Form No. 3351-513 ® • ワークマン 200 液剤散布システム ヘビー・デューティー・ワークマン用 Model No. 41229—Serial No. 240000127 and Up オペレーターズマニュアル www.Toro.
もくじ はじめに この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に 理解してください。オペレータや周囲の人の人身事故や製 品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載されています。製 品の設計製造、特に安全性には常に最大の注意を払って おりますが、この製品を適切かつ安全に使用するのはお 客様の責任です。 ページ はじめに.........................................................................2 安全について..................................................................3 安全な運転のために............................................................ 3 薬剤の安全管理........................................................3 運転の前に..............................................................
危険:死亡事故を含む重大な人身事故を防止するための 最重要安全注意事項です。 されているステッカーの内容を熟知させてください。 注意はけがなどを防止するための安全注意事項です。 • 特殊な場所(例えば斜面)のための作業手順や安全確 認規則をきちんと作成し、全員がそれを守って作業を 行うよう徹底してください。スピードの出しすぎなどが 懸念される場合は、速度規制スイッチによりハイレン ジの3速ギアを使用不能にしておくことができます。 上記の注意事項のほか、重要 は製品の構造などについて の注意点を、また、注: はその他の注意点を表しています。 薬剤の安全管理 警告:死亡事故を含む人身事故を防止するための重要安 全注意事項です。 安全について • 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身事 故につながります。事故を防止するため、以下に示す安 全上の注意や安全注意標識のついている遵守事項は必 ずお守りください。•これは「注意」、 「警告」、 「危険」な ど、人身の安全に関わる注意事項を示しています。これら の注意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生す ることがあります。 • 農薬を
運転の前に • 燃料容器は必ず規格認可されている非金属製のもの を使用してください。 アースされていない容器の場合、 静電気による燃料蒸気への着火の危険があります。容 器に給油する時には燃料容器を荷台から地面に下ろし 車体から離して置いてください。また、ホースのノズル を容器に接触させて給油してください。 • 本機をご使用になる前に必ずこのマニュアルとワークマ ンのマニュアルをお読みになり、内容をよく理解してく ださい。 • 子供には絶対に運転させないでください。大人であって も適切な訓練を受けていない人には絶対に運転させな いでください。訓練を受け、許可されている人以外には 運転させないでください。肉体的、 精神的に十分な能 力のない方には運転させないでください。 オペレータ は、少なくとも普通自動車の運転免許取得者程度の力 量は必要です。 • インタロック・システムは使用前に必ず点検してくださ い。スイッチの故障を発見したら必ず修理してから使用 してください。また故障の有無に関係なく2年ごとにス イッチを新しいものに交換してください。 運転中に • 本機は運転手以外に、助手席に1名の乗員を乗せる
– 急な斜面を走行する場合には安全に特に注意す る。斜面では通常はまっすぐに上るか下るかする。小 さな旋回をする時や斜面で旋回を行う時には必ず 減速する。 斜面での旋回は可能な限り避ける。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – キーを抜き取る。 注: 斜面で駐車する場合は輪止めを掛ける – ぬれた場所、スピードが出ている時、満載状態など での運転には十二分の注意を払う。満載状態では停 止時間が長くなることを忘れずに。斜面の上り下り に入る前にシフトダウンしておくこと。 ブレーキ操作 • 障害物に近づく前に十分減速してください。これによ り、停止や回避のための余裕が生まれます。万一実際 にぶつかれば、機材を損傷してしまいます。さらにはご 自身や周囲の人にけが等を負わせることにもなりかね ません。 – 急停止や急発進をしないこと。後退から前進、ある いは前進から後退への切り替えは、完全に停止す る。 – 急旋回など突然の操作は、その後の制御が不安定 になりやすく事故のもとであるから行わない。 • 停止や旋回は車両総重量と大きな関係があります。積 載重量が大きいときには停止も旋回も難しくなります。 積載重量が大
油圧を掛ける前に、油圧ラインの接続やホースの状態 を確認してください。 に慎重に車両を制御してください。バックで斜面を下っ ているときに急ブレーキを掛けると後ろに転倒する危 険が高くなります。 • 油圧のピンホール・リークやノズルからは作動油が高 圧で噴出していますから、手などを近づけないでくださ い。リークの点検には新聞紙やボール紙を使い、絶対 に手を直接差し入れたりしないでください。高圧で噴 出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重大な損傷を引 き起こします。万一、油圧オイルが体内に入った場合に は、この種の労働災害に経験のある施設で数時間以内 に外科手術を受けないと壊疽を起こします。 • ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴の近くなど路面 が一定でない場所では必ず減速してください。車体が 揺れると重心が移動し、運転が不安定になります。 • 警告 • 路面の急変化が起こるとハンドルが突然回転し、手や 腕にけがをする場合がある。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジンを停止 し、ダンプ・バルブを上昇から下降に切り替えるか、荷 台やアタッチメントを下降させてシステム内部の圧力を 完全に解放
安全ラベルと指示ラベル • 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなくなったものは必ず 新しいものに貼り替えてください。 2 1 3 106-5065 1. On 2. タンク・ドレン 107-8621 3. Off 1. 撹拌 ON 2. 無段階調整 3. 撹拌 OFF 1 3 2 1 2 106-5016 1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと。 3 2. 感電危険 ― 頭上の電線に注意。 3. ブームが当たると危険 ― 周囲の人を十分に遠ざけること。 106-1374 1. フォーム・マーカー 2. ブーム上昇 3. 液剤散布システム 1 2 1 93-6687 93-0688 1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと。 1. ここに乗らないこと。 2. 劇薬による火傷や吸入による危険 ― 手、皮膚、目、鼻の保護をおこ なうこと。 1 93-6689 1.
