Form No. 3359-539 Rev B M u l ti - P r o 1 2 5 0 - タ ー フ ・ ス プ レ ー ヤ 41177— —シ リ ア ル 番 号 280000001 以 上 モ デ ル 番 号 41177 製品の登録は: www.Toro.com.
にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の 取り付け位置を示します。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この製品のエンジンからの排気やその成分 はカリフォルニア州では発ガン性や先天性 異常を引き起こす物質とされています。 1 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この製品のエンジンからの排気やその成分 はカリフォルニア州では発ガン性や先天性 異常を引き起こす物質とされています。 G001788 図1 1.
目次 アクチュエータ・ロッドのベアリングの グリスアップ......................41 エンジンの整備 .......................42 吸気スクリーンを点検する.............42 エア・クリーナの整備 .................42 エンジン・オイルについて .............44 点火プラグの交換 ....................45 燃料系統の整備 .......................46 燃料フィルタの交換 ..................46 電気系統の整備 .......................47 ヒューズ ...........................47 バッテリーの整備 ....................47 走行系統の整備 .......................49 一次走行クラッチの整備 ..............49 タイヤとホイールの点検 ..............50 前輪のトーインの調整 ................50 ブレーキの整備 ........
安全について 薬剤の安全管理 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりする と、人身事故につながります。事故を防止する ため、以下に示す安全上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項は必ずお守りください。 これは「注意」、「警告」、「危険」など、人 身の安全に関わる注意事項を示しています。こ れらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身 事故が発生することがあります。 この散布装置で取り扱う農薬は人体や動植 物、土壌などに危険を及ぼす可能性がある ので取り扱いには十分注意すること。 • 自分自身の安全を守るために、農薬を取 り扱う前に、容器に張ってあるラベルや 安全データ・シートなど取り扱い上の注 意をよく読んで理解し、薬剤メーカーの 指示を守る。たとえば、保護めがね(ゴ グル)、手袋など、薬剤との接触を防止 し危険から身を守ることのできる適切な 保護対策を講じる。 この機械の運転、管理、保守に関わる方々は、 以下のような安全関連規格・規則についての知 識をお持ちになると有利です(下記住所に英語 資料を請求することができる)。 • 引火性および可燃性液体の取り扱い規則: ANSI/NFPA 30 • N
• 使用しなかった薬液や薬剤容器は、メー カーや地域の規則に従って適切に廃棄して ください。 • 薬剤や薬剤からの蒸気は危険です。絶対に、 タンクの中に入ったり、頭を入れたり、タン クの上に顔をさらしたりしないでください。 • • 運転の前に • 本機をご使用になる前に必ずこのマニュア ルをお読みになり、内容をよく理解してく ださい。 絶対 に 運転させないでください。 • 子供には絶 • 大人であっても、 オペレーターズマニュアル 絶対 をよく読んで理解している方以外には絶 に運転させないでください。 訓練を受け、許 可されている人以外には運転させないでく ださい。肉体的、 精神的に十分な能力のない 方には運転させないでください。 • 本機は一人乗り車両であり オ ペ レ ー タ 以外 の乗員を乗せることはできません。スプレー 絶対 に 人を乗せないでください。 ヤには絶 絶対に • アルコールや薬物を摂取した状態では絶 運転しないでください。医師の処方薬や市販 の風邪薬でも眠気を催すことがあります。 • 疲れているときには運転しないでください。 運転中も定期的に休憩を取ってください。 常に十分な注意
重要 斜面に駐車しないでください。 – バンカーや川、減速ランプ、不案内な場 所、地形や地表状態が一定しない場所な どでは必ず減速し、安全距離を取り、十 分な注意をはらう。 – 隠れた穴などの見えない障害に警戒を 怠らない。 – ぬれた場所、悪天候時、満載状態など での運転には十二分の注意を払う。満載 状態では停止距離が長くなることを忘れ ずに。 – 急停止や急発進をしないこと。後退から 前進、あるいは前進から後退への切り替 えは、完全に停止する。 – 旋回するときは必ず速度を落とす。急旋 回など突然の操作は、その後の制御が不 安定になりやすく事故のもとであるから 行わない。 – バックする際には必ず後方を確認し、人 がいないことを確かめる。後退時は速度 を落とす。 – 道路付近で作業するときや道路を横断 するときは通行に注意する。歩行者や他 の車両に対し、常に道を譲る心掛けをも つ。本機は公道や高速道路を走行するた では な い 。右左折などの進路 めの車両で 表示は常に早めに行い、他車の注意を喚 起すること。その他交通ルールを守って 運転する。 – 爆発性の物質が空気中に存在する所では 本機の電気系統や
慎重に車両を制御してください。バックで 斜面を下っているときに急ブレーキを掛け ると後ろに転倒する危険が高くなります。 • 整備・調整作業の前には、誤って他人がエン ジンを始動することのないよう、必ずエン ジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、始動ス イッチからキーを抜いておいてください。 • Toro では、本機を斜面で使用する場合に は、ROPS (横転保護バー)の取り付けを強 くお勧めしています。ROPS を取り付けてい る場合には必ずシートベルトを着用してく ださい。 • ボルト、ナット、ネジ類は十分に締めつけ、 常に機械全体の安全を心掛けてください。 • 火災防止のため、エンジンの周囲に、余分 なグリス、草や木の葉、ホコリなどが溜ま らないようご注意ください。 • ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴の 近くなど路面が一定でない場所では必ず減 速してください。車体が揺れると重心が移 動し、運転が不安定になります。 • 燃料残量やオイル洩れやバッテリー液など の点検には、絶対に火を使用しないでくだ さい。 • エンジンを回転させながら調整を行わな ければならない時は、手足や頭や衣服を可 動部に近
振動 この機械は、EC規則1033に定める手順に則って 同型機で測定した結果、手・腕部の最大振動レ ベルが2.5 m/s2であることが確認されています。 この機械は、EC規則1032に定める手順に則って 同型機で測定した結果、全身の最大振動レベル が0.5 m/s2未満であることが確認されています。 100-8619 1. スプレー ON 2. スプレー OFF 安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個 所の見やすい部分に貼付してあ ります。読めなくなったものは 必ず新しいものに貼り替えてく ださい。 100-8386 104-7628 1. 1. 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 燃料 なし 3. 4. 半量 満タン 100-8458 1. 2. 走行速度 低速走行にセットするにはアクセルの踏み込みを軽くして速 度リミッタを上に引く。 3. 高速走行にセットするにはアクセルの踏み込みを深くして速 度リミッタを下に押す。 100-8454 トランスミッションについては オペレーターズマニュアル を読 むこと 2.
100-8470 1. エンジン ― 停止 2. 3. 4. エンジン ― 作動 エンジン ― 始動 ヘッドライト 5. ニュートラルでのエンジン 速度ロック 6. 入 7. ON 8. OFF 107-8621 1. 2. 撹拌 ON 無段階調整 3. 撹拌 OFF 100-8489 1. 左ブーム 2. センター・ブーム 3. 右ブーム 4. スプレー ON 5. スプレー OFF 6. ポンプ 7. ON 8. OFF 9. 無段階調整, 散布水圧 10. 上げる 9 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19.
