Form No. 3401-653 Rev C Multi Pro® WM タ ー フ ス プ レ ー ヤ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 41240—シ 注 マルチプロ WM を取り付けるためには、関連する一つまたは それ以上のキットの取り付けが必要となります。詳細につい ては弊社代理店におたずねください。 製品の登録は www.Toro.com.
マルチプロ WM は、ワークマン 車両を、芝生に液剤を 散布するための専用装置として改造使用するためのも のであり、そのような業務に従事するプロのオペレータ が運転操作することを前提として製造されています。 こ の製品は、集約的で高度な管理を受けている公園や ゴルフ場、スポーツフィールド、商用目的で使用され る芝生に対して液剤を散布することを主たる目的とし て製造されております。 この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 g022350 警告 図1 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品を使用し た場合、ガンや先天性異常などを誘発する物 質に触れる可能性があるとされております。 1.
目次 ノズルの選択................................................54 作業後の洗浄 ................................................... 54 スプレーヤのキャリブレーション 設定の補 正............................................................55 保守 ........................................................................ 60 推奨される定期整備作業 ...................................... 60 始業点検表 ..................................................61 要注意個所の記録 ........................................61 整備前に行う作業 ................................................
安全について トレーニング • 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するため、以下に示 す安全上の注意や安全注意標識のついている遵守事 項は必ずお守りください 「注意」、「警告」、および 「危険」 の文字は、人身の安全に関わる注意事項を 示しています。これらの注意を怠ると死亡事故などの 重大な人身事故が発生することがあります。 ください。 • 重要 本機をご使用になる前に必ずお使いのワークマン のオペレーターズマニュアルの安全についてのページ をお読みになり 内容をよく理解してください • 安全な運転のために • 重要 この車両はオフロード用として設計製造されたも のであり、公道上を通常走行するためのものではあ りません。 この車両で公道上を走行する場合には、各地域の法 令などに従い、また、ヘッドライド、方向指示器、低 速走行車両表示など、定められたアクセサリを必ず 装備してください。 • • • • 本機はオフロードでの使用を前提として製造された作業 用特殊車両であり、。通常の乗用車やトラックとは異な る運転特性を有しておりますので、十分
暗くなったら、特に不案内な場所で暗くなったら、 運転を控えてください。どうしても暗い場所で運転し なければならない場合は必ずヘッドライトを点灯さ せ、安全に十分注意してください。 薬剤の安全管理 • 作業前には、車体やアタッチメントの各部を必ず点 中止 し て 検してください。異常がある場合は使用を中 く だ さ い 。 必ず、使用する前に修理や調整を行って 問題を解決しておいてください。 • 運転席や助手席の周辺に薬剤がこぼれていたり、 こびりついていたりしないように管理してください。 • ポンプを作動させる前に、全部のラインコネクタが 適切に接続されていること、およびホースの状態が 良好であることを確認してください。 液剤や粒剤散布装置で取り扱う農薬は、人体や 動植物、土壌などに危険を及ぼす可能性がある ので取り扱いには十分注意してください。 • 自分自身の安全を守るために、農薬を取り扱う 前に、容器に張ってあるラベルや安全データ シートなど取り扱い上の注意をよく読んで理解 し、薬剤メーカーの指示を守る。皮膚の露出を できるだけ小さくしてください。身体と薬剤との 接触を防止し危険から身を守
• • • • • • 散布ノズルを洗浄するとき口で吹いたり、口に含ん だりしないでください。 農薬を取り扱う作業が終了したら、直ちに手足や露 出部をよく洗ってください。 農薬は別の容器に移し替えたりせず、また安全な 場所で保存してください。 使用しなかった薬液や薬剤容器は、メーカーや地 域の規則に従って適切に廃棄してください。 薬剤や薬剤から発生する蒸気は危険です。絶対 に、タンクの中に入ったり、頭を入れたり、タンクの 上に顔をさらしたりしないでください。 国や自治体の法律や規則を守って散布その他の 作業を行ってください。 – 急な斜面を走行する場合には安全に特に注意 する。斜面では通常はまっすぐに上るか下るか する。小さな旋回をする時や斜面で旋回を行う 時には必ず減速する斜面での旋回は可能な 限り避ける。 – ぬれた場所、スピードが出ている時、満載状態 などでの運転には十二分の注意を払う。満載状 態では停止時間が長くなることを忘れずに。斜面 の上り下りに入る前にシフトダウンしておくこと。 – 急停止や急発進をしないこと。後退から前進、 あるいは前進から後退への切り替えは、完全 に停止する。 – 旋回す
ブレーキ操作 • • • バックで斜面を下っているときに急ブレーキを掛ける と後ろに転倒する危険が高くなります。 障害物に近づく前に十分減速してください。これに より、停止や回避のための余裕が生まれます。 万 一実際にぶつかれば、機材を損傷してしまいます。 さらにはご自身や周囲の人にけが等を負わせるこ とにもなりかねません。 停止や旋回は車両総重量と大きな関係がありま す。 積載重量が大きいときには停止も旋回も難し くなります。 積載重量が大きいほど停止に掛か る時間が長くなります。 ターフも普通の路面も、ぬれているときには滑りや すくなります。停止距離も乾いているときの2倍か ら4倍の長さが必要になります。また深い水溜りに 入ってブレーキがぬれると、乾燥するまでブレーキ が利かなくなります。水溜りを抜けたあとは速度を 落としてブレーキテストをしてください。ブレーキが 利かなくなっていたら、ブレーキペダルを軽く踏み込 んだまま、しばらく低速で運転しましょう。こうすると ブレーキが早く乾きます。 • 運転時には必ずシートベルトを着用し、緊急時に はシートベルトを迅速に外せるように常に練習し ておいて
危険 • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上げない でください本機の最高回転数は 3650 RPM です。 Toro正規代理店でタコメータによるエンジン回転数 検査を受け、安全性と精度を確認しておきましょう。 • 大がかりな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • いつも最高の性能を維持するために、必ずトロの 純正部品をご使用ください。他社の部品やアクセ サリを使用すると危険な場合があります。機体の 改造を行うと、機械の挙動や性能、耐久性などが 変化し、そのために事故が起きる可能性がありま す。このような使い方をすると Toro® の製品保証が 適用されなくなります。 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こします。 万一、油圧オイルが体内に入った場合には、こ の種の労働災害に経験のある施設で数時間以 内に外科手術を受けないと壊疽を起こします。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジンを 停止し、ダンプバルブを上昇から下降に切り替える か、タンクやアタッチメントを下降させてシステム内 部の圧力を完全に解放してくださ
decal120-0617 120–0617 1. 挟まれて手を切断する危 険作動中のジョイント部に 手を近づけないこと。 2. 人にけがをさせる恐れ周囲 に人を近づけないこと。 decal119-9434 119-9434 1. タンク内容物 decal125-4052 125–4052 decal104-8904 104-8904 1. ブームのここを握る。 1. 左ブーム上昇 4. 右ブーム下降 2. 左ブーム下降 5. タンクすすぎ ON/OFF 3. 右ブーム上昇 6. ソニックブーム ON/OFF decal127-6976 127-6976 1. 下げる 2. 上げる decal125-8139 125–8139 1.
decal127-3966 127–3966 1. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 2. 30A タンクすすぎ 4. 7.5ATEC コントローラ出力 decal127-3937 127–3937 5. 10A イグニッション 1. 警告ここに乗らないこと。 2. 警告 高温部分に近づかな いこと。 3. 3. 2ATEC コントローラロジック 6. 15A スプレーヤブーム ベルトに巻き込まれる危 険 可動部に近づかないこ と。すべてのガード類を正 しく取り付けて使用するこ と。 decal127-3936 127–3936 1. 2. 後ろに転倒する危険液剤 3. の入ったタンクを上昇させ ないこと。タンクを上昇させ たままで走行しないこと。 タンクを上昇させるときはタ ンクを空にすること。走行 するときは必ずタンクを下 降させること。 人にけがをさせる恐れタン クを降下させる時には周囲 に人を近づけないこと。 decal127-6979 127-6979 1. 2.
decal127-6981 127-6981 1. バイパス戻りフロー 2. 流量 3. ブームスプレー decal127-6982 127-6982 1. バイパス戻りフロー 2. ブームスプレー decal127-6984 127-6984 1. 流量 2.
