Form No. 3364-698 Rev A Multi-Pro® 1250 タ ー フ ・ ス プ レ ー ヤ 41177— —シ リ ア ル 番 号 290001001 以 上 モ デ ル 番 号 41177 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
整備について、またToro 純正部品についてな ど、分からないことはお気軽に弊社代理店また はToro カスタマー・サービスにおたずねくださ い。お問い合わせの際には、必ず製品のモデル 番号とシリアル番号をお知らせください。図 1 にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の 取り付け位置を示します。 この Multi-Pro® ターフ・スプレーヤは、芝生 に液剤を散布するための専用の装置であり、そ のような業務に従事するプロのオペレータが運 転操作することを前提として製造されていま す。この製品は、集約的で高度な管理を受けて いる公園やゴルフ場、スポーツ・フィールド、 商用目的で使用される芝生に対して液剤を散布 することを主たる目的として製造されておりま す。 1 この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合 証明書)をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この製品のエンジンからの排気やその成分 はカリフォルニア州では発ガン性や先天性 異常を引き起こす物質とされています。 G001788 図1 1.
保守 ............................... 7 音圧 ............................... 7 腕および手の振動 .................... 8 全身の振動 ......................... 8 安全ラベルと指示ラベル .............. 9 組み立て ...............................15 1 逆流防止補給口を取り付け る ...............................16 2 スプレープロのモニタを取り付け る ...............................16 3 ブーム蝶番スプリングを点検す る ...............................17 4 ブームを水平に調整する .............18 5 組み立てを完了する:製品をよく知 る ...............................18 製品の概要 .............................19 各部の名称と操作 ..............
安全について 薬剤の安全管理 警告 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりする と、人身事故につながります。事故を防止する ため、以下に示す安全上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項は必ずお守りください。 これは「注意」、「警告」、「危険」など、人 身の安全に関わる注意事項を示しています。こ れらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身 事故が発生することがあります。 この散布装置で取り扱う農薬は人体や動植物、 土壌などに危険を及ぼす可能性があるので取り 扱いには十分注意すること。 • 自分自身の安全を守るために、農薬を取り 扱う前に、容器に張ってあるラベルや安全 データ・シートなど取り扱い上の注意をよく 読んで理解し、薬剤メーカーの指示を守る。 たとえば、保護めがね(ゴグル)、手袋な ど、薬剤との接触を防止し危険から身を守 ることのできる適切な保護対策を講じる。 • 散布する薬剤は一種類とは限らないので、 取り扱っているすべての薬剤に関して注意 事項を必ず確認する。 • 上記安全確保に必要な情報が手に入らない場 この機械の運転、管理、保守に関わる方々は、 以下のような安全関連規格・規則についての
運転の前に 作業 を 中 止 して い。万一異常を発見したら作 ください。必ず使用する前に修理や調整を 行って問題を解決しておいてください。 • ポンプを作動させる前に、全部のラインコ ネクタが適切に接続されていること、およ びホースの状態が良好であることを確認し てください。 • ガソリンは引火性が非常に高いので、取り 扱いには十分注意してください。 – ガソリンは認可された容器に保管する。 – エンジン回転中や停止直後に燃料タンク のふたを開けない。 – ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守する。 – 給油は屋外で行い、給油の量はタンク の首の根元より 25 mm程度下までとする (首の部分まで燃料を入れない)。入れ すぎないこと。 – こぼれたガソリンはふき取る。 • 本機をご使用になる前に必ずこのマニュア ルをお読みになり、内容をよく理解してく ださい。 絶対 に 運転させないでください。 • 子供には絶 • 大人であっても、 オペレーターズマニュアル 絶対 をよく読んで理解している方以外には絶 に運転させないでください。 訓練を受け、許 可されている人以外には運転させないでく ださい。肉体的、 精神的
ブレーキ操作 状態では停止距離が長くなることを忘れ ずに。 • 障害物に近づく前に十分減速してください。 これにより、停止や回避のための余裕が生ま れます。万一実際にぶつかれば、機材を損傷 損失してしまいます。さらにはご自身にけ が等を負わせることにもなりかねません。 – 急停止や急発進をしないこと。後退から 前進、あるいは前進から後退への切り替 えは、完全に停止する。 – 旋回するときは必ず速度を落とす。急旋 回など突然の操作は、その後の制御が不 安定になりやすく事故のもとであるから 行わない。 • 停止や旋回は車両総重量と大きな関係があ ります。積載重量が大きいときには停止も 旋回も難しくなります。積載重量が大きい ほど停止に掛かる時間が長くなります。 – バックする際には必ず後方を確認し、人 がいないことを確かめる。後退時は速度 を落とす。 • ターフも普通の路面も、ぬれているときには 非常に滑りやすくなります。停止距離も乾 いているときの2倍から4倍の長さが必要に なります。また深い水溜りに入ってブレー キがぬれると、乾燥するまでブレーキが利 かなくなります。水溜りを抜けたあとは速 度を落
は、急停止による転倒の危険を避けるために 慎重に車両を制御してください。バックで 斜面を下っているときに急ブレーキを掛け ると後ろに転倒する危険が高くなります。 • Toro では、本機を斜面で使用する場合に は、ROPS (横転保護バー)の取り付けを強 くお勧めしています。ROPS を取り付けてい る場合には必ずシートベルトを着用してく ださい。 • ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴の 近くなど路面が一定でない場所では必ず減 速してください。車体が揺れると重心が移 動し、運転が不安定になります。 ジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、始動ス イッチからキーを抜いておいてください。 • ボルト、ナット、ネジ類は十分に締めつけ、 常に機械全体の安全を心掛けてください。 • 火災防止のため、エンジンの周囲に、余分 なグリス、草や木の葉、ホコリなどが溜ま らないようご注意ください。 • 燃料残量やオイル洩れやバッテリー液など の点検には、絶対に火を使用しないでくだ さい。 • エンジンを回転させながら調整を行わな ければならない時は、手足や頭や衣服を可 動部に近づけないように十分ご注意くださ い。また、無用の人間
腕および手の振動 右手の振動レベルの実測値 = 1.11 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 1.25 m/s2 不確定値(K) = 0.5 m/s2 実測は、EC規則 1032 に定める手順に則って実 施されています。 全身の振動 振動レベルの実測値 = 0.092 m/s2 不確定値(K) = 0.
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなく なったものは必ず新しいものに貼り替えてください。 104-7628 1. オペレーターズマニュアル を読むこと 100-8386 1. 2. 燃料 なし 3. 4. 半量 満タン 117–2718 100-8458 1. 2. 走行速度 低速走行にセットするにはアクセルの踏み込みを軽くして速 度リミッタを上に引く。 3. 高速走行にセットするにはアクセルの踏み込みを深くして速 度リミッタを下に押す。 114-9576 1. 100-8619 1. スプレー ON 2.
