Form No. 3439-469 Rev A Groundsmaster® 3300, 3310, 3200 2 輪 駆 動 お よ び 4 輪 駆 動 ト ラ ク ションユニット シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 31900—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 31901—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 31907—シ モ デ ル 番 号 31909—シ シ リ ア ル 番 号 400000000 以 上 製品の登録は www.Toro.com.
ビスにおたずねください。お問い合わせの際には、必 ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせくださ い。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニ
目次 フードを上げる ..............................................39 潤滑 ..................................................................... 40 ベアリングとブッシュのグリスアップ ....................40 エンジンの整備 .................................................... 42 エンジンの安全事項.......................................42 エンジンオイルについて ..................................42 エアクリーナの整備........................................44 燃料系統の整備 ................................................... 45 水セパレータからの水抜き...............................
安全について 所定のセットアップを行い、規格適合証明書DOCに記 載されている CE キットを取り付けることにより、本機 は ANSI B71.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal106-9206 106-9206 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 6. 無用の人間を近づけない でください。 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 保護メガネ等着用のこと 爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で火傷の危険 あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. 9. 1. ホイールトルクの規定値 2. 参照 オペレーターズマニュアル 。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと。 decal93-7272 93-7272 1.
decal133-8062 133-8062 decal115-8155 115-8155 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと始動補助剤を 使用しないこと。 decal138-2748 138-2748 1. ヒューズの詳細については 3. ファンと室内照明 オペレーターズマニュアル を参照のこと。 decal125-9688 2. 125-9688 1. Off 2. ワイパー ウインドウォッシャー 3. ON 4. ウインドウォッシャー液. decal127-0392 decal138-2765 127-0392 1. 138-2765 警告 高温部分に近づかないこと。 1. Off 2. decal132-1316 132-1316 1. ベルトに巻き込まれる危険可動部に近づかないこと。 6 間欠ワイパー速度 3. 固定速度低速 4.
decal138-7473 138-7473 1. 高速 2. 低速 decal138-7471 138-7471 1. エンジン 始動 2. エンジン 作動 押し込むと刈り込み刃が停 止。 6. デッキ 下降 3. エンジン 停止 7. 4. 引き上げると刈り込み刃が 作動。 5. デッキ 上昇 decal139-6215 139-6215 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。使用する 5. 手足や指の切断の危険 可 動部に近づかないことすべ てのガード類を正しく取り付 けて使用すること。 前に全員がトレーニングを 受けること。 7 2. 警告 車両を離れるときは 駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜く こと。 6. 転倒の危険下り坂ではカッ ティングユニットを下げてお くこと旋回は低速で行うこ と高速走行中に急旋回し ないこと。 3. 警告 聴覚保護具を着用の こと。 7. 警告運転時は必ずシートベ ルトを着用すること。 4.
デカル 139-6246: CE 領域内で使用するマシンに対 し、デカル 139-6215 の上から貼り付けるCE キットの 取り付け要領書に説明がある通り。 decal139-6246 139-6246 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方 向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認めら れる法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転す る場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件の もとでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法につ いて、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 decal139-6217 139-6217 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 1. 転倒の危険下り坂ではデッキを降下させておくこと13° 以上 の斜面で運転しないこと。 decal139-6304 139-6304 1. decal139-6218 139-6218 1.
decal140-1460 140-1460 1. 前進するにはペダルを前方 3. ハンドルのチルト調整はチ ルトレバーを踏み込んで行 に踏み込む。 う。 2. 後退するにはペダルを後方 に踏み込む。 decal140-3125 140-3125 1. ヒューズに関する情報は オ ペレーターズマニュアル を 5. ディスプレイ画面電源15 A 参照のこと。 2. キャブ 10 A 6. ディスプレイ画面キース タート 10 A 3. 電動シート15A 7. エンジン始動 15A 4. 電源 20A 8.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 必要なパーツはありません。 – 2 後車輪 ワッシャ小 2 輪駆動のみ ワッシャ大 2 輪駆動のみ ボルト5/8 x 1-1/4" 2 輪駆動のみ ダストキャップ (2 輪駆動のみ) ラグナット (4 輪駆動のみ) ねじ山用のロッキングコンパウンド 2 2 2 2 2 8 3 必要なパーツはありません。 – 前タイヤを外す モデル 31900, 31901, 31907 のみ 4 右昇降アーム 左昇降アーム 大きいピン ボルト3/8 x 2-3/4" ナット ⅜" 小さいピン センサーブラケット キャリッジボルト ボルト ⅜ x 1¼" グリスフィッティング 1 1 2 2 6 2 1 2 2 2 昇降アームアセンブリを取り付けるモデ ル 31900, 31901, 31907 のみ 5 必要なパーツはありません。 – 前タイヤを取り付ける モデル 31900, 31901, 31907 のみ 6 固定ブラケット ボルト ⅜" x 3¼" ナット ⅜" 1
数量 用途 手順 内容 12 アタッチメント別売弊社代理店にご相談く ださい ボルト 5/16 x 2" ナット 5/16" 2 2 13 14 必要なパーツはありません。 – オイルの量を点検します。 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を点検する。 15 CE キット別売弊社代理店にご相談くだ さい 1 CE キットを取り付けますCE 地域で使 用する場合 。 16 17 後部ウェイトモデルにより異なる 1 アタッチメントを取り付けます。 後部ウェイトを取り付る必要に応じ。 必要なパーツはありません。 重量移動の調整を行う必要に応じ。 – 1 2 出荷用コンテナから機体を下 ろす 後タイヤを取り付ける モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 手順 2 後車輪 2 ワッシャ小 2 輪駆動のみ 2 ワッシャ大 2 輪駆動のみ 1.
