Form No. 3453-247 Rev A 立 ち 乗 り ス プ レ ッ ダ/ス スプレーヤ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 34230—シ 製品の登録は www.Toro.com.
い。図 1 にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重 要 シ リ ア ル 番 号 プ レ ー ト に QR コ ー ド が つ い て い る場合は、スマートフォンやタブレットでスキャンする と、製品保証、パーツその他の製品情報にアクセス できます。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、この製品に使用 されているエンジンの排気には発癌性や 先天
目次 救援バッテリーによるエンジンの始 動............................................................63 ヒューズの整備 .............................................63 走行系統の整備 ................................................... 64 タイヤ空気圧の点検.......................................64 アクスルボルトとラグナットのトルク締 め ............................................................64 前輪の整列 ..................................................64 トランスアクスルの整備...................................66 制御系統の整備 ...................................................
安全について • この機械の運転講習を受け、運転操作を行う身体 的能力があり社会的責任を負うことができ、安全な 運転操作、運転装置、危険ン表示記号、安全上 の書注意などに通じた大人以外の人にこの機械を 操作させないでください。子供や正しい運転知識の ない方には機械の操作や整備をさせないでくださ い。地域によっては機械のオペレータに年齢制限を 設けていることがありますのでご注意ください。 • 必ず、身体と薬剤との接触を防止し危険から身を守 ることのできる適切な防具PPEを着用してください。 • 段差、溝、盛り土、水などの近くに乗り入れないで ください。 • 機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけな いでください。 • ガードやシールドやカバーが破損したり、正しく取り 付けられていない状態のままで運転しないでくださ い。安全ガードや安全スイッチなどは、必ず適切に 機能する状態で機会を使用してください。 • 整備、燃料補給、詰まりの解除作業などを行う 前には、必ず停止し、エンジンを切り、キーを抜 き取ってください。 以下の注意事項は ANSI規格 B71.
安全ラベルと指示ラベル • 安全に関わる表示は全て読める状態に維持してくだ さい。安全や操作説明に関わる表示はどれもグリス やほこりで汚れないように維持してください。 • 損耗、破損、剥落などした安全表示は貼りかえて ください。 • 機械の一部を交換などした場合には、必ず最新の 安全表示ステッカーなどを貼り付けてください。 • アタッチメントやアクセサリを取り付けた場合にも、 最新の安全表示ステッカーなどを見やすいところ に貼り付けてください。 decal135-6949 135-6949 以下の安全表示や説明ラベルの内容をしっかり身 に着けてください。これらは機械を安全に運転する ために非常に大切な事柄です。 • 始動リレー 1. メインヒューズ20 A 3. 2. レギュレータ20A 4. GND-停止リレー decal133-8062 133-8062 decal126-2620 126-2620 1. レバーを上に引くとブレー キ解除。 2. decal126-2621 126-2621 レバーを下に押すとブレー キが掛かる。 1.
decal126-5186 126-5186 1. 保守整備作業を始める前に、 オペレーターズマニュアル を 読むこと。 4. 後アクスルシャフトの整備の詳細については オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 2. 100 運転時間ごとにステアリングピボットにグリスを補給する。 5. 50 運転時間ごとにタイヤ空気圧90 kPaを点検する。 3. 50 運転時間ごとに油圧オイルを点検する。 6.
decal135-2844 135-2844 1. 高速 2. 3. 低速 ニュートラル 4. 後退 5. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと講習を受けてから運転すること。聴覚保護具を使用してください。 6. 警告可動部に近づかないことすべてのガード類を正しく取り付けおくこと。調整、整備、洗浄などは必ずエンジンを停止させ、 キーを抜いてから行うこと。 7. 警告運転位置を離れる時はスプレーヤの運勢装置をOFFにし、走行レバーをニュートラルにし、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを止めること。 8. 他人の手足を切断する危険人を乗せないこと。運転中は前方と足元に注意すること。後退する時は後方と足元に注意すること。 9. 異物が飛び出す危険 人や動物の近くで運転しないこと。 10. 警告斜面は上下方向でなく横方向に移動すること。斜面走行時や旋回時には積載物がずれる可能性がある。ぬれた斜面を走行しな いこと 斜面での運転には十分注意すること。 11. 劇薬による火傷や吸入による危険 手、皮膚、目、鼻を保護するものを着用すること。 12.
decal135-7247 135-7247 1. エンジン OFF 13. 撒布パターンコントロール左に回すとロック解除、右に回す とロック。 2. エンジン ON 14. 撒布パターンコントロール左側が厚くなる場合はハンドルを 引き上げる。 3. エンジン 始動 15. 撒布パターンコントロール右側が厚くなる場合はハンドルを 押し下げる。 4. デフレクタノブを引き上げると開 16. 散布スティック水圧コントロールOFF 5. デフレクタノブを押し下げると閉 17. 散布スティック水圧コントロール下げる 6. スロットル 高速 18. 散布スティック水圧コントロール上げる 7. 無段階調整 19. 散布スティック水圧コントロールON 8. スロットル 低速 20. 散布スティック水圧コントロール 21. 水圧を上げる 9. 散布圧力コントロール 10. ON 22. 水圧を下げる 11. OFF 23. 散布パターンを広げる 24. 散布パターンを狭める 12.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 4 必要なパーツはありません。 – 用途 バッテリーを接続する。 その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にお読みください。 キー 2 機械を始動する。 1 3 タイヤ空気圧を点検する トランスアクスルオイルの量を 点検する 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 手順 手順 前後のタイヤの空気圧を点検し、必要に応じて適正圧 に調整する タイヤ空気圧の点検 (ページ 64)を参照。 トランスアクスルにはすでにオイルが入っています補助 タンクでオイル量を点検し、必要に応じて追加してくだ さいと トランスアクスルの整備 (ページ 66)を参照。 2 エンジンオイルの量を点検する 必要なパーツはありません。 手順 エンジンにはすでにオイルが入っていますオイル量 を点検し、必要に応じて追加してください エンジンオ イルの仕様 (ページ 55)と エンジンオイルの量を点検 する (ページ 56)を参照。 9
製品の概要 4 バッテリーを接続する 必要なパーツはありません。 手順 1. バッテリーボックスからバッテリーカバーを取り 外す 図 3 。 g304841 図4 1. 走行/ステアリングコント ロール 5. ホッパー 2. エンジン/スプレッダ スプ レーヤのコントロール装置 6. インペラ 3. 散布スティック 7. スプレーノズル 4. ホッパーカバー g027115 図3 1. バッテリーボックス 5. バッテリーカバー 2. バッテリーサポート 6. マイナス-端子 3. バックル 7. プラス 端子 4. バッテリー固定ストラップ 2. プラスケーブルをバッテリーのプラス+端子に取 り付け、フランジボルトとフランジナットで固定 する 図 3 。 3. マイナスケーブルをバッテリーのマイナス-端子 に取り付け、フランジボルトとフランジナットで 固定する 図 3 4. バッテリーカバーをバッテリーボックスに合わせ、 ストラップでトレイに固定する図 3。 g304840 図5 10 1.
各部の名称と操作 注 駐車ブレーキは、トランスアクスル内にありま す。 駐車ブレーキを解除するには、レバーを引き上げ ます。 • マシンのコントロール装置 g025162 図7 g304845 図6 1. 制御コンソール 5. 前方基準バー 2. ステアリングコントロール 6. 後退 3. 後方基準バー 7. 前進 4. 走行コントロールレバー ニュートラル位置 1. 走行ホイール解除レバー 2. プラットフォーム 3.
エンジンの制御装置 燃料バルブ 燃料バルブはマシン前部、エンジンの右前、燃料タン クの下にあります図 9。 注 マシンを数日間使用しない時、現場への行き帰 りの搬送中、室内で格納している時は、燃料バルブ を閉じておいてください。 g248833 g304856 図9 図8 1. 2. 始動スイッチ チョーク 3. スロットル 4. エンジンアワーメータスプ レーヤと情報ディスプレイ 1.