0-8470 100-8454 1. エンジン ― 停止 2. 3. 4. エンジン ― 作動 エンジン ― 始動 ヘッドライト 5. ニュートラルでのエンジン 速度ロック 6. 入 7. ON 8. OFF トランスミッションについては オペレーターズマニュアル を読 むこと 2. エンジンの始動手順;着席し、ブレーキを踏み、レンジセレ クタをニュートラルにしてキーを始動位置に回し、セレクタを 希望のギアに入れてブレーキから足を離し、駐車ブレーキを 解除してアクセル・ペダルを踏み込む。 3. エンジンの停止手順;ブレーキを踏み、レンジ・セレクタをニュー トラルにし、駐車ブレーキを掛け、キーを停止位置に回す。 4. レンジ・セレクタのギア・パターン 1. 107-8621 1. 2. 10 撹拌 ON 無段階調整 3.
106-5016 1. 2. 3. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと。 感電危険 ― 頭上の電線に注意。 ブームが当たると危険 ― 周囲の人を十分に遠ざけること。 93-0688 1. 2. 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと。 劇薬による火傷や吸入による危険 ― 手、皮膚、目、鼻の保 護をおこなうこと。 110-5240 警告 - 初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読 みトレーニングを受けること。 2. 警告 ― 可動部に近づかないこと;カバーを外したままで 運転しないこと。 3. 感電危険 ― 頭上の電線に注意。 4. ブームが当たると危険 ― 周囲の人を十分に遠ざけること。 1. 100-8489 1. 左ブーム 2. センター・ブーム 3. 右ブーム 4. スプレー ON 5. スプレー OFF 6. ポンプ 7. ON 8. OFF 9. 無段階調整, 散布水圧 10. 上げる 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19.
110-5143 1. 2. 3. 4. 106-5051 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと。 転倒危険 ― 凹凸地の走行や旋回時は減速すること。 転落危険 ― 人を乗せないこと。手足を車両外に出さないこと。 エンジンの停止手順;ブレーキを踏み、レンジ・セレクタを ニュートラルにし、駐車ブレーキを掛け、ブレーキ・ペダルから 足をはなし、キーを停止位置に回し、キーを抜き取る。 1. 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと;応急手当時の 洗浄にはきれいな真水を使用すること。 108-3307 107-8640 1. 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと;タンクのすす ぎにはきれいな真水を使用すること。 108-3309 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 106-1355 1. 警告 ― タンクに入らないこと。 12 総面積 ブーム選択 速度 単位系 単位を選択 散布率 区画別面積 8. 9. 10. 11. 12. 13.
108-3252 1. 警告 - オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 2. ラグ・ナットを75-88 Nm (7.6-8.9 kg.m)にトルク締め すること。 108-3699 1. 30A ヒューズ、左ブーム・ア 6. クチュエータ 2. 30 A ヒューズ、右ブーム・ア 7. クチュエータ 3. 15A ヒューズ、フォーム・ 8. マーカー 4. なし 9. 10. 5.
104-8939 1. エンジン・オイルの量(ディッ プスティック) 2. エンジン・オイルのフィルタ 3. トランスアクスル/油圧オイ ル量(ディップスティック) 4. トランスアクスル/油圧オイ ル・フィルタ 5. 油圧オイル・ストレーナ 9. 6. 7. ギアボックスのオイル量 ブレーキ・オイル 8. ベルト(ステアリング用と駆 動用) 燃料(無鉛ガソリン) 13. グリス 10. 11. 燃料フィルタ バッテリー 14. 15. 12. エア・クリーナ 16.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 内容 数量 用途 90°フィッティング クイック・カップラ ホース・アダプタ 補給口ブラケット フランジ・ボルト、5/16 x 3/4 インチ 逆流防止ホース スプレープロ・モニタ スプレープロ用ステッカー ブラケット フランジヘッド・ボルト、3/4 インチ フランジ・ナット、1/4 インチ ノブ ワッシャ キャリッジ・ボルト 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 必要なパーツはありません。 – ブーム蝶番スプリングを点検します。 必要なパーツはありません。 – ブームを水平に調整する。 始動キー オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ オペレータのためのトレーニング資料 登録カード 納品前検査証 1 1 1 1 1 1 1 実際に運転を始める前に、マニュアル を読みトレーニング資料をご覧になって ください。 15 逆流防止補給口を取り付けます。 スプレープロのモニタを取り付けます。
注 前後左右は運転位置からみた方向です。 3. クイック・カップラにホース・アダプタを 取り付ける(図 3)。 1 4. カップラについているレバーをアダプタ側 に倒してロックし、ヘアピンコッターで固 定する(図 3)。 逆流防止補給口を取り付ける 5. 逆流防止ホースを、ブラケットの大きな開 口部に通してから、90度エルボに取り付け る(図 3)。 この作業に必要なパーツ 重要 タンクの中の液剤に届くような長い ホースを取り付けないでください。 1 90°フィッティング 1 クイック・カップラ 1 ホース・アダプタ 1 補給口ブラケット 1 フランジ・ボルト、5/16 x 3/4 インチ 1 逆流防止ホース 2 スプレープロのモニタを取り付ける この作業に必要なパーツ 手順 1.
6. ブラケットにスプレープロを取り付け (図 5)、ノブで固定する。 7. スプレープロの電気コードのコネクタを、 ダッシュボード下にあるコネクタに接続す る(図 7)。 3/4 in)2本とフランジ・ナット(1/4 in)2 本を使用する(図 5)。 図5 1. スプレープロ・モニタ 2. ブラケット 3. フランジヘッド・ボルト, 1/4 x 3/4 インチ 4. ノブ 図7 1. 3. キャリッジボルト、ゴム・ワッシャ、ノブ 各2個を、図 5および図 6のように仮止め する。 スプレーヤからのコネクタ 2.
注 しばらくの間は、バンパーが圧迫された状 態が続く可能性がある。バンパーが水平位置 よりも下がるようであれば、もう一度この調 整を行う。 A. 全部のスプリングが、圧縮された状態で 40mm になるように調整する。 B. 長さが40mm以上あるスプリングは、すべ てジャムナットを締めて調整する。 5 組み立てを完了する:製品をよく 知る この作業に必要なパーツ 図8 1. ブーム蝶番スプリング 2. 1 始動キー 1 オペレーターズマニュアル 1 エンジンマニュアル 1 パーツカタログ 1 オペレータのためのトレーニング資料 1 登録カード 1 納品前検査証 ジャム・ナット 手順 4. 左右両方の蝶番の各スプリングについて上 記の手順を行う。 1. マニュアルを読む。 5. ブームを移動走行位置(X字に組んだ状態)と する。詳細については、運転操作 (ページ 27) の「ブームの操作」を参照。 2. オペレータ用トレーニング資料を見る。 3. 日本のお客様は Toro への返送はご不要で す。 4.
製品の概要 図9 1. 2. 3. 左ブーム 右ブーム 移動走行用ブーム・ケーブル 4. 5. 6. ヘッドライト 真水タンク 燃料タンク 7. 8. 9. 10. 薬剤タンク 逆流防止ホース取り付け口 タンクのふた オペレータ乗車位置 図 10 1. 2. ペダル すすぎタンク 4. 5. ポンプ バッテリー 7. 8. 攪拌コントロール・バルブ 右ブーム 3. 薬剤タンク 6. ポンプ水圧ダンプナ 9. センター・ブーム 19 10. 11. 左ブーム ブーム・コントロール・シリン ダ 12.