6-5016 1. 2. 3. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと。 感電危険 ― 頭上の電線に注意。 ブームが当たると危険 ― 周囲の人を十分に遠ざけること。 110-5143 1. 2. 3. 4. 93-0688 1. 2. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと。 劇薬による火傷や吸入による危険 ― 手、皮膚、目、鼻の保 護をおこなうこと。 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと。 転倒危険 ― 凹凸地の走行や旋回時は減速すること。 転落危険 ― 人を乗せないこと。手足を車両外に出さないこと。 エンジンの停止手順;ブレーキを踏み、レンジ・セレクタを ニュートラルにし、駐車ブレーキを掛け、ブレーキ・ペダルから 足をはなし、キーを停止位置に回し、キーを抜き取る。 110-5240 警告 - 初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読 みトレーニングを受けること。 2. 警告 ― 可動部に近づかないこと;カバーを外したままで 運転しないこと。 3. 感電危険 ― 頭上の電線に注意。 4. ブームが当たると危険 ― 周囲の人を十分に遠ざけること。 1.
108-3252 1. 警告 - オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 2. ラグ・ナットを75-88 Nm (7.6-8.9 kgm)にトルク締め すること。 106-5051 1. 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと;応急手当時の 洗浄にはきれいな真水を使用すること。 108-3699 1. 30A ヒューズ、左ブーム・ア 6. クチュエータ 2. 30 A ヒューズ、右ブーム・ア 7. クチュエータ 3. 15A ヒューズ、フォーム・ 8. マーカー 4. なし 9. 10. 5. 30A ヒューズ、パワー 108-3307 108-3309 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 総面積 ブーム選択 速度 単位系 単位を選択 散布率 区画別面積 8. 9. 10. 11. 12. 13.
104-8939 1. エンジン・オイルの量(ディッ プスティック) 2. エンジン・オイルのフィルタ 3. トランスアクスル/油圧オイ ル量(ディップスティック) 4. トランスアクスル/油圧オイ ル・フィルタ 5. 油圧オイル・ストレーナ 9. 6. 7. ギアボックスのオイル量 ブレーキ・オイル 8. ベルト(ステアリング用と駆 動用) 燃料(無鉛ガソリン) 13. グリス 10. 11. 燃料フィルタ バッテリー 14. 15. 12. エア・クリーナ 16.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 90°フィッティング クイック・カップラ ホース・アダプタ 補給口ブラケット フランジ・ボルト、5/16 x 3/4 インチ 逆流防止ホース スプレープロ・モニタ スプレープロ用ステッカー ブラケット フランジヘッド・ボルト、3/4 インチ フランジ・ナット、1/4 インチ ノブ ワッシャ キャリッジ・ボルト 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 3 必要なパーツはありません。 – ブーム蝶番スプリングを点検します。 4 始動キー オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ オペレータのためのトレーニング資料 登録カード 納品前検査証 1 1 1 1 1 1 1 実際に運転を始める前に、マニュアル を読みトレーニング資料をご覧になって ください。 1 2 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 逆流防止補給口を取り付けます。 スプレープロのモニタを取り付けます。 1 逆流防止補給口を取り付ける この作業に必要なパーツ 1 90°フ
ボルト(5/16 x 3/4 インチ)で固定する (図 3)。 2 スプレープロのモニタを取り付ける この作業に必要なパーツ 図3 1. 2. 3. 補給口ブラケット タンクに開けてあるネジ穴 フランジ・ボルト, 5/16 x 3/4 インチ 4. 90°エルボ・フィッティング 5. 6. 7. クイック・カップラ ホース・アダプタ 逆流防止ホース 1 スプレープロ・モニタ 1 スプレープロ用ステッカー 1 ブラケット 2 フランジヘッド・ボルト、3/4 インチ 2 フランジ・ナット、1/4 インチ 2 ノブ 2 ワッシャ 2 キャリッジ・ボルト 手順 1. モニタに説明ステッカーを貼る(図 4)。 2. 90度エルボのネジ切りしている側をブラケッ トに通し、クイック・カップラでブラケッ トに固定する(図 3)。 注 フィッティングの開いている口を、ブラ ケットの大きいほうの開口部へ、タンクに 向けて取り付けてください(給水したとき に水がタンクに入るように)。 3. クイック・カップラにホース・アダプタを 取り付ける(図 3)。 図4 1. 2. 4.
図7 図5 1. スプレープロ・モニタ 2. ブラケット 1. 3. フランジヘッド・ボルト, 1/4 x 3/4 インチ 4. ノブ スプレーヤからのコネクタ 2. モニタからのコネクタ 3 3. キャリッジボルト、ゴム・ワッシャ、ノブ 各2個を、図 5および図 6のように仮止め する。 ブーム蝶番スプリングを点検する 注 キャリッジボルトとゴム・ワッシャは ブラケットの内側に、ノブは外側に取り付 けます。 必要なパーツはありません。 手順 重要 ブーム蝶番スプリングの調整を行わない ままで散布システムを使用するとブーム・アセ ンブリを破損する恐れがあります。スプリング 40mm以 以上 あ る 場 合 に は ジ ャ ム の 長 さ を 測 定 し 、 40mm ナットを締めてスプリングを縮めてください。 梱包上の都合により、ブーム・エクステンショ ンを前に倒して収納して出荷しています。ブー ムをこの位置に保持するために、スプリングの 締め付けをゆるくしてあります。マシンをご使 用になる前に、必ずスプリングを正しい圧縮状 態に調整してください。 図6 1. 2.
4 組み立てを完了する:製品をよく 知る この作業に必要なパーツ 図8 1. ブーム蝶番スプリング 2. 1 始動キー 1 オペレーターズマニュアル 1 エンジンマニュアル 1 パーツカタログ 1 オペレータのためのトレーニング資料 1 登録カード 1 納品前検査証 ジャム・ナット 手順 4. 左右両方の蝶番の各スプリングについて上 記の手順を行う。 1. マニュアルを読む。 2. オペレータ用トレーニング資料を見る。 5. ブームを移動走行位置(X字に組んだ状 態)とする。詳細については、運転操作 , 25ページ の「ブームの操作」を参照。 3. 日本のお客様は Toro への返送はご不要で す。 4.
製品の概要 図9 1. 2. 3. 左ブーム 右ブーム 移動走行用ブーム・ケーブル 4. 5. 6. ヘッドライト 真水タンク 燃料タンク 7. 8. 9. 10. 薬剤タンク 逆流防止ホース取り付け口 タンクのふた オペレータ乗車位置 図 10 1. 2. ペダル すすぎタンク 4. 5. ポンプ バッテリー 7. 8. 攪拌コントロール・バルブ 右ブーム 3. 薬剤タンク 6. ポンプ水圧ダンプナ 9. センター・ブーム 17 10. 11. 左ブーム ブーム・コントロール・シリン ダ 12.