1 93-7814 1. 巻き込まれる危険 - 可動部に近づかないこと。 1 106-1354 1. 540 RPM 108-3312 1. 液晶スクリーン 2. 選択ダイヤル 1 3. リセット 4. 基本設定 5. 下げる 6. 上げる 106-1355 1. 警告 ― タンクに入らないこと。 1 106-1365 1. タンクの落下・押しつぶされる危険 — 人を近づけないこと。オペレ ーターズマニュアルを読むこと。 108-3309 1. 総面積 2. ブーム選択 3. 速度 4. 単位系 5. 単位を選択 6. 散布率 7. 区画別面積 8. 幅 9. 走行距離 10. 速度の基本設定 108-3307 11. 区画別散布量 12. 散布総量 13.
7-2825 1. モニタ 2. On 3. Off 4. 散布率 5. 上げる 6. 下げる 7. 散布率調整スイッチ(ロック) 8. 散布率調整スイッチ(ロック解除) 9. マスター・ブーム・スプレー 10. 左ブーム 11. センター・ブーム 12. 右ブーム 13. スプレー ON 14. スプレー OFF 15. 自動 16. 手動 17. 左ブーム側泡マーカー 18. 右ブーム側泡マーカー 19. ブーム下降 20.
仕様 注: 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 散布システムのベース重量 タンク容量 197 kg 200 US ガロン (757 L) 標準システム搭載時の車両全長 415 cm 標準システム搭載時のタンク上部まで の高さ 147 cm 標準システム搭載時の交差収納したブ ームの先端までの高さ 183 cm 標準システム搭載時の車両全幅(交差 収納したブームの先端から先端) 198 cm オプション機器 トロではワークマン用に別途ご購入・搭載可能な各種のオ プション・アクセサリを用意しております。現在発売中のオ プション機器については、弊社正規サービス・ディーラー へお問い合わせください。 11
組み立て 注:前後左右は運転位置からみた方向です。 注: このキットの取り付けにはRTVシリコン・シール剤が必要ですのであらかじめ用意してください。 くわしくは Toro 代理店にご相談 ください。ブームとノズルを取り付けたら、使用する前にブーム・バイパス・バルブの調 整を行う必要があります;これはどのブームを OFF にしても単位面積あたりの散布量が変わらないようにするための調 整です。30ページ、 「ブーム・バイパス・バルブの調整」を参照。 付属部品表 注: 組み立てに必要な部品がそろっているか以下の表で確認してください。 名称 数量 用途 ジャッキ・スタンド クレビス・ピン 4 4 ワークマン側の準備に使用します。 カバー・アセンブリ ギア歯数センサー ネジ, M6 x 1.
