Form No. 3439-501 Rev C Groundsmaster® 3300, 3310, 3200 2 輪 駆 動 お よ び 4 輪 駆 動 ト ラ ク ションユニット シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 31900—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 31901—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 31907—シ モ デ ル 番 号 31909—シ シ リ ア ル 番 号 400000000 以 上 製品の登録は www.Toro.com.
ビスにおたずねください。お問い合わせの際には、必 ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせくださ い。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニ
目次 フードを上げる ..............................................43 潤滑 ..................................................................... 44 ベアリングとブッシュのグリスアップ ....................44 エンジンの整備 .................................................... 46 エンジンの安全事項.......................................46 エンジンオイルについて ..................................46 エアクリーナの整備........................................48 燃料系統の整備 ................................................... 49 水セパレータからの水抜き...............................
安全について 所定のセットアップを行い、規格適合証明書DOCに記 載されている CE キットを取り付けることにより、本機 は ANSI B71.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal106-9206 106-9206 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 6. 無用の人間を近づけない でください。 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 保護メガネ等着用のこと 爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で火傷の危険 あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. 9. 1. ホイールトルクの規定値 2. 参照 オペレーターズマニュアル 。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと。 decal93-7272 93-7272 1.
decal133-8062 133-8062 decal115-8155 115-8155 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと始動補助剤を 使用しないこと。 decal138-2765 138-2765 1. Off 2. 間欠ワイパー速度 3. 固定速度低速 4. 固定速度高速 decal125-9688 125-9688 1. Off 2. ワイパー 3. ON 4. ウインドウォッシャー液. decal127-0392 127-0392 1. 警告 高温部分に近づかないこと。 decal138-7471 decal132-1316 138-7471 132-1316 1. 6 エンジン 始動 2. エンジン 作動 押し込むと刈り込み刃が停 止。 6. デッキ 下降 3. エンジン 停止 7. 4. 引き上げると刈り込み刃が 作動。 1. ベルトに巻き込まれる危険可動部に近づかないこと。 5.
decal139-6224 139-6224 1. 駐車ブレーキ 切 2. 駐車ブレーキ 入 decal138-7473 138-7473 1. 高速 2. デカル 139-6246: CE 領域内で使用するマシンに対 し、デカル 139-6215 の上から貼り付けるCE キットの 取り付け要領書に説明がある通り。 低速 decal139-6246 139-6246 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方 向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認めら れる法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転す る場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件の もとでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法につ いて、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 decal139-6215 139-6215 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。使用する 5.
decal140-6632 140-6632 1. ヒューズに関する情報は オ ペレーターズマニュアル を 4. ファンと室内照明 (40 A) 5. 機体前方 参照のこと。 2. A/C クラッチとコンデンサ ファン (25 A) 3. decal140-1460 140-1460 1. 前進するにはペダルを前方 3. ハンドルのチルト調整はチ ルトレバーを踏み込んで行 に踏み込む。 う。 2. 後退するにはペダルを後方 に踏み込む。 decal140-3125 140-3125 1. ヒューズに関する情報は オ ペレーターズマニュアル を 5. ディスプレイ画面電源15 A 参照のこと。 2. キャブ 10 A 6. ディスプレイ画面キース タート 10 A 3. 電動シート15 A 7. エンジン始動 15 A 4. 電源 20 A 8.
decal139-6217 139-6217 1. 整備の詳細については オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal144-0454 144-0454 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 出荷用コンテナからマシンを取り出すモ デル 31900, 31901, 31907 のみ。 1 必要なパーツはありません。 – 2 後車輪 ワッシャ小 2 輪駆動のみ ワッシャ大 2 輪駆動のみ ボルト⅝ x 1¼" 2 輪駆動のみ ダストキャップ (2 輪駆動のみ) ラグナット (4 輪駆動のみ) ねじ山用のロッキングコンパウンド 2 2 2 2 2 8 3 必要なパーツはありません。 – 前タイヤを外す モデル 31900, 31901, 31907 のみ 4 右昇降アーム 左昇降アーム 大きいピン ボルト ⅜ x 2¾" ナット ⅜" 小さいピン センサーブラケット キャリッジボルト ボルト ⅜ x 1¼" グリスフィッティング 1 1 2 2 6 2 1 2 2 2 昇降アームアセンブリを取り付けるモデ ル 31900, 31901, 31907 のみ 5 必要なパーツはありません。 – 前タイヤを取り付ける モデル 31900, 31901, 31907 の
数量 用途 手順 内容 12 アタッチメント別売弊社代理店にご相談く ださい ボルト 5/16 x 2" ナット 5/16" 2 2 13 14 必要なパーツはありません。 – オイルの量を点検します。 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を点検する。 15 CE キット別売弊社代理店にご相談くだ さい 1 CE キットを取り付けますCE 地域で使 用する場合 。 16 ウェイト19 kg モデルにより異なる ウェイト6 kg モデルにより異なる ウェイトブラケットキット必要に応じて ウェイト11 kg モデルにより異なる 17 必要なパーツはありません。 1 アタッチメントを取り付けます。 後部ウェイトを取り付る必要に応じ。 1 重量移動の調整を行う必要に応じ。 – 1 2 出荷用コンテナから機体を下 ろす 後タイヤを取り付ける 、31901、 、31907 の み モ デ ル 31900、 、31901、 、31907 の み モ デ ル 31900、 この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 手順 2 後車輪 2
B. 小ワッシャ、大ワッシャ、ボルト ⅝ x 1¼"を使用してアクスルスピンドルにホ イールを固定する図 3。 3 前タイヤを外す 、31901、 、31907 の み モ デ ル 31900、 必要なパーツはありません。 手順 注 この作業は、昇降アームを正しく取り付けるために 必ず行う必要があります。 1. g312833 ホイールラグナットをゆるめて外す図 12。 図3 1. 2. アクスルスピンドル タイヤ 6. ダストキャップ 3. ワッシャ 小 7. ボルトにロッキングコンパ ウンドを塗布する。 4. ワッシャ 大 5. ボルト ⅝ x 1¼" C. ボルトを 203 N (20 kg.m = 150 ft-lbにト ルク締めする。 D. ホイールにダストキャップを取り付ける 図 3。 • 4 輪 駆 動 マ シ ン ラグナット 4 本でホイールをハ ブに固定する図 4。 g299550 図5 1. 2. 2. g299549 図4 1. 2. 4. ホイールハブ タイヤ 3.
