Form No. 3379-543 Rev E Multi Pro WM タ ー フ ス プ レ ー ヤ シリ ア ル 番 号 314000001 以 上 モ デ ル 番 号 41240—シ 注 マルチプロ WM を取り付けるためには、関連する一つまたは それ以上のキットの取り付けが必要となります。詳細につい ては弊社代理店におたずねください。 製品の登録は www.Toro.com.
マルチプロ WM は、ワークマン 車両を、芝生に液剤を 散布するための専用装置として改造使用するためのも のであり、そのような業務に従事するプロのオペレータ が運転操作することを前提として製造されています。 こ の製品は、集約的で高度な管理を受けている公園や ゴルフ場、スポーツフィールド、商用目的で使用され る芝生に対して液剤を散布することを主たる目的とし て製造されております。 この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 g022350 警告 図1 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品を使用し た場合、ガンや先天性異常などを誘発する物 質に触れる可能性があるとされております。 1.
目次 液剤散布システムのグリスアップ.......................39 ブーム蝶番のグリスアップ ...............................40 散布系統の保守...............................................40 ホースの点検 ...............................................40 ポンプの保守................................................41 ナイロン製ピボットブッシュの点検 ......................41 洗浄 ..................................................................... 42 フローメータの洗浄 ........................................42 取水部ストレーナの清掃 .................................42 保管 ...........................
安全について 薬剤の安全管理 警告 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するため、以下に示 す安全上の注意や安全注意標識のついている遵守事 項は必ずお守りください。これらの注意を怠ると死亡事 故などの重大な人身事故が発生することがあります。 この散布装置で取り扱う農薬は人体や動植物、土 壌などに危険を及ぼす可能性があるので取り扱い には十分注意すること。 • 自分自身の安全を守るために、農薬を取り扱 う前に、容器に張ってあるラベルや安全デー タシートなど取り扱い上の注意をよく読んで理 解し、薬剤メーカーの指示を守る。たとえば、 保護めがね ゴグル 、手袋など、薬剤との接触 を防止し危険から身を守ることのできる適切 な保護対策を講じる。 • 散布する薬剤は一種類とは限らないので、取 り扱っているすべての薬剤に関して注意事項を 必ず確認する。 • 上記安全確保に必要な情報が手に入らない場 安全な運転のために 警告 液剤散布システムを搭載したワークマンはオフロー ド専用車両であり、公道や高速道路を走行を前提 とした設計製造は行っておりません。 ワークマンで公道上
運転の前に • • • • • • • • • • • • • • 本機をご使用になる前に必ずこのマニュアルをお読 みになり内容をよく理解してください 絶対 に 運転させないでください。 子供には絶 オペレーターズマニュアルをよく読んで理解している 絶対に運転させないでください 訓練を受 方以外には絶 け、許可されている人以外には運転させないでくだ さい。肉体的 精神的に十分な能力のない方には 運転させないでください 名の 乗員を 本機は運転手以外に所定の助手席に名 絶対 に 人 乗せることができますこれ以外の場所には絶 を乗せないでください。 絶対 に 運転 アルコールや薬物を摂取した状態では絶 しないでください。医師の処方薬や市販の風邪薬 でも眠気を催すことがあります。 疲れているときには運転しないでください。運転中 も定期的に休憩を取ってください。常に十分な注意 力と集中力を発揮できることが非常に重要です。 操作方法をしっかり身につけ、緊急時にすぐにエン ジンを停止できるようになってください。 ガードなどの安全装置やステッカー類は必ず所定の 場所に取り付けて使用してください。安全カバーが 破損
注 斜面で駐車する場合は輪止めを掛ける 時には必ず減速する斜面での旋回は可能な 限り避ける。 • – ぬれた場所、スピードが出ている時、満載状態 などでの運転には十二分の注意を払う。満載状 態では停止時間が長くなることを忘れずに。斜面 の上り下りに入る前にシフトダウンしておくこと。 ブレーキ操作 – 急停止や急発進をしないこと。後退から前進、 あるいは前進から後退への切り替えは、完全 に停止する。 – 急旋回など突然の操作は、その後の制御が不 安定になりやすく事故のもとであるから行わな い。 • 障害物に近づく前に十分減速してください。これに より、停止や回避のための余裕が生まれます。 万 一実際にぶつかれば、機材を損傷してしまいます。 さらにはご自身や周囲の人にけが等を負わせるこ とにもなりかねません。 • 停止や旋回は車両総重量と大きな関係がありま す。 積載重量が大きいときには停止も旋回も難し くなります。 積載重量が大きいほど停止に掛か る時間が長くなります。 • ターフも普通の路面も、ぬれているときには滑りや すくなります。停止距離も乾いているときの2倍か ら4倍の長さが必要に