名称 数量 用途 タンク&スキッド・アセンブリ クレビスピン リンチピン ボルト, 1/2 x 1-1/2 inch ワッシャ, 1/2 inch ナット, 1/2 inch 1 2 4 2 4 2 タンク台を取り付けます。 ノブ Jクリップ ボルト, 1/4 x 3/4 inch フランジナット, 1/4 inch スプレー・プロのデカル 1 3 1 1 1 コントロール・ボックスを取り付けます。 ブーム・アセンブリ ブーム・ホルダー・アセンブリ(左) ブーム・ホルダー・アセンブリ(右) センター・ブーム フレーム取り付けブラケット ボルト, 1/2 x 3 inch ボルト, 1/2 x 1-1/4 inch フランジナット, 1/2 inch スペーサ ボルト, 3/8 x 1 inch ワッシャ, 3/8 inch フランジナット, 3/8 inch 結束バンド 1 1 1 1 2 2 2 4 2 2 2 2 2 4 ブーム・ホルダーとブームを取り付けます。 ホース・クランプ 3 ブーム・ホースを取り付けます。 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にお読みください。
荷台を取り外す 注意 • • フルサイズ荷台は約100 kg の重量があり、一人で作 業することは不可能。フルサイズ荷台は約100 kg の 重量があり、一人で作業することは不可能。必ず2 人 または3 人の救援を頼むかクレーンで作業を行うこ と。 1. エンジンを掛ける。油圧昇降レバーで荷台を降下させ、 スロットの中でシリンダが遊んでいる状態にする。昇降 レバーから手を離し、エンジンを停止する。 2. シリンダの外側端部からリンチピンを外す(図2)。 6. シリンダを格納用クリップで固定する。油圧昇降レバー を誤って操作しないように、ロックしておく。 ワークマン側の準備 1. クレーンやホイストの使える安全な場所に駐車する。 2. キーを OFF 位置にして抜き取る。 3. バッテリーのマイナス端子部で配線ケーブルを外す。 注: この後に電気系統の配線を行うための安全確保で す。 図2 1. 荷台取り付けプレート 2. シリンダ・ロッドの端部 速度センサーを取り付ける 3. クレビス・ピン 4.
3. 上記1で取り外した固定ネジ4本(図5)を使って、新し いカバー・アセンブリをトランスアクスルに取り付ける。 シールが上向きで車両の左側にあるのが正しい向きで ある。 図6 図5 1. ワイヤ・ハーネス 6. 黒(アース)線 2. 新しいヒューズ・ブロック 7. 泡マーカー用ヒューズ取付場所 3. 赤黒線 8. ブーム昇降用ヒューズ取付場所 4. 赤白線 9. 散布システム用ヒューズ取り付け場所 5. 赤線 10. 未使用 1. カバー 2. ネジ (M6 x 1.00 x 12) 7. 散布システム用ヒューズ取付場所に10 A ヒューズを取 り付け、新しいデカルを貼る(図7)。 3. スプリング・ワッシャ (M6) 4. ギア歯センサー 5. シール 8. ブーム用ヒューズ取付場所に30 A ヒューズを取り付け る(図7)。 6. 機体正面 4. ネジ (M6 x 1.00 x 12) とスプリング・ワッシャM6 を使 ってギア歯センサーを取り付ける(図5)。 5.
9. 既存のハーネスに沿って、新しいハーネスをフロアの座 席ベースの下をはわせ、車両後部へ引き出す。 1. アダプタ・プレートをワークマンのダッシュボードに取 り付ける(図9; 1/4 × 3/4 in ボルト 4本、1/4 in フラ ンジナット 4本を使用)。 10. ROPS カバーのところ(座席アセンブリ後部)で、ハー ネスを立ち上げてフレームの上に出し、散布システム用 の電源コネクタが車両下部から上に出るようにする( 図8)。 図9 1. アダプタ・プレート 2. ボルト, 1/4 x 3/4. in 3. フランジ・ナット, 1/4 in 4. コントロール用マウント 図8 5. ボルト, 5/16 x 1 in 1. ROPS カバー 6. ロックナット, 5/16 in 2. ワイヤ・ハーネス 3. 左フレーム コントロール・ボックス用マウントを取り付ける 4. 散布システム電源コネクタ 2.
プロップロッド・アセンブリを取り付ける 1. 車両の左フレームレールの内側に、ストラット・サポー ト・アセンブリを取り付け(図11 と12 ;ソケット・ヘッ ド・ボルト 3/8×1 in 2本、ロックナット3/8 in 2 本を 使用)、40 ± 4 N.m (4 kg.m ± 0.4kg.m)にトルク 締めする。 5 6 3 2 4 1 1 3 2 1. 2. 3. 4. 5. 6. 3 図11 内側の状態 1. ストラット・サポート・アセンブリ プロップ・ロッド ジャム・ナット ヨーク プロップ・ロッド・アセンブリ クレビス・ピン コッター 図13 4. プロップロッドが外れないよう、コッターピンを曲げて 固定する。 2. 左フレーム・レール 3. ロックナット, 3/8 in 4. プロップロッドが外れないよう、コッターピンを曲げて固定する。 アタッチメント固定ブラケットを取り 付ける 1. 昇降シリンダ・ブラケットについている後ボルトとフラ ンジナット(各2)を取り外す。ボルト・ナットは後で使 用するので保管する。 1 2 2.