4 3. 大きいピンにグリスフィッティングを取り付ける 図 6。 4. 大きいピンをフレームに取り付ける ボルト ⅜ x 2¾"2本とナット⅜"2個を使用する図 7。 昇降アームアセンブリを取り 付ける 、31901、 、31907 の み モ デ ル 31900、 この作業に必要なパーツ 1 右昇降アーム 1 左昇降アーム 2 大きいピン 2 ボルト ⅜ x 2¾" 6 ナット ⅜" 2 小さいピン 1 センサーブラケット 2 キャリッジボルト 2 ボルト ⅜ x 1¼" 1. ナット 2 グリスフィッティング 2. 大きいピン g295767 図7 図は右側。 5. 手順 注 昇降アームの取り付けは、必要に応じて 2 人で 行ってください。 1. 出荷用スキッドから昇降アームを取り出す。 2. 大きいピン 2 本を使用して昇降アームをマシンの フレームに取り付ける図 6。 3.
6. 以下の手順で、昇降アームに昇降シリンダを取 り付ける A. 油圧マニホルドの下にオイルを受ける容器 をおく図 9に示す。 注 昇降シリンダを手で縮めるために、少量 の油圧オイルを抜く必要があります。 g312026 図 11 1. ボルト⅜ x 1¼" 2. 小さいピン g299920 図9 B. 3. 4. シリンダロッド ナット ⅜" D. ボルト⅜ x 1¼"2本、ナット⅜"2個、小さい ピン 2 本を使用して、昇降アームをシリンダ に固定する図 11。 E. ホースのスイベルナットポートC1を 41 N∙m 4.2 kg.m = 30 ft-lbにトルク締めする。 注 ホースをねじってしまわないように補助レ ンチを使って丁寧に締め付けてください。 油圧マニホルドのポート C1 に接続されてい るホースのスイベルナットをゆるめる図 10。 7.
g299562 図 13 g299550 図 12 ホイールハブ タイヤ 1. 2. 3. ラグナット 1. 固定用ブラケット 2. ボルト ラグナットをトルク締めする ホイールナットのトル ク締め (ページ 54)を参照。 2. 運転席を取り付ける モ デ ル 31900、 、31901、 、31907 の み 機体固定用ブラケットを取り 付ける この作業に必要なパーツ 手順 この作業に必要なパーツ 2 ボルト ⅜" x 3¼" 2 ナット ⅜" 運転席キット別売弊社代理店にご相談ください 1 、31901、 、31907 の み モ デ ル 31900、 固定ブラケット ナット 7 6 1 3. 運転席を取り付ける運転席キットの 取り付け要領書 を参照。 8 手順 ハンドルを取り付ける ロープ掛けブラケットをプラットフォームに取り付けるボ ルト⅜ x 2¼"3本とナット ⅜"2 個を使用する図 13。 、31901、 、31907 の み モ デ ル 31900、 この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 カバー 手順 1.
9 バンパーを取り付ける 、31901、 、31907 の み モ デ ル 31900、 この作業に必要なパーツ 1 バンパー 2 ボルト ⅜ x 2¾" 4 ボルト ⅜" x 3¼" 6 ナット ⅜" 手順 g307379 図 14 1. 2. カバー ナイロックナット 3. ワッシャ 2. 4. 5. ハンドル ウレタン製カラー ステアリングシャフトからナイロックナットとワッ シャを外す。 注 ステアリングシャフトについているウレタン製の カラーは外さないでください図 14。 3. ハンドルとワッシャをステアリングシャフトにはめ 込む (図 14)。 4. ナイロックナットでハンドルをステアリングシャ フトに固定する。ナイロックナットを 27-35 N·m 2.8-3.6 kg.m = 20-26 ft-lbにトルク締めする。 5. ハンドルにカバーを取り付ける(図 14)。 16 1. 出荷用スキッドからバンパーを取り出す。 2.
11 バッテリーを接続する 、31901、 、31907 の み モ デ ル 31900、 必要なパーツはありません。 手順 バッテリーを接続する バッテリーを接続する (ページ 52)を参照。 12 アタッチメントを取り付ける この作業に必要なパーツ g302775 3. ボルト⅜" x 3¼" バンパー 3. アタッチメント別売弊社代理店にご相談ください 2 ボルト 5/16 x 2" 2 ナット 5/16" 手順 図 15 1. 2. 1 ボルト⅜ x 2¾" 前アタッチメントカッティングユニット、プラウブレード、 ブロアなどを取り付ける以下の手順の他、アタッチメン トの オペレーターズマニュアル を参照。 バンパーをマシンのフレーム下に取り付けるボル ト⅜ x 2¾"2本とナット ⅜"2 個を使用する図 15。 10 ROPS の 位 置 を 調 整 す る 、31901、 、31907 の み モ デ ル 31900、 必要なパーツはありません。 手順 ROPS を上げる ROPSを立てる (ページ 32)を参照。 17 1.
