Form No. 3448-647 Rev A Multi Pro® 5800 タ ー フ ス プ レ ー ヤ ExcelaRate® シ ス テ ム 搭 載 機 シリ ア ル 番 号 409700000 以 上 モ デ ル 番 号 41394—シ シリ ア ル 番 号 407700000 以 上 モ デ ル 番 号 41394CA—シ 製品の登録は www.Toro.com.
はじめに この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 このスプレーヤは、芝生に液剤を散布するための専 用の装置であり、そのような業務に従事するプロのオ ペレータが運転操作することを前提として製造されて います。この製品は、集約的で高度な管理を受けて いる公園やゴルフ場、スポーツフィールド、商用目的 で使用される芝生に対して液剤を散布することを主た る目的として製造されております。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 この車両は主にオフロードで使用することを前提をとし て設計製造されたものであり、公道上を通常走行する ためのものではありません。この機械は本来の目的 から外れた使用をすると運転者本人や周囲の人間に 危険な場合があります。 エ
液剤散布 .....................................................33 散布率モードと手動モード ...............................33 エクセラレート散布システムを使用しての散 布............................................................34 散布ブームの昇降操作...................................37 停止モードで作業中にターフを傷つけてしまわ ないために................................................38 散布作業のヒント...........................................38 作業中にノズルが詰まったら ............................38 運転終了後に ...................................................... 38 運転終了後の安全確認 ..................
安全について 冷却液の仕様...............................................67 冷却液の量を点検する ...................................68 冷却液の量 ..................................................68 冷却液の交換...............................................68 ブレーキの整備 .................................................... 69 ブレーキの調整.............................................69 ベルトの整備 ........................................................ 70 オルタネータベルトの整備 ...............................70 油圧系統の整備 ...........................................
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし た場合は新しいラベルを貼付してください。 decal93-6686 93-6686 1. 油圧作動液 2. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal107-8724 decal106-5517 107-8724 106-5517 1. 警告高温部に触れないこと。 1. 走行 3. ペダル下部を後ろに踏み 込むと後退。 2. ペダル上部を前に踏み込 むと前進。 4. 踏み込みを深くするとス ピード上昇。 decal107-8731 107-8731 decal107-8667 107-8667 1. ジャッキアップ 2. ジャッキアップ個所 3. 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. ラグナットを 75-102 N.m9.7-12.5 kg.
decal117-3276 117-3276 1. 冷却液の噴出に注意 2. 爆発の危険 オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと 3. 警告 高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 decal133-2758 133-2758 8. TEC 電源7.5A 1. TEC ロジック2A 2. TEC 電源7.5A 3. 9. 10. 予備ヒューズ10A 4. イグニッション15A 5. TEC 電源7.5A 6. 7. クルーズコントロール10A インフォセンター1A 11. ブームとヘッドライト30A 12. USB電源15A ブームコントロール10A 作業用ライト15A 13. タンクスプレー40A decal120-0616 120–0616 1. 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと応急手当時の 洗浄にはきれいな真水を使用すること。 decal117-4955 117-4955 decal120-0622 1.
decal120-0623 120-0623 decal120-0617 1. 120-0617 牽引部 2. ロープ掛けのポイント 3. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 1. 挟まれる危険蝶番部に手を近づけないこと。 2. ブームに当たる危険人を近づけないこと。 decal127-6976 127-6976 decal120-0624 120-0624 1. 打撲や手足の切断の危険 車両走行中の乗り降り禁止。乗り 降りは必ず完全停止してから。 2. 転落や衝突でけがをする危険 タンクに乗らないこと 乗車 中は車外に手足を出さないこと 助手席側の乗員はてすり を持つこと。 1. 下げる 2. 上げる decal120-0627 120-0627 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険可動部に近づかな いこと 使用時にはすべての安全カバー類を正しく取り付け ておくこと。 decal127-6979 127-6979 1. 2. decal120-0625 120-0625 1.
decal127-6981 127-6981 1. 2. バイパス戻りフロー フロー 3. ブームから散布 decal132-7689 132-7689 1. 自動散布モード 2. 散布モード 3. 4. 手動散布モード フォームマーカーON 10. 散布レート増やす 5. フォームマーカーOFF 11. 散布レート減らす 6. すすぎ ON 7. 8. すすぎ OFF ソニックセンサーON 9. ソニックセンサーOFF decal127-6982 127-6982 1. ポンプ戻りフロー 2. ブームから散布 decal132-7708 132-7708 8 1. ヘッドライトON 2. ヘッドライトOFF 3.
decal136-2351 136-2351 1. 駐車ブレーキを掛けるに は、ブレーキペダルと駐車 ブレーキペダルを踏み込 む。 2. 駐車ブレーキを解除するに は、ブレーキペダルを踏み 込んでから足を離す。 decal132-7783 132-7783 1. エンジン停止 2. エンジン作動 3. エンジン始動 decal133-8062 133-8062 decal120-0619 120-0619 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 転倒の危険高速移動中は急旋回禁止旋回時は速度を落すこ と法面を走行するときには十分に注意すること。 2. 警告講習を受けてから運転すること。 6. エンジンの始動方法駐車ブレーキを掛け、イグニッションキーを 差し込んで、START位置へ回す。 3. 警告 可動部に近づかないこと 全部のガード類を正しく取り 付けて運転すること。 7.
decal132-7695 132-7695 1. ポンプ ON 5. 速度コントロールON 9. 2. ポンプ OFF 6. 速度コントロールOFF 3. 攪拌 ON 7. 左ブーム下降 4. 攪拌 OFF 8. 左ブーム上昇 右ブーム下降 13. 左ブーム散布 10. 右ブーム上昇 14. 中央ブーム散布 11. エンジン速度高速 15. 右ブーム散布 12. エンジン速度低速 decal139-3065 139-3065 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 クイックディスコネクトのフィッティング 1 液剤タンクの注水用フィッティングを組 み付けます。 2 3 4 必要なパーツはありません。 – 左右のブームクレードルを点検します。 必要なパーツはありません。 – 出荷用バンパーを取り外します。 必要なパーツはありません。 – CE キットを取り付ける。 その他の付属品 内容 始動キー オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ説明カード スクリーンフィルタ 数量 用途 2 1 1 1 2 運転をする前にオペレーターズマニュアルを読んでください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 スプレーコントロールシステムについて分からないことがある場合や、さらに詳しい情報を知りたい場合に は、システムに付属している オペレーターズマニュアル をご覧ください。 重要 このスプレーヤは、散布用ノズルを装備しない状態で販売されます。 スプレーヤはノズルを取り付けなければ使用できません。代理店と相談の上
1 液剤タンクの注水用フィッティ ングを組み付ける g191615 図4 この作業に必要なパーツ 1. PTFE ねじ山シーラント クイックディスコネクトのフィッティング 1 2. 手順 6. 注 この作業には、ホースと、1" のオスのフィッティング NPT ねじ、PTFE ねじ山シーラントが必要となります。 1. 液剤タンクカバーの右前側で、逆流防止レセプタ クル用のクイックディスコネクトのフィッティングの ラッチを固定しているヘアピン2本を外す図 3。 3. クイックディスコネクトの フィッティング 給水ホース用フィッティング 1", NPT 給水ホースにクイックディスコネクトのカップリング を取り付けて手締めする図 4。 2 左右のブームクレードルを点 検する 必要なパーツはありません。 手順 1. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動し、スロット ルレバーをアイドル位置にセットする。 2. 左右いずれかのブームをゆっくりと上昇させ、上 側クレードルチューブに当たったところで止める。 3.
g354257 図7 上側クレードルチューブがスライドブロックの裏側に来ている。 1. 上側クレードルチューブ 2. スライドブロック g354255 図5 5. もしどちらかの上側クレードルチューブの調整が スライドブロックに合っていない図 6や図 7や 図 8場合には、クレードルの位置調整を行う クレー ドルとブームを整列させる (ページ 75)を参照。 g354258 図8 上側クレードルチューブがスライドブロックより前すぎる。 1. 6. 上側クレードルチューブ 2. スライドブロック 左右ブームを両方とも下降させ、エンジンを止 め、キーを抜き取り、可動部が完全に停止した のを確認する。 g354256 図6 上側クレードルチューブがスライドブロックの裏側に来ている。 1. スライドブロック 2. 3 上側クレードルチューブ 出荷用バンパーを取り外す 必要なパーツはありません。 手順 1.
4 CE キ ッ ト を 取 り 付 け る EU 諸 国 で 使 用 す る 場 合 必要なパーツはありません。 手順 g028179 図9 1. ナット 3. ワッシャ 2. 出荷用バンパー 4. ボルト 2.
製品の概要 g190621 図 10 1. 真水タンク 4. ROPS 7. ドレンバルブ液剤タンク 2. 助手席 5. タンクのふた 8. 散布用ポンプ 3. 運転席 6. 薬剤タンク 9. バッテリー 10. 作業用ライト g190600 図 11 1. 昇降シリンダ 2. 移動走行用ブームクレードル 4. 3. バルブマニホルド 5. 油圧オイルタンク 7. センターブーム 燃料タンク 6. 右ブーム 8.
