Form No. 3372-581 Rev A ホースリール・キット Workman® 200 液 剤 散 布 シ ス テ ム 41097— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 41097 取り付け要領 はじめに 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解してください。オペレータや周囲の人の人 身事故や製品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載さ れています。製品の設計製造、特に安全性には常に 最大の注意を払っておりますが、この製品を適切か つ安全に使用するのはお客様の責任です。 弊社に直接おたずねをいただく場合: www.Toro.
安全について 安全ラベルと指示ラベル 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、 人身事故につながります。事故を防止するため、 以下に示す安全上の注意や安全注意標識のついて いる遵守事項は必ずお守りください 「注意」、 「警告」、および「危険」 の文字は、人身の安 全に関わる注意事項を示しています。これらの注 意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生 することがあります。 以下のラベルや指示は危険な個所の 見やすい部分に貼付してあります。 読めなくなったものは必ず新しいも のに貼り替えてください。 車両本体の オペレーターズマニュアル に掲載され ている安全についての注意事項もお読みください。 • ハンドスプレーヤを人や動物に向けないでくだ さい。高圧の液体は皮膚を貫通して重傷を引き 起こす恐れがあり、身体部の切断や死亡に至る こともあります。また高温になった液体や薬品 はやけどを起こすことがあります。万一、薬液 の噴射流に触れた場合は直ちにこの種の事故に 詳しい医師の診察を受けてください。 106-5081 1. 2. 3.
取り付け 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 内容 数量 必要なパーツはありません。 – 電気ボックス ホースリールのマウント(左側) ホースリールのマウント(右側) フランジボルト(1/2 x 1-1/4 インチ) フランジナット (1/2 インチ) ホースリールの取り付けチューブ ボルト(5/16 x 3-1/2 インチ) ワッシャ フランジナット(5/16 インチ) ボルト(5/16 x 1インチ) ホースリール・アセンブリ ボルト(5/16 x 1-1/2 インチ) プラスチック製タイ 制御バルブ リテーナフォーク 制御バルブ・アセンブリ フランジボルト(1/4 x 3/4 インチ) フランジナット (1/4 インチ) ねじ 水圧計 プラスチック製ナット リデューサ(縮径フィッティング) T字フィッティング プラスチック製Oリング アダプタ プラスチック製ナット(大) ホースアセンブリ 長いホース(フィッティング付) スプレーガン ホース・クランプ(小) 1 1 1 4 4 2 4 8 9 1 1 4 8 1 1 1 2 2 2
1 3 マシンの準備を行う 2 必要なパーツはありません。 手順 1. 1 散布装置の中に水や薬液が残っていないことを 確認する。薬剤を使用した散布装置は真水で入 念に洗浄する;洗浄手順については散布車両の オペレーターズマニュアル を参照すること。 2. g017799 図2 バッテリーのマイナス(-)端子からバッテ リーケーブルを外す。 フレームを組み立てる この作業に必要なパーツ 電気ボックス 1 ホースリールのマウント(左側) 1 ホースリールのマウント(右側) 4 フランジボルト(1/2 x 1-1/4 インチ) 4 フランジナット (1/2 インチ) 2 ホースリールの取り付けチューブ 4 ボルト(5/16 x 3-1/2 インチ) 8 ワッシャ 9 フランジナット(5/16 インチ) 1 ボルト(5/16 x 1インチ) 1 ホースリール・アセンブリ 4 ボルト(5/16 x 1-1/2 インチ) 8 プラスチック製タイ 手順 1. 電気ボックス 2. フランジヘッド・ボルト(5/16 x 1 インチ) 2.
6. 電気ボックスからのワイヤハーネスを、機体 後部からタンクの下を通してエンジンルーム まで引き込む。 7. スプレーヤ固定ボルトを外してスプレーヤを 上昇させる。詳細については、 オペレーター ズマニュアル を読むこと。 8. エンジン左側にあるスタータソレノイドを探し 出す。ワイヤハーネスの赤い線(パワー線) をソレノイドの前部に接続する(図 4)。 1 2 図3 1. ホースリールのマウント(左 側) 7. 2. ホースリールのマウント(右 側) 8. ボルト(5/16 x 3-1/2 イン チ)とワッシャ フランジナット (5/16 インチ) 3. ブームフレーム 9. ホースリール・アセンブリ g017807 図4 1. フランジボルト(1/2 x 1-1/4 10. ボルト(5/16 x 1-1/2 イン インチ) チ)とワッシャ 5. フランジナット (1/2 インチ) 11. フランジナット (5/16 インチ) 6. ホースリールの取り付け チューブ 電気ボックスからの赤いパ ワー線 2. ソレノイド 4. 3. 9.