重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の高い 刈り込みを実現するために、すべてのタイヤの空気圧 を正しく維持してください。タイヤ空気圧は規定値以 下に下げてはならない。 15 CE キ ッ ト を 取 り 付 け る この作業に必要なパーツ 1 CE キット別売弊社代理店にご相談ください g299646 図 16 1. ギアボックス 2. PTO シャフト 3.
16 後部ウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ ウェイト 19 kg モデルにより異なる ウェイト 6 kg モデルにより異なる 1 ウェイトブラケットキット 必要に応じて ウェイト 11 kg モデルにより異なる 出荷時に各マシンに取り付けられたウェイトは以下の表で確認できます モデル 出荷時装着の後部ウェイト 31900 2 個 それぞれ 19 kg 31901 1 個 19 kg 31907 なし 31909 5 個それぞれ 19 kgと2個それぞれ 6 kg 後ウェイトの必要個数 ウェイトの必要個数はトラクションユニットとアタッチメントの組み合わせによって変わります。以下の表でご 確認ください 必要な後部ウェイト トラクションユニットのモ デル番号 31900 31901 アタッチメントのモデル番 号または名称 必 要 な ウ ェ イ ト の 総 数 19 kg 必要なウェイトの総数 6 kg 31970, 31971, 31974 2 0 31972, 31973, 31975 3 0 02835 4 0 MSC23345および 31
必 要 な 後 部 ウ ェ イ ト (cont'd.) 31907 31909 31970, 31971 0 0 31972, 31973 1 0 02835 5 2 回転式ブルーム 2 0 MSC23345および 31990* 5 2 回転ボウキと 31990* 5 2 31970, 31971 5 2 31972, 31973 5 2 02835 5 2 MSC23345 5 2 回転ボウキ 5 2 0 1 0 *モデル 31990 は冬期用エンクロージャ。表記のウェイト数は、冬期用エンクロージャとアタッチメント例えば除雪ブレードや回転ボ ウキ を同時に使用した場合のもの。 後部ウェイトの取り付けが必要な場合は、弊社代理店からウェイトをご購入の上、以下の手順に従って取 り付けを行ってください 19 kg ウ ェ イ ト の 取 り 付 け 1. ウェイトロック棒をバンパーに固定している金具をゆるめる。 g299565 図 17 1. ウェイトロック棒 2. ナット 3. ウェイト 19 kg 2.
6 kg ウ ェ イ ト の 取 り 付 け 1. 以下のパーツを、代理店から入手する。 パーツ名 数量 パーツ番号 ねじ ⅜ x 3-½" 2 116-4701 ワッシャ 2 125-9676 ナット ⅜" 2 104-8301 2. 新しい金具を使ってウェイトをバンパーに固定する図 18。 g324822 図 18 1. 金具類 2.
11 kg ウ ェ イ ト の 取 り 付 け アタ ッ チ メ ン ト の 構 成 で 最 大 で 2 個 の ウ ェ イ ト 各 々 11 kgを を必 要 と す る 場 合 ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト /ア 1. 弊社代理店にてウェイトブラケットキットP/N 144-0480を購入。 2. ウェイトブラケットキットを取り付けるキットの 取り付け要領書 を参照。 アタ ッ チ メ ン ト の 構 成 で 2 個 を 超 え る 数 の ウ ェ イ ト 各 々 11 kgを を必 要 と す る 場 合 例モデル 31900 ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト /ア のトラクションユニットに MSC23345 と 31990 を搭載 1. 以下のパーツを、代理店から入手する。 パーツ名 数量 パーツ番号 ボルト ⅜" x 4" 2 323-16 ナット ⅜" 2 3256-3 ウェイト 11 kg 1 144-0484-03 ウェイトブラケットキット 取り付け用金具とウェイト 2 個を含む 1 144-0480 2.
17 アタッチメントの重量移動の調 整を行う 必要なパーツはありません。 手順 以下の作業は、標準のロータリーカッティングユニット 以外のアタッチメント 例えば除雪機、ブレード、フレー ル を取り付ける時のみ行ってください。 油圧マニホルドについている重量移動バルブを調整す ることにより、アタッチメントの重量をトラクションユニット に移動させる油圧の大きさを変更することができます。 調整の目安は、不整地を走行したときにアタッチメント のバウンドが一番少なくなるように、また、平地でア タッチメントを下降させた時にドスンと落ちてしまったり 下降が速すぎたりしないのが適切です。 g299920 図 20 4.
アタッチメント 重量移動圧力 ロータリーカッティングユニット 17.2 bar17.6 kg/cm2 = 250 psi フレールモアモデル No. 02835 13.79 bar 14.1 kg/cm2 = 200 psi ロータリー除雪機 17.24 bar 17.6 kg/cm2 = 250 psi 除雪ブレード モデル No. MSC23345 13.79 bar 14.1 kg/cm2 = 200 psi 除雪ブルーム 17.24 bar 17.6 kg/cm2 = 250 psi 9. 製品の概要 エンジンを止め、キーを抜き取る。 10. 重量移動スプールの端についているジャムナッ トを 13-16 N∙m1.4-1.8 kg.m = 10-12 ft-lbに締 め付ける。 11. テストポートにキャップを取り付ける。 12. テストポートから圧力計を外す。 g219621 図 22 1. カッティングユニット 7. ROPS バー 2. 走行ペダル 8. 3. 油圧オイルタンク 4. 5. ステアリングハンドル コンソール 6.