3 前タイヤを外す モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み 必要なパーツはありません。 手順 g312833 注 この作業は、昇降アームを正しく取り付けるために 必ず行う必要があります。 図3 1. 2. アクスルスピンドル タイヤ 5. ボルト 5/8 x 1¼" 6. ダストキャップ 3. ワッシャ 小 7. ボルトにロッキングコンパ ウンドを塗布する。 4. ワッシャ 大 1. C. ボルトを 203 N (28 kg.m = 150 ft-lbにト ルク締めする。 D. ホイールにダストキャップを取り付ける 図 3。 ホイールラグナットをゆるめて外す図 12。 • 4 輪 駆 動 マ シ ン ラグナット 4 本でホイールをハ ブに固定する図 4。 g299550 図5 1. 2. 2. g299549 図4 1. 2. 4. ホイールハブ タイヤ 3. ラグナット ラグナットをトルク締めする ホイールナットのトル ク締め (ページ 50)を参照。 12 ホイールハブ タイヤ 3.
4 3. 大きいピンにグリスフィッティングを取り付ける 図 6。 4. 大きいピンをフレームに取り付けるボルト3/8 x 2-3/4"2本とナット3/8"2個を使用する図 7。 昇降アームアセンブリを取り 付ける モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み この作業に必要なパーツ 1 右昇降アーム 1 左昇降アーム 2 大きいピン 2 ボルト 3/8 x 2-3/4" 6 ナット ⅜" 2 小さいピン 1 センサーブラケット 2 キャリッジボルト 2 ボルト ⅜ x 1¼" 1. ナット 2 グリスフィッティング 2. 大きいピン g295767 図7 図は右側。 5. 手順 注 昇降アームの取り付けは、必要に応じて 2 人で 行ってください。 1. 出荷用スキッドから昇降アームを取り出す。 2. 大きいピン 2 本を使用して昇降アームをマシンの フレームに取り付ける図 6。 3.
6. 以下の手順で、昇降アームに昇降シリンダを取 り付ける A. 油圧マニホルドの下にオイルを受ける容器 をおく図 9に示す。 注 昇降シリンダを手で縮めるために、少量 の油圧オイルを抜く必要があります。 g312026 図 11 1. ボルト⅜ x 1¼" 2. 小さいピン g299920 図9 B. 3. 4. シリンダロッド ナット ⅜" D. ボルト3/8 x 1-1/4"2本、ナット3/8"2個、小さ いピン 2 本を使用して、昇降アームをシリン ダに固定する図 11。 E. ホースのスイベルナットをポートに対して C1 41 N∙m4.2 kg.m = 30 ft-lb 注 ホースをねじってしまわないように補助レ ンチを使って丁寧に締め付けてください。 油圧マニホルドのポート C1 に接続されてい るホースのスイベルナットをゆるめる図 10。 7.
g299562 図 13 g299550 図 12 ホイールハブ タイヤ 1. 2. 3. ラグナット 1. 固定用ブラケット 2. ボルト ラグナットをトルク締めする ホイールナットのトル ク締め (ページ 50)を参照。 2. 運転席を取り付ける モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み 機体固定用ブラケットを取り 付ける この作業に必要なパーツ 手順 この作業に必要なパーツ 2 ボルト ⅜" x 3¼" 2 ナット ⅜" 運転席キット別売弊社代理店にご相談ください 1 モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み 固定ブラケット ナット 7 6 1 3. 運転席を取り付ける運転席キットの 取り付け要領書 を参照。 8 手順 ハンドルを取り付ける ロープ掛けブラケットをプラットフォームに取り付けるボ ルト3/8 x 2-1/4"3本とナット 3/8"2 個を使用する図 13。 モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 カバー 手順 1.
9 バンパーを取り付ける モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み この作業に必要なパーツ 1 バンパー 2 ボルト 3/8 x 2-3/4" 4 ボルト ⅜" x 3¼" 6 ナット ⅜" 手順 g307379 図 14 1. 2. カバー ナイロックナット 3. ワッシャ 2. 4. 5. ハンドル ウレタン製カラー ステアリングシャフトからナイロックナットとワッ シャを外す。 注 ステアリングシャフトについているウレタン製の カラーは外さないでください図 14。 3. ハンドルとワッシャをステアリングシャフトにはめ 込む (図 14)。 4. ナイロックナットでハンドルをステアリングシャ フトに固定する。ナイロックナットを 27-35 N·m 2.8-3.6 kg.m = 20-26 ft-lbにトルク締めする。 5. ハンドルにカバーを取り付ける(図 14)。 16 1. 出荷用スキッドからバンパーを取り出す。 2.