3. カバーをフレームに固定する;ボルト 4本(3/8 x 1 in) を使用。 タンク台を取り付ける ラジエター・カバーを取り付ける 1. クレーンやホイストを使って、タンク台アセンブリを吊り 上げ、ポンプ&バルブ・アセンブリを車体の後方に向け て、ワークマンのフレーム上部に移動する。 1. 先に取り付けたハーネスの中から、散布システム用電 源コネクタを探す。 2. タンクを更に下降させ、プロップロッドを90 度回転さ せてプロップロッド・サポートに入れる(図16)。 2. ラジエターの上からラジエター・カバーを取り付ける( 図15)。 1 重要 散布システム用電源コネクタが車両の前方を向いて いること、ラジエター・カバーにはさまれていないことを確 認してください。 3. 車両の反対側でも同じ作業を行う。 2 3 3 1 2 図16 1. タンク台アセンブリ 2. プロップ・ロッド(90°立てた状態) 3. プロップ・ロッド・サポート・アセンブリ 図15 図は車体左側を示す 3.
重要 Iタンク台の下にホースやラインが入り込んでいるの を発見したら、タンク台をもう一度吊り上げ、ホースやライ ンの位置を修正し、縛り付けるなどしてください。 1 2 5. タンク台の後部にあるピボット・ラグを、車体フレーム の最後尾についている穴に合わせる(図18)。 2 1 3 図19 1. ゴム製カウリング 2 2. PTO駆動シャフト 3. PTO出力シャフト 4 タンク台の取り付けの最終作業 9. タンク台の前部左右にある取り付けブラケットと、先ほ ど取り付けた固定ブラケットとを整列させる。 10. ボルト(1/2 × 1.5 in,1 本)、ワッシャ(1/2 in2枚)、 ロックナット(1/2 in ,1個)で固定する(図20)。 図18 図は左側を示す 1. ピボット・ラグ 2. クレビス・ピン(3/4 in) 1 3. リンチ・ピン 3 4. 車体フレーム 4 2 6. ピボット・ラグにクレビスピン(3/4 in)とリンチピン( 2本)を差し込んで、タンク台とフレームとを連結する (図18)。 4 5 7.
コントロール・ボックスを取り付ける コントロール・ボックスは、クレビスピン、ヘアピン、ノブ各 1 個を使ってタンク台に取り付けます。車体左側に後ろ向 きに取り付けます。 1 1. コントロール・ボックスをタンク台に固定しているクレ ビスピンとヘアピン各1 個を外す。 2 2. 各コントロール装置がオペレータ側にくるように、コン トロール・ボックスを付け直し、クレビスピンとヘアピン で固定する。 3. ノブを取り付けて使ってタンク台に固定する。締めつけ は手で行う。 図22 1. 取り付け穴, 1/4 in 4. タンク台用ワイヤハーネスを散布システム用電源コネク タに接続する。 2. 50.8 mm 7. Jクリップを使ってハーネスをコンソールとROPS カバー に固定する。 J クリップを取り付ける 5. 既存のネジを使って、Jクリップ 2個をセンター・コンソ ールに図21のように取り付ける。 ブーム・ホルダーとブームを取り付ける 1. 付属部品の中から、ブーム・アセンブリを探し出す。ブー ムを開き、ノズルが後ろ向きになるように車両後部に 取り付ける。 2.
図23 1. センター・ブーム・フレーム 6. フランジ・ナット, 1/2 in 2. タンク・スプレーヤのフレーム・ブラケット 7. ボルト, 1/2 x 1-1/4in 3. ボルト, 1/3 in 8. 左ブーム・ホルダー・アセンブリ 4. フレーム取り付けブラケット 9. 右ブーム・ホルダー・アセンブリ 5. スペーサ 4. センター・ブーム・フレームを水平に調整する。必要なら ブーム・ホルダーの高さを調整する。 センター・ブーム・フレームの後ろに直接取り付ける。 7. ブーム・クランプ2個、ボルト(3/8 x 1 in) 2本、ワッシ ャ(3/8 in)2枚、フランジ・ナット(3/8 in)2個を使っ て、センター・ブームを、センター・フレームのブーム・ブ ラケットに取り付ける(図24)。 5. 全部のボルト類を142 N.m(14.5 kg.m)にトルク締め する。 6. 付属部品の中から、センター・ブームを探し出して、 図24 1. センター・ブーム 4. ボルト, 3/8 x 1 in 2. ブーム取り付けブラケット 5.