インペラを駆動するモータの ON/OFF スイッチです。 スプレッダの左側からの粒剤の撒布を一時的に停止し たい場合に使います。歩道、駐車エリア、中庭などへ の粒剤の撒布を避けたい場合に便利です。 • ノブを押し下げるとデフレクタゲートが閉じて一時的 に粒剤の流れが変わります。 • ノブを引き上げるとデフレクタゲートが開いて撒布幅 全体に粒剤が落下します。 スプレッダ 情報ディスプレイ 制御コンソールの下部、撒布インペラゲートレバーの下 にあります 図 10 。 スプレッダ情報ディスプレイは以下の情報を表示します ヘビー撒布用粒剤ゲートレバー ヘビー撒布用粒剤ゲートレバーは、コントロールコン ソール中央上部にある 4 番めのレバーです図 10。 • 粒剤を広い範囲に撒布するには、このレバーを後 方一杯全開位置まで引いてください。 • レバーを前方一杯まで押すと全閉位置となります。 • スプレッダコントローラのファームウェアのバージョン 上方 • スプレッダインペラモータの稼働時間 • インペラモータの速度最大モータ回転数の • 不具合コード 落下量設定カムとリンケージ ライト散布
スプレーヤの制御装置 散布スティックのトリガー 散布スイッチ とロック機構 散布スティックのハンドルの下側にあります図 12と 図 13 。 • ハンドルを握ってトリガーを引けば散布が始まり ます。 • トリガーを一杯にひいた状態でロックを掛ければ、 散布が ON にロックされます。 • トリガーから手を離すと散布を停止します。 g304858 図 12 g304906 1. タンク撹拌レバー 5. スプレーヤ情報ディスプレイ 図 13 2. ナロースプレー用レバー 6. 散布ポンプスイッチ 1. トリガーロック 3. ワイドスプレー用レバー 7. 散布スティック水圧コント ロール 2. 散布スティックのハンドル 4. 散布スティック 3.
散布スティックの水圧のコントロールに使用します。 タンクドレンバルブ 機体の左側、タンクの下にあります(図 15)。 タンクに残った薬剤を排出するのに使用します。 g259738 図 15 1. 液剤タンク 2. スプレーポンプへの給液バ ルブ 3. ハンドル開位置 g027226 図 14 1. ハンドル開位置 2. タンクドレンバルブ 3.
運転操作 仕様 全幅 90 cm 全長 171 cm 全高 131 cm 重量 最大マシン重量 227 kg ホッパーのみが満杯 の状態で 307 kg 運転前の安全確認 液剤タンクのみが満 杯の状態で 309 kg 安全上の全般的な注意 液剤タンクとホッパー が空で、タンクに粒 剤を一袋入れた状態 で 412 kg 資材オペレータを含 めて ≤513 kg • 79 kg スプレッダの撒布幅 1.2 m-6.7 m スプレーヤタンクの 容量 76 L 最大対地速度 運転の前に 液剤タンクとホッパー が空の状態で ホッパー容量 液剤最大撒布幅 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 ナローパターン 1.5 m (5 ft) ワイドパターン 3.
– ゴム製ブーツなどのしっかりした靴 • 燃料タンク一杯に入れないこと。燃料タンクの首の 根元以上に燃料を入れない。これは、温度が上昇 したときに燃料があふれないようにするため。 • ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶 対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に入れ、 子供の手の届かない場所で保管する。 • 給油はエンジンを掛ける前に行う。エンジンの運転 中やエンジンが熱い間に燃料タンクのふたを開け たり給油したりしない。 • 燃料がこぼれたらエンジンを掛けない。こぼれた場 所から離れ、燃料が完全に気化して拡散してしまう まで、火気の使用を厳禁する。 • 運転時には必ず適切な排気システムを取り付け、 正常な状態で使用すること。 • 燃料を補給中、静電気による火花がガソリンに引 火する危険がある。引火したり爆発したりすると、 やけどや火災などを引き起こす。 – 聴覚保護具を使用してください。 – 呼吸器やフィルタ付きマスク • • • • • • • • • • • • • • • – また、農薬が身体に付着した場合に備えて、清 潔な着替え、石鹸
燃料についての仕様 毎日の整備作業を実施する 毎日の運転前に以下の始業点検を行ってください • エンジンオイルの量を点検する (ページ 56) • 安全インタロックシステムの動作を確認する (ペー ジ 18) • 機体各部にゆるみがでていないか点検する (ペー ジ 67) ガソリン 無鉛ガソリンにエタノールを添加10% までしたも の、およびMTBEメチル第3ブチルエーテルを添加 15% までした燃料を使用することが可能です。エタ ノールとMTBEとは別々の物質です。 エタノール 混合燃料 安全インタロックシステムの動 作を確認する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 インタロックスイッチをいたずらしないこと。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換する。 インタロックシステムは駐車ブレーキを掛けないとエン ジンが始動できないようにする安全装置です 本機の車輪に輪止めを掛ける。 3. 点火コードを外す。 4.
– オーナーやユーザーは自分自身や他の安全 に責任があり、オペレータやユーザーの注意 によって物損事故や人身事故を防止すること ができます。 – この機械は一人の人間が運転するように作られ ています。人を乗せないでください。また、運 転中は人を近づけないでください。 – アルコールや薬物を摂取した状態での運転は 避けてください。 – 作業は日中または十分な照明のもとで行って ください。 – 落雷の危険がある時には運転しないでください。 g249048 図 16 4. 5. 6.
• エンジンを始動させる前に、すべての機器がニュー トラルになっていること、駐車ブレーキが掛かってい ることを確認してください。 • 平らな場所に停車してください。以下の作業を行う 場合は、まず、エンジンを停止して可動部が完全 に停止するのを確認し、キーを抜き取り、駐車ブ レーキを掛けてください • エンジンを停止するごとに、散布スティック内部の 薬液を完全に抜いてください。 • 散布スティック内部には、エンジン停止中でも高圧 の液剤が閉じ込められています。高圧の液剤を浴 びると重大な人身事故になる恐れがある。 – ノズルや水流を人や動物や散布に無関係な場 所に向けない。 – 機械の点検・清掃・整備作業などを行うとき – 電気機器や電源設備に向かって散布しない。 – 詰まりを解消するとき – 散布スティック、ホース、シール、ノズルなどが 破損した場合は、修理せずに交換する。 – 機械から離れるときエンジン作動中は機械か ら離れないこと。 • • – 散布スティックのノズルにホースなどを接続しな い。 燃料補給時は、まず、エンジンを停止して可動 部が完全に停止するのを確認し、駐車
は、タンク内の液剤が大きく揺れ動きます。 重心の急変は転倒につながりますから十分注 意してください。 いことがあります。不整地では機体が転倒する可 能性があります。 ぬれた面、急斜面など滑りやすい場所で運転する とスリップして制御できなくなる危険があります。ス リップを起こすとブレーキや舵取りができなくなる 恐れがあります。 段差、溝、盛り土、水などの近では安全に十二分 の注意を払ってください。万一車輪が段差や溝に 落ちたり、地面が崩れたりすると、機体が瞬時に 転倒し、非常に危険です。必ず安全距離を確保 してください。 • • 運転操作 運転台の開閉について 運転台を開く 1. 運転台ロック用のノブを内側に引くと、ピンの先 端がシャーシの上穴から抜ける(図 18)。 g222400 図 17 1. 安全ゾーン機械を使用してよいゾーン 2. 期間ゾーン落ち込みの近く、溝の近く、高いところ、水辺 など危険な場所では手押し式の機械を使うか、手散布で作 業する。 3. 水 4. W=マシンの幅 5.