11 バッテリーを接続する モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み 必要なパーツはありません。 手順 バッテリーを接続する バッテリーを接続する (ページ 48)を参照。 12 アタッチメントを取り付ける この作業に必要なパーツ g302775 3. ボルト⅜" x 3¼" バンパー 3. アタッチメント別売弊社代理店にご相談ください 2 ボルト 5/16 x 2" 2 ナット 5/16" 手順 図 15 1. 2. 1 ボルト3/8 x 2-3/4" 前アタッチメントカッティングユニット、プラウブレード、 ブロアなどを取り付ける以下の手順の他、アタッチメン トの オペレーターズマニュアル を参照。 バンパーをマシンのフレーム下に取り付けるボ ルト3/8 x 2-3/4"2本とナット 3/8"2 個を使用す る 図 15 。 10 ROPS の 位 置 を 調 整 す る モ デ ル 31900, 31901, 31907 の み 必要なパーツはありません。 手順 ROPS を上げる ROPSを立てる (ページ 28)を参照。 17 1.
重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の高い 刈り込みを実現するために、すべてのタイヤの空気圧 を正しく維持してください。タイヤ空気圧は規定値以 下に下げてはならない。 15 CE キ ッ ト を 取 り 付 け る この作業に必要なパーツ CE キット別売弊社代理店にご相談ください 1 g299646 図 16 1. ギアボックス 2. PTO シャフト 3.
に移動させる油圧の大きさを変更することができます。 調整の目安は、不整地を走行したときにアタッチメント のバウンドが一番少なくなるように、また、平地でア タッチメントを下降させた時にドスンと落ちてしまったり 下降が速すぎたりしないのが適切です。 凹凸のある場所でアタッチメントを使用する時の地 表追従性を向上させたい場合には、重量移動油 圧の大きさが 小 さ く なるように油圧マニホルドで 調整します。 • 注 アタッチメントについているキャスタや除雪機の そりが浮いてしまうのは、重量移動油圧の大きさが 大きすぎるのが原因です。 平らなターフを刈り込んでいる時に軸刈りしたり、左 右の刈り上がりが同じでなかったり、除雪機の前端 のエッジが路面に食い込みすぎるような場合は、重 大き く してください。 量移動油圧の大きさを大 • g299565 図 17 1. 2. 2. ウェイトロック棒 ナット 3.
製品の概要 g299924 図 19 1. 油圧マニホルド 2. 重量移動スプールLC 5. 6. 3. テストポートG1 昇降マニホルドの側面で、テストポートG1 という ラベル図 19を参照についているキャップを外す。 重量移動スプールLC というラベル図 19を参照に ついているジャムナットをゆるめる。 7. エンジンを始動し、ハイアイドルにセットする。 8. 六角のソケットレンチでスプールのカウンタバラン スバルブを調整し、希望する圧力がゲージに表 示されればよい各アタッチメントの重量移動の推 奨圧力表を参照のこと。 • 調整ねじを右に回すと圧力が増加する。 • 調整ねじを左に回すと圧力が減少する。 アタッチメント 重量移動圧力 ロータリーカッティングユニット 17.2 bar17.6 kg/cm2 = 250 psi フレールモアモデル No. 02835 13.79 bar 14.1 kg/cm2 = 200 psi ロータリー除雪機 17.24 bar 17.6 kg/cm2 = 250 psi 除雪ブレードモデル No. 23350 13.
注 レバーは一番下まで下げてください。下がって いないと走行ペダルを踏み込んだ時にエンジンが 停止します。 ん高速位置。エンジンの速度が急に落ちはじめたら、 ペダルの踏み込みを少しゆるめてやるとエンジンの 速度が回復してきます。 コンソール コンソール上の機器図 23については次項を参照してく ださい。 g219608 図 21 1. チルトステアリングレバー 2. 走行ペダル チルトステアリングレバー ハンドルを引き寄せたい場合には、チルトステアリング レバー図 21を踏み込んでステアリングタワーを手前に 傾けてください。ハンドルがちょうど良い角度になった ら、レバーから足を離します。 g300409 図 23 1. 2. ディスプレイ画面ボタン スロットルコントロール 駐車ブレーキ 3. カッティングユニット昇降ス イッチ エンジンを停止させたら、車体が不意に動き出さないよ う、必ず駐車ブレーキ図16を掛けてください。 • 駐 車 ブ レ ー キ を 掛 け る ハンドルを引き上げて 入 位 置にする。 4. グロープラグスイッチ 5. PTO スイッチ 6.
キースイッチ ファンコントロールのノブ キースイッチには 3 つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTです。 このノブ図 24でファンの回転速度を調整します。 エンジンの始動や停止に使用します [ エンジンの始動 手順 (ページ 32)または エンジンの停止手順 (ページ 32)を参照] あるいはディスプレイ画面を確認 [ ディスプ レイ画面の情報について (ページ 28)を参照]。 ライトスイッチ このスイッチ図 24でドームライトの ON/OFF を行い ます。 スロットルコントロール 温度調整ノブ スロットルコントロールはエンジンの回転速度を調整 するものです。 • エ ン ジ ン 速 度 を 上 げ る レバーを前方に動かす • エ ン ジ ン 速 度 を 下 げ る レバーを後方に動かす このノブ図 24でキャブの室温を調整します。 エアコンスイッチ このスイッチ図 24でエアコンの ON/OFF を行います。 エアコンのコントロールはファン調整ノブで行います。 グロープラグスイッチ 注 エアコンを ON にすると、エンジンの回転数が上 がります。
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 g302841 図 25 23
図 25 記号 寸法または重量 高さ ROPS を立てた状態 D 200 cm 高さ ROPS を下げた状態 C 111 cm 高さ キャブ搭載 H 226 cm 全長 後部ウェイト搭載時 G 最長 332 cm 全長 後部ウェイト非搭載時 F 最長 312 cm B 幅の仕様 (ページ 24) を参照。 ホイールベース 長さ E 131 cm 前輪トレッド幅 A 107 cm 内容 全幅 後輪トレッド幅 104 cm 地上高 21 cm 純重量 モデル No. 31900 781 kg 純重量 モデル No.