注 レバーは一番下まで下げてください。下がって いないと走行ペダルを踏み込んだ時にエンジンが 停止します。 ん高速位置。エンジンの速度が急に落ちはじめたら、 ペダルの踏み込みを少しゆるめてやるとエンジンの 速度が回復してきます。 コンソール コンソール上の機器図 25については次項を参照してく ださい。 g219608 図 23 1. チルトステアリングレバー 2. 走行ペダル チルトステアリングレバー ハンドルを引き寄せたい場合には、チルトステアリング レバー図 23を踏み込んでステアリングタワーを手前に 傾けてください。ハンドルがちょうど良い角度になった ら、レバーから足を離します。 g300409 図 25 1. 2. ディスプレイ画面ボタン スロットルコントロール 駐車ブレーキ 3. カッティングユニット昇降ス イッチ エンジンを停止させたら、車体が不意に動き出さないよ う、必ず駐車ブレーキ図16を掛けてください。 • 駐 車 ブ レ ー キ を 掛 け る ハンドルを引き上げて 入 位 置にする。 4. グロープラグスイッチ 5. PTO スイッチ 6.
キースイッチ ファンコントロールのノブ キースイッチには 3 つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTです。 このノブ図 26でファンの回転速度を調整します。 エンジンの始動や停止に使用します [ エンジンの始動 手順 (ページ 36)または エンジンの停止手順 (ページ 36)を参照] あるいはディスプレイ画面を確認 [ ディスプ レイ画面の情報について (ページ 32)を参照]。 ライトスイッチ このスイッチ図 26でドームライトの ON/OFF を行い ます。 スロットルコントロール 温度調整ノブ スロットルコントロールはエンジンの回転速度を調整 するものです。 • エ ン ジ ン 速 度 を 上 げ る レバーを前方に動かす • エ ン ジ ン 速 度 を 下 げ る レバーを後方に動かす このノブ図 26でキャブの室温を調整します。 エアコンスイッチ このスイッチ図 26でエアコンの ON/OFF を行います。 エアコンのコントロールはファン調整ノブで行います。 グロープラグスイッチ エアコンが ON の時は再循環ベント図 26を開いてく ださい。
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 g331993 図 27 27
図 27 記号 寸法または重量 高さ ROPS を立てた状態 D 200 cm 高さ ROPS を下げた状態 C 111 cm 高さ キャブ搭載 モデル 31909 J 226 cm 搭載したアタッチメントを含む G 最長 332 cm トラクションユニットのみ I 最長 272 cm 搭載したアタッチメントを含む F 最長 312 cm トラクションユニットのみ H 最長 253 cm B 幅の仕様 (ページ 28) を参照。 E 132 cm 内容 全長 後部ウェイト搭載時 モデル 31900, 31901, 31909 全長後部ウェイト非搭載時 モデル 31907 全長 搭載したアタッチメントを含む ホイールベース 長さ モデル 31900 および 31901 前輪トレッド幅 132 cm A 後輪トレッド幅 地上高 モデル 31907 および 31909 136 cm モデル 31900 122cm モデル 31901, 31907, 31909 128 cm モデル 31900 および 31901 20 cm モデル
運転操作 毎日の始業点検 毎回の運転開始前に以下の点検を行ってください。 • エ ア ク リ ー ナ の イ ン ジ ケ ー タ ; エアクリーナの整備 (ページ 48)を参照。 • エ ン ジ ン オ イ ル エンジンオイルの量を点検する (ページ 46)を参照 • 冷 却 液 冷却系統と冷却液の量を点検する (ページ 55)を参照 • フ ー ド の ス ク リ ー ン と ラ ジ エ タ ー 冷却フィンの点検 (ページ 56)を参照 • 油 圧 系 統 油圧オイルの量を点検する (ページ 61)を 参照 • PTO シ ャ フ ト の グ リ ス ポ イ ン ト ; ベアリングとブッシュ のグリスアップ (ページ 44)を参照。 運転の前に 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 • • • • • • • 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識
燃料を補給する • 寒い地方ではB5バイオディーゼル燃料が5またはそ れ以下の製品を使用すること。 燃料についての仕様 • 時間経過による劣化がありうるので、シール部分、 ホース、ガスケットなど燃料に直接接する部分をま めに点検してください。 • バイオディーゼル混合燃料に切り替えてからしば らくの間は燃料フィルタが目詰まりを起こす可能性 があります。 • バイオディーゼル燃料について、より詳細な情報は 弊社正規代理店におたずねください。 重要 低イオウ軽油または超低イオウ軽油以外の燃料 は使用しないでください。 以下の注意を守らないと、エンジンを破損させる場 合があります。 • 絶対に、ディーゼル燃料の代わりに灯油やガソリン を使わないでください。 • 絶対に、灯油やガソリンをディーゼル燃料に混入 しないでください。 • 絶対に、内面に亜鉛メッキされている容器で燃料を 保管しないでください。 • • 燃料用添加剤を使用しないでください。 • 燃料を補給する 燃 料 タ ン ク 容 量 45 リットル 注 可能であれば、一日の運転が終了したあとに燃料を 補給しておくよう
を調整する 安 全 イ ン タ ロ ッ ク シ ス テ ム の 動 ROPSを 作を確認する 警告 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 マシンが転倒すると死亡を含む重大な人身事故 になる可能性がある。 インタロックシステムは、走行ペダルが「ニュートラ ル」位置、PTOスイッチが OFF 位置にない限りエンジ ンが始動クランキングもできないようにする安全装置で す。さらに、以下の状態ではエンジンが停止します • ROPS は常時立てた位置にロックしておくこと。 シートベルトを着用すること。 • • PTO スイッチが ON なのにオペレータが席を離れ た。 警告 走行ペダルが踏み込まれているのにオペレータが 席にいない。 • ROPS を 下 げ た 状 態 で は 、 ROPS に よ る 安 全 保 護は機能しない。 駐車ブレーキが掛かっている状態で走行ペダル が踏まれた。 • 注意 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 1.
g257846 g034168 図 31 ディスプレイ画面の情報につ いて ディスプレイ画面は、マシンについての状態運転状 態、故障診断などの情報を表示します。メイン情報画 面が 2 つ図 32、メインメニュー画面が 1 つあります。 g034164 図 30 を立 て る ROPSを 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、カッ ティングユニットを降下させ、エンジンを停止し、 キーを抜き取る。 2. 機体の左右で保護バーからコッターピンとピンを 抜き取る 図 31 。 3. ホッパーを立てて、ピンとコッターピンで固定す る 図 31 。 g308751 図 32 1. バッテリー残量とアワーメー 2.