各部の名称と操作 図 11 1. 2. 3. ハンドル スプレープロ・モニタ 速度リミッタ 4. 5. 6. チョーク スプレーヤ制御部 レート固定スイッチ 7. 8. 9. 駐車ブレーキ マスター・ブーム・スイッチ レンジ・セレクタ 10. 11. 12.
早くOFFに戻すようにしてください。エンジ ンが温かい時にはチョークは不要です。 レンジ・セレクタ 運転席左側にあり、走行時の速度レンジを5つ から選択します:前進3段、ニュートラル、そ れに後退です(図 15)。ニュートラル位置以外 でエンジンを始動させることはできません。レ ンジの切換は、必ず完全に停止した状態で行っ てください。 図 13 1.
アワー・メータ アワー・メータ(図 15)は、エンジンの積算運 転時間を表示します。このメータは始動スイッ チを Run 位置にしている時に積算を行います。 電圧計 電圧計(図 15)は、バッテリーに残っている電圧 を表示します。バッテリーがフル充電されてい れば、キーが Run電圧計の針はほぼ中央位置を 指します。エンジン回転中は、それよりもやや 右寄りの表示(充電中)となるのが正常です。 図 16 1.
ポンプ・スイッチ する液量を調節するバルブです。このバルブは 2つの方法で操作することができます:散布率 調整スイッチで動かす方法と、手動で動かす方 法です。手動で操作するには、バルブについて いる電線のコネクタを外し、バルブ上部につい ているレート調整ノブを手で回すことにより水 圧を調整します。 運転席右側、コントロール・パネルにあります (図 17)。前に押すとポンプが始動、後ろに押 すと停止します。 重要 ポンプ駆動部を保護するために、ポンプ のスイッチを入れる時にはエンジンをロー・ア イドルにしてください。 散布率調整スイッチ 散布率調整スイッチ (図 17) は運転席右側の コントロール・パネルにあります。前に倒して 保持すると散布水圧が上昇し、後ろに倒して保 持すると水圧が下がります。 レート固定キー・スイッチ 図 18 運転席右側のコントロール・パネルにあります (図 17)。キーを左に回すと散布率スイッチの操 作が無効となり、誤ってスイッチに触れて散布 率を狂わせてしまう恐れがなくなります。キー を右に回すと、ロック状態が解除され、散布率 スイッチによる調整ができるようになります。
水圧計 タンクの右側にあります(図 19)。散布システ ムの水圧を psi とkPa で表示します。ノズルを 交換した場合には、必ずバイパス・バルブの調 整が必要になりますが、そのときにこの水圧計 で水圧を見ながら調整を行います。 逆流防止補給口 タンクの前方にあり、ネジ付きのフィッティ ングと90度の鋸歯フィッティングがついてお り、ここにホースをつないでタンクの中に水を 入れます。この補給口にホースをつないで水を 入れれば、タンク内の薬剤が水道などに逆流す ることはありません。 図 19 1. 攪拌コントロール・バルブ 2.
ス プ レ ー プ ロ ( Spray Pro™ Pro™)) モ ニ タ モニタは、液晶ディスプレイ、選択ダイヤル と、基本設定を行うための4つのボタンで構成 されています(図 20)。 スプレープロのモニタは走行速度や散布率な ど、スプレー作業に関連するデータを表示しま す。散布率の制御を行う装置ではありません。 図 20 1. 2. 3. 4. 5. 液晶スクリーン 選択ダイヤル 総面積 速度 単位系 6. 7. 8. 9. 10. 散布率 区画別面積 走行距離 区画別散布量 散布総量 11. 12. 13. 14. 15. リセット; 基本設定用ボタン 基本設定;基本設定用ボタン 基本設定用ボタン;下げる 基本設定用ボタン;上げる ブーム選択 16. 単位を選択 17. 幅 18. 速度の基本設定 19. フローメータの基本設定 20.
仕様 TURFでは平方フィートです。リセットボタ ンでリセットでき、総面積の積算には影響 を与えません。リセット・ボタンを押すと区 画別散布面積もリセットされます。 注 仕様および設計は予告なく変更される場合 があります。 • 散布総量 散布した面積を積算表示します。表示単位 は、USではエーカー、SIではヘクタール、 TURFでは平方フィートです。リセットボタ ンでリセットできます。 基本設定ボタン モニタには以下のボタンがついています: • リセット 散布総量、区画別散布量、距離、散布総面 積、区画別面積の表示を0 に戻します。 • 基本設定 基本設定(キャリブレーション)モードと 通常モードを切り替えます。 • 下げる 基本設定を行っている時、表示されている 数値を減少させます。 ベース重量 935 kg 標準スプレー・システム搭載時 重量(液剤とオペレータを含ま ず) 935 kg 標準スプレー・システム搭載時 重量(液剤とオペレータを含む) 1,660 kg 最大車両重量(平坦地で) 1,888 kg タンク容量(CE 規定の 5% オー バーフローを含む) 662 リッ
運転操作 タイヤ空気圧を点検する 8運転時間ごと又は運転開始前にタイヤ空気圧 を点検してください。適正圧は 124 kPa(1.25 kg/cm2)です。タイヤの磨耗状態や傷み具合の 点検も行ってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注 意やステッカーの表示内容を良く読んでくだ さい。この機械についてよく知っておくこと があなた自身や周囲の人を事故から守ること につながります。 燃料を補給する ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質で ある。発火したり爆発したりすると、やけ どや火災などを引き起こす。 初めて運転する前に • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷 えた状態で行う。こぼれたガソリンは ふき取る。 エンジン・オイルを点検する エンジンにはオイルを入れて出荷しています が、初回運転の前と後に必ずエンジン・オイル の量を確認してください。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
燃料を補給中、静電気による火花がガソリ ンに引火する危険がある。発火したり爆 発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 • ガソリン容器は車から十分に離し、地面 に直接置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給 しない。車両のカーペットやプラスチッ ク製の床材などが絶縁体となって静電気 の逃げ場がなくなるので危険である。 図 22 • 可能であれば、機械を地面に降ろし、 車輪を地面に接触させた状態で給油を 行う。 1. 燃料タンクのキャップ 3. 燃料タンクのキャップを取る。 4. タンクの天井(給油口の根元) から約 2.5cm 下まで燃料を入れる。これは、温度が上昇し て燃料は膨張したときにあふれないように 空間を確保するためである。入れすぎない よう注意してください。 5. 燃料タンクのキャップをしっかりとはめる。 6.
スプレーヤを運転する エンジンの始動手順 1. 着席し、キーを差し込んで右回しに RUN 位置まで回す。 2. ブレーキを踏み込み、レンジ・セレクタを ニュートラルにセットする。 3. ポンプ・スイッチが OFF 位置にセットさ れていることを確認する。 図 23 4. エンジンが冷えている時はチョークを引く。 1. 2. 重要 エンジンが暖かいときにはチョークを 使用しないでください。 速度リミッタ・ノブ 速度リミッタ・ボタン 3. 4. ロック・リング チョーク・コントロール 3. 微調整は、ノブを回して行う。 4. 希望する速度にセットされたら、速度リ ミッタの根元にあるロック・ダイヤルを右 に回して設定を固定する(図 23)。ロック を解除する場合には、このダイヤルをゆ るめる。 5. リミッタの設定を解除するにはボタンを押 してノブを一番下まで押し下げる。 5.