ブーム・ホースを取り付ける 5. 他のブームについても、上記手順 3~4 を行う。 1. センター・ブームの右ノズルタレットのホース継手(図 25)に石鹸水を塗る。 ピボット・アームにグリスを塗布する ブームのピボット・アームは潤滑せずに出荷されていますの で、ご使用前にグリスを塗ってください。詳しくは 36 ペー ジ「ピボット・アームのグリスアップ」を参照してください。 2. 石鹸水を塗った継手にセンター・ブームの給水ホースを 接続し、クランプで固定する(図27)。 ブームを調整する 1. 調整クレビスを下フレームに固定しているエンド・ナッ トをゆるめる(図27)。 2. ジャムナットを回してクレビスに最も近づける。エンド ・ナットを締めてクレビスを固定する (図27)。 図25 1. センター・ブーム 2. ホース継手部 3. ホース・クランプ 4. センター・ブーム送液ホース 3. エクステンション・ブームの、ピボットに一番近いノズ ルタレットのホース継手(図26)に石鹸水を塗る。 (図 26)。 図27 4.
ノズルを取り付ける 4. アクチュエータが完全に伸びた状態で、関節部のマチ 板がセンター・ブームのスロットにちょうど触れている かどうか確認する(図28)。 薬剤散布に使うノズルは、散布レート(単位面積あたり散 布量)に合わせて選択することが必要なので、付属部品に は含まれていません。代理店と相談の上、適切なノズルを ご購入・装着してください。ノズルの選択には以下の情報 が必要です: • 薬剤の散布レート(単位面積あたり散布量;リットル毎 時またはガロン毎エーカーあるいはガロン毎1000平方 フィート) • 散布作業時に使用する走行速度 • ノズルの配置間隔(通常は50 cm) ノズルの取り付け方法は以下の通りです: 1. ノズルをノズル・ソケットに装着する(ネジ式)。 図28 1. 関節部のマチ板 2. ノズル・ソケットを、タレットのフィッティングに入れ、 2. センター・ブーム・フレームのスロット 3. ブーム・アクチュエータ 3. ノズルを右に回してソケットのカムをロックする。 5. 必要なら、調整クレビスを固定しているエンドナットを ゆるめて、ジャムナットで調整する。 (図27) 4.
使用方法 安全第一 このマニュアルおよびワークマンのマニュアルに記載され ている安全上の注意やステッカーの表示内容を良く読ん でください。この機械についてよく知っておくことがあなた 自身や周囲の人を事故から守ることにつながります。 この章では、散布システムの使用方法についてのみ解説し ます。車両に関する詳しい情報はワークマンのオペレータ ーズマニュアルを参照してください。 注:前後左右は運転位置からみた方向です。 図30 1. 電源スイッチ, スプレープロのモニタ 6. 左ブーム・スイッチ 2. スプレープロ・モニタ 7. センター・ブーム・スイッチ 3. 散布率調整スイッチ 8. 右ブーム・スイッチ 4. レート固定キー・スイッチ 9. 左ブーム昇降スイッチ 5. マスター・ブーム・スイッチ 10.
散布率調整スイッチ 1 コントロール・パネルの左側にあるスイッチです(図30)。 上を押すと単位面積あたり散布量が上昇し、下を押すと減 少します。 3 2 レート固定キー・スイッチ コントロール・パネルの左下にあるスイッチです(図30)。 キーを左に回すと散布率スイッチの操作が無効となり、誤 ってスイッチに触れて散布率を狂わせてしまう恐れがなく なります。キーを右に回すと、ロック状態が解除され、散布 率スイッチによる調整ができるようになります。 図31 ブーム昇降スイッチ 左右のブームの高さを電動でコントロールします。左右の ブームごとにスイッチがあり、スイッチの上を押すとブーム が上昇し、下を押すと下降します。 4 1. レート制御バルブ 3. ブーム・バルブ 2. フローメータ 4.
水圧計 1 タンクの右側にあります。 (図32) 散布システムの水圧を psi と bar で表示しま す。 ポンプ 車両の後部近くにあります(図33)。 図34 1. タンク・ドレン・ハンドル タンクのふた タンク上部の中央にあります(図35)。開けるには、まずエ ンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛け、ふたの前半分を 左に回して上に開きます。この状態でストレーナを取り外す ことができます。閉める時には、ストレーナを(外していた 場合は)元に戻し、ふたを閉じて、前半分を右に回します。 図33 1. ポンプ 2. グリス・ニップル 3. 圧力ダンプナ 圧力ダンプナの調整 ポンプについているダンプナの空気圧は 1bar(kg/cm2) にセットされています。この設定は、ノズルの噴射水圧が 1.4~3.2 kg/cm2 の場合の最適値です。この水圧範囲以 外でノズルを使用する場合には、ダンプナの圧力設定を 変更する必要があります。 ノズルの psi/bar 20–45/1–3 42 psi (3.
