Form No. 3394-674 Rev D Multi Pro 5800 タ ー フ ス プ レ ー ヤ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 41593—シ 製品の登録は www.Toro.com.
におたずねください。お問い合わせの際には、必ず製 品のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。 図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取 り付け位置を示します。 この Multi Pro® ターフスプレーヤは、芝生に液剤を散 布するための専用の装置であり、そのような業務に従 事するプロのオペレータが運転操作することを前提とし て製造されています。この製品は、集約的で高度な管 理を受けている公園やゴルフ場、スポーツフィールド、 商用目的で使用される芝生に対して液剤を散布するこ とを主たる目的として製造されております。 この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 重要 この製品のエンジンのマフラーにはスパークアレ スタが装着されておりません。カリフォルニア州の森林 地帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用する場合に は、法令によりスパークアレスタの装着が義務づけら れています。他の地域においても同様の規制が存在す る可能性がありますのでご注意ください。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 並び に カ リ フ ォ ル
前輪のトーインの調整 ....................................50 冷却系統の整備 ................................................... 51 冷却系統の整備 ...........................................51 ブレーキの整備 .................................................... 52 ブレーキの調整.............................................52 ベルトの整備 ........................................................ 53 オルタネータベルトの整備 ...............................53 油圧系統の整備 ................................................... 53 油圧作動液の仕様 ........................................
安全について 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人 身事故につながります。 事故を防止するため、以下 に示す安全上の注意や安全注意標識のついている遵 守事項は必ずお守りください。 これは 注意, 警告, 危 険—など「人身の安全に関わる注意事項」を示してい ます。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人 身事故が発生することがあります。 • 各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告 表示などに十分慣れ、安全に運転できるようにな りましょう。 • 本機を運転する人、整備する人すべてに適切なト レーニングを行ってください。トレーニングはオー ナーの責任です。 • 適切な知識技量のない方には絶対に機械の操作や 整備をさせないでください。 注 地域によっては機械のオペレータに年齢制限を 設けていることがありますのでご注意ください。 この機械はSAE J2258規格に適合しています。 • 安全な運転のために 重要 重要 この車両はオフロード用として設計製造さ れたものであり、公道上を通常走行するためのもので はありません。この車両で公道上を走行する場合に は、各地域の法令などに従い、
• 薬剤の安全管理 暗くなったら、特に不案内な場所で暗くなったら、 運転を控えてください。どうしても暗い場所で運転し なければならない場合は必ずヘッドライトを点灯さ せ、安全に十分注意してください。場合によっては 補助ライトを取り付けてください。 • 人の近くで作業するときは十二分に注意を払ってく ださい。どの人がどこに人がいるかを常に確認しな がら運転してください。 • 作業前に、「運転」の章の「運転前の点検」に 示されている各部を必ず点検してください。万一異 作業 を 中 止 してください。必ず使 常を発見したら作 用する前に修理や調整を行って問題を解決してお いてください。 • 運転席や助手席の周辺に薬剤がこぼれていたり、 こびりついていたりしないように管理してください。 • ポンプを作動させる前に、全部のラインコネクタが 適切に接続されていること、およびホースの状態が 良好であることを確認してください。 警告 液剤や粒剤散布装置で取り扱う農薬は、人体や 動植物、土壌などに危険を及ぼす可能性がある ので取り扱いには十分注意してください。 • 自分自身の安全を守るために、農薬を取り扱
• • • • • • 散布ノズルを洗浄するとき口で吹いたり、口に含ん だりしないでください。 農薬を取り扱う作業が終了したら、直ちに手足や露 出部をよく洗ってください。 農薬は別の容器に移し替えたりせず、また安全な 場所で保存してください。 使用しなかった薬液や薬剤容器は、メーカーや地 域の規則に従って適切に廃棄してください。 薬剤や薬剤から発生する蒸気は危険です。絶対 に、タンクの中に入ったり、頭を入れたり、タンクの 上に顔をさらしたりしないでください。 国や自治体の法律や規則を守って散布その他の 作業を行ってください。 • • • 運転中に 警告 エンジンの排気ガスには致死性の有毒物質である 一 酸化炭素が含まれている。 • 1. マシンの動作を完全に停止させる。 2. 走行ペダルから足を離し、駐車ブレーキを 掛ける。 3. 始動キーを OFF 位置に回す。 4.
積荷 き車両を運転する時は、必ずシートベルトを着用 してください。 • どのくらいの重量を積んでいるかで車両の重心が変化 し、ハンドリングも変わってきます。暴走や人身事故を 防止するために、以下の注意をお守りください。 頭上の障害物に注意し、これらに衝突しないように 注意してください。 • ROPS自体に損傷がないか、また、取り付け金具が ゆるんでいないか、定期的に十分に点検を行い、 万一の際に確実に役立つようにしておいてください。 • ROPS が破損した場合は新しいものに交換してくださ • 斜面や凹凸のある場所で作業をするときは、車両 をなるべく軽くして運転してください。 • 液剤はタンクの中で動いて重心を変化させます。 特に旋回中、斜面走行中や速度を急に変化させた 時、凹凸のある場所を走行している時には、この 現象が起こりやすくなります。重心の急変は転倒に つながりますから十分注意してください。 • 重い積荷を積んで走行しているときには、速度に 注意し、常に安全な停止距離を確保してください。 急ブレーキは絶対につつしみましょう。斜面ではよ り慎重な運転を心がけましょう。 重い物を
身体に重大な損傷を引き起こしますので、万一この ような事故が起こったら数時間以内に外科手術を受 けないと壊疽(えそ) を起こします • 大がかりな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • いつも最高の性能を維持するために、必ずトロの純 正部品をご使用ください。他社の部品やアクセサリ を使用すると危険な場合があります。スプレーヤ の改造を行うと、機械の挙動や性能、耐久性など が変化し、そのために事故が起きる可能性があり ます。このような使い方をすると製品保証が適用 されなくなります。 音力 この機械は、音力レベルが 101 dBA であることが確 認されています ただしこの数値には不確定値K1 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、ISO 11094 に定める手順に 則って実施されています。 音圧 この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レベ ルが 90 dBA であることが確認されています ただしこの 数値には不確定値K1 dBA が含まれています。 音圧レベルの確認は、EN ISO 規則 11201 に定める 手順に則って実施されています
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。 読めなくなったも のは必ず新しいものに貼り替えてください。 decal93-6686 93–6686 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal107-8667 107-8667 1. ジャッキアップ 2. ジャッキアップ個所 3. 警告ジャッキアップに関する詳しい情報は オペレーターズマ ニュアル を参照のこと。 decal100-8619 100-8619 1. スプレー ON 2. スプレー OFF decal106-5517 106-5517 1. decal107-8724 警告高温部に触れないこと。 107-8724 1. 走行 3. ペダル下部を後ろに踏み 込むと後退。 2. ペダル上部を前に踏み込 むと前進。 4. 踏み込みを深くするとス ピード上昇。 decal107-8731 decal106-6755 107-8731 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 2.