薬剤散布 薬剤タンクの左後ろに真水タンクが付いてい ます (図 24)。誤って薬液を目や皮膚に付け てしまったときに直ちに洗い流し行うことが できます。 マルチプロ・スプレーヤの運転は、薬剤を作 る、現場に散布する、タンク内部を洗浄する、 という3つの作業から成り立っており、この 3つの作業を必ず連続して行っていただくこと がスプレーヤの故障防止上非常に重要です。 つまり、前夜に薬液を作って翌日に散布する というようなことをしてはいけません。この ようなことをすると、薬液が分離分解するな どして効果が上がらない、散布装置を損傷す るなどの恐れがでてきます。 コックのレバーをひねれば水が出ます。 農薬は人体に危険を及ぼす恐れがある。 • 農薬を使う前に、農薬容器に張ってある ラベルをよく読み、メーカーの指示を全 て守って使用する。 • スプレーを皮膚に付けない。万一付着 した場合には真水と洗剤で十分に洗い 落とす。 図 24 1. 2. • 作業にあたっては保護ゴーグルなど、 メーカーが指定する安全対策を必ず実 行する。 真水タンク 補給口キャップ 3.
2. ブーム昇降スイッチを使ってブームを下げ る。各ブームが完全に散布位置に降りる まで待つ。 2 1 3. ブームを上昇させる必要が出てきたら、ま ず平らな場所に停車する。 4. ブーム昇降スイッチを使ってブームを上げ る。各ブームが完全に上昇して移動走行用 クレードルに収まり、シリンダが完全に縮 んでブームがX字型にたたまれるまで待つ。 重要 ブーム・アクチュエータ・シリンダの破 損を防止するために、移動走行を開始す る前に、各アクチュエータが完全に引き 込まれた状態になっているのを確認して ください。 G001897 図 25 1. タンクのふた 2. 移動走行用ブーム・クレードル 逆流防止補給口 このスプレーヤは、ユニークな特長を持つ移動 走行用ブーム・クレードルを装備しています。 移動走行中、低く垂れた木の枝などの障害物に ブームが当たると、ブームはクレードルからお しだされて外れます。クレードルから外れた ブームは、車両後部でほぼ水平状態になって止 まります。この状態でブームが破損することは ありませんが、クレードルから外れたら、直ち に元のように戻してください。 5.
作業後の洗浄 1. 各ブームを開く。 2. マスター・ブーム・スイッチを OFF にセッ トする。スプレープロ・モニタに HOLD とい う表示が出る。 重要 作業が終了したら毎回すぐにスプレーヤ を洗浄してください。これを怠ると、内部に 残留している薬剤が固まってラインの詰まり やポンプの異常の原因となります。 3. 各ブームのスイッチを ON 位置にする。 4. 現場へ移動する。 散布システムは 一 回 使 用 す る ご と に 洗浄し てください。スプレー・システムの正しい洗浄 方法: 5. スプレープロのダイヤルを「散布率」 に合 わせ、散布率スイッチで所望の散布率に合 わせる。この手順は: • すすぎ洗いを3回別々に行う。 A. ポンプがONになっているのを確認する。 • それぞれのすすぎ洗いに少なくとも200リッ トルの水を使用する。 B. ブレーキを踏んだ状態で希望のレンジを 選択し、その後、最高速度で走行する。 • 薬剤メーカーが指示をしている場合には、 その指示に従ってクリーナや中和剤を使 用する。 C.
3. 排出が完全に終了したら、ドレン・バルブを フレームに取り付けてリンチ・ピンで元通り に固定し、バルブを閉じる (図 28)。 4. タンクに少なくとも 190 リットルの水を入 れてふたを閉める。 注 必要に応じて洗浄剤や中和剤を使用して ください。ただし、最後のすすぎには真水 で行ってください。 5. エンジンを掛ける。 6. レンジ・セレクタをニュートラルとし、ア クセルを一杯に踏み込んで、ニュートラル・ エンジン・ロックをON位置にセットする。 図 27 1. タンク・ドレン・ハンドル 7. 攪拌バルブを ON にセットする。 タンク・ドレン・ハンドルを操作して残っ ている薬液を全部排出し、地域の法律や規 則、メーカーの指示に従って適切に処分 する (図 28)。排出が済んだら、ブラケッ トについているリンチ・ピンを外してドレ ン・バルブを取り外して地面に置く。これ により、配管内部に残っている薬剤も完全 に排出される。 2 3 8. ポンプのスイッチを ON にし、散布率ス イッチで水圧を上げる。 9. マスター・ブーム・スイッチと個別ブーム・ス イッチを ON にする。 10.
スプレープロ・モニタの基本設定 図 29 1. 2. 3. 4. 5. 液晶スクリーン 選択ダイヤル 総面積 速度 単位系 6. 7. 8. 9. 10. 散布率 区画別面積 走行距離 区画別散布量 散布総量 11. 12. 13. 14. 15. スプレープロのモニタには基本設定モードが あり、必要に応じて基本設定を変更すること ができます。基本設定の変更ができる項目は 以下の通りです: リセット; 基本設定用ボタン 基本設定;基本設定用ボタン 基本設定用ボタン;下げる 基本設定用ボタン;上げる ブーム選択 16. 単位を選択 17. 幅 18. 速度の基本設定 19. フローメータの基本設定 20. LED 3. ディスプレイに CAL HOLD と表示されて赤 いランプが点灯するまで 基本設定ボタン を押し続ける。 4. 選択ダイヤルを「ブーム選択」または「総 面積」位置に回す。 • ブームの長さ 5. 長さ設定の変更をしたいブームを、増減 ボタンで選択(1=左、2=中央、3= 右)する。 • 単位系 • 速度 • フローメータ 6.
1. スプレーヤを停止し、駐車ブレーキを掛 ける。 2. マスター・ブーム・スイッチを OFF にセッ トする。スプレープロ・モニタに HOLD とい う表示が出る。 3. ディスプレイに CAL HOLD と表示されて赤 いランプが点灯するまで 基本設定ボタン を押し続ける。 4. 選択ダイヤルを「単位選択」または「単位 系」 位置に回す。 5. 増減ボタンで選択する。 6. 赤いランプが消えるまで基本設定ボタンを 押し続ける。車両を運転して基本設定モー ドを終了させることもできます。 て赤いランプが点灯するまで 基本設定ボ タンを押し続ける。 モニタの表示は、フローメータの基準値の 表示と総流量の表示が交互に表示されるよ うになる。 10.総散布量が表示されている時に、増減ボタ ンを使って、数値をタンクに実際に入れ た水量に修正する。 11.モニタの表示が交互表示に戻ったら、設定 基準値が変わっていることを確認する;今 後はこの新しい数値が正しい校正値となる のでメモしておく。今後はこの新しい数値 が正しい校正値となる。 12.