運転操作 毎日の始業点検 毎回の運転開始前に以下の点検を行ってください。 • エ ア ク リ ー ナ の イ ン ジ ケ ー タ ; エアクリーナの整備 (ページ 44)を参照。 • エ ン ジ ン オ イ ル エンジンオイルの量を点検する (ページ 42)を参照 • 冷 却 液 冷却系統と冷却液の量を点検する (ページ 50)を参照 • フ ー ド の ス ク リ ー ン と ラ ジ エ タ ー 冷却フィンの点検 (ページ 51)を参照 • 油 圧 系 統 油圧オイルの量を点検する (ページ 56)を 参照 • PTO シ ャ フ ト の グ リ ス ポ イ ン ト ; ベアリングとブッシュ のグリスアップ (ページ 40)を参照。 運転の前に 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 • • • • • • • 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識
燃料を補給する • 寒い地方ではB5バイオディーゼル燃料が5またはそ れ以下の製品を使用すること。 燃料についての仕様 • 時間経過による劣化がありうるので、シール部分、 ホース、ガスケットなど燃料に直接接する部分をま めに点検してください。 • バイオディーゼル混合燃料に切り替えてからしば らくの間は燃料フィルタが目詰まりを起こす可能性 があります。 • バイオディーゼル燃料について、より詳細な情報は 弊社正規代理店におたずねください。 重要 低イオウ軽油または超低イオウ軽油以外の燃料 は使用しないでください。 以下の注意を守らないと、エンジンを破損させる場 合があります。 • 絶対に、ディーゼル燃料の代わりに灯油やガソリン を使わないでください。 • 絶対に、灯油やガソリンをディーゼル燃料に混入 しないでください。 • 絶対に、内面に亜鉛メッキされている容器で燃料を 保管しないでください。 • • 燃料用添加剤を使用しないでください。 • 燃料を補給する 燃 料 タ ン ク 容 量 45 リットル 注 可能であれば、一日の運転が終了したあとに燃料を 補給しておくよう
を調整する 安 全 イ ン タ ロ ッ ク シ ス テ ム の 動 ROPSを 作を確認する 警告 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 マシンが転倒すると死亡を含む重大な人身事故 になる可能性がある。 インタロックシステムは、走行ペダルが「ニュートラ ル」位置、PTOスイッチが OFF 位置にない限りエンジ ンが始動クランキングもできないようにする安全装置で す。さらに、以下の状態ではエンジンが停止します • ROPS は常時立てた位置にロックしておくこと。 シートベルトを着用すること。 • • PTO スイッチが ON なのにオペレータが席を離れ た。 警告 走行ペダルが踏み込まれているのにオペレータが 席にいない。 • ROPS を 下 げ た 状 態 で は 、 ROPS に よ る 安 全 保 護は機能しない。 駐車ブレーキが掛かっている状態で走行ペダル が踏まれた。 • 注意 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 1.
g257846 g034168 図 29 ディスプレイ画面の情報につ いて ディスプレイ画面は、マシンについての状態運転状 態、故障診断などの情報を表示します。メイン情報画 面が 2 つ図 30、メインメニュー画面が 1 つあります。 g034164 図 28 を立 て る ROPSを 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、カッ ティングユニットを降下させ、エンジンを停止し、 キーを抜き取る。 2. 機体の左右で保護バーからコッターピンとピンを 抜き取る 図 29 。 3. ホッパーを立てて、ピンとコッターピンで固定す る 図 29 。 g308751 図 30 1. バッテリー残量とアワーメー 2.
メイ ン メ ニ ュ ー (cont'd.) Main Menuメ SETTINGS 設定 インフォセンターの表示や機械 の設定を変更することができま す。 Settings設定 (ページ 29) の表を参照。 ABOUT マシンについて モデル番号、シリアル番号、ソ フトウェアのバージョンなどを確 認することができます。 About マシンについて (ページ 30)の 表を参照。 g297898 図 31 1. ディスプレイ画面 2.
アクセス制限付きメニューへのアクセ ス 診断 機 能 (cont'd.) Diagnostics診 PTO PTO がアクティブかどうかを示 します。 注 出荷時に設定されている デフォルト PIN は 1234 です。 ENGINE エンジンの 入力・出力がアク ティブかどうかを示します。 PIN を変更後、PIN を忘れてしまった場合には、弊社 ディストリビュータにご相談ください。 マシ ン に つ い て Aboutマ メニュー項目 内容 MODEL マシンのモデル番号を表示し ます。 SN マシンのシリアル番号を表示 します。 S/W REV マスターコントローラのソフトウェ アの改訂番号を表示します。 1. SETTINGS その他を選択。 2. PROTECTED MENUS 保護メニューを選択。 3. PIN コードを入力するには、ディスプレイ画面ボタ ンを何度か押して最初の桁へ入力します。その 後ボタン素早く二度押すと次の桁へ移動します。 4.