か、タンクやアタッチメントを下降させてシステム内 部の圧力を完全に解放してください。タンクを上げ た時には、必ず安全サポートで支えてください。 い。車体が揺れると重心が移動し、運転が不安 定になります。 積荷 • ボルト、ナット、ねじ類は十分に締めつけ、常に機 械全体の安全を心掛けてください。 どのくらいの重量を積んでいるかで車両の重心が変化 し、ハンドリングも変わってきます。暴走や人身事故を 防止するために、以下の注意をお守りください。 • 火災防止のため、エンジンの周囲に、余分なグリ ス、草や木の葉、ホコリなどが溜まらないようご 注意ください。 • エンジンを回転させながら調整を行わなければなら ない時は、手足や頭や衣服を可動部に近づけない ように十分ご注意ください。また、無用の人間を近 づけないようにしてください • 重い積荷を積んで走行しているときには、速度に 注意し、常に安全な停止距離を確保してください。 急ブレーキは絶対につつしみましょう。斜面ではよ り慎重な運転を心がけましょう。 ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上げな いでください。本機の場合の最高回転数は3650
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなくなったも のは必ず新しいものに貼り替えてください。 decal120-0617 120–0617 1. 挟まれて手を切断する危 険作動中のジョイント部に 手を近づけないこと。 2. 人にけがをさせる恐れ周囲 に人を近づけないこと。 decal127-3943 127–3943 1. 攪拌全開 3. 攪拌増大 2. 攪拌停止 4. 攪拌減少 decal120-0616 120–0616 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと応急手当時の洗 浄にはきれいな真水を使用すること。 decal125-4051 125–4051 decal120-0622 120–0622 1. 2. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 3. 劇薬による火傷や有毒ガス の吸入による危険 手と皮 膚の保護をおこなうこと目 と鼻の保護をおこなうこと。 警告 液剤タンクに入らない こと。 8 1. 左ブーム 6. 増やす 2. センターブーム 7.
decal125-4052 125–4052 1. 左ブーム上昇 4. 右ブーム下降 2. 左ブーム下降 5. タンクすすぎ ON/OFF 3. 右ブーム上昇 6. ソニックブーム ON/OFF decal127-3966 127–3966 1. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 2. 30A タンクすすぎ 4. 7.5ATEC コントローラ出力 5. 10A イグニッション 3. 2ATEC コントローラロジック 6. 15A スプレーヤブーム decal127-3916 127–3916 1. ロック 2. ロック解除 decal127-3981 127–3981 1. decal125-8139 125–8139 1. ブームスプレーヤ ON/OFF 9 トランスミッション 2.
decal127-3936 127–3936 1. 後ろに転倒する危険液剤 3. の入ったタンクを上昇させ ないこと。タンクを上昇させ たままで走行しないこと。 タンクを上昇させるときはタ ンクを空にすること。走行 するときは必ずタンクを下 降させること。 2. 頭上の電線に触れて感電 する危険運転するエリアに 接触する危険のある電線 がないか、前もって調べる こと。 人にけがをさせる恐れタン クを降下させる時には周囲 に人を近づけないこと。 decal127-3937 127–3937 1. 警告ここに乗らないこと。 2. 警告 高温部分に近づかな いこと。 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 7 8 9 数量 内容 用途 必要なパーツはありません。 – 既存の荷台を取り外します。 必要なパーツはありません。 – PTO キットを取り付ける付属の取り付け 要領書を参照 。 コントロールコンソール ヘアピン コンソール取り付けブラケット フランジナット5/16" フランジヘッドボルト5/16" プラスチック製ブッシュ 1 1 1 3 3 2 固定ブラケット 2 タンク台アセンブリ クレビスピン テーパ付きクレビスピン ヘアピン リンチピン ボルト ½ x 1½" ナット ½" ノブ Jクリップ ボルト ¼ x ¾" フランジナット (¼") ヒューズ用デカル127–3966 中央ブームアセンブリ ボルト ⅜ x 1" ロックナット ⅜" 移動走行用ブームクレードル ボルト ½ x 1¼" フランジナット ½" 左ブームエクステンション 右ブームエクステンション ホースクランプ R クランプ ショルダボルト ワッシャ ナット 1 2 2 2 4 2 2 1 3
手順 11 12 13 14 15 数量 内容 真水タンク上側取り付けマウント 真水タンク下側取り付けマウント 真水タンク フランジナット ⅜" ワッシャ フランジヘッドボルト⅜" フランジヘッドボルト½" ボルト 補給口アセンブリ フランジヘッドボルト5/16 x ¾" 1 1 1 4 2 2 2 1 1 1 必要なパーツはありません。 – 前ジャッキスタンド 後ジャッキスタンド コッターピン クレビスピン 4½" クレビスピン 3" ノブ オペレーターズマニュアル オペレータのためのトレーニング資料 パーツカタログ 登録カード 選択ガイド 納品前検査証 2 2 4 2 2 2 1 1 1 1 1 1 用途 真水タンクを取り付けます。 逆流防止補給口を取り付けます。 ブーム蝶番スプリングを点検します。 ジャッキスタンドオプションを収納します。 実際に運転を始める前に、マニュアルを 読みトレーニング資料をご覧になってく ださい。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 既存の荷台を取り外す 必要なパーツはありません。 手順 1. エンジンを掛ける。 2.