decal107-8732 107-8732 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. ラグナットを 95-122N·m 10.4-12.5kg.m = 75-90ft-lbにトル ク締めする。 decal117-2718 117-2718 decal119-0567 119-0567 1. ソニックブーム 9. ブーム上昇左ブーム 2. スロットル 高速 ブーム上昇右ブーム 上昇 下降 3. ヘッドライト 10. 11. 4. スロットル 低速 12. 5. フォームマーカ左ブーム 13. 左ブーム散布スイッチ 6. フォームマーカ右ブーム 7. ON 14. センターブーム散布スイッチ 15. 右ブーム散布スイッチ 8. OFF decal119-0568 119-0568 decal117-4955 117-4955 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 運転席ではシート ベルトを着用すること 車体を傾けないこと。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 10 1. 走行速度固定スイッチ 4.
decal120-0616 120–0616 decal120-0759 120-0759 1. 1. 下げる 6. ON 2. 無段階調整, 散布水圧 7. 3. 上げる 4. 真水タンクの水ですすぐ 5. OFF 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと応急手当時の 洗浄にはきれいな真水を使用すること。 混合用エダクタ 8. ソニックブーム 9. ハザードランプ decal120-0622 120-0622 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告 タンク内に入らないこと。 3. 劇薬による火傷や吸入による危険 手、皮膚、目、鼻の 保護をおこなうこと。 decal119-5046 119-5046 ヒューズに関する詳しい情報は オペレーターズマニュアル を 参照のこと。 2. フォームマーカ 15 A 1. 3. ブーム上昇 10 A 4. 散布システム 15 A 5. ブレーカスイッチ 15 A 6. イグニッション 15 A 7. ヘッドライト 15 A 8.
decal107-8722 107-8722 decal120-0627 120-0627 1. 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険可動部に近づかな いこと 使用時にはすべての安全カバー類を正しく取り付け ておくこと。 駐車ブレーキの掛け方1) 駐車ブレーキペダルを踏み込む 2) 駐車レバーをロック位置にセットする。 decal120-0625 120-0625 1. 手を挟まれる恐れあり 手を近づけないこと。 decal120-0617 120-0617 1. 手を挟まれる危険 蝶番部に手を近づけないこと。 2. ブームが当たると危険 周囲の人を十分に遠ざけること。 decal120-0619 120-0619 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 転倒の危険高速移動中は急旋回禁止旋回時は速度を落すこ と法面を走行するときには十分に注意すること。 2. 警告講習を受けてから運転すること。 6. エンジンの始動方法駐車ブレーキを掛け、イグニッションキーを 差し込んで、始動位置まで回す。 3.
decal127-6976 127-6976 1. 下げる 2. 上げる decal127-6982 127-6982 1. decal127-6979 127-6979 decal127-6981 127-6981 13 ポンプ 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 2 用途 必要なパーツはありません。 – ブーム蝶番スプリングを点検します。 必要なパーツはありません。 – 出荷用バンパーを取り外します。 その他の付属品 内容 始動キー オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ オペレータのためのトレーニング資料 数量 用途 2 1 1 1 1 実際に運転を始める前に、マニュアルを読みトレーニング資 料をご覧になってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 スプレーコントロールシステムについて分からないことがある場合や、さらに詳しい情報を知りたい場合に は、システムに付属している オペレーターズマニュアル をご覧ください。 重要 このスプレーヤは、ノズルや散布量コントローラを装備しない状態で販売されます。手動散布作業キッ ト ま た は ProControl™ XPKit を 取 り 付 け て い た だ く 必 要 が あ り ま す 。 スプレーヤはノズルを取り付けなければ使用できません。代理店と相
2 出荷用バンパーを取り外す 必要なパーツはありません。 手順 1. 出荷用バンパーを前シャーシプレートに固定して いるボルト、ワッシャ、ナットを取り外す図 4。 g002332 図3 1. ブーム蝶番スプリング 2. ジャムナット 4. 左右両方の蝶番の各スプリングについて上記の 手順を行う。 5. ブームを移動走行位置 X字に組んだ状態 とす る ブームの操作 (ページ 29)を参照。 g028179 図4 1. ナット 3. ワッシャ 2. 出荷用バンパー 4. ボルト 2.
製品の概要 g028145 図5 1. 助手席 4. 横転保護バーROPS 7. ポンプ 2. 運転席 5. タンクのふた 8. バッテリー 3. 真水タンク 6. 薬剤タンク 9. ヘッドライト g028146 図6 1. ブームコントロールシリンダ 4. 燃料タンク 7. センターブーム 2. 移動走行用ブームクレードル 5. 油圧オイルタンク 8. タンクドレンバルブ 3. バルブ クラスタ 6. 右ブーム 9.
各部の名称と操作 g028324 図7 1. ハンドル 4. 物入れ 7. 走行ペダル 8. ブレーキ 2. 水圧計 5. センターコンソール 3. 助手席用手すり 6. アーム レスト 制御装置 走行ペダル 走行ペダル (図 8) は、前進と後退のつの働きがありま す。右足のつま先とかかとで操作し、ペダル前部を踏 み込むと前進後部を踏み込むと後退ですペダルから足 を離せば車両は減速、停止します 重要 前進から後退、後退から前進への切り替えは、 必ず車両を一旦完全に停止させておこなってください。 注 ペダルの踏み込みを深くすると速度は大きくなりま す。最高速度で走行するには、エンジンをフルスロット ルFAST位置にして走行ペダルを一杯に踏み込みます。 注 馬力を最大にしたい時、例えば上り坂や負荷が大き い時には、エンジンの回転速度が落ちない程度まで スロットルはもちろんFast位置でペダルの踏み込みを 「軽く」してやります。エンジンの速度が落ちはじめた ら、ペダルの踏み込みを少しゆるめてやるとエンジンの 速度が回復してきます。 g013753 図8 17 1.
ブレーキペダル スロットルレバー ブレーキペダル図 8は、スプレーヤを減速させたり停止 させるのに使用します。 スロットルレバーは運転席と助手席の間のコントロー ルパネルにあり図 9、エンジンの速度を制御します。 前に倒すとエンジン回転速度が速くなり 後ろに引くと 遅くなります 注意 ブレーキの整備が適切に行われていない状態での 運転は極めて危険であり重大な事故のもとである。 ヘッドライトスイッチ ヘッドライトの点灯と消灯を行います 図 9。スイッチを 前に押すと点灯、後ろに押すと消灯です。 スプレーヤを運転する時は事前に必ずブレーキの 作動状態を点検し、必要に応じて調整を行うこと。 燃料計 駐車ブレーキ 燃料計は、車体の左側、燃料タンクの上面 (図 10) に あり、タンク内部の燃料残量を表示します。 常用ブレーキのペダルの左側にあるペダルで操作し ます (図 8)。車両から離れる時は、不意に走りださな いように必ず駐車ブレーキを掛けておいてください。ブ レーキペダルを十分に踏み込んだ状態で、駐車ブレー キペダルを踏み込めば駐車ブレーキが掛かります。駐 車ブレーキペダルをもう一度踏み込
スプレーヤ制御部 水圧計 水圧計 (図 12).はダッシュボードにあります。散布シス テムの水圧を psi とkPa で表示します。 マスターブームスイッチ 運転席の床にあり、左足で操作するスイッチです。散 布の開始と停止を行うスイッチです。このスイッチで、 散布動作全体のオンオフ制御を行います(図 13)。 g028325 g028167 図 12 1. オイル圧とバッテリー警告 灯 2. 冷却水温度警告灯とグロー 5. プラグインジケータ 3. 水圧計 4. 図 13 オプションのキット用のダッ シュコントロール キーとキースイッチ 1.