• • • • • 刈り込み中以外は必ずブレードの回転を止めてお いてください。 • ROPS自体に損傷がないか、また、取り付け金具が ゆるんでいないか、定期的に十分に点検を行い、 万一の際に確実に役立つようにしておいてください。 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じ たときにはまずマシンを停止し、キーを抜き取り、 各部の動きが完全に止まってからよく点検してくだ さい。異常を発見したら、作業を再開する前にす べて修理してください。 • ROPS が破損した場合は新しいものに交換してくださ い。修理したり改造しての使用はしないでください。 キ ャ ブ ま た は 折 り 畳 み 式 ROPS 搭 載 車のための追加的安全注意事項 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、 減速し周囲に十分な注意を払ってください。常に道 を譲る心掛けを。 • • 刈高を変更する時は、必ずカッティングユニットを停 止させ、エンジンを止め、キーを抜き取り、可動部 が完全に停止するまで待ってください運転席で刈高 を変更できる場合はこの限りでありません。 マシンを作動させたままで絶対に機体から離れな
エンジンの停止手順 ぬれ芝、急斜面など滑りやすい場所で運転すると 滑って制御できなくなる危険があります。駆動力を 失うと、スリップを起こしたりブレーキや舵取りがで きなくなる恐れがあります。 • 段差、溝、盛り土、水などの近では安全に十二分 の注意を払ってください。万一車輪が段差や溝に 落ちたり、地面が崩れたりすると、機体が瞬時に 転倒し、非常に危険です。必ず安全距離を確保 してください。 • • 斜面に入る前に、安全の判断をしてください。乗用 の刈り込み機械で斜面を刈り込むことに危険が感じ られる場合は歩行型の機械をお使いください。 • 斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表 面まで下げておいてください。斜面上でカッティン グユニットを上昇させると機体が不安定になる恐れ があります。 スロットルコントロールでエンジンの回転速度を 下げる。 2. PTO スイッチをOFF 位置にする。 3.
3. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー を抜き取る。 4. 刈高プレートからピンを抜き取る図 33。 g258474 図 33 1. 5. 刈高ピン 2. 刈高プレート カッティングユニットを立てる図 34と、ラッチが ロープ掛けブラケットに掛かる図 35。 警告 カッティングユニットは重い。 カッティングユニットの取り扱いは 2 人で行 うこと。 g258473 図 32 1. 移動走行位置 2. 整備位置 カッティングユニットを整備位置にする カッティングユニットを移動走行位置から整備位置にす るには、以下の手順を行います。 警告 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰 でもいつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 スイッチからキーを抜き取ること。またカッティン グユニットを整備位置にしたままでエンジンを始 動しないこと。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
g298276 図 35 カッティングユニットを移動走行位置 にする カッティングユニットを整備位置から移動走行位置にす るには、以下の手順を行います。 1. ロープ掛けブラケットに掛かっているラッチを外す 図 36カッティングユニットを少しだけ前に倒して図 34、ラッチのハンドルを前方へ動かせばよい。 g298288 図 37 1. 昇降アームプレート 2. ピン 3. 足でカッティングユニットを下げ、ピンを引き抜く B 図 37とカッティングユニットが移動走行位置 になる。 4. 刈高ピンを刈高プレートとチェーンに通す。 緊急時の牽引について 故障などのためにマシンを牽引または押して移動させな ければならない場合には、走行ポンプをバイパスさせて 移動速度は 4.8 油圧を解除することが必要になります。移 k/h 未満とし、移動距離は出来る限り短くしてください。 g298277 図 36 2.
g297087 図 38 1. 2. 走行ポンプ 2. バイパスバルブ ボックスレンチ18 mmでバイパスバルブをゆる め、バルブを開く。但し 回転以上回さないこと。 重要 バルブをバイパス位置にセットしたままでエ ンジンを始動しないでください。 3. 緊急移動が済んだら、バイパスバルブを閉めて、 20 N·m 2.1 kg.
保守 • カッティングユニットを上昇位置にして機械から離れ る場合、ロック装置がある場合には、必ずユニッ トをロックしてください。 • 可能な限り、エンジンを回転させながらの整備は しない。可動部に近づかない。 • 機体の下で作業する場合には、必ずジャッキスタン ドで機体を確実に支える。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛 かっている場合がある。 • – PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降させ る。 各部品が良好な状態にあること、ボルトナット類、 特にブレード取り付け用のボルト類に問題がないか 常に点検してください。 • 読めなくなったデカルは貼り替えてください。 – 駐車ブレーキを掛ける。 • 機械の性能を完全に引き出し、かつ安全にお使い いただくために、交換部品は純正品をお使いくだ さい。他社の部品を御使用になると危険な場合が あり、製品保証を受けられなくなる場合がありま すのでおやめください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 400運転時間ごと • • • • • 500運転時間ごと • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 1000運転時間ごと • 油圧フィルタを交換する。 1500運転時間ごと • エンジン冷却液を交換する。 2000運転時間ごと • 油圧オイルを交換する。 毎月 燃料/水セパレータを交換する。 燃料フィルタを交換する。 燃料ラインとその接続状態を点検する。 駐車ブレーキを点検し、必要に応じて調整する。 フィルタを清掃する。破れている場合や汚れがひどい場合は交換する。 • 格納中にバッテリー液の量をチェックする(該当する場合)。 1年ごと • 燃料タンクを空にして内部を清掃する。 2年ごと • 可動部ホースを交換する。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 インタロックの動作を点検す る。 ROPS が完全に立てた状態 でロックされているかどうか 点検する。 駐車ブレーキの動作を確認 する。 燃料残量を確認する。 エン
点検項目 第週 月 火 水 木 土 金 日 グリスアップを行なう。2 塗装傷のタッチアップを行う。 シートベルトを点検する。 1 エンジンの始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2 車体を水洗いした時は整備間隔に関係なく直後に行う。 3 インジケータが赤になっていないかどうかを見る。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 整備前に行う作業 車体をジャッキで持ち上げる 場合 危険 機械式や油圧式のジャッキが外れると重大な人身 事故が発生する。 • 機体をジャッキアップしたら、ジャッキスタン ドで支える。 • マシンを浮かす作業は機械式または油圧式の ジャッキ以外では行わない。 g299729 図 39 機体の前側を浮かす場合 1. 重要 ジャッキとフレームの間にケーブルや油圧ライン がないことを確認する。 2. 38 機体前部のジャッキアップ ポイントフレームチューブ 機体前部のジャッキスタン ド前アクスルチューブ 3. 機体前方 1.