decal130-8294 130-8294 左ブーム 5. センターブーム散布ON 9. 2. 左ブーム散布ON 6. センターブーム散布OFF 3. 左ブーム散布OFF 7. 右ブーム 4. センターブーム 8. 右ブーム散布ON 1. 撹拌 右ブーム散布OFF 13. 10. 速度 14. 撹拌 ON 11. 加速 15. 撹拌 OFF 12.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 必要なパーツはありません。 2 後部 PTO キットヘビーデューティワーク マンのうち、マニュアルトランスミッション のHDシリーズ マルチプロWMターフスプレーヤ仕上げ キットマニュアルミッションのワークマン のうち、マニュアルトランスミッションの HDシリーズ マルチプロWMターフスプレーヤ仕上げ キットマニュアルミッションのワークマン のうち、マニュアルトランスミッションの HDシリーズ マルチプロWMターフスプレーヤ仕上げ キットオートマのワークマン HDX-Auto モ デル – 用途 既存の荷台を取り外します。 1 1 センターブームの取り付け準備を行い ます。 1 1 3 固定ブラケット 2 アタッチメント固定ブラケットを取り付け ます。 4 タンク台アセンブリ クレビスピン テーパ付きクレビスピン ヘアピン リンチピン ボルト ½ x 1½" ナット ½" 1 2 2 2 4 2 2 タンク台を取り付けます。 5 6 7 クイックカップラ 1 ドレン
手順 11 12 13 14 15 16 18 19 20 21 数量 用途 ヒューズ用デカル127–3966 1 コントロールコンソールと電気ハーネスを 取り付けます。 バッテリー端子ボルト クランプナット カバ ー 幅広バッテリー端子赤 ボルト ½ x 1½" ロックナット ½" センターブームアセンブリ ボルト ⅜ x 1" フランジロックナット⅜" 移動走行用ブームクレードル ボルト ½ x 1¼" フランジナット ½" 左ブーム 右ブーム フランジヘッドボルト⅜ x 1¼" バッキングプレート フランジロックナット⅜" クレビスピン ヘアピン ホースクランプ R クランプ ショルダボルト ワッシャ ナット 真水タンク 90° エルボ⅜" NPT 90° スピゴット 真水タンクマウント 固定ストラップ フランジヘッドボルト5/16 x ⅝" フランジロックナット5/16" サポートチューブ 真水タンク ジャムナット 5/16" ボルト 5/16 x 1" ショルダボルト½ x 1-15/16" ボルト 5/16 x 2¼" ワッシャ 5/16" 補給口アセンブリ フランジヘッドボ
手順 22 内容 オペレーターズマニュアル オペレータのためのトレーニング資料 パーツカタログ 登録カード 選択ガイド 納品前検査証 数量 用途 1 1 1 1 1 1 実際に運転を始める前に、マニュアルを 読みトレーニング資料をご覧になってく ださい。 重 要 マ ル チ プ ロ WM タ ー フ ス プ レ ー ヤ は 、 ワ ー ク マ ン 車 両 に 4 柱 式 の ROPS ま た は キ ャ ブ の 取 り 付 け を 必 要 とします。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 既存の荷台を取り外す 必要なパーツはありません。 手順 注意 フ ル サ イ ズ 荷 台 は 約 95 kg の 重 量 が あ り 、 一 人 で 人または3人 人 作業することは不可能である。必ず 2人 で作業するかクレーンを使用すること。 g002368 図3 注意 であ る 。 一 人 で フ ル サ イ ズ 荷 台 の 重 量 は 約 95 kgで 動かそうとするとけがをする恐れがある。 1. シリンダロッドの端部 4. リンチピン 2. 荷台取り付けプレート 5.
オー ト 用 ハ イ フ ロ ー 油 ワ ー ク マ ン HDX-オ モデ ル で な い 、 オ ー ト マ タ 圧 キ ッ ト TCモ イ プ のHDX-Auto モ デ ル ワークマンHDXオートでは、ハイフロー油圧キットの取 り付けを済ませてください; ワークマンHDXオート用ハイ フロー油圧キットの 取り付け説明書 を参照。 スプレーヤを吊り上げる 吊り上げ能力 408 kg 以上の昇降装置を使って、出荷 用パレットからタンクスキッドを吊り上げる; 吊り上げポ イントは前 2 ヶ所と後 2 ヶ所 (図 5)。 注 ジャッキスタンドを入れられる高さまで吊り上げる こと。 g002369 図4 1. 荷台の左後ろ角 4. クレビスピン 2. 車体フレームチャネル鋼材 5. リンチピン 3. ピボットプレート 7. 荷台を外す。 8. シリンダを格納し、クリップで固定する。 2 タンク台の取り付け準備 g023738 図5 1. 車体後部の釣り上げ位置 2.
3 タンクスキッド用ホールドダウ ンブラケットを取り付ける この作業に必要なパーツ 固定ブラケット 2 g028421 手順 1. 図7 エンジンチューブ用のサポートブラケットを車体フ レームに固定している後ろ側フランジヘッドボルト 2本とフランジロックナット2個を外す図 6。 1. 支持ブラケット (エンジン チューブ) 3. フランジヘッドボルト 2. ホールドダウンブラケット (タンクスキッド) 4. 昇降シリンダ 注 ボルトナット類は後で使用する。 4. ボルトとナットを 91-113 N·m3.7-4.6 kg.m = 67-83 ft-lbにトルク締めする。 5. 機体の反対側でも、ステップ1 - 4 を行う。 4 タンク台を取り付ける この作業に必要なパーツ g028410 図6 1 タンク台アセンブリ 2 クレビスピン 2 テーパ付きクレビスピン 1. 後穴—支持ブラケット (エン 4. ジンチューブ) エンジンサポートチューブ 2 ヘアピン 2. フランジロックナット 昇降シリンダ 4 リンチピン 3.
1. クレーンやホイストを使って、タンク台アセンブリ 図 8を吊り上げ、ポンプバルブ・アセンブリを車 体の後方に向けて、ワークマンのフレーム上部 に移動する。 注 以下の作業は、もう一人に手伝ってもらって 二人で行う。 g022354 図 10 1. g023738 図8 1. 車体後部の釣り上げ位置 2. テーパ付きクレビスピン 2. リンチピン 6. ピボットラグにテーパ付きクレビスピンと1本とリ ンチピン2本を差し込んで、タンクアセンブリとフ レームとを連結する図 10。 7. 昇降シリンダを伸ばしてタンクを上昇させ、サ ポートで支える。 前部の釣り上げ位置 注 クレーンからタンクアセンブリを外す。 8. 2. タンクをゆっくりと車両のフレームに降ろす。 3. 昇降シリンダを、タンク台のブラケットまで伸ば して、シリンダのフィッティングを、タンク台のブ ラケットの穴に合わせる図 9。 ROPS パネルの後ろについている保管用ブラ ケットから荷台サポート安全サポートを取り外す 図 11 。 g002397 g022353 図 11 図9 1.
2. ドレンバルブのケースから、フランジヘッドボル ト5/16 x ⅝"2本を外す図 13。 3. ドレンバルブ用ブラケットにドレンバルブを仮組み 付けする図 14 ステップ2で外したフランジヘッドボ ルト5/16 x ⅝"2本を使用する。 g009164 図 12 1. 安全サポート 2. 昇降シリンダ 3. スキッドフレーム g033575 図 14 5 ドレンバルブを組み立てる ドレンバルブ 2. フランジヘッドボルト5/16 x ⅝" 4. この作業に必要なパーツ 3. ドレンバルブ用ブラケット ドレンバルブを、ブラケットのスロットの一番外側 まで移動させ、フランジヘッドボルト2本を手締め する 図 14 。 クイックカップラ 1 6 手順 1. 1.
警告 7 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属部を接触させないように注意 する。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 1. 速度センサーのハーネスを接 続する 必要なパーツはありません。 速度センサーハーネスを接続する マ ニ ュ ア ル ミ ッ シ ョ ン のHDシ シリーズ バッテリーカバーを両脇からたわめて、タブをバッ テリーベースから外し、カバーを取り外す図 15。 1. スプレーヤ用のワイヤハーネスの中から、速度セ ンサー回路用の3口のコネクタと車両回路用の3 ピンコネクタを探し出す。 2. 車両のトランスアクスルで、車両側の速度セン サー用ワイヤハーネスの3ピンコネクタを、スプ レーヤのハーネスの3口コネクタに接続する図 16 。 g028456 図 15 1. スロットバッテリーベース) 3. タブバッテリーカバー) 2. カバーバッテリーのプラス 端子 4.
速度センサーハーネスを接続する HDX-Auto モ デ ル 1. 続してください; オートマチックワークマン用マルチ プロWMターフスプレーヤ仕上げキットの 取り付 け説明書 を参照。 スプレーヤ用のワイヤハーネスの中から、速度 センサー回路用の3口のコネクタを探し出す (図 17)。 9 コントロールコンソールを機体 に取り付ける この作業に必要なパーツ g028436 図 17 1. 3ピンコネクタ車両側ワイヤ 4. ハーネス: 速度センサー用 2. 3口コネクタスプレーヤ側 ワイヤハーネス: 速度セン サー用 3. 2. 油圧オイルタンク コンソール取り付けブラケット 3 フランジロックナット5/16" 3 フランジヘッドボルト5/16" 2 プラスチック製ブッシュ 1 コントロールコンソール 1 スプリングクリップピン 1 ハンドノブ 後フレームのチューブ 5. 機体背面 6.
