 運転時間ごと又は年に回のうち早い方の時期に 点検を行ってください。劣化・破損状況やゆるみが 発生していないかを調べてください。 図 62 1. 燃料フィルタ・水セパレータ のキャニスタ 4. フローチェックバルブ 2.
8. 新しいOリングとエレメントのシール部にきれ いな燃料またはエンジンオイルを塗る。 9. 新しいエレメントにボウルを取り付け、これ をフィルタのヘッドに手締めで取り付ける。 注 工具を使用しないこと。 10. ドレンプラグを閉じる。 11. 水セパレータの底部に水センサー電気コネク タ を接続する。 12. ベントプラグはまだゆるめたまま、プライマ ポンプを操作して燃料によってベントプラグ 内部の空気を追い出す。 13. ベントプラグを閉じ、エンジンを始動し、漏 れがないことを確認する。 図 64 注 必要に応じ、エンジンを停止して修正する。 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと—燃料フィルタのエレメ ントを交換する 1. 燃料フィルタのヘッドの周囲をきれいに拭く 図 63 。 図 63 1. 燃料フィルタのヘッド 2. フィルタ 2. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け 部をきれいに拭く図 63。 3. フィルタのガスケットにきれいなエンジンオ イルを塗る詳細については車両付属のエンジ ンマニュアルを参照。 4.
電気系統の整備 電気系統に関する安全確保 • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの 接続を外してください。バッテリーの接続を外 すときにはマイナスケーブルを先に外し、次に プラスケーブルを外してください。接続すると きにはプラスを先に接続し、次にマイナスを接 続してください。 • バッテリー液は毒性があり、皮膚に付くとやけ どを引き起こします。皮膚、目、衣服に付着さ せないよう注意してください。バッテリーに関 わる作業を行うときには、顔や目や衣服をきち んと保護してください。 • バッテリーからは爆発性のガスが発生します。 バッテリーにタバコの火、火花などの火気を近 づけないでください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の 良い場所で行ってください。バッテリーと充電 器の接続や切り離しを行うときは、充電器をコ ンセントから抜いておいてください。また、安 全な服装を心がけ、工具は確実に絶縁されたも のを使ってください。 • 電装品の近くの洗浄には高圧の水を使用しない でください。 g021 155 図 65 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65
バッテリーを充電する キャブ用のヒューズ図 68は、キャブのヘッドライ ナについているヒューズボックスの中にあります 図 69 。 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は禁煙を厳守。バッテリーに火気を近 づけない。 重要 バッテリーは常時フル充電状態に維持する。 特に気温が氷点下になる地域で使用する場合には バッテリーを保護する上で重要です。 1. 整備前の準備を行う 整備作業のための準備 (ページ 39)を参照。 2. バッテリーの外側と端子部をきれいに洗浄す る。 図 68 注 充電する時は、先に、充電器からの配線を バッテリーに接続し、その後に充電器のコン セントを入れるようにする。 3. バッテリーのプラス端子とマイナス端子を間 違えないように注意する。 4. バッテリーのプラス端子にプラスケーブルを 接続する 図 70 。 4 2 3 図 69 1. キャブのヒューズボックス 2.
走行系統の整備 バッテリー充電の設定表 充電器の設定 充電時間 4 6A 30 分間 25 30A 10 15 分間 7. 走行ペダルの角度を調整する 好みに合わせて走行ペダルの角度を調整すること ができます。 充電が終わったら、充電器のプラグをコンセ ントから抜いてから、充電用のリード線を バッテリー端子から外す図 70。 1. 走行ペダルの左側をブラケットに固定してい るナットとボルト各2をゆるめる図 71。 救援用のプラス端子 救援用のバッテリーを使ってエンジンを始動させた り緊急充電する場合には、バッテリー端子の代わ りに救援用プラス端子を利用することができます 図 67。救援用プラス端子は、パワーセンターコン ソールの前部にあります図 66。 走行ペダルの調整 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと—走行ペダルの調整を 行う。 図 71 代理店に連絡するか、 サービスマニュアル を参照し てください。 1. 2. 走行ペダル 2.