各部の名称と操作 g216445 図 12 1. 作業用ライトのスイッチ 6. 2. 3. ハンドル 水圧計 7. インフォセンター 8. Quick Find™ コンソール 物入れ 4. 燃料計 9. アームレスト 5. 助手席用手すり 10.
ブレーキペダル スロットルレバー ブレーキペダル図 13は、車両を減速させたり停止 させるのに使用します。 スロットルレバーは運転席と助手席の間のコントロール パネルにあり図 14、エンジンの速度を制御します。 前に倒すとエンジン回転速度が速くなり 後ろに引くと 遅くなります 注意 ブレーキの整備が適切に行われていない状態での 運転は極めて危険であり重大な事故のもとである。 照明スイッチ 作業用ライトの点灯と消灯を行います図 12。スイッチ を前に押すと点灯、後ろに押すと消灯です。 スプレーヤを運転する時は事前に必ずブレーキの 作動状態を点検し、必要に応じて調整を行うこと。 燃料計 駐車ブレーキ 燃料計はダッシュボード上にあり、燃料残量を表示 します 図 12 。 常用ブレーキペダルの左側にあるペダルで操作します (図 13)。車両から離れる時は、不意に走りださないよ うに必ず駐車ブレーキを掛けておいてください。ブレー キペダルを十分に踏み込んだ状態で、駐車ブレーキペ ダルを踏み込めば駐車ブレーキが掛かります。駐車ブ レーキペダルをもう一度踏み込むと解除されます。急な 斜面に停車する場合
重要 ポンプ駆動部を保護するために、ポンプのス イッチを入れる時にはエンジンをローアイドルにしてく ださい。 スプレーヤ制御部 ブーム昇降スイッチ ブーム昇降スイッチはセンターコンソールの運転席右 側にあり、左右のブームを個別に上昇・下降させるス イッチです 図 16 。 マスターブームスイッチ マスターブームスイッチは車両のセンターコンソール にあります。散布の開始と停止を行うスイッチです。 このスイッチで散布システムのオンオフ制御を行いま す(図 16)。 左、中央、右ブーム昇降スイッチ 個別ブームスイッチ3個はセンターコンソールアームレ ストの手前側にあります図 16。各スイッチとも、前を 押すと ON、後ろを押すと OFF となります。スイッチ がON位置にある時には、インフォセンターの上部にア イコンが表示されます。 注 個別ブームスイッチはマスターブームスイッチと連動 しており、マスターがONの時にのみ散布が可能です。 g195515 図 16 1. 散布率調整スイッチ 7. 撹拌スイッチ 中央ブームスイッチ 2. 水圧計 8. 左ブームスイッチ 3.
注 個別ブームバイパスバルブは、手動モード開回 路で散布する時にのみ使用します。 g194246 図 17 1. アクチュエータ攪拌バルブ 2. 攪拌バイパスバルブのハ ンドル 3. フローメータ g190774 図 19 1. フローメータ フローメータは液量を測定する計器です。測定された数 値はインフォセンターで処理・表示され散布レートモー ドで使用されます図 17。 ノブ個別ブームバイパスバ ルブ 2.
g013787 図 20 1. 逆流防止補給口 2. タンクのふた タンクのふた タンク上部の中央にあります。開けるには、エンジンを 停止させ、ふたの前半分を左に回して上に開きます。 この状態でストレーナを取り外すことができます。閉め る時には、ふたを閉じて右に回します。 インフォセンターコントローラ g034277 インフォセンターコントローラでは、LED 画面の下にあ る 5 つのボタンを使って、メニューの選択、データの入 力、機能の選択を行います。 図 21 1. 上矢印 2. 3. ボタン1 下矢印 4. ボタン2 5. ボタン3 6. 7. ボタン4 選択矢印 8. ボタン5 9.
運転操作 散 布 装 置 の 仕 様 (cont'd.
• • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 燃料がこぼれたら、エンジンを始動せずにマシン を別の場所に動かし、気化した燃料ガスが十分 に拡散するまで引火の原因となるものを近づけな いでください。 • • • • 薬剤の安全管理 この散布装置で取り扱う農薬は人体や動植物、土壌 などに危険を及ぼす可能性があるので、取り扱いに は十分注意してください。 • 各農薬の情報を良く読んでください。上記安全確保 に必要な情報が手に入らない場合には、この装置 の運転を拒否してください。 • 散布装置の整備や修理をする時は、その前に必 ず、その装置が薬剤メーカーの指示通りに中和作 業が行われた上で 3 回のすすぎ洗いを実行済み であること、さらに、すべてのバルブにそれぞれ 3 回の開閉操作洗浄が実施されていることを確認 してください。 • 十分な量の水と石鹸を身近に常備し、薬剤が皮膚に 直接触れた場合には、直ちに洗い流してください。 • 自分自身の安全を守るために、農薬を取り扱う前 に、容器に張ってあるラベルや安全データシート S
注 タイヤの磨耗状態や痛み具合の点検も行ってくだ さい。 ブレーキを点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 運転前に点検してください。ブレーキペダルを踏んで から抵抗を感じるまでの遊びが25 mm 以上あるときは 調整が必要です。 ブレーキの調整 (ページ 69)を参照 してください。 警告 ブレーキの整備が適切に行われていない状態での 運転は極めて危険であり重大な事故のもとである。 スプレーヤを運転する時は事前に必ずブレーキの 作動状態を点検し、必要に応じて調整を行うこと。 g354647 図 22 1. 燃料を補給する 燃料についての仕様 ガソリン 3. 燃料タンクのキャップを取る。 4.
ノズルタレットには3つのノズルを取り付けておくことが できます。ノズルの選択は以下の方法で行います 1. 平らな場所に停車し、エンジンを停止させ、キー を抜き取り、駐車ブレーキを掛ける。 2. マスターブームスイッチを OFF とし、散布ポンプ のスイッチを OFF にする。 3. タレットを回転させて希望のノズルにセットする。 4. 散布率モードで使用している車両の場合は、流 量の補正キャリブレーションを行う。詳細はエクセ ラレート付きマルチプロ 5800-D または 5800-G ターフスプレーヤの ソフトウェアガイド を参照。 g214212 取水部フィルタの選択 図 23 メッシュサイズ — 薬剤または水溶液の粘度 標 準 の 装 置 50 メッシュ取水部フィルタ青 散布する薬剤の種類や粘度に合わせて、取水部フィル タ一覧表から適切なフィルタを選択してください。 取水部フィルタ一覧表 散布ノズルの色 水 量 スクリーンのメッシュ サイズ* フィルタの色 黄 (0.2gpm) 50 青 赤 (0.4gpm) 50 青 茶 (0.
圧 力 フ ィ ル タ 一 覧 表 (cont'd.) 散布ノズルの色 水 量 スクリーンのメッシュ サイズ* フィルタの色 粘度の低い薬剤や 水溶液、少水量散 布 100 緑 黄 (0.2gpm) 80 黄 赤 (0.4gpm) 50 青 茶 (0.5gpm) 50 青 灰 (0.6gpm) 50 青 白 (0.8gpm) 50 青 青 (1.0gpm) 50 青 緑 (1.5 gpm) 50 青 1. より大きな水量 粘度の高い薬剤や 水溶液、大水量散 布 30 赤 2. より小さな水量 粘度の高い薬剤や 水溶液、大水量散 布 16 茶 g214240 図 26 メッシュサイズ — 投下水量 3.
液剤タンクに薬液を作る前に、必ず真水を用意してく ださい。 • タンクに水を入れるには、タンク上面にあるキャッ プを外し、水を入れて元通りにキャップを取り付 けます 図 29 。 • コックのレバーをひねれば水が出ます図 29。 g214245 図 27 メッシュサイズ — 薬剤または水溶液の粘度 1. 粘度の高い薬剤や水溶液 2. 粘度の低い薬剤や水溶液 3. スクリーンのメッシュサイズ g032530 図 29 大水量で散布を行う場合には、より目の粗い、オプ ションのノズルフィルタの使用をご検討ください図 28 を参照。 1. 補給口キャップ 2. 真水タンク 3.
重要 タンクには必ずきれいな真水を先に入れて ください。空のタンクに薬剤の原液を直接入れ ないでください。 2. タンクとタンク固定ベルトとの間に、たるみがで きていないか点検する図 31。 g028263 図 31 g191616 6. 7. 後側タンク固定ベルト 4. 前側タンク固定ベルト 2. ボルト 5. 機体正面 3. フランジロックナット 1. 図 30 エンジンを始動し、駐車ブレーキを掛け、散布 ポンプのスイッチを ON にセットし、スロットルレ バーを高速側に動かす。 3.
7. インフォセンターのキャリブレーション画面で、テ スト速度Test Speedを選択するエクセラレート付き マルチプロ 5800-D または 5800-G ターフスプレー ヤの ソフトウェアガイド のテスト速度の項を参照。 5. 右ブームをON にし、中央ブームをOFF にする。 6. 中央ブームのブームバイパスノブ 図 32 を使っ て、先ほどと同じ水圧表で求めた水圧に調整 する。 A. ボタン3と4を使って模擬走行速度を 5.6km/h にセットする。 7. マスターブームスイッチを OFF にする B. ボタン4を押してテスト速度シミュレーションを ONにする。 8. 散布用ポンプを停止させる。 C. ボタン5を押すと TEST SPEED 画面を保存して ホーム画面に戻る。 攪拌バイパスバルブのノブの 位置 1.