g028153 図 15 g028328 図 14 1. 走行速度固定スイッチ 6. ブームスイッチ右ブーム用 2. 撹拌 7. ブームスイッチセンターブー ム用 3. ポンプ・スイッチ 8. ブーム上昇左ブーム用 4. ブーム上昇スイッチ右ブー ム用 9. スロットルレバー 5. ブーム上昇左ブーム用 1. アクチュエータ攪拌バルブ 2. ハンドル攪拌スロットルバ ルブ 3.
g013787 図 17 1. ノブ個別ブームバイパスバ ルブ 2. 2. タンクのふた タンクのふた g028148 図 16 1.
運転操作 ン機器については、弊社正規サービスディーラーへ お問い合わせください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注意やステッ カーの表示内容を良く読んでください。この機械につい てよく知っておくことがあなた自身や周囲の人を事故か ら守ることにつながります。 始動前の点検を行う 毎日、作業前に以下の項目を点検してください。 • タイヤ空気圧。 注 タイヤ空気圧は、普通の自動車より低く設定 されていますこれは踏圧を減らし芝生の損傷を防 止するためです。 • 燃料、オイルなどの量を点検し、不足していれば 適正品を適正量まで補給する。 • • • ブレーキペダルの作動状態を点検する。 ヘッドライトが正常に作動することを確認する。 エンジンを掛けない状態で、オイル漏れや各部の ゆるみその他の異常がないか点検する。 上記のうち一つでも異常があれば、作業に出発する 前に整備士や上司にその旨を伝えてください。現場 により、上記以外の項目の点検を指示されることも あります。 車両を運転するための準備 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 :
トロのプレミアムエンジンオイル 15W-40 または 10W-30を代理店にてお求めいただくことができます。 パーツカタログ でパーツ番号をご確認ください。 注 エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、そ の日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えている うちです。既にエンジンを始動してしまった場合には、 一旦エンジンを停止し、オイルが戻ってくるまで約 10 分間程度待ってください。 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回 運転の前と後に必ずエンジンオイルの量を確認してく ださい。 g028155 図 19 1. 平らな場所に駐車する。 2. 助手席の下にあるディップスティックを抜きウェス で一度きれいに拭く (図 18)。 1. 注 ディップスティックを、チューブの根元までもう 4. キャップを取り付ける。 一度しっかりと差し込む。ディップスティックを引き 抜いて油量を点検する。 5.
注 不適切なオイルの使用による損害については弊社 は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお使 い下さる様お願いいたします。 高 粘 度 イ ン デ ッ ク ス 低 流 動 点 ア ン チ ウ ェ ア 油 圧 作 動 液 , ISO VG 46 物性 cSt @ 40°C 44 48 粘度, ASTM D445 cSt @ 100°C 7.9 - 8.
4. ディップスティックを引き抜いて油量を点検する。 安全範囲にあれば適正である図 22。 危険 燃料を補給中、静電気による火花がガソリンに引 火する危険がある。発火したり爆発したりすると、 やけどや火災などを引き起こす。 • 燃料容器は車から十分に離し、地面に直接置 いて給油する。 • 車に乗せたままの容器に燃料を補給しない。 車両のカーペットやプラスチック製の床材など が絶縁体となって静電気の逃げ場がなくなる ので危険である。 • 可能であれば、機械を地面に降ろし、車輪を 地面に接触させた状態で給油を行う。 • 機械を車に搭載したままで給油を行わなければ いけない場合には大型タンクのノズルからでな く、小型の容器から給油する。 • 大型タンクのノズルから直接給油しなければな らない場合には、ノズルを燃料タンクの口に常 時接触させた状態で給油を行う。 g014218 図 22 1. ディップスティック 2. 安全範囲 5. 油量が少なければ、所定のまたは同等品質の油 圧オイルを上マークまで補給する 6.
1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛け、ポンプを停止、エンジン を停止してキーを抜き取り、エンジンが冷える のを待つ。 3. 燃料タンクのキャップ図 23の周囲をきれいに拭 く。 g002257 図 24 1. 取水部ホース 2. リテーナ 3. ストレーナハウジングからホースとフィッティングを 取り外す 図 24 。 4. ストレーナハウジングタンク内部からストレーナを 取り出す 図 25 。 g028156 図 23 1. 燃料計 2. 燃料タンクのキャップ 4. 燃料タンクのキャップを取る。 5. タンクの天井給油口の根元から約25 mm下ま で燃料を入れる。 注 これは、温度が上昇して燃料は膨張したとき にあふれないように空間を確保するためである。 入れすぎないよう注意してください 6. 燃料タンクのキャップをしっかりとはめる。 7. こぼれた燃料はふき取る。 g005491 図 25 1. スプレーヤを使用するための 準備 取水部ストレーナの清掃 5. 水でストレーナを洗浄する。 6.
2. 走行ペダルから足を離すと車両はゆっくり停止 する。 注 走行ペダルはニュートラル位置にもどります。 3. 急いで停止する時にはブレーキペダルを踏み込 む。 注 停止距離は積荷や走行速度などの条件に よって異なります。 走行速度固定スイッチの設定方法 注意 g028263 図 26 後側タンク固定ベルト 4. 前側タンク固定ベルト 2. ボルト 5. 機体正面 3. フランジロックナット 1. 3. 走行ペダルから足を離したままで走行速度固定ス イッチを押すと、車両が急停止し、自身や周囲の 人に怪我をさせる可能性がある。 走 行 速 度 固 定 ス イ ッ チ の ス イ ッ チ を OFF に す る 時 は必ず走行ペダルに足をのせておくこと。 ベルトにゆるみがある場合には、ベルトの上部に あるフランジロックナットとボルトを締めてベルトと タンクとが面一になるようにする図 26。 注 タンク固定ベルトを締めすぎないように注意 してください。 1. 前進走行で希望のスピードまで速度を上げる走 行方法は マシンを運転する (ページ 27)を参照。 2.