• 表示が 150 m であれば精度調整は不要 である。 4. スプレープロのダイヤルを「散布率」に 合わせる。 • 表示が 150 m でない場合には、以下の 調整を行う。 5. レンジ・セレクタをニュートラルにセッ トする。 13.駐車ブレーキを掛ける。 6. アクセルを踏み込み、ニュートラル・エン ジン・ロックを ON にする。 14.モニタの表示を「距離」のままにしてお き、ディスプレイに CAL HOLD と表示され て赤いランプが点灯するまで 基本設定ボ タンを押し続ける。 7. ポンプのスイッチを ON にしてポンプを作 動させる。 8. ブーム・スイッチ 3 つ全部とマスター・ス イッチを ON にする。 モニタの表示は、距離の表示(同時に HOLD の文字が表示される)と速度基準値の表示 (同時に CAL HOLD の文字が表示される) が交互に表示されるようになる。 9. 散布率調整スイッチを操作して、水圧計の 読みが現在使用しているノズルの標準水圧 になるように調整する(2.8 kg/cm2 で使用 するノズルが多い)。 15.
車両後部のロープがけポイントとして、後ろフ レームの下(調整式ブームフレームのすぐ前) にリングが2つ付いています。 緊急時の牽引移動 緊急時には、短距離に限り、本機を牽引して移 動することができます。ただし、通常の移動に はこの方法を使わないでください。 牽引時の速度が速すぎると、ハンドル操 作ができなくなって人身事故となる危険 がある。 図 31 1. 2. ポンプ グリス・ニップル 3. 牽 引 速 度 は 時 速 8km/h 以 下 を 厳 守 す る こ と。 圧力ダンプナ 牽引作業は二人で行います。移動距離が長く なる場合は、トラックやトレーラに積んで移 送してください。「スプレーヤを搬送する場 合」を参照。 ダンプナの空気圧を調整する ポンプについているダンプナの空気圧は1bar (kg/cm2)にセットされています。この設定 は、ノズルの噴射水圧が1.4~3.2 kg/cm2 の 場合の最適値です。この水圧範囲以外でノズ ルを使用する場合には、ダンプナの圧力設定 を変更する必要があります。 ノズル ダンプナ 2.7 bar/2.8 kg/cm2 0.8~0.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • • • • 使用開始後最初の 50 時間 • エンジン・オイルを交換する。 使用するごとまたは毎日 • • • • ホイール・ナットのトルク締めを行う。 走行ベルトを点検する。 ステアリング・ポンプのベルトの張りを点検する。 油圧フィルタを交換する。 エンジンの回転スクリーンを清掃する。 エンジン・オイルの量を点検する。 タイヤ空気圧。 取水部ストレーナ。 (水和剤を使用しているときには間隔を短くする。) 25運転時間ごと • エアクリーナのスポンジを清掃する (ホコリの多い環境で使用しているときには間隔 を短くする。) 50運転時間ごと • ポンプのグリスアップを行う。 • バッテリー・ケーブルの接続状態を点検する。 • バッテリー液の量を点検する。 100運転時間ごと • 各グリス注入部のグリスアップを行う。 • ブーム蝶番のグリスアップを行う。 • エンジンの回転スクリーンを清掃する (ホコリの多い環境で使用しているときには 間隔を短くする。) •
整備間隔 整備手順 • バルブ・アセンブリのOリングを点検し、必要に応じて交換する。 800運転時間ごと • トランスアクスル/油圧オイルを交換しストレーナを清掃する。 • 油圧フィルタを交換する。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンオペレーターズマニュアルを参照 してください。 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 ブレーキと駐車ブレーキの作動状態。 ギア・シフト/ニュートラルの操作。 燃料残量。 エンジン・オイルの量。 トランスアクスル・オイルの量。 エア・クリーナのフィルタ。 エンジンの冷却フィン。 エンジンからの異常音。 運転操作時の異常音。 タイヤ空気圧。 オイル漏れなど。 計器類の動作。 アクセルの作動状態。 取水部ストレーナ。 トーインの点検。 各グリス注入部のグリスアップを行う。1 塗装傷のタッチアップ。 1 整備 間 隔 に 関 係 な く 直ちにグリスアップする。 車体を水洗いしたあとは整 37 土 日
要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜きとり、念のために点火プラグのコードを外しておくこ と。点火コードが絶対に点火プラグと触れることのないよう、確実に隔離すること。 図 33 整備個所 1. エンジン・オイルの量(ディッ プスティック) 2. エンジン・オイルのフィルタ 3. トランスアクスル/油圧オイ ル量(ディップスティック) 4. トランスアクスル/油圧オイ ル・フィルタ 5. 油圧オイル・ストレーナ 9. 6. 7. ギアボックスのオイル量 ブレーキ・オイル 8. ベルト(ステアリング用と駆 動用) 燃料(無鉛ガソリン) 13. グリス 10. 11. 燃料フィルタ バッテリー 14. 15. 12. エア・クリーナ 16.
整備前に行う作業 潤滑 スプレーヤのジャッキアップ スプレーヤのグリスアップ 保守整備のためにエンジンを掛ける場合には、 車両後部をジャッキアップする必要がありま す;後アクスルにジャッキを掛け、25 mm 程度 ジャッキアップしてください。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—ポンプのグリス アップを行う。 100運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方)—各グ リス注入部のグリスアップを 行う。 グ リ ス の 種 類 : No.2汎用リチウム系グリス ジャッキアップされている車体は不安定で あり、外れると下にいる人間に怪我を負 わせる危険が高い。 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスニッ プルをきれいに拭く。 • ジャッキアップした状態ではエンジン を始動しない。 2. グリス・ガンでグリスを注入する。 3.
図 40 エンジン部の駆動アクスル、各側に5ヶ所とスリップ・ジョイント 1. グリス・ポイント 図 37 ホイールの各側に3ヶ所 1. グリス・ポイント 図 41 トランスミッションの駆動アクスル 1. グリス・ポイント 図 38 ステアリング・ロッド 1. グリス・ポイント 図 42 ステアリング・ロッドの上のステアリング・ピボット 1. 図 39 ポンプ・ドライブ、各側に4ヶ所 1.
ブーム蝶番のグリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 重要 ブームの蝶番を水洗いした場合には、蝶 番アセンブリから水と異物を完全に除去し、新 しいグリスを塗ってください。 グ リ ス の 種 類 : No.2汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリス・ フィッティングをきれいに拭く。 2. グリス・ガンでグリスを注入する図 43。 図 44 1. 2. 3. 4. 5. コッター ピン 3. ブームを持ち上げて、ピンを外す(図 44)。 ブームをゆっくりと床まで降下させる。 4. ピンが破損していないか点検し、必要に応 じて交換する。 5. アクチュエータ・ロッドのベアリング端部 を動かしながらベアリング内部にグリスを 注入する(図 45)。はみ出したグリスはふ き取る。 図 43 右ブーム 1. アクチュエータ アクチュエータ・ロッド ブーム・ピボット・ピンのハ ウジング グリス・ニップル 3. はみ出したグリスはふき取る。 4.
エンジンの整備 ながら、ブームのピボットとアクチュエー タ・ロッドにピンを通す(図 44)。 7. ピンを入れた状態で、ブームから手を離 し、先ほど外したコッターを使ってピンを 固定する。 吸気スクリーンを点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エンジン の回転スクリーンを清掃する。 8.