9. 10. 11. レート調整スイッチを使って、水圧を調整して 6.89 bar7 kg/cm2 = 100 psiにする。 攪拌スイッチを OFF にして水圧計の読みを見る。 • 水圧計の読みが 6.89 bar 7 kg/cm2 = 100 psiであれば、攪拌バルブの基本設定は適 切である。 • 水圧計の読みが変化している場合は以下の 設定手順を行う。 攪拌バルブの背面についている攪拌バイパス バルブ図 34を使って、水圧計の読みシステム 水圧が 6.89 bar7 kg/cm2 = 100 psiになるよう に調整する。 g194233 図 35 1. 散布用ポンプ 運転中に 運転中の安全確認 安全上の全般的な注意 • g191362 図 34 1. アクチュエータ 攪拌バルブ 2. 攪拌バイパスバルブ 12. 散布ポンプのスイッチを OFF にする。 13.
• • • • • • • • • • • • バックする際には必ず後方を確認し、人がいないこ とを確かめてください。バックはゆっくりと。 周囲にペットや人、特に子供がいる所では絶対に 散布作業をしないでください。 段差や溝、大きく盛り上がった場所の近くなどで運 転しないでください。万一車輪が段差や溝に落ち たり、地面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒 し、非常に危険です。 ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴の近くな ど路面が一定でない場所では必ず減速してくださ い。車体が揺れると重心が移動し、運転が不安 定になります。 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じ たときにはまず停止し、エンジンを止め、キーを抜 き取り、駐車ブレーキを掛け、機体の各部をよく点 検してください。異常を発見したら、作業を再開す る前にすべて修理してください。 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、 減速し周囲に十分な注意を払ってください。常に道 を譲る心掛けを。 ぬれた場所、悪天候時、満載状態などでの運転に は十二分の注意を払う。こうした条件下では停止 距離が長くなることを忘れずに。 エンジン回転中や停止直後
• 斜面に駐車しないでください。 • タンク内の液剤の重量によって車両の重心が変化 し、ハンドリングも変わってきます。暴走や人身事故 を防止するために、以下の注意をお守りください。 走行速度固定スイッチの設定方法 注意 走行ペダルから足を離したままで走行速度固定ス イッチを押すと、車両が急停止し、自身や周囲の 人に怪我をさせる可能性がある。 – 重い積荷を積んで走行しているときには、速度 に注意し、常に安全な停止距離を確保してくだ さい。急ブレーキは絶対につつしみましょう。斜 面ではより慎重な運転を心がけましょう。 走 行 速 度 固 定 ス イ ッ チ の ス イ ッ チ を OFF に す る 時 は必ず走行ペダルに足をのせておくこと。 – 旋回中、斜面走行中や速度を急に変化させた 時、凹凸のある場所を走行している時などに は、タンク内の液剤が大きく揺れ動きます。 重心の急変は転倒につながりますから十分注 意してください。 1. 散布用ポンプのスイッチを ON 位置にしてポンプを 起動する 散布ポンプスイッチ (ページ 18)を参照。 2.
注 ホーム画面の右上角部に というアイコンが表 示される場合には、エンジンに関するアドバイスがある かエンジンに不具合が発生しています。 エンジン関係のアドバイス エンジン関係のアドバイスがインフォセンターに表示され たら、散布作業を中止して車両を整備士に見てもらって ください。アドバイス画面の例を以下に示します エ 1. ECU が不具合アドバイスレベルを検知すると、エ ン ジ ン の ア ド バ イ ス 表 示 が表示される図 36。 g194666 図 38 4. ボタン5を押すと不具合表示を出てホーム画面 に戻る。図 39 g194664 図 36 g194665 2. 図 39 散布作業を中止して、車両を整備工場に入れる。 注 不具合メッセージが表示される図 37。 エンジン停止メッセージ エンジン停止メッセージがインフォセンターに表示され たら、すぐに車両を停止させてエンジンを止めてくださ い。アドバイス画面の例を以下に示します 重要 停止メッセージを無視してエンジンの運転を続け るとエンジンを損傷します。 1.
してはいけません。このようなことをすると、薬液が分 離分解するなどして効果が上がらない、散布装置を損 傷するなどの恐れがでてきます。 注意 農薬は人体に危険を及ぼす恐れがある。 図 40 直ちに車両を停止し、エンジンを停止させる。 3. 次に不具合メッセージが表示される図 41。 農薬を使う前に、農薬容器に貼ってあるラベ ルをよく読み、メーカーの指示を全て守って 使用する。 • スプレーを皮膚に付けない。万一付着した場 合には真水と洗剤で十分に洗い落とす。 • を 薬剤メーカーの指示に従って適切な防具 PPEを 着用してください。 Multi Pro® スプレーヤは耐久性に特に配慮された製品 であり、長い年月にわたって液剤散布にご利用いただ ける散布車です。装置の性能と耐久性を確保するため に、それぞれの個所に応じて色々な種類の素材を使用 しております。残念ながら、散布装置の使用目的すべ てに完璧に合った材料というものは存在しません。 g194667 2.
• 作業情報を入力する • インフォセンターの散布面積表示画面 • インフォセンターが表示するアドバイス エクセラレート散布システムを 使用しての散布 以下の操作については、エクセラレート付きマルチプロ 5800-D または 5800-G ターフスプレーヤの ソフトウェア ガイド を参照してください g193437 重要 タンク内部の薬剤を常に確実に分散させておくた 図 43 めに、タンク内部に薬液がある間は常時攪拌を行っ てください。 1. 散布率モードでの散布 4. 実際の散布現場へ移動する。 5. 各散布場所別に散布面積や散布量のデータを収 集したい場合には、サブエリア画面で選択サブエ リア 1-20を選択する詳細はエクセラレート付きマ ルチプロ 5800-D または 5800-G ターフスプレー ヤの ソフトウェアガイド のサブエリア画面を参照。 1.
8. 攪拌スイッチとポンプスイッチを ON 位置にする 図 45 。 g195516 図 46 1. 1. 散布ポンプスイッチ 2. 撹拌スイッチ 9. 10. 11. 3. 2. 散布モード選択スイッチ 3. マスターブームスイッチを OFF にセットする図 44 散布率モードでの散布 (ページ 34)を参照。 4. 希望する散布に合わせてスロットル位置を調整 する図 45 散布率モードでの散布 (ページ 34)を 参照。 g192636 図 45 手動モード位置 スロットル 5. 現場へ移動する。 スロットルを高速位置とする図 45。 6. 各ブームを散布姿勢に開く。 走行を開始し、所定速度に達したらマスターブー ムスイッチを ON にすると散布が始まる図 44。 7. 散布したいブームのスイッチを ON 位置にする図 44 散布率モードでの散布 (ページ 34)を参照。 注 その後はマスターブームスイッチで散布の停 止と開始を行う。 8.
10. 散布が終了したら、マスターブームスイッチを OFF とし、全部のブームスイッチを OFF にしてか ら、ポンプスイッチを OFF にする。 7. 注 ブームを移動走行位置にセットし、管理棟に 戻って洗浄を行います。 散布率モードで使用している車両の場合は、「テ スト速度」を使用してテストを行う。詳細はエクセ ラレート付きマルチプロ 5800-D または 5800-G ターフスプレーヤの ソフトウェアガイド を参照。 注 テスト用速度を 4 km/h-14 km/h にセットして ください。 重要 現場から現場へ移動するとき、現場から整 備場へ帰るときなどは、必ずブームを折りたた み、各ブームが完全に上昇して移動走行用クレー ドルに収まり、シリンダが完全に縮んでブームが 字型 に た た ま れ て い る の を 確 認 し て く だ さ い 。 X字 実測テストを行う 散布量実測テスト 重要 このテストには、目盛付きの回収容器 できれば 0.01 ml (1/2 fl. oz) ま で 測 れ る も の と ス ト ッ プ ウ ォ ッ チ が必要です。 1.
の昇降操作散布位置と移動走行位置の切り替えが できます。ブームの昇降を行うときには、できるだけ 停車してください。 ブーム位置の変更 以下の操作を行って、左右のブームを散布位置に下 降させてください。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 左右のブームを下げるにはブーム昇降スイッチ を使う。 注 左右の散布ブームが完全に散布位置に降り るまで待つ。 g193829 図 50 湾曲している水面の一番 3. 読み 取 ら な 高い位置ここで読 い こと 2. 湾曲している水面の一番低 読み 取 る こと い位置ここで読 1. 7.