• エンジンが冷えている時には、始動後15秒間程度 のウォームアップを行う。 真水タンクに水を入れる • 最初の数時間は急ブレーキを掛けないように注意 する。ブレーキのライニングは数時間程度の慣ら しがけが必要である。 薬剤タンクに薬液を作る前に、必ず真水を用意してく ださい。 • エンジンの空ふかしをしない。 • 初期整備については「保守」の章を参照する。 真水タンクは助手席後ろの ROPSにあります図 27。 誤って薬液を目や皮膚に付けてしまったときに直ちに洗 い流し行うことができます。 タンクに水を入れるには、タンク上面にあるキャップを はずします。真水を入れたらキャップを取り付けてく ださい。 薬剤散布 コックのレバーをひねれば水が出ます。 マルチプロスプレーヤの運転は、薬剤を作る、現場に 散布する、タンク内部を洗浄する、というつの作業から 成り立っており、このつの作業を必ず連続して行って いただくことがスプレーヤの故障防止上非常に重要で す。つまり、前夜に薬液を作って翌日に散布するという ようなことをしてはいけません。このようなことをする と、薬液が分離分解するなどして効果
重要 タンクには必ずきれいな真水を先に入れて ください。空のタンクに薬剤の原液を直接入れ ないでください。 5. エンジンを始動し、ポンプスイッチを ON 位置に セットし、スロットルレバーを高速側に動かす。 6.
を傷めてしまう可能性があります。停止モードとは、走 行しないで撹拌だけを行う、ハンドガンで手撒きする、 歩行型ブームで手撒きするなどを言います。 2. マスターブームスイッチを OFF とし、ポンプス イッチを OFF にする。 3.
14. ストレーナを洗浄する 取水部ストレーナの清掃 (ページ 26)を参照。 重要 水和剤を使用しているときは、タンクに液剤 を準備するごとにストレーナを洗浄してください。 15. ホースと水とでスプレーヤの外側を洗浄する。 16. ノズルを外して手で洗浄する。磨耗したり破損し たりしているノズルは交換する。 個別ブームバルブの基本設定 シス テ ム を お 使 重 要 プ ロ コ ン ト ロ ー ル Pro Control™シ いの場合には、個別ブームバイパスバルブを全て閉 鎖する必要があります。以下に解説する手順は、プ ロコントロール・システムをお使いでない場合に行って いただく作業です。 スプレーヤを初めて使用する前やノズルを交換した後 には、個別ブームバイパスバルブの調整を行う必要が ありますこれはどのブームを OFF にしても散布量が変 わらないようにするための調整です。 g018933 注 ノズルを変更した時には必ずこの個別ブームバルブ の調整を行う必要があります。 図 29 1. バルブ開く 2. リンチピン 3. バルブ閉じる 3.
8. 個別ブームスイッチを使って、ブームのひとつを OFFにする。 9. OFF にしたブームの個別ブームバルブの上部に ついている個別ブームバイパスバルブ図 30を 使って、上記手順 7で設定した水圧と同じ水圧 に調整する。 運転操作」の章の「攪拌バ イパスバルブの基本設定 整 備 間 隔 : 1年ごと—攪拌バイパスバルブの基本設定 ™ XP シ ス テ ム を 搭 載 し て い る 場 合 重 要 Pro Control™ シス テ ム の 電 源 を OFF に し て か ら 設 定 し ま に は 、 XPシ す。以下の手順は、必ずコントローラの電源を切っ た状態で行ってください。 1. この作業は平坦な広い場所で行ってください。 2. メインタンクに水を一杯に入れる。 3. 攪拌コントロールバルブが開いていることを確 認する。 注 何らかの調整が行われて全開になっていない 場合には、ここで全開にする。 g028162 図 30 1. 4. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動させる。 5. スロットルレバーをFAST位置にセットする。 6.
10. ポンプスイッチを OFF 位置に戻す。スロットル レバーをアイドル位置に戻し、始動キーを OFF にする。 ポンプ タンクの後方に近い左側にあります (図 33)。 g002211 図 35 1. ロープ掛けのポイント車両後部 緊急時の牽引移動 故障時には、バイパスバルブを開けば、短距離に限っ て押して又は引いて移動することが可能です。ただし、 通常の移動にはこの方法を使わないでください。 g028157 図 33 1. ポンプ 2. 警告 グリスニップル 牽引時の速度が速すぎると、ハンドル操作ができ なくなって人身事故となる危険がある。 を限 度 と す る 。 牽 引 速 度 は 4.8km/hを スプレーヤを搬送する場合 牽引作業は2人で行います。長い距離を移動しなけれ ばならない場合にはトレーラなどを使用してください ス プレーヤを搬送する場合 (ページ 33)を参照。 1.
2. 牽引ロープを取り付ける。車両前後のロープ掛け ポイントについては図 37 と 図 38を参照。 g002213 図 37 1. 車体前部の牽引ポイント g002214 図 38 1. 車体後部の牽引ポイント 3. 駐車ブレーキを解除する。 4. 時速 4.8km/h 以下で牽引する。 5. 牽引が終了したら、牽引用バルブを閉じ、 7-11N·m0.71.1kg.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 5 時間 • 油圧オイルのフィルタを交換する。 使用開始後最初の 8 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 • 後プラネタリギアオイルを交換する。 • ファン/オルタネータのベルトを点検する。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換 • 燃料ラインと接続を点検する。 使用開始後最初の 200 時間 • 前ホイールベアリングのグリスパックを行う。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • タイヤ空気圧を点検します。 エンジンオイルの量を点検する。 冷却液の量 油圧オイルの量 ブレーキの点検 取水部ストレーナ。 タンク固定ベルトの点検 エアクリーナを点検する。 50運転時間ごと • ポンプのグリスアップを行う。 • 各グリス注入部のグリスアップを行う。 • バッテリー・ケーブルの接続状態を点検します。 100運転時間ごと • • • • • • 150運転時間ごと • エンジンオイルをとオイルフィルタ交換する(合成オイル
重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。 注 お使いの機械の 電気回路図 や 油圧回路図 を入手したい場合には、以下のインターネットサイトから無料でダ ウンロードすることができます www.Toro.
注意 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危 険である。 整備・調整作業の前には必ず始動スイッチからキーを抜いておくこと。 整備前に行う作業 エンジンへのアクセス方法 スプレーヤのジャッキアップ 前側防熱シールドを取り外す 保守整備のためにエンジンを掛ける場合には、車両 後部をジャッキアップする必要があります後アクスル にジャッキを掛け、25mm 程度ジャッキアップしてく ださい。 危険 ジャッキアップされている車体は不安定であり、外 れると下にいる人間に怪我を負わせる危険が高 い。 • スプレーヤから降りる時は必ず始動スイッチか らキーを抜いておく。 • ジャッキアップした車両には輪止めを掛ける。 • 機体をジャッキスタンドで支える。 1. エンジンを始動し、しばらく暖気運転する。これ によりオイルが温められて排出しやすくなる。 2. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを停止 し、始動スイッチからキーを抜き取る。 3.