メイ ン メ ニ ュ ー (cont'd.) Main Menuメ SETTINGS 設定 インフォセンターの表示や機械 の設定を変更することができま す。 Settings設定 (ページ 33) の表を参照。 ABOUT マシンについて モデル番号、シリアル番号、ソ フトウェアのバージョンなどを確 認することができます。 About マシンについて (ページ 34)の 表を参照。 g297898 図 33 1. ディスプレイ画面 2.
アクセス制限付きメニューへのアクセ ス 診断 機 能 (cont'd.) Diagnostics診 PTO PTO がアクティブかどうかを示 します。 注 出荷時に設定されている デフォルト PIN は 1234 です。 ENGINE エンジンの 入力・出力がアク ティブかどうかを示します。 PIN を変更後、PIN を忘れてしまった場合には、弊社 ディストリビュータにご相談ください。 マシ ン に つ い て Aboutマ メニュー項目 内容 MODEL マシンのモデル番号を表示し ます。 SN マシンのシリアル番号を表示 します。 S/W REV マスターコントローラのソフトウェ アの改訂番号を表示します。 1. SETTINGS その他を選択。 2. PROTECTED MENUS 保護メニューを選択。 3. PIN コードを入力するには、ディスプレイ画面ボタ ンを何度か押して最初の桁へ入力します。その 後ボタン素早く二度押すと次の桁へ移動します。 4.
• 刈り込み中以外は必ずブレードの回転を止めてお いてください。 • 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じ たときにはまずマシンを停止し、キーを抜き取り、 各部の動きが完全に止まってからよく点検してくだ さい。異常を発見したら、作業を再開する前にす べて修理してください。 • 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、 減速し周囲に十分な注意を払ってください。常に道 を譲る心掛けを。 • • ROPS自体に損傷がないか、また、取り付け金具が • キ ャ ブ ま た は 折 り 畳 み 式 ROPS 搭 載 車のための追加的安全注意事項 • • 刈高を変更する時は、必ずカッティングユニットを停 止させ、エンジンを止め、キーを抜き取り、機会が 完全に停止するまで待ってください運転席で刈高を 変更できる場合はこの限りでありません。 • エンジンは換気の十分確保された場所で運転してく ださい。排気ガスには致死性ガスである一酸化炭 素が含まれています。 • マシンを作動させたままで絶対に機体から離れな いでください。 • 運転席を離れる前に ゆるんでいないか、定期的に十分に点
失うと、スリップを起こしたりブレーキや舵取りがで きなくなる恐れがあります。 段差、溝、盛り土、水などの近では安全に十二分 の注意を払ってください。万一車輪が段差や溝に 落ちたり、地面が崩れたりすると、機体が瞬時に 転倒し、非常に危険です。必ず安全距離を確保 してください。 斜面に入る前に、安全の判断をしてください。乗用 の刈り込み機械で斜面を刈り込むことに危険が感じ られる場合は歩行型の機械をお使いください。 斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表 面まで下げておいてください。斜面上でカッティン グユニットを上昇させると機体が不安定になる恐れ があります。 集草装置などのアタッチメントを取り付けての作業 には十分な注意を払ってください。アタッチメントに よってマシンの安定性が変わり、安全限界が変わ る場合がありますからご注意ください。 • • • • 2. PTO スイッチをOFF 位置にする。 3.
3. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー を抜き取る。 4. 刈高プレートからピンを抜き取る図 35。 g258474 図 35 1. 5. 刈高ピン 2. 刈高プレート カッティングユニットを立てる図 36と、ラッチが ロープ掛けブラケットに掛かる図 37。 警告 カッティングユニットは重い。 カッティングユニットの取り扱いは 2 人で行 うこと。 g258473 図 34 1. 移動走行位置 2. 整備位置 カッティングユニットを整備位置にする カッティングユニットを移動走行位置から整備位置にす るには、以下の手順を行います。 警告 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰 でもいつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 スイッチからキーを抜き取ること。またカッティン グユニットを整備位置にしたままでエンジンを始 動しないこと。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
g298276 図 37 カッティングユニットを移動走行位置 にする カッティングユニットを整備位置から移動走行位置にす るには、以下の手順を行います。 1. ロープ掛けブラケットに掛かっているラッチを外す 図 38カッティングユニットを少しだけ前に倒して図 36、ラッチのハンドルを前方へ動かせばよい。 g298288 図 39 1. g298277 図 38 2. ピンが昇降アームプレートに当たるまでカッティン グユニットをゆっくりと降ろすA図 39。 38 昇降アームプレート 2. ピン 3. 足でカッティングユニットを下げ、ピンB図 39を 引き抜くと、カッティングユニットは移動走行位 となる。 4.
緊急時の牽引について 故障などのためにマシンを牽引または押して移動させな ければならない場合には、走行ポンプをバイパスさせて 移動速度は 4.8 油圧を解除することが必要になります。移 k/h 未満とし、移動距離は出来る限り短くしてください。 重要 長い距離を牽引すると油圧ポンプに重大な障害 が発生する恐れがあります。 長い距離を移動させなければならない場合には、ト レーラなどで搬送してください。 1. バイパスバルブはマシン下部からアクセスします。 g297087 図 40 1. 2. 走行ポンプ 2. バイパスバルブ ボックスレンチ18 mmでバイパスバルブをゆる め、バルブを開く。但し 回転以上回さないこと。 重要 バルブをバイパス位置にセットしたままでエ ンジンを始動しないでください。 3. 緊急移動が済んだら、バイパスバルブを閉めて、 20 N·m 2.1 kg.