• • • • • 酷暑の時期や極めて乾燥している時期にはターフ が大きなストレスを受けているので、ターフ上に停 避け る 。 止して散布するのは避 ター フ の 上 に 停 止 停止モードで作業する時には、タ し な い ようにする。可能な限り、カートパスなどに 停車する。 停車 時 間 を で き る だ け 短 ターフ上に停車する時は、停 く する。ターフへの害は温度と時間の両方が影響 することを忘れないようにする。 回転 速 度 を で き る だ け 下 げ 、必要最小 エンジンの回 限の水圧と水量で作業する。これにより、発熱をで きるだけ小さくし、また冷却ファンからの熱風をゆる やかにすることができる。 熱が で 停止モードで作業するときには、エンジンの熱 き る だ け 上 に 逃 げ る よ う に 運転席を倒し車体上部に 通風領域を確保する。 散布作業のヒント g239336 図 51 X 字状の移動走行位置 • • • 重要 昇降シリンダの破損を防止するために、移動走 行を開始する前に、各アクチュエータが完全に引き込 まれた状態になっているのを確認してください。 • 移動
– エンジンを止め、キーのある機種ではキーを 抜き取る。 – 全ての動きが停止するのを待つ。 – 調整、整備、清掃、格納などは、車両が十分 に冷えてから行ってください。 一日の作業が終了したら、車体の外側をきれいに 洗浄して付いている薬剤などを落とし、液剤散布 系統内部は薬剤メーカーの指示に従って中和処理 を行い、さらに 3 回のすすぎ洗いを行って全ての バルブに 3 回の通水洗浄を行う薬剤の安全管理 の章を参照。 • • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や 燃料容器を保管格納しないでください。 • マシン各部が良好な状態にあり、ボルトナット類が 十分にしまっているか常に点検してください。 • 摩耗、破損したり読めなくなったステッカーは交換 してください。 g191084 図 52 1. 3.
散布システム内部の洗浄 散布システム機器外部の洗浄 重要 必ず真水を使用してください。 1. 重要 作業が終了したら毎回すぐにスプレーヤおよび散 布用のアクセサリすべてから余った薬剤を抜き、システ ム内部を通水洗浄してください。この通水洗浄を怠る と、内部に残留している薬剤が固まってラインの詰ま り、バルブやノズルの詰まり、ポンプその他の機器の 異常の原因となります。 吸い込みフィルタと水圧フィルタを洗浄する 取水 部フィルタの清掃 (ページ 40)と 圧力フィルタの清 掃 (ページ 41)を参照。 重要 水和剤を使用しているときは、タンクに液剤 を準備するごとにストレーナを洗浄してください。 トロ社ではこの散布装置用に認証されているクリーンす すぎキットの使用をお奨めしています。詳細については 弊社代理店におたずねください。 2. ホースと水とでスプレーヤの外側を洗浄する。 3.
g033578 図 55 1. 5. スクリーンベーン 2. g028235 図 56 取水部ストレーナ フィルタを水で洗浄する。 重要 フィルタが破損している場合や清掃できない 場合は交換してください。 6. フィルタハウジングにフィルタをきちんと取り付 ける。 7. ホースとホースフィッティングをフィルタハウジング に元通りに取り付け、ステップ 2で取り外したリ テーナを使って固定する。 2. 圧力フィルタの下に受け容器をおく図 56。 4. ボウル 2. 3. ガスケットボウル フィルタのエレメント 5. ガスケットドレンキャップ 6. ドレンキャップ 圧力フィルタのボウルについているドレンキャップ を左に回して外す図 56。 注 ボウルから液が完全に抜けるのを待つ。 4. ボウルを左に回してフィルタヘッドを外す図 56。 5. 圧力フィルタエレメントを外す図 56。 6.
• そのまま使えるプレミックスタイプのプロピレ ングリコール RV 不凍液は、液剤タンクに 38 リットル投入する。 • 濃縮タイプのプロピレングリコール RV 不凍液 の場合は、以下の作業を行う A. 所定濃度に薄めたプロピレングリコール RV 不凍液を液剤タンクに 38 リットル投 入する。メーカーの指示に従って、凍結 防止温度が少なくとも -45°C (-50°F) とな るように濃度を調整する。 重要 必ず真水を使用してください。 g209504 図 57 1. タレット 2. ノズルフィルタ 3. ノズルフィルタを取り外す図 57。 4. ノズルフィルタを水で洗浄する。 アクセルペダルを踏み込んでエンジン速 度を上げる。 D. 撹拌スイッチを ON 位置にする。 用 意 す る も の 透明な回収容器 1. 薬剤取扱い専用エリアに停車して駐車ブレーキ を掛ける。 2. 左右の外側ブームを降下させる。 3. 左右と中央のブームスイッチ 3 つ全部とマスター スイッチを ON にする。 4.
g239411 図 58 1. 車両前部のロープ掛けポイント前アクスル g187500 図 60 1. 重要 バイパスを開かずに牽引するとトランスミッ ションを破損します。 g239412 図 59 1. 牽引用バルブ 4. 車両後部のロープ掛けポイント後アクスル 牽引ロープを取り付ける車両前後のロープ掛けポ イントについては図 61 と 図 62を参照。 緊急時の牽引移動 故障時には、バイパスバルブを開けば、短距離に限っ て押して又は引いて移動することが可能です。ただし、 通常の移動にはこの方法を使わないでください。 警告 牽引時の速度が速すぎると、ハンドル操作ができ なくなって人身事故となる危険がある。 g002213 図 61 を限 度 と す る 。 牽 引 速 度 は 4.8km/hを 1. 車体前部の牽引ポイント 牽引作業は2人で行います。長い距離を移動しなけれ ばならない場合にはトレーラなどを使用してください ト レーラへの積み込み (ページ 42)を参照。 1. 冷却系統が完全に冷えるのを待つ。 2.
5. 駐車ブレーキを解除する。 6. 時速 4.8 km/h 以下で牽引する。 7. 牽引が終了したら、牽引用バルブを閉じ、7-11 N·m0.7-1.1 kg.
保守 注 www.Toro.
推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 • ファン/オルタネータのベルトを点検する。.
整備間隔 整備手順 400運転時間ごと • • • • • • • • • • • • • • アクチュエータロッドのベアリングのグリスアップを行う。 毎年のエンジン整備を行う。 燃料ラインと接続を点検する。 燃料フィルタの整備を行う。 燃料タンクの内部を清掃する。 前ホイールベアリングのグリスパックを行う。 プラネタリギアオイルの点検 冷却液点検(メーカーの指示に従って)し、必要に応じて交換する。 バルブアセンブリのOリングを点検し、必要に応じて交換する。 取水部フィルタを交換する。 圧力フィルタを交換する。 ナイロン製ピボットブッシュの点検を行う。 ポンプのダイヤフラムを点検し、必要に応じて交換する (代理店に連絡する)。 ポンプのチェックバルブを点検し、必要に応じて交換する (代理店に連絡する)。 800運転時間ごと • プラネタリギアオイルの交換 (または1年に1回のうち早く到達した方の時期)。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合、代替品のオイルを使用した場合に は、油圧オイルフィルタを交換してください。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合、代替品のオイルを使用
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 常用ブレーキと駐車ブレーキを点検する。 ニュートラル固定スイッチの作動を確認す る。 燃料残量。 エンジンオイルの量を点検する。 油圧オイルの量を点検する。 冷却液の量を点検する。 エアフィルタの点検。 ラジエターとオイルクーラ付近に汚れがな いか点検する。 エンジンから異常音がないか点検する。 運転操作時に異常音がないか点検する。 タイヤ空気圧を点検します。 オイル漏れがないか点検する。 油圧ホースや燃料パイプの状態を点検す る。 計器類の動作を点検する。 アクセルの作動状態を点検する。 取水部ストレーナを清掃する。 グリスアップを行う 1 マシンを洗浄する。 塗装傷のタッチアップを行う。 1 整備 間 隔 に 関 係 な く 直ちにグリスアップする。 車体を水洗いしたあとは整 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 48 木 金 土 日
整備前に行う作業 注意 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰 でもいつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には必ず始動スイッチから キーを抜いておくこと。 g203111 図 64 車体を床から浮かせる 1. 保守整備のためにエンジンを掛ける場合には、車両 後部をジャッキアップする必要があります後アクスル にジャッキを掛け、25 mm 程度ジャッキアップしてく ださい。 車体後部のジャッキアップポイント エンジンへのアクセス方法 危険 前側防熱シールドを取り外す ジャッキアップされている車体は不安定であり、外 れると下にいる人間に怪我を負わせる危険が高 い。 • スプレーヤから降りる時は必ず始動スイッチか らキーを抜いておく。 • ジャッキアップした車両には輪止めを掛ける。 • 機体をジャッキスタンドで支える。 1. 駐車ブレーキを掛け、散布用ポンプを停止、エン ジンを停止し、始動スイッチからキーを抜き取る。 2. 機体の前部と後部を持ち上げてジャッキスタンド で支える; 車体を床から浮かせる (ページ 49)を 参照。 3.
前側防熱シールドを取り付ける 1. キャリッジ下シュラウドを取り外す 前側防熱シールドの後部フランジを後防熱シール ドの前側フランジに合わせる図 66。 1. キャリッジ下シュラウドをシャーシに固定してい るフランジヘッドボルト5/16 x ⅝" 5本とワッシャ 5/16"7枚を取り外す図 67。 注 外したフランジヘッドボルトとワッシャは、ス テップ 5 キャリッジ下シュラウドを取り付ける (ペー ジ 51)で使用します。 g028177 図 66 1. 機体正面 2. 六角頭ボルトとワッシャ 後側フランジ前側防熱シー ルド 4. 前側フランジ後側防熱シー ルド 3. 2. 前側防熱シールドの穴を、シャーシのねじ穴に 合わせる 図 66 。 3. 前側防熱シールドを機体に固定するソケットボル ト6本とワッシャ6枚図 66 ステップ 前側防熱シー ルドを取り外す (ページ 49), 3で外したものを使 用する。 4. ボルトを 19.78-25.42 N·m 0.6-0.7 kg.m = 175-115 in-lbにトルク締めする。 5.
