Form No. 3403-589 Rev B Groundsmaster® 5900 お よ び 5910 ロ ー タ リ ー モ ア シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 31698—シ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 31699—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジンの 排気には発癌性や先天性異常などの原因とな る物質が含まれているとされております。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 g008833 図1 はじめに 1.
目次 冷却ファン自動逆転サイクル ............................55 ヒント ................................................................ 55 運転終了後に ...................................................... 56 運転終了後の安全確認 ..................................56 緊急時の牽引移動 ........................................56 ロープ掛けのポイント .....................................57 トレーラへの積み込み ....................................57 保守 ........................................................................ 58 推奨される定期整備作業 ..................................
安全について 24 Vオルタネータベルトとエアコン用コンプレッ サのベルトの整備 ......................................80 ブレード駆動ベルトの交換 ...............................80 油圧系統の整備 ................................................... 82 油圧系統に関する安全確保.............................82 油圧オイルを点検する ....................................82 油圧オイルとフィルタの交換.............................83 油圧ラインとホースの点検 ...............................84 油圧システムのテストポートの点検 ....................84 刈り込みデッキの保守 .......................................84 前カッティングユニットを立てる.........................
音圧レベル 振動レベル モ デ ル 31698 腕および手 この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レベ ルが 90dBA であることが確認されています。ただしこ の数値には不確定値K1.0dBA が含まれています。 モ デ ル 31698 右手の振動レベルの実測値 = 0.8 m/s2 音圧レベルの確認は、EN ISO 規則 5395:2013 に定 める手順に則って実施されています。 左手の振動レベルの実測値 = 1.0 m/s2 不確定値 K = 0.5 m/s2 モ デ ル 31699 実測は、EN ISO 5395:2013 に定められた手順に則っ て実施されています。 この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レベ ルが 82dBA であることが確認されています。ただしこ の数値には不確定値K1.0dBA が含まれています。 モ デ ル 31699 右手の振動レベルの実測値 = 0.8 m/s2 音圧レベルの確認は、EN ISO 規則 5395:2013 に定 める手順に則って実施されています。 左手の振動レベルの実測値 = 1.0 m/s2 不確定値 K = 0.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal117-4766 117-4766 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険可動部に近づかな いこと 使用時にはすべての安全カバー類を正しく取り付け ておくこと。 decal117-3276 117-3276 decal114-0849 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険 オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 114-0849 1. 警告デッキを上昇させる時には、まず PTO を解除すること。 2. ここに乗らないこと 3. 走行コントロールペダル 4. 前進 5. 後退 3. 警告高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 decal106-6754 106-6754 decal127-0392 127-0392 1. 警告 高温部分に近づかないこと。 6 1. 警告高温部に触れないこと。 2.
decal93-6674 93-6674 1. 手を挟まれる危険 整備作業前にマニュアルを読むこと。 decal93-6687 93-6687 1. ここに乗らないこと。 decal130-0594 130-0594 キャブ付きモデルのみ 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むことキャブ内では必ず シートベルトと聴覚保護具を着用すること。 decal120-6604 120-6604 decal93-7818 93-7818 1. 警告ブレードボルト/ナットは115149N·m11.815.2kg.mにトル ク締めするトルク締めの方法については オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 decal93-7275 93-7275 1. オペレーターズマニュアル を読むこと エンジン始動補助剤の 使用禁止。 7 1. 異物が飛び出して人にあたる危険 人を近づけないこと。 2. 切傷や手足の切断の危険回転刃に近づかないこと 使用時に はすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 3.
114-0922 decal114-4883 decal114-0922 114-4883 114-0922 1. 1. ベルトの掛け方 ベルトの掛け方 decal117-2718 117-2718 decal114-0974 114-0974 1. ベルトの掛け方 decal117-2754 117-2754 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告 講習を受けてから運転すること。 3. 警告 運転席に着席しているときにはシートベルトを着用すること。 4. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 異物が飛び出す危険 人を近づけないこと。 6. 手足や指の切断の危険 可動部に近づかないことすべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 7. 転倒の危険 下り坂ではカッティングユニットを下降させること旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしないこと。 8.
decal93-6686 93-6686 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 decal117-4979 117-4979 1. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付けて使用すること。 2. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 5. decal130-0611 130-0611 キャブ付きモデルのみ 1. 警告 1) ピンを抜き、2) ドアを押し上げて、 3) 車両の外へ出る decal125-9688 125-9688 キャブ付きモデルのみ 1. 2. ワイパーOFF ワイパー 3. 4.
decal132-1321 132-1321 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 4. PTO を接続するには、ノブを引き出す。 2. エンジンの始動方法1) 走行ペダルをニュートラルにし2) 駐車 ブレーキを掛け3) キーを RUN 位置まで回し4) さらにSTART 位置に回す。 5. PTO を解除するには、ノブを押し込む。 3. エンジンの停止方法1) スロットルスイッチをスローにセットし2) 6.
decal131-2348 131-2348 ヘッドライト OFF 4. 駐車ブレーキOFF 7. エンジン 停止 2. ヘッドライト ON 5. アタッチメントを左に振る 8. エンジンRUN、予熱 3. 駐車ブレーキON 6. アタッチメントを右に振る 9. エンジン 始動 1.
decal132-3600 132-3600 キャブ付きモデルのみ 1. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 ヘッドライト—25 A 凝縮器ファンとエアコンク ラッチ—30A 4. ファン—25A 2. 3. decal132-1315 132-1315 1. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 2. 24V 系統 3. キャブ 4. プラットフォーム 5. 作業用ライト—20A 6. 補助電源—15 A 7. 室内照明—15 A 8. ワイパー—15A 5. 24V 発電機と端末ダイオー ド 6. 24V 作動許可リレー5 A 7. ECU電源25 A decal121-8378 121-8378 キャブ付きモデルのみ 1. ファン OFF 3. 冷気 5. 外気 7. エアコン ON 2. ファンON 最大 4. 暖気 6. 室内空気 8.
decal132-1314 132-1314 1. 抵抗器 2kΩ 2. TEC 電源用ダイオード 3. ラジエターダイオード 4. 刈高用ダイオード 13. 作業用ライト10A 14. ヘッドライト15 A 15. 16. イグニッション10A ライター10A 5. ラジエターファン異常 6. コンタクタのラッチ24V 17. 電動シート10A 18. PTO 10A 7. 刈高ファン異常 19. ホーン 30 A 8. 負荷シェッド許可 9. マスター7.5A 20. 21. ハザードライト10A テレマティックス電源2A 10. ロジック電源・マスター2A 22. インフォセンター2A 11. スレーブ7.5A 23. ヒューズに関する詳細は オ ペレーターズマニュアル を 参照。 12.
decal131-2347 131-2347 1. 方向指示器左 5. エンジン速度高速 9. 引き上げると刈り込みデッ キが作動 13. 右刈り込みデッキを下降さ せる 2. 方向指示器右 6. エンジン速度低速 10. 押し込むと刈り込みデッキ が停止 14. クルーズコントロールセット 3. ビーコン 7. トランスミッション 高速レンジ 11. 左刈り込みデッキを下降さ せる 4. ワークライト 8. トランスミッション 低速レンジ 12. 中央刈り込みデッキを下降 させる decal131-2349 131-2349 1. 左刈り込みデッキを上昇さ せる 4. クルーズコントロールOFF 2. 中央刈り込みデッキを上昇 させる 5. ホーン 警笛 3. 右刈り込みデッキを上昇さ せる 6.
decal131-6027 131-6027 1. 刈高設定 2. キャスタ上位置刈高範囲は 25102 mm キャスタ下位置刈高範囲は 76153 cm 3. decal131-6025 131-6025 1. 刈高 decal132-1313 132-1313 decal131-6026 131-6026 1. 刈高 15 1. 注意バッテリーの整備を行 4. うときはエンジン停止エンジ ン回転中はバッテリーの整 備作業をしないこと。 プラス 端子 2. バッテリー切断 5. マイナス 端子 3. バッテリー接続 6.