各部の名称と操作 図 11 1. 2. 3. ハンドル スプレープロ・モニタ 速度リミッタ 4. 5. 6. チョーク スプレーヤ制御部 レート固定スイッチ 7. 8. 9. 駐車ブレーキ マスター・ブーム・スイッチ レンジ・セレクタ 10. 11. 12.
早くOFFに戻すようにしてください。エンジ ンが温かい時にはチョークは不要です。 レンジ・セレクタ 運転席左側にあり、走行時の速度レンジを5つ から選択します:前進3段、ニュートラル、そ れに後退です(図 15)。ニュートラル位置以外 でエンジンを始動させることはできません。レ ンジの切換は、必ず完全に停止した状態で行っ てください。 図 13 1.
アワー・メータ アワー・メータ(図 15)は、エンジンの積算運 転時間を表示します。このメータは始動スイッ チを Run 位置にしている時に積算を行います。 電圧計 電圧計(図 15)は、バッテリーに残っている電圧 を表示します。バッテリーがフル充電されてい れば、キーが Run電圧計の針はほぼ中央位置を 指します。エンジン回転中は、それよりもやや 右寄りの表示(充電中)となるのが正常です。 図 16 1.
ポンプ・スイッチ する液量を調節するバルブです。このバルブは 2つの方法で操作することができます:散布率 調整スイッチで動かす方法と、手動で動かす方 法です。手動で操作するには、バルブについて いる電線のコネクタを外し、バルブ上部につい ているレート調整ノブを手で回すことにより水 圧を調整します。 運転席右側、コントロール・パネルにあります (図 17)。前に押すとポンプが始動、後ろに押 すと停止します。 重要 ポンプ駆動部を保護するために、ポンプ のスイッチを入れる時にはエンジンをロー・ア イドルにしてください。 散布率調整スイッチ 散布率調整スイッチ (図 17) は運転席右側の コントロール・パネルにあります。前に倒して 保持すると散布水圧が上昇し、後ろに倒して保 持すると水圧が下がります。 レート固定キー・スイッチ 図 18 運転席右側のコントロール・パネルにあります (図 17)。キーを左に回すと散布率スイッチの操 作が無効となり、誤ってスイッチに触れて散布 率を狂わせてしまう恐れがなくなります。キー を右に回すと、ロック状態が解除され、散布率 スイッチによる調整ができるようになります。
水圧計 タンクの右側にあります(図 19)。散布システ ムの水圧を psi とkPa で表示します。ノズルを 交換した場合には、必ずバイパス・バルブの調 整が必要になりますが、そのときにこの水圧計 で水圧を見ながら調整を行います。 逆流防止補給口 タンクの前方にあり、ネジ付きのフィッティ ングと90度の鋸歯フィッティングがついてお り、ここにホースをつないでタンクの中に水を 入れます。この補給口にホースをつないで水を 入れれば、タンク内の薬剤が水道などに逆流す ることはありません。 図 19 1. 攪拌コントロール・バルブ 2.
ス プ レ ー プ ロ ( Spray Pro™ Pro™)) モ ニ タ モニタは、液晶ディスプレイ、選択ダイヤル と、基本設定を行うための4つのボタンで構成 されています(図 20)。 スプレープロのモニタは走行速度や散布率な ど、スプレー作業に関連するデータを表示しま す。散布率の制御を行う装置ではありません。 図 20 1. 2. 3. 4. 5. 液晶スクリーン 選択ダイヤル 総面積 速度 単位系 6. 7. 8. 9. 10. 散布率 区画別面積 走行距離 区画別散布量 散布総量 11. 12. 13. 14. 15. リセット; 基本設定用ボタン 基本設定;基本設定用ボタン 基本設定用ボタン;下げる 基本設定用ボタン;上げる ブーム選択 16. 単位を選択 17. 幅 18. 速度の基本設定 19. フローメータの基本設定 20.
仕様 TURFでは平方フィートです。リセットボタ ンでリセットでき、総面積の積算には影響 を与えません。リセット・ボタンを押すと区 画別散布面積もリセットされます。 注 仕様および設計は予告なく変更される場合 があります。 • 散布総量 散布した面積を積算表示します。表示単位 は、USではエーカー、SIではヘクタール、 TURFでは平方フィートです。リセットボタ ンでリセットできます。 基本設定ボタン モニタには以下のボタンがついています: • リセット 散布総量、区画別散布量、距離、散布総面 積、区画別面積の表示を0 に戻します。 • 基本設定 基本設定(キャリブレーション)モードと 通常モードを切り替えます。 • 下げる 基本設定を行っている時、表示されている 数値を減少させます。 ベース重量 935 kg 標準スプレー・システム搭載時 重量(液剤とオペレータを含ま ず) 935 kg 標準スプレー・システム搭載時 重量(液剤とオペレータを含む) 1,660 kg 最大車両重量(平坦地で) 1,888 kg タンク容量(CE 規定の 5% オー バーフローを含む) 662 リッ
運転操作 タイヤ空気圧を点検する 8運転時間ごと又は運転開始前にタイヤ空気圧 を点検してください。適正圧は 124 kPa(1.
使用推奨ガソリン • 燃料、オイルなどの量を点検し、不足して いれば適正品を適正量まで補給する。 新しい、不純物のない、自動車用の無鉛レギュ ラーガソリン(ポンプ・オクタン価 87以上)を 使用してください。無鉛ガソリンが入手できな い場合は、有鉛ガソリンを使用してください。 • ブレーキ・ペダルの作動を点検する。 • ヘッドライトが正常に作動することを確 認する。 重要 メタノール添加ガソリン、10 10% %以上のエタ ノールを添加したガソリン、ガソリン添加物、 ホワイトガソリンなどは本機の燃料システムを 損傷しますから絶対に使用しないでください。 • ハンドルを左右一杯に切って応答を確認 する。 • オイル漏れや各部のゆるみなどの異常がな いか点検する。オイル漏れ、各部のゆるみ などの点検は必ずエンジンを停止し、機械 の可動部がすべて完全に停止している状 態で行う。 燃料を補給する 燃料タンク容量は約 19 リットルです。 注 燃料タンクのキャップが燃料計になってい ます。時々残量を点検してください。 1. エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛ける。 2.
注 車両の重量により停止速度が変わります から注意してください。 • エンジンが冷えている時には、始動後15秒 間程度のウォームアップを行う。 • 最初の数時間は急ブレーキを掛けないよう に注意する。ブレーキのライニングは数時 間程度の慣らしがけが必要である。 速度リミッタのセット方法 1. 希望する速度までアクセル・ペダルを踏み 込む。 2. ボタンを押しながら、ノブを引き上げ、 リミッタがアクセル・ペダルに当たったの が足に感じられたら、ボタンから指を離 す(図 23)。 • エンジンの空ふかしをしない。 • 意識的に速度を変えながら走行する。急発 進や急停止をしない。 • 初期整備については「保守」の章を参照 する。 ブームを水平に調整する 左右のブームを水平に維持するためには、中央 ブームについているハードストップを、以下 の手順で調整します: 1. 運転席にある、始動キーをONに回してシス テムの電源を入れる。 2. 各ブームを床面に対して平行にする。 図 23 1. 2. 速度リミッタ・ノブ 速度リミッタ・ボタン 3. 4. 3.