コントロールコンソールを機体に取り 付ける 1. コントロールコンソールのピボットピンを液剤タ ンク上のブラケットに固定しているヘアピンを抜 き取る。 2. 先ほど外したスプリングクリップピンを使って、コ ントロールコンソールを、コントロール取り付けブ ラケットに固定する図 19。 注 必ず、スプリングクリップピンをピボットピンの 上まで回転させて確実に固定してください。 g028408 図 18 1. 2. ボルト ナット 3. ダッシュパネル中央下部分 4. 取り付けブラケット コント ロールコンソール 5. ブッシュプラスチック製 フランジヘッドボルト 5/16 x 1" 7. フランジロックナット5/16" 6. g033521 図 19 2. 中央コンソール用取り付けブラケットの穴を、 ダッシュパネルと支持ブラケットの穴に合わせる 図 18 。 3. 取り付けブラケットをだダッシュパネルと支持ブラ ケットに固定する; フランジヘッドボルト5/16 x 1"3 本とフランジロックナット5/16"3個を使用する。 4.
10 スプレーヤ用の電装ハーネス を取り付ける この作業に必要なパーツ 3 Jクリップ 1 ボルト ¼ x ¾" 1 フランジナット (¼") g028443 図 21 HDX-Auto モデル 1. スプレーヤ用の後方電装ハーネスを コントロールコンソールまで敷設する 1. センターコンソール 2. J クリップ 既存のねじを使って、センターコンソールの図 20 または 図 21に示す位置に、Jクリップ (2 個) を 取り付ける。 2. 3. 既存のねじ 4. コントロールボックスのハー ネス Jクリップ個を運転席後ろに取り付ける ボルト¼ x ½"1本とフランジナット¼"1個を使用する図 22。 g002507 図 20 マニュアルミッションのHDシリーズ 1. J クリップ 2. 既存のねじ 3. 4. g024089 図 22 コントロールボックスのハー ネス センターコンソール 1. J クリップ 3.
後方電装ハーネスをコントロールコ ンソールの所で前方電装ハーネスに 接続する ブとの間から下へ通し、車両のヒューズブロック の前側へ導く 図 24。 スプレーヤ用後方ハーネスの38ピンコネクタにつ いている2本のキーを、コントロールコンソールに 接続されている前方ワイヤハーネス38ソケットコネ クタの2本のキー溝に合わせて接続する図 23。 1. g033528 図 24 g033524 図 23 1. 38 ソケットコネクタ前方ワ イヤハーネスーコントロー ルコンソール 2. 整列用キー 1. 3. 38ピンコネクタ後方ワイヤ ハーネスースプレーヤ 2. 後方ワイヤハーネスのコネクタと前方ワイヤハー ネスのコネクタがラッチで完全固定されるまで確 実に接続する図 23。 2. 11 スプレーヤ用のヒューズブロッ クを取り付ける この作業に必要なパーツ ヒューズ用デカル127–3966 1 手順 1.
g033529 図 25 1. 絶縁されていないソケット 形の端子黄色、オプション 用電源線ースプレーヤの ヒューズブロック 4. ヒューズブロックスプレー ヤの配線用 2. 絶縁されたブレード形の端 子黄色、オプション用電源 線スプレーヤのヒューズブ ロック 5. 絶縁されていないソケット 形の端子黄色の電源線車 両のヒューズブロック 3. 機体後方 6. ヒューズブロック車両配線 用 g028445 図 26 3. 車両ヒューズブロックの絶縁されていないソケット 端子を、スプレーヤのヒューズブロックの絶縁さ れたブレード形の端子に接続する (図 25)。 1. 4. スプレーヤのヒューズブロックのT字フィッティング を、車両のヒューズブロックのT字スロットに合わ せて、スプレーヤのヒューズブロックをスロットの 一番奥までしっかりと差し込む図 26。 3. 機体背面 2. T字フィッティング スプレー ヤのヒューズブロック 5. 25 4. T字スロット (車両のヒュー ズブロック) 5.
注 外した幅狭カバーは廃棄して構いません。 12 スプレーヤのハーネスをバッ テリーに接続する この作業に必要なパーツ 2 バッテリー端子ボルト 2 クランプナット 1 カバ ー 幅広バッテリー端子赤 バッテリーのプラス端子の準備を行う 警告 バッテリーケーブルの接続ルートが不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケーブ ルから取り付け、それからマイナス 黒 ケーブルを 取り付ける。 1. g033568 図 28 バッテリーの両ケーブルのクランプについている ナットとTボルトを外す図 27。 1. 注 外したナットとTボルトは廃棄して構いません。 カバ ー 幅狭バッテリー端 子赤 2. プラスケーブル車両 3. 3. カバ ー 幅広バッテリー端 子赤 バッテリーのプラスケーブルに、図 28のように幅 広カバーを取り付ける。 注 バッテリーのクランプに手が届くように、カバー を十分にずらしておく。 4. g033559 図 27 1.
g033561 g033560 図 31 図 29 1. 5. カバ ー 幅広バッテリー端 子赤 2. リング端子ヒューズ付きリ ンクスプレーヤ用ハーネス 4. 2. プラスケーブル車両 5. 端子ボルト 3. マイナスケーブル車両 6. リング端子マイナスケーブ ルスプレーヤ用ワイヤハー ネス 1. 端子ヒューズ付きリンクス プレーヤ用ハーネス バッテリーの両ケーブルのクランプに、端子ボル トとクランプナットを仮組みする図 30。 クランプナット 7. マイナスケーブル黒スプレーヤ用ワイヤハーネ スのリング端子を、マイナスのバッテリーケーブ ルに組み付けてある端子ボルトの端子に、クラン プナットで固定する図 31。 8. プラスケーブルをバッテリーのプラス端子に接続 し、クランプナットを手締めする図 32。 g033558 図 30 1. 端子ボルト 3. プラスのケーブルクランプ 2. クランプナット 4. マイナスのケーブルクラン プ 6.
g002397 図 35 g033557 図 33 スロットバッテリーベース) 1. 2. 1. 3. 13 この作業に必要なパーツ ボルト ½ x 1½" 2 ロックナット ½" シリンダを縮めてタンクをフレームまでゆっくり 降下させる。 注 降下させる時、降下の様子をもう一人が監視 してください。そして、ホースや配線がはさまれ たりしないことを確認してください。 タンク台を降ろす 2 安全サポート タブバッテリーカバー) 4. タンク台と車体フレームとが整列しているかどう か点検する。 5. スキッドフレームの両側についているアクセスパ ネルを外す (図 36)。 手順 1. 車両のエンジンを始動して、昇降シリンダでタンク 台をわずかに上昇させる。 2. 昇降シリンダから荷台サポートを外し、サポート をROPSパネルの裏側にある収納ブラケットに収 納する図 34 と 図 35。 g022355 図 36 1. アクセスパネルのドア 2. ボルト ½ x 1½" 6. 3.
8. タンク台アセンブリをフレームの左右にある荷台ブ ラケットに固定する ボルト½ x 1½"1本、ロックナッ ト½"1個を使用して図 36のように取り付ける。 9. ボルトとロックナットを91-113 N·m 9.3-11.5 kg.m = 67-83 ft-lb にトルク締めする。 機体の反対側でも、ステップ7 - 9 を行う。 10. 14 センターブームを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 センターブームアセンブリ 10 ボルト ⅜ x 1" 10 フランジロックナット ⅜" 2 移動走行用ブームクレードル 4 ボルト ½ x 1¼" 2. 移動走行用ブームクレー ドル ボルト⅜ x 1" 4 フランジナット ½" 3. 垂直穴 (センターブーム) g028458 図 37 1. 3. 移動走行用ブームクレードルの組み 付け 1. センターブームをクレーンで吊り上げて出荷用 ボックスから出す。 2. 移動走行用ブームクレードルをセンターブーム に合わせる (図 37)。 4. 水平穴 (センターブーム) 5.