decal132-1316 132-1316 1. ベルトに巻き込まれる危険可動部に近づかないこと。 decal132-1406 132-1406 1. エンジン停止状態のときに 駐車ブレーキを解除するに は1) 走行ポンプの牽引バ ルブを開く オペレーターズ マニュアル 参照 2) 黒いノブ を押し込んで保持すると駐 車ブレーキが解除される3) ハンドポンプを上下に操作 する。ポンプ動作23回で 黒いノブを解除できる。ポ ンプ動作2530回で駐車ブ レーキが解除される。 2. 駐車ブレーキを掛けるに は黒いノブを引き上げるエ ンジンを始動すると手動バ ルブはリセットされる。 decal132-1318 132-1318 1. 注意ヒューズに関する詳細は オペレーターズマニュアル を 参照。 decal132-1407 132-1407 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 必要なパーツはありません。 – ウイングデッキの出荷用ストラップとブ レースを除去します。 2 右側デッキカバー 左側デッキカバー V ベルト 1 1 2 前デッキウイングレットを降ろします。 3 4 必要なパーツはありません。 – タイヤとキャスタホイールの空気圧を点 検します。 必要なパーツはありません。 – 前中央デッキの水平調整を行います。 5 必要なパーツはありません。 – ウイングレットデッキを前中央デッキに 合わせます。 6 7 必要なパーツはありません。 – オイルの量を点検します。 必要なパーツはありません。 – マシンのグリスアップを行ってください。 その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 エンジンマニュアル 1 エンジン関係の情報を調べるための資料です。 パーツカタログ 1 交換部品のご注文などにご使用ください。 オペレータのためのトレーニング資料
注 ストップボルトがヒンジピンのタブに嵌っている ことを確認する。 2 前デッキウイングレットを降ろ す この作業に必要なパーツ 1 右側デッキカバー 1 左側デッキカバー 2 V ベルト 手順 1. 前後のストップボルトを右ウイングレットデッキの 取り付け部に固定しているナットを取り外す図 3。 g008868 図4 1. ウイングレット 4. 偏芯ナット 2. ヒンジピン 5. 下の穴 3. ボルト 5. ペダルストップを固定用のナットを取り付ける。 注 この時点ではまだナットを締め付けないこと。 6. 左側のウイングレットにも同じ作業を行う。 7. 以下の手順でウイングレットのベルトを取り付ける A. まず、ウイングレットのスピンドルプーリから 前デッキのスピンドルプーリにベルトを掛け る図 5。 g009013 図3 偏芯ナット ウイングレット 4. 2. ヒンジピン 5. 上の穴 3. ストップボルト 6. デッキ取り付け部 1. 2.
8. B. ラチェットレンチのようなものを使って、アイド ラプーリをプーリから引き離す図 5。 C. ウイングレットのスピンドルプーリへベルトを 回し掛け、そして前デッキの、上側のスピン ドルプーリにベルトを掛ける。 D. アイドラプーリを戻してベルトにテンションが 掛かるようにする。 重要 タイヤのスリップなどを含めた走行の状態は、 前後のタイヤの大きさの比によって変わります。必ず Toro の 純 正 タ イ ヤ を 使 っ て く だ さ い 。 4 前中央デッキの水平調整を行 う ウイングレットデッキのカバーを取り付け、ゴム製 ラッチで固定する図 6。 注 カバーを、前中央デッキカバーのタブにセット し、それから取り付け用のフックとポストに固定 してください。 9. 必要なパーツはありません。 もう一方のウィングレットに対しても同じ作業を 行う。 手順 注 この作業は凹凸のない水平な場所で行ってください。 刈り高の調整 (ページ 38)を参照してください。 g009156 図6 1. カバー 3. 前中央デッキカバーのタブ 2. ゴム製のラッチ 4.
6. 前側の偏芯カムを、ウイングレットのピボットブ ラケットの内側スロットにちょうど接触するように 調整する。 7. 偏芯カムのボルトとナットを 149N·m15.2kg.m = 110ft-lbにトルク締めする。 8. 反対側のウイングレットにも同じ作業を行う。 6 液量を点検する 必要なパーツはありません。 手順 g008868 図7 ウイングレット 4. 偏芯ナット 2. ヒンジピン 5. 上の穴 3. ストップボルト 1. 3. 4. 前側の偏芯カムを回して、ウイングレットのピ ボットブラケットの内側スロットとの距離が最大に なるように調整する。 後ろ側のトラクションユニットに近い方の偏芯ス ペーサを回して、外側のブレードの先端の高さ が希望する刈高よりも 3mm 高くなるように調整 する 図 7 。 1. エンジンを作動させる前エンジンオイルの量を点 検する エンジンオイルの量を点検する (ページ 68)を参照。 2. エンジンを作動させる前に、油圧オイルの量を 点検する 油圧オイルを点検する (ページ 82) を 参照。 3.
製品の概要 g031657 図9 1. ウイングデッキ 5. 燃料タンク 2. 3. コントロールパネル 横転保護バー ROPS 6. ハンドル 7. 前デッキ 4. フード 8.
各部の名称と操作 Hi-Lo レ ン ジ 切 り 替 え ス イ ッ チ 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 スイッチの前部を押すと高速レンジにセットされます。 スイッチ後部を押すと低速レンジにセットされます。ハイ とローの切り替えは、停車状態または超低速時速 1.0 km 以下走行状態で行ってください図 10。 PTO ス イ ッ チ PTOスイッチ押し込んだ状態作動と引き出した状態停 止の2つの位置があります。ボタンを引き出すと、カッ ティングユニットインプレメントが作動を開始します。ボ タンを押し込むと作動を停止します図 10。 クルーズコントロールスイッチ クルーズコントロールスイッチはマシンの走行速度を 一定に保持します。 g031305 図 10 1. 走行ペダル 7. クルーズコントロールスイッ チ 2. ライトスイッチ 8. ホーンボタン スイッチを中央位置にするとクルーズコントロールが ONとなります。スイッチを前へ押す速度を設定しま す。スイッチを後に押すとクルーズコントロールを解除 します 図 10 。 3. 駐車ブレーキスイッチ 4.
スロットルスイッチ キャブ関係の制御装置 スロットルスイッチには2つの位置があります低速と高 速です 図 10 。 モ デ ル 31699 の み スイッチ前部を長押し2秒以上すると 高速になりスイッチ 前部を長押し2秒以上すると 低速ます。どちらの方向に も1回押すごとに 100 rpm ずつ回転速度が変ります。 ハザードスイッチ スイッチの前側を押すとハザード点灯となり、後側を押 すと点灯を停止します図 10。 方向指示器スイッチ 方向指示器スイッチの左側を押すと左折シグナルが点 灯し、右側を押すと右折シグナルが点灯します図 10。 注 スイッチの中間位置はOFF位置です。 g032672 電源ソケット 図 12 ここに携帯充電器を差し込んで携帯電話などの充電を 行うことができます図 11。 1. エアコンスイッチ 4. 温度コントロール 2. 3. 空気循環コントロール ファンコントロール 5. ワイパースイッチ 6.
インフォセンター 起動画面 車両を始動すると、起動画面が表示され、アイコンに よる表示が行われます駐車ブレーキがON、PTOがON 位置、クルーズコントロールがON位置など。 注 以下の図は表示例です説明の都合上、車両の使 可 能 性 の あ る アイコンすべて 用中に画面に表示される可 を描いてあります。 各アイコンがどのような意味を持っているかについて は、以下の表をご覧ください図 14。 g008830 図 13 1. 風防ラッチ 後部ウインドウラッチ ラッチを開くと後の窓を開けることができます。ラッチを 押し込むように開くと窓を開いた状態で固定できます。 閉じる時にはラッチを引き出して閉じてください図 13。 重要 フードを開ける場合には、後ろ窓を閉じておかな いと破損する恐れがありますから注意してください。 座席調整レバー g033320 レバーを引き出して座席の前後位置調整ができます。 図 14 6. エンジン速度 2. 1. PTO インジケータ グロープラグインジケータ 7.
g033146 図 16 1. 図 15 画面 1—左上画面 6. 音声アラーム 2. 3. ボタン1 画面 2—右上画面 7. 8. ボタン4 異常表示画面 4. ボタン2 5. ボタン3 2. 燃料レベルインジケータ • 12 V バッテリー充電状態表示 — 左上画面 (図 17) • 24 V バッテリー充電状態表示 — 左上画面 (図 17) g033145 1. タコメータ 9. ボタン5 10.