コックのレバーをひねれば水が出ます。 注意 農薬は人体に危険を及ぼす恐れがある。 • 農薬を使う前に、農薬容器に張ってある ラベルをよく読み、メーカーの指示を全 て守って使用する。 • スプレーを皮膚に付けない。万一付着した 場合には真水と洗剤で十分に洗い落とす。 • 作業にあたっては保護ゴーグルなど、メー カーが指定する安全対策を必ず実行する。 マルチプロ・スプレーヤは耐久性が高く長い 間お使い頂ける散布車として製造されていま す。装置の性能と耐久性を確保するために、そ れぞれの個所に応じて色々な種類の素材を使 用しております。残念ながら、散布装置の使 用目的すべてに完璧に合った材料というもの は存在しません。 図 24 1. 2.
2. ブーム昇降スイッチを使ってブームを下げ る。各ブームが完全に散布位置に降りる まで待つ。 2 1 3. ブームを上昇させる必要が出てきたら、ま ず平らな場所に停車する。 4. ブーム昇降スイッチを使ってブームを上げ る。各ブームが完全に上昇して移動走行用 クレードルに収まり、シリンダが完全に縮 んでブームがX字型にたたまれるまで待つ。 重要 ブーム・アクチュエータ・シリンダの破 損を防止するために、移動走行を開始す る前に、各アクチュエータが完全に引き 込まれた状態になっているのを確認して ください。 G001897 図 25 1. タンクのふた 2. 移動走行用ブーム・クレードル 逆流防止補給口 このスプレーヤは、ユニークな特長を持つ移動 走行用ブーム・クレードルを装備しています。 移動走行中、低く垂れた木の枝などの障害物に ブームが当たると、ブームはクレードルからお しだされて外れます。クレードルから外れた ブームは、車両後部でほぼ水平状態になって止 まります。この状態でブームが破損することは ありませんが、クレードルから外れたら、直ち に元のように戻してください。 5.
作業後の洗浄 1. 各ブームを開く。 2. マスター・ブーム・スイッチを OFF にセッ トする。スプレープロ・モニタに HOLD とい う表示が出る。 重要 作業が終了したら毎回すぐにスプレーヤ を洗浄してください。これを怠ると、内部に 残留している薬剤が固まってラインの詰まり やポンプの異常の原因となります。 3. 各ブームのスイッチを ON 位置にする。 4. 現場へ移動する。 散布システムは 一 回 使 用 す る ご と に 洗浄し てください。スプレー・システムの正しい洗浄 方法: 5. スプレープロのダイヤルを「散布率」 に合 わせ、散布率スイッチで所望の散布率に合 わせる。この手順は: • すすぎ洗いを3回別々に行う。 A. ポンプがONになっているのを確認する。 • それぞれのすすぎ洗いに少なくとも200リッ トルの水を使用する。 B. ブレーキを踏んだ状態で希望のレンジを 選択し、その後、最高速度で走行する。 • 薬剤メーカーが指示をしている場合には、 その指示に従ってクリーナや中和剤を使 用する。 C.
3. 排出が完全に終了したら、ドレン・バルブを フレームに取り付けてリンチ・ピンで元通り に固定し、バルブを閉じる (図 28)。 4. タンクに少なくとも 190 リットルの水を入 れてふたを閉める。 注 必要に応じて洗浄剤や中和剤を使用して ください。ただし、最後のすすぎには真水 で行ってください。 5. エンジンを掛ける。 6. レンジ・セレクタをニュートラルとし、ア クセルを一杯に踏み込んで、ニュートラル・ エンジン・ロックをON位置にセットする。 図 27 1. タンク・ドレン・ハンドル 7. 攪拌バルブを ON にセットする。 タンク・ドレン・ハンドルを操作して残っ ている薬液を全部排出し、地域の法律や規 則、メーカーの指示に従って適切に処分 する (図 28)。排出が済んだら、ブラケッ トについているリンチ・ピンを外してドレ ン・バルブを取り外して地面に置く。これ により、配管内部に残っている薬剤も完全 に排出される。 2 3 8. ポンプのスイッチを ON にし、散布率ス イッチで水圧を上げる。 9. マスター・ブーム・スイッチと個別ブーム・ス イッチを ON にする。 10.
スプレープロ・モニタの基本設定 図 29 1. 2. 3. 4. 5. 液晶スクリーン 選択ダイヤル 総面積 速度 単位系 6. 7. 8. 9. 10. 散布率 区画別面積 走行距離 区画別散布量 散布総量 11. 12. 13. 14. 15. スプレープロのモニタには基本設定モードが あり、必要に応じて基本設定を変更すること ができます。基本設定の変更ができる項目は 以下の通りです: リセット; 基本設定用ボタン 基本設定;基本設定用ボタン 基本設定用ボタン;下げる 基本設定用ボタン;上げる ブーム選択 16. 単位を選択 17. 幅 18. 速度の基本設定 19. フローメータの基本設定 20. LED 3. ディスプレイに CAL HOLD と表示されて赤 いランプが点灯するまで 基本設定ボタン を押し続ける。 4. 選択ダイヤルを「ブーム選択」または「総 面積」位置に回す。 • ブームの長さ 5. 長さ設定の変更をしたいブームを、増減 ボタンで選択(1=左、2=中央、3= 右)する。 • 単位系 • 速度 • フローメータ 6.
1. スプレーヤを停止し、駐車ブレーキを掛 ける。 2. マスター・ブーム・スイッチを OFF にセッ トする。スプレープロ・モニタに HOLD とい う表示が出る。 3. ディスプレイに CAL HOLD と表示されて赤 いランプが点灯するまで 基本設定ボタン を押し続ける。 4. 選択ダイヤルを「単位選択」または「単位 系」 位置に回す。 5. 増減ボタンで選択する。 6. 赤いランプが消えるまで基本設定ボタンを 押し続ける。車両を運転して基本設定モー ドを終了させることもできます。 て赤いランプが点灯するまで 基本設定ボ タンを押し続ける。 モニタの表示は、フローメータの基準値の 表示と総流量の表示が交互に表示されるよ うになる。 10.総散布量が表示されている時に、増減ボタ ンを使って、数値をタンクに実際に入れ た水量に修正する。 11.モニタの表示が交互表示に戻ったら、設定 基準値が変わっていることを確認する;今 後はこの新しい数値が正しい校正値となる のでメモしておく。今後はこの新しい数値 が正しい校正値となる。 12.
• 表示が 150 m であれば精度調整は不要 である。 4. スプレープロのダイヤルを「散布率」に 合わせる。 • 表示が 150 m でない場合には、以下の 調整を行う。 5. レンジ・セレクタをニュートラルにセッ トする。 13.駐車ブレーキを掛ける。 6. アクセルを踏み込み、ニュートラル・エン ジン・ロックを ON にする。 14.モニタの表示を「距離」のままにしてお き、ディスプレイに CAL HOLD と表示され て赤いランプが点灯するまで 基本設定ボ タンを押し続ける。 7. ポンプのスイッチを ON にしてポンプを作 動させる。 8. ブーム・スイッチ 3 つ全部とマスター・ス イッチを ON にする。 モニタの表示は、距離の表示(同時に HOLD の文字が表示される)と速度基準値の表示 (同時に CAL HOLD の文字が表示される) が交互に表示されるようになる。 9. 散布率調整スイッチを操作して、水圧計の 読みが現在使用しているノズルの標準水圧 になるように調整する(2.8 kg/cm2 で使用 するノズルが多い)。 15.