スプレープロ・モニタ スプレープロのモニタは走行速度や散布率など、スプレー作業に関連するデータを表示します。散布率の制御を行う装 置ではありません。 モニタは、液晶ディスプレイ、選択ダイヤルと、基本設定を行うための4つのボタンで構成されています(図36)。 米語表記 CE マーク 図36 1. 液晶スクリーン 8. ブーム選択 15. 走行距離 2. 選択ダイヤル 9. 速度 16. 速度の基本設定 3. リセット; 基本設定用ボタン 10. 単位系 17. 区画別散布量 4. 基本設定;基本設定用ボタン 11. 単位を選択 18. 散布総量 5. 基本設定用ボタン;下げる 12. 散布率 19. フローメータの基本設定 6. 基本設定用ボタン;上げる 13. 区画別面積 20. LED 7. 14.
• 散布総量 5. 増減ボタンで選択する。 散布した面積を積算表示します。表示単位は、USでは エーカー、SIではヘクタール、TURFでは平方フィートで す。リセットボタンでリセットできます。 6. 赤いランプが消えるまで「基本設定」ボタンを押し続け る。車両を運転して基本設定モードを終了させることも できます。 基本設定ボタン ブーム長さの変更 モニタには以下のボタンがついています: 出荷時の設定は左ブーム、中央ブーム、右ブームがそれぞ れ200 cm,150cm,200 cmに設定されています。この設 定は左ブーム、中央ブーム、右ブームのノズル数をそれぞ れ4個、3個、4個とし、ノズル間隔を 50.8 cm(20インチ) とした場合の設定です。ノズル間隔を変更した場合には、 以下の手順によって上記の設定を変更する必要がありま す: • リセット 散布総量、区画別散布量、距離、散布総面積、区画別 面積の表示を0 に戻します。 • 基本設定 基本設定(キャリブレーション)モードと通常モードを 切り替えます。 1. スプレーヤを停止し、駐車ブレーキを掛ける。 2.
注:このときの計量には、タンクについている目盛りは 使用しないでください。タンクについている目盛りは、 この精度調整に使用できるほどの正確さはありませ ん。 べく平坦な場所を選ぶ。 注: 舗装路など地表条件の異なる場所でこのテストを 行うと精度調整が正しくできない場合があります。 6. ブーム・スイッチ3本全部とマスター・スイッチを ON に する。 5. 選んだ場所に、直線距離で150m程度のテストコースを 設定しスタートラインとゴールラインを決める。 7. 選択ダイヤルを 基本設定;液量 位置に回す。 6. スタートラインの手前約 10 m に車両を停止させる。 8. 画面の表示が0になるまでリセットボタン(RESET)を 押しつづける。 7. マスター・ブーム・スイッチを OFF とする。スプレープ ロ・モニタに HOLD という表示が出る。 9. マスター・ブーム・スイッチをON にしてブームからの散 水を開始し、ノズルから散水を開始、タンクの水がなく なるまで散布を続ける。チューブ吸い込み管がエアを 吸い込む直前にマスター・ブーム・スイッチをOFF にす る。 8.
ブーム・バイパス・バルブの調整 ブームとノズルを取り付けたら、使用する前にブーム・バイ パス・バルブの調整を行う必要があります;これはどのブー ムを OFF にしても単位面積あたりの散布量が変わらない ようにするための調整です。 重要 ノズルを変更した時には必ずこのブーム・バイパス ・バルブの調整を行う必要があります。 この作業は平坦な広い場所で行ってください。 1 1. メイン・タンクに水を一杯に入れる。 図37 2. ブームを搭載している場合にはブームを下げる。 1. ブーム・バイパス・バルブ 3. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動させる。 12. このブームをON に戻す。 4. レンジ・セレクタを「ニュートラル」にセットする。 13. 他のブームについても、上記手順 10~12 を行う。 5. ハンドスロットルをセットする。 14. 車両を実際に運転し、各ブームの ON/OFF 操作を行 ってみる。水圧がほぼ一定に保持されていることを確 認する。 6. PTO レバーを操作してポンプを作動させる。 7.