この表示図 14はファンの速度と回転方向を示しま す。ファンの回転速度は、油圧オイルの温度とエ ンジン冷却液の温度によって変わり、必要に応じ て自動で逆転します。逆転は、エンジン冷却液ま たは油圧オイルの温度が所定の温度に達したとき に自動的に行われ、フード後部のスクリーンにた まったごみを吹き飛ばします。さらに、ラジエター ファンは、冷却液の温度に関係なく21分間ごとに 逆転動作を行います。 燃料レベルインジケータ 燃料タンクに残っている燃料の量を表示します図 16。 PTO イ ン ジ ケ ー タ PTO が接続状態のときに表示されます図 14。 駐車ブレーキインジケータ 駐車ブレーキが掛かっている時に表示されます図 14。 ファンの回転方向はエンジン冷却液温度画面と油圧 オイル温度画面にも表示されます。バーが中央より も右側にあるのは、ファンが前転していることを表し ます。バーが中央よりも左側にあるのは、ファンが 逆転していることを表します図 18。 クルーズコントロールインジケータ クルーズコントロールがセットされていると表示され ます 図 14 。 H/L Hi/Low 速 度 レ ン
6. リセットが終了したら、終了アイコンのボタンドア が開いている絵を押すとメイン画面に戻るまたは キャンセルを押して終了する。 音声アラーム インフォセンター 以下の場合にアラームが作動します デッキ下降 • エンジンが停止している • どれかのデッキが下降中 デッキがフロート状態でない • PTO作動操作がされて許可された • どれかのデッキがリミット以下だがフロートしていない マシンからインフォセンターにリクエストが送信された g033167 図 19 エンジンが赤色停止ランプメッセージを送信した • 注 アラーム条件が無くなった場合、あるいはオ ペレータがインフォセンターの任意のボタンを押し てアラームを了承した場合には、アラームは停止 します。 • エンジンからの再生リクエスト • エンジンの何らかの不具合 • 何らかのアドバイス インフォセンターが表示するアド バイス (ページ 31)を参照 • エンジンが橙色警告メッセージを送信した • 燃料残量が2.2%未満 2.
g033169 図 21 g033171 図 23 5. PIN 設定画面から、ボタン 4 を押してPIN 入力 PIN Entryを選択する (図 22)。 g033170 図 22 6. 第1けた 4. 2. 第2けた 5. PIN を入力 3. 第3けた 1.
を変 更 す る 方 法 PINを 1. 起動画面で、ボタン5を長押しするとメインメ ニューが表示される図 19。 2. ボタン2を何度か押してメインメニューが出たら、 ボタン4で設定Settingsを選択する (図 19)。 3. 設定画面から、ボタン 4 を押して表示Displayを 選択する (図 20)。 4. ボタン2を何度か押してPIN設定が出たら、ボタン 4でPIN設定PIN Settingsを選択する (図 21)。 5. ボタン2を何度か押してPIN 変更PIN Changeが 出たら、ボタン4で選択する (図 22)。 6. ボタン 14 を使って PIN を入力し、入力が完了 したらボタン 5 を押す (図 24)。 注 出荷時に設定されている デフォルト PIN は 5900です。 g033173 図 25 1. 第1けた 4. 2. 第2けた 5. PIN を入力 3. 第3けた 8. 第4けた ボタン 14 を使って PIN を承認し、承認が完了 したらボタン 5 を押す (図 26)。 g033172 図 24 1.
インフォセンターのバックライトとコント ラストの変更 1. 起動画面で、ボタン5を押すと明るさとコントラスト 変更のポップアップメニューが表示される図 27。 g033179 図 28 1. 4. g033178 図 27 明るさを下げる 4. 2. 明るさを上げる 5. Exit 終了 3. コントラストを下げる 1. クルーズコントロールを選択 クルーズコントロール画面で、ボタン1を押すと速 度現象、2を押すと速度増加となる図 29。 コントラストを上げる 2. 明るさを増加させるにはボタン1、減少させるには ボタン2、コントラストを増加させるにはボタン3、 減少させるにはボタン4を押す図 27。 3. 設定が終わったらボタン 5 を押して終了する (図 27)。 クルーズコントロール速度の設定 インフォセンターにあるクルーズコントロールスイッチ で、クルーズ速度を設定することができます 1. クルーズコントロールスイッチを ON にする図 10。 2. クルーズコントロールが表示されたらボタン14で ポップアップメニューにアクセスする。 3.
インフォセンターが表示するアドバイス 運転操作が不完全な場合などに、インフォセンターの画面にアドバイスが表示されます。たとえば、走行ペダ ルを踏み込んだ状態でエンジンを始動させようとした場合には、走行ペダルを ニュートラル 位置にしてください という表示が出ます。 状態 始動拒否、PTO拒否、クルーズコントロール拒否など、アドバイスコ コー ド 数 どのアドバイスの場合も、現在の状 理由 アドバイスが表示された理由、説 説明 文による説明が、図 30のように表示されます。 字、理 g031999 図 30 1. 表示された説明 2. コード 3.
PTOが拒絶されました 110 油圧オイルの温度不足です オイルの温度が上がるまで待っ てください クルーズコントロールが拒絶さ れました 202 走行速度が遅すぎて検知でき ません 走行速度を上げてください デッキ降下が拒絶されました 302 移動走行状態では降下できま せん 降下させるには走行ペダルを ニュートラルにしてください デッキ降下が拒絶されました 303 着席していません デッキを降下させるには着席し ていることが必要です デッキ降下が拒絶されました 304 整備が必要です デッキを降下させるには修理が 必要です デッキがフロートしていません エンジン始動時 402 下降スイッチを押してください フロートさせるにはデッキを下 げてください 高速レンジが拒絶されました 502 左デッキが上がっていません 高速レンジ切替には左デッキを 上げてください 高速レンジが拒絶されました 503 中央デッキが上がっていません 高速レンジ切替には中央デッキ を上げてください 高速レンジが拒絶されました 504 右デッキが上がっていません 高速
エンジン関係のアドバイス 1208 整備時期を過ぎています 整備時期を過ぎています エンジン関係のアドバイス 1209 DPF の整備が必要です 再生 30 分以内に終了します エンジン関係のアドバイス 1210 オーバーヒートのためエンジン 回転数を落としました エンジン温度を下げてください エンジン関係のアドバイス 1211 エンジン速度制限中。油圧オイ ルの温度不足です 油圧オイル温度が4℃未満。エ ンジン速度を 1,650 rpm に制 限中 燃料レベル 1302 燃料残量わずかです 燃料を補給してください 走行ペダルの調整ができてい ません 1402 走行ペダルが適正範囲外です 走行ペダルを調整してください ティーチ 1500 ティーチモードに入りました 走行ペダルティーチ中お待ちく ださい ティーチ 1502 走行ペダルがニュートラルにあ りません 走行ペダルをニュートラルにし てください ティーチ 1503 走行ペダルをゆっくり前進側に 踏んでください 走行ペダルをゆっくり前進側に 踏んでください ティーチ 1504 ニ
デッキ上昇が拒絶されました 1604 ニュートラルにありません 走行ペダルをニュートラルにし てください デッキ上昇が拒絶されました 1605 整備が必要です 代理店に連絡してください デッキ上昇が拒絶されました 1606 全部のデッキが一度に上がら ない エンジン速度を 2,000 rpm まで は、全部のデッキスイッチを同 時に長押しすると一つずつしか 上がりません。 仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 刈幅 全体 488cm 前デッキ 234cm ウイングデッキ 145cm 前デッキと左右いずれかのデッキ 361cm デッキを降下させた状態 505cm デッキを上昇させた状態移動走行 251cm 全幅 全高 ウィングデッキ下降状態 ROPS を含む 216cm ROPSを含まない 160 cm キャブ搭載の場合 240 cm 全長 442 cm 最低地上高 機体中心線において 26.2 cm ホイールトレッド タイヤの中心まで 前 158.