図 47 1. エア・クリーナのカバー ノブ カバー・ナット カバー 5. 6. 7. 8. 2. オイル 5. エレメントを軽く絞ってオイルを全体にゆ きわたらせる。 図 46 1. 2. 3. 4. スポンジ・エレメント スポンジ・エレメント ペーパー・エレメント ゴム製シール エア・クリーナのベース ペーパー・エレメントの点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと (いず れか早く到達した方)—エアク リーナのペーパー・エレメント を交換する (ホコリの多い環 境で使用しているときには間隔 を短くする。) 4. エア・クリーナのカバーのノブをゆるめて カバーを外す(図 46)。 5. ペーパー・エレメントからスポンジ・エレメ ントを注意深く取り外す(図 46)。 ペーパー・エレメントが破れていないか、ゴ ム・シールが破損していないかなどを点検して ください(図 48)。汚れたり破損したりしてい るエレメントは交換してください。 6.
注 ゴム・シールがベースとカバーを全周 にわたって密閉していることを確認してく ださい。 4. エア・クリーナのカバーとノブを元通りに 取り付ける(図 46)。 5. 座席を元に戻してラッチを掛ける。 3. オイルの量が不足している場合は、バル ブ・カバーについている補給口のキャップ (図 49)を取り、ディップスティックの FULL マークまで補給する。補給するときは、 ディップスティックで確認しながら少量ず つ入れてください。入れすぎないよう注意し てください。 4. ディップスティックをしっかり差し込んで 終了。 エンジン・オイルについて 油量は 2.
エ ア ・ ギ ャ ッ プ : 0.76 mm 8. 所要量の約 80% のオイルを補給口から入れ る(図 49)。 9. オイルの量を点検する。 10.ディップスティックの FULL マークに達す るまで補給口から残りのオイルをゆっくり と補給する。 取り付ける前に、電極間のすきまの調整を正し く行ってください。隙間の調整は専用工具や隙 間ゲージを使って正しく行い、取り付け取り外 しは適切なプラグ・レンチで行ってください。 点火プラグの取り外し 重要 オイルの入れすぎはエンジンをいた めます。 1. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを 停止し、キーを抜き取る。 エンジン・オイル・フィルタの交換 2. 運転席背後のラッチを外して座席を前に倒 す。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 1. エンジンからオイルを抜く;「エンジンオ イルの交換」を参照。 2. オイルフィルタ(図 51)を外す。 3. 点火プラグのコードが抜けているのを確認 する(図 52)。 4. プラグを取り外した時に燃焼室内に異物が 落ちないように、プラグの周囲をきれいに 清掃する。 5.
燃料系統の整備 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—燃料フィルタを 交換する。 400運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方)—燃料 ラインを点検する。 図 53 1. 2. 中央の電極の碍子 側部の電極 3. 隙間(実寸ではない) 1. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. 運転席背後のラッチを外して座席を前に倒 す。 点火プラグの取り付け 3. フィルタを固定しているホースを外したとき にホースから燃料がこぼれないように入口側 または出口側のホースにクランプを掛ける。 1. プラグとワッシャを取り付ける。 2. プラグを 18~22 ft-lb(24~30 N.m = 2.5~ 3.0 kg.m)にトルク締めする。 4. フィルタの下にオイルを受ける容器をおく。 3. 点火コードを取り付ける(図 52)。 5. 古いフィルタのクランプをゆるめて脇に寄 せる(図 54)。 4. 座席を元に戻してラッチを掛ける。 6. ホースからフィルタを抜き取る。 図 54 1. 2. ホース・クランプ 燃料ライン 3.
電気系統の整備 電 圧 : 12 V, 冷間クランキング電流 280 A @ (-32°C) ヒューズ バッテリーの取り外し 全部で2本のヒューズ・ブロックを使用し、1本 の未使用スロットがあります。ヒューズは運転 席下に取り付けてあります(図 55)。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、ポンプとエンジンを停止し、キーを抜 き取る。 2. バッテリー・ボックスのノブ(図 56)をゆる め、カバーを外す。 図 55 1. 左ブーム・アクチュエータの サーマル・ブレーカ 2. 右ブーム・アクチュエータの サーマル・ブレーカ 3. 泡マーカー 4. 未使用 5. パワー 6. ヘッドライト 7. クルーズ・コントロール 8. 9. 液剤散布回路 ヒューズ・ブロック 図 56 1. 2. ノブ バッテリー 3. リテーナ 3.
バッテリーの端子に金属製品や車体の金属 部分が触れるとショートを起こして火花が 発生する。それによって水素ガスが爆発を 起こし人身事故に至る恐れがある。 電解液には触れると火傷を起こす劇薬であ る硫酸が含まれている。 • 電解液を飲まないこと、また、電解液を 皮膚や目や衣服に付けないよう十分注意 すること。安全ゴーグルとゴム手袋で目 と手を保護すること。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行う ときには、端子と金属部を接触させない ように注意する。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できる よう、必ず十分な量の真水を用意して おくこと。 • バッテリーの端子と金属を接触させな い。 • バッテリー押さえは必ず取り付ける。 バッテリー液の補充 4. バッテリー端子からプラス・ケーブル(赤) を外す。 バッテリー液の補充は運転前に行うのが最も 効果的です。運転中に水と電解液がよく混合 します。 5. バッテリー・リテーナと固定金具を外す (図 56)。 1. バッテリー上面をペーパー・タオルできれい に拭く。 6. バッテリーを取り出す。 2.
走行系統の整備 バッテリーの保管 本機を30日間以上にわたって格納保管する場 合には、バッテリーを機体から外して充電して ください。充電終了後は、機体に取り付けて保 存しても、機体から外したままで保存しても構 いません。機体に取り付けて保存する場合は、 ケーブルを外しておいてください。温度が高い とバッテリーは早く放電しますので、涼しい場 所を選んで保管してください。バッテリーを凍 結させないためには、完全充電しておくこと が大切です。 一次走行クラッチの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと (いずれ か早く到達した方)—一次走行 クラッチの清掃と潤滑を行う。 1. エンジンを停止し、キーを抜き取り、駐車 ブレーキを掛ける。 2. スプレーヤの前端を持ち上げてジャッキ・ スタンドで支える。 ジャッキアップされている車体は不安定で あり、外れると下にいる人間に怪我を負 わせる危険が高い。 • ジャッキアップした状態ではエンジン を始動しない。 • 車両から降りる時は必ずキーを抜いて おく。 • ジャッキアップした車両には輪止めを 掛ける。 3.