シートベースアクセスパネルを外す 1. シートベースアクセスパネルを座席ベースに固定し ているフランジヘッドボルト2本を取り外す図 69。 g189583 図 68 1. エンジンマウント 4. フランジロックナット5/16" 2. ボルト外さないこと。 5. 機体前方 3. 取り付けタブキャリッジ下 シュラウド 3. キャリッジ下シュラウドをエンジン搭載ブラケットに 固定しているボルトから取り付けタブを外す。 4. キャリッジ下シュラウドを機体から取り外す図 67 と 図 68 。 g032998 図 69 キャリッジ下シュラウドを取り付ける 1. キャリッジ下シュラウドを車体の下シャーシに合 わせる図 68 キャリッジ下シュラウドを取り外す (ページ 50) を参照。 2. エンジン搭載ブラケットのところで、ボルトとキャ リッジボルトの上からキャリッジ下シュラウドの取 り付けタブを入れる図 68 キャリッジ下シュラウド を取り外す (ページ 50)を参照。 3.
潤滑 散布用ポンプのグリスアップ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—ポンプのグリスアップを 行う。 50運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達した方 グ リ ス の 種 類 Mobil XHP 461。 1. リモートグリスフィッティング2個をきれいに拭く 図 70 。 g187456 図 71 1. グリスフィッティング g204693 図 70 1. 機体後方 2. 散布用ポンプ 3. グリスポイント2ヶ所 g187457 2. リモートグリスフィッティングにグリスを注入する 図 70 。 3. はみ出したグリスはふき取る。 図 72 各前輪に 2 個のフィッティングがある 1.
g013780 図 74 g002014 図 73 右ブーム 1. グリスフィッティング 3. はみ出したグリスはふき取る。 4. 各ブームピボットについて上記の作業を行う。 1. アクチュエータ 4. ヘアピン 2. アクチュエータロッド 5. クレビスピン 3. ブームピボットピンのハウ ジング 5. アクチュエータロッドのベアリング端部を動かしな がらベアリング内部にグリスを注入する図 75。 注 はみ出したグリスはふき取る。 アクチュエータロッドのベアリ ングのグリスアップ 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス. 1. ブームを散布位置にセットする。 2. クレビスピンについているヘアピンを抜き取る図 74 。 3. ブームを持ち上げてクレビスピンを外し、ブーム をゆっくりと床面に降ろす図 74。 4. クレビスピンが破損していないか点検し、必要に 応じて交換する。 g002015 図 75 右ブーム 1.
9. エンジンの整備 機体の反対側のアクチュエータロッドのベアリング にも、ステップ 2-8 の作業を行う。 エンジンの安全事項 エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて行っ てください エアクリーナを点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 ホコリのひどい場 所で使用する場合はより頻繁にエア クリーナの手入れを行ってください。 1. 駐車ブレーキを掛け、散布用ポンプを停止、エン ジンを停止し、始動スイッチからキーを抜き取る。 2. 助手席を前に倒して、支え棒をスロットに入れ て固定する。 3. エアクリーナのボディーとダストキャップをきれい に拭く 図 76 。 g028188 図 76 1. ダストキャップ 4. エアクリーナのボディ 2. 3. ラッチダストキャップ エアフィルタのエレメント 5. ダストバルブ 4. エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか 点検する 図 76 。 注 エアクリーナのボディーやダストキャップが破 損している場合はそれを交換してください。 54 5.
7. エアフィルタのエレメントが汚れすぎていないか 点検する 図 76 。 注 エレメントが汚れている場合は清掃せずに交 換してください。 8. エアクリーナのボディーにダストキャップを取り付 け、ラッチ2個で固定する図 76。 注 ダストバルブは、後ろから見たときに時計の5 時-7時の方向になるように取り付けてください。 9. 助手席をもとに戻す。 エアフィルタのエレメントの交換 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと エアフィルタのエレメント は、ほこりのひどい場所で使用する 場合は交換間隔を短くしてください。 1. 新しいエアフィルタに傷がついていないかを点検す る。特にフィルタとボディーの密着部に注意する。 重要 破損しているフィルタは取り付けないでく ださい。 2. エアクリーナのボディーとダストキャップをきれい に拭く 図 76 。 3. 冷却液オーバーフロータンクを持ち上げてブラケッ トから取り外す図 77。 g032541 図 77 1. 冷却液オーバーフロータン ク 5. エアフィルタのエレメント 2. タンクサポートブラケット 6.
8. エアクリーナのボディーにカバーを取り付け、ラッ チ2個で固定する図 77。 注 ダストバルブは、後ろから見たときに時計 の5時-7時の方向になるように取り付けてくださ い 図 77 。 9. 冷却液タンクを、ROPSシールドのサポートブラ ケットにきっちりと入れる図 77。 のよ う に 、 圧 力 逃 が し ホ ー ス が 前 を 重 要 図 77の 向いて下へ、タンク通気ホースが後方を向くよう に取り付けてください。 10.
エンジンオイルの交換 注意 運転終了直後は、運転席下の機器が非常 に熱くなっている。不用意に触ると火傷を負 う危険がある。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 200運転時間ごと 大きな負荷で使用している場 合や、高温下で使用している場合には、オイル の交換間隔を短くする。 1. ドレンプラグの下にオイルを受ける容器をおく図 79 。 2. ドレンプラグ 図 79 を外して排出されるオイルを 回収する。 運転終了直後に機器に触れる場合にはある 程度の冷却時間をおくこと。 3. エンジンオイルフィルタの下にオイルを受ける容 器をおく 図 79 。 注 ドレンプラグの状態を点検し、必要に応じて 交換する。 3. 4. g028169 5. 図 79 1. 4. ドレンプラグ 2. エンジンオイルのフィルタ 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適 切な方法で処分する。 ドレンポートにドレンプラグを元通りに取り付け、 33-37 N·m32.5-36.6 kg.
10. 燃料系統の整備 エンジンを停止し、2-3分間待ってディップスティッ クを抜き取って油量を点検する。 注 必要に応じて補給口のキャップを取り、ディッ プスティックの FULL マークまで補給してキャッ プを閉める。 11.
燃料ポンプのカバーを外す 1. 駐車ブレーキを掛け、散布用ポンプを停止、エン ジンを停止し、始動スイッチからキーを抜き取る。 2. 燃料タンク部分で、カバーを燃料タンクに固定し ているねじ#10 x ¾"4本を外して、カバーを取り 外す 図 82 。 g323399 図 84 1. 4. ホースクランプ フィッティングからホースを外す図 85。 g323402 図 82 1. ねじ#10 x ¾" 2. カバー 3. 燃料タンク カーボンキャニスタを外す 車 両 モ デ ル 41394 1. 駐車ブレーキを掛け、散布用ポンプを停止、エン ジンを停止し、始動スイッチからキーを抜き取る。 2. 燃料タンク部分で、カーボンキャニスタ用ブラ ケットを燃料タンク上部に固定しているねじ#10 x ¾"4本を外す図 83。 g323398 図 85 g323397 図 83 1. ねじ#10 x ¾" 2. カーボンキャニスタ用ブラ ケット 3. 3. 5. ホースからホースクランプを外す図 85。 6.
g323401 図 86 1. 2ソケットコネクタ車両側ワ イヤハーネス 5. 2. 2ピンコネクタ燃料ポンプ / センダーユニット 6. ナット燃料ポンプ / センダー ユニット シール 3. 2ピンコネクタ車両側ワイヤ 7. ハーネス フィッティング燃料ポンプ 4. 2ソケットコネクタ燃料ポン プ / センダーユニット 燃料ホースカップラ 2. 8. g032543 燃料ホースカップラの固定スリーブを燃料ポンプ / センダーユニットのフィッティングからずらし、 フィッティングからカップリングとホースを取り外 す 図 86 。 図 87 1. 2. 注 ホースやフィッティングから流れ出てくる燃料 は適宜除去してください。 3. 燃料ポンプ / センダーユニットのナットを左に回し て、ナットとシールを取り外す図 86。 4. 燃料ポンプ / センダーユニットを回しながら慎重に 燃料タンクの首から外す図 87。 3. 重要 燃料ポンプ / センダーユニットを外す際に ユニットのフロートのアームを破損させないように 十分注意してください。 60 燃料タンクの首 4.
燃料フィルタの交換 1. 燃料ポンプとセンダーユニットの取り 付け 燃料ポンプのフィッティングから燃料フィルタのピッ クアップチューブを外す図 88。 1. 注 燃料フィルタは廃棄してください。 フロートのアームとピックアップチューブを支えな がら、フロートと燃料フィルタを燃料タンク内に入 れる 図 87 。 重要 フロートと長い脚がタンク内部で前方を向 き、燃料ポンプ上部のフィッティングが車両の中 心 線 に 90° の 角 度 で 向 く よ う に し て く だ さ い 。 2. 燃料ポンプ / センダーユニットを、燃料タンク内部 に入れる図 87と図 88。 3. 燃料ポンプ / センダーユニットおよび燃料タンク の首にシールとナットを取り付け、ナットを十分 に締め付ける図 87。 4. 燃料ポンプのフィッティングに燃料ホースのカップ リングを接続する図 87。 注 燃料ホースのカップリングのロッキングスリー ブがカップリングをポンプのフィッティングに固定し ていることを確認してください。 5.