燃料バルブの開閉方法 始動しなかった場合は、60 秒間待ってからもう一 度始動を試みてください。この手順を守らないと スタータモータが過熱する恐れがあります。 燃料バルブは以下のように使用してください • 燃料バルブを開くには、ハンドルを左一杯に回す。 • 燃料バルブを閉じるには、ハンドルを右一杯に回 す。 6. チョークを ON にしていた場合はエンジンが始 動して温まるにつれてチョークレバーを OFF 側 に移動する。 エンジンの停止手順 g248832 図 19 1. 燃料タンク 2. 燃料バルブ開いた位置) 3. 注意 こ の 機 械 の 運 転 音 は オ ペ レ ー タ の 耳 の 位 置 で 85 dBA 以 上 と な り 、 長 時 間 使 用 し つ づ け る と 聴 覚 に 障害を起こす可能性がある。 1. 燃料バルブが開いていることを確認してくださ い 燃料バルブの開閉方法 (ページ 22)を参照。 2.
g023827 図 20 1. 通常温度の運転位置 2. 低温時の運転位置 マシンを運転する 注意 g020125 図 21 ステアリングコントロールを右一杯や左一杯に操作 すると機械は急旋回する。そのような運転をすると 機械を制御できなくなって大けがをしたり機械を破 損させる事故となる。 • 旋回動作は注意深く行うこと。 • 小さな旋回を行う前には速度を十分に落とし てください。 動的にニュートラル位置に戻ります。 操作する前に駐車ブレーキを解除する 引き上げる こと が必要です。 後退走行 1. 走行コントロールレバーをニュートラル位置に動 かす。 2. まっすぐに後退ステアリングコントロールを中央に して走行コントロールを手前に引く。 前進走行 駐車ブレーキを解除する。 3. 走行するにはは以下の作業を行う • 停止走行コントロールレバーをニュートラル 位置にする。 注 走行コントロールレバーは、手を離すと自 重要 走行を開始するためには、走行コントロールを 2.
3. 停止走行コントロールレバーをニュートラル位 置にする。 ス プ レ ッ ダ 画 面 の ア イ コ ン (cont'd.
インペラコントロールスイッチの使用 方法 g305693 図 24 スプレッダアワーメータ画面 g305645 図 27 1. インペラコントロールスイッ チ 2. スプレッダ情報ディスプレイ デフォルトのスプレッダ画面 インペラコントロールスイッチ図 27は、インペラ駆動モー タを作動させるとき、インペラモータの速度を調整すると き、インペラ駆動モータを停止させるときに使用します。 デフォルト画面は起動画面の後に表示されます。 • スイッチ上部を軽く押すとインペラ駆動モータが作 動します。 • スイッチ上部を軽く押すとインペラ駆動モータの速 度が増加します。 • スイッチ下部を軽く押すとインペラ駆動モータの速 度が減少します。 • スイッチ下部を1秒間押し続けるとインペラ駆動モー タが停止します。 g305459 図 25 スプレッダデフォルト画面 1.
縦 × 横 × 高さ 30 cm × 90 cm × 5 cm 程度の容器を 15 個用意します。 1. 1つの容器を、走行ラインの真下に置く。その両 隣に、タイヤが通るのに十分なすきまを開けて 容器を置く。 2. 残りの容器を図 28または図 29のように一直線 に並べる。 • 粒径の大きな資材の場合 左右それぞれの側に 6 個の容器を 30 cm 間 隔で並べる (図 28)。 g027327 図 29 粒径の小さな資材の場合のスペース g027328 図 28 粒径の小さな資材の場合 マシンは容器の列に向かっ 4. L1 と R1 の部分に大きな すきまマシンのタイヤが通 て走行 るスペース 5. 30 cm のすきま 2. 中央の容器 1. 3. 収集容器相互にすきまを 開ける • 6. 1. マシンは容器の列に向かっ 4. て走行 2. 中央の容器 3. 左側収集容器列すき間なし 6. 右側収集容器列すき間なし 5. L1 と R1 の部分に大きな すきまマシンのタイヤが通 るスペース メスシリンダー 3.
注 この例では、有効幅は 1.8 m です。 モータ回転速度をここに記 。 録 %。 3. 受け容器の列に向かって適当な速度で運転を 開始する。 4. 容器の列に近づいたらワイド撒布コントロールを OPEN 位置にして列の上を通り過ぎる。 5. ゲートコントロールを閉じ、走行レバーをニュート ラル位置にし、エンジンを止め、可動部が完全停 止したらキーを抜き取り、駐車ブレーキを掛ける。 6. 各容器に識別番号などを振る例 L2, L1, センター, R1, R2 など 図 28と図 29を参照。 7. 1つの容器に回収された資材の量をメスシリン ダーで調べる。投下量を記録したら容器を列に戻 す。全部の容器についてこの作業を行う。 2. コースの長さを測ってマーキングする。スプレッダ が撒布開始マークを通過する際に十分な走行速 度が出ているように助走距離を確保すること。 撒布量の計算 1. 撒布を行う場所の面積と撒布量を計算してワー クシートに記録する。 撒布場所の面積をここに記録 . 撒布必要量をここに記録 2.
撒 布 さ れ た 資 材 の 重 量 を 求 め る 公 式 (cont'd.) 例 11.3 kg (25 lb) / 9 kg (20 lb) = 2.3 kg (5 lb) 3 注 以上により、選択されたモータ速度で、2.3 kg (5 lb) の資材が 93 m2 (1,000 ft2) のテストコー スに撒かれたことが分かった。 9. 必要に応じて、撒布量調整カムで微調整を行 う。撒布量の設定ができたら、確認のため、 もう一度テストを行う。 重要 同じ場所でテストを繰り返すと資材の撒きす ぎによってターフが傷む恐れがあります。テスト は毎回別の場所で行ってください。 ホッパーに資材を入れる ホ ッ パ ー の 最 大 重 量 79 kg 1. 作業現場へ移動する。 2. 平らな場所で、走行レバーをニュートラル位置に し、エンジンを止め、可動部が完全停止したら キーを抜き取り、駐車ブレーキを掛ける。 3. ヘビー撒布用粒剤ゲートレバーが前方一杯位置 閉になっているこをを確認する ヘビー撒布用粒剤 ゲートレバー (ページ 13)を参照。 4.
g033530 図 32 1. 前方カバー 2. クリップナット 4. 3. サムスクリュ インペラをインペラモータのシャフトに固定してい る駆動ピンを抜き取り、インペラをシャフトから外 す 図 33と図 34 。 g027325 図 34 5. インペラモータのシャフトの下に浅い容器を置く 図 34 。 撒布量ゲートのリンケージを外す 1. g027324 図 33 1. 2. 駆動ピン シャフト 3.
2. ボールスタッドからケーブルを抜きとる図 35。 3. 設定カムを 9 を超えた位置まで回して、カムのス ロットをリンケージに合わせる図 35。 4. リンケージを後方一杯まで押す図 35。 5. ホッパーから落ちてくる資材は浅い容器で受け るホッパーが空になったら容器を外す。 撒布量ゲートのリンケージの取り付け 1. 撒布量設定カムをクリアするところまでリンケー ジを引き出す図 35。 2. ヘビー撒布用粒剤ゲートレバーを前方に押す。 3. ゲートレバーのボールスタッドにケーブルを取 り付ける 図 35 。 インペラの取り付け 1. 駆動シャフトにインペラを取り付けて駆動ピンで 固定する。 2. 前カバーの穴をシャーシのクリップナットに合わ せ、ステップ 3 インペラの取り外し (ページ 28)で 外したサムスクリュ 4 本でカバーをベースに固 定する。 スプレッダの使用方法 g027304 図 35 1. ロッキングスリーブ 4. 撒布量設定カム 2. ゲートケーブル 5. 撒布量ゲートのリンケージ 3.
カ ム 設 定 パ レ ッ ト 状 資 材 の 撒 布 (cont'd.) チッソペレット中サイズ 中サイズペレットと粒剤 大きくて重たいペレット 0.5 (1) 3.5 3 0.9 (2) 4.2 3.7 1.4 (3) 4.7 4 0.9 (2) 3.5 3 1.8 (4) 4.2 3.8 2.7 (6) 5.2 4.5 0.9 (2) 3.8 3.3 1.8 (4) 4.9 4.1 2.7 (6) 5.9 4.9 表はあくまでも目安としてお使いください。液剤と粒剤を同時に撒布する場合には、粒剤の撒布幅を液剤の撒布幅 の 2 倍に設定してください縞状や筋状になりにくくなります。例標準液剤散布幅 = 2.7 m、粒剤撒布幅 5.4 m。 カム設定 芝草種子の播種 タイプ 袋重量 被 覆 率 - m2 (ft2) カム設定 — 全量 ブルーグラスやレッ ドトップ 0.23 kg (0.5 lb) 93 (1,000) 1.25 4 0.45 kg (1 lb) 93 (1,000) 2.0 4 0.