機体の後側を浮かす場合 重要 ジャッキとフレームの間にケーブルや油圧ライン がないことを確認する。 g299730 図 40 1. 機体後方 2. 機体後部のジャッキアップ ポイントフレームチューブ 3. 機体後部のジャッキスタン ドポイントフレームチューブ 1. マシンが動かないように、前輪 2 つともに輪止 めを掛ける。 2. 所定のジャッキアップポイントにジャッキを確実 にセットする。 g285428 図 41 重要 四輪駆動車では、フレーム近くに油圧ライ ンがあります。マシンをジャッキで持ち上げた 時に油圧ラインを傷つけないよう、十分に注意 してください。 3. 2. 注 フードロックが付いている場合はキーでフードの ロックを解除してください。 マシン前側を浮かせたら、適切なジャッキスタンド を入れて機体を支える。 フードを上げる 1.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリス アップ 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—PTO 駆動シャ フトクロスベアリングと伸縮スプライ ンのグリスアップを行う。 50運転時間ごと—ベアリングとブッシュのグリス アップを行ってください。 定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グ リスを注入します。 g303694 図 43 1. 重要 機体を水洗いしたときは直ちにグリスアップし グリスフィッティング てください。 アクスルのピボットピン (図 44) • アイドラアーム (図 42) • g308668 図 44 1. g300631 アクスルのピボットピン 図 42 1.
g285509 図 45 機体前方 1. アタッチメントのピボットハブ 2. 昇降シリンダのブッシ • 3. 昇降アームのピボットハブ 車 両 後 方 図 46 – アクスルスピンドルのハブ2ヶ所 – 油圧シリンダのボールジョイント2ヶ所 – タイロッドの端部2ヶ所 g285510 図 46 機体後部 バンパーは図示せず 1. アクスルスピンドルのハブ 2. ステアリングシリンダのボールジョイント 3.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めキー を抜き取った状態で行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エンジンオイルについて エンジンオイルの仕様についての説明 オ イ ル の タ イ プ 以下の条件を満たす、低灰分の高品質 エンジンオイルを使用してください • API 規格 CJ-4 またはそれ以上 • ACEA 規格 E6 • JASO 規格 DH-2 g031256 図 47 エ ン ジ ン オ イ ル の 容 量 : 約 6.
g297639 図 48 4.
エアクリーナの整備 整備間隔: 使用するごとまたは毎日—エアクリーナの目 詰まり状態を点検し、必要に応じて エレメントを交換する。 250運転時間ごと—エアクリーナのエレメントを 整備する。 エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検 してください。フィルタボディが破損している場合には 交換してください。吸気部に、リーク、破損、ホース のゆるみなどを点検してください。 エアクリーナの整備はインジケータ図 50が赤色になっ てから行ってください。早めにエレメントを交換しても意 味がありません。むしろフィルタを外したときにエンジン 内部に異物を入れてしまう危険が大きくなります。 g009709 図 50 1. エアフィルタ目詰まり警告インジケータ 重要 カバーがボディに隙間なく密着していること、ラッ チが確実に掛かっていることを確認してください。 1. エアフィルタのエレメントを交換する図 51。 g253706 図 51 重要 エレメントを破損させる危険が大きいので、 エレメントを掃除して再使用しないでください。 2.
燃料系統の整備 水セ パ レ ー タ の 整 備 燃 料 /水 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 危険 図 52に示すように燃料/水フィルタを交換する。 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 燃料の取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶 対に近づけない。 水セパレータからの水抜き 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 図 52に示すようにして、燃料/水セパレータから水を 流し出す。 g031412 図 53 g225506 図 52 45
燃料フィルタの整備 燃料タンクの清掃 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 整 備 間 隔 : 1年ごと—燃料タンクを空にして内部を清 掃する。 1. 燃料バルブのレバーを OFF 位置に回す図 54。 2. 燃料フィルタのヘッドの周囲をきれいに拭く図 54。 燃料系統が汚染された時や、マシンを長期にわたって 格納する場合も同様です。タンクの清掃にはきれいな 燃料を使用してください。 燃料ラインとその接続の点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 劣化・破損状況やゆるみが発生していないかを調べ てください。 g312905 図 54 図はモデル 31900 および 31901 のもの 1. 燃料フィルタのヘッド 2. 燃料フィルタ 3. OFF 位置燃料バルブのレ バー 4. ON 位置 燃料バルブのレ バー 3. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 54 。 4. フィルタのガスケットにきれいなエンジンオイルを 塗る詳細についてはエンジンマニュアルを参照。 5.