8運転時間ごと又は運転開始前にタイヤ空気圧 を点検してください。適正圧は 124 kPa(1.25 kg/cm2)です。タイヤの磨耗状態や傷み具合の 点検も行ってください。 運転開始後8時間でホイール・ナットにゆる みが出ていないかを点検し、その後は100 運転 時間ごとにナットのトルク締めを行ってくださ い。前輪ボルトは68‒74 N•m(7.0-7.6 kg.m)、 後輪ナットは54‒81 N•m(5.6-8.2 kg.m)にトル ク締めしてください。 図 58 1. カバー 2. ボルト 少なくとも 100 運転時間ごとにタイヤの状態 を点検してください。運転中に縁石にぶつける などした場合、リムが破損したり、トーインが 狂ったりする可能性がありますから、このよう な事故の後では必ず点検してください。 クラッチ内部にたまっているホコリが宙に 舞って眼を傷めたり、喉に入って呼吸困難 を起こす可能性がある。 前輪のトーインの調整 安全ゴーグルやマスクなどの保護具を着用 して作業すること。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと (いずれ か早く到達した方) 5.
ブレーキの整備 ブレーキ・オイルを点検する ブレーキ・オイル・タンクに DOT 3 ブレーキ 液を入れて出荷しています。毎日の運転前に点 検してください。 図 60 1. タイヤのセンターライン; 後 側 2. タイヤのセンターライン; 前 側 3. アクスルのセンターライン 4. 測定具 5. アクスルのセンターライン の地上高 6. 15 cm の直定規 5. 前後の測定値の差が所定範囲にない場合、 タイロッド両端のジャムナットを外して調 整を行う(図 61)。 図 62 1. 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、ポンプとエンジンを停止し、キーを抜 き取る。 2. タンクの FULL マークまでオイルが入って いるのを確認する(図 63)。 図 61 1. ジャム・ナット 2. ブレーキ・オイルのタンク タイロッド 6. 両方のタイ・ロッドを回して前タイヤを内向 きまたは外向きに調整する。 注 調整が終った時点で2本のタイロッドが 同じ長さになっている必要があります。 7. 正しく調整できたら、タイ・ロッドのジャ ム・ナットを締める。 8.
ベルトの整備 ブレーキの点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 走行ベルトの整備 ブレーキは極めて重要な安全装置です。以下 の手順で調整します: 走行ベルトの点検 • ブレーキ・シューが磨耗や破損していないか 点検する。ライニング(パッド)の厚みが 1.6 mm以下となっている場合には、シュー を交換する。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと 1. 平らな場所に停車し、駐車ブレーキを掛け、 レンジ・セレクタをニュートラルにセット し、ポンプとエンジンを止停止させる。 2. ベルトを手で回転させながら磨耗や破損が ないかを点検する。必要に応じてベルトを 交換する。 • ブレーキ・プレートなどに磨耗や変形が発 生していないか点検する。変形を発見した 場合は、該当部品を交換する。 駐車ブレーキの調整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—駐車ブレーキを 点検する。 1. ブレーキ・レバーに調整ノブを固定してい る固定ネジをゆるめる(図 64)。 図 65 1. 走行ベルト 2. 1次クラッチ 3. 2次クラッチ 駆動ベルトの交換 1.
油圧系統の整備 2. ステアリング・ポンプの取り付けボルトを ゆるめる(図 66)。 トランスアクスル/油圧オイルを 点検する 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、ポンプとエンジンを停止し、キーを抜 き取る。 2. トランスアクスルのディップスティックを 抜き、ウェスで一度きれいに拭く(図 67)。 図 66 1. ステアリング・ポンプのベ ルト 2. ステアリング・ポンプ 3. ステアリング・ポンプの取 り付けボルト 3. ポンプの位置を動かしてベルトに張りを出 す;ベルトのスパンの中央部を上から 22 N (2.5 kg) 程度の力で押したときに 5 mm 程度のたわみが出たら、クランクシャフト に一番近いボルトから順に本締めする。 図 67 1. ディップスティック 2. 補給口 重要 このオイルの点検や給油に際しては、 内部に異物を入れぬよう細心の注意を払っ てください。 3. ディップスティックを、チューブの根元ま でもう一度しっかりと差し込む。ディップ スティックを引き抜いて油量を点検する。 4.
重要 指定された銘柄のオイル以外は使用し ないでください。他のオイルを使用すると システムを損傷する可能性があります。 12.エンジンを始動させて運転を行い、オイル をシステム全体に行き渡らせる。オイルの 量を点検し、必要に応じて補給する。 2. ドレン・プラグの下にオイルを受ける容器 をおく。 3. 油圧オイル・タンクの側面にあるドレン・バ ルブをゆるめ、流れ出すオイルを容器に受 ける(図 68)。 油圧フィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 800運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方) Toro 純正フィルタ(P/N 54-0110)をご使用 ください。 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機 器の保証が適用されなくなる場合があります。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、ポンプとエンジンを停止し、キーを抜 き取る。 2. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬ ぐう。 3. フィルタの下にオイルを受ける容器をおく。 4. フィルタを外す(図 70)。 図 68 1. 油圧オイルのディップス ティック 2. ドレン・プラグ 4.
散布系統の保守 400運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方)—ダン プナを点検し、必要に応じて交 換する (Toro正規代理店に依 頼する)。 この散布装置で取り扱う農薬は人体や動植 物、土壌などに危険を及ぼす可能性がある ので取り扱いには十分注意すること。 400運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方)—ポンプ のチェック・バルブを点検し、 必要に応じて交換する。 (Toro 正規代理店に依頼する)。 • 自分自身の安全を守るために、農薬を取 り扱う前に、容器に張ってあるラベルや 安全データ・シートなど取り扱い上の注 意をよく読んで理解し、薬剤メーカーの 指示を守る。たとえば、保護めがね(ゴ グル)、手袋など、薬剤との接触を防止 し危険から身を守ることのできる適切な 保護対策を講じる。 注 以下の構成機器は消耗機材であり通常の使用 によって劣化磨耗しますので、製造上の瑕疵が 明らかな場合を除き、このマシンの製品保証の 対象にはなりません。 Toro 代理店に依頼して、以下の項目について ポンプの内部点検を行ってください: • 散布する薬剤は一種類とは限らないの で、取り
3. 補給口プラグとドレン・プラグを取り (図 71)、排出されるオイルを容器で回収 する。 4. オイルが完全に抜けたらドレン・プラグを取 り付け、締めつける。 手動リリーフ・バルブを操作することによ り、ブームが急に動いて自身や周囲の人間 にケガをさせる危険がある。 5. オイル(Mobil SHC634合成潤滑オイル)を 約1リットル入れる。 • 手動リリーフ・バルブはゆっくりと注意 深く操作すること。 • 周囲に人や障害物がないこと、またブー ムの作動半径内に人がいないことを確認 すること。 SHC634合 合成 潤 重 要 ギ ア ボ ッ ク ス に は Mobil SHC634 滑オイルまたは同等品の合成オイル以外は 使用しないでください。非合成のギア・オイ ルはギア・ボックスに長期的な悪影響を及ぼ します。 6.