運転操作 燃料についての安全事項 危険 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状 態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、絶対 に本機への燃料補給をしてはならない。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を 絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に入 れ、子供の手の届かない場所で保管する。 180 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • 必ず適切な排気システムが取り付けられてい てそれが正常に作動する状態で使用してくださ い。 運転の前に 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 • 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 • 安全な運転操作、各部の操作方法や安全
エンジンオイルの量を点検する 燃料表 ディーゼル燃料の仕様 エンジンを始動させる前に、エンジンオイルの量を点 検してください手順は エンジンオイルの量を点検する (ページ 68)を参照してください。 地域 ASTM D975 No. 1-D S15 USA No. 2-D S15 冷却系統を点検する エンジンを始動させる前に、冷却系統を点検してくださ い エンジン冷却システムの整備 (ページ 77)と 冷却系 統の清掃 (ページ 78)を参照してください。 EN 590 EU 諸国 ISO 8217 DMX 米国外 JIS K2204 Grade No.
タイヤ空気圧を点検する 燃料を補給する 1. 平らな場所に駐車する図 31。 2. エンジンを止め、駐車ブレーキを掛ける。 3. 燃料キャップの周囲をきれいに拭いてキャップを 外す。 4. 燃料を補給してタンクのキャップをはめる。こぼ れた燃料はふき取る。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 図 32の通り、前タイヤの適正空気圧は 220bar 3.5kg/cm2 = 32psi、後タイヤは 2.07bar (2.
ホイールナットのトルクを点検 する 4. 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 250運転時間ごと 付属のキャスタカップレンチを使用して、キャスタ スピンドルシャフトからテンショニングキャップを ゆるめて外し、キャスタアームからキャスタシャ フトを抜き出す図 34。 警告 この整備を怠ると車輪の脱落や破損から人身事故 につながる恐れがある。 時 間 後 に 1回 回、 前 輪 と 後 輪 の 運 転 開 始 か ら 10時 ホイールナットのトルク締めを行う トルク値は 。そ の 後 135150N·m9.712.4kg.
ウイングデッキの調整 1. 2. 3. エンジンを始動し、刈り込みデッキ上昇させて刈 高の調整ができるようにする。 エンジンを止め、キーを抜き取る。 キャスタホイールの軸をキャスタフォークの上穴 または下穴にセット全部のキャスタフォークで同 じ穴に統一するどちらの穴を使うかはチャート 図 37 を参照。 注 刈高が 76 mm 以上の場合は、ホイールと フォークの間に刈りかすがたまるのを防止するた めに、アクスルボルトをキャスタフォークの下側の 穴にセットしてください。刈高を 76mm 未満に設 定しているのにホイールとフォークの間に刈りか すがたまる場合には、バック走行して刈りかすを 振り落としてください。 g008979 図 35 1. 刈高チェーン 2. クレビスピン 3. ヘアピンコッター g031395 図 37 10. ヘアピンコッターとクレビスピンを使って、希望す る刈高穴に、刈高チェーンを取り付ける図 36。 4.
5. 外側スキッドを調整する 5. 最初に取り付けられていたように、2枚のシム をシャフトにセットし、希望する刈高に合った数 のスペーサを入れる。 6. キャスタシャフトをキャスタアームに押し込む。 7. シムを取り付け最初についていたように、残りの スペーサをシャフトに取り付ける。 8. テンショニングキャップを取り付け、マシン付属の キャスタキャップレンチで締め付ける。 刈高 51mm 以上で使用する場合には、外側スキッド を下位置に取り付け、それ以下の刈高で使用する場 合には、上位置に取り付けます。 注 スキッドが磨耗してしまった場合には、スキッドを 裏返して左右をを入れ替えて取り付けて利用すること ができます。これにより、1枚のスキッドをより長く使 うことができます。 スキッドを調整する図 40。 スキッドの調整 重 要 各 ス キ ッ ド の 前 部 に つ い て い る ね じ を 911N·m にト ル ク 締 め す る 。 1113kg.
刈り込みデッキの芝削り防止 ローラを調整する 刈り込みデッキ間にミスマッチ がないか点検する 刈高 51mm 以上で使用する場合には、ローラを下位 置に取り付け、それ以下の刈高で使用する場合には、 上位置に取り付けます。 各ターフのコンディションは同じでなく、またトラクション ユニットのカウンタバランスの設定も様々ですので、実 際に刈り込みを開始する前に試験刈りを行って、刈り 上がりを確認してください。 ローラを調整する 1. ローラをデッキのブラケットに固定しているシャフ ト、ねじ、ナットを取り外す図 41。 1. 全部の刈り込みデッキを同じ刈高に調整する; 刈 り高の調整 (ページ 38)を参照。 2. 前後のタイヤの空気圧を点検・調整する。 注 前タイヤの適正空気圧は 220 kPa 3.5 kg/cm2 = 32 psi、後タイヤは 207 kPa (2.1 kg/cm2 = 30 psi です。 g033107 3. すべてのキャスタタイヤの空気圧を 340 kPa 3.5kg/cm2 = 50psiに調整する。 4.
刈り込みデッキ間の刈高をマッチン グさせる 1. 左右のウイングデッキのそれぞれ一番外側のブ レードを、左右方向に向ける。 2. 床面からブレードの刃先までの距離を左右で測 定し、値を比較する。 注 2つの値の差が 3mm 以内であれば適正とす る。この時点ではまだ調整を行わないこと。 3. 左右の刈り込みデッキの内側のブレード、および これに対応する前カッティングユニットのブレード 両外側をそれぞれ左右方向に向ける。 4. ウイングデッキの一番内側のブレードについて、 床面から刃先までの距離を測り、前デッキの外 側のブレードの値と比較する。 注 カウンタバランスが掛かっている状態で、左右 のウイングデッキのキャスタホイールが接地して いることが必要です。 g031663 図 44 注 上記の結果、フロント刈り込みデッキとウイン グデッキの刈高がマッチしていない場合には、ウ イングデッキのみで調整を行います。 5.
ミラーの調整 安全インタロックスイッチの動 作を確認する モ デ ル 31699 の み 注意 後方ミラー インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 運転席に座り、後方ミラーの調整を行ってください。 レバーを後方に引くと防眩モードになってライトの直射 などの眩しさを軽減します図 45。 • インタロックスイッチをいたずらしないこと。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 インタロックシステムは 走行ペダルがニュートラル位置 にないのにオペレータが運転席から離れた場合に走行 を停止させますまた、この状態ではデッキの駆動も停 止します。走行ペダルがニュートラル位置にある時には オペレータが座席を離れてもエンジンは停止しません。 g008870 図 45 1. 側方ミラー 2. 後方ミラー 3. 1. ゆっくりとした速度で、障害物のない広い場所 に移動する。 2.
運転中に 安全 イ ン タ ロ ッ ク の 動 作 を 確 認 PTO安 する 1. エンジンを掛ける。 2. エンジンが掛かっている状態で、運転席から立 ち上がってPTOをONにする。 運転中の安全確認 安全に関する一般的な注意 注 PTOが回転を開始しなければ正常。回転す る場合はインタロックスイッチが故障しているの で、運転前に修理する。 3. 着席し、PTOを解除する。 4.
• 斜面での安全確保 刈り込み中以外にはブレードの回転を止めてくださ い。特に、砂利道の横断時などにブレードが回転し ていると非常に危険です。 • 斜面では必ず減速し、安全に十分注意して運転し てください。斜面では、推奨された走行方向を守っ て作業してください。ターフの状態は、マシンの安 定性に大きな影響を与えます。 • 斜面での発進・停止・旋回は避けてください。坂を 上れないと分かったら、ブレードを止め、ゆっくりと バックで、まっすぐに坂を下りてください。 • 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、 減速し周囲に十分な注意を払ってください。常に道 を譲る心掛けを。 • 公道走行中は、法律等で禁止されている場合を除 き、必ず警告ランプを点滅させてください。 • 燃料を補給する時や刈高を変更する時は、必ずア タッチメントを停止させ、エンジンを止めてください。 • 小さな旋回をしないでください。後退は十分注意し て行ってください。 • エンジンを停止する時にはスロットルを下げておい て下さい。また、燃料バルブの付いている機種で はエンジン停止後に燃料バルブを閉じてください。
刈り込み れを怠るとターボチャージャに問題が発生する場合が あります。 注 エンジンに過大な負荷を掛けるような刈り込みをす ると、より多くの DPF 再生が必要になります。 デッキの昇降について デッキを上昇させるには 1. 着席し、エンジンを始動する。 注 エンジンの回転速度が 2,000 rpm 未 満 で運 転している時 (たとえばアイドリング時や建物へ の出入り時など) は、全部のデッキを一度に昇 降させることはできません。一度に一台ずつの デッキの昇降しかできません。 2. 1. 作業現場へ移動する。 2. 可能な場合は必ずエンジンをハイアイドルにする。 3. PTOを入れる。 4. 走行ペダルをゆっくりと前進方向に踏み込んで刈 り込み場所に乗り入れる。 5. カッティングユニットの前部が芝刈りの境界内に 入ったところでカッティングユニットを降下させる。 6.