6. ピボットブラケットをフレームに固定しているリンチ ピンとクレビスピンを外す(図 4)。. 3 コントロールコンソールを取り 付ける この作業に必要なパーツ 1 コントロールコンソール 1 ヘアピン コントロールコンソールを、右前タンク固定ベルトに ついているブラケットに取り付けるヘアピンコッターを 使用する 図 5 。 g002369 図4 1. 荷台の左後ろ角 4. クレビスピン 2. 車体フレームチャネル鋼材 5. リンチピン 3. ピボットプレート 注意 フ ル サ イ ズ 荷 台 は 約 95 kg の 重 量 が あ り 、 一人で作業することは不可能である。必ず 人ま た は 3人 人で 作 業 す る か ク レ ー ン を 使 用 2人 すること。 g022351 7. 荷台を外す。 8. シリンダを格納用クリップで固定する。油圧昇降レ バーを誤って操作しないように、ロックしておく。 図5 2 1. コントロールコンソール 2. 格納ブラケット 3.
があります。この場合、コントロール用取り付けプレー トの場所を確保するためにハンドスロットルを一度外し てください。位置変更についての詳細はハンドスロット ルの オペレーターズマニュアル を参照してください。 コンソール取り付けブラケットをワークマンのダッ シュボードまたはアダプタプレートに取り付けるボ ルト3本とフランジナット3個を使い、図 6のように 取り付ける。 1. 注 古いワークマンでは、ボルト4本とフランジナッ トを使う場合もあります。 g011748 図7 1. ロックナット 3. 昇降シリンダ 2. ボルト 4. コッターピン 2. シリンダをブラケットに固定しているコッターピンを 外し、シリンダを外側にずらして、固定ブラケット の取り付けができるようにする。 3. 取り外したボルトナット各2を使って、固定ブラケッ トを取り付ける(図 8)。 g022352 図6 1. ボルト 3. プラスチック製ブッシュ 2. フランジナット 4. コンソール取り付けブラケッ ト 取り付けブラケットにプラスチック製ブッシュ2個を 入れる 図 6 。 2.
6 タンク台を取り付ける 2. タンクをゆっくりとフレームまで降下させる。 3. マイナス・ケーブルを元通りに接続してエンジンを 始動し油圧ポンプを作動させる。 4. シリンダを、タンク台のブラケットまで伸ばして、 シリンダのアームを、タンク台のブラケットの穴 に整列させる図 10。 この作業に必要なパーツ 1 タンク台アセンブリ 2 クレビスピン 2 テーパ付きクレビスピン 2 ヘアピン 4 リンチピン 2 ボルト ½ x 1½" 2 ナット ½" g022353 図 10 手順 1. ヘアピン 2. クレビスピン 3. 左シリンダ 危険 スプレーヤのタンクアセンブリは重量があるので 危険である。取り付け時や取り外し時に適切な保 持を行わないと落下するなどして人身事故となる 恐れがある。 5. クレビスピンとヘアピンを使ってタンク台を左右の 昇降シリンダに固定する。 6.
g002505 図 14 ゴム製カウリング 1. 3. PTO出力シャフト 2. PTO駆動シャフト g024088 図 12 1. • PTO 駆動シャフトの前部についているゴム製 カウリングを後ろに引く(図 14)。 既存の速度センサー用プラグ • 10. シリンダを縮めてタンクをフレームまで降下させ る。 11. タンク台と車体フレームとが整列しているかどう か点検する。 12. タンク台の左右についているアクセスパネル から のぞき込んで、ホースやラインが台の下でつぶさ れていないことを確認する(図 13)。 ポンプの駆動シャフトをPTO の出力シャフト に連結する(図 14)。 重 要 PTO シ ャ フ ト が 正 し く 固 定 さ れ て い る こ と を 確認 ロッキング・ボールが出力シャフトの溝にきっ ちりはまっているのを確認 してください。 14. タンク台の前部左右にある取り付けブラケットと、 先ほど取り付けた固定ブラケットとを整列させる。 15.
2. 先ほど外したヘアピンを使って、コントロールコ ンソールを、コントロール取り付けブラケットに 取り付ける。 3. 操作中にコントロールが回転しないようにハンドノ ブを取り付ける図 15。 g024089 図 17 1. J クリップ 6. Jクリップを使って、ハーネスを、コンソールと ROPS カバーに固定する。 7. 既存のヒューズブロックの空いている溝に新しい ヒューズブロックをはめ込み、その近くにヒューズ デカルを貼り付ける。 8. 既存のヒューズブロックにある黄色の電源線を探 し出し、これを、新しいヒューズブロックにある黄 色の電源線オプション用に接続する。 9. バッテリー端子についている既存の金具を外し て、ダブルナットボルトを取り付ける図 18。 g024087 図 15 1. 4. コントロールコンソール 2. ハンドノブ 既存のねじを使って、センターコンソールの図 16 に示す位置に、Jクリップ 2 個を取り付ける。 g024090 図 18 g002507 図 16 1. 1. J クリップ 2. 5. 既存のねじ 3. 4.