注 必要であれば、ブームサポートをゆるめて 穴をセンターブームにきちんと整列させてくださ い。ボルトとナットを 67-83 N·m3.7-4.6 kg.m = 91-113 ft-lbにトルク締めする。 15 左右の散布ブームを取り付け る この作業に必要なパーツ g028460 図 39 1. ロックナット½" 4. ブーム取り付けブラケット 右用 2. 下から3番目の穴 (ブーム サポート) 5. ボルト½ x 1¼" 3. ブーム取り付けブラケット 左用 3. 4. 1 左ブーム 1 右ブーム 8 フランジヘッドボルト⅜ x 1¼" 8 バッキングプレート 8 フランジロックナット ⅜" 2 クレビスピン 2 ヘアピン 手順 ブームはそれぞれが約14kgの重さです。 センターブームアセンブリをスキッドフレームに取 り付けるボルト½ x 1¼"4本とロックナット½"4個 を使用する。 1. センターブームのヒンジブラケットから、フランジ ヘッドボルト⅜ x 1¼"4本、バッキングプレート4 枚、フランジロックナット⅜"4個を外す。 2.
4. ヒンジプレートを三角形プレートに固定するフラ ンジヘッドボルト4本、バッキングプレート4枚、 フランジロックナット4個を使用図 40これらは ス テップ 1で外したもの。 5. ボルトとナットを37-45 Nm 3.7-4.6kg.m = 27-33 ft-lb にトルク締めする。 6. ブーム昇降シリンダのロッドの先端を、ピボットブ ラケットのホーンツノの穴に合わせる図 40。 g028738 図 41 1. ロッドの先端ブーム昇降シ リンダ 3. クレビスピン⅝ x 4¾" 2. ホーンピボットブラケット) 4. ヘアピン 7. クレビスピンとヘアピンで、ロッドの先端をピボット ブラケットに取り付ける 図 40。 8.
16 ブームホースを取り付ける この作業に必要なパーツ 3 ホースクランプ 2 R クランプ 2 ショルダボルト 2 ワッシャ 2 ナット 左右の散布ブームにホースを取り付 ける 1. ブームホースを図 42 と 図 43のように配置する。 g028468 図 42 ホース 左ブーム用 1. ナット 4. ショルダボルト 7. 左ブームホース 2. ワッシャ 5. T 字フィッティング 8. 左ブームバルブ 3. R クランプ 6.
g028469 図 43 ホース 右ブーム用 1. ナット 4. ショルダボルト 7. 右ブームホース 2. ワッシャ 5. T 字フィッティング 8. 右ブームバルブ 3. R クランプ 6. ホースクランプ 2. 各ブームホースをセンターブームの前側に固定す る (図 42 と 図 43); R クランプ 1 個、ホルダボル ト5/16 x 1"1本、ロックナット5/16"1個、ワッシャ 5/16"1枚を使用する。 3. ブームについているT字フィッティングのバーブ部 分にブームホースを接続し、ホースクランプで ホースを固定する (図 42 と 図 43)。 注 T字フィッティングのバーブ部分に石鹸水を塗 るとホースを取り付けやすくなります。 4.
センターブームホースを取り付ける 1. 17 センターブームのホースを図 44のように配置す る。 ノズルを取り付ける 必要なパーツはありません。 手順 薬剤散布に使うノズルは、散布レート単位面積あたり 散布量に合わせて選択することが必要なので、付属部 品には含まれていません。弊社代理店と相談の上、適 切なノズルをご購入・装着してください ノズルの選択に は以下の情報が必要です g028471 図 44 1. 上 2. T 字フィッティング 3. 2. ホースクランプ 4. センターブームのホース 5. センターブームバルブ 6. 機体正面 センターブームについているT字フィッティングの バーブ部分にブームホースを接続し、ホースクラ ンプでホースを固定する (図 44)。 注 T字フィッティングのバーブ部分に石鹸水を塗 るとホースを取り付けやすくなります。 • 薬剤の散布レート単位面積あたり散布量リットル毎 ヘクタールまたはガロン毎エーカー、あるいはガロ ン毎1000平方フィート。 • 散布作業時に使用する作業車の走行速度キロメー トル毎時またはマイル毎時。 1.
18 真水タンクを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 真水タンク 1 90° エルボ ⅜" NPT 1 90° スピゴット 1 真水タンクマウント 4 固定ストラップ 4 フランジヘッドボルト5/16 x ⅝" 10 フランジロックナット5/16" 1 サポートチューブ 真水タンク 1 ジャムナット 5/16" 1 ボルト 5/16 x 1" 2 ショルダボルト½ x 1-15/16" 2 ボルト 5/16 x 2¼" 2 ワッシャ 5/16" g033570 図 45 真水タンクマウント 4. 固定ストラップ フランジロックナット5/16" 5. フランジヘッドボルト5/16 x ⅝" 3. 真水タンク 2. 取り付けブラケットを真水タンクに組 み付ける 1. 1. 2.
タンクを取り付ける タンクサポートチューブを取り付ける 1. 真水タンク用のサポートチューブをタンクサポート 用のチャネル部材に合わせる図 46。 注 マルチプロ WM ターフスプレーヤは、ワークマン 車両に 4 柱式の ROPS またはキャブの取り付けを必 要とします。 1. サポートチューブに、真水タンクとマウントを取り 付ける ボルト5/16 x 2¼"2本、フランジロックナッ ト5/16"2個を使用し 図 47のように取り付ける。 g033572 図 46 1. ジャムナット5/16" サポートチューブ 真水タン ク 3. 車体前方 2. 4. 2. 3. マシンの上方 5. 6. ボルト5/16 x 1" フランジロックナット5/16" 7. 溶接ナット タンクサポート チャネル材真水) 8.
19 20 逆流防止補給口を取り付ける ブーム蝶番スプリングを点検 する この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 1 補給口アセンブリ 1 フランジヘッドボルト5/16 x ¾" 手順 重要 ブーム蝶番スプリングの調整を行わないままで散 布システムを使用するとブームアセンブリを破損する 恐 れ が あ り ま す 。 ス プ リ ン グ の 長 さ を 測 定 し 、 40 mm 以上ある場合にはジャムナットを締めてスプリングを に縮 め て く だ さ い 。 40 mmに 手順 タンクに開けてあるねじ穴に合わせて補給口アセン ブリをセットし、フランジヘッドボルト5/16 x ¾"で固定 する 図 48 。 梱包上の都合により、ブームエクステンションを前に倒 して収納して出荷しています。ブームをこの位置に保 持するために、スプリングの締め付けをゆるくしてあ ります。マシンをご使用になる前に、スプリングを正 しい圧縮状態に調整してください。 1. 必要であれば、出荷中に左右のエクステンション を固定していた梱包用部材を取り去る。 2.
4. 左右両方の蝶番の各スプリングについて上記の 手順を行う。 5. ブームを移動走行位置X字に組んだ状態とする。 車両後部のロープ掛けポイントの近くのフレーム 部に、後ジャッキスタンドを逆さにしてフレーム に差し込む 図 51 3. 注 詳細については 移動走行用ブームクレードル の使い方 (ページ 53)を参照。 21 ジャッキスタンド オプション の 収納 この作業に必要なパーツ 2 前ジャッキスタンド 2 後ジャッキスタンド 4 コッターピン 2 クレビスピン 4½" 2 クレビスピン 3" 2 ノブ g023739 図 51 後ジャッキスタンドの最後の穴にクレビスピン4½"4 本を差し込み、コッターピン4本で固定する。 4. 22 手順 1. 後ジャッキスタンド 1.
製品の概要 g028854 図 52 1. マスターブームスイッチ 6. すすぎスイッチ オプション 2. ブームスイッチスプレーヤ ON/OFF 7. ソニックブームのスイッチ 3. ブーム昇降スイッチ 8. 散布率調整スイッチ 4. インフォセンター 9. 撹拌スイッチ 5.
個別ブームスイッチ 散布率制御 レート制御 バルブ 個別ブーム スイッチは、コントロールパネルの下の列 についています 図 52。スイッチの上側を押すと、その ブームがONになり、下側を押すとOFFになります。 ブームスイッチがON位置にある時にはそのスイッチの ランプが点灯します。マスターブームスイッチと連動して おり、マスター側がONの時にのみ散布が可能です。 散布率制御バルブはタンクの後ろにあり図 54、ブー ムに供給する液量逆に言えばタンクに戻す液量を調 節するバルブです。 散布率調整スイッチ コントロールパネルの左側にあるスイッチです(図 52)。 上を押すと単位面積あたり散布量が上昇し、下を押す と減少します。 ブーム昇降スイッチ 左右のブームの高さを電動でコントロールします(図 52)。左右のブームごとにスイッチがあり、スイッチの 上を押すとブームが上昇し、下を押すと下降します。 g028483 図 54 散布率制御レート制御バ ルブ 4. フローメータ 2. 攪拌バルブ 5. 個別ブームバルブ 3. マスターブームバルブ 1.