注 機体の左右で反対向きになる関係上、左 ブーム・アクチュエータの手動リリーフ・バル ブはアクチュエータの前面にあり、右ブー ム・アクチュエータの手動リリーフ・バルブ はアクチュエータの後面についています。 4. センター・フレームからブーム&ピボット・ブ ラケット・アセンブリを取り外すとナイロン 製ブッシュが見える。 5. ナイロン・ブッシュを取り外し、ピボット・ ブラケットの前面および後面側から見て点 検する(図 73)。磨耗したり破損したりして いる場合は交換する。 2. 六角レンチを使って手動リリーフ・バルブを 以内 で ゆるめる。バルブが開くに 2~3回転以 つれてシリンダが動き出す、あるいは手で 動かせるようになる。 6. ナイロン製ブッシュに少量のオイルを塗り、 ピボット・ブラケットに取り付ける。 3. アクチュエータが元どおりの位置に戻った ら、手動リリーフ・バルブを閉める。バル ブを1.5~2.9 N.m(0.15~0.29 kg.m)にト ルク締めする。 7. センター・フレームにブーム&ピボット・ブラ ケット・アセンブリを取り付け、開口部を 整列させる(図 73)。 8.
洗浄 ボディー側面の戻り止めスロットに組み入 れてください。パドルをボディーに無理に 押し込まないでください。 フローメータの洗浄 6. リテーナ・キャップを取り付ける。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと (いずれ か早く到達した方) 7. フローメータへの配線を行う。 内部の清掃や詰まり解消のために、時々分解清 掃を行ってください。 取水部ストレーナの清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 (水和剤 を使用しているときには間隔を 短くする。) 注 この作業を行うときには、必ずポンプを停 止してください。 1. ワイヤハーネスからフローメータのライン を外す。 2. フローメータのボディーについているリテー ナ・キャップを取る(図 74)。 1. タンク上部の太いホースについている赤い フィッティングからリテーナを外す。 図 75 1. 取水部ストレーナ 2. タンクからホースを外す。 3. 取り付け穴からストレーナを取り出す。 4. 流水でストレーナを洗浄する。 図 74 1. 2. リテーナ・キャップ パドル・ホイール・アセンブ リ 3. 5.
保管 B. エンジンをかけて、コンディショナ入 りのガソリンを各部に循環させる(5分 間)。 C. エンジンを停止し、温度が下がるのを 待ってガソリンを抜き取る。 D. エンジンを再度始動する。チョークを引 いて始動し自然停止まで運転する。 E. チョークを引く。 F. 始動できなくなるまでエンジンの始動・ 運転を続ける。 G. 抜き取った燃料は地域の法律などに従っ て適切に処分する。適切なリサイクル処 置を講ずる。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、ポンプとエンジンを停止し、キーを抜 き取る。 2. エンジンのシリンダ・ヘッドや冷却フィン、 ブロア・ハウジングをふくめた車両全体を洗 浄する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができ ます。ただし高圧洗浄器は使用しないでく ださい。高圧の水で洗浄すると電気系統や グリス部へ水が浸入する恐れがあります。 また、コントロール・パネルやヘッドライ ド、エンジン、バッテリー部に大量の水を かけないようにしてください。 重要 コンディショナ入りのガソリンでも 90日 日間 以 上 の 保 存 は し な い で く だ さ い 。 90 12.
21.汚れていない乾燥した場所で保管する。 22.保管中はキーを抜き取り、子どもなどの手 の届かない場所で保管する。 23.
故障探究 エンジンと車両の故障探究 問題 スタータがクランキングしない。 クランキングするが始動しない。 始動するがすぐ止まる。 考えられる原因 対策 1. レンジ・セレクタがニュートラルに入って いない。 1. ブレーキ・ペダルを踏み込み、レンジ・セ レクタを ニュートラルにセットする。 2. 配線のゆるみ、腐食など。 2. 配線を点検修正する。 3. 4. 5. 6. 7. 3. 4. 5. 6. 7. ヒューズが飛んでいる、ゆるい、など。 バッテリーが上がっている。 安全装置の故障。 スタータやスタータソレノイドの故障。 エンジン内部の焼き付き。 1. ガス欠。 1. 良質の燃料を補給する。 2. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 3. 燃料ラインが詰まっている。 4. 点火コードが外れている。 2. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃料 を入れる。 3. 洗浄または交換する。 4. コードを正しく取り付ける。 5. 点火プラグの損傷や汚れ。 6. 点火リレーの不良。 7. 点火装置の不良。 5. 点火プラグを交換する。 6. 代理店に連絡する。 7.
問題 エンジンがオーバーヒートしている。 考えられる原因 1. エンジン・オイルの量が不適切。 1. オイルを適量に調整する。 2. 負荷が大きすぎる。 3. 吸気スクリーンが詰まっている。 2. 重さを軽くするか走行速度を落とす。 3. 毎回清掃する。 4. 毎回清掃する。 4. 冷却フィンやブロア・ハウジング、回転ス クリーンなどが汚れている。 5. 混合気が薄い。 エンジンのパワーが出ない。 対策 5. 代理店に連絡する。 1. エンジン・オイルの量が不適切。 1. オイルを適量に調整する。 2. エアクリーナのエレメントが汚れている。 3. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 2. 洗浄または交換する。 3. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃料 を入れる。 4. 参照;エンジンのオーバーヒート。 4. エンジンのオーバーヒート。 5. 点火プラグの損傷や汚れ。 6. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 5. 点火プラグを交換する。 7. 圧縮不良。 6. 燃料キャップを交換する。 7. 代理店に連絡する。 1. エンジン固定ボルトがゆるい。 1.
問題 考えられる原因 対策 ブーム・アクチュエータが正しく作動しない。 1. アクチュエータ作動回路に取り付けられ ているサーマル・ブレーカ(ヒューズ・ブ ロックにある)が高温で作動した。 1. 温度が下がるまで待つ。ブレーカが何度 も作動する場合には代理店に連絡する。 2. アクチュエータ作動回路に取り付けられ ているサーマル・ブレーカ(ヒューズ・ブ ロックにある)が作動した、また故障し ている。 2. 代理店に連絡する。 スプレープロ・モニタの故障探究 問題 コンソールが全く作動しない。 考えられる原因 対策 1. 電源ケーブルの断線またはゆるみ。 1. ケーブルを正しく接続する。 2. モニタまたはケーブルの破損。 2. 代理店に連絡する。 1. モニタ・ケーブルのゆるみ。 1. ケーブルを正しく接続する。 2. 速度センサーの精度調整不良。 3. 速度センサーの破損。 2. 速度センサーの基本設定を行う。 3. 代理店に連絡する。 1. ブームの長さが正しく入力されていない。 1. ブームの正しい長さを入力する。 2. 速度センサーの精度調整不良。 3.
図面 電 気 系 統 ; 車 両 (Rev.
電 気 系 統 ; 散 布 シ ス テ ム (Rev.
油 圧 系 統 (Rev.
AGITATION CONTROL VALVE TIO SUC N SUCTION DAMPENER N TIO SUC 1203 DIAPHRAGM PUMP ION TAT I AG フ ロ ー 図 (Rev.
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、 Toro社 およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造 上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間*のうちいずれか早く 到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。この品質保 証の対象となった場合には、 弊社は無料で「製品」の修理を行い ます。この無償修理には、 診断、作業工賃、部品代、運賃が含まれ ます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連 絡をして頂くことが必要です。 連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある場 合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service De