デフレクタゲートの使い方 歩道、駐車場、パティオ中庭など粒剤を撒布したくな い場所、資材が飛ぶのを一時的に止めたい場合に 使います。 注 止められるのはスプレッダの左側からの撒布のみ です。 • ノブを押し下げるとデフレクタゲートが降りて閉じ、 一時的に粒剤の流れをブロックします。 • ノブを引き上げるとデフレクタが上がって左側も通常 撒布となります。 g025543 図 36 1. 左側が厚撒きになる場合 2. ランプパターンを影付き位 置に変更 3. 右側が厚撒きになる場合 注 資材の流れを分割するランプの調整はしない。前ま たは後のランプ位置の調整のみを行う。 1. 撒布パターンコントロールのハンドルを左に 90° 回してロックを解除する図 37の 2。 g027373 図 38 図 37 2. 花 1. 1. スプレッダ撒布パターン調 整部 4. 右側が厚くなる場合の調整 開始点 2. 左に回してロック解除 5. 右に回してロック 3. 左側が厚くなる場合の調整 開始点 3.
g305555 図 39 デフレクタゲートコントロー ル 2. ヘビー撒布用粒剤ゲートレ バー 3. ライト散布用粒剤ゲートレ バー 4. 流量調整ノブライト散布用 粒剤ゲート 1. 5. 2. 始動スイッチ 6. チョーク 7. スロットル 8. インペラコントロールスイッ チ 9. スプレッダ情報ディスプレイ 10. スプレッダ撒布パターン調 整部 g027497 図 40 1. 5. スイッチ上部を軽く押してインペラ駆動モータを作 動させる 図 39 。 スロットルを高速位置にして前進を開始する。 4. ナローまたはワイド撒布インペラゲートを開いて撒 布を開始する図 40。 2. ナロー撒布パターン可変。 最低有効幅は 1.5 m 撒布パターン見て調整が必要かどうかを判断す る。 注 撒布パターンを調整する必要がある場合は、 撒布パターンの調整 (ページ 31)を参照。 注 インペラ駆動モータは、前回設定された速 度で駆動します。 3. ワイド撒布パターン可変。 最大有効幅は 6.7 m 6.
撒布作業のヒント 重要 マシンを使用する前に、必ずキャリブレーションを行ってください。 g027374 図 41 スプレッダの走行コース例 • 1. ナロー撒布側デフレクタを使用 4. 180°旋回時は撒布を止める 2. 前進 3. 実効撒布範可変 1.5-6.7 m 5. 6. 7.
液剤散布 スプレーヤ 情報ディスプレイの使用 方法 注意 スプレーヤ画面のアイコン 農薬は人体に危険を及ぼす恐れがある。 • 農薬を使う前に、ラベルに書かれている注意 事項などをよく読み、メーカーの指示を全て 守って使用する。 • 農薬を皮膚に付けないように注意すること。 万一付着した場合には真水と洗剤で十分に 洗い落とす。 • スプレーヤ アワーメータ バッテリー電圧 電圧エラー モータ過電流エラー モータ配線不具合 農薬メーカーの指示に従って、ゴグルや手袋 などの防具を着用すること。 スプレーヤは、液剤除草剤、殺虫剤、肥料などの散 布にご使用ください。タンク、配管、ノズルが十分にき れいになっていることを確認してから薬液の作成に取 り掛かってください。スプレーヤの運転は、薬剤を作 る、現場に移動して散布する、散布が終了したらタンク 内部を洗浄する、という 3 つの作業から成り立ってお り、。このつの作業を連続して行っていただくことがス プレーヤの故障を防止する上で重要です。つまり、前 夜に薬液を作って翌日に散布するというようなことをし てはいけません。このようなことをすると
g305694 g305697 図 42 スプレーヤファームウェア画面 図 45 バッテリー電圧画面 デフォルトのスプレーヤ画面 スプレーヤ起動画面の後に、デフォルトのスプレーヤ 画面図 46が表示されます。 アワーメータは、エンジンの稼働時間砂時計が点滅し ている時の時間を記録します。キーを OFF にすると、 3秒後に表示は消えます。 g305069 図 43 エンジンアワーメータ画面 g305069 図 46 g305695 図 44 スプレーヤアワーメータ画面 36 1. デフォルト画面スプレーヤ 情報画面 2. 状態表示 LED ランプ 3.
スプレーヤのキャリブレーション 設定 の補正 スプレーヤ作業画面 散布ポンプスイッチを押すとスプレーヤ作業画面図 47 となります。 注 初めて使用する前や、ノズルを交換したときや適正 量で散布できない時などには、スプレーヤの走行速度 や流量の調整キャリブレーションを行う必要があります。 注 左右の撒布ブームにはワイドパターン白ノズル、中 央にはナローパターン赤ノズルが付いています。 注 単位面積あたりの薬剤散布量については薬剤メー カーの指示に従ってください。 スプレーヤのキャリブレーションは、所定の距離を散布 しながら走行する、走行に要した時間を記録する、そ の時間中に散布された液剤の量を測る、というステップ から成り立っています。 走行速度の計算 g305357 用 意 す る も の ±0.1秒まで測定可能なストップウォッチ。 図 47 1. 1. スプレーヤ作業画面 4. 単位 PSI 2. 状態表示 LED ランプ 5. スプレーシステムの水圧実 測値 3.
平 均 コ ー ス タ イ ム を 求 め る 公 式 (cont'd.) (タイム 1) + (タイ ム 2) + (タイム 3) 公式 秒 = コース走破に要し た平均時間 = 19.7 秒間 3 例 21.6 + 19.1+ 18.4 秒 3 平均走行速度を求める 平均速度を求める 平均 走 行 速 度 を こ こ に 記 公式を使用する。平 録 . 8. 注 1 km/h = 16.6 m/min g027414 図 49 ナロー撒布パターン用ノズルを上から見たところ 走行速度の公式 公式 コースの長さ m x 60 秒 コースタイム 秒 x 16.7 m/min 例 45.7 m x 60 秒 = 走行速度 km/h 1. 散布幅122 cm 4. 散布距離36 cm 2. 3. ノズル 散布角度 = 120° 5. 車体前方 ワイド散布パターン (図 50) は 274 cm 幅 • = 8.4 km/h 19.7 秒 x 16.6 m/min 有効散布パターンの幅を理解する 注 散布水圧レギュレータ 2.
散布ノズルのテスト 集 計 ワ ー ク シ ー ト (cont'd.) オ ペ レ ー タ ー 側 で 用 意 す る も の ±0.1秒まで測定可能 なストップウォッチと、最少目盛が50 ml あるメスシリ ンダー。 左側の散布ノズ ル 注 散布システムがクリーンであり、タンクの少なくとも 1/2 まで真水が入っていることを確認する。 中央の散布ノズル 右側の散布ノズ ル テス ト1 (ml) (ml) (ml) テス ト2 (ml) (ml) (ml) (ml) (ml) (ml) 1. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動させる。 2. 液剤散布ポンプスイッチを ON 位置にする。 3. タンク攪拌レバーを手前に引いてタンクの攪拌 を開始する。 テス ト3 4. スロットルを高速位置とする。 8. 各ノズルについて手順7をあと 2 回繰り返す。 5. レバーを押して OFF 位置にする。 9. 液剤散布ポンプスイッチを OFF 位置にする。 10. 注 散布流量と水圧を確保するために、攪拌を 止めてください。 6.
2. 赤色ノズル表 換算水量から各ノズルの流量を求める。 3. 散布水圧 換算水量から流量を求める公式 公式 (X) L x 60 秒 0.7 Bar = 19.7 秒 間 個のノズルの流量 0.77 L/min 0.20 gpm 26 oz/min 1.06 L/min 0.28gpm 36 oz/min 1.33 L/min 0.35gpm 45 oz/min 1.51 L/min 0.40gpm 51 oz/min (X) L (10 psi) 例 中央ノズル — ナローパターン赤 A. 0.49 L x 60 秒 19.7 秒 間 = 3.07 L /min 1.4 Bar 右ノズル 水量をここに記 . 録 B. 中央ノズル 水量をここに記 録 . C. 左ノズル 水量をここに記 . 録 (20 psi) 2.