合には、レンジセレクタをニュートラルにし、クラッチ を外して駐車ブレーキを掛け、ハンドスロットルをセッ ト装着車の場合します。 スプレーヤのポンプ 車両の後部にあります (図 57)。 ポンプの操作は以下の手順で行います • マ ニ ュ ア ル ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン の HD シ リ ー ズ モ デ ル —車両の中央コンソールにある PTO レバーを入 位置にセットするとポンプが作動PTO ればーを切位 置にするとポンプが停止。ワークマン HDX-Auto 汎 用作業車の オペレーターズマニュアル を参照。 • HDX-Auto モ デ ル —ハンドルコラム左側のダッシュ パネルにあるハイフロー油圧システムのスイッチを 上側すなわちON 位置にするとスプレーヤのポンプ が始動するスイッチのランプが点灯。ロッカースイッ チ下部を押してOFFにするとポンプは停止する。ハ イフロー油圧システムの 取り付け説明書 を参照。 g028485 図 55 1. 左ブームバイパスバルブ 2. センターブームバイパスバ ルブ 3.
運転操作 インフォセンターの起動方法 1. 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 スタータスイッチにキーを差し込んで ON 位置に 回す。 注 インフォセンターが起動し初期画面が表示さ れる 図 59 。 注 散布装置を搭載した状態のワークマンをトレーラで 搬送する場合には、必ずブームをしっかりと固定し ておいてください。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注意やステッ カーの表示内容を良く読んでください。この機械につい てよく知っておくことがあなた自身や周囲の人を事故か ら守ることにつながります。 インフォセンターの使い方 インフォセンターLCDディスプレイは、マシンの運転状 態、故障診断などの情報を表示します図 58。インフォ センターには初期画面とメイン情報画面があります。イ ンフォセンターのどのボタンでも、押せば初期画面とメ イン画面とをいつでも切り替えることができ、また、矢 印ボタンで選択することによって、希望する項目の内容 を確認することができます。 g028527 図 59 2.
g028416 図 62 HDX-Auto モデルでのみ実行可能なオプションはこの図に は表示していません。 1. 右ボタン 選択 g029189 図 61 4. 注 メインメニューでは「設定」が選択された状態 が表示されます。 注 車両のキーをSTART位置に回すと、エンジンが起 動し、インフォセンターの表示は車両走行表示画面に なります。 注 中央ボタン画面上で下向きの矢印で示されて いるボタンを押すと画面が下にスクロールされて 隠れていた選択肢が表示されます。 「設定メニュー」にアクセスするには 1. インフォセンターを起動する; インフォセンターの 起動方法 (ページ 42)を参照。 表示に使用する単位系を変更する ヤードポンド系またはメートル系 注 ホーム画面が現れます 2. 中央ボタンをもう一度押して最初の案内を表示 させる。 注 案内表示が現れます。 3. 右ボタンを押すとサブメニューである Settings 設 定 メニューが表示される。 中央ボタンをもう一度押してメインメニューを表 示させる 図 62 。 1.
g028519 図 63 1. 選択肢ありアイコン 3. 右ボタン選択肢へ進む 2. 下へスクロール可能 アイ コン 4. 中央ボタンスクロールする 注 左ボタンを押すと、選択中の項目が記憶さ れ、設定メニューを終了し、メインメニューへ戻 ります。 3. 表示に使用する言語を変更するには、中央ボタ ン画面上で下向きの矢印で示されているボタンを 押し、画面を下にスクロールして Language とい う選択肢を出す図 63。 4. 右ボタン画面上でアイコンで「選択」が示されて いるボタンを押すと現在選択中の言語が画面に ハイライトされて表示される図 63。 注 選択可能な言語英語、スペイン語、フランス g028415 図 64 語、ドイツ語、ポルトガル語、デンマーク語、 オランダ語、フィンランド語、イタリア語、ノル ウェー語、スウェーデン語 1. 選択矢印アイコン 5. 値を大きくするアイコン 2. 6. 値を小さくするアイコン 5.
6. 画面のコントラストを調整するには、中央ボタン 画面上で下向きの矢印で示されているボタンを 押し、画面を下にスクロールして Contrast という 選択肢を出す図 64。 7. 右ボタンを押すと数値の変更ができるようにな る 図 64 。 ア イ コ ン の 意 味 (cont'd.) アワーメータ 正しい PIN コードが入力され ました 注 画面では、中央ボタンの上に (-) アイコンが、 そして右ボタンの上に (+) アイコンが表示されま す。 8. 9. 10.
注 自動モードから手動モードへ切り替えると、散布 率を示すアイコンは表示されなくなります ア イ コ ン の 意 味 (cont'd.) 散布レート 単位面積あたり散布量 を設定するには 散布率その2 ブーストパーセント メニューの使い方 キャリブレーション基本設定にアクセスするには、メ ニュー画面が表示されているときにメニューアクセスボ タンを押します。ボタンを押すとメインメニューが表示さ れます。各メニューにおいてどのような内容が表示され るかは、以下の表をご覧ください。 基本設定 メニュー項目 名称 テスト速度 基本設定用のテスト速度を設定するメニュー です。 流量の基本設 定 フローメータの基本設定を行うメニューです。 速度の基本設 定 速度センサーの基本設定を行うメニューです。 g028507 スプレーヤのプログラミングを選択す るには 図 66 HDX-Auto モ デ ル 左ボタンと中央ボタン散布 レート1 2. アイコン散布率その1 手動散布モードと自動散布モードの切り替え 3. 1.
散布レート 1 と 2 のプログラミング 8. 1. ホーム画面から、中央ボタンを押してメインメ ニューに入る。 2. 必要に応じ、中央ボタンを押して散布レートその1 散布プログラム1を表示させる図 67。 上記の手順4-6を繰り返す。 散布ブースト率のプログラミング 散布率ブースト機能は、自動モードで散布中に利用で きる機能です。インフォセンターの左右のボタンを同 時に押すことにより、現在の散布率を一時的に増加す ることができます。 注 散布レートその1を示すアイコンは、的ター ゲットを示す記号の右隣に表示される丸の中に数 字の1が描かれている記号です。 1. ホーム画面から、中央ボタンを押してメインメ ニューに入る。 2. 必要に応じ、中央ボタンを押して散布率ブース トを表示させる図 68。 注 散布率ブーストを示すアイコンは、的 ター ゲットを示す記号の右隣に表示される2つの記号 です 図 68 。 g028513 図 68 g028512 3. 図 67 3. 右ボタンを押すと散布レート1が選択される図 67 のA 。 4.
「設定メニュー」の使用方法 注 ボタンを押し続けると設定値が10ずつ大きく なります。 HDX-Auto モ デ ル 5. 「設定」メニューからアクティブな散布レートを 選択する方法 1. メインメニュー画面から、中央ボタンを押して「設 定」Settingsメニューに入る。 2. 中央ボタンを押して、アクティブな散布レート設定 をハイライトさせる図 69。 左ボタンを押すと設定を保存してメインメニュに 戻る。 コー ド 暗 証 を 設 定 す る 。 イ ン フ ォ セ ン タ ー に PINコ 注 保護された設定やパスワードを変更する場合には PINコードの入力が必要となります。 注 工場出荷時に設定されているPINコードは1234で す。 1. メインメニュー画面から、中央ボタンを押して「設 定」Settingsメニューに入る。 2. 中央ボタンを押して、保護メニュー Protected Menus設定をハイライトさせる。 g028520 図 69 3. 右ボタンを押すと散布レートその1と2を切り替え ることができる図 69。 4.
を変 更 す る 方 法 PINを 1. 現在のPINを入力するステップ 1 - 6 インフォセ ンターにPINコード 暗証 を設定する。 (ページ 48) を参照。 2. メインメニュー画面から、中央ボタンを押して「設 定」Settingsメニューに入る。 3. 中央ボタンを押して、保護メニュー Protected Menus設定をハイライトさせる。 1. メインメニュー画面から、中央ボタンを押して「設 定」Settingsメニューに入る。 2. 中央ボタンを押して、「設定を保護する」Protect Settingsをハイライトさせる。 注 Protect Settings の右側に X が表示されてい ない場合には、左ブーム、中央ブーム、右ブー ム、デフォルトに戻るのどれもPINによる保護ロッ クをされていません 図 74。 g028524 図 73 3. 右ボタンを押す。 注 PIN 入力画面が現れます。 4. 現在のPINを入力する; ステップ4 ( インフォセン ターにPINコード暗証を設定する。 (ページ 48)) を参照。 5.
9. ブーム長の設定をデフォルトに戻すには しばらくすると画面に「保存しました」 value savedというメッセージが表示され、赤いランプ が点灯する。 1. 中央ボタンを押して、「デフォルトに戻す」Reset Default へスクロールする図 75。 注 保護メニューProtected Menusの中のサブメ ニューはPINコードでロックされます。 注 サブメニューにアクセスするには、 Protect Settings をハイライトさせ、右ボタンを押し、PIN を入力し、チェックマークアイコンが現れたら中 央ボタンを押します。 g028526 図 75 2. 3.