2. ねじを 113N·cm0.14kg.m = 10in-lbにトルク締 めする。 5. カーボンキャニスタ用ブラケットの穴を燃料タンク の穴にあわせる図 92。 カーボンキャニスタを取り付ける 車 両 モ デ ル 41394 1. カーボンキャニスタのハトメに燃料ホースを通す 図 90 。 g323397 図 92 1. ねじ#10 x ¾" 2. カーボンキャニスタ用ブラ ケット 3. 燃料タンク 6. ブラケットをタンクに組み付ける 図 92 ねじ#10 x ¾"4 個を使用する。 7. ねじを 113N·cm0.14kg.m = 10in-lbにトルク締 めする。 燃料タンクの内部清掃 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 燃料システムが汚染された時や、長期にわたって格 納する場合、タンクを空にして内部を清掃してくださ い。タンクの清掃には新しいきれいな燃料を使用し てください。 g323414 図 90 1. 2. ホースにホースクランプを嵌める図 90。 3.
電気系統の整備 バッテリーの整備 バッテリーはいつもきれいに、またフル充電状態に 保持してください。バッテリーやバッテリーボックスは ペーパータオルで清掃します。端子部に腐食が発生 した場合には、重曹水水 重曹 で清掃します。清掃後 は、腐食防止のためにバッテリー端子にワセリンなどを 塗布してください。 電気系統に関する安全確保 マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • 電圧 12 V, 冷間クランキング電流 690A @-18°C。 バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接 続や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから 抜いておいてください。 • バッテリーの取り外し また、安全な服装を心がけ、工具は確実に絶縁さ れたものを使ってください。 • 1.
走行系統の整備 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属 部分が触れるとショートを起こして火花が発 生する。それによって水素ガスが爆発を起こ し人身事故に至る恐れがある。 • タイヤとホイールの点検 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 8 時間—ホイールナッ トのトルク締めを行う。 バッテリーの取り外しや取り付けを行うと きには、端子と金属部を接触させないよ うに注意する。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 • バッテリー押さえは必ず取り付ける。 3. バッテリー端子からプラスケーブル赤を外す。 4. バッテリーを取り出す。 100運転時間ごと—ホイールナットのトルク締め を行う。 100運転時間ごと—タイヤの状態と磨耗程度を 点検する。 前輪のラグナットは 75-102 N·m7.6-10.3 kg.m = 55-75 ft-lb、後輪のラグナットは 95-122 N·m10.4-12.4 kg.
g238952 図 96 1. 補給プラグ 12 時の位置 2. 点検プラグ 3. ドレンプラグ 6 時の位置 2. g238948 図 98 1. 補給プラグ 2. 補給プラグの穴プラネタリ オイル 点検プラグを取り外す図 53。 点検プラグの穴のねじ山の下側のふちまであれ ば適正である。 5. 3. 点検プラグ 補給用プラグについている O リングに磨耗や破 損がないか点検する。 磨耗・破損している場合は交換する。 6. 補給プラグと点検プラグを取り付ける図 98。 7. マシンの反対側のプラネタリギアドライブにも、ス テップ 1-6 の作業を行う。 プラネタリギアオイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 800運転時間ごと または1年に1回のうち早く到 達した方の時期 。 プラネタリギアオイルの抜き取り g238949 図 97 1. 3. 点検プラグ 2. 点検用プラグについている O リングに磨耗や破 損がないか点検する。 磨耗・破損している場合は交換する。 4. 1.
プラネタリギアドライブへのオイルの 補給 1. 補給プラグの穴から、新しいオイルをゆっくりと入 れる図 98 プラネタリギアオイルの点検 (ページ 64) を参照。 点検プラグの穴のねじ山の下側のふちまであれ ば適正である。 重要 所定量が入り終わる前に一杯になってし 時間 ほ ど 待 つ か 、 一 度 プ ラ グ を ま っ た 場 合 は 、 1時 はめてマシンを 3 m ほど移動させると、ブレー キシステムにオイルがまわって残り量を補給す ることができるようになります。そのようにして全 量を入れてください。 g238951 図 99 1. 補給プラグ 4. ドレンプラグの穴プラネタ リオイル 2. 補給プラグの穴プラネタリ オイル 5. ドレンプラグ 3. 点検プラグの穴プラネタリ オイル 6. 点検プラグ 3. ドレンプラグと点検プラグに金属粉が付着して いないか調べる。 入れ終ったらそのまま10 分間ほど待ってもう一度 オイル量を点検し、必要に応じてオイルを補給し て点検穴のねじ山の下のふちまで入れる。 3.
3. 冷却系統の整備 前後の測定値の差が所定範囲にない場合、タ イロッド両端のジャムナットを外して調整を行う (図 102)。 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 g002248 図 102 1. ジャムナット 2. タイロッド 4. タイロッドを回して前タイヤを内向きまたは外向き に調整する。 5. 正しく調整できたら、タイロッドのジャムナットを 締める。 6.
注 従来のIAT不凍液と長寿命OAT不凍液を混合して も、冷却システムに損傷を与えることはありません。 ただし、混合すると、OAT配合の長寿命/長寿命属性 が低下します。 と長 寿 命 OATを を混 合 し た 場 合 、 そ の 重 要 従 来 型 IATと 年 寿 命 は 、 混 合 比 率 に 関 わ ら ず 、 寿 命 の 短 い 方 2年 間 となります。 冷却液の量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 ラジエターと補助 タンクの中の液量を毎日の作業前に 点検してください 注意 エンジン停止直後は、冷却液が高温高圧状態と なっている場合がある。エンジンが熱い時にラジエ ターのキャップを開けると冷却水が噴出して自分や 周囲の人間に火傷を負う可能性がある。 分間 程 度 待 っ て 、 エ ン ジ ン 停 止 後 、 少 な く と も 15分 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 g028232 図 103 重要 エンジンがオーバーヒートしているときに、ラジエ ターに冷却液を入れないでください。エンジンが急冷 されて損傷する可能性があります 1.
3. ラジエターの下に大きな容器をおく。 4. ドレンバルブを開いて冷却液を排出する図 104。 ブレーキの整備 ブレーキの調整 ペダルを踏んでから抵抗を感ずるまでの距離遊びが 25 mm 以上になったらブレーキを調整してください。 1. 平らな場所に車両を移動し、散布ポンプとエン ジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、キーを抜 き取る。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. 車両が動き出さないよう、輪止めを掛ける。 4. 駐車ブレーキを解除する。 5. ブレーキケーブルの車両前端側にある前ジャム ナットをゆるめる (図 105)。 g002252 図 104 1. ドレンバルブ 5. ドレンバルブを閉じる 図 104。 6. ラジエターキャップを取る図 103。 7. キャップの約 25 mm 下まで、ゆっくりと冷却液 を入れる。 注 時間をかけて、エンジンと配管に十分に行き 渡るだけの量を入れてください。暖機中に冷却液 が熱膨張したときに液があふれない程度の隙間 を残してください。 1. 8.
ベルトの整備 油圧系統の整備 オルタネータベルトの整備 油圧系統に関する安全確保 • 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 8 時間 100運転時間ごと オルタネータ兼冷却ファン用ベルトの状態と張りを点検 する。必要に応じてベルトを交換してください。 • 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、散布 ポンプとエンジンを停止し、始動キーを抜き取る。 • 2. オルタネータベルトの中央部を上から 10 kg 程度 の力で押してたわみの大きさを調べる。 • 注 10-12 mm 程度のたわみが出るのが適正で ある。たわみが多すぎる場合にはステップ3へ 進む。たわみが適正であれば、ベルトの点検 を終了する。 • 3.
重要 トロ・プレミアム合成生分解油圧作動液は、トロ 社がこの製品への使用を認めた唯一の合成生分解オ イルです。この生分解オイルは、トロの油圧系統に使 用されているエラストマー製品に悪影響を与えないこ と、また広い温度範囲で安定していることが確認されて います。この生分解オイルは、通常の鉱物系油圧オイ ルと互換性がありますが、通常のオイルから切り替え る際には、生分解性能を最大限に発揮させるために、 油圧系統内部を洗浄することを強くお奨めします。この 生 分 解 オ イ ル は 、 モ ー ビ ル 代 理 店 に て 19 リ ッ ト ル 缶 ま た は 208 リ ッ ト ル 缶 で お 求 め に な れ ま す 。 g014218 図 108 1. ディップスティック 2. 安全範囲 油圧オイルを点検する 5. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 初めての運転の前 に必ず油量を確認し、その後は毎日 点検してください。 油量が少なければ、所定の油圧オイルを、タ ンクの下マークまで補給する 油圧作動液の仕 様 (ページ 70)を参照。 6.