エンジン防熱シールドを取り付ける 1. 前側防熱シールドの後部フランジを後防熱シール ドの前側フランジに合わせる図 42。 g028177 図 42 1. 機体正面 2. 六角頭ボルトとワッシャ 2. 3. 後側フランジ前側防熱シー ルド 4. 前側フランジ後側防熱シー ルド 3. g028317 図 43 前側防熱シールドの穴を、シャーシのねじ穴に 合わせる 図 42 。 前側防熱シールドを機体に固定するソケットボル ト6本とワッシャ6枚図 42 ステップ 前側防熱シー ルドを取り外す (ページ 37), 4で外したものを使 用する。 4. ボルト本を 1129 1582N·cm3.1 3.8kg.m = 100140in-lbにトルク締めする。 5. 機体を床に下ろしてジャッキスタンド外す。 アコースティックパネル 3. フランジヘッドボルト 2. シートベースアクセスパネ ル 4. 穴座席ベース 2. 機体から座席ベースカバーとアコースティックパネ ルを外す 図 43 。 シートベースアクセスパネルを取り付 ける シートベースアクセスパネルを外す 1.
潤滑 ブーム蝶番のグリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと スプレーヤのグリスアップ 重要 ブームの蝶番を水洗いした場合には、蝶番ア センブリから水と異物を完全に除去し、新しいグリス を塗ってください。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—ポンプのグリスアップを 行う。 50運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達した方 グ リ ス の 種 類 No.2リチウム系汎用グリス グ リ ス の 種 類 No.2リチウム系汎用グリストロ社のプレミ アム汎用グリスを代理店で販売しております。 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスニップルを きれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをきれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する図 46。 グリスアップ箇所を図 44と図 45に示します g018935 図 44 ポンプのセンター g002014 1. 図 46 右ブーム グリスポイント 1. グリスフィッティング 3. はみ出したグリスはふき取る。 4.
9. g013780 図 47 1. アクチュエータ 4. コッター 2. アクチュエータロッド 5. ピン 3. ブームピボットピンのハウ ジング 5. アクチュエータロッドのベアリング端部を動かしな がらベアリング内部にグリスを注入する(図 48)。 注 はみ出したグリスはふき取る。 g002015 図 48 右ブーム 1. ベアリングにグリスを塗る 6. ブームを持ち上げて、ピボットをアクチュエータ ロッドに整列させる。 7. ブームを支えながら、ブームのピボットとアクチュ エータロッドにピンを通す(図 47)。 8.
エンジンの整備 注 ダストバルブは、後ろから見たときに時計の5 時-7時の方向になるように取り付けてください。 9. エアクリーナを点検する フィルタエレメントの交換 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 ホコリのひどい場 所で使用する場合はより頻繁にエア クリーナの手入れを行ってください。 1. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを停止 し、始動スイッチからキーを抜き取る。 2. 助手席を前に倒して、支え棒をスロットに入れ て固定する。 3. エアクリーナのボディーとダストキャップをきれい に拭く 図 49 。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと エアフィルタのエレメント は、ほこりのひどい場所で使用する 場合は交換間隔を短くしてください。 1. g028188 ダストキャップ 4. エアクリーナのボディー 2. 3. ラッチダストキャップ エアフィルタのエレメント 5. ダストバルブ 4. 5. 6. 7.
8. エアクリーナのボディーにカバーを取り付け、ラッ チ2個で固定する図 50。 注 ダストバルブは、後ろから見たときに時計 の5時-7時の方向になるように取り付けてくださ い 図 50 。 9. 冷却液タンクを、ROPSシールドのサポートブラ ケットにきっちりと入れる図 50。 のよ う に 、 圧 力 逃 が し ホ ー ス が 前 を 重 要 図 50の 向いて下へ、タンク通気ホースが後方を向くよう に取り付けてください。 10. 助手席をもとに戻す。 エンジンオイルについて 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間—エンジンオイ ルとフィルタの交換 150運転時間ごと—エンジンオイルをとオイルフィ ルタ交換する合成オイルも同様 合成オイルの場 合も負荷の大きな使用、高温下で使用している 場合には、よりひんぱんに。 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達し エン ジ ン マ ニ ュ ア ル に記載されている1 た方—エ 年整備をすべて行う。 エ ン ジ ン オ イ ル の 容 量 : 4.
エンジンオイルフィルタの交換 エンジンオイルの交換 1. 前側防熱シールドを取り外す; 前側防熱シールド を取り外す (ページ 37)を参照。 1. ドレンプラグの下に、容量5.6リットル以上の大き さのオイル受け容器をおく図 51。 2. 運転席を倒す。 2. ドレンプラグ図 51を外して排出されるオイルを 回収する。 注意 注 ドレンプラグの状態を点検し、必要に応じて 交換する。 運転終了直後は、運転席下の機器が非常 に熱くなっている。不用意に触ると火傷を負 う危険がある。 3. 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適 切な方法で処分する。 運転終了直後に機器に触れる場合にはある 程度の冷却時間をおくこと。 3. ドレンポートにドレンプラグを元通りに取り付け、 3337N·m32.536.6kg.m = 2427ft-lbにトルク締 めする。 エンジンオイルフィルタの下にオイルを受ける容 器をおく 図 51 。 4. 助手席を前に倒して、支え棒をスロットに入れ て固定する。 5.
燃料系統の整備 危険 条件次第では軽油は引火 爆発しやすく、火災や爆 発を起こすと非常に危険である。発火したり爆発し たりすると、やけどや火災などを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で行い、燃料をこぼさぬ よう、補給に際しては漏斗などの器具を使用す る。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。燃料を補給す る時は、タンク上面から約25 mm下 下のレベルを 超えて給油しない。これは、温度が上昇して 燃料は膨張したときにあふれないように空間を 確保するためである。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を 絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器で保 存し、容器には必ずキャップをはめる。 g028154 図 53 1. 7. ディップスティック ディップスティックの FULL マークに達するまで補 給口から残りのオイルをゆっくりと補給する図 53。 燃料ラインと接続の点検 重要 オイルの入れすぎは、かえってエンジン を傷めます。 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 50 時間 8. 補給口にキャップを取り付ける図 52。 9.
注 燃料ポンプが作動してねじの周囲から空気 が追い出されてくる。 11. ねじの周囲から燃料が連続的に流れるのが確認 できるまでキーを ON に保持しておく図 55。 12. エア抜きねじ図 55を締めて始動キーを OFF に する 注 通常はこれでエンジンが始動するようになります始 動できない時は、噴射ポンプとインジェクタの間にエア が入っている可能性があります インジェクタからのエア 抜き (ページ 45)を参照してください。 インジェクタからのエア抜き 燃料ラインからの通常のエア抜きではエンジンが始動 できない場合に行います; 燃料系統からのエア抜き (ページ 44)を参照。 1. エンジンの右側に沿って燃料を受ける容器を置く。 2. No.1燃料噴射ノズルホルダーアセンブリのパイ プ接続部のナットをゆるめる。 3. スロットルを FAST 位置にセットする。 始動キーを ON 位置に回す。 4.