4. ストレーナハウジングタンク内部からストレーナを 取り出す 図 77 。 3. ベルトにゆるみがある場合には、ベルトの上部に あるフランジロックナットとボルトを締めてベルトと タンクとが面一になるようにする図 78。 注 タンク固定ベルトを締めすぎないように注意 してください。 薬剤散布 マルチプロ WM の運転は、薬剤を作る、現場に散布 する、タンク内部を洗浄する、という3つの作業から成 り立っており、このつの作業を必ず連続して行っていた だくことがスプレーヤの故障防止上非常に重要です。 つまり、前夜に薬液を作って翌日に散布するというよう なことをしてはいけません。このようなことをすると、薬 液が分離分解するなどして効果が上がらない、散布装 置を損傷するなどの恐れがでてきます。 g033578 図 77 1. スクリーンベーン 2. 重要 タンクについている水量マークはおおよその目 安にすぎず、正確な水量調整に使用することはでき ません。 取水部ストレーナ 5. 水でストレーナを洗浄する。 6. ストレーナハウジングにストレーナをきちんと取 り付ける。 7.
注 タンク上部の中央にあります。開けるには、ふ たの前半分を左に回して上に開きます。この状態 でストレーナを取り外すことができます。閉める時 には、ふたを閉じてから前半分を右に回します。 真水タンクは助手席後ろの ROPSにあります図 79。 誤って薬液を目や皮膚に付けてしまったときに直ちに洗 い流し行うことができます。 タンクに水を入れるには、タンク上面にあるキャッ プをはずします。真水を入れたらキャップを取り付 けてください。 • 4. コックのレバーをひねれば水が出ます。 • 逆流防止補給口にホースをつなぎ、必要水量の 約 ¾ の水をタンクに入れる。 重要 タンクには必ずきれいな真水を先に入れて ください。空のタンクに薬剤の原液を直接入れ ないでください。 5. エンジンを始動し、PTO を接続し、ハンドスロッ トルを装備している車両ではハンドスロットルを セットする。 6. 攪拌スイッチを ON にする。 7. 薬剤ラベルに記載されている通りの適正量の薬 剤原液をタンクに入れる。 重要 水和剤を使う場合は、バケツなどで一度泥 状に溶いてからタンクに投入してください。 8.
散布 スプレーヤの使い方 重要 タンク内部の薬剤の分散溶解を常に確実に維持 するために、タンク内部に薬液がある間は常時攪拌を 行ってください。攪拌を行うためにはエンジンが作動 ア イ ド ル 以 上 の 速 度 で 回 転 し 、 PTO が 接 続 さ れ て い る 必 要があります。車両停止 散布停止 中に攪拌を行う場 合には、シフトレバーをニュートラルにし、駐車ブレー を接 続 し 、 ハ ン ド ス ロ ッ ト ル 装 着 車 で キ を 掛 け 、 PTOを はハンドスロットルをセットします。 g255830 図 81 オートマタイプのワークマン 1. 前に押す 3. 油圧昇降ロック 2. 左へ動かす 4. 油圧昇降レバー 2. 注 以下の手順は、PTO が ON 状態マニュアルタイプ のHDシリーズで、個別ブームバルブのキャリブレー ション基本調整が終了していることを前提として記述し ています。 油圧昇降レバーロック装置を左へ動かすとロック する図 80または図 81。 1. 各ブームを開く。 2.
8.
2. タンクのドレンバルブは車両の左側にある図 82。 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. g033580 図 82 1. 3. タンクドレンハンドル 15. タンクのドレンバルブを開いて残っている薬液をす べて排出する (図 83)。 重要 廃液は法令やメーカーの指示に則って適切 に処分する。 16. 17.
5. HDX-Auto モ デ ル の場合散布モードスイッチを手 動モードにセットする; 手動散布モードと自動散布 モードの切り替え (ページ 46)を参照。 9. スプレーヤの流量の基本設定 10. マスターブームスイッチを OFF にする。 11. インフォセンターを操作して補正Calibration画面に し、そこで流量補正Flow Calibrationを選択する。 オ ペ レ ー タ ー 側 で 用 意 す る も の ±0.1秒まで測定可能 なストップウォッチと、最少目盛が50 ml あるメスシリ ンダー。 注 ホーム画面を選択すると、いつでも補正は キャンセルされます。 注 ス ロ ッ ト ル ロ ッ ク の 付 い て い な い マ シ ン で流量の確 認を行う場合は2人で作業を行う必要があります。 1.
3. 4. 注 より正確な結果を得られるよう、トロでは 152 m を推奨しています。 エンジンを始動し、車両をスタートラインにつけ る。 注 最も正確な測定を行うためには、タイヤの中心 がスタートラインの真上にくるようにしてください。 インフォセンターを操作して補正Calibration画 面にし、そこで速度補正Speed Calibrationを選 択する。 7. 注 ホーム画面を選択すると、いつでも補正は 5. 6. 7. 8.
14. 15. 16. 注 もう1人が、散布ノズルから水を採取する。 中央ブームバイパスバルブ 図 84 を使って、先 ほどと同じ水圧一般的には 2.75 bar = 2.8 kg/cm² = 40 psiに調整する。 全部のブームを OFF にする。 ポンプを停止させる。 注 以上で補正は終了です。 7. 8. 9. 10. 攪拌バイパスバルブのノブの位置 攪拌バイパスバルブが「開」位置: 図 85のA 攪拌バイパスバルブが「閉」(0) 位置: 図 85のB 攪拌バイパスバルブが中間位置システム水圧に合 わせて調整された状態: 図 85のC。 • • • スロットルロックオプションを 装 備 し て い る 車 両の場合、アクセルを踏んでエンジンを最大 速度にしてスロットルロックをセットする; 実際 の操作方法については該当車両のハンドス ロットルキットの説明書を参照。 個別ブームバルブ3個を OFF位置にする。 マスターブームスイッチを ON にセットする。 システム水圧を最大にセット。 攪拌スイッチを OFF にして水圧計の読みを見る。 • 水圧計の読みが 6.
• マ ニ ュ ア ル ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン のHDシリーズ モデルの場合トランスミッションをニュートラ ル位置にする。 • HDX-Auto モ デ ル —トランスミッションを P (駐 車) にセットする。 4. スプレーヤのポンプを作動させる。 5. 撹拌スイッチを ON 位置にする。 6. マスターブームスイッチを OFF にセットする。 7. 以下の手順でエンジン速度の確認調整を行う • スロットルロックオプションを 装 備 し て い な い 車両の場合、1人が運転席でアクセルを踏ん でエンジンを最大速度にする。 注 もう1人が、散布ノズルから水を採取する。 • スロットルロックオプションを 装 備 し て い る 車 両の場合、アクセルを踏んでエンジンを最大 速度にしてスロットルロックをセットする; 実際 の操作方法については該当車両のハンドス ロットルキットの説明書を参照。 8. マスターブームバイパスハンドルを使ってタンク内 の攪拌動作を調整する図 86。 9. スロットル速度をアイドリングにする。 10.
保守 注 お使いの機械の 電気回路図 や 油圧回路図 を入手したい場合には、以下のインターネットサイトから無料でダ ウンロードすることができます www.Toro.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 ブレーキと駐車ブレーキの作動状態。 ギアシフト/ニュートラルの操作。 燃料残量を確認する。 タンクに水を入れる前にエンジンオイルの 量を点検する。 タンクに水を入れる前にトランスアクスルオ イルの量を点検する。 タンクに水を入れる前にエアクリーナのフィ ルタを点検する。 タンクに水を入れる前にエンジンの冷却 フィンを点検する。 エンジンからの異常音。 運転操作時の異常音。 タイヤ空気圧。 オイル漏れがないか点検する。 計器類の動作。 アクセルの作動状態を点検する。 取水部ストレーナ。 トーインの点検。 各グリス注入部のグリスアップを行う。1 塗装傷のタッチアップ。 1 整備 間 隔 に 関 係 な く 直ちにグリスアップする。 車体を水洗いしたあとは整 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 61 木 金 土 日
注意 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危 険である。 整備・調整作業の前には必ず始動スイッチからキーを抜きとり、さらにバッテリーからプラスケーブルを外 しておくこと。バッテリーケーブルが絶対に端子に触れることのないよう、確実に隔離すること。 整備前に行う作業 7. 整備のためのアクセス ROPS パネルの後ろについている保管用ブラ ケットから荷台サポート安全サポートを取り外す 図 88 。 タンクアセンブリを上昇させる 危険 スプレーヤのタンクアセンブリは重量があるので 危険である。取り付け時や取り外し時に適切な保 持を行わないと落下するなどして人身事故となる 恐れがある。 取り付けや取りはずしなど台に固定されていない 時は、ホイストなどで上から吊って保持すること。 g002397 タンク内部が空の状態であれば、タンクアセンブリを上 昇させて傾けてエンジンなどの車両主要部すべてを整 備することができます。重量をより均等に配分するた め、ブームエクステンションを前に折りたたんでくださ い。この作業は以下の手順で行います: 1.