タンクに液剤を作る 2. マスター・ブーム・スイッチを OFF とする。スプレープ ロ・モニタに HOLD という表示が出る。 重要: 使用する薬剤がヴィトン(Viton)と共用可能な製 品であることを確認してください。 (共用できない場合に は薬剤ラベルにその旨の記述があります)。ヴィトンと共用 できない薬剤は、本機のOリングを劣化させ、薬液洩れを 起こします。 3. 使用したいブームのスイッチ(個別スイッチ)をONにす る。 4. 現場へ移動する。 1. 平らな場所に停車し、レンジ・セレクタを ニュートラル にセットし、エンジンを止めて駐車ブレーキを掛ける。 5. スプレープロのダイヤルを「散布率」に合わせ、散布率 ノブで所望の水圧に合わせる。 2. 薬剤ラベルをよく読み、散布液の作成に必要な水量を 把握する。 注: 走行していないとスプレープロは散布率を計算で きません。 6. マスター・ブーム・スイッチを ON にする。 3.
ブームの格納 注:必要に応じて洗浄剤や中和剤を使用してください。 ただし、最後のすすぎには真水で行ってください。 4. エンジンを掛ける。 使用しない時は、ブームをX字状にして固定フックに固定し ておいてください。 5. シフト・レバーをニュートラルにした状態で、PTO を接 続し、ハンド・スロットルをセットする。 1. 左側ブームを上向きにする。 重要 ブームをX字状にする時、固定フックの位置を越 えて無理に曲げるとブームやノズルを破損しますから注 意してください。 6. 攪拌バルブを ON にする。 7. ブーム・スイッチ全部とマスター・スイッチを ON にして 散布を開始する。 2. 左側固定ノブを押し上げてスプリングを縮め、フックを 延ばす。 8. タンク内部の水が全部ノズルから放出されるまでその 場で散布を行う。 9. その間に、ノズルの散布パターンを点検する。 3. スプリングが縮んだ状態でフックを回してブーム・フレ ームをフックに掛ける。 10. 散布が終了したら、 マスター・ブーム・レバーを OFF と し、PTOを解除し、エンジンを停止させる。 4.
保守 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨定期整備一覧表 定期整備間隔 整備内容 8 運転時間 • 取水部ストレーナを清掃する。1 50 運転時間 • ポンプのグリスアップを行う。 100 運転時間 • 散布装置のグリスアップ • ポンプのダイヤフラムの点検交換 • 圧力ダンプナの点検交換 • ポンプのチェック・バルブの点検交換 • バルブ・アセンブリの Oリングの点検交換 200 運転時間 • ホースの磨耗点検 • ホースの接続の点検 水和剤を使用しているときには間隔を短くする。 重要 Workman®のエンジンの整備に関しての詳細はワークマンに付属しているマニュアル類を参照してください。 1 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第 点検項目 週 月 火 ブレーキと駐車ブレーキの作動状態 ギア・シフト/ニュートラルの操作 燃料残量 タンクに水を入れる前にエンジン・オイルの量を点 検する。 タンクに水を入れる前にトランスアクスル・オイル の量を点検する。 タンクに水を入れる前にエア・クリーナのフィルタを 点検する。 タンクに水を入れる
第 点検項目 週 月 火 水 木 金 土 日 各グリス注入部のグリスアップを行う2 塗装傷のタッチアップを行う 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップする。 1 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 • 注意 • 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させること ができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜きとり、念のために点火プラグのコードを 外しておくこと。点火コードが絶対に点火プラグと触れることのないよう、確実に 隔離すること。 フローメータの洗浄 柔らかいブラシを使用して、メータとパドル・ホイールを 丁寧に洗浄する。特に金属粉を入念に除去する。 内部の清掃や詰まり解消のために、時々以下の手順で分 解清掃を行ってください: 重要 溶剤で洗浄しないでください。 4. パドルホイール・アセンブリにボディーを組み付ける。 1. フローメータのボディーについているリテーナ・キャッ プ(図38)を取る。 2.
2. タンクからホースを外す。 重要: 組み付け方向が違うとパドルホイール・アセンブリ はボディーに入りません。ボディーについている穴にパド ルのピンを合わせて組み立ててください。パドルをボディ ーに無理に押し込まないでください。 3. 取り付け穴からストレーナを取り出す。 4. 流水でストレーナを洗浄する。 5. リテーナ・キャップを取り付ける。 5. 取り付け穴ストレーナを取りつける。 6. ホースを元通りに取り付け、リテーナで固定する。 3 1 2 図38 1. リテーナ・キャップ 2. パドル・ホイール・アセンブリ 3. フローメータのボディー 取水部ストレーナの清掃 この作業は毎日行います。水和剤を使用しているときは、 タンクに液剤を準備するごとにストレーナを洗浄してくだ さい。 1. タンク上部の太いホースについている赤いフィッティン グからリテーナを外す。 1 図39 1.
