Form No. 3396-874 Rev A Pro Control™ XP 液剤散布システム Multi-Pro 5800 タ ー フ ス プ レ ー ヤ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 41604—シ 製品の登録は www.Toro.com.
警告 モデル番号 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 米国カリフォルニア州では、この製 品を使用した場合、ガンや先天性異 常などを誘発する物質に触れる可能性 があるとされております。 シリアル番号 この説明書では、危険についての注意を促すため の警告記号図 1を使用しております。死亡事故を 含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら必ずお守りください。 図1 この製品は関連する欧州指令のすべてに適合してい ます。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適 合宣誓書をご覧ください。 1.
安全について コンソールコンピュータをご使用になる前に必ず このマニュアルをお読みになり 内容をよく理解し てください • このマニュアルは Multi Pro® 5800 ターフスプレー ヤ のオペレーターズマニュアル ともに保管し てください。 • これらのマニュアルはいつでも見ることができ るようにしてください。 • このマニュアルと、Multi Pro® 5800 ターフスプ レーヤのオペレーターズマニュアルマニュアルの 説明をよく読んでください。各部の操作方法や本 機の正しい使用方法に十分慣れておきましょう。 • 子供や正しい運転知識のない方には操作させ ないでください。 • 周囲にペットや人、特に子供がいる所では絶対 に散布作業をしないでください。 • 農薬は人体や動植物、土壌などに害を及ぼす場 合があるので取り扱いに十分注意してください。 人身事故や電気系統の破損を防止するために – 目的にあった適切な薬剤を使用してくださ い。 – 農薬容器に張ってあるラベルをよく読み、書 かれてある指示を守る。剤の散布や取り扱い は必ず推奨された方法で行う。 – 農薬の取り扱いと散布に
取り付け 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 数量 内容 取り付けブラケット キャリッジボルト5/16 x 3/4 インチ ロックナット5/16 インチ コンソール・コンピュータ ハンドノブ フローメータ ガスケット ホースクランプ 1 3 3 1 2 1 1 1 用途 コンソールコンピュータを取り付けます。 フローメータを取り付けます。 1 コンソールコンピュータを取り付 ける この作業に必要なパーツ 1 取り付けブラケット 3 キャリッジボルト5/16 x 3/4 インチ 3 ロックナット 5/16 インチ 1 コンソール・コンピュータ 2 ハンドノブ コンソールコンピュータを取り付ける 1. g018649 取り付けブラケットをダッシュボードに固定 する キャリッジボルト5/16 x 3/4 インチ 本と ロックナット5/16 インチ 2個を使用する図 2。 図2 1. 取り付けブラケット 6. ダッシュボードの取り付け 穴 既存 2.
3. コンソールコンピュータの配線をダッシュ ボードの下で固定しているプラスチック製タ イを切断する。 4. ケーブルの両端についている保護用キャップ を取る。 5. コンソールコンピュータのケーブルを、ダッ シュボードの下から大きなハトメへ引き込む。 6. ケーブルのラインを、コンソールコンピュー タ背面のそれぞれの入力部に接続し図 3、ロッ キングリングで接続を固定する。 1 2 図4 1. ボルト 3. ブームバルブアセンブリ 2. ホースクランプ 4. ブームマウント 3. 攪拌バルブをブームバルブアセンブリに固定し ている既存のワームクランプをゆるめる図 4。 4. ブームバルブアセンブリを、攪拌バルブから 注意深く取り外す図 5。 G017269 図3 コンソールコンピュータの背面 フローメータのケーブルの 接続 1. 2. 速度センサーのケーブル の接続 7. ハンドノブ2個を使ってコンピュータコンソー ルを、取り付けブラケットに取り付ける図 2。 8.
図6 1. ガスケット 2. フローメータ 3. ホースクランプ A. 既存のガスケットは、KZバルブにはまる ようにフローメータ側に取り付ける図 6。 B. 既存のホースクランプをフローメータに 取り付ける。 C. フローメータを、KZバルブのボディに 面一に取り付ける。 新しいガスケットは、フローメータのボ ディの開放側に取り付ける E. フローメータの開放端に、新しいホース クランプを取り付ける。 F. ブームバルブアセンブリを、注意深く元 の位置に戻すフローメータのボディと面 一になるように 図 7。 フローメータ G. 2. クランプを締め付けてフローメータを ブームバルブアセンブリに固定する。 ブームバイパスアセンブリを取り付けブラケッ トに固定しているボルトを締め付ける。 9. ブームバルブマニホルドに来ている散布シス テム用ワイヤハーネスを探し出す。 キャップを外すと3ピンのプラグが出てくる ので、これをフローメータからきている線に 接続する。 12. ロッキングリングがついていればそれで固定 する。 13.