3. 8 中央ブームに、移動走行用ブームクレードルを 取り付けるボルト6本⅜ x 1"およびロックナット6 個 ⅜" を使用する。 注 取り付け方向は図 20を参照。 ブーム・アセンブリを取り付け る この作業に必要なパーツ 1 中央ブーム アセンブリ 10 ボルト ⅜ x 1" 10 ロックナット ⅜" 2 移動走行用ブームクレードル 4 ボルト ½ x 1¼" 4 フランジナット ½" 1 左ブームエクステンション 1 右ブームエクステンション 手順 g022356 1. 付属部品の中から中央ブーム・アセンブリを探し 出す。 2. 中央ブーム・アセンブリを、各ブラケットの下から 三番目の穴に通してスプレーシステムアセンブリ に図 19のように取り付けるボルト4本½ x 1¼"と ロックナット4個½"を使用する。 図 20 1. 2. 3. ロックナット⅜" 4. 荷台昇降用の油圧シリンダから来ているクイック コネクトを外して、これらをブーム昇降シリンダ に接続する。 5.
6. ヒンジプレートについているボルト4本、ワッシャ4 枚、ナット4個を取る。 7. ヒンジプレートのところで、中央ブームにエクステ ンションブームを取り付けるステップ6で取り外した ボルト4本、ワッシャ4枚、ナット4個を使い、図 22のように取り付ける。 注 全部のタレットが後ろを向いているのを確認 してください。 注 取り付け作業をしやすいように、ヒンジプレー トを真っ直ぐ上に向ける。 g012927 図 22 ブームエクステンション 4. 5. ボルト ワッシャ ヒンジプレート 6. ナット 1. 中央ブームアセンブリ 2. 3. 8.
9 ブームホースを取り付ける この作業に必要なパーツ 3 ホースクランプ 2 R クランプ 2 ショルダボルト 2 ワッシャ 2 ナット 手順 1. ブームホースを図 23のように配置する。 g022358 図 23 1. ブームホース、左エクステンション 4. ナット 2. ブームホース、センター 5. ワッシャ 3. ブームホース、右エクステンション 6. R クランプ 2. 7.
3. 石鹸水を塗った継手にブームエクステンションを 差し込み、クランプで固定する。 10 注 左右のエクステンションブームのホース継手に 石鹸水を塗る(図 24)。 ノズルを取り付ける 必要なパーツはありません。 手順 薬剤散布に使うノズルは、散布レート単位面積あたり 散布量に合わせて選択することが必要なので、付属部 品には含まれていません。弊社代理店と相談の上、適 切なノズルをご購入・装着してください ノズルの選択に は以下の情報が必要です • 薬剤の散布レート単位面積あたり散布量リットル毎 ヘクタールまたはガロン毎エーカー、あるいはガロ ン毎1000平方フィート。 • 散布作業時に使用する作業車の走行速度キロメー トル毎時またはマイル毎時。 ノズルの取り付け方法は以下の通りです 1. ノズルをノズルソケットに装着するねじ式。 2. ノズルソケットを、タレットのフィッティングに入 れる。 3. 入れたノズルを右に回してソケットのカムをロッ クする。 4. ノズルの噴霧口が下向きになることを確認する。 g022359 図 24 1.
11 真水タンクを取り付ける 2. 真水タンク用上側取り付けマウントを ROPS に 取り付けるワッシャ2枚と既存のボルト・ナットを 使用する 図 25 。 3. 真水タンク下側取り付けマウントを ROPS に固定 するUボルトとフランジナット2個を使用する図 25。 12 この作業に必要なパーツ 1 真水タンク上側取り付けマウント 1 真水タンク下側取り付けマウント 1 真水タンク 4 フランジナット ⅜" 2 ワッシャ 2 フランジヘッドボルト ⅜" 1 補給口アセンブリ 2 フランジヘッドボルト ½" 1 フランジヘッドボルト5/16 x ¾" 1 ボルト 逆流防止補給口を取り付ける この作業に必要なパーツ 手順 手順 タンクに開けてあるネジ穴に合わせて補給口アセン ブリをセットし、フランジヘッドボルト5/16 x ¾"で固定 する(図 26)。 注 2柱タイプのROPSには真水タンクを取り付けること ができません。 1.