灰色ノズル表 青色ノズル表 散布水圧 0.7 Bar 散布水圧 個のノズルの流量 1.12 L/min 0.30gpm 0.7 Bar 38 oz/min 1.60 L/min 0.42gpm 1.4 Bar 54 oz/min 1.98 L/min 0.52gpm 2.1 Bar 67 oz/min 2.28 L/min 0.60gpm 2.8 Bar 77 oz/min 2.69 L/min 0.71gpm 91 oz/min 3.28 L/min 0.87gpm 111 oz/min 3.79 L/min 1.00gpm 128 oz/min (40 psi) (40 psi) 白色ノズル表 散布率 投下水量 を決定する 散布水圧 0.7 Bar 64 oz/min (30 psi) (30 psi) 2.8 Bar 0.50gpm (20 psi) (20 psi) 2.1 Bar 1.89 L/min (10 psi) (10 psi) 1.
くい種類や形態の薬剤を使うことが可能な場合は、そ のような薬剤をお使いくださるようにお願いいたします。 1 ヘ ク タ ー ル あ た り 投 下 水 量 (cont'd.) 1 本のノズルの流量 (Lpm) x ノズルの数 x 600 L = ヘクター ル 走行速度 km/h x 散布幅 m 2.99 Lpm x 2 x 600 実際に散布を行う前にスプレーヤのキャリブレーション を行ってください スプレーヤのキャリブレーション設定の 補正 (ページ 37)を参照。 タンクに液剤を作る 重要 使用する薬剤がフッ素系ゴム フルオロエラスト マー と共用可能な製品であることを確認してください。 共用できない場合には薬剤ラベルにその旨の記述が リン グ を 劣 あ り ま す 。 共 用 で き な い 薬 剤 は 、 本 機 の Oリ 化させ、薬液洩れを起こします。 = 156 L/ha(16.7 gal/acre) 8.369 km/h x 2.
5. 重要 水和剤を使う場合は、バケツなどで一度泥 状に溶いてからタンクに投入してください。 必要水量の約 ¾ の水を補給口からタンクに入 れる。 重要 タンクには必ずきれいな真水を先に入れて ください。空のタンクに薬剤の原液を直接入れ ないでください。 6. 12. 残りの水を入れ、タンクキャップを補給口に取 り付ける。 注 十分に攪拌して均一な薬剤液にする。 ポンプバルブのレバーを右、すなわち 開 位置に 回す 図 53 。 液剤タンクを空にする手順 用意する機材 • ドレンホース1/2–14" NPT メスのカップリング付き のもの • 薬液回収容器残量を確実に回収できる容量のもの • PTFE ねじ山シーラント 1. 薬剤関係機器の洗浄を行うための定められた区 域の平らな場所で、走行レバーをニュートラル位 置にし、エンジンを止め、可動部が完全停止した らキーを抜き取り、駐車ブレーキを掛ける。 2. 液剤タンクのプラグを外す図 55。 g027392 注 ドレンバルブは機体の左側にあります。 図 53 1. ストレーナ液剤タンク 2. ポンプバルブ 7.
7. タンクのドレンバルブを閉じ、ドレンホースを外 し、バルブにドレンプラグを取り付ける (図 55)。 注 タンクから回収した薬液は法令や薬剤メーカー の指示に則って適切に処分してください。 散布ブームからの散布 重要 タンク内部の薬剤を常に確実に分散させておくた めに、タンク内部に薬液がある間は常時攪拌を行っ てください。攪拌を行うには、散布ポンプのスイッチを ON に セ ッ ト し 、 攪 拌 レ バ ー を 手 前 に 引 き 、 エ ン ジ ン を 高速にセットします。車両停止 散布停止 中に攪拌を行 う場合には、走行レバーをニュートラルにし、駐車ブ レーキを掛け、スロットルを高速にセットして散布ポン プを作動させ、タンクの攪拌を 開始します。 注 実際に散布を行う前にスプレーヤのキャリブレーショ ンを行ってください スプレーヤのキャリブレーション設定 の補正 (ページ 37)を参照。 1. 液剤散布ポンプスイッチを押して ON 位置にす る。 2. 散布場所に移動する。 3. レバーを押して OFF 位置にする。 g027299 図 57 ワイド散布パターン 1. 6.
散布作業のヒント g027300 図 58 1. オーバーラップ部ナロー撒布パターン 6. 散布 OFF 旋回中は散布しない180° 2. 有効散布エリア 3. 前進 7. 8. 散布終了位置 フェンス 9. ゲート用 4. オーバーラップ部ワイド散布パターン 5. 2.
1. 機体右側にあるホルダーから散布スティックを 外す 図 59 。 6. 水圧コントロールを右一杯に回して OFF 位置に する 図 60 。 7.
作業後の洗浄 整 備 間 隔 : 使用後毎回 警告 薬剤を飲んだり吸い込んだりすると重大な人身事 故になる恐れがある。 • 散布ノズルを洗浄するとき口で吹いたり、口に 含んだりしてはならない。 • 詰まっていたり、損傷したノズルはすべて交換 する。 • ノズルが適切に取り付けられていることを確認 する。 g304904 図 61 1. 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 ホッパースクリーン 6. ホッパーのスクリーンを持ち上げて立てる。 7. ホッパーの流量調整ゲートのケーブルを外し、 ゲートダイヤルの設定を最大開度より小さくし、 残っている資材を全部排出する スプレッダを空に するには (ページ 28)を参照。 8. ゲード調整ケーブルを接続する 撒布量ゲートのリ ンケージの取り付け (ページ 30)を参照。 9. 図 62 に示す場所に撥水性の潤滑剤をスプレー する。 マシンの準備を行う 1. 液剤タンクを空にする 液剤タンクを空にする手 順 (ページ 43)を参照。 2.
ストレーナの清掃 内部に残留している薬剤が固まってラインの詰まりや ポンプの異常の原因となります。 1. 整 備 間 隔 : 使用後毎回 ナロー撒布レバーとワイド散布レバーを両方と も ON にする図 63。 重要 水和剤を使用したときは、タンク内部を洗浄する ごとにストレーナも洗浄してください。 スプレーヤのノズルから散布が始まる。 2. タンク内部の水によるノズル内部のすすぎ洗浄が 終わるまでその場で散布を行う。 1. 液剤タンクを空にする 液剤タンクを空にする手 順 (ページ 43)を参照。 3. ノズルが 3 個とも正常に散布していることを確 認する。 2. ポンプバルブのハンドルを左に 90° 回転させて閉 位置にセットする図 64。 4. 散布スティックをホルダーから取り出し、安全な方 向へ向けてトリガーを引く 散布スティックのトリガー 散布スイッチとロック機構 (ページ 14)を参照。 注 内部がきれいに洗浄されるまで、1-2 分間待 つ。 5. 洗浄が終わったらトリガーから指を外し、スティッ クをホルダーに戻す (図 8)。 6.
ノズルの洗浄 整 備 間 隔 : 使用後毎回 1. ノズルキャップを左に 90° 回してノズルボディから キャップを外す図 66。 g027402 図 65 g027398 1. ストレーナボディ 3. スクリーン 2. ガスケット 4. ストレーナボウル 5. 図 66 1. 2. ノズルボディ ストレーナ 5. ノズルキャップ アトマイザ霧化部 スロット レギュレータのケース ストレーナから薬剤を完全に抜けるのを待つ。 3. ガスケット 6. 7. 注 排出された薬液は法令や薬剤メーカーの指示 4. 散布作業のヒント 8. に則って適切に処分してください。 2. ノズルボディからスプレーヤチップ、ガスケット、 ストレーナを外す図 66 6. 毛足の短いブラシと真水でスクリーンとボウルを 洗浄する. 7. ストレーナのボディにスクリーンを取り付ける図 65 。 8. ストレーナのボディにガスケットとボウルを取り付 けてボウルを手締めする図 65。 3. 柔らかいブラシと真水でノズルチップ、ガスケッ ト、ストレーナを洗浄する 9.
搬送時の注意 マ シ ン の 重 量 227 kg タンクもホッパーも空の状態; 389 kgタンクもホッパーもフルの状態 4. 運転台をたたむ。 5. 登りはバックで図 67。 注意 このマシンには公道上を走行するための方向指示 器、反射器、表示、低速車表示などが装備され ていない。これらの装備なしに公道上を走行するこ とは危険であり、重大な人身事故の原因となる。 g306402 図 67 公道上などを走行しないこと。 1. 注 機械の搬送を行う時は、事前に薬剤メーカーの 注意事項をよく読み、国や地方の法律や条例などを 守って搬送作業を行う。 6. 注 搬送開始前に、スプレッダのカバーと散布スティック を確実に固定する。 登りは後退で。 2.
g033507 図 68 1. 機体前部のロープ掛けポ イント 2.