保守 • • 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 250運転時間ごと • エンジンオイルのフィルタを交換する(ほこりなどの多い環境での使用の場合) [モデル 31900 と 31901 のみ]。 • エアクリーナのエレメントを整備する。 • 冷却フィンを点検清掃する(ほこりのひどい場所で使用する場合は、より頻繁に手 入れを行う)。 400運転時間ごと • • • • • 500運転時間ごと • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 800運転時間ごと • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合や代替品のオイルを使用した場合に は、油圧オイルフィルタを交換してください。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合や代替品のオイルを使用した場合 には、油圧オイルを交換してください。 1000運転時間ごと • 油圧オイルフィルタを交換する(推奨オイルを使用している場合)。 1500運転時間ごと • エンジン冷却液を交換する。 2000運転時間ごと • 油圧オイルを交換する(推奨オイルを使用している場合)。 毎月 • 格納中にバッテリー液の量をチェックする(該当する場合)。 燃料/水セパレータを交
点検項目 第週 月 火 水 木 土 金 日 エンジンから異常音がないか 点検する。 1. 運転操作時の異常音 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作を確認する。 グリスアップを行なう。2 塗装傷のタッチアップを行う。 シートベルトを点検する。 1 エンジンの始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2 車体を水洗いした時は整備間隔に関係なく直後に行う。 3 インジケータが赤になっていないかどうかを見る。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 整備前に行う作業 車体をジャッキで持ち上げる 場合 危険 機械式や油圧式のジャッキが外れると重大な人身 事故が発生する。 • 機体をジャッキアップしたら、ジャッキスタン ドで支える。 • マシンを浮かす作業は機械式または油圧式の ジャッキ以外では行わない。 g299729 図 41 機体の前側を浮かす場合 1. 重要 ジャッキとフレームの間にケーブルや油圧ライン がないことを確認する。 2. 1.
2. 所定のジャッキアップポイントにジャッキを確実 にセットする。 3. マシン前側を浮かせたら、適切なジャッキスタンド を入れて機体を支える。 フードを上げる 1. 機体両側でストラップを外す図 43。 機体の後側を浮かす場合 重要 ジャッキとフレームの間にケーブルや油圧ライン がないことを確認する。 g299730 図 42 1. 機体後方 2. 機体後部のジャッキアップ ポイントフレームチューブ 1. 2. 3. 機体後部のジャッキスタン ドポイントフレームチューブ マシンが動かないように、前輪 2 つともに輪止 めを掛ける。 g285428 図 43 所定のジャッキアップポイントにジャッキを確実 にセットする。 重要 四輪駆動車では、フレーム近くに油圧ライ ンがあります。マシンをジャッキで持ち上げた 時に油圧ラインを傷つけないよう、十分に注意 してください。 3. 2.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリス アップ 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—PTO 駆動シャ フトクロスベアリングと伸縮スプライ ンのグリスアップを行う。 50運転時間ごと—ベアリングとブッシュのグリス アップを行ってください。 定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グ リスを注入します。 g303694 図 45 1. 重要 機体を水洗いしたときは直ちにグリスアップし グリスフィッティング てください。 アクスルのピボットピン (図 46) • アイドラアーム (図 44) • g308668 図 46 1. g300631 アクスルのピボットピン 図 44 1.
g285509 図 47 機体前方 1. アタッチメントのピボットハブ 2. 昇降シリンダのブッシ • 3. 昇降アームのピボットハブ 車 両 後 方 図 48 – アクスルスピンドルのハブ2ヶ所 – 油圧シリンダのボールジョイント2ヶ所 – タイロッドの端部2ヶ所 g285510 図 48 機体後部 バンパーは図示せず 1. アクスルスピンドルのハブ 2. ステアリングシリンダのボールジョイント 3.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めキー を抜き取った状態で行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エンジンオイルについて エンジンオイルの仕様についての説明 オ イ ル の タ イ プ 以下の条件を満たす、低灰分の高品質 エンジンオイルを使用してください • API 規格 CJ-4 またはそれ以上 • ACEA 規格 E6 • JASO 規格 DH-2 g031256 図 49 エ ン ジ ン オ イ ル の 容 量 : 約 6.
g297639 図 50 4.
エアクリーナの整備 整備間隔: 使用するごとまたは毎日—エアクリーナの目 詰まり状態を点検し、必要に応じて エレメントを交換する。 250運転時間ごと—エアクリーナのエレメントを 整備する。 エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検 してください。フィルタボディが破損している場合には 交換してください。吸気部に、リーク、破損、ホース のゆるみなどを点検してください。 エアクリーナの整備はインジケータ図 52が赤色になっ てから行ってください。早めにエレメントを交換しても意 味がありません。むしろフィルタを外したときにエンジン 内部に異物を入れてしまう危険が大きくなります。 g009709 図 52 1. エアフィルタ目詰まり警告インジケータ 重要 カバーがボディに隙間なく密着していること、ラッ チが確実に掛かっていることを確認してください。 1. エアフィルタのエレメントを交換する図 53。 g253706 図 53 重要 エレメントを破損させる危険が大きいので、 エレメントを掃除して再使用しないでください。 2.