重要 エンジンを低速で回している時間が長いと、すす フィルタにすすがたまります。アイドリングや低速回転 での使用をできるだけ短くしましょう。 ディーゼル微粒子フィルタ DPF の 再 生 DPF は排気系統の一部です。DPF には酸化促進触媒 が入っていて有害ガスを減少させ、すすフィルタが排気 に含まれているすすを取り除きます。 注意 DPF の 駐 車 再 生 中 や リ カ バ リ ー 再 生 中 の 排 気 は 高 温 お よ そ 600°C (1112°F)に になる。高温の排気 は人体に悪影響を及ぼす恐れがある。 • 絶対に締め切った場所でエンジンを運転しな いこと。 • 排気系統の周囲に可燃物を放置しないこと。 • 高温になっている排気系統各部に触れないこ と。 • 排気管の近くに立たないこと。 すすがたまってくると、DPF を高温にして再生を行いま す。溜っているすすを高温によって燃焼させて灰にし、 すすフィルタの詰まりを取り除き、排気ガスが DPF を 通り抜けられるようにします。 すすの蓄積具合は、DPF のバック圧をコンピュータで 監視することによって行っています。バック圧が高くな
• DPF 内のすすの蓄積量は、エンジンのコンピュータ • このアドバイスや警告は、DPF の整備が必要であ ることを示しています。 • 警告などを表示するとともに、コンピュータは、灰 の蓄積レベルに合わせてエンジンの出力を落とし ます。 が計算しています。 • すすの蓄積量が所定量に達すると、エンジンのコン ピュータからインフォセンターへ、灰の蓄積に関す るアドバイスまたは警告情報が送信されます。 イ ン フ ォ セ ン タ ー の 不 具 合 メ ッ セ ー ジ — Ash Accumulation 表示レベル レベル 2 エン ジン警告 アクティブな不具合 エンジン速度を落とす エンジン出力レート 推奨される対応 なし コンピュータはエンジン パワーを 85に下げる DPF の整備を行う ディー ゼル酸化触媒 DOC とす すフィルタの整備 (ペー ジ 70)を参照。 なし コンピュータはエンジン パワーを 50%に下げる DPF の整備を行う ディー ゼル酸化触媒 DOC とす すフィルタの整備 (ペー ジ 70)を参照。 エンジン速度が MAX トルク + 2
Regeneration Unavailable 再 生 不 可 能 メ ッ セ ー ジ 再生不可能メッセージ一覧表 状態 メッセージ 推奨される対応 エンジンが停止している. エンジンを掛ける。 冷却液の温度が 60°C (140°F) 未 満。 冷却液の温度が 60°C (140°F) 以上に なるまでエンジンを作動させる。°F).
再 生 不 可 能 メ ッ セ ー ジ 一 覧 表 (cont'd.
DPF の 再 生 の 種 類 マ シ ン が 稼 働 中 に 実 行 さ れ る DPF 再 生 の 種 類 再生の種類 DPF 再 生 の 条 件 DPF 再 生 動 作 の 内 容 パッシブ マシンの通常運転中エンジン高速回転中または高負 荷回転中に行われる。 パッシブ再生はインフォセンターに表示されない。 パッシブ再生中、DPF は高温の排気を利用して有 害な排気を酸化させ、すすを燃焼させて灰にする。 DPF のパッシブ再生 (ページ 51)を参照。 アシスト リセット エンジンの低速運転、低負荷運転を行うこと、DPF のバック圧が高いことをコンピュータが検知すること が原因で実行される。 アシスト再生中は、コンピュータが吸気スロットルを 調整して排気温度を高める。 アシスト再生によってもすすの量を十分に減らすこと ができない時にのみ実行される。 リセット再生中は、コンピュータが吸気スロットルと燃 料インジェクタを調整して排気温度を高める。 センサー読み値の基準をリセットするために 100 運 転時間ごとに実行される。 リセット再生 (ページ 52)を参照。 DPF のアシ
リセット再生 • • 回復再生 • インフォセンターに、リカバリ再生要求アイコンが表 コンピュータが吸気スロットルと燃料噴射とを調整し てエンジンの排気温度を高めます。 示されます 図 64 。 重要 アシスト再生やリセット再生のアイコンが表示 される時には、マシンからの排気の温度が通常よ りも高くなる可能性があります。 DPF の再生を促進させるために、エンジンは可能 な限りフルスロットルで使用してください。 駐車再生とリカバリ再生 駐車再生 • インフォセンターに、駐車再生要求アイコンが表 示されます 図 62 。 g214648 図 64 この要求インフォセンターに表示されたアイコンを無 視してマシンの使用を続けると図 65、DPF 内部に 大量のすすがたまります。 • g214646 図 62 • この要求インフォセンターに表示されたアイコンを無 視してマシンの使用を続けると図 63、DPF 内部に 大量のすすがたまります。 g214647 図 65 管理者に許可された人が PIN コードを入力してリ カバリ再生を実施してください。 • 駐車再生やリカバリ再生の準
4. 走行コントロールや走行コントロールレバーが ニュートラル位置にあることを確認する。 5. カッティングユニット搭載機ではユニットを降下 停止させる。 6. 駐車ブレーキを掛ける。 7. スロットルを低速アイドル位置にセットする。 再生の実行 注 保護メニューのロック解除方法については、それぞ れの車両のソフトウェアガイドの「アクセス制限付きメ ニューへのアクセス」を参照してください。 1. メインメニュー画面から、ボタン1または2を押して 整備 SERVICE メニューが出たらボタン4で SERVICE メニューに入る図 66。 g214887 図 67 3. DPF 再生画面でボタン4を押して再生を開始す る 図 68 。 g214884 図 66 2.
5. 再生が終了すると、インフォセンターに終了 5 を押すと COMPLETE 画面が表示される。ボタン 整備 SERVICE 画面に戻る図 71。 g214483 図 71 マシンの運転特性を理解する このマシンは油圧トランスミッションを搭載しており、他 の多くのターフ管理機器とは運転特性が異なる場合が ありますので、実際に使用されるまえに十分に運転の 練習をしてください。 g214903 図 69 1. 駐車再生中は、 REQUESTING FORCED と表示される。 2.
移動走行を開始する際には、刈り込みデッキを上昇 させ、ウイングデッキに走行用ラッチを掛けてください 図 72 。 g010392 図 73 g008846 図 72 1.
めの刈高で刈り、その後23日してから刈高を下げるよ うにするとよいでしょう。 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や 燃料容器を保管格納しないでください。 • • デッキのピッチの調整 デッキのピッチとは、ブレードを前後方向に向けたとき のブレードの前後における床からの高さ刈高の差を言い ます。ブレードのピッチを約 7.6mm に調整してお使いく ださい。ピッチを大きく7.6mm 超すると、刈り込みに必 要なパワーは小さくなりますが、クリップが大きくなり、 刈り上がりが悪くなります。ピッチを小さく7.