13 4. 左右両方の蝶番の各スプリングについて上記の 手順を行う。 5. ブームを移動走行位置X字に組んだ状態とする。 注 詳細については 移動走行用ブームクレードル ブーム蝶番スプリングを点検 する の使い方 (ページ 30)を参照。 14 必要なパーツはありません。 手順 ジャッキスタンド オプション の 収納 重要 ブーム蝶番スプリングの調整を行わないままで散 布システムを使用するとブームアセンブリを破損する 恐 れ が あ り ま す 。 ス プ リ ン グ の 長 さ を 測 定 し 、 40 mm 以上ある場合にはジャムナットを締めてスプリングを に縮 め て く だ さ い 。 40 mmに この作業に必要なパーツ 梱包上の都合により、ブームエクステンションを前に倒 して収納して出荷しています。ブームをこの位置に保 持するために、スプリングの締め付けをゆるくしてあ ります。マシンをご使用になる前に、スプリングを正 しい圧縮状態に調整してください。 1. 必要であれば、出荷中に左右のエクステンション を固定していた梱包用部材を取り去る。 2.
車両後部のロープ掛けポイントの近くのフレーム 部に、後ジャッキスタンドを逆さにしてフレーム に差し込む 図 29 3. g023739 図 29 後ジャッキスタンド 1. 後ジャッキスタンドの最後の穴にクレビスピン4½"4 本を差し込み、コッターピン4本で固定する。 4. 15 製品をよく知る この作業に必要なパーツ 1 オペレーターズマニュアル 1 オペレータのためのトレーニング資料 1 パーツカタログ 1 登録カード 1 選択ガイド 1 納品前検査証 手順 1. マニュアルを読む。 2. オペレータ用トレーニング資料を見る。 3. ノズル選択ガイドで、散布に必要なノズルを選 択する。 4.
製品の概要 g022361 図 30 マスターブームスイッチ 6. すすぎスイッチ オプション 2. ブームスイッチ 7. ソニックブームのスイッチ 3. ブーム昇降スイッチ 8. 散布率調整スイッチ 4. インフォセンター 9. 撹拌スイッチ 5. 水圧計 1. 10.
散布率調整スイッチ ブーム・バルブ コントロールパネルの左側にあるスイッチです(図 30)。 上を押すと単位面積あたり散布量が上昇し、下を押す と減少します。 各ブームをオンオフ制御するバルブです(図 31)。 レート固定キースイッチ ブームの一部が OFF になったときに余剰となる液剤 をタンクに逃がすためのバルブです。このバルブを 調整して、どのブームを OFF にしても水圧が変化し ないようにします。 ブームバイパスの基本設定 (ペー ジ 34)を参照。 ブームバイパス バルブ コントロールパネルの左下にあるスイッチです(図 30)。 キーを左に回すと散布率スイッチの操作が無効となり、 誤ってスイッチに触れて散布率を狂わせてしまう恐れが なくなります。キーを右に回すと、ロック状態が解除さ れ、散布率スイッチによる調整ができるようになります。 攪拌スロットル・バルブ ブーム昇降スイッチ タンクの右後側にあります(図 32)。ノブを6時の位置 に回すと攪拌を行い、8時の位置に回すと攪拌を停 止します。 左右のブームの高さを電動でコントロールします(図 30)。左右のブームごとにスイッチ
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 散布システムのベース重量車 両重量を含まず タンク容量 g022364 図 33 1.
運転操作 3. ブームを持ち上げて、ピンを外し図 34、ブーム をゆっくりと床面に降ろす。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 散布装置を搭載した状態のワークマンをトレーラで 4. ピンが破損していないか点検し、必要に応じて 交換する。 搬送する場合には、必ずブームをしっかりと固定し ておいてください。 5.
薬剤散布 マルチプロ WM の運転は、薬剤を作る、現場に散布 する、タンク内部を洗浄する、という3つの作業から成 り立っており、このつの作業を必ず連続して行っていた だくことがスプレーヤの故障防止上非常に重要です。 つまり、前夜に薬液を作って翌日に散布するというよう なことをしてはいけません。このようなことをすると、薬 液が分離分解するなどして効果が上がらない、散布装 置を損傷するなどの恐れがでてきます。 1. 平らな場所に停車し、レンジセレクタをニュート ラルにセットし、エンジンを止めて駐車ブレーキ を掛ける。 2. 薬剤ラベルをよく読み、散布液の作成に必要な 水量を把握する。 3. タンクのふたを開ける。 タンク上部の中央にあります。開けるには、ふた の前半分を左に回して上に開きます。この状態で ストレーナを取り外すことができます。閉める時に は、ふたを閉じてから前半分を右に回します。 重要 タンクについている水量マークはおおよその目 安にすぎず、正確な水量調整に使用することはでき ません。 4.