保守 保守作業時の安全確保 • • • があり、重大な人身事故の原因となる。機械式や 油圧式のジャッキのみに頼って機体を支えてはい けない。十分な能力のあるジャッキスタンドまたは 同等品を使用すること。 整備などの作業中に誰かが不意にエンジンを始動 させる場合があり得る。万一エンジンが突然始動す ると、大きな人身事故になる危険が高い。整備・調 整作業の前には必ずキーを抜きとり、駐車ブレーキ を掛け、念のために点火プラグのコードを外してお くこと。また、点火コードは、点火プラグと触れるこ とのないよう、確実に隔離すること。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛 かっている場合がある。 • エンジンは高温になる。高温になっているエンジン に触れると大やけどを負う危険がある。エンジンや その周辺に対する作業を行う場合は、エンジンが十 分に冷えていることを確認すること。 可動部に手足を近づけないよう注意してください。 エンジンを駆動させたままで調整を行うのは可能な 限り避ける。エンジンを駆動させたままで調整を行う ことが必要な場合には、安全に十分注意して行う。 • 平らな場所に駐車し
推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 10 時間 使用するごとまたは毎日 • エンジンオイルを交換する。 • 安全インタロックシステムの動作を確認します。 • スタータのインタロックをテストします。 • エアクリーナを点検する;汚れている場合は交換(悪条件下で使用するときは点検間 隔を短くする) • エンジンオイルの量を点検する。 • 機体各部にゆるみがでていないか点検する。 • • • • • • 使用後毎回 スプレッダの洗浄と潤滑を行う。 スプレーヤシステムを洗浄する。 ストレーナを清掃する ノズルを洗浄する。 エンジンと排気システムを清掃する マシンついている刈りかすやごみを除去する。 50運転時間ごと • タイヤ空気圧を点検する。 • トランスアクスルの整備を行う。 • スプレーヤステムを点検する。 80運転時間ごと • エンジンシュラウドを取り外して冷却フィンを清掃する。 100運転時間ごと • 各グリス注入部のグリスアップを行う。 • エアフィルタ(デュアルエレメント)を交換する。 • エンジンオイルを交換する (悪条件下で使用するときは点検間隔を短
整備前に行う作業 潤滑 マシンの準備を行う 各グリス注入部のグリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 警告 グ リ ス の 種 類 NGLI米国潤滑用グリス協会グレード No. 2 マルチパーパースガングリス。 整備中や調整中に誰かが不用意にエンジンを作動 させることがあり得る。エンジンが突然始動する と、大きな人身事故になる危険が高い。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜きとり、駐 車ブレーキを掛け、念のために点火プラグのコー ドを外しておくこと。また、点火コードは、点火プラ グと触れることのないよう、確実に隔離すること。 1. マシンの整備の準備を行う マシンの準備を行 う (ページ 54)を参照。 2. グリスフィッティングをウェスできれいに拭く図 70。 マシンの整備、洗浄、調整などを行う前には必ず以 下を行う。 1. 平らな場所に駐車する。 2. スプレッダのワイド撒布インペラゲートを閉め、ス プレーヤのポンプを OFF にする。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 駐車ブレーキを掛ける。 5.
エンジンの整備 スポンジエレメントとペーパーエレメン トの取り付け エアクリーナの整備 1. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 100運転時間ごと 重要 エレメントは清掃せず交換すること。 2. 重要 エアフィルタアセンブリを外したままでエンジンを 運転しないでください。エンジンに大きな損傷が起き る恐れがあります。 2. 3. フィルタ取り付け部を湿ったウェスできれいに拭 く。 注 よごれをエアダクトに落としてしまうとキャブを 汚染するので注意してください。 スポンジエレメントとペーパーエレメ ントの取り外し 1. ペーパエレメントを外して点検する図 71 よごれが 激しい場合は交換する。 走行レバーをニュートラル位置にし、エンジンを 止め、可動部が完全停止したらキーを抜き取り、 駐車ブレーキを掛ける。 エアクリーナのカバーのラッチを外す。 カバーを外してきれいに清掃する図 71。 3. ペーパエレメントにスポンジエレメントを取り付 ける 図 71 。 4. エアフィルタのベースにフィルタアセンブリを取 り付ける 図 71 。 5.
エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 g033503 図 74 重 要 オ イ ル が 不 足 し た 状 態 デ ィ ッ プ ス テ ィ ッ ク の Low ま た は Add マ ー ク よ り 下 オ イ ル が 多 す ぎ る 状 態 Full マークより上 でエンジンを運転しないでください。 g257927 図 76 1. 平らな場所に駐車する。 1. 2. 2. マシンの整備の準備を行う マシンの準備を行 う (ページ 54)を参照。 6. 3. エンジンが冷えるのを待つ。 4. エンジンからディップスティックを抜きウェスで一度 きれいに拭く(図 75)。 ディップスティック オイルの最大量 3. オイルの最少量 ディップスティックを引き抜いてオイル量を確認 する 図 76 。 注 ディップスティックについている格子模様の 部分間が全部オイルで濡れていることが必要で す 図 76 。 7.
g258081 g257928 図 78 1. ディップスティック 2. 補給管 2. 所定のオイル 1.1 L を、補給口からゆっくりとエン ジンのクランクケースに入れる図 78。 3. 図 79のようにディップスティックをエンジンに差し 込む。 注 オイル量を点検する時には、ディップスティッ クをねじこまないでください。 g258082 図 77 機体底部 1. 車体前方 4. スキッドプレート 2. 六角ヘッドステム 5. バッテリー トレイ 3. ドレンバルブ 4. ドレンバルブの六角ステムを、レンチで左にまわ してドレンバルブを開く図 77。 注 オイルが完全に抜けるのを待つ。 5.
点火プラグの整備 点火プラグの使用 点 火 プ ラ グ の 種 類 Champion® RC12YC, Kohler® 12 132 02-S、または Kohler 25 132 14-S (RFI 適合) 点火プラグの取り外し 1. 2. g008794 図 81 マシンの整備の準備を行う マシンの準備を行 う (ページ 54)を参照。 点火プラグの取り付け 図 80のように点火プラグを取り外す。 以下のように点火プラグを締め付ける • 新しい点火プラグ12-15 N·m1.2-1.5 kg.m = 8.7-10.8 ft-lbにトルク締めする。 • 使用中の点火プラグ 23-27 N·m2.3-2.7 kg.m = 16.6-19.5 ft-lbにトルク締めする。 g033508 g008795 図 82 スパークアレスタの清掃 必要なパーツマフラーのガスケットエンジンのパーツカ ガログを参照 。 g008791 図 80 1.
2. 燃料系統の整備 マフラーに断熱シールドを固定しているねじを外し て断熱シールドを外す図 84。 燃料の抜き取り 1. 燃料バルブを閉じる 燃料バルブの開閉方法 (ペー ジ 22)を参照。 2. キャブレターのボウルのサイドポートについている ドレンボルトを探し出す図 85。 g259312 図 84 3. スパークアレスタスクリーンを外して清掃する図 84 。 4. スパークアレスタスクリーンをマフラに取り付け る 図 84 。 5. マフラーに断熱シールドを取り付けるウステップ 2 で外したねじを使う。 6. エンジンの排気出口フランジに、マフラーと新し いガスケットを合わせる図 83。 7. マフラーと新しいガスケットをエンジンに取り付 けるステップ1で外したフランジヘッドボルト 2 本 を使用する。 8. フランジヘッドボルトを 35 N·m3.5 kg.m = 10in-lbにトルク締めする。 g257990 図 85 1. ドレンボルト 2. ボウル保持ねじ 3. ドレンねじの下に燃料回収用の容器を置く。 4.