製品の概要 1 2 フローコントロール・スイッチ 3 自動および手動でスプレー装置をコントロールする ためのスイッチです。自動位置は 2 つ、手動位置 は 1 つあります。 4 ディスプレイ コントロールの作動状態や設定データを表示しま す。 キャリブレーション 基本設定 キー G0 13881 5 1. 電源スイッチ 2. ディスプレイ 6 図8 コンソールコンピュータにデータを入力したり、散 布システムの基本設定をするためのキーです。 7 5. CE キー 6. ファンクションキー キャリブレーション基本設 定 キー 4. フローコントロール・スイッチ 3. 7.
キーの一覧表 キー 機能* 名称 BOOM 1 CAL (1) ブーム 1 の長さ 右ブームの長さを表します ノズルの数×ノズル間隔 で計算 されます インチまたはセンチ 。 デフォルト出荷時設定は、204 cm80インチです。 BOOM 2 CAL (2) ブーム 2 の長さ 左ブームの長さを表します ノズルの数×ノズル間隔 で計算 されます インチまたはセンチ 。 デフォルト出荷時設定は、152 cm60インチです。 BOOM 3 CAL (3) ブーム 2 の長さ 中央ブームの長さを表します ノズルの数×ノズル間隔 で計 算されます インチまたはセンチ 。 デフォルト出荷時設定は、204 cm80インチです。 SPEED CAL (4) 速度の基本設定値 トロのスプレーヤにはすべて、当面の初期値として、系とTU系では 148 を、SI系では38を入力します。 METER CAL (5) フローメータの基本設定値 フローメータに貼ってあるラベルまたはケーブルについているタグに表示 されている数値を入力します 系とTU系ではガロン数値Galを、SI系では リットル数値 Li
運転操作 1. [METER CAL] キーを押す。 2. [ENTER] キーを押す。 コンソールコンピュータは、車両の速度の変化に合 わせて自動調整を行い、単位面積当たりの散布量 を一定に保持します。コンソールコンピュータに 目標散布率をセット、所定の速度範囲で散布すれ ば、あとはコンピュータが自動的にその量での散 布を維持し、実際の散布量や散布面積をディスプ レイに表示します。また、コンソールコンピュー タは散布面積、車両の走行速度、液剤散布量をモ ニタしています。 3. Meter Cal の初期設定値を入力する 注 Meter Cal 初期値フローメータの基本設定 値はフローメータ本体のラベルまたはコード についているタグに記載されています図 10。 1 ME TE R C A L 17 50 G a l.
コンソールコンピュータの自己テ スト機能を使う 注 これで、コンソールコンピュータのプログラミン グは終了です。CAL の点滅が停止しているのを確認 してください。まだ点滅している場合には、プログ ラミングをやり直してください。 車両を実際に走らせることなく、予定している走 行速度における散布状態をシミュレーションする ことができます。 データを表示するには データを見たい場合には、以下の操作を行います 1. [SELF TEST] キーを押す。 総面積 2. [ENTER] キーを押す。 3. [TOTAL AREA] キーを押す。 予定速度を入力するマイル/時または km/h。 4. [ENTER] キーを押す。 散布総量 5.
散布ポンプコントロールスイッチを ON にす る。 9. ブーム長、流量Meter Cal、散布率Rate 1 と Rate 2の設定に間違いがないことを確認する。 10. マルチプロ 5800 の オペレーターズマニュアル を参照して、車両を走行させない状態で自己 テスト散布量確認シミュレーションを行う。 リセットするには、まず電源スイッチを OFF に し、次に [CE] キーを押したままで電源キーを ON にします。 8.
16. 攪拌スイッチとポンプスイッチを OFF 位置に する。 システムの試運転 散布システムを使用する前に、以下の操作を行っ てください。 1. スプレーヤのブームは OFF にしたまま、予定 している散布速度で走行する。 2. [SPEED] キーを押して表示される速度を確認 する。 3. 散布ポンプコントロールスイッチを ON にす る。 4. プロコントロール XP の電源スイッチを ON 位置にする。 5. フットスイッチを ON 位置にする。 注 全部のブームから散布するときには、フッ トスイッチを使います。 6. ブーム 13 のスイッチが全て ON になってい ることを確認する。 7. Man/Rate手動・散布率スイッチを Rate 1 にす る。 8.
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 • フローメータを洗浄する(水和剤を使用しているときには間隔を短くする)。. 200運転時間ごと • フローメータの基本設定 1年ごと フローメータの洗浄 9. 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 内部を十分にすすぎ、完全に排水する。 2. スプレーヤからフローメータを外し、真水で 洗浄する。 3. 上流側のリテーナリングを外す図 11。 1 9 4 低圧50 kPa=0.