g008997 図 77 1. 車両前部のロープ掛けポイント 機 体 後 部 バンパー図 78 g009005 図 78 1. 機体後部のロープ掛けポイント g031557 図 76 トレーラへの積み込み 5. エンジンを掛ける前にバルブを閉じて、70N·m 7.2kg.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 10 時間 • • • • ホイールナットのトルクを点検する。 12Vオルタネータのベルトを点検する。 24 Vオルタネータベルトとエアコン用コンプレッサのベルトを点検する。 ブレードボルトのトルクを点検する。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタを交換する。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • • タイヤ空気圧を点検する。 ブレードの停止に要する時間を確認します。 エンジンオイルの量を点検する。 燃料・水セパレータの水抜きを行ないます。 冷却液補助タンクで、液量を点検する。 オイルクーラとラジエターの冷却部の裏表を、圧縮空気で丁寧に清掃する。 油圧オイルの量を点検する。 刈り込みブレードの状態を点検する。 安全インタロックシステムの動作を確認します。 50運転時間ごと • • • • • • 各グリス注入部のグリスアップを行う。 エアクリーナのカバーを外
整備間隔 整備手順 3000運転時間ごと • エンジンの排気制御関連機器とターボチャージャの点検と清掃(必要に応じ)を行う。 6000運転時間ごと • DPF のすすフィルタを分解、清掃、再組立する。 または不具合表示が SPN 3251 HIGH 、 SPN 3720 TOO HIGH SEVERE またはSPN 3720 HIGH の場合は、すすフィルタを清掃する。 2年ごと • 可動部の油圧ラインとホースを交換する。 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 点検項目 月 火 水 木 金 土 日 インタロックの動作を点検す る。 ブレーキの動作を確認する。 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却液の量を点検する。 燃料・水セパレータの水を抜 く。 エアフィルタ、ダストカップ、 バルブを点検する。 エンジンから異常音がないか 点検する。 2 オイルクーラとラジエターの スクリーンを点検し、汚れが あれば圧縮空気で丁寧に清 掃する。 運転操作時に異常音がない か点検する。 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れがないか点検す
要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 定期整備ステッカー decal132-1407 図 79 60
整備前に行う作業 バッテリー遮断スイッチの使 用方法 保守作業開始前の安全確認 スイッチにアクセスできるように、フードを開ける。 各部品が良好な状態にあること、ボルトナット類、 特にブレード取り付け用のボルト類に問題がない か常に点検してください。読めなくなったステッカー は貼り替えてください。 バッテリー遮断スイッチを ON または OFF にするには • 電気系統に通電を行うには遮断スイッチ右に回して ON 位置にする図 80。 • 適切な訓練を受けていない人には絶対に機械の整 備をさせないでください。 • 電気系統への通電を遮断するには遮断スイッチ左 に回して OFF 位置にする図 80。 • 調整、清掃、修理などの前に以下を行ってください • • 1. 平らな場所に移動する。 2. 駆動系統をOFFにする。 3. カッティングユニットを下降させる。 4. 走行ペダルをニュートラルにする。 5. 駐車ブレーキを掛ける。 6. スロットルスイッチを低速アイドル位置にセット する。 7. エンジンを止め、キーを抜き取る。 8.
車体をジャッキで持ち上げる 場合 内側ウイングデッキカバーを 取り外す ジャッキアップ用のポイント 内側ウイングデッキカバーを取り外す 機 体 前 部 左右の駆動輪の内側のフレーム図 81 1. 平らな床にウイングデッキを降下させる。 2. カバーのラッチを外す。 3. ベルトカバーがついている場合には、これを固定 しているボルトを外す。 4. 取り付け用のポストから、後側のエッジと内側の エッジ部を外す図 83。 g008996 図 81 1. 車体前部のジャッキアップポイント2ヶ所 機 体 後 部 アクスルの中央図 82 g013892 図 83 1. 5. 取り付け用ポスト カバーを持ち上げながら、トラクションユニット側 に約 2.5cm ほど引き出すと、外側カバーのエッ ジがデッキから外れる図 84。 g008995 図 82 1. 車体後部のジャッキアップポイント g013893 図 84 1. 6. 62 カバーを内側に約 2.5cm スライドさせる 2. カバーのエッジ部3ヶ所を 外す.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリス アップ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—各グリス注入部のグリ スアップを行う。 定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グ リスを注入します。また、機体を水洗いした後は直 ちにグリスアップを行う。 g013894 トラクションユニット 図 85 1. 昇降アームとローラの間からカバーを抜き出す。 内側ウイングデッキカバーを取り付 ける 1. 平らな床にウイングデッキを降下させる。 2. 昇降アームとローラの間にカバーを入れる。 3. トラクションユニットから逃げるようにカバーを差込 みながら、カバーの外側のエッジを、デッキの前 後のブラケットの下に入れる。 4. デッキの取り付け用ポストの穴にカバーの穴を揃 え、カバーを押し込んで固定する。 5. ベルトカバーがついていた場合には、これを取り 付けてボルトを入れる。 6.
g031674 図 86 前デッキ • キャスタフォークのシャフトのベアリング2ヶ所 図 89 • スピンドルシャフトのベアリング5ヶ所スピンドルハ ウジング 図 89 • アイドラアームのピボットのブッシュ3ヶ所アイドラ ピボットのシャフト 図 89 • ウイングレットデッキのブッシュ4ヶ所ウイングレット のピボットピン 図 89 g008855 図 87 g033268 図 89 g009249 図 88 64
前昇降アセンブリ ウイング昇降アセンブリ 各ウイングに • 昇降アームのブッシュ2ヶ所 図 90 • メイン昇降アームのブッシュ3ヶ所 図 92 • 昇降アームのボールジョイント 2ヶ所 図 90 • 昇降シリンダのブッシュ1ヶ所(図 92) • 前デッキの昇降シリンダのピボット2ヶ所 図 90 g009248 図 92 g009247 図 90 ウイングデッキ 左右それぞれに • キャスタフォークのシャフトのブッシュ4ヶ所 図 91 • スピンドルシャフトのベアリング3ヶ所スピンドルハ ウジング 図 91 • アイドラアームのピボットのブッシュ2ヶ所アイドラ ピボットのシャフト 図 91 g009151 図 91 65
エンジンの整備 重 要 エ ン ジ ン 制 御 ユ ニ ッ ト (ECU) や 電 気 コ ネ ク タ に 直 の搭 載 場 所 に つ い て 接 水 を 掛 け な い で く だ さ い 。 ECUの は 図 93 を 参 照 し て く だ さ い 。 g021157 図 94 エアクリーナのカバーの整備 g033303 図 93 機体の左側、フードの下にあります 1.
エアクリーナのフィルタの整備 エレメ ント 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 400運転時間ごと この機械の吸気システムは吸気阻害センサーによって 常時監視されており、フィルタの交換が必要になるとア ドバイスが表示されます。表示されるまではエレメント を交換しないでください。 回目 の 整 備 時 重 要 二 次 フ ィ ル タ は 、 一 次 フ ィ ル タ の 3回 に交換してください。一次フィルタの清掃中や交換時 に、二次フィルタを外さないでください 二次フィルタを取 り付けておくことにより、一次フィルタを外してもエンジ ン部へほこりが入り込むのを防止することができます。 g008910 図 97 重要 エレメントを外したままでエンジンを運転しないで ください。エンジン内に異物が入って大きな損傷が起 きる可能性があります。 1. 1. 一次フィルタ エアクリーナのカバーをボディーに固定している ラッチを外す 図 96 。 g034926 図 98 1. 5. g008909 図 96 1. エアクリーナのカバー 2. エアクリーナのラッチ 2.
エンジンオイルについて オイルの仕様 以下の条件を満たす、低灰分low-ashの高品質エンジ ンオイルを使用してください • API 規格 CJ-4 またはそれ以上 • ACEA 規格 E6 g031550 • JASO 規格 DH-2 重 要 API CJ-4 以 上 、 ACEA E6 ま た は JASO DH-2 の オ イ ル を 使 用 し な い と DPF が 詰 ま っ て エ ン ジ ン を 破 損します。 以下の粘度のエンジンオイルを使用してください • 推奨オイルSAE 15W-40-18℃0°F) • 他に使用可能なオイルSAE 10W-30 または 5W-30 全温度帯 Toro のプレミアムエンジンオイル 15W-40 または 10W-30を代理店にてお求めいただくことができます。 パーツカタログでパーツ番号をご確認ください。 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エンジンオイル の量を点検する。 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回 運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認してく ださい。 g031256 重要
エンジンオイルの量 4. エンジンオイルフィルタの交換を行う図 101。 注 フィルタのガスケットがエンジンに当たるまで締 め付け、そこからさらに3/4 回転締め付ける。 10.4 リットルフィルタ含む エンジンオイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間—エンジンオイ ルとフィルタを交換する。 500運転時間ごと—エンジンオイルとフィルタを 交換する。 注 ほこりのひどい場所で使用する場合は、エンジンオ イルもフィルタもより頻繁な交換が必要となります。 1. エンジンを始動し、約5分間のウォームアップを 行ってオイルを温める。 2. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、刈り込みデッキを降下させ、エンジンを停止 し、キーを抜き取る。 3.