電気系統の整備 バッテリーの整備 整 備 間 隔 : 毎月 バッテリーの表面はいつもきれいに、常にフル充電状 態にしておきましょう。バッテリーやバッテリーボックス の清掃にはペーパータオルが便利です。端子部に腐食 が発生した場合には、重曹水水重曹で清掃します。清 掃後は、腐食防止のためにバッテリー端子にワセリン などを塗布してください。 電圧 12 V 危険 充電中や他車のバッテリーに直結中のバッテリー からは爆発性のガスが発生する。バッテリーから 発生したガスが爆発すると人身事故となる。 • バッテリーに火花や裸火やタバコを近づけて はならない。 • 締め切った場所でバッテリーを使ったり充電し たりする時は換気を十分に行うこと。 • バッテリー液補充後のバッテリーの、換気口が ふさがっていないことを確認すること。 • バッテリーによりかからないこと。 • バッテリー取扱い時は必ずフェースシールドな どで顔と目を保護すること。 g257991 図 86 1. ドレンボルト 2. キャブレターのボウルのサ イドポート 5. キャブレターのボウルのサイドポートにドレンボル トを取り付ける。 6.
2. バッテリーストラップの自由端をバックルから外し て、バッテリーボックスからカバーを外す図 87。 バ ッ テ リ ー 充 電 表 (cont'd.) 電圧の読み値 充電% 充電器の最大 設定 充電間隔 12.2-12.4 50-75% 16 V/ 7A 1 時間 12.0-12.2 25-50% 14.4 V/ 4A 2 時間 11.7-12.0 0-25% 14.4 V/ 4A 3 時間 11.7 時間以 下 0% 14.4 V/ 2A 6 時間以上 5. プラ ス プラスケーブルも外されていた場合にはプ 赤 ケ ー ブ ル をバッテリーのプラス端子に接続し、 その上からカバーを取り付ける図 87。 6. エンジンにアースケーブルを固定しているねじと ワッシャを外してアースケーブルを外す。ボルト、 ワッシャ、ナットでバッテリーケーブルをバッテ リーに取り付け、ボルトとナットを 19.8-25.4 N·m 2.0-2.
注 バッテリーを外したままの状態でマシンを動 作させないでください。電気系統に破損が発生 する恐れがあります。 2. バッテリーカバー図 87を取り外す2 バッテリー充 電状態の確認 (ページ 60)を参照。 3. バッテリーのマイナスケーブルをバッテリーのマイ ナス端子に固定しているフランジボルトとフランジ ナットを外してマイナスケーブルを外す図 89。 g000538 図 88 1. プラス端子 3. チャージャのリード線 赤 2. マイナス端子 4. チャージャのリード線 黒 g027432 図 89 バッテリーの取り外しと取り付 け バッテリーの取り外し 1. マイナスケーブルのカバー 黒 4. フランジボルト 2. フランジナット 5. プラス 端子 3. マイナス-端子 4. プラス端子から赤色のゴムカバーを外す図 89。 5. バッテリーのプラス赤ケーブルをバッテリーのプラ ス+端子に固定しているフランジボルトとフランジ ナットを外してケーブルを外す図 89。 6.
救援バッテリーによるエンジ ンの始動 の全部の通気キャップの上に湿したウェスを掛 けてください。 3. 危険 バッテリーのプラス+端子にプラス+バッテリー ケーブルを取り付ける図 90。 注 プラスケーブルはスタータまたはスタータソレノ イドに接続されている。 割れたバッテリー、凍結したバッテリー、バッテ リー液が不足しているバッテリー、セルどうしが ショートしたり断線しているバッテリーを使ってエン ジンを始動すると、バッテリーが爆発して重大な人 身事故になる危険が非常に大きい。 バッテリーが上記のような状態になっている場合 には、救援バッテリーを使用せず、バッテリー を交換すること。 注意 腐食部分や接続のゆるい部分があると、エンジン 始動中にこれらの部分にスパイクが発生してエン ジンを破損させる恐れがある。 g012785 図 90 端子がゆるんでいたり腐食していたりするバッテ リーを救援バッテリーとして使用してはならない。 エンジンを破損させる恐れがある。 注意 1. 救援される側のバッテリーのプラス+ケーブル 2. 救援側バッテリーのプラス+ケーブル 3.
2. ヒューズ/リレーホルダーのラッチを押して、ホル ダーのカバーを外す図 91。 走行系統の整備 3. ヒューズホルダーのソケットからヒューズを外す 図 91 。 タイヤ空気圧の点検 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 注 前後のタイヤとも規定値に調整してください。 1. 2. 3. マシンの整備の準備を行う マシンの準備を行 う (ページ 54)を参照。 前後輪のタイヤ空気圧を点検する 必要に応じ空気圧を調整する適正値は 83-97 kPa0.84-0.98 kg/cm² = 12-14 psi。 g306403 アクスルボルトとラグナットの トルク締め 整 備 間 隔 : 1年ごと 1. 前後のホイールのアクスルボルト図 92を 43-52 N∙m 4.5-5.2 kg.m = 32-38 ft-lbにトルク締めする。 2. 後ホイールの 4 個のラグナット図 92は交差パ ターンで 104-129 N∙m 10.7-13.1 kg.
ロールの外穴からコントロールコラムに通して動 かないように固定する。 A. 前方カバーインペラの下をシャーシに固定 しているサムスクリュ4 本を外してカバーを 外す 図 95 。 g033530 図 95 g304901 図 93 1. 4. 外穴ステアリングコントロー 2. ル コントロールコラム 1. 前方カバー 2. クリップナット B. 図 94のように、左右の前輪の前面で両輪の間の 距離を測定する。 測定結果をここに記入 3. サムスクリュ ロッド端部にあるジャムナットをゆるめる。 . g027152 図 96 g027469 図 94 図は機体を下から見た状態 1. 車体前方 4. タイヤの後面 2. 前側の測定 5. 後側の測定 3. タイヤの前面 5. 1. C. ステアリングロッドを回転させてリンクの長 さを調整する。左右のステアリングリンクを 同じに調整すること。 注 出荷時には、ボールジョイントロッド端の 中心間距離を 23.
制御系統の整備 トランスアクスルの整備 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと スプレッダ用パターン制御ケー ブルの調整 ト ラ ン ス ア ク ス ル オ イ ル の タ イ プ Toro® HYPR-OIL™ 500 油圧作動液または Mobil® 1 15W-50 1. マシンの整備の準備を行う マシンの準備を行 う (ページ 54)を参照。 2. 膝当てをマシンのシャーシに固定しているファスナ 2 個1/4 回転するを左に回す外す図 97。 1. マシンの整備の準備を行う マシンの準備を行 う (ページ 54)を参照。 2. ホッパーを空にする スプレッダを空にするには (ページ 28)を参照。 3. ヘビー撒布用粒剤ゲートレバーを前方一杯まで押 してゲートを閉じる図 98。 g305495 図 98 g027155 図 97 1. クイックリリースねじ 2. 膝当てパッド 3. 1. ロック解除撒布パターン制 御ハンドル左に回す 2. 押し込む撒布パターン制御 4. 前方に押すヘビー撒布用 ハンドル 粒剤ゲートレバー 補助タンク 3.
シャーシの整備 機体各部にゆるみがでていな いか点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. マシンの整備の準備を行う マシンの準備を行 う (ページ 54)を参照。 2. 機体を目視で点検し、損傷、パーツの摩耗、ゆ るみなどがないか確認する。 注 損傷部、摩耗パーツ、ゆるみなどは使用前に 修理してください。 g027205 図 99 1. ジャムナットパターン制御ケーブル 2. 3. リンクのロッド インペラシャフト 4. ランプの歯とインペラシャフトの間の距離が 3.2 mm 5. ランプの歯 6. リンクロッドを引っ張って、ランプの歯とインペラ シャフトの間の距離が 3.2 mm になるようにす る 図 99 。 7. ジャムナットを締める図 99。 8.
スプレーヤシステムの整備 洗 浄 スプレーヤステムの点検 エンジンと排気システムの清掃 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 整 備 間 隔 : 使用後毎回 ほこりの多い環境で使用してい るときには間隔を短くする。 1. マシンの整備の準備を行う マシンの準備を行 う (ページ 54)を参照。 2. 漏れや損傷がないか、ホース、ノズル、フィッ ティング全部を点検する。 注意 エンジンや排気システム周囲によごれがたまるとエ ンジン、排気系統、油圧系統がホーバーヒートし て火災の原因となる。 注 不具合のあるパーツはすべて交換してくださ い。 3. エンジンと排気システムの汚れを十分に除去す ること ノズルのストレーナとインラインストレーナを点 検する。 注 汚れや薬剤の固着を除去し、必要に応じて ストレーナを交換してください。 1. マシンの整備の準備を行う マシンの準備を行 う (ページ 54)を参照。 2. エンジンの始動グリップの隣にあるスクリーン、エ ンジンのシュラウド、燃料タンク、排気管エリア をきれいに清掃する。 3.