3. USまたはTUでは 80、SI系では 204 を入力す る。 • 4. [ENTER] キーを押す。 • 5. [BOOM 2 CAL] キーを押す。 10. 6. [ENTER] キーを押す。 7. USまたはTUでは 60、SI系では 152 を入力する。 新しい SPEED Cal 値 = 148 x 500÷表示された 読みUSまたはTUの場合の式 新しい SPEED Cal 値 = 38 x 152÷表示され た読みSIの場合の式 新しい Speed Cal 値を入力する入力手順は通常 の Speed Cal 入力と同じ。 8. [ENTER] キーを押す。 Valve Cal の 値 を 入 力 す る 9. [BOOM 3 CAL] キーを押す。 Valve Cal は、車両の走行速度の変化に対応してバル ブが反応する速さを決める数値です。 10. [ENTER] キーを押す。 11.
修正用の Meter Cal = 1710. 5. [TIME] キーを押す。ディスプレイに YEAR と 表示される。 注 修正後、上記の手順を何度か繰り返して、新し く入力した Meter Cal が正確であることを確認して ください。 6. [ENTER] キーを押して年を変更する。 7. [TIME] キーを押す。ディスプレイに POWER DOWN DAY と表示される。 フローメータのケーブルのテスト フローメータの基本設定 1. フローメータのケーブルからコンソールコン ピュータのケーブルを外す。 2. キー溝が 12 時の位置に来るようにケーブルを 持つ 図 12 。 整 備 間 隔 : 1年ごと—フローメータの基本設定 1. [METER CAL] キーを押す。 2. [ENTER] キーを押す。 3. Meter Cal の値を入力する。 注 Meter Cal 初期値フローメータの基本設定 値はフローメータ本体のラベルまたはコード についているタグに記載されています図 10。 4 1 4. [ENTER] キーを押す。 5.
故障探究 注 万一コンソールコンピュータが故障した場合でも、コンソールコンピュータの背面からプラグを抜け ば、手動による散布を行うことができます。この場合には、車両のセンターコンソールのコントロール を使用します。 問題 考えられる原因 対策 1. コンソールコンピュータ背面のヒューズ が飛んでいる。 1. ヒューズを交換する。 2. バッテリーの接続がゆるい。 3. 電源スイッチが適切に機能していない。 2. バッテリーの接続を締め付ける。 3. 電源スイッチを修理または交換する。 4. プロセッサボード・アセンブリの不良。 4. 代理店に連絡してプロセッサボード・ア センブリを交換してもらう。 全部のキーのランプが同時に点灯する。 1. フェースプレート・サブアセンブリの不 良。 1. 代理店に連絡してフェースプレート・サ ブアセンブリを交換してもらう。 キーボードからデータを入力できない。. 1. フェースプレート・サブアセンブリの不 良。 1. 代理店に連絡してフェースプレート・サ ブアセンブリを交換してもらう。 キーのインジケータが点灯しない。. 1.
問題 散布率表示が不正確または不安定。 考えられる原因 対策 1. コンソールコンピュータに間違った数値 を入れた。 1. コンソールコンピュータに入力されてい る数値を全部確認する。 2. 速度検知設定が SP3 になっていない。 3. Speed Cal の値が不適切。 2. SP3に設定する。 4. Rate 1 または Rate 2 の表示が一定で ない走行速度は一定なのに 5. 手動散布モードにして攪拌を ON にし、 ブームを OFF にして水圧計の水圧を上 げているのに攪拌水圧を調整できない。 6. Valve Cal の設定が不適切。 手動でも自動でも散布率を変更できない。 総散布量の表示が不正確。 5. マスタースイッチを MAN にし、ブーム を OFF にし、電源を ON にして、バル ブのコネクタに電圧があることを確認す る。 Incr/Decr増減スイッチを操作して 電圧を確認する。 6. 正しいValve Cal の値を入力する。 7. プロセッサボード・アセンブリの不良。 7. 代理店に連絡してプロセッサボード・ア センブリを交換してもらう。 1.
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.
米国外のディストリビュータ一覧表 国名 電話番号 36 27 539 640 852 2155 2163 82 32 551 2076 ディストリビュータ 輸入販売代理 店 Maquiver S.A. 丸山製作所株式会社 Mountfield a.s. コロンビア 日本 チェコ共和国 プエルトリコ 787 788 8383 Mountfield a.s. スロバキア Ceres S.A. コスタリカ 506 239 1138 Munditol S.A. アルゼンチン CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co.
Toro 一 般 業 務 用 機 器 の 品 質 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Product