重要 ハーネスは、高温になる場所や可動部の 近くを避けて外部からの破損を受けない場所 に固定してください。 2. 送液 T 字フィッティングの取り付けブラケッ トを車体に固定しているボルト(2本)とナッ ト(2個)を外す(図 7)。ボルトナットは 後で使用する。 3 制御バルブを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 制御バルブ 1 リテーナフォーク 1 制御バルブ・アセンブリ 2 フランジボルト(1/4 x 3/4 インチ) 2 フランジナット (1/4 インチ) 2 ねじ 1 水圧計 1 プラスチック製ナット 1 リデューサ(縮径フィッティング) 1 T字フィッティング 2 プラスチック製Oリング 1 アダプタ 1 プラスチック製ナット(大) 1 ホースアセンブリ 図7 1. 2. 3. 送液 T 字フィッティング取り 付けブラケット タンク固定ベルト 3. ボルト 4. ナット 新しい制御バルブを、送液 T 字フィッティン グの空いているポートに取り付け、新しいリ テーナ・フォークで固定する(図 8)。 手順 1.
5. 先ほど取り外した締結具を使って、送液 T 字 ブラケットと取り付けフレームとの間に制御 バルブブラケットを取り付ける(図 9)。 ドボルト(1/4 x 3/4 インチ)2本と、フラン ジナット(1/4 インチ)2個を使用する。 図9 バルブアセンブリは図示されていない. 1. タンク固定ベルト 2. 制御バルブ・アセンブリ 3. 送液 T 字フィッティングの ブラケット 4. 5. 図 10 ボルト ナット 6. 制御バルブのハンドルを回して矢印を後方に 向ける。 7. 制御バルブのブラケットにサポートブラケット を取り付ける。上側のT字アセンブリを固定し ている既存のねじを利用して、サポートブラ ケットの上部を固定する(図 10)。サポート ブラケットの下部を固定する;フランジヘッ 1. 制御バルブ・アセンブリ 2. 3. サポートブラケット ねじ(既存) 8. 4. フランジヘッドボルト(1/4 x 3/4 インチ) 5. フランジナット (1/4 インチ) ねじ 2 本を使用して新しい制御バルブをブラ ケットに固定する(図 11)。 図 11 1.
スチック製ナットを締め付けてアセンブリを バルブに固定する。 付ける。縮径アセンブリは六角レンチを使っ て水圧計に取り付ける(図 12)。 図 14 図 12 1. 水圧計アセンブリ 3. 2. 大きいプラスチック製ナット 4. Oリングは潤滑する 1. 水圧計 4. 2. テープを巻いたねじ山 5. Oリングは潤滑する 3. プラスチック製ナット 6. T字フィッティング リデューサ(縮径フィッティ ング) 11. 水圧計アセンブリをプラスチック製のT字 フィッティングに取り付ける(図 12)。 12. 水圧計と T 字アセンブリに、大きいプラス チック製のナットを取り付ける。アセンブリ に、プラスチック製の O リングとアダプタを 図 13 に示すように取り付ける。 15. 制御バルブ(開位置) リール・アセンブリに通ずるホースと水圧計 アセンブリとの間にプラスチック製の O リン グを入れる。ホースをアセンブリに接続する (図 15)。ホースについているプラスチック 製ナットを締め付けて、ホースを水圧計アセ ンブリに固定する。 図 15 1.
g017764 図 16 1. 直角バーブ 2. ホースクランプ 18. 3. 図 17 ホース(ゲージ・アセンブリ へ) 2. ホース(長)のもう一端をスプレーガンの フィッティングにつなぐ(図 18)。 ホースに取り付けたクランプをバーブ部分に 移動させ、バーブの上から締め込む。 1 2 3 4 4 スプレーホースをつなぐ g017765 図 18 この作業に必要なパーツ 1 長いホース(フィッティング付) 1 スプレーガン 1 ホース・クランプ(小) 手順 1. ホース(長)のフィッティングのネジ部にテ フロンテープを巻き、フィッティングをリー ルの接続チューブに差し込む(図 17)。 重要 ホースにスプレーガンを接続する前に、 ホースが、ガイドの開口部を通って配設され ていることを確認する。 1. ホース 2. ホースクランプ 3. 4. バーブ スプレーガン 3. ホースの端をホースクランプ(小)で固定す る。 4. バッテリーケーブル(マイナスケーブル)を バッテリーに接続する。 5.
運転操作 警告 高圧の掛かった液体は皮膚を貫通し、身体に重 大な損傷を引き起こす。 • ノズルから液体が高圧で噴出しているので、 絶対に手などを近づけない。 • スプレーヤを人や動物に向けない。 • 圧力を掛ける前に、送液ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 整備などの作業を行う時は、内部の圧力を 確実に解放する。 • 万一オイルが皮下に入ったら直ちに専門医 の手当てを受ける。 • 高温の液体や薬品はやけどを起こしたり人 体に悪影響を及ぼす恐れがある。 ブームを停止させる。 5. 散布率調整スイッチを使って、水圧設定を一 番高い設定にする。 6. ポンプのスイッチを入れる。 7. エンジン速度を上げ、水圧が 150psi まで上昇 したら、そのエンジン速度に固定する。 psi( (10.
重要 その日の作業が終了したら、忘れずにハ ンドガンの内部洗浄を行ってください(手順 については オペレーターズマニュアル を参 照してください)。 11