図 33 1. 車両後部のロープがけポイントとして、後ろフ レームの下(調整式ブームフレームのすぐ前) にリングが2つ付いています。 図 31 1. 2. ポンプ グリス・ニップル 3. ロープ掛けのポイント 圧力ダンプナ 緊急時の牽引移動 ダンプナの空気圧を調整する 緊急時には、短距離に限り、本機を牽引して移 動することができます。ただし、通常の移動に はこの方法を使わないでください。 ポンプについているダンプナの空気圧は1bar (kg/cm2)にセットされています。ダンプナ の推奨圧力は、散布に使用する圧力の 1/3 です。散布に使用する圧力が 3.1 bar(3.2 kg/cm2)以上の場合には、その数値に合わせ て調整してください。 警告 牽引時の速度が速すぎると、ハンドル操作が できなくなって人身事故となる危険がある。 牽 引 速 度 は 時 速 8km/h 以 下 を 厳 守 す る こ と 。 牽引作業は二人で行います。移動距離が長く なる場合は、トラックやトレーラに積んで移 送してください。「スプレーヤを搬送する場 合」を参照。 1. 牽引ロープを取り付ける。 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • • • • 使用開始後最初の 50 時間 • エンジン・オイルを交換する。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • ホイール・ナットのトルク締めを行う。 走行ベルトを点検する。 ステアリング・ポンプのベルトの張りを点検する。 油圧フィルタを交換する。 ポンプ水圧ダンプナの圧力を点検する。 エンジンの回転スクリーンを点検する。 エンジン・オイルの量を点検する。 タイヤ空気圧。 ポンプ水圧ダンプナの圧力を点検する。 取水部ストレーナ。 (水和剤を使用しているときには間隔を短くする。) 25運転時間ごと • エアクリーナのスポンジを清掃する (ホコリの多い環境で使用しているときには間隔 を短くする。) 50運転時間ごと • ポンプのグリスアップを行う。 • バッテリー・ケーブルの接続状態を点検する。 • バッテリー液の量を点検する。 100運転時間ごと • 各グリス注入部のグリスアップを行う。 • ブーム蝶番のグリスアップを行う。 • エンジンの回転スク
整備間隔 400運転時間ごと 整備手順 • • • • • • • • • • • 800運転時間ごと アクチュエータ・ロッドのベアリングのグリスアップを行う。 エンジンマニュアルに記載されている1年整備をすべて行う。 燃料ラインを点検する。 一次走行クラッチの清掃と潤滑を行う。 ポンプのダイヤフラムを点検し、必要に応じて交換する。 (Toro正規代理店に依頼する)。 ダンプナを点検し、必要に応じて交換する (Toro正規代理店に依頼する)。 ポンプのチェック・バルブを点検し、必要に応じて交換する。 (Toro正規代理店に依 頼する)。 ポンプ・ドライブのギア・オイルを交換する。 ブーム・アクチュエータの油圧オイルに空気が混入していないか点検する。 中央ブームについているナイロン製ピボット・ブッシュの点検を行う。 バルブ・アセンブリのOリングを点検し、必要に応じて交換する。 • トランスアクスル/油圧オイルを交換しストレーナを清掃する。 • 油圧フィルタを交換する。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンオペレーターズマニュアルを参照 してください。 始業点検表 このページをコピー
要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜きとり、念のために点火プラグのコードを外しておくこ と。点火コードが絶対に点火プラグと触れることのないよう、確実に隔離すること。 図 34 整備個所 1. エンジン・オイルの量(ディッ プスティック) 2. エンジン・オイルのフィルタ 3. トランスアクスル/油圧オイ ル量(ディップスティック) 4. トランスアクスル/油圧オイ ル・フィルタ 5. 油圧オイル・ストレーナ 9. 6. 7. ギアボックスのオイル量 ブレーキ・オイル 8. ベルト(ステアリング用と駆 動用) 燃料(無鉛ガソリン) 13. グリス 10. 11. 燃料フィルタ バッテリー 14. 15. 12. エア・クリーナ 16.
整備前に行う作業 車体後部のジャッキアップ・ポイントは後フレー ムサポートのアングル溶接部の間(図 36)です。 スプレーヤのジャッキアップ 保守整備のためにエンジンを掛ける場合には、 車両後部をジャッキアップする必要がありま す;後アクスルにジャッキを掛け、25 mm 程度 ジャッキアップしてください。 危険 ジャッキアップされている車体は不安定であ り、外れると下にいる人間に怪我を負わせる 危険が高い。 図 36 1. • ジャッキアップした状態ではエンジンを始 動しない。 • 車両から降りる時は必ずキーを抜いておく。 • ジャッキアップした車両には輪止めを掛け る。 車体前部のジャッキアップ・ポイントはAアー ムの下(図 35)です。 図 35 1.
潤滑 スプレーヤのグリスアップ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—ポンプのグリス アップを行う。 100運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方)—各グ リス注入部のグリスアップを 行う。 グ リ ス の 種 類 : No.2汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスニッ プルをきれいに拭く。 図 38 ホイールの各側に3ヶ所 2. グリス・ガンでグリスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 1. グリス・ポイント グリスアップ箇所を以下に列挙しま す:図 38~図 43 図 39 ステアリング・ロッド 1. グリス・ポイント 図 37 ポンプ(入れすぎないこと) 1. グリス・ポイント 図 40 ポンプ・ドライブ、各側に4ヶ所 1.
ブーム蝶番のグリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 重要 ブームの蝶番を水洗いした場合には、蝶 番アセンブリから水と異物を完全に除去し、新 しいグリスを塗ってください。 グ リ ス の 種 類 : No.2汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリス・ フィッティングをきれいに拭く。 図 41 エンジン部の駆動アクスル、各側に5ヶ所とスリップ・ジョイント 1. 2. グリス・ガンでグリスを注入する図 44。 グリス・ポイント 図 42 トランスミッションの駆動アクスル 1. グリス・ポイント 図 44 右ブーム 1. グリス・ニップル 3. はみ出したグリスはふき取る。 4. 各ブーム・ピボットについて上記の作業を 行う。 アクチュエータ・ロッドのベアリン グのグリスアップ 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと (いずれ か早く到達した方) グ リ ス の 種 類 : No.2汎用リチウム系グリス 図 43 ステアリング・ロッドの上のステアリング・ピボット 1. 1. ブームを散布位置にセットする。 2.