電気系統の整備 バッテリーの接続を外す 警告 電気系統に関する安全確保 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 • • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属を接触させないように注意す る。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 警告 バッテリーへのアクセス バッテリーケーブルの接続手順が不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆
バッテリーを接続する 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケーブ ルから取り付け、それからマイナス 黒 ケーブルを 取り付ける。 1. プラス+ケーブルをバッテリーに接続し、クランプ ナットで接続する図 57。 g285614 図 58 1. リテーナ金具 2. リテーナ バッテリーの状態の点検 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 行う時には、バッテリーのマイナスケーブルの接続 を外してください。 50 運転時間ごとまたは1週間に1度、バッテリーを点検 してください。端子や周囲が汚れていると自然放電しま すので、バッテリーが汚れないようにしてください。 g289502 図 57 1. 2. プラスケーブル 2. マイナスケーブル 1. バッテリーにアクセスする; バッテリーへのアクセ ス (ページ 47)を参照。 2.
g289514 図 59 1. コンソールカバー 2. g285656 図 61 ラッチ 1. 2. トラクションユニットのヒューズブロック (ページ 49)に、ト ラクションユニットの各ヒューズの機能を示します図 60。 ヒューズボックスのカバー つまみねじ 3.
走行系統の整備 冷却系統の整備 ホイールナットのトルク締め 冷却系統に関する安全確保 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 1 時間 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと ホ イ ー ル ナ ッ ト の 規 定 ト ル ク 102-108 N·m10.4-11.1 kg.
フードの吸気スクリーンの点検 警告 車両の使用直後はラジエター内部が高圧になっ ており、冷却液は高温になっている。この状態で キャップを開けると大やけどを負う危険がある。 • 冷却液の点検は、補助タンクのキャップを閉 めたままで行うこと。 • エンジンが熱いうちは補助タンクのキャップを開 分間 ほ ど 待 っ け な い こ と 。 エ ン ジ ン 停 止 後 、 15分 て、ラジエターキャップが十分に冷えてから取 り外すようにすること。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと エンジンが冷えている時に、冷却液のレベルが補助タン クの側面についている FULL (COLD) マークよりも高くな ければ適正図 65。エンジンが暖かい時に、冷却液の レベルが FULL (HOT) マークよりも高くなければ適正。 エンジンが冷えた状態で冷却液のレベルが FULL (COLD) マークよりも高い場合は、運転中にタンクから漏れ出て いく可能性があります。 1. エンジンが冷えている時に、補助タンクで冷却液 の量を確認する。 g309128 図 66 1. フードの吸気スクリーン 1.
ブレーキの整備 駐車ブレーキの点検と調整 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 駐車ブレーキの点検 1. 機体前部の下にジャッキスタンドを置く 機体の前 側を浮かす場合 (ページ 38)を参照。 2. 前輪を取り外します。 3. 駐車ブレーキを解除位置にする 駐車ブレーキ (ページ 21)を参照。 4. ブレーキドラム図 68を手で外す。 g299819 図 67 1. • 圧縮空気吹きつけ方向 曲がっているフィンは真っ直ぐに修正してください。 • ブレーキドラムを手で外している時に抵抗が 不要 。 感じられる場合は、調整は不 • 感 ブレーキドラムを手で外している時に抵抗が感 じられない場合は、調整が必要 駐車ブレーキ の調整 (ページ 52)を参照。 冷却系統のホースの点検 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 冷却ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部のゆるみ、 磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品による劣化 などがないか十分に点検してください。修理不十分の まま運転しないでください g312869 図 68 図は機体右側を示す。 1. 5.
ベルトの整備 オルタネータベルトの張りを点 検する。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 使用開始後最初の 50 時間 100運転時間ごと プーリとプーリとの中間部を 約4.5 kg の力で押した時 に、10 mm 程度のたわみがあれば適正です。 たわみが 10 mm でない場合には以下の手順で調整 してください g299613 図 69 1. 1. ジャムナット 4. 上側のジャムナットをゆるめて、すきまが 3.2 mm-4.8 mm になるようにする。 5. 上側のジャムナットがブラケットに接触するまで ケーブルを下に引く。 6. 下側のジャムナットを締める。 7. もう一本のケーブルにも、ステップ5-6の作業を 行う。 8. 駐車ブレーキを点検する 駐車ブレーキの点検 (ページ 52)を参照。 オルタネータの取り付けボルトをゆるめる図 62。 g020537 図 70 1. 取り付けボルト 2. オルタネータ 2. 適当な張りに調整してボルトを締める。 3.
走行ベルトの交換 g300592 g300570 図 72 図 71 1. 走行ベルト 4. アイドラプーリ 2. ここにラチェットを入れる。 5. エンジンプーリ 3. ポンププーリ 走行ベルトの取り外し 1. 2. アタッチメントのギアボックスから PTO シャフト を外す各アタッチメントの オペレーターズマニュ アル を参照。 機体のワイヤハーネスから、クラッチ用ワイヤ ハーネスのコネクタを外す図 72。 1. クラッチ用ワイヤハーネス 2. ゴム製ストラップ 3. ボルト、ワッシャ、ナット 3. フレームについているゴム製ストラップ図 72か ら、ボルト、ワッシャ、ナットを外す。 4. 一人がラチェットでベルトの張りをゆるめ、もう一 人がベルトを外すポンププーリ、アイドラプーリ、 エンジンプーリからベルトを外す。 5. 外したベルトはクラッチに載せて PTO シャフト から前へ寄せておく。 走行ベルトの取り付け 54 1. PTO シャフトに沿って、クラッチ、そしてエンジ ンのプーリにベルトを掛ける。 2.