燃料系統の整備 水セ パ レ ー タ の 整 備 燃 料 /水 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 危険 図 54に示すように燃料/水フィルタを交換する。 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 燃料の取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶 対に近づけない。 水セパレータからの水抜き 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 図 54に示すようにして、燃料/水セパレータから水を 流し出す。 g031412 図 55 g225506 図 54 燃料フィルタの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 燃料フィルタの整備 モ デ ル 31900 お よ び 31901 49 1. 燃料バルブのレバーを OFF 位置に回す図 56。 2.
g326083 図 57 1. g312905 燃料フィルタのヘッド 2. 燃料フィルタ 3. OFF 位置燃料バルブのレ バー 4. ON 位置 燃料バルブのレ バー 3. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 56 。 4. フィルタのガスケットにきれいなエンジンオイルを 塗る詳細についてはエンジンマニュアルを参照。 5. 燃料バルブのレバーを ON 位置に回す図 56。 7. エンジンを始動し、燃料フィルタヘッドの周囲に漏 れがないか点検する。 フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 57 。 3. フィルタのガスケットにきれいなエンジンオイルを 塗る詳細についてはエンジンマニュアルを参照。 4. 空のフィルタキャニスタを、ガスケットが取り付け 部に当るまで手でねじ込み、そこからさらに1/2 回転締め付ける。 5.
電気系統の整備 バッテリーの接続を外す 警告 電気系統に関する安全確保 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 • • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属を接触させないように注意す る。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 警告 バッテリーへのアクセス バッテリーケーブルの接続手順が不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆
バッテリーを接続する 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケーブ ルから取り付け、それからマイナス 黒 ケーブルを 取り付ける。 1. プラス+ケーブルをバッテリーに接続し、クランプ ナットで接続する図 60。 g285614 図 61 1. リテーナ金具 2. リテーナ バッテリーの状態の点検 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 行う時には、バッテリーのマイナスケーブルの接続 を外してください。 50 運転時間ごとまたは1週間に1度、バッテリーを点検 してください。端子や周囲が汚れていると自然放電しま すので、バッテリーが汚れないようにしてください。 g289502 図 60 1. 2. プラスケーブル 2. マイナスケーブル 1. バッテリーにアクセスする; バッテリーへのアクセ ス (ページ 51)を参照。 2.
g289514 図 62 1. コンソールカバー 2. g285656 図 64 ラッチ 1. 2. トラクションユニットのヒューズブロック (ページ 53)に、ト ラクションユニットの各ヒューズの機能を示します図 63。 ヒューズボックスのカバー つまみねじ 3.
走行系統の整備 PTO 駆 動 シ ャ フ ト の 整 列 ホイールナットのトルク締め PTO の伸縮式の駆動シャフトをクラッチから外した場 合には、再取り付けの時に必ず矢印どうしを整列さ せてください 図 68 。 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 1 時間 重要 整列させないと、負荷のバランスが崩れて駆動 システムを損傷する恐れがあります。 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと ホ イ ー ル ナ ッ ト の 規 定 ト ル ク 102-108 N·m10.4-11.1 kg.
冷却系統の整備 ば適正図 69。エンジンが暖かい時に、冷却液のレベ ルが FULL (HOT) マークよりも高くなければ適正。 冷却系統に関する安全確保 エンジンが冷えた状態で冷却液のレベルが COLD マー クよりも高い場合は、運転中にタンクから漏れ出ていく 可能性があります。 • • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 1.
フードの吸気スクリーンの点検 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと g299819 図 71 1. • g309128 圧縮空気吹きつけ方向 曲がっているフィンは真っ直ぐに修正してください。 図 70 1. 冷却系統のホースの点検 フードの吸気スクリーン 1. フードを上げる フードを上げる (ページ 43)を参 照。 2.
ブレーキの整備 駐車ブレーキの点検と調整 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 駐車ブレーキの点検 1. 機体前部の下にジャッキスタンドを置く 機体の前 側を浮かす場合 (ページ 42)を参照。 2. 前輪を取り外します。 3. 駐車ブレーキを解除位置にする 駐車ブレーキ (ページ 25)を参照。 4. g299613 図 73 ブレーキドラム図 72を手で外す。 ブレーキドラムを手で外している時に抵抗が 不要 。 感じられる場合は、調整は不 1. • 感 ブレーキドラムを手で外している時に抵抗が感 じられない場合は、調整が必要 駐車ブレーキ の調整 (ページ 57)を参照。 4. 上側のジャムナットをゆるめて、すきまが 3.2 mm-4.8 mm になるようにする。 5. 上側のジャムナットがブラケットに接触するまで ケーブルを下に引く。 6. 下側のジャムナットを締める。 7. もう一本のケーブルにも、ステップ5-6の作業を 行う。 8.
ベルトの整備 走行ベルトの交換 オルタネータベルトの張りを点 検する。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 使用開始後最初の 50 時間 100運転時間ごと プーリとプーリとの中間部を 約4.5 kg の力で押した時 に、10 mm 程度のたわみがあれば適正です。 たわみが 10 mm でない場合には以下の手順で調整 してください 1. オルタネータの取り付けボルトをゆるめる図 65。 g300570 図 75 取り付けボルト 2. 走行ベルト 4. アイドラプーリ ここにラチェットを入れる。 5. エンジンプーリ 3. ポンププーリ 走行ベルトの取り外し g020537 図 74 1. 1. 2. 1. アタッチメントのギアボックスから PTO シャフト を外す各アタッチメントの オペレーターズマニュ アル を参照。 2. 機体のワイヤハーネスから、クラッチ用ワイヤ ハーネスのコネクタを外す図 76。 オルタネータ 2. 適当な張りに調整してボルトを締める。 3.
制御系統の整備 PTO ク ラ ッ チ の す き ま の 調 整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. エンジンが冷えるのを待つ。 2. エンジンフードを開く。 3. クラッチのライニングと摩擦プレートとの間の ギャップを 0.3 mm のすきまゲージが軽い抵抗で 通れるように調整する図 77。 注 調整ナットを右に回すと隙間が小さくなりま す図 77。整備時の隙間の最大値は 0.6 mmで す。3ヶ所すべてのすき間を 0.4 mm (0.012") に 調整してください。 g300592 図 76 1. クラッチ用ワイヤハーネス 2. ゴム製ストラップ 3. 3. ボルト、ワッシャ、ナット フレームについているゴム製ストラップ図 76か ら、ボルト、ワッシャ、ナットを外す。 ゴム製ストラップに入っているスペーサの取り付 けを間違えないこと。 4. 5.