注 点検用プラグの穴から 6mm 以内にあれば よい。 3. オイル量が不足している場合には、12時の位 置にあるプラグを外し、所定レベルである3時 の位置の高さになるまでオイルを補給する。 4. プラグを両方とも取り付ける。 5. 反対側のプラネタリギアアセンブリでもス テップ1 3を行う。 プラネタリギア兼ブレーキオイル の交換 g021 156 図 74 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 250 時間—プラネタリ ギア兼ブレーキオイルの交換を行 う。 1. 800運転時間ごと 使用するオイルは高品質の SAE 85W140 ギアオイ ルです 1. ドレンプラグ 2. ブレーキハウジング 4. 両方からオイルが完全に抜けたら、ブレーキ ハウジングにプラグを取り付ける。 5. まだプラグを取り付けていない方の穴が 11 時 と 1時の位置にくるように、車輪を回転さ せる。 平らな場所で、点検/ドレンプラグが一番低 い位置時計の 6 時の位置に来るように停止さ せる 図 73 。 1 1 G024858 図 75 G024792 1. 図 73 1.
冷却系統の整備 後輪のトーインの調整 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと—後輪のトーインの点 検を行う。 1. 冷却系統に関する安全確保 後輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間 距離を測るアクスルの高さ位置で計測 図 76。 注意 注 前での測定値が、後ろでの測定値より 3mm 以上小さくなってはいけません。 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエ ター部分に触れたりすると大火傷をする恐れ がある。 • エンジンが熱いうちはラジエターのふたを 開けないこと。キャップを開ける時には、 分 必 ず 、 ラ ジ エ タ ー が 十 分 に 冷 え る ま で 15分 ぐらい待ってから行うこと。 • ラジエターや周囲の高温部分に触れないよ うに注意すること。 危険 冷却液を飲み込むと危険である。 図 76 1. 中心線から中心線までの 距離 2. タイロッドのクランプ 2. 調整は、まずタイロッド両端のクランプをゆ るめる 図 76 。 3. タイロッドの端部を回して前タイヤを内向き または外向きに調整する。 4.
エンジン冷却システムの整備 危険 回転中のファンや駆動ベルトは人身事故の原 因となる。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—冷却系統のホースを点 検する。 • マシンを運転するときには、必ず所定のカ バーを取り付けておくこと。 2年ごと—冷却系統の内部を洗浄し新しい冷却 液に交換する。 • 手、指、衣服などを、ファンやベルトに近 づけないように注意すること。 使用するごとまたは毎日 ほこりの多い環境で 使用しているときは整備間隔を短くする。 • 保守作業を行う前にエンジンを停止し、始 動キーを抜き取っておくこと。 1. エンジンを止め、フードを開ける。 2. エンジンの周囲を丁寧に清掃する。 3. ラッチを解除してオイルクーラをフレームか ら外す 図 78 。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開 けると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけ どを負う恐れがある。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開け ないこと。 • キャップを開けるときはウェスなどを使 い、高温の水蒸気を逃がしながらゆっくり と開けること。 1.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータベルトの整備 ブレーキペダルの遊びが 50mm以上となったり、 ブレーキの効きが悪いと感じられるようになった ら、調整を行ってください。遊びとは、ブレーキペ ダルを踏み込んでから抵抗を感じるまでのペダル の行きしろを言います。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間—ブロアのベル トの張りを点検する。 1000運転時間ごと—ブロアのベルトの張りを 点検する。 1. 左右のペダルが独立に動けるように、ブレー キペダルのロックピンを外す。 調整手順については、このマシンに付属している エ ンジンマニュアル を参照してください。 2. あそびを小さくするには、以下の要領でブレー キケーブルの長さを調整する コンプレッサベルトの整備 A.
ブレード駆動ベルトの交換 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—ブレード駆動ベルトを 点検する。 1000運転時間ごと—ブレード駆動ベルトを交 換する。 ブレードを駆動しているベルトはスプリング付きの アイドラで張りを調整されており、非常に耐久性が 高く、長期間にわたって使用することができます。 しかし長期間のうちに必ず磨耗が現れてきます。磨 耗の兆候としてベルトが回転するときにきしみ音が する、刈り込み中にベルトが滑ってブレードが回ら ない、ベルトの縁がほつれている、焼けた跡があ る、割れているなどがあります。これらの兆候を発 見したらベルトを交換してください。 図 82 1. 前デッキベルトの交換 1. 2. 3. 刈り込みデッキを、床面まで降下させる。 各デッキからベルトカバーを外して脇に置く。 前デッキで、アイドラプーリのストップねじ のジャムナットをゆるめ、ストップねじをブ ラケット内部まで進める図 81。 油圧モータ 2. 取り付けボルト 6. 刈り込みデッキからモータを外してデッキの 上に置く。 7. スピンドルプーリとアイドラプーリから古い ベルトを外す。 8.