1 ながら、ブームのピボットとアクチュエー タ・ロッドにピンを通す(図 45)。 4 2 7. ピンを入れた状態で、ブームから手を離 し、先ほど外したコッターを使ってピンを 固定する。 5 8. 各アクチュエータ・ロッド・ベアリングにつ いて上記の作業を行う。 3 G002016 図 45 1. 2. 3. アクチュエータ アクチュエータ・ロッド ブーム・ピボット・ピンのハ ウジング 4. 5. コッター ピン 3. ブームを持ち上げて、ピンを外す(図 45)。 ブームをゆっくりと床まで降下させる。 4. ピンが破損していないか点検し、必要に応 じて交換する。 5. アクチュエータ・ロッドのベアリング端部 を動かしながらベアリング内部にグリスを 注入する(図 46)。はみ出したグリスはふ き取る。 図 46 右ブーム 1. ベアリングにグリスを塗る 6.
エンジンの整備 吸気スクリーンを点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エンジン の回転スクリーンを点検する。 100運転時間ごと—エンジンの回 転スクリーンを清掃する (ホ コリの多い環境で使用している ときには間隔を短くする。) 吸気部はエンジン正面にありますから8運転時 間ごとまたは毎日点検し、必要に応じて清掃し てください。 図 47 1. 2. 3. 4. エア・クリーナの整備 ス ポ ン ジ ・ エ レ メ ン ト :25運転時間ごと、また は1年に1回のうち早く到達した方の時期に洗 浄してオイルを含ませます。 エア・クリーナのカバー ノブ カバー・ナット カバー 5. 6. 7. 8. スポンジ・エレメント ペーパー・エレメント ゴム製シール エア・クリーナのベース 4. エア・クリーナのカバーのノブをゆるめて カバーを外す(図 47)。 5. ペーパー・エレメントからスポンジ・エレメ ントを注意深く取り外す(図 47)。 ペ ー パ ー ・ エ レ メ ン ト 100運転時間ごと、ま たは1年に1回のうち早く到達した方の時期に 交換します。 6.
注 ゴム・シールがベースとカバーを全周 にわたって密閉していることを確認してく ださい。 4. エア・クリーナのカバーとノブを元通りに 取り付ける(図 47)。 5. 座席を元に戻してラッチを掛ける。 図 48 1. スポンジ・エレメント 2. エンジン・オイルについて オイル 油量は 2.0 リットル(フィルタ共)です。 5.
図 51 1. 6. オイルが完全に抜けたら、プラグを元通り に取り付け、13.6 Nm(1.4 kg.m)にトル ク締めする。 図 50 1. ディップスティック 2. オイル・ドレン・プラグ 補給口キャップ 7. 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど 適切な方法で処分する。 3. オイルの量が不足している場合は、バル ブ・カバーについている補給口のキャップ (図 50)を取り、ディップスティックの FULL マークまで補給する。補給するときは、 ディップスティックで確認しながら少量ずつ 入れる。入れすぎないよう注意してください。 8. 所要量の約 80% のオイルを補給口から入れ る(図 50)。 9. オイルの量を点検する。 10.ディップスティックの FULL マークに達す るまで補給口から残りのオイルをゆっくり と補給する。 4.
点火プラグの点検 4. 新しいフィルタのガスケットにオイルを薄 く塗る。 5. アダプタに新しいフィルタを取り付ける。 ガスケットがアダプタに当たるまで手でね じ込み、そこから更に 1/2 回転増し締めす る(図 52)。 6. クランクケースに新しいオイルを入れる; 「エンジン・オイルの交換」の8 ~ 10を参 照。 7. 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど 適切な方法で処分する。 1. 中央の電極部(図 54)を観察する。 薄茶色や灰色になっていれば正常に燃焼し ている。碍子が黒くなっているのは不完全 燃焼である(エアクリーナの汚れが原因で あることが多い)。 重要 点火プラグは清掃しないでください。 黒い付着物、電極の磨耗、油状の被膜、欠 けなどが見られたら新しいものと交換して ください。 2. すきまゲージでエア・ギャップの点検を行 い、隙間の大きさが適切でなければ側面の 電極を注意深く曲げて調整する(図 54)。 点火プラグの交換 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと タ イ プ : Champion RC-12YC (または同等品) エ ア ・ ギ ャ ッ プ : 0.
燃料系統の整備 電気系統の整備 燃料フィルタの交換 ヒューズ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—燃料フィルタを 交換する。 全部で2本のヒューズ・ブロックを使用し、1本 の未使用スロットがあります。ヒューズは運転 席下に取り付けてあります(図 56)。 400運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方)—燃料 ラインを点検する。 1. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. 運転席背後のラッチを外して座席を前に倒 す。 3. フィルタを固定しているホースを外したとき にホースから燃料がこぼれないように入口側 または出口側のホースにクランプを掛ける。 4. フィルタの下にオイルを受ける容器をおく。 5. 古いフィルタのクランプをゆるめて脇に寄 せる(図 55)。 図 56 6. ホースからフィルタを抜き取る。 1. 左ブーム・アクチュエータの サーマル・ブレーカ 2. 右ブーム・アクチュエータの サーマル・ブレーカ 3. 泡マーカー 4. 未使用 5. パワー 6. ヘッドライト 7. クルーズ・コントロール 8. 9.
電 圧 : 12 V, 冷間クランキング電流 280 A @ (-32°C) 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属 部分が触れるとショートを起こして火花が 発生する。それによって水素ガスが爆発を 起こし人身事故に至る恐れがある。 バッテリーの取り外し 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、ポンプとエンジンを停止し、キーを抜 き取る。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行う ときには、端子と金属部を接触させない ように注意する。 2. バッテリー・ボックスのノブ(図 57)をゆる め、カバーを外す。 • バッテリーの端子と金属を接触させな い。 • バッテリー押さえは必ず取り付ける。 4. バッテリー端子からプラス・ケーブル(赤) を外す。 5. バッテリー・リテーナと固定金具を外す (図 57)。 6. バッテリーを取り出す。 バッテリーを取り付ける 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—バッテリー・ケーブ ルの接続状態を点検する。 図 57 1. 2. ノブ バッテリー 3. 1.
ください。充電終了後は、機体に取り付けて保 存しても、機体から外したままで保存しても構 いません。機体に取り付けて保存する場合は、 ケーブルを外しておいてください。温度が高い とバッテリーは早く放電しますので、涼しい場 所を選んで保管してください。バッテリーを凍 結させないためには、完全充電しておくこと が大切です。 危険 電解液には触れると火傷を起こす劇薬であ る硫酸が含まれている。 • 電解液を飲まないこと、また、電解液を 皮膚や目や衣服に付けないよう十分注意 すること。安全ゴーグルとゴム手袋で目 と手を保護すること。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できる よう、必ず十分な量の真水を用意して おくこと。 バッテリー液の補充 バッテリー液の補充は運転前に行うのが最も 効果的です。運転中に水と電解液がよく混合 します。 1. バッテリー上面をペーパー・タオルできれい に拭く。 2.