走行ペダルのストップの調整 オペレータの体格に合わせて走行ペダルの調整を行 うことができるほか、前進速度を小さくしたい場合もこ のペダルで調整します。 1. 走行ペダルを前進一杯に押し込む図 78。 注 ポンプがフルストロークに達する前に、ペダル ストップに当たることが必要です。 g320591 図 79 1. ジャムナットフットレストプレート下部 C. 走行ペダルを前進一杯にする図 78。 D. ペダルストップを押さえておいて、フットレスト プレートの上側にあるジャムナット図 78を調 整して走行ぺダルをストップに接触させる。 E. ペダルストップを左に1回転させて、フットレ ストプレート上側のジャムナットよりも上側の 長さを長くする。 g320590 図 78 1. 走行ペダル 2. 走行ペダルストップ 2. 3. 注 ペダルストップを短くすると前進速度が 大きくなります。 ジャムナットフットレストプ レート上部 F. ペダルストップを押さえた状態でフットレスト プレート底部のジャムナット図 78 と 図 79を 37-45 N·m 3.7-4.6 kg.
油圧系統の整備 の着色剤20 ml 瓶をお使いいただくと便利です。1瓶で 15-22 リットルのオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500 ご注文は Toro 代理店へ。 油圧系統に関する安全確保 重要 トロ・プレミアム合成生分解油圧作動液は、トロ 社がこの製品への使用を認めた唯一の合成生分解オ イルです。このオイルは、トロ社の油圧装置で使用し ているエラストマーに悪影響を与えず、また広範囲な 温度帯での使用が可能です。このオイルは通常の鉱 物性オイルと互換性がありますが、十分な生分解性 を確保し、オイルそのものの性能を十分に発揮させる ためには、通常オイルと混合せず、完全に入れ替え て使用することが望まれます。この生分解オイルは、 モ ー ビ ル 代 理 店 に て 19 リ ッ ト ル 缶 ま た は 208 リ ッ ト ル 缶でお求めになれます。 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 • 油圧装置を作動させる前に、全
• 油圧オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体 を洗浄する必要がありますので、Toro の正規代理店 にご連絡ください。汚染されたオイルは乳液状になっ たり黒ずんだ色になったりします。 2 本のマークの間であれば適切A図 81。そ の下のマークより上でもOK。 油圧駆動式アタッチメント用ホースキットを搭 載 し て い る 場 合 オイル量がディップスティック についている上側の 2 本のマークの間であれ ば適切 B 図 81 。 重 要 フ ィ ル タ は Toro の 純 正 品 を 使 っ て く だ さ い 本 機 のパーツカタログを参照。純正品以外のフィルタを使 用すると関連機器の保証が適用されなくなる場合が あります。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. 油圧オイルタンクの下に大きなオイル回収容器 をおく。 3. 油圧オイルタンクのキャップとディップスティックを 外す。 4.
重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しな いでください。他のオイルを使用するとシステム を損傷する可能性があります。 キャブの保守 10. オイルが完全に抜けたらドレンプラグを取り付 ける。 キャ ブ の 清 掃 Cabキ 11. ディップスティックとキャップを取り付ける。 12. エンジンを始動し、以下の順序で油圧制御装置 を全部操作して、油圧回路全体にオイルを行 き渡らせる。 A. 走行ペダルを操作して前進と後退を行う。 B. ハンドルを右一杯、左一杯に操作する。 C. 昇降アームスイッチを操作してアタッチメント たとえばカッティングユニットを上下させる。 13. オイル漏れがないか点検して、エンジンを停止 する。 14.
g032951 図 85 g251432 図 84 1. フィルタ 2. ノブ 3. ラッチ取り付けアセンブリ 2. 凝縮器カバー 3. スクリーンカバー 格子 2. キャブからエアフィルタを外す。 3. フィルタをエアで吹いて清掃するオイル分を含ま ないエアで清掃すること。 ドームライトの交換 注 電球のパーツ番号については パーツカタログ を参照 してください。 1. ねじ回しを使ってコントロールパネルからレンズを 外す 図 86 。 重要 破れている場合や汚れがひどい場合はフィ ルタを交換する。 4. 1. フィルタをキャブに取り付け、格子とノブで固定 する 図 84 。 キャブの凝縮器フィルタの清掃 キャブについている凝縮器フィルタは、刈りかすや木の 葉などの大きな異物をキャブの凝縮器や恐縮器ファン に入れないようにするためのものです。 1. スクリーンカバーを真っ直ぐ下に引き出す。 2. 凝縮器フィルタを水で洗浄する。 注 高圧洗浄機を使わないでください。 重要 破れている場合や汚れがひどい場合はフィ ルタを交換する。 3.
保管 格納保管時の安全確保 タンクのキャップ 2. タンクにウォッシャー液を入れる。 3. タンクにキャップを取り付ける。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 タンク 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 マシンの準備を行う g312210 図 87 1. • 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取り、可動部が完全に 停止したのを確認する。 2. 機体、カッティングユニット、エンジンをていねい に洗浄する。 重要 損傷防止のため、電装部分やキャブのゴ ム製シールには圧力洗浄機の水を当てないで ください。 65 3. タイヤ空気圧を点検調整する タイヤ空気圧を点 検する (ページ 29)を参照。 4.
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Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製 品に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご 覧下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。部品 やアセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品
号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.