タンク内燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと タンク内燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 注 燃料フィルタはスタンドパイプアセンブリの一部です。 1. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを停止 し、始動スイッチからキーを抜き取る。 2. 燃料タンク部分で、カバーを燃料タンクに固定し ているねじ#10 x ¾"4本を外して、カバーを取り 外す 図 57 。 g028221 図 56 1. 3. 燃料フィルタ/水セパレータ のキャニスタ 2. ドレンバルブ キャニスタ下部のドレンバルブを左に回してゆる めて水や異物を流し出す図 56。 注 燃料がキャニスタから完全に抜けたらドレン バルブを閉じる。 4. キャニスタとキャニスタ取り付けアダプタの周辺を ウェスできれいにぬぐう図 56。 5. 燃料フィルタ・水セパレータのキャニスタを取り 外す 図 56 。 注 使用済みのキャニスタや廃油はリサイクルセ ンターに持ち込むなど適切な方法で処分する。 6. フィルタアダプタの取り付け面をきれいに拭く。 7.
5. 燃料タンクの内部清掃 スタンドパイプキャップを左に回してキャップを 外す 図 58 。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 燃料システムが汚染された時や、長期にわたって格 納する場合、タンクを空にして内部を清掃してくださ い。タンクの清掃には新しいきれいな燃料を使用し てください。 1. サイホンなどを使って、燃料タンクから法定で定 められた安全な容器に燃料を移し替えるか、燃 料タンクそのものを車体から取り外して内部の燃 料を容器に移しかえる。 注 車体からタンクを取り外す場合には、燃料ー スと戻りホースをタンクから外す必要があります。 ステップ 1 4 タンク内燃料フィルタの交換 (ページ 46)を参照。 2. 燃料フィルタを交換する 燃料フィルタ・水セパレー タのキャニスタの交換 (ページ 45)を参照。 3. 燃料タンクから燃料を抜き取り、必要に応じてき れいな燃料で内部を洗浄する。 4. タンクが取り外されている場合には元通りに取り 付ける。ステップ 1 5 タンク内燃料フィルタの交 換 (ページ 46)を参照。 5.
電気系統の整備 バッテリーの取り外し 1. 平らな場所に移動し、駐車ブレーキを掛け、ス プレーヤーのポンプとエンジンを停止し、始動 キーを抜き取る。 2. バッテリーについているカバーを外し図18、バッ テリーの端子からマイナスケーブルを外す。 ヒューズの交換 ヒューズは座席下にあります図 59。 g014029 図 60 1. バッテリーカバー 2. ストラップ 3. バックル 警告 g017894 バッテリーケーブルの接続ルートが不適切で あるとケーブルがショートを起こして火花が発 生する。それによって水素ガスが爆発を起こ し人身事故に至る恐れがある。 図 59 1. フォームマーカー 5. 走行ペダル固定スイッチ 2. ブームアクチュエータ 6. ヘッドライト 3. 液剤散布回路 7. パワー 4. 未使用 8.
走行系統の整備 バッテリーを取り付ける 1. バッテリー端子が車両から遠くなるようにしてバッ テリー ボックスに置く 2. 赤いプラスケーブルをバッテリーの 端子に、黒い マイナスケーブル()をバッテリーの 端子に取り付 け、ボルトと蝶ナットで固定する。両方の端子に ゴムカバーを取り付ける。 3. タイヤとホイールの点検 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 8 時間—ホイールナッ トのトルク締めを行う。 100運転時間ごと—ホイールナットのトルク締め を行う。 バッテリーカバーを取り付け、先ほど取り外した ストラップで固定する(図 60)。 100運転時間ごと—タイヤの状態と磨耗程度を 点検する。 重要 バッテリー押さえは必ず取り付けてくださ い。 バッテリーを充電する 前輪のラグナットは 75-10N·m 7.6-10.3kg.m = 55-75ft-lb 、後輪のラグナットは 95-122N·m 10.4-12.4kg.m = 75-90ft-lbにトルク締めする。 重要 バッテリーは常時フル充電状態に維持してくださ い こ の と き 電 解 液 の 比 重 は 1.
前輪のトーインの調整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 トーインの適正値は 03mm です。 1. 4 輪全部のタイヤ空気圧を点検する「タイヤ空気 圧を点検する」を参照。 2. 前輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距 離を測る計測はアクスルの高さで行う(図 64)。 タイヤの前側での測定値が後側での測定値よりも 0-3 mm 小さければよい。 g002246 図 62 1. 5. 内側のドレンプラグ 今度は点検/ドレンプラグが 図 63の位置補給位 置にくるように駐車する g002247 図 64 1. タイヤのセンターライン 後 側 2. タイヤのセンターライン 前 側 3. 3. アクスルのセンターライン 前後の測定値の差が所定範囲にない場合、タ イロッド両端のジャムナットを外して調整を行う (図 65)。 g002245 図 63 1. 上の穴ここからオイルを補 給する 2. 下の穴 6. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを停止 し、始動スイッチからキーを抜き取る。 7.
冷却系統の整備 冷却系統の整備 整 備 間 隔: 100運転時間ごと—冷却水ホースを点検す る。 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達した 方—冷却液点検メーカーの指示に従ってし、必 要に応じて交換する。 冷 却 水 容 量 5.5 リットル 冷 却 液 の タ イ プ 水とエチレングリコール不凍液の 5050 混合液 重要 エンジンがオーバーヒートしているときに、ラジエ ターに冷却液を入れないでください。エンジンが急冷 されて損傷する可能性があります 冷却液の濃度の点検メーカーの指示に従ってを行う。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ス プレーヤーのポンプとエンジンを停止し、始動 キーを抜き取る。 g028232 図 66 注意 エンジン停止直後は、冷却液が高温高圧状 態となっている場合がある。エンジンが熱い 時にラジエターのキャップを開けると冷却水 が噴出して自分や周囲の人間に火傷を負う 可能性がある。 1. ラジエターのキャップ 3. 補助タンクのキャップ 2. 補助タンク 4. 補助タンクの上限ライン 3. ラジエターの下に大きな容器をおく。 4.
注 時間をかけて十分な量の冷却液を入れる。冷 却液が熱膨張したときにあふれない程度の隙間 を残すためです。 ブレーキの整備 8. ラジエターのキャップを軽く締めてエンジンを始動 する 図 66 。 ブレーキの調整 9. エンジンが温まるとサーモスタットが開く。 ペダルを踏んでから抵抗を感ずるまでの距離遊びが 25 mm 以上になったらブレーキを調整してください。 注 通常は、8088 °C で開きます。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ス プレーヤーのポンプとエンジンを停止し、始動 キーを抜き取る。 2. 駐車ブレーキを掛け、 3. 車両が動き出さないよう、輪止めを掛ける。 4. 駐車ブレーキを解除する。 5.