走行系統の整備 一次走行クラッチの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと (いずれ か早く到達した方)—一次走行 クラッチの清掃と潤滑を行う。 図 59 1. エンジンを停止し、キーを抜き取り、駐車 ブレーキを掛ける。 1. 2. スプレーヤの前端を持ち上げてジャッキ・ スタンドで支える。 カバー 2. ボルト 注意 危険 クラッチ内部にたまっているホコリが宙に 舞って眼を傷めたり、喉に入って呼吸困難 を起こす可能性がある。 ジャッキアップされている車体は不安定で あり、外れると下にいる人間に怪我を負わ せる危険が高い。 安全ゴーグルやマスクなどの保護具を着用 して作業すること。 • ジャッキアップした状態ではエンジン を始動しない。 5. 図 60 でで○で囲んで表示している部分の可 動部に Toro ドライ潤滑剤(Toro 代理店で 購入可能)をスプレーする。 • 車両から降りる時は必ずキーを抜いて おく。 • ジャッキアップした車両には輪止めを 掛ける。 3. タンクの前壁の下にあるホースを外す (図 58)。 1 3 2 図 60 6.
8運転時間ごと又は運転開始前にタイヤ空気圧 を点検してください。適正圧は 124 kPa(1.25 kg/cm2)です。タイヤの磨耗状態や傷み具合の 点検も行ってください。 運転開始後8時間でホイール・ナットにゆる みが出ていないかを点検し、その後は100 運転 時間ごとにナットのトルク締めを行ってくださ い。前輪ボルトは68‒75 Nm(7.0-7.6 kg.m)、 後輪ナットは54‒81 Nm(5.6-8.2 kg.m)にトル ク締めしてください。 少なくとも 100 運転時間ごとにタイヤの状態 を点検してください。運転中に縁石にぶつける などした場合、リムが破損したり、トーインが 狂ったりする可能性がありますから、このよう な事故の後では必ず点検してください。 図 61 1. タイヤのセンターライン; 後 側 2. タイヤのセンターライン; 前 側 3. アクスルのセンターライン 前輪のトーインの調整 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと (いずれ か早く到達した方) 4. 測定具 5. アクスルのセンターライン の地上高 6. 15 cm の直定規 5.
ブレーキの整備 ブレーキの点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと ブレーキ・オイルを点検する ブレーキは極めて重要な安全装置です。以下 の手順で調整します: ブレーキ・オイル・タンクに DOT 3 ブレーキ 液を入れて出荷しています。毎日の運転前に点 検してください。 • ブレーキ・シューが磨耗や破損していないか 点検する。ライニング(パッド)の厚みが 1.6 mm以下となっている場合には、シュー を交換する。 • ブレーキ・プレートなどに磨耗や変形が発 生していないか点検する。変形を発見した 場合は、該当部品を交換する。 駐車ブレーキの調整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—駐車ブレーキを 点検する。 1. ブレーキ・レバーに調整ノブを固定してい る固定ネジをゆるめる(図 65)。 図 63 1. ブレーキ・オイルのタンク 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、ポンプとエンジンを停止し、キーを抜 き取る。 2. タンクの FULL マークまでオイルが入って いるのを確認する(図 64)。 図 65 1. 2. 駐車ブレーキ・レバー ノブ 3. 固定ネジ 2.
ベルトの整備 2. ステアリング・ポンプの取り付けボルトを ゆるめる(図 67)。 走行ベルトの整備 走行ベルトの点検 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと 1. 平らな場所に停車し、駐車ブレーキを掛け、 レンジ・セレクタをニュートラルにセット し、ポンプとエンジンを止停止させる。 2. ベルトを手で回転させながら磨耗や破損が ないかを点検する。必要に応じてベルトを 交換する。 図 67 1. ステアリング・ポンプのベ ルト 2. ステアリング・ポンプ 3. ステアリング・ポンプの取 り付けボルト 3. ポンプの位置を動かしてベルトに張りを出 す;ベルトのスパンの中央部を上から 22 N (2.5 kg) 程度の力で押したときに 6 mm 程度のたわみが出たら、クランクシャフト に一番近いボルトから順に本締めする。 図 66 1. 走行ベルト 2. 1次クラッチ 3. 2次クラッチ 駆動ベルトの交換 1. 二次クラッチを回しながら二次クラッチ部 分でベルトを外す(図 66)。 2. 一次クラッチからベルトを外す。 3. 新しいベルトを一次クラッチに掛ける。 4.
油圧系統の整備 2. ドレン・プラグの下にオイルを受ける容器 をおく。 トランスアクスル/油圧オイルを 点検する 3. 油圧オイル・タンクの側面にあるドレン・バ ルブをゆるめ、流れ出すオイルを容器に受 ける(図 69)。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、ポンプとエンジンを停止し、キーを抜 き取る。 2. トランスアクスルのディップスティックを 抜き、ウェスで一度きれいに拭く(図 68)。 図 69 1. 油圧オイルのディップス ティック 2. ドレン・プラグ 4. ストレーナについている油圧ホースと90度 フィッティングの向きを確認記憶する。 5. 油圧ホースと90度フィッティングを外す (図 70)。 図 68 1. ディップスティック 2. 補給口 重要 このオイルの点検や給油に際しては、 内部に異物を入れぬよう細心の注意を払っ てください。 3. ディップスティックを、チューブの根元ま でもう一度しっかりと差し込む。ディップ スティックを引き抜いて油量を点検する。 4.
散布系統の保守 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用し ないでください。他のオイルを使用すると システムを損傷する可能性があります。 12.
400運転時間ごと/1年ごと (い ずれか早く到達した方)—ポンプ のチェック・バルブを点検し、 必要に応じて交換する。 (Toro 正規代理店に依頼する)。 注 以下の構成機器は消耗機材であり通常の使用 によって劣化磨耗しますので、製造上の瑕疵が 明らかな場合を除き、このマシンの製品保証の 対象にはなりません。 Toro 代理店に依頼して、以下の項目について ポンプの内部点検を行ってください: • ポンプのダイヤフラム • ダンプナ・ブラッダ • ポンプのチェック・バルブ・アセンブリ 必要に応じて部品の交換を行ってください。 図 73 ダンプナの空気圧を調整する 1. ポンプ・ドライブのギア・ボッ クス 2. 補給管 ポンプについているダンプナの空気圧は1bar (kg/cm2)にセットされています。ダンプナの 推奨圧力は、散布に使用する圧力の 1/3 です。 散布に使用する圧力が 3.1 bar(3.2 kg/cm2) 以上の場合には、その数値に合わせて調整し てください。 3. ドレン・プラグ 3.
アクチュエータのロッドに軸動(シリンダに ロッドが入るまたは出る)が見られ、その動き が 2.16~2.54 mm を超えている場合には、油 圧オイルの中にエアが混入しているのでエアを 抜いてください。 アクチュエータからのエア抜きについては、 サービスマニュアル を参照するか、Toro 代理 店に依頼してください。 ブーム・アクチュエータの緊急時 手動操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 図 74 1. 危険 手動リリーフ・バルブを操作することにより、 ブームが急に動いて自身や周囲の人間にケガ をさせる危険がある。 アクチュエータ、右ブーム 2. 手動リリーフ・バルブ 注 機体の左右で反対向きになる関係上、左 ブーム・アクチュエータの手動リリーフ・バル ブはアクチュエータの前面にあり、右ブー ム・アクチュエータの手動リリーフ・バルブ はアクチュエータの後面についています。 • 手動リリーフ・バルブはゆっくりと注意深く 操作すること。 • 周囲に人や障害物がないこと、またブーム の作動半径内に人がいないことを確認する こと。 2.