散布 重要 タンク内部の薬剤の分散溶解を常に確実に維持 するために、タンク内部に薬液がある間は常時攪拌を 行ってください。攪拌を行うためにはエンジンが作動 ア イ ド ル 以 上 の 速 度 で 回 転 し 、 PTO が 接 続 さ れ て い る 必 要があります。車両停止 散布停止 中に攪拌を行う場 合には、シフトレバーをニュートラルにし、駐車ブレー を接 続 し 、 ハ ン ド ス ロ ッ ト ル 装 着 車 で キ を 掛 け 、 PTOを はハンドスロットルをセットします。 注 以下の手順は、薬剤の散布量調整終わり、PTO が ON 状態であることを前提として記述しています。 g255717 図 36 1. 前に押す 3. 油圧昇降ロック 2. 左へ動かす 4. 油圧昇降レバー 2. 油圧昇降レバーを左へ動かすとロックする図 36。 1. 各ブームを開く。 2. マスターブームスイッチを OFF にセットする。 3. 各ブームのスイッチを ON 位置にする。 4. 現場へ移動する。 5.
が固まってラインの詰まりやポンプの異常の原因と なります。 13. 14. 注 タンク内部の洗浄を効率よく行うタンク洗浄リンス キットがあります。 1. 停車し、駐車ブレーキを掛け、レンジセレクタを ニュートラルにセットし、エンジンを停止させる。 2.
マスターブーム ON/ブームスプ レーヤ ON 表示アクティブ タンク残量ゼロ ホーム画面アクティブ タンク残量が半分 アクティブなエリアをクリア タンク満タン 全エリアをクリア TURF 単位1,000平方フィート リスト上の次の値を変更 または 桁位置を調整 正しい PIN コードが入力され ました PIN 入力/キャリブレーションを 確認 散布済み面積 次の積算エリアを選ぶ 散布済み液量 タンク残量が少ない メニューの使い方 メニューを終了する インフォセンターのメニューにアクセスするには、メ ニュー画面が表示されているときにメニューアクセスボ タンを押します。ボタンを押すとメインメニューが表示さ れます。各メニューにおいてどのような内容が表示され るかは、以下の表をご覧ください。 ホーム画面へ移動 値を記憶する 基本設定 次へ メニュー項目 名称 前へ戻る テスト速度 基本設定用のテスト速度を設定するメニュー です。 下へスクロール 流量の基本設 定 フローメータの基本設定を行うメニューです。 速度の基本設 定 速度センサーの基本設定を行う
LCD Contrast コントラスト 表示のコントラスト明暗対比を調整すること ができます。 ノズルの色 秒間 の 吐 出 量 ミ 15秒 リリットル 秒間 の 吐 出 量 オ 15秒 ンス Protected Menus 保護 項目 保護されている記憶内容を見るためのメニュー です。 黄 189 6.4 赤 378 12.8 茶 473 16.0 灰 567 19.2 白 757 25.6 青 946 32.0 緑 1,419 48.0 整備メニュー メニュー項目 名称 異常 最も新しい異常、最後にクリアされた異常を 表示します。 運転時間 キーがON位置にあってマシンが稼動していた 時間の合計を表示します。また、定期整備 時期が到来したことも表示します。リセット可 能です。 9. 10. マシンについて メニュー項目 名称 モデル マシンのモデル番号を表示します。 シリアル番号 マシンのシリアル番号を表示します。 ソフトウェア改 訂番号 マシンのソフトウェアの改訂番号を表示しま す。 11. 12.
3. インフォセンターを操作して補正Calibration画 面にし、そこで速度補正Speed Calibrationを選 択する。 ノ ズ ル の 散 布 レ ー ト 表 (cont'd.) 注 ホーム画面を選択すると、いつでも補正は キャンセルされます。 4. 真水タンクに真水を一杯に入れ、インフォセン ターの Next という矢印→を選択する。 5. 液剤タンクに水を半分まで入れ、インフォセンター の Next という矢印→を選択する。 6. プラス+ボタンとマイナス-ボタンを使って、作成し たコースの長さをインフォセンターに入力する。 7. 8. 車両のギアを一速にセットし、フルスロットルの状 態で、コースを真っ直ぐにゴールまで走行する。 ゴールラインで車両を止め、インフォセンター上で チェックマークを選択する。 ノズルの色 メー ト ル 系 SIメ 英語 ターフ慣用単 位 黄 159L/ha 17 gpa 0.39 gpk 赤 319L/ha 34 gpa 0.78 gpk 茶 394L/ha 42 gpa 0.