制御系統の整備 油圧系統の整備 PTO ク ラ ッ チ の す き ま の 調 整 油圧系統に関する安全確保 • 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. エンジンが冷えるのを待つ。 2. エンジンフードを開く。 3. クラッチのライニングと摩擦プレートとの間の ギャップを 0.3 mm のすきまゲージが軽い抵抗で 通れるように調整する図 73。 • 注 調整ナットを右に回すと隙間が小さくなりま す図 73。整備時の隙間の最大値は 0.6 mmで す。3ヶ所すべてのすき間を 0.4 mm (0.
15-22 リットルのオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500 ご注文は Toro 代理店へ。 油圧オイルの量を点検する 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. 油圧タンクからプラグを取り外す図 74。 g286314 図 75 6. オイル量が不足している場合取り付けているア タッチメントにより最適量が異なるステップ5を参 照所定の油圧オイルを補充する。オイル量が所 定の 2 本のマークの間に来るまでステップ3-5 を繰り返す。 7. 油圧タンクにディップスティックを差し込んで固 定する。 8. プラグは手締めする。 重要 工具で締めないこと。 9. オイル漏れがないか、油圧ホースとフィッティング 全部を点検する。 g285821 図 74 3. 油圧オイルタンクからディップスティックを抜きウェ スで一度きれいに拭く図 74。 4. 油圧タンクにディップスティックを差し込む。 5.
3. 油圧オイルタンクのキャップとディップスティックを 外す。 13. オイル漏れがないか点検して、エンジンを停止 する。 4. タンクの底面にあるドレンプラグ図 76を外し、流 れ出すオイルを容器に受ける。 14. タンクの中の油圧オイルの量を点検する 油圧オ イルの量を点検する (ページ 56) を参照。 油圧ラインとホースの点検 整 備 間 隔 : 2年ごと 油圧ライン油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部 のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品 による劣化などがないか毎日点検してください。修理 不十分のまま運転しないでください g286315 図 76 1. 油圧フィルタ 2. ドレンプラグ 5. フィルタ取り付け部周辺をウェスできれいにぬ ぐう。 6. フィルタの下に廃油受けを置き図 76フィルタを外 して排出されるオイルを回収する。 7. 新しいフィルタのガスケットに薄くオイルを塗布し 中にオイルを入れる。 8.
キャブの保守 キャ ブ の 清 掃 Cabキ 。圧 重要 キャブシールの周辺に注意してください 図 77。 力洗浄機を使用する場合は、洗浄機のノズルをキャ ブ か ら 少 な く と も 60cm 離 し て 洗 浄 し て く だ さ い 。 キ ャ ブシールや後方のオーバーハング部にはジェットを 直接当てないでください。 g251432 図 78 1. フィルタ 2. ノブ 3. 格子 2. キャブからエアフィルタを外す。 3. フィルタをエアで吹いて清掃するオイル分を含ま ないエアで清掃すること。 重要 破れている場合や汚れがひどい場合はフィ ルタを交換する。 4. フィルタをキャブに取り付け、格子とノブで固定 する 図 78 。 キャブの凝縮器フィルタの清掃 キャブについている凝縮器フィルタは、刈りかすや木の 葉などの大きな異物をキャブの凝縮器や恐縮器ファン に入れないようにするためのものです。 1. スクリーンカバーを真っ直ぐ下に引き出す。 2. 凝縮器フィルタを水で洗浄する。 注 高圧洗浄機を使わないでください。 g034330 図 77 1.
1. タンクからキャップを取る図 81。 g032951 図 79 1. ラッチ取り付けアセンブリ 2. 凝縮器カバー 3. スクリーンカバー g312210 図 81 ドームライトの交換 1. 注 電球のパーツ番号については パーツカタログ を参照 してください。 1. ねじ回しを使ってコントロールパネルからレンズを 外す 図 80 。 g253616 図 80 1. ねじ回し 2. 電球 3. レンズ 2. ベースから電球を外す図 80。 3. ベースに新しい電球を取り付ける。 4. コントロールパネルにレンズを取り付ける。 ウインドウォッシャー液の補充 注 ウインドウォッシャー液のタンクは機体右側、エンジ ンの隣にあります。 59 タンクのキャップ 2. タンク 2. タンクにウォッシャー液を入れる。 3.
保管 格納保管時の安全確保 • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が 十分に冷えてから行う。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 マシンの準備を行う 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取り、可動部が完全に 停止したのを確認する。 2. 機体、カッティングユニット、エンジンをていねい に洗浄する。 重要 損傷防止のため、電装部分やキャブのゴ ム製シールには圧力洗浄機の水を当てないで ください。 3. タイヤ空気圧を点検調整する タイヤ空気圧を点 検する (ページ 25)を参照。 4. 油圧ラインとホースを点検する必要に応じて修 理交換する。 5. ブレーキオイルの量を点検する 油圧オイルの量 を点検する (ページ 56)を参照。 6.
メモ
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Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製 品に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご 覧下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。部品 やアセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品
号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 : がん及び生殖障害—www.p65Warnings.ca.gov.