潤滑 タンクアセンブリを下降させる 1. タンクアセンブリを下げてもよい状態になったら、 安全サポートを取り外して元の位置ROPS パネル 後ろ保管用ブラケットに収納する。 液剤散布システムのグリス アップ 注意 安全サポートをシリンダに取り付けたままでタ ンクアセンブリを下げようとしないこと。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 2. シリンダを縮めて慎重にタンクを降下させる。 3. タンクアセンブリを固定する前方のボルトを取り 付ける。 100運転時間ごと、または1年に1回のうち早く到達し た方の時期に、全部のベアリングとブッシュのグリス アップを行います。 4. ブームエクステンションを後方に開く。 5. ブーム昇降スイッチを使ってブームエクステンショ ンを移動走行位置に上げる。 100運転時間ごと グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスニップルを きれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 g018934 図 90 1. 63 ポンプ 2.
散布系統の保守 ブーム蝶番のグリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 警告 重要 ブームの蝶番を水洗いした場合には、蝶番ア この散布装置で取り扱う農薬は人体や動植物、土 壌などに危険を及ぼす可能性があるので取り扱い には十分注意すること。 センブリから水と異物を完全に除去し、新しいグリス を塗ってください。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス. 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをきれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する図 91。 g002014 図 91 右ブーム 1. はみ出したグリスはふき取る。 4.
圧力フィルタの交換 スプレーヤのポンプの点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 整備間隔: 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達 した方—ポンプのダイヤフラムを点 検し、必要に応じて交換する。 弊社 正規代理店に依頼する。 1. 平らな場所に車両を移動し、スプレーヤポンプ とエンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、キー を抜き取る。 2. 圧力フィルタの下に受け容器をおく図 92。 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達した 方—ポンプのチェックバルブを点検し、必要に応 じて交換する 弊社正規代理店に依頼する。 注 以下の構成機器は消耗機材であり通常の使用によっ て劣化磨耗しますので、製造上の瑕疵が明らかな場合 を除き、このマシンの製品保証の対象にはなりません。 弊社代理店に依頼して、以下の項目についてポンプの 内部点検を行ってください • ポンプのダイヤフラム • ポンプのチェックバルブアセンブリ 必要に応じて部品の交換を行ってください。 g033582 図 92 1. フィルタのヘッド 4. ガスケットドレンプラグ 2. 3.
ブームを水平に調整する 左右のブームを水平に維持するためには、中央ブー ムについているアクチュエータを、以下の手順で調 整します 1. ブームを散布位置にセットする。 2. ピボットピンからコッターピンを抜き取る図 93。 g014220 図 94 1. アクチュエータロッドの平た い面 5. 調整する 2. 3. ジャムナット アイレット 6. この姿勢で締め付ける 7. ジャムナットを締めて調整 を固定した状態 4. ジャムナットゆるめた g013780 図 93 6. 1. アクチュエータ 4. コッター 2. アクチュエータロッド 5. ピン 3. ブームピボットピンのハウ ジング 3. ブームを持ち上げて、ピンを外し図 93、ブーム をゆっくりと床面に降ろす。 4. ピンが破損していないか点検し、必要に応じて 交換する。 5.
洗浄 ナイロン製ピボットブッシュの 点検 フローメータの洗浄 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ス プレーヤーのポンプとエンジンを停止し、始動 キーを抜き取る。 2. ブームを散布位置にセットし、スタンドに載せるか 紐でつるすかして、ブームを支える。 3. ブームを支えておきながら、ピボットピンをブー ムアセンブリに固定しているボルトとナットを取り 外す 図 95 。 整備間隔: 200運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達 した方 水和剤を使用しているときに は間隔を短くする。 1. 内部を十分にすすぎ、完全に排水する。 2. スプレーヤからフローメータを外し、真水で洗 浄する。 3. 上流側のリテーナリングを外す図 96。 g012934 図 96 g022367 図 95 1. ナイロンブッシュ 2. ピボットピン 3. ボルト 4. ピボットピンを取り外す。 5.
スプレーヤのバルブの洗浄 散布量制御バルブの洗浄については以下の項を 参照のこと • 1. バルブアクチュエータの取り外し (ページ 68) 2. 散布量制御マニホルドバルブの取り外し (ページ 69) 3. マニホルドバルブの洗浄 (ページ 73) 4. マニホルドバルブの組み立て (ページ 74) 5. 散布量制御マニホルドバルブの取り付け (ページ 75) 6. バルブアクチュエータの取り付け (ページ 78) 2. スプレーヤ用ハーネスの3口コネクタから、バル ブアクチュエータ用の3ピンコネクタを外す。 3. アクチュエータを散布量制御バルブ、攪拌バル ブ、マスターブームバルブ、または個別ブーム バルブ用のマニホルドバルブに固定しているリ テーナを外す 図 97。 注 リテーナの2本の足を寄せながら下へ押すと 外れます。 注 アクチュエータとリテーナは バルブアクチュ エータの取り付け (ページ 78)で再取り付けするの で廃棄しないでください。 • 攪拌バルブの洗浄については以下の項を参照のこと 1. バルブアクチュエータの取り外し (ページ 68) 2.
散布量制御マニホルドバルブの取り 外し 1. 散布量制御バルブ用のマニホルドを圧力フィル タと攪拌バルブに固定しているフランジクランプ2 個とガスケット2枚を外す 図 98。 注 外したフランジクランプとガスケットは 散布量 制御マニホルドバルブの取り付け (ページ 75)で 取り付けに使用します。 g033585 図 99 フランジヘッドボルト¼ x ¾") 4. リテーナ 2. バルブマウント 5. ソケット出口フィッティング 3. フランジロックナット¼" 6. カップリング マニホルド散 布量制御バルブ 1. 3. g033584 図 98 1. 2. 3. 2. フランジ圧力フィルタのヘッ 4. ド マニホルド 散布量制御バ 5.
攪拌マニホルドバルブの取り外し 1. 攪拌バルブ用のマニホルドを攪拌バイパスバル ブ、散布量制御バルブ、マスターブームバルブ に固定しているフランジクランプ3個とガスケッ ト3枚を外す 図 100。 注 外したフランジクランプとガスケットは 攪拌マ ニホルドバルブの取り付け (ページ 75)で取り付 けに使用します。 g033587 図 101 フランジヘッドボルト¼ x ¾") 4. リテーナ 2. バルブマウント 5. ソケット出口フィッティング 3. フランジロックナット¼" 6. マニホルドバルブ 攪拌バ ルブ 1. g033586 図 100 フランジ圧力フィルタのヘッ 5. ガスケット ド 2. マニホルド 攪拌バルブ 6. 3ピンコネクタ バルブアク チュエータ — 攪拌バルブ 1. 3. フランジ バイパスバルブ — 7. 攪拌バルブ 4. フランジクランプ 2. 3.
マスターブームマニホルドバルブの 取り外し 1. マスターブームバルブ用のマニホルド 図 102 を マスターブームバイパスバルブ、攪拌バルブお よびフランジ付き 90° エルボ フローメータ用ホー スの端部にある に固定しているフランジクラン プとガスケットを外す。 注 外したフランジクランプとガスケットは マスター ブームマニホルドバルブの取り付け (ページ 76)で 取り付けに使用します。 g033591 図 103 1. マニホルド マスターブーム バルブ 4. フランジヘッドボルト¼ x ¾") 2. バルブマウント 5. リテーナ 3. フランジロックナット¼" 6. ソケット90°出口フィッティ ング 3. 注 フランジヘッドボルト、フランジロックナット、リ テーナは マスターブームマニホルドバルブの取り 付け (ページ 76)で取り付けに使用します。 g033590 図 102 1. フランジ攪拌バルブ 4. フランジクランプ 2. フランジ バイパス ー マス ターブームバルブ 5. ガスケット 3.