7. 散布率調整スイッチを使って、水圧設定を行い、 水圧計の読みを 7 kg/cm2 にする。 8. 攪拌スイッチを OFF 位置にして水圧計の読み を見る。 9. • 水圧計の読みが変化していなければ、攪拌 バルブの基本設定は適切である。 • 水圧計の読みが変化していなければ、以下 の設定手順を行う。 攪拌バルブの背面についている攪拌バイパスバ ルブ図 39を使って、水圧計の読みが 7 kg/cm2 になるように調整する。 g022365 図 39 1. 10. 攪拌バイパスバルブ ポンプスイッチを OFF 位置に戻す。スロットル レバーをアイドル位置に戻し、イグニッションを OFF にする。 ポンプを探し出す 車両の後部近くにあります (図 40)。 g018934 図 40 1. ポンプ 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用するごとまたは毎日 整備手順 • 取水部ストレーナを洗浄する(水和剤を使用しているときにはよりひんぱんに)。 50運転時間ごと • ポンプのグリスアップを行う。 100運転時間ごと • 各グリス注入部のグリスアップを行う。 • ブーム蝶番のグリスアップを行う。 200運転時間ごと • ホースとその接続部すべてについて破損の有無と接続状態の点検を行う。 • フローメータを洗浄する (水和剤を使用しているときには間隔を短くする。) 400運転時間ごと • バルブアセンブリのOリングを点検し、必要に応じて交換する。 • ポンプのダイヤフラムを点検し、必要に応じて交換する (弊社正規代理店に依頼する)。 • ポンプのチェックバルブを点検し、必要に応じて交換する (弊社正規代理店に依 頼する)。 • ナイロン製ピボットブッシュの点検を行う。 1年ごと • 攪拌バイパスバルブの基本設定 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、ワークマンとエンジンのオペレーターズマニュアルを参照してください。 36
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 ブレーキと駐車ブレーキの作動状態。 ギアシフト/ニュートラルの操作。 燃料残量を確認する。 タンクに水を入れる前にエンジンオイルの 量を点検する。 タンクに水を入れる前にトランスアクスルオ イルの量を点検する。 タンクに水を入れる前にエアクリーナのフィ ルタを点検する。 タンクに水を入れる前にエンジンの冷却 フィンを点検する。 エンジンからの異常音。 運転操作時の異常音。 タイヤ空気圧。 オイル漏れがないか点検する。 計器類の動作。 アクセルの作動状態を点検する。 取水部ストレーナ。 トーインの点検。 各グリス注入部のグリスアップを行う。1 塗装傷のタッチアップ。 1 整備 間 隔 に 関 係 な く 直ちにグリスアップする。 車体を水洗いしたあとは整 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 37 木 金 土 日
注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜きとり、念のために点火プラグのコードを外しておくこと。点火 コードが絶対に点火プラグと触れることのないよう、確実に隔離すること。 整備前に行う作業 7. 整備のためのアクセス ROPS パネルの後ろについている保管用ブラ ケットから荷台サポート安全サポートを取り外す 図 42 。 タンクアセンブリを上昇させる 危険 スプレーヤのタンクアセンブリは重量があるので 危険である。取り付け時や取り外し時に適切な保 持を行わないと落下するなどして人身事故となる 恐れがある。 取り付けや取りはずしなど台に固定されていない 時は、ホイストなどで上から吊って保持すること。 g002397 図 42 タンク内部が空の状態であれば、タンクアセンブリを上 昇させて傾けてエンジンなどの車両主要部すべてを整 備することができます。重量をより均等に配分するた め、ブームエクステンションを前に折りたたんでくださ い。この作業は以下の手順で行います: 1.
潤滑 タンクアセンブリを下降させる 1. タンク・アセンブリを下げてもよい状態になった ら、安全サポートを取り外して元の位置ROPS パ ネル後ろ保管用ブラケットに収納する。 液剤散布システムのグリス アップ 注意 安全サポートをシリンダに取り付けたままでタ ンク・アセンブリを下げようとしないこと。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 2. シリンダを縮めて慎重にタンクを降下させる。 3. タンクアセンブリを固定する前方のボルトを取り 付ける。 100運転時間ごと、または1年に1回のうち早く到達し た方の時期に、全部のベアリングとブッシュのグリス アップを行います。 4. ブームエクステンションを後方に開く。 5. ブーム昇降スイッチを使ってブームエクステンショ ンを移動走行位置に上げる。 100運転時間ごと グリスの種類No.2リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスニップルを きれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 g018934 図 44 1. 39 ポンプ 2.
散布系統の保守 ブーム蝶番のグリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 警告 重要 ブームの蝶番を水洗いした場合には、蝶番ア この散布装置で取り扱う農薬は人体や動植物、土 壌などに危険を及ぼす可能性があるので取り扱い には十分注意すること。 センブリから水と異物を完全に除去し、新しいグリス を塗ってください。 グリスの種類No.2リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをきれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する図 45。 g002014 図 45 右ブーム 1. はみ出したグリスはふき取る。 4.