油圧オイルの量 54 リットル 油圧作動液の仕様 (ページ 70)を参照。 油圧オイルの交換 推奨 オ イ ル を ご 使 用 整 備 間 隔 : 2000運転時間ごと—推 の 場 合 には、油圧オイルを交換して ください。 推奨されていない油圧オイ 800運転時間ごと—推 ルを使用している場合、代替品のオイルを使用 し た 場 合 には、油圧オイルフィルタを交換して ください。 警告 g013791 図 109 1. 油圧オイルタンク • 2. 高温の油圧オイルに触れると激しい火傷を負う。 前側のフィルタ 油圧オイル関係の整備を行う時は、必ずオイル の温度が十分に冷えているのを確かめてから行 うこと。 後側のフィルタ機体フレームについている 重要 所定外のオイルを使用すると製品保証が適用さ れなくなる場合があります。 1. 油圧オイルフィルタを交換する 油圧フィルタの交 換 (ページ 71)を参照。 2. 油圧オイルタンクの底面についている油圧ホース フィッティングの周辺をきれいに拭く図 111。 g013790 図 110 1. 後側のフィルタ 2. 後輪 3.
5. フィッティングとホースを元通りに取り付け、固 定する。 散布系統の保守 6. 給油口から約 53 リットルのオイル指定品また は同等品を入れる 油圧作動液の仕様 (ページ 70)を参照。 ホースの点検 7. エンジンを始動し、高速て3-5分間運転し、油圧 システム内のエアをパージする。 8.
注 ボウルから液が完全に抜けるのを待つ。 4. ボウルを左に回してフィルタヘッドから外す 図 114 。 5. 古い圧力フィルタエレメントを外す図 114。 注 外した古いフィルタは廃棄する。 6. ドレンプラグの O リングボウルの内側とボウル の O リングフィルタヘッドの内側に傷や破損がな いか点検する図 114。 注 プラグ用もボウル用も、磨耗したり破損したり しているOリングは交換してください。 7. g033578 図 113 1. 5. スクリーンベーン 2. 注 フィルタエレメントがヘッドに密着しているこ とを確認してください。 取水部フィルタ 新しいフィルタをハウジングに取り付ける。 注 フィルタは奥まで完全に差し込んでください。 6. ホースとホースフィッティングをフィルタハウジング に元通りに取り付け、ステップ 2で取り外したリ テーナを使って固定する。 フィルタヘッドにボウルを取り付けて手締めする 図 114 。 9.
4. 5. 新しいノズルフィルタを取り付ける図 115。 6. 左右のブームを下降させる。 注 フィルタは奥まで完全に差し込んでください。 7. もう一方のブームもゆっくりと上昇させ、クレード ルに当たったところで止める。 8. どちらかの上側クレードルチューブの調整が不 適切である場合には、ステップ2から7をもう一 度行う。 タレットにノズルを取り付ける図 115。 クレードルとブームを整列さ せる 1. 2. 3. 注 ブロックが上側クレードルチューブの曲がり部 分に当たっていれば調整は適切です図 117。 駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動し、スロット ルレバーをアイドル位置にセットする。 左右いずれかのブームをゆっくりと上昇させ、上 側クレードルチューブに当たる寸前で止める。 下側クレードルチューブを固定している固定ね じをゆるめる図 116。 9.
g014220 図 119 g242083 1. アクチュエータロッドの平た い面 5. ロッド端部が調整できた 2. ジャムナット 6. この向きで組み付ける 3. ロッドの端部 7. ジャムナットを締めて調整 を固定した状態 4. ジャムナットをゆるめた 6. 図 120 ロッド端部を回転させてアクチュエータを希望の位 置に調整する図 119。 注 ブームにロッドを組み付けるためには、ロッド端 部を半回転または全回転させる必要があります。 7. ジャムナットを締め付けてアクチュエータをロッド 端部を固定する。 8. ブームを持ち上げて、ピボットをアクチュエータ ロッドに整列させる。 9. ブームを支えながら、ブームのピボットとロッド端 部の両方にピンを通す図 118。 10. ピンを入れた状態で、ブームから手を離し、先ほ ど外したコッターを使ってピンを固定する。 11.
洗浄 ポンプの保守 必要に応じて水または水と刺激の少ない洗剤で車体を 洗浄する。柔らかい布などを使っても構いません。 ポンプの点検 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—ポンプのダイヤフラムを 点検し、必要に応じて交換する 代理 店に連絡する。 注 高圧洗浄機は使用しないでください。圧力洗浄機を 使うと、電装部の損傷、ステッカー類の剥がれ、潤滑 部のグリス落ちなどを起こす可能性があります。また、 コントロールパネル、エンジン、バッテリー付近に大量 の水をかけないようにしてください。 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達した 方—ポンプのチェックバルブを点検し、必要に応 じて交換する 代理店に連絡する。 て劣化磨耗しますので、製造上の瑕疵が明らかな場合 を除き、このマシンの製品保証の対象にはなりません。 重要 エンジンを駆動させたままで洗車を行わないでく ださい。エンジンを駆動させたままで洗車するとエンジ ン内部を損傷する恐れがあります。 弊社代理店に依頼して、以下の項目について
フローメータの洗浄 攪拌バルブと個別ブームバル ブの清掃 整備間隔: 200運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達 した方 水和剤を使用しているときに は間隔を短くする。 • 攪拌バルブの洗浄については以下の項を参照のこと 内部を十分に手順は以下の通りですすすぎ、 完全に排水する。 1. バルブアクチュエータの取り外し (ページ 78) 2. 攪拌マニホルドバルブの取り外し (ページ 79) 2. スプレーヤからフローメータを外し、真水で洗 浄する。 3. マニホルドバルブの洗浄 (ページ 80) 3. 上流側のリテーナリングを外す図 121。 4. マニホルドバルブの組み立て (ページ 81) 5. 攪拌マニホルドバルブの取り付け (ページ 83) 6. バルブアクチュエータの取り付け (ページ 84) 1. 個別ブームバルブの洗浄については以下の項を 参照のこと • g214630 1. バルブアクチュエータの取り外し (ページ 78) 2. 個別ブームマニホルドバルブの取り外し (ペー ジ 79) 3.
2. 攪拌バルブマニホルドを圧力フィルタヘッドとカッ プリングアダプタの各フランジに固定しているフラ ンジクランプ3個を外す図 123。 3. 攪拌バルブマニホルドをバルブサポートに固定し ているフランジヘッドボルト¼ x ¾" 2本とフランジ ロックナット¼"2個を取り外す図 124。 g032545 図 122 図は個別ブームバルブのアクチュエータ攪拌バルブのアク チュエータもほぼ同様 アクチュエータ個別ブーム バルブ 2. リテーナ 1. 3. 3. ステムポート マニホルドバルブからアクチュエータを取り外す。 g191302 攪拌マニホルドバルブの取り外し 1. 図 124 攪拌ホース用のクイックコネクトカップラを攪拌バ ルブ用のマニホルドに固定しているクイックコネク トピンを外す 図 123。 1. マニホルド 攪拌バルブ 4. フランジヘッドボルト¼ x ¾" 2. 3. バルブサポート フランジロックナット¼" 5. ガスケット 4.
g191303 図 125 1. 個別ブームバイパスバルブ 3. 2. クイックコネクトピン 2. 3. g191304 図 127 クイックコネクトカップラブー ム給液ホース 4. クイックコネクトフィッティン グ攪拌バルブマニホルド ブーム給液ホース用のクイックコネクトカップラを ブームマニホルドバルブのクイックコネクトフィッ ティング用のマニホルドに固定しているクイックコ ネクトピンを外す 図 125。 1. フランジロックナット¼"左右 4. フランジ カップリングアダ のブームバルブマニホルド プタ 位置 2. 3. 個別ブームバイパスバルブ 5. ガスケット クイックコネクトフィッティン 6. フランジヘッドボルト ¼ x グブームバルブマニホルド ¾"左右のブームバルブマ ニホルド位置 5.
2. マニホルドのボディ両端部にあるエンドキャップ フィッティングアセンブリ2個を取り外す図 129 と 図 130 。 g028240 図 130 個別ブームバルブマニホルド g028243 図 129 攪拌バルブのマニホルド 1. バルブステムのシート エンドキャップの Oリング 0.796 × 0.139" 8. バックシートの Oリング 0.676" × 0.07") 7. 1. ステムのリテーナ 7. バックシートの Oリング 0.676" × 0.07") 2. バルブステムアセンブリ 2. バルブステム 8. バルブシートのリング マニホルドボディ 3. 4. ステムポート ステムのリテーナ ボールバルブ 5. ボールバルブ エンドキャップフィッティン グアセンブリ 出口フィッティングの Oリン 11. グ0.737 x 0.103" 6. カップリングマニホルド カップリングアセンブリマニ ホルド 3. ステムポート 4. ステムキャプチャリテーナ 5. エンドキャップフィッティング 11. 6.