保管 廃棄物の処理について 1. 薬剤の処分 不適切な方法で薬剤を処分すると環境を汚染して健康 問題を引き起こします。 2. 薬剤メーカーが指示する処分方法を守ってください。 処分は国や自治体などの法令や条例に従って行ってく ださい。 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に 使用しないでください。 エンジンオイルの処分 使用済みのエンジンオイルや油圧オイルは環境汚染物 質です。回収したオイルはリサイクリング業者に委託す るなど各地域の法令に従って適切に処分してください。 3. 4. バッテリーを廃棄するとき 5. 危険 6.
注 ノズルから空気がふき出してくるまで散 布を続ける。 E. ナロー散布パターン用レバーを前方へ押し、 ワイドスプレーパターン用レバーを押す。 注 ノズルから空気がふき出してくるまで散 布を続ける。 F. 3. ワイド散布パターン用レバーを手前に倒す。 散布用ポンプを停止させ、エンジンを止める。 スプレーシステムの準備 不 凍 液 2.5 L。防錆、非アルコール系、RV 用濃縮液 重要 液剤タンクに用意した不凍液は、ノズルや散布ス ティックから全量を散布してしまうのでなく、ポンプ、バ ルブ、ホースの内部に残して、これらの機器を凍結被 害から保護するためのものです。 塩分を含んだ水や処理水はスプレーシステムに使用 しないでください。 1. RV 用不凍液 2.5 L に対して水 5.1 L を混合したも のを液剤タンクに入れる。 注 アルコール系でない、錆止め成分入りの RV 不凍液を使ってください。 2. マシンを始動し、散布ポンプスイッチを ON 位 置にする。 3. ナロー撒布レバーを ON にする。 注 散布システムとノズルに不凍液を行き渡らせ る。 4.
故障探究 重要 使用開始前に、マシンの安全装置が適切に接続されて正常に作動することを確認してください。 不具合が発生した場合、単純な原因を見落とさないようにしましょう。たとえばガス欠でエンジンが始動できな い場合があり得ます。 以下の表には一般的な原因を上げてあります。特殊なタイミング調整を必要とする機器たとえばバルブ、ガバナの 取り外し、修理、交換をしないでください。これらについては代理店に依頼してください。 注 電気配線のコネクタを外す時は電線を引っ張らないでください。 スプレッダの不具合コード スプレッダの不具合コード一覧表 モ ー タ 過 電 流 !02 モータ過電流の不具合コード !02 モータ負荷回路に流れる電流が 大きすぎた場合に表示。 モータを点検、破損や摩耗がないか調べる。 1. 不具合コード !02 モータ過電流 電 圧 測 定 !04 電圧測定不具合コード !05 スプレーヤのコントローラがモータから のフィードバック電圧を感知できない場合に表示。 コントローラのコネクタのピン 18MOTOR IN を点検。 1.
ス プ レ ッ ダ の 不 具 合 コ ー ド 一 覧 表 (cont'd.) モ ー タ 断 線 !06 モータ断線の不具合コード !06 スプレッダのコントロールがモータの 信号回路MOTOR IN を感知できない時に表示。 • • 不具合コード !06 スプレッダ情報ディスプレイに表示される。 LED が赤色に点灯。 1. 不具合コード !06 モータ断線 スプレーヤの不具合コード スプレーヤの不具合コード一覧表 電圧 key-run 電圧が 12.
ス プ レ ー ヤ の 不 具 合 コ ー ド 一 覧 表 (cont'd.) モ ー タ 配 線 !05 モータ配線の不具合コード !05 スプレーヤのコントローラがスプレー ヤと情報ディスプレイとモータとの間の負荷回路を感知できない場 合に表示。OUT 1 または OUT 2。 • • 不具合コード !05 スプレーヤ情報ディスプレイに表示される。 LED が赤色に点灯。 1. 不具合コード !05 モータ配線 モ ー タ 断 線 !06 モータ断線の不具合コード !06 スプレーヤのコントロールがモータ の信号回路MOTOR IN を感知できない時に表示。 • • 不具合コード !06 スプレーヤ情報ディスプレイに表示される。 LED が赤色に点灯。 1. 不具合コード !06 モータ断線 スプレッダおよびスプレーヤのコントローラの故障探究 問題 考えられる原因 対策 スプレッダ情報ディスプレイ又はスプレーヤ 情報ディスプレイに不具合コードが表示さ れる !02. 1. スプレッダのコントローラ又はスプレー ヤのコントローラが、モータへの過電 流を感知した。 1.
問題 スプレッダのコントローラ又はスプレーヤの コントローラに通電されていない。 考えられる原因 対策 1. メインヒューズが切れている。 1. 切れているヒューズを交換する。 2. 配線のゆるみ。 2. アクセサリ電源の配線、バッテリーの リング端子をチェック。両方から通電が あることを確認。 3. コントローラへのアースをチェック。 3. アースが外れている。 4. コントローラモジュールが壊れている。 4. コントローラモジュールを交換。 スプレッダのコントローラ又はスプレーヤの コントローラが時々停止する。 1. 電気系統の接続不良。 1. 接続部を点検修正する。コネクタの端 子を電気部品クリーナでていねいに清 掃し、誘電グリスを塗って接続する。 スプレッダのコントローラ又はスプレーヤの コントローラが応答しない。 1. インペラコントロールスイッチ又はスプ レーヤポンンプラスチックスイッチのコネ クタがゆるんでいる。 1. ハーネスのコネクタが確実に接続、ラッ チされてロッカースイッチに固定されて いるかどうか確認。 2.
問題 エンジンが始動しない、始動しにくい、すぐ 止まる。 考えられる原因 1. ガス欠。 1. 燃料を補給する。 2. 燃料バルブが閉まっている。 3. スロットルレバーやチョークが適正位 置にない。 2. 燃料バルブを開く。 3. スロットルコントロールを低速と高速 の 中間位置にセットする。エンジンが冷え ている時はチョークを ON 位置にし、暖 かい時は OFF 位置にセットする。 4. 燃料ストレーナ燃料タンクの下を清掃 または交換する。 5. 代理店に連絡する。 4. 燃料ストレーナの詰まり。 5. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 6. エアフィルタのエレメントが汚れている。 7. 電気系統の接続不良、腐食、ゆるみ など 8. リレーまたはスイッチが摩耗・破損して いる。 エンジンのパワーが出ない。 9. 点火プラグの不良。 9. 清掃または交換する。 10. 接続する。 1. エンジンの負荷が大きすぎる。 1. 走行速度を落とす。 2. エアフィルタのエレメントが汚れている。 2. スポンジエレメントを洗浄またはペーパ エレメントを交換する。 3.
問題 ブレードが回転しない。 考えられる原因 1. ごみが堆積している。 2. ホッパースクリーンが詰まっている。 3. インペラ駆動モータがゆるいか破損。 4. インペラ駆動モータの回路が断線して いる。 5. インペラ ON/OFF スイッチが OFF に なっているか、インペラ速度設定が低 すぎる。 6. インペラの駆動ピンが抜けている。 散布撒布が一定しない。 ノズルから散布しない、少量しか散布で きない。 スティックから散布できない。 1. インペラを清掃する 2. ホッパースクリーンを清掃する。 3. 修理または交換する。 4. 配線をチェックする。 5. ON/OFF スイッチを ON 位置にし、速 度設定を確認する。 6. ピンを取り付ける。 7. インペラモータのベアリングの破損。 7. ベアリングまたはモータアセンブリを交 換。 1. インペラが汚れているか破損。 1. インペラを清掃または交換する。 2. スプレッダの撒布パターンコントロール の調整不良。 2. 調整する「スプレッダの使用方法」の 「スプレッダの撒布パターン調整」を 参照 3.
図面 g305771 電 気 配 線 図 135-6127 (Rev.
g305820 散 布 シ ス テ ム 回 路 図 (Rev.
号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが貼られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.