ベルトの整備 油圧系統の整備 オルタネータベルトの整備 油圧作動液の仕様 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 8 時間 油圧オイルタンクに約 56 リットルの高品質油圧オイル を満たして出荷しています。初めての運転の前に必ず 油量を確認し、その後は毎日点検してください。推奨 オイルの銘柄を以下に示します 100運転時間ごと オルタネータ兼冷却ファン用ベルトの状態と張りを点検 する。必要に応じてベルトを交換してください。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ス プレーヤーのポンプとエンジンを停止し、始動 キーを抜き取る。 2.
油圧オイルの交換 オイルが汚染された場合は内部のフラッシュ洗浄作業 が必要となりますので Toro 代理店にご相談ください 注 汚染されたオイルは正常なオイルに比べて乳白 色または黒っぽく見えます 油圧フィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 5 時間 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達し た方 g013790 図 71 油圧フィルタ 後輪 トロの純正フィルタをご使用くださいパーツ番号は パー ツマニュアル でご確認ください。 1. 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器の保 3. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬぐう。 証が適用されなくなる場合があります。 4. フィルタの下にオイルを受ける容器をおく。 5. フィルタを外す。 6. 新しいフィルタのガスケットにオイルを塗る。 7. 取り付け部が汚れていないのを確認する。 8. ガスケットが取り付けプレートに当たるまで手で回 して取り付け、そこから更に½回転増し締めする。 9.
警告 高圧で噴出する油圧オイルは皮膚を貫通し、身 体に重大な損傷を引き起こす。 g014219 図 72 1. 油圧オイルタンク 2. 油圧ホースとフィッティング 3. フィッティングの下に大きな容器を置く。 4. ホースのフィッティングをタンクから外してオイルを 容器に受ける (図 72)。 5. フィッティングとホースを元通りに取り付け、固 定する。 6. 給油口から約 53 リットルのオイル指定品また は同等品を入れる 油圧作動液の仕様 (ページ 53)を参照 。 7. エンジンを始動させ、35分間のアイドリングを 行ってオイルを全体に行き渡らせ、内部にたまっ ているエアを逃がす。 8. エンジンを停止し、タンクの油量を点検し、オイ ル漏れがないか調べる。 9.
散布系統の保守 警告 この散布装置で取り扱う農薬は人体や動植物、土 壌などに危険を及ぼす可能性があるので取り扱い には十分注意すること。 自分自身の安全を守るために、農薬を取り扱 う前に、容器に張ってあるラベルや安全デー タシートなど取り扱い上の注意をよく読んで理 解し、薬剤メーカーの指示を守る。たとえば、 保護めがね ゴグル 、手袋など、薬剤との接触 を防止し危険から身を守ることのできる適切 な保護対策を講じる。 • g028235 図 73 散布する薬剤は一種類とは限らないので、取 り扱っているすべての薬剤に関して注意事項を 必ず確認する。 • • 上記安全確保に必要な情報が手に入らない場 合には、この装置の運転を拒否すること • 散布装置の取り扱いを開始するまえに、その 装置を前回使用したあとに薬剤メーカーの指示 回の す す ぎ 洗 い や 必 要 な 中 和 処 理 が に従って3回 行われたかを確認し、さらに、すべてのバルブ についてそれぞれ 3 回の開閉操作を行うこと。 4. 2. Oリングボウル 3. フィルタのエレメント 6. 3. 5.
注 以下の構成機器は消耗機材であり通常の使用によっ て劣化磨耗しますので、製造上の瑕疵が明らかな場合 を除き、このマシンの製品保証の対象にはなりません。 弊社代理店に依頼して、以下の項目についてポンプの 内部点検を行ってください • ポンプのダイヤフラム • ポンプのチェックバルブアセンブリ 必要に応じて部品の交換を行ってください。 アクチュエータの調整 アクチュエータロッドの長さを調整する場合には、以下 の手順で行います。 1. 2. ブームを散布位置にセットする。 g014220 図 75 ピボットピンからコッターピンを抜き取る図 74。 1. アクチュエータロッドの平た い面 5. 調整する 2. 3. ジャムナット アイレット 6. この姿勢で締め付ける 7. ジャムナットを締めて調整 を固定した状態 4. ジャムナットゆるめた 6. アイレットロッドを回転させてアクチュエータを希望 の長さに調整する図 75。 注 アイレットロッドは半回転位置または全回転 位置に調整する。 7.
3. 洗浄 ブームを支えておきながら、ピボットピンをブー ムアセンブリに固定しているボルトとナットを取り 外す 図 76 。 ラジエターの冷却フィンの清掃 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—ラジエターのフィンを清 掃する。 重要 エンジンが高温の時に水をかけないでください 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ス プレーヤーのポンプとエンジンを停止し、始動 キーを抜き取る。 2. 運転席と助手席を前に倒して、支え棒をスロッ トに入れて固定する。 3. 冷却系統が冷えるのを待つ。 4. 座席ベースアクセスカバーを取り外す; シートベー スアクセスパネルを外す (ページ 38)を参照。 5. 柔らかいブラシと低圧のエアでラジエターのフィン を清掃する。 g013781 図 76 1. ピボットピン 4. ナイロン製ブッシュ 2. 3. ボルト ナット 5. ピボットブラケット 注 汚れが激しいようであれば頻繁に清掃が必要 です冷却液のホースを点検し、摩耗、漏れ、破 損などしているものは交換してください。 4. ピボットピンを取り外す図 76。 6.
バルブアクチュエータの取り外し 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ス プレーヤーのポンプとエンジンを停止し、始動 キーを抜き取る。 2. アクチュエータを個別ブームバルブまたは攪拌バ ルブ用のマニホルドバルブに固定しているリテー ナを外す 図 77 。 注 リテーナの2本の足を寄せながら下へ押すと 外れます。 注 アクチュアクチュエータとリテーナは バルブア クチュエータの取り付け (ページ 64)で再取り付け するので廃棄しないでください。 g028241 図 78 攪拌バルブ フランジ圧力フィルタのヘッ 5. ド 6. 2. マニホルド攪拌バルブ 1. g028237 図 77 図は個別ブームバルブのアクチュエータ攪拌バルブのアク チュエータもほぼ同様 アクチュエータ個別ブーム バルブ 2. リテーナ 1. 3. 3. フランジ攪拌バイパスバル ブ 4. フランジクランプ 2. ステムポート マニホルドバルブからアクチュエータを取り外す。 攪拌マニホルドバルブの取り外し 1. 3.
g028242 図 79 1. g028236 図 80 攪拌バルブマニホルド 個別ブームマニホルドバルブの取り 外し 1. 個別ブームバルブ図 80のマニホルドを隣接する 個別ブームバルブ左ブームの場合はリデューサ カップリングに固定しているクランプとガスケッ トを外す。 1. フランジリデューサカップリ ング 4. ガスケット 2. マニホルド 個別ブームバ ルブ 5. フランジクランプ 3. フランジ隣接する個別ブー ムバルブ 2.
g028238 図 81 g028239 図 82 1. リテーナ 3. ソケット出口フィッティング 2. ソケットバイパスフィッティ ング 4. マニホルドバルブアセンブリ 3. 1. 機体から個別ブームマニホルドを取り外す図 82。 バイパスフィッティング 2. 個別ブームバルブマニホ ルド マニホルドバルブの洗浄 1. バルブのステムを閉にセットする図 83B。 g027562 図 83 1. 2. 61 バルブ 開 2.