ポンプの保守 4. ピボットピンを取り外す。 5. センターフレームからブーム&ピボットブラケッ トアセンブリを取り外すとナイロン製ブッシュが 見える。 6. ナイロンブッシュを取り外し、ピボットブラケットの 前面および後面側から見て点検する 図 46。 ポンプの点検 整備間隔: 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達 した方—ポンプのダイヤフラムを点 検し、必要に応じて交換する 弊社正 規代理店に依頼する。 注 磨耗したり破損したりしている場合は交換して ください。 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達した 方—ポンプのチェックバルブを点検し、必要に応 じて交換する 弊社正規代理店に依頼する。 7. ナイロン製ブッシュに少量のオイルを塗り、ピボッ トブラケットに取り付ける。 注 以下の構成機器は消耗機材であり通常の使用によっ 8. て劣化磨耗しますので、製造上の瑕疵が明らかな場合 を除き、このマシンの製品保証の対象にはなりません。 センターフレームにブーム&ピボットブラケットアセ ンブリを取り付け、開口部を整列させる図 46。 9.
洗浄 取水部ストレーナの清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 フローメータの洗浄 整備間隔: 200運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達 した方 水和剤を使用しているときに は間隔を短くする。 1. 内部を十分にすすぎ、完全に排水する。 2. スプレーヤからフローメータを外し、真水で洗 浄する。 3. 上流側のリテーナリングを外す図 47。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ポン プとエンジンを停止し、キーを抜き取る。 2. タンク上部の太いホースについている赤いフィッ ティングからリテーナを外す (図 48)。 g002257 図 48 1. 取水部ホース 2. リテーナ 3. タンクからホースを外す (図 48)。 4. 取り付け穴からストレーナを取り出す (図 49)。 g012934 図 47 1. 改造されたフランジ付きボ ディ 6. タービンスタッド・アセンブリ 2. ロータ/マグネット・アセンブ リ 7. ケーブルクランプ 3. ハブ/ベアリング・アセンブリ 8. ねじ 4.
保管 G. 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、PTO を解除し、エンジンを停止し、キーを抜き取る。 2. エンジンのシリンダヘッドや冷却フィン、ブロアハ ウジングを含めた車両全体を洗浄する。 5. 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができま す。ただし高圧洗浄器は使用しないでください。 高圧の水で洗浄すると電気系統やグリス部へ水 が浸入する恐れがあります。また、コントロール パネルやヘッドライド、エンジン、バッテリー部に 大量の水をかけないようにしてください。 3. 散布システムを洗浄する洗浄 (ページ 42)を参照。 4. バルブ・アセンブリのピストンを以下の手順で洗 浄する A. B. 6. 注 チューブの内部に水が残っていないことを 確認する。 7. 弁座をバルブ・アセンブリに固定している フォーク3本を外す図 50。 8. g022368 図 50 フォーク C. 六角レンチ3 mmを使って、バルブ・アセン ブリの中に固定されているピストン・アセンブ リを取り外す。 注 バルブにはスプリングが入っているので 注意すること図 50。 D.
スプレーヤの取り外し ワークマンからスプレーヤを取り外す場合には、以下 の手順で行います組み立ての章も参照してください。 危険 スプレーヤのタンクアセンブリは重量があるので 危険である。取り付け時や取り外し時に適切な保 持を行わないと落下するなどして人身事故となる 恐れがある。 取り付けや取りはずしなど台に固定されていない 時は、ホイストなどで上から吊って保持すること。 1. タンク台についているアイ吊り上げ穴を利用して、 タンクアセンブリをリフトまたはホイストで吊る。 注 これは、車体とアセンブリとを連結しているボ ルト類をゆるめた時に落下事故などを起こさない ようにするための安全措置である。 2. ブームを約45°の角度まで下降させ、車両前方に 折りたたむ。 3. ワイヤハーネスと PTO シャフトの接続を外す。 4. コントロールボックスを外し、外したボルト類で、 タンク台後部に取り付ける。 5. タンク台を車両に固定しているすべての固定具 を取り外す。 注 外した部品は捨てないでください。 6. タンクを 7.
故障探究 問題 ブームから散布しない。 考えられる原因 対策 1. ブームバルブの配線不良。 1. バルブを手動でOFFに戻す。配線を外 して接点部の点検清掃をする。 2. ヒューズが飛んでいる。 2. ヒューズを点検し、必要に応じて交換 する。 3. ホースを修正または交換する。 3. ホースが何かに挟まれている。 4. ブームバイパスバルブの調整不良。 4. 正しく調整する。 5. いずれかのブームバルブが破損してい る。 6. 電気系統が故障している。 5. 代理店に連絡する。 6. 代理店に連絡する。 散布がとまらない。 1. バルブの破損。 1. 散布中止、ポンプを止め、エンジンを 切る。ブームバルブ下部のリテーナを 取り、内部のモータとステムを取り出 す。部品を点検し不良品を交換する。 ブームバルブから液洩れする。 1. Oリングの劣化。 1. 散布中止、ポンプを止め、エンジンを切 る。バルブを取り出してリングを交換。 ブームを ON にすると水圧が下がる。 1. ブームバイパスバルブの調整不良。 1. 正しく調整する。 2. バルブ内部に異物。 2.
図面 g022369 電 気 系 統 散 布 シ ス テ ム (Rev.
g022370 フ ロ ー 図 (Rev.
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラーに対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service