重要 バルブ組み立てには、シリコーングリス以外のグ リスを使用しないでください。 1. 個別ブームマニホルドバルブの取り 付け 出口フィッティングの O リング個別ブームバルブマ ニホルドのみ、エンドキャップの O リング、バック シートの O リング、ボールシートそれぞれに傷や 過度の摩耗がないか点検する図 129 と 図 130。 1. 注 必要に応じ、左または右のブームバルブ用 マニホルドの取り付け部をゆるめて隙間を作って ください。 注 磨耗したり破損したりしているOリングやシー トは交換してください。 2. バルブのステムにシリコーングリスを塗り、ステ ムをバルブステムシートに取り付ける図 129 と 図 130 。 3. バルブステムとシートをマニホルドに取り付けてス テムリテーナで固定する 図 129 と 図 130。 4. バックシートの Oリングとボールシートが相互に整 列しており、エンドキャップのフィッティングに適切 に収まっていることを確認する図 129 と 図 130。 5.
6. フランジヘッドボルトとフランジロックナットを 1978-2542 N·cm 2.0-2.6 kg.m = 175-225 in-lb に トルク締めする。 7. フランジクランプ2個を手締めする図 134。 8. ブームホースのクイックコネクトカップラを、ブー ムバルブマニホルドのクイックコネクトフィッティ ングに組み付けて、クイックコネクトピンで固定 する 図 133 。 9. 左あるいは右のブームバルブマニホルドの固 定をゆるめた場合には、そのボルトとナットを 19.78-25.42 N·m2.0-2.6 kg.m = 175-225 in-lbに トルク締めする。 攪拌マニホルドバルブの取り付け g191303 1. 図 133 1. 個別ブームバイパスバルブ 3. 2. クイックコネクトピン 4. クイックコネクトカップラブー ム給液ホース 4.
バルブアクチュエータの取り付け g191301 図 136 フランジ圧力フィルタのヘッ 4. クイックコネクトピン ド 2. フランジカップリングアダプ 5. クイックコネクトカップラ攪 タ 拌ホース 6. クイックコネクトフィッティン 3. フランジクランプ グ攪拌バルブマニホルド 1. 2. 攪拌バルブマニホルドを、攪拌バイパスバルブ、 圧力フィルタのヘッド、カップリングアダプタに仮 止めする図 136 攪拌マニホルドバルブの取り 外し (ページ 79)で外したフランジクランプ3個を 使用する。 3. 攪拌バルブマニホルドを、バルブサポートに組み 付ける 攪拌マニホルドバルブの取り外し (ページ 79)で取り外したフランジヘッドボルト¼ x ¾"2本と フランジロックナット¼"を使用する。 4. フランジヘッドボルトとフランジロックナットを 19.78-25.42 N·m 2.0-2.6 kg.m = 175-225 in-lb に トルク締めする。 5. フランジクランプ3個を手締めする図 136。 6.
保管 散布システムの格納前準備作業 1. 薬剤排出処理場に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、スプレーポンプを停止し、エンジンを停止 し、キーを抜き取り、可動部が完全に停止した のを確認して運転席を離れる。 2. 真水タンクのコックを開いた状態にする。 3. 液剤タンクからできるだけ完全に液を抜く。 4. 非アルコール系の防錆不凍液を用意する コンディ ショナの準備 (ページ 42)を参照。 5. 水圧計の後ろについているチューブを外して、 チューブの端を容器に入れる図 137。 格納保管時の安全 運転席を離れる前に • – 平らな場所に駐車する。 – 散布用ポンプを停止させる。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーのある機種ではキーを 抜き取る。 – 全ての動きが停止するのを待つ。 – 調整、整備、清掃、格納などは、車両が十分 に冷えてから行ってください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 格納保管の準備 短期間の格納 日未 満 30日 以下の作業を実施する 1.
• • 圧力計から外したチューブから不凍液が流れ 出してくるのを確認する。 各ブームから不凍液が散布されるのが確認で きるまで散布を行う。 4. マスターブームスイッチを OFF にする。 5. ポンプスイッチを OFF 位置に戻す。 6. ブーム昇降スイッチでブームを上昇させる。 8. 液剤タンクからできるだけ完全に液を抜く。 3. 全部の散布ホースを点検する。 4. 全部のホースクランプとフィッティングの締め付 けを行う。 エンジンの整備 注 アクチュエータのロッドの破損を防止するた め、ブームシリンダが完全に縮んでいるのを確認 してください。 エンジンを停止する。 グリスアップを行う 散布用ポンプのグリスアップ (ページ 52)を参照。 注 摩耗した部品や破損したホースはすべて修理 または交換する。 各ブームが完全に上昇して移動走行用クレードル に収まり、シリンダが完全に縮んでブームがX字 型にたたまれたことを確認する。 7. 2. 1. エアクリーナの整備を行う エアクリーナを点検す る (ページ 54)を参照。 2.
g276304 図 138 1. 圧力計のチューブ 2. チューブカップラ 3. 水圧計 2. 真水タンクのコックを閉じる 3. 燃料タンクに燃料を入れる。 4. バッテリーを満充電する; バッテリーを充電する (ページ 64)を参照。 5.
故障探究 エンジンと車両の故障探究 問題 スタータでエンジンがクランキングしない。 クランキングするが始動しない。 考えられる原因 1. 配線のゆるみ、腐食など。 1. 配線を点検修正する。 2. ヒューズが飛んでいる、ゆるい、など。 3. バッテリーが上がっている。 2. ヒューズを点検交換する。 3. バッテリーを充電または交換する。 4. スタータやスタータソレノイドの故障。 5. エンジン内部の焼き付き。 4. 代理店に連絡してください。 5. 代理店に連絡してください。 1. ガス欠。 1. 燃料タンクに新しい燃料を入れる。 2. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 2. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 3. 洗浄または交換する。 3. 燃料ラインが詰まっている。 4. RUN リレーに通電されていない。 始動するがすぐ止まる。 5. スタータのスイッチが破損している。 4. 代理店に連絡してください。 5. 代理店に連絡してください。 1. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 1. 燃料キャップを交換する。 2.
問題 エンジンのパワーが出ない。 考えられる原因 対策 1. エンジンオイルの量が不適切。 1. オイルを適量Fullマークに調整する。 2. エアクリーナのエレメントが汚れている。 3. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 2. エアクリーナのエレメントを交換する。 3. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 4. 上の「エンジンがオーバーヒートしてい る」を参照。 4. エンジンのオーバーヒート。 5. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 6. エンジンの圧縮不良。 5. 燃料キャップを交換する。 6. 代理店に連絡してください。 1. エンジン固定ボルトがゆるい。 1. 固定ボルトを締め付ける。 2. エンジン自体のトラブル。 2. 代理店に連絡してください。 エンジンが咳き込むあるいは止まって前進 後退できない、または速度がでない。 1. 駐車ブレーキが掛かっている。 1. 駐車ブレーキを解除する。 前進も後退もできない。 1. 駐車ブレーキが解除されていない。 1. 駐車ブレーキを解除またはリンクを修 正。 2. トランスミッションの故障。 3.
散布システムの故障探究 問題 ブームから散布しない。 考えられる原因 対策 1. ブームバルブの配線不良。 1. バルブを手動でOFFに戻す。コネクタを 外して接点部の点検と清掃をする。 2. ヒューズが飛んで開回路になっている。 3. ホースが何かに挟まれている。 2. ヒューズを点検し、必要に応じて交換 する。 3. ホースを修正または交換する。 4. 個別ブームバイパスの調整不良。 4. 正しく調整する。 5. 個別ブームバルブの破損。 6. 電気系統が故障している。 6. 代理店に連絡してください。 5. 代理店に連絡してください。 散布がとまらない。 1. バルブの破損。 1. 個別ブームバルブを分解点検する; 「個 別ブームバルブの洗浄」を参照。全部 の部品を点検し不良品を交換する。 ブームバルブから液洩れする。 1. Oリングの劣化。 1. バルブを分解してシールを交換するバ ルブ修理キットを代理店から入手する。 2. 弁座の磨耗または破損。 2.
図面 g034336 散 布 シ ス テ ム 回 路 図 (Rev.
メモ
EEA/UK に お け る プ ラ イ バ シ ー に 関 す る お 知 ら せ Toro に よ る お 客 様 の 個 人 情 報 の 利 用 に つ い て The Toro Company (“Toro”) は、お客様のプライバシーを尊重します。弊社の製品をお買い上げ頂いた際、弊社ではお客様に関する情報を、お客様から直 接、あるいは弊社の支社や代理店を通じて入手いたします。入手した情報は、お客様との契約を履行するために使用されます。具体的には、お客様のため の製品保証登録、保証請求の処理、万一製品をリコールする場合のご連絡、さらには弊社の事業を進めるため、たとえばお客様満足度を調査したり、製品 の改良、またお客様にとって役に立ちそうな製品のご紹介などに使用します。また、トロが上記の業務を遂行するために必要となる活動のために、弊社の子会 社、提携会社、代理店などのビジネスパートナーに情報を開示する場合があります。また、法律に基づく要請があった場合や、事業の売却、買収、合併など が発生した場合にはお客様の情報を開示する場合があります。ただし、マーケティングのためにお客様の個人情報を他社に売ることは絶対
号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが貼られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.
Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro 社は、Toro 社の製品以下「製品」と呼びますの材質上または製造上 の欠陥に対して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した 時点までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって取り付けられた部品は、この製品保証によ り保証期間終了まで保証され、取り外された部品は弊社の所有となります。 部品やアセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。弊社 が保証修理のために再製造した部品を使用する場合があります。 保証請求の手続き ディープサイク