g028243 図 84 攪拌バルブのマニホルド 1. 2. ステムのリテーナ バルブステム 7. g028240 図 85 個別ブームバルブマニホルド バックシートの Oリング 17.2mm / 1.8mm 0.676 イ ンチ / 0.07 インチ 8. バルブシートのリング 9. マニホルドボディ 3. ステムポート 4. ステムキャプチャリテーナ 10. ボールバルブ 5. エンドキャップのフィッティ ング 11. エンドキャップフィッティン グアセンブリ 6. エンドキャップシールの Oリ ング20.2mm / 3.5mm0.796 インチ / 0.139 インチ 1. バルブステムのシート 7. エンドキャップの Oリング 20.2mm / 3.5mm 0.796 イ ンチ / 0.139 インチ 2. バルブステムアセンブリ 8. バックシートの Oリング 17.2mm / 1.8mm 0.676 イ ンチ / 0.07 インチ 3. 4. ステムポート ステムのリテーナ 5. 出口フィッティングの Oリン 11.
攪拌マニホルドバルブの取り付け マニホルドバルブの組み立て 1. 出口フィッティングの O リング個別ブームバルブ マニホルドのみ、エンドキャップの O リング、バッ クシートの O リング、ボールシートそれぞれに傷 や過度の摩耗がないか点検する図 84 と 図 85。 1. 攪拌バイパスバルブのフランジ、ガスケット1枚、 攪拌バルブマニホルドのエンドキャップフィッティン グのフランジを、整列させる図 87; A。 注 必要に応じ、圧力フィルタのヘッドの取り付け 部をゆるめて隙間を作ってください。 注 磨耗したり破損したりしているOリングやシー トは交換してください。 2. バルブのステムにグリスを塗り、ステムをバルブ ステムシートに取り付ける図 84 と 図 85。 3. バルブステムとシートをマニホルドに取り付けてス テムリテーナで固定する図 84 と 図 85。 4. バックシートの Oリングとボールシートが相互に整 列しており、エンドキャップのフィッティングに適切 に収まっていることを確認する図 84 と 図 85。 5.
7. 攪拌バルブマニホルドのフランジとアダプタフィッ ティングのフランジとの間にあるガスケット1枚を 整列させる 図 87 C 。 5. リデューサカップリングのフランジと個別ブーム バルブマニホルドのにガスケット 1枚 を入れる 図 88 B 。 8. 攪拌バルブマニホルド、ガスケット、アダプタ フィッティングを組み立ててクランプを手締めする 図 87 C 。 6. リデューサカップリング、ガスケット、個別ブー ムバルブマニホルドを組み立ててクランプを手締 めする 図 88; B 。 9. 圧力フィルタのヘッドの固定をゆるめた場合には、 そのボルトとナットを 19782542N.cm2.02.6kg.m = 175225in-lbにトルク締めする。 7. 一番左側のつの個別ブームバルブを取り付ける 場合には、両隣のつの個別ブームバルブのフラ ンジとの間にガスケット1枚を入れる 図 88; B。 8. 各個別ブームバルブ、その両隣の2つの個別 ブームバルブのマニホルド、ガスケットを組み立 ててクランプを手締めする 図 88; B。 9.
保管 1. 2. E. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ス プレーヤーのポンプとエンジンを停止し、始動 キーを抜き取る。 エンジンオイルとフィルタを交換する; エ ンジンオイルフィルタの交換 (ページ 43) と エンジンオイルの交換 (ページ 43)を 参照。 F. エンジンのシリンダヘッドや冷却フィン、ブロアハ ウジングを含めた車両全体を洗浄する。 タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を 点検する (ページ 22)を参照。 G. 以下の要領で燃料システムの整備を行う 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができま す。ただし高圧洗浄器は使用しないでください。 高圧の水で洗浄すると電気系統やグリス部へ水 が浸入する恐れがあります。また、コントロール パネルやヘッドライド、エンジン、バッテリー部に 大量の水をかけないようにしてください。 3. 4. 以下の要領でスプレーヤシステムの整備を行う A. 真水タンクの水を抜く。 B. 液剤散布システムからできるだけ完全に液 を抜く。 C.
故障探究 エンジンと車両の故障探究 問題 スタータでエンジンがクランキングしない。 クランキングするが始動しない。 考えられる原因 1. 配線のゆるみ、腐食など。 1. 配線を点検修正する。 2. ヒューズが飛んでいる、ゆるい、など。 3. バッテリーが上がっている。 2. ヒューズを点検交換する。 3. バッテリーを充電または交換する。 4. スタータやスタータソレノイドの故障。 5. エンジン内部の焼き付き。 4. 代理店に連絡する。 5. 代理店に連絡する。 1. ガス欠。 1. 燃料タンクに新しい燃料を入れる。 2. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 2. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 3. 洗浄または交換する。 3. 燃料ラインが詰まっている。 4. 点火リレーの不良。 始動するがすぐ止まる。 5. スタータのスイッチが破損している。 4. 代理店に連絡する。 5. 代理店に連絡する。 1. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 1. 燃料キャップを交換する。 2. 燃料系統に異物、水などが混入して いる。 3.
問題 エンジンのパワーが出ない。 考えられる原因 対策 1. エンジンオイルの量が不適切。 1. オイルを適量Fullマークに調整する。 2. エアクリーナのエレメントが汚れている。 3. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 2. エアクリーナエレメントを交換する。 3. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 4. 参照エンジンのオーバーヒート。 4. エンジンのオーバーヒート。 5. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 6. 圧縮不良。 5. 燃料キャップを交換する。 6. 代理店に連絡する。 1. エンジン固定ボルトがゆるい。 1. 固定ボルトを締め付ける。 2. エンジン自体のトラブル。 2. 代理店に連絡する。 エンジンが咳き込むあるいは止まって前進 後退できない、または速度がでない。 1. 駐車ブレーキが掛かっている。 1. 駐車ブレーキを解除する。 前進も後退もできない。 1. 駐車ブレーキが解除されていない。 1. 駐車ブレーキを解除またはリンクを修 正。 2. トランスミッションの故障。 3. コントロールリンクの調整不良。 2.
図面 g028176 フ ロ ー 図 (Rev.
メモ
メモ
米国外のディストリビュータ一覧表 国名 電話番号 36 27 539 640 852 2155 2163 82 32 551 2076 ディストリビュータ 輸入販売代理 店 Maquiver S.A. 丸山製作所株式会社 Mountfield a.s. コロンビア 日本 チェコ共和国 プエルトリコ 787 788 8383 Mountfield a.s. スロバキア Ceres S.A. コスタリカ 506 239 1138 Munditol S.A. アルゼンチン CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co.
Toro 一 般 業 務 用 機 器 の 品 質 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラーに対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products