エンジンバルブのすきま調整 SEVERE またはSPN 3720 HIGH の場 合は、すすフィルタを清掃する。 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと インフォセンターに表示される不具合表示が ACTIVE FAULT SPN 3251 HIGH 、 ACTIVE FAULT SPN 3720 TOO HIGH SEVERE または ACTIVE FAULT SPN 3720 HIGH の場 調整の詳細は、エンジンマニュアルを参照。 合図 102は、それぞれの表示の説明に従ってすすフィ ルタの清掃を行う。 エ ン ジ ン EGR ク ー ラ の 清 掃 整 備 間 隔 : 1500運転時間ごと EGR クーラの清掃については、エンジンマニュアル を参照。 g214978 図 102 エンジンのクランクケースのブ リーザシステムの点検 整 備 間 隔 : 1500運転時間ごと クランクケースのブリーザシステムの点検については、 エンジンマニュアルを参照。 g214980 図 103 燃料ホースとエンジン冷却液 ホースの点検と交換 整 備 間 隔 : 2000運転時間ごと 燃料ホースと
燃料系統の整備 2. ベントプラグをゆるめ、ドレンバルブを開いて、少 量の燃料を排出する図 105。 燃料システムの整備 3. フィルタのエレメントがヘッドに取り付けられてい た周辺をきれいにする。 4. エレメントを外す。 5. 新しいOリングとエレメントのシール部にきれいな 燃料またはエンジンオイルを塗る。 6. 新しいフィルタキャニスタを、ガスケットが取り付 け部に当るまで手でねじ込み、そこからさらに 1/2回転締め付ける。 燃料タンクの内部清掃 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと—燃料タンクを空にして内 部を清掃します。 燃料系統が汚染された時や、マシンを長期にわたっ て格納する場合には燃料タンクの内部を清掃してくだ さい。タンクの清掃にはきれいな燃料を使用してくだ さい。 注 工具を使用しないこと。 燃料ラインとその接続の点検 7. ドレンプラグを閉じる。 8. ベントプラグを開けたままの状態で、イグニッショ ンキーをRUN位置にする始動はさせないと、電動 ポンプから新しいフィルタに燃料が送られてくる。 9.
5. イグニッションキーをRUN位置にすると、電動 ポンプから燃料フィルタキャニスタに燃料が送ら れてくる。 電気系統の整備 6.
g033314 図 110 1. ヒューズブロック g031737 図 107 g033290 図 111 1. ヒューズブロック 2. 電源コード キャブ用のヒューズ図 112は、キャブのヘッドライナに ついているヒューズボックスの中にあります図 113。 g031738 図 108 1. パワーセンターコンソール 2.
バッテリーの充電 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は禁煙を厳守。バッテリーに火気を近づ けない。 重要 バッテリーは常時フル充電状態に維持する。特 に気温が氷点下になる地域で使用する場合にはバッ テリーを保護する上で重要です。 g032673 図 113 1. キャブのヒューズボックス 2. 1. 整備前の準備を行う 保守作業開始前の安全確 認 (ページ 61)を参照。 2. バッテリーの外側と端子部をきれいに洗浄する。 ヒューズ 注 充電する時は、先に、充電器からの配線を バッテリーに接続し、その後に充電器のコンセン トを入れるようにする。 バッテリーの状態の点検 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—バッテリーの状態を点検 する。 3.
2. 運転席に座り、もう一人が接続を行う。 注 救援に使用するのは12Vのバッテリーです。 重要 他の車両に搭載したバッテリーを使用す る場合は、車両どうしを接触させないように注 意してください。 3. ジャンプ端子のカバーを外す図 114。 4. プラスのジャンプ端子にプラス ケーブルを接続 する 図 116 。 g033269 図 115 1. プラス のジャンプ端子 3. マイナス - のケーブルクラ ンプ 2. マイナス-のジャンプ端子 4. プラス+のケーブルクランプ 5. バッテリーチャージャのマイナス端子をマイニナス のジャンプ端子に接続する図 115。 6. 充電器を電源に接続し、表に従って適切な電 流設定で充電を行う。 g033269 図 116 重要 バッテリー液を入れすぎないようにしてく ださい。 バッテリー充電の設定表 充電器の設定 充電時間 4 6A 30 分間 25 30A 10 15 分間 7.
走行系統の整備 走行ペダルの調整 整 備 間 隔: 1000運転時間ごと—走行ペダルの調整を 行う。 代理店に連絡するか、 サービスマニュアル を参照し てください。 走行ペダルの角度を調整する 好みに合わせて走行ペダルの角度を調整することが できます。 1. g034932 図 118 走行ペダルの左側をブラケットに固定しているナッ トとボルト各2をゆるめる図 117。 1. g009745 図 117 1. 2. 走行ペダル 2. 取り付けナットとボルト 走行ペダルを希望の角度に調整しナットで固定 する 図 117 。 後輪のトーインの点検 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと—後輪のトーインの点 検を行う。 1. 後輪をまっすぐ前に向けた状態で、後輪の前と 後ろで、左右のタイヤの外側間距離車軸の高さ 位置でを測る図 118。 注 前での測定値が、後ろでの測定値より 03mm 大きければ合格とする。 76 外側間の距離 2. タイロッドのクランプ 2. トーインの調整は、まずタイロッド両端のクラン プをゆるめる図 118。 3.
冷却系統の整備 危険 回転中のファンや駆動ベルトは人身事故の原因 となる。 冷却系統に関する安全確保 • マシンを運転するときには、必ず所定のカバー を取り付けておくこと。 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 • 手、指、衣服などを、ファンやベルトに近づけ ないように注意すること。 • エンジンが熱いうちはラジエターのふたを開け ないこと。キャップを開ける時には、必ず、ラ 分ぐ ら い 待 っ ジ エ タ ー が 十 分 に 冷 え る ま で 15分 てから行うこと。 • 整備作業を始めるまえに、エンジンを停止し、 キーを抜き取り、バッテリー遮断スイッチを OFF に す る こ と 。 • ラジエターや周囲の高温部分に触れないよう に注意すること。 注意 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開け ると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを 負う恐れがある。 危険 冷却液を飲み込むと危険である。 • 冷却液を飲んではならない。 • 冷却液は子供やペットが触れない場所に保管 すること。 • エンジン回転
冷却系統の清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 整備前の準備を行う 保守作業開始前の安全確認 (ペー ジ 61)を参照。 重要 ラジエターやオイルクーラの冷却部の清掃には水 を使用しないでください。ラジエターやオイルクーラを 水で清掃すると、さびが発生したり、各部の破損が早 く進む恐れがあります。 ラジエターの清掃 1. フードを全開にする。 2. エンジン冷却ファンをラジエターの後方に倒し、 支え棒で支える (図 120)。 g033277 図 121 1. 支え棒 2. エンジン冷却ファン 3. ラジエター 油圧オイルクーラの清掃 1. フードを全開にする。 2. 油圧オイルクーラを上に倒して支え棒で支える (図 122)。 g033276 図 120 1. 支え棒 2. エンジン冷却ファン 3. 4. 3.
5. ラジエターの補給口のリップ部まで冷却液を入 れる 図 125 。 g033289 図 123 1. 油圧オイルクーラ 2. 油圧オイル冷却ファン 3. 支え棒 g034933 図 125 1. エンジンの冷却液 を交換する。 ラジエターのキャップ 2. タンクのキャップ 6. 給油が終わったらラジエターのキャップを締める。 7. エンジンオイルクーラから冷却液ホースを外す 図 126 。 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと—エンジン冷却系統の 内部を洗浄し新しい冷却液に交換 する。 冷却系統全体の液量は、キャブ無しの車両で 10.4 リッ トル、キャブ搭載車では、17 リットルです。 1. 整備前の準備を行う 保守作業開始前の安全確 認 (ページ 61)を参照。 2. ラジエターキャップを取る。 3. ラジエターからのドレンホースを容器の内部に入 れ、ホースについているドレンバルブを開いて、 冷却液を容器に回収する (図 124)。 g034935 図 126 1. g031321 8.