個別ブームマニホルドバルブの取り 外し 1. 個別ブームバルブ図 104のマニホルドを隣接す る個別ブームバルブ左ブームの場合はリデュー サカップリングに固定しているクランプとガスケッ トを外す。 g028238 図 105 1. リテーナ 3. ソケット出口フィッティング 2. ソケットバイパスフィッティ ング 4. マニホルドバルブアセンブリ g028236 図 104 1. フランジリデューサカップリ ング 4. ガスケット 2. マニホルド 個別ブームバ ルブ 5. フランジクランプ 3. フランジ隣接する個別ブー ムバルブ 2. 3.
g028243 図 108 攪拌バルブのマニホルド g028239 図 106 1. バイパスフィッティング 2. マニホルドバルブの洗浄 1. バルブのステムを閉にセットする図 107B。 g027562 図 107 1. 2. バルブ 開 2. 1. ステムのリテーナ 7. バックシートの Oリング 17.2mm / 1.8mm 0.676" / 0.07") 2. バルブステム 8. バルブシートのリング 9. マニホルドボディ 個別ブームバルブマニホ ルド バルブ閉じる マニホルドのボディ両端部にあるエンドキャップ フィッティングアセンブリ2個を取り外す図 108 と 図 109 。 73 3. ステムポート 4. ステムキャプチャリテーナ 5. エンドキャップフィッティング 11. 6. エンドキャップシールの Oリング 20.2 mm / 3.5 mm 0.796" / 0.139" 10.
マニホルドバルブの組み立て 1. 出口フィッティングの O リング個別ブームバルブマ ニホルドのみ、エンドキャップの O リング、バック シートの O リング、ボールシートそれぞれに傷や 過度の摩耗がないか点検する図 108 と 図 109。 注 磨耗したり破損したりしているOリングやシー トは交換してください。 2. バルブのステムにグリスを塗り、ステムをバルブ ステムシートに取り付ける図 108 と 図 109。 3. バルブステムとシートをマニホルドに取り付けてス テムリテーナで固定する 図 108 と 図 109。 4. バックシートの Oリングとボールシートが相互に整 列しており、エンドキャップのフィッティングに適切 に収まっていることを確認する図 108 と 図 109。 5.
散布量制御マニホルドバルブの取り 付け 1. 5. 散布量制御バルブをバルブマウントに組み付け る 図 111; A; フランジヘッドボルト 2本、フランジ ロックナット 2個 を使用するが、これらはステッ プ 3 散布量制御マニホルドバルブの取り外し (ページ 69) で取り外したものを利用する、ボル トとナットを 10-12 N·m 1.0-1.2 kg/cm2 = 90-110 in-lb にトルク締めする。 6. 出口フィッティングを、散布量制御バルブ用のマ ニホルドの底部にあるカップリングのフィッティング に取り付ける 図 111; B。 7. 出口フィッティングのソケットにリテーナを入れ て出口フィッティングのカップリングを固定する 図 111; B 。 8. 圧力フィルタのヘッドの固定をゆるめた場合に は、そのボルトとナットを 10-12 N·m2.0-2.6 kg.
3. マスターブームマニホルドバルブの 取り付け 散布量制御バルブマニホルドのフランジと攪拌 バルブのマニホルドとの間に、ガスケットを入れ る 図 113; A 。 1. マスターブームバルブマニホルドのフランジ、ガ スケット、マスターブームバイパスバルブのフラン ジを、整列させる 図 114。 g033605 図 113 1. フランジ 散布量制御バルブ 5. カップリングマニホルドバ ルブ 2. フランジ マスターブームバ ルブ 6. ソケット出口フィッティング 3. フランジクランプ 7. リテーナ 4. ガスケット 4. 5. 6. 散布量制御バルブマニホルド、ガスケット、攪拌 バルブマニホルドを組み立てて、フランジクランプ を手締めする 図 113。 g033590 図 114 攪拌バルブマニホルドのフランジとマスターブー ムバルブとの間にガスケットを入れる 図 113; A。 攪拌バルブマニホルド、ガスケット、マスター ブームバルブを組み立ててフランジクランプを手 締めする 図 113 A 。 1. フランジ攪拌バルブ 4.
個別ブームマニホルドバルブの取り 付け 1. マニホルドバルブの上側エンドキャップフィッティン グをバイパスフィッティングに取り付ける図 116A。 注 必要に応じ、バイパスフィッティングの取り付 け部をゆるめて隙間を作ってください。 g033591 図 115 1. マニホルド マスターブーム バルブ 4. フランジヘッドボルト¼ x ¾") 2. バルブマウント 5. リテーナ 3. フランジロックナット¼" 6. ソケット90°出口フィッティ ング 6. 出口フィッティングのソケットにリテーナを入れて出 口フィッティングのカップリングを固定する図 115。 7. 攪拌バルブをバルブマウントに組み付ける; フラン ジヘッドボルトとフランジロックナット図 114はス テップ 3 マスターブームマニホルドバルブの取り 外し (ページ 71) で取り外したものを使用し、ボル トとナットを 10-12 N·m 1.0-1.2 kg/cm2 = 90-110 in-lb にトルク締めする。 g033609 図 116 77 1.
9. 10. 保管 左ブームまたは右ブームの場合は、ステップ 3 個別ブームマニホルドバルブの取り外し (ページ 72) で取り外したフランジヘッドボルトとフランジ ロックナットを使用して各バルブをバルブマウント に組み付け、ボルトとナットを 10-12 N·m 1.0-1.2 kg/cm2 = 90-110 in-lb にトルク締めする。 1. 注 マニュアルトランスミッションのHD・HDXシリー ズでは、PTOを解除する。 バイパスフィッティングのヘッドの固定をゆるめ た場合には、そのボルトとナットを 10-12 N·m 1.0-1.3 kg.m = 90-110 in-lbにトルク締めする。 2. バルブアクチュエータの取り付け 1. アクチュエータをマニホルドバルブに合わせる 図 97 。 2. アクチュエータとバルブを固定するステップ 3 バ ルブアクチュエータの取り外し (ページ 68) で外 したものを使用する。 3. バルブアクチュエータ用ハーネスの3ピンコネク タを、スプレーヤ用ハーネスの3ソケットコネクタ に接続する。.
注 摩耗した部品や破損した部品はすべ て修理または交換する。 D. 7. 全部の散布ホースを点検する。 注 摩耗した部品や破損したホースはす べて修理または交換する。 E. ホースのフィッティングを確実に締め付 ける。 F. 表面のキズや塗装のはがれているところ には再塗装を行う塗料は代理店にて入 手可能 。 G. 汚れていない乾燥した場所で保管する。 H. 保管中は始動キーを抜き取り、子どもな どの手の届かない場所で保管する。 I. 車両のダッシュボードで、コンソール取り付けブラ ケットからコンソールを外し、コンソールのピボット ピンを、タンクの前ベルトについている保管ブラ ケットにセットする図 117;9 コントロールコンソー ルを機体に取り付ける (ページ 21)を参照。 機体にはカバーを掛けておく。 スプレーヤとタンクスキッド外 す時の手順 g033615 図 117 吊 り 上 げ 装 置 に 必 要 な 能 力 : 408 kg 1. コントロールコンソール 2.
3. 穴にクレビスピン½ x 3"を通し、ヘアピン5/32 x 2⅝" で固定する。 4. ジャッキ受けにロックノブを取り付けて手締めす る 図 118 。 5. 後用のジャッキスタンドを、後部のジャッキスタン ド受けに合わせる図 119。 g033619 図 120 2. タンクスキッドアセンブリの固定ブラケットをフレー ム左右の荷台ブラケットに固定しているボルト½ x 1½"2本とロックナット½" 2個を取り外す13 タンク 台を降ろす (ページ 28)を参照。 3.
故障探究 問題 ブームから散布しない。 考えられる原因 対策 1. ブームバルブの配線不良。 1. バルブを手動でOFFに戻す。配線を外 して接点部の点検清掃をする。 2. ヒューズが飛んでいる。 2. ヒューズを点検し、必要に応じて交換 する。 3. ホースを修正または交換する。 3. ホースが何かに挟まれている。 4. ブームバイパスバルブの調整不良。 4. 正しく調整する。 5. いずれかのブームバルブが破損してい る。 6. 電気系統が故障している。 5. 代理店に連絡する。 6. 代理店に連絡する。 散布がとまらない。 1. 個別ブームバルブの破損。 1. 個別ブームバルブを分解点検する; 「バ ルブの洗浄」を参照。全部の部品を点 検し不良品を交換する。 ブームバルブから液洩れする。 1. シールの磨耗または破損。 1. バルブを分解してシールを交換するバ ルブ修理キットを代理店から入手する。 ブームを ON にすると水圧が下がる。 1. ブームバイパスバルブの調整不良。 1. 正しく調整する。 2. バルブ内部に異物。 2.
図面 g255831 フ ロ ー 図 , 液 剤 散 布 シ ス テ ム DWG 125-0699 (Rev.
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
Toro 製 品 保 証 2年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラーに対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Depart