洗浄 4 フローメータの洗浄 5 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと (いずれ か早く到達した方) 内部の清掃や詰まり解消のために、時々分解清 掃を行ってください。 注 この作業を行うときには、必ずポンプを停 止してください。 1. ワイヤハーネスからフローメータのライン を外す。 2. フローメータのボディーについているリテー ナ・キャップを取る(図 76)。 1 2 4 3 G002017 図 75 1. 2. 3. ピボット・ピン ボルト ナット 4. 5. ナイロン製ブッシュ ピボット・ブラケット 4. センター・フレームからブーム&ピボット・ブ ラケット・アセンブリを取り外すとナイロン 製ブッシュが見える。 5. ナイロン・ブッシュを取り外し、ピボット・ ブラケットの前面および後面側から見て点 検する(図 75)。磨耗したり破損したりして いる場合は交換する。 6. ナイロン製ブッシュに少量のオイルを塗り、 ピボット・ブラケットに取り付ける。 7.
保管 れてください。パドルをボディーに無理に 押し込まないでください。 6. リテーナ・キャップを取り付ける。 7. フローメータへの配線を行う。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、ポンプとエンジンを停止し、キーを抜 き取る。 取水部ストレーナの清掃 2. エンジンのシリンダ・ヘッドや冷却フィン、 ブロア・ハウジングをふくめた車両全体を洗 浄する。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 (水和剤 を使用しているときには間隔を 短くする。) 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができ ます。ただし高圧洗浄器は使用しないでく ださい。高圧の水で洗浄すると電気系統や グリス部へ水が浸入する恐れがあります。 また、コントロール・パネルやヘッドライ ド、エンジン、バッテリー部に大量の水を かけないようにしてください。 1. タンク上部の太いホースについている赤い フィッティングからリテーナを外す。 3. スプレー・システムを洗浄する;「運転」の 章の「スプレーヤの洗浄」の項を参照。 4.
B. エンジンをかけて、コンディショナ入 りのガソリンを各部に循環させる(5分 間)。 C. エンジンを停止し、温度が下がるのを 待ってガソリンを抜き取る。 D. エンジンを再度始動する。チョークを引 いて始動し自然停止まで運転する。 E. チョークを引く。 F. 始動できなくなるまでエンジンの始動・ 運転を続ける。 G. 抜き取った燃料は地域の法律などに従っ て適切に処分する。適切なリサイクル処 置を講ずる。 ペイントは代理店で入手することができる。 21.汚れていない乾燥した場所で保管する。 22.保管中はキーを抜き取り、子どもなどの手 の届かない場所で保管する。 23.機体にはカバーを掛けておく。 重要 コンディショナ入りのガソリンでも 90日 日間 以 上 の 保 存 は し な い で く だ さ い 。 90 12.車体から点火プラグを外して点検する; 「エンジンの保守」の章の「点火プラグの 交換」を参照。 13.点火プラグの取り付け穴から、エンジン・ オイルをシリンダ内にスプーン2杯程度流 し込む。 14.
故障探究 エンジンと車両の故障探究 問題 スタータがクランキングしない。 クランキングするが始動しない。 始動するがすぐ止まる。 考えられる原因 対策 1. レンジ・セレクタがニュートラルに入って いない。 1. ブレーキ・ペダルを踏み込み、レンジ・セ レクタを ニュートラルにセットする。 2. 配線のゆるみ、腐食など。 2. 配線を点検修正する。 3. 4. 5. 6. 7. 3. 4. 5. 6. 7. ヒューズが飛んでいる、ゆるい、など。 バッテリーが上がっている。 安全装置の故障。 スタータやスタータソレノイドの故障。 エンジン内部の焼き付き。 1. ガス欠。 1. 良質の燃料を補給する。 2. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 3. 燃料ラインが詰まっている。 4. 点火コードが外れている。 2. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃料 を入れる。 3. 洗浄または交換する。 4. コードを正しく取り付ける。 5. 点火プラグの損傷や汚れ。 6. 点火リレーの不良。 7. 点火装置の不良。 5. 点火プラグを交換する。 6. 代理店に連絡する。 7.
問題 エンジンがオーバーヒートしている。 考えられる原因 1. エンジン・オイルの量が不適切。 1. オイルを適量に調整する。 2. 負荷が大きすぎる。 3. 吸気スクリーンが詰まっている。 2. 重さを軽くするか走行速度を落とす。 3. 毎回清掃する。 4. 毎回清掃する。 4. 冷却フィンやブロア・ハウジング、回転ス クリーンなどが汚れている。 5. 混合気が薄い。 エンジンのパワーが出ない。 対策 5. 代理店に連絡する。 1. エンジン・オイルの量が不適切。 1. オイルを適量に調整する。 2. エアクリーナのエレメントが汚れている。 3. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 2. 洗浄または交換する。 3. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃料 を入れる。 4. 参照;エンジンのオーバーヒート。 4. エンジンのオーバーヒート。 5. 点火プラグの損傷や汚れ。 6. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 5. 点火プラグを交換する。 7. 圧縮不良。 6. 燃料キャップを交換する。 7. 代理店に連絡する。 1. エンジン固定ボルトがゆるい。 1.
問題 考えられる原因 対策 ブーム・アクチュエータが正しく作動しない。 1. アクチュエータ作動回路に取り付けられ ているサーマル・ブレーカ(ヒューズ・ブ ロックにある)が高温で作動した。 1. 温度が下がるまで待つ。ブレーカが何度 も作動する場合には代理店に連絡する。 2. アクチュエータ作動回路に取り付けられ ているサーマル・ブレーカ(ヒューズ・ブ ロックにある)が作動した、また故障し ている。 2. 代理店に連絡する。 スプレープロ・モニタの故障探究 問題 コンソールが全く作動しない。 考えられる原因 対策 1. 電源ケーブルの断線またはゆるみ。 1. ケーブルを正しく接続する。 2. モニタまたはケーブルの破損。 2. 代理店に連絡する。 1. モニタ・ケーブルのゆるみ。 1. ケーブルを正しく接続する。 2. 速度センサーの精度調整不良。 3. 速度センサーの破損。 2. 速度センサーの基本設定を行う。 3. 代理店に連絡する。 1. ブームの長さが正しく入力されていない。 1. ブームの正しい長さを入力する。 2. 速度センサーの精度調整不良。 3.
図面 電 気 系 統 ; 車 両 (Rev.
電 気 系 統 ; 散 布 シ ス テ ム (Rev.
油 圧 系 統 (Rev.
AGITATION CONTROL VALVE TIO SUC N SUCTION DAMPENER N TIO SUC 1203 DIAPHRAGM PUMP ION TAT I AG フ ロ ー 図 (Rev.
メモ: 70
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Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro® 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意 に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の 欠陥に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時 点までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以 外のすべての機器に適用されます(エアレータ製品については別途保証 があります)。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製 品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運 賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店(ディ ストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連絡をして頂くことが必 要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある 場合には、本社に直接お問い合わせください。 Commercial Product