油圧系統の整備 油圧系統に関する安全確保 警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のライン コネクタが適切に接続されていること、お よびラインやホースの状態が良好であるこ とを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出しているので、絶対に手 などを近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 図 84 1. 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を 確実に解放する。 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ち に専門医の治療を受けてください。 • アイドラプーリ 6. スピンドルプーリとアイドラプーリから古い ベルトを外す。 7.
高粘度インデックス 低流動点アンチウェア油圧 作 動 液 , ISO VG 46 (cont'd.
重要 入れすぎないこと。 連絡ください。汚染されたオイルは乳液状になっ たり黒ずんだ色なったりします。 油圧ラインとホースの点検 トロの純正交換フィルタ左用は Part No. 86–6110、右 用は 75-1310をお使いください。 整 備 間 隔 : 2年ごと—可動部ホースを交換する。 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器 の保証が適用されなくなる場合があります。 1. 平らな場所に駐車し、デッキを下降させ、エ ンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛けて キーを抜き取る。 2. 油圧オイルタンクの下に大きなオイル回収容 器をおく。 3.
刈り込みデッキの保守 前カッティングユニットを立てる 注 通常の整備に特に必要はありませんが、前カッ ティングユニットは立てた状態で整備することが できます。 1. 刈り込みデッキを、床面からわずかに上昇さ せる。 2. 整備前の準備を行う 整備作業のための準備 (ページ 39)を参照。 3. 刈り込みデッキのダンパアセンブリを固定し ているリテーナクリップを抜いてアセンブリ を外す 図 90 。 図 91 1. 刈高チェーン 2. クレビスピン 4. ダンパアセンブリ 2. ヘアピンコッター 5. エンジンを始動し、前デッキをゆっくりと上昇 させてエンジンを停止し、キーを抜き取る。 6. デッキの後部と機体との間に角材を入れる図 92 。 図 90 1. 3. 図 92 リテーナクリップ 1. 刈高チェーンを刈り込みデッキ後部に固定し ているヘアピンコッターとクレビスピンを取 り外す 図 91 。 角材 前デッキを立てる 58 1. 刈り込みデッキの前部を別の人間に支えても らっておいて、角材を外す。 2.
デッキのピッチの調整 デッキのピッチを測定する デッキのピッチとは、ブレードを前後方向に向け たときのブレードの前後における床からの高さ刈 高の差を言います。ピッチを 7.5mm にしてくださ いすなわちブレードの後端が前端よりも 7.5mm 高 くなるように設定してください。 1. 作業場の平らな場所に駐車する。 2. 刈り込みデッキを希望する刈高に調整する。 3. ウイングレットが前デッキに対して面一であ ること、また前デッキが左右に傾いていない ことを確認する。 前デッキのピッチの調整 1. 前デッキの両外側のブレード2枚と左右のウ イングレットのブレードをまっすぐ前後方向 に向ける 図 93 。 図 94 これらのうちのどれかのブ レードを使って、前の先端 と床面との距離を測る。 2. 刈高チェーン 2. ボルト 3. ナット 2個 6. もう一組のナットについては、カッティングユ ニットの後部の高さを上下してカッティング ユニットのピッチを調整するのに使用する。 7. ジャムナットを締めつける。 サイドデッキのピッチの調整 図 93 1. 1. 1.
キャスタホイールとベアリングの 整備 必要に応じてシムを増減してキャスタホイー ルの高さを変えてデッキを正しいピッチに調 整する。 3. テンショニングキャップを取り付けて終了。 2. 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと—刈り込みデッキのキャ スタホイールアセンブリの点検 キャスタアームのブッシュの整備 1. キャスタアームのチューブには上側と下側にブッ シュがはめ込んでありますが、これらのブッシュは 使用に伴って磨耗してきます。ブッシュを点検する には、キャスタフォークを前後左右に揺り動かして 見ます。ブッシュの中でキャスタのシャフトがぐら ついているようならブッシュの磨耗が進んでいると 判断し、ブッシュを交換してください。 1. デッキを上昇させて、ホイールを床から浮か す。デッキが不意に落下しないようにブロッ クなどで確実に支える。 2. 各キャスタスピンドルの上部についている トーショニングキャップ、スペーサ、スラス トワッシャを外す。 注 デッキのピッチを再度調整しなくてよいよ うに、ワッシャとスペーサの位置と数を記録 しておいてください。 3.