ベルトの整備 オルタネータベルトの整備 12Vオ 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 10 時間 1000運転時間ごと 調整手順については、このマシンに付属している エン ジンマニュアル を参照してください。 オルタネータベルトとエア 24 Vオ コン用コンプレッサのベルトの 整備 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 1000運転時間ごと エアコン用コンプレッサと 24 V オルタネータのベルトに はスプリングで張りを掛けています。整備手順について は トロのサービスマニュアル を参照のこと。 g009014 図 127 ブレード駆動ベルトの交換 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—ブレード駆動ベルトを点 検する。 1. アイドラストップねじ 2. アイドラプーリ 4. ラチェットレンチのようなものを使って、各ウイン グデッキのアイドラプーリを駆動ベルトから離して ベルトの張りをなくし、ウイングデッキのプーリか らベルトを外す図 127。 5.
7. スピンドルプーリとアイドラプーリアセンブリに新し いベルトを回しかける図 131と図 132。 114-0922 decal114-0922nc 図 129 decal114-0974nc 9. 10. 図 131 右側デッキ アイドラプーリのストップねじを調整してジャムナッ トを締めつける。 ベルトカバーを取り付ける。 ウイングデッキのベルトの交換 注 下側ベルトを外すために、まず上側ベルトを外す必 要があります。 1. 刈り込みデッキを、床面まで降下させる。 2. 各デッキからベルトカバーを外して脇に置く。 3. 油圧モータを刈り込みデッキに固定しているボル トを外す 図 128 。 4. 刈り込みデッキからモータを外してデッキの上 に置く。 5. ラチェットレンチのようなものを使って、アイドラ プーリを駆動ベルトから離してベルトの張りをなく し、プーリからベルトを外す図 130。 decal114-4883nc 図 132 左側デッキ g009009 図 130 1. 6.
油圧系統の整備 高粘度インデックス 低流動点アンチウェア油圧作 動 液 , ISO VG 46 物性: 油圧系統に関する安全確保 粘度, ASTM D445 St @ 100°C 7.6 - 8.
g009240 図 134 1. g031319 安全範囲 6. 油量が少なければ上マークまで補給する。 7. ディップスティックとキャップを取り付ける。 8. カバーを閉じる。 図 135 1. 油圧オイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと 油圧オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全 体を洗浄する必要がありますので弊社代理店にご連 絡ください。汚染されたオイルは乳液状になったり黒 ずんだ色なったりします。 トロの純正交換フィルタ左用は P/N 86-6110、右用は P/N 75-1310をお使いください。 平らな場所に駐車し、刈り込みデッキを下降さ せ、エンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛けて キーを抜き取る。 2. 油圧オイルタンクの下に大きなオイル回収容器 をおく。 3. 油圧オイルタンクのキャップとディップスティックを 外す。 4. タンクの底面にあるドレンプラグを外し、流れ出 すオイルを容器に受ける図 135。 2. ドレンプラグ 5. オイルが完全に抜けたらドレンプラグを取り付 ける。 6.
刈り込みデッキの保守 油圧ラインとホースの点検 整 備 間 隔 : 2年ごと—可動部の油圧ラインとホースを 交換する。 前カッティングユニットを立てる 油圧ライン油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部 のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品 による劣化などがないか毎日点検してください。修理 不十分のまま運転しないでください 注 通常の整備に特に必要はありませんが、前カッティ ングユニットは立てた状態で整備することができます。 油圧システムのテストポート の点検 1. 刈り込みデッキを、床面からわずかに上昇させ る。 2. 整備前の準備を行う 保守作業開始前の安全確 認 (ページ 61)を参照。 3. 刈り込みデッキのダンパアセンブリを固定して いるリテーナクリップを抜いてアセンブリを外す 図 136 。 油圧回路試験実施用にテストポートがあります代理店に 連絡するか、 サービスマニュアル を参照してください。 g008980 図 136 1. 4. 84 ダンパアセンブリ 2.
前デッキを立てる 1. 刈り込みデッキの前部を別の人間に支えてもらっ ておいて、角材を外す。 2. 運転席に座り、エンジンを始動し、刈り込みデッキ を床面からわずかに浮いた状態まで降下させる。 3. カッティングユニット後部に刈高チェーンを接続 する。 4. ダンパアセンブリを接続し、リテーナクリップで 固定する。 デッキのピッチの調整 デッキのピッチを測定する デッキのピッチとは、ブレードを前後方向に向けたとき のブレードの前端と後端における床からの高さ刈高の 差を言います。ブレードピッチを 6.39.7 mm にしてくだ さいすなわちブレードの後端が前端よりも 7.5mm 高くな るように設定してください。 g008979 図 137 1. 刈高チェーン 2. クレビスピン 3. ヘアピンコッター 5. エンジンを始動し、前デッキをゆっくりと上昇させ てエンジンを停止し、キーを抜き取る。 6. デッキの後部と機体との間に角材を入れる 図 138 。 1. 作業場の平らな場所に駐車する。 2. 刈り込みデッキを希望する刈高に調整する。 3.
注 刈高チェーンのナットを均等に締め付けまた はゆるめて、デッキが左右に水平になるように 調整する。 ウイングデッキのピッチの調整 1. キャスタスピンドルシャフトからテンショニング キャップを外し、キャスタアームからスピンドルを 抜き出す 図 141 。 g008866 図 141 1. 2. 3. g009012 テンショニングキャップ スペーサ シム 4. アクスル取り付け穴上穴 5. キャスタホイール 図 140 1. 刈高チェーン 2. ボルト 6. 7. 3. ナット 2個 もう一組のナットについては、カッティングユニット の後部の高さを上下して、デッキのピッチが各ブ レードのピッチの平均値に等しくなるようにする。 2. 必要に応じてシムを増減してキャスタホイールの 高さを変えてデッキを正しいピッチに調整する。 3.
ブレードの保守 キャスタホイールとベアリング の整備 刈り込みブレードについての 安全事項 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと—刈り込みデッキのキャス タホイールアセンブリの点検 1.
5.
キャブの保守 キャブの清掃 キャブ付きの場合 g000276 重要 キャブのシール部分とライト部分に注意してくださ い (図 図 147)。 。圧力洗浄機を使用する場合は、洗浄機の ノ ズ ル を キ ャ ブ か ら 少 な く と も 60cm 離 し て 洗 浄 し て く だ さい。キャブのシール部分、ライト、後部のオーバーハ ングに高圧洗浄機の水を直接吹き付けないでください。 図 146 1. この角度を変えないように研磨すること.
エアコンの凝縮器コイルの清 掃 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと ほこりの多い悪条件下で はより頻繁に整備を行う。 1. 整備前の準備を行う 保守作業開始前の安全確 認 (ページ 61)を参照。 2. 各ファンの配線を外す図 150。 g028378 図 148 キャブ内エアフィルタ 1. フィルタ 2. 格子 3. g032323 ねじ 図 150 図は右側ファン 1. ファン 2. 電気コード 3. ノブ 3. ノブ2個を外してファンアセンブリを取り外す。 4. エアコンアセンブリのラッチ4個を外してスクリー ンを取り外す図 151。 g028379 図 149 キャブ後部エアフィルタ 1. フィルタ 2. 格子 2. 3. 3. g032324 図 151 1. 2. ねじ エアコンの凝縮器コイル ラッチ 3. エアコンのスクリーン 5. エアフィルタを取り外す 図 149。 6. エアコンアセンブリを清掃する 重要 破れている場合や汚れがひどい場合はフィ ルタを交換する。 7.
保管 格納保管の準備 トラクションユニットの整備 1. トラクションユニット、刈り込みデッキ、エンジンを ていねいに洗浄する。 の近 く で 高 圧 洗 浄 重 要 イ ン フ ォ セ ン タ ー や ECUの 機を使用しないでください。電子機器を破損させ る可能性があります。 2. タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 37)を参照。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必要な 締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアップし、 余分なグリスをふき取る潤滑 (ページ 63)を参照。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、タッ チアップする。その他金属部分の損傷などを修 理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を重 曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部にワセリン Grafo 112X: P/N 505-47を薄く塗る。 D.
メモ
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米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • • 通常の使用にともなう音、振動、磨耗、損耗および劣化。 通常の使用に伴う「汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、 ステッカー類、窓などに発生する汚れや傷を含みます。 部品 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、