液剤散布システムのグリスアップ 100運転時間ごと、または1年に1回のうち早く到達した方 の時期に、全部のベアリングとブッシュのグリスアップを 行います。 1 グリスの種類: No.2リチウム系グリス 1. ベアリングやブッシュに異物を入れてしまわないよう、 グリス・ニップルをきれいに拭く。 3 2. グリス・ガンでグリスを注入する。 重要 グリスガンは2~3回のポンプ動作で十分で す。 システム 注入しすぎないように注意してください。 入れ続けてもグリスははみ出てきませんから注意が必 要です。 2 4 1 3. 余分なグリスはふき取る。 図41 写真は左側ピボット・アーム 1. サポート・シャフト 2. 蝶番プレートのボール座 3. グリス・ニップル 4. ピボット・アセンブリ 3. 反対側のピボットにも同じ作業を行う。 ブームの格納 使用しない時は、ブームをX字状にして固定フックに固定し ておいてください。 注: ワークマンの場合は、左側ホルダーで左ブームを固定 し、右側ホルダーで右ブームを固定します。 図40 1.
格納保管 1.平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、PTO とエン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 車両の外側全体を洗浄する。 機体は中性洗剤と水で洗うことができます。 重要 高圧洗浄器を使っての洗浄は避けてください。 高圧の水で洗浄すると電気系統やグリス部へ水が浸入 する恐れがあります。また、コントロール・パネルやヘッ ドライド、エンジン、バッテリー部に大量の水をかけな いようにしてください。 3. スプレー・システムを洗浄する;31 ページの「作業後 の洗浄」を参照。 4. アルコール系でない不凍液をタンクに入れて数分間循 環させ;その後、 できるだけ完全に不凍液を排出する。 5. ブレーキの点検を行う;ワークマンの オペレーターズ マニュアル を参照。 6. エアクリーナの整備を行う;ワークマンの オペレーター ズマニュアル を参照。 7. スプレーヤのグリスアップを行う;36ページの「グリス アップ」を参照。 8. 機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付けや交換、 修理を行う。破損個所はすべて修理する。 9.
故障探究 散布システムの故障探究 症状 考えられる原因 対策 ブームから散布しない。 1. ホースが折れている。 1. ホースを修正または交換する。 2. ブーム・バイパス・バルブの 調整不良。 2. 正しく調整する。 3. ブーム・バルブの破損。 3. 代理店に連絡する。 散布がとまらない。 1. バルブの破損。 1. 散布中止、ポンプを止め、エンジンを切 る。ブーム・バルブ下部のリテーナを取り、 内部のモータとステムを取り出す。部品を 点検し不良品を交換する。 ブーム・バルブから液洩れする。 1. Oリングの劣化 1. 散布中止、ポンプを止め、エンジンを切 る。バルブを取り出してOリングを交換。 ブームを ON にすると水圧が下が る。 1. ブーム・バイパス・バルブの調 1. 正しく調整する。 整不良。 2. バルブ内部に異物。 2. バルブ前後の接続を外して異物を取り除く。 3. ノズルがついていない。 3. 全部のノズルを点検し、必要に応じて交 換する。 スプレープロ・モニタの故障探究 症状 考えられる原因 対策 コンソールが全く作動しない。 1.
症状 考えられる原因 対策 距離表示が不正確。 1. 速度センサーの精度調整不良。 1. 速度センサーの基本設定を行う。 2. 速度センサーの破損。 2. 代理店に連絡する。 1. モニタ・ケーブルのゆるみ。 1. ケーブルを正しく接続する。 2. フローメータの汚れや詰まり。 2. フローメータを洗浄する。 3. フローメータの基本設定が正しくな い。 3. フローメータの基本設定を行う。 4. フローメータの故障。 4. 代理店に連絡する。 5. 速度センサーの精度調整不良。 5. 速度センサーの基本設定を行う。 6. 速度センサーの破損。 6. 代理店に連絡する。 散布率(単位面積あたり散 布量)が表示されない。 7. ノズルと走行速度が合っていないので 7. ノズル選定ガイドを見て確認する。 システムが調整できない。 散布率モードにすると 6553.5と表示される。 1. 速度センサーからの信号がモニタに届 1. 代理店に連絡する。 いていない。 表示が不安定。 1. すぐそばに携帯無線などがある。 1.
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の 合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上また は製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間* のうちいず れか早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。こ の品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」の修理 を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃が含 まれます。保証は 「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連 絡をして頂くことが必要です。 連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある場 合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Department Toro Warranty Company 8111