ブレードの保守 5.
ブレードの点検と研磨 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 50運転時間ごと 使用するごとまたは毎日 ブレードの点検や整備を行う際には2つの部分、 セールと刃先に注目してください。高品質の刈りを 実現するためには、刃先と、刃先の反対側にある立 ち上がった部分であるセール部の両方が重要です。 セール部は、風を起こして草を真っ直ぐに立て、均 一な刈りを実現するものです。しかしセールは使用 に伴って徐々に磨耗してきます。そしてこの磨耗に 伴って、刃先が鋭く維持されていても、刈りの質は 幾分か落ちてきます。草を引きちぎるのでなく、 カットするためには、当然刃先が鋭利でなければ なりません。刈りあとを見て、切り口がささくれ 立っていたり茶色に変色しているのは刃先が鈍く なっている証拠です。このような状態が見られた ら、ブレードを研磨してください。 1. 平らな場所に駐車し、刈り込みデッキを上昇 させ、駐車ブレーキを掛け、走行ベダルを ニュートラルとし、PTO スイッチが OFF に なっているのを確認し、エンジンを停止さ せ、キーを抜き取る。 2.
その他の保守整備 キャブのエアフィルタの清掃 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと スパークアレスタマフラーの整備 1. 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと—スパークアレスタマ フラーの整備 1. 室内用と後部用のエアフィルタからねじを外 して格子を外す図 102と図 103。 1 2 マフラーの下側の掃除穴からパイププラグを 抜き出す。 注意 マフラーが熱くなっていると火傷を負う おそれがある。 マフラーの周囲で作業を行うときには注意 すること。 2. 木片や金属の板で通常の排気口 を塞いで排気 が掃除穴から噴出すようにする。カーボンが 排出されなくなるまで待つ。 注意 3 掃除穴の真後ろに立たないこと。 図 102 キャブ内エアフィルタ 必ず安全めがねを着用すること。 3. g028378 エンジンを停止させ、パイププラグを元通り に取り付ける。 1. フィルタ 2. 格子 3. ねじ 1 2 2 g028379 3 図 103 キャブ後部エアフィルタ 1. フィルタ 2. 格子 2. 3.
3. 洗浄 フィルタと格子を取り付け、つまみねじで元 通りに固定する。 エアコンアセンブリの清掃 キャ ブ の 清 掃 Cabキ 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 悪条件下ではより頻繁 に。 重要 キャブのシール部分とライト部分は洗浄時に 。圧 力 洗 浄 機 を 使 用 す る 場 合 注 意 が 必 要 で す 図 106。 は 、 洗 浄 機 の ノ ズ ル を キ ャ ブ か ら 少 な く と も 60cm 離して洗浄してください。キャブのシール部分、ラ イト、後部のオーバーハングに高圧洗浄機の水を 直接吹き付けないでください。 1. 整備前の準備を行う 整備作業のための準備 (ページ 39)を参照。 2. 各ファンの配線を外す。 2 3 図 104 図は右側ファン 1. ファン 2. 電気コード 3. 1 ノブ 4 3. ノブ2個を外してファンアセンブリを取り外 す。 4. エアコンアセンブリのラッチ4個を外してスク リーンを取り外す。 G034330 図 106 1. シール 3.
保管 シーズン終了後の格納準備 トラクションユニット 1. トラクションユニット、刈り込みデッキ、エ ンジンをていねいに洗浄する。 重要 インフォセンターの近くの洗浄には高圧 の水を使用しないでください。 2. タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検 する (ページ 26)を参照。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必 要な締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、 タッチアップする。金属部の変形を修理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を 重曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部にワセリ ンGrafo 112X: P/N 505-47を薄く塗る。 D. 電極板の劣化を防止するため、60日ごと に24時間かけてゆっくりと充電する。 エンジン 1. エンジンオイルを抜き取り、ドレンプラグを はめる。 2.
メモ 66
メモ 67
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service De
