Form No.
安全について 警告 この散布装置で取り扱う農薬は人体や動植物、 土壌などに危険を及ぼす可能性があるので取り 扱いには十分注意すること。 この説明書では、危険についての注意を促すため の警告記号図 2を使用しております。死亡事故を 含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら必ずお守りください。 • 自分自身の安全を守るために、農薬を取り 扱う前に、容器に張ってあるラベルや安全 データ シートなど取り扱い上の注意をよく 読んで理解し、薬剤メーカーの指示を守る。 たとえば、保護めがね ゴグル 、手袋など、 薬剤との接触を防止し危険から身を守るこ とのできる適切な保護対策を講じる。 • 散布する薬剤は一種類とは限らないので、 取り扱っているすべての薬剤に関して注意 事項を必ず確認する。 • 上記安全確保に必要な情報が手に入らない 場合には、この装置の運転を拒否すること • 散布装置の取り扱いを開始するまえに、そ の装置を前回使用したあとに薬剤メーカー 回の す す ぎ 洗 い や 必 要 な 中 の 指 示 に 従 っ て 3回 和処理が行われたかを確認すること。 • 十分な量の水と石鹸
取り付け 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 エダクタバルブ・アセンブリ Oリング ボルトM8 x 1.
手順 5 6 7 数量 内容 バルクヘッド Oリング ロックリング リテーナフォーク 前ホースアセンブリ ガスケット ウォームねじクランプ R クランプ キャリッジボルト5/16 x 1 インチ ロックナット5/16 インチ 給液ホース ガスケット ウォームねじクランプ ホースクランプ ホースアダプタ スイッチ 10 A ヒューズ 1 1 1 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 用途 前ホースを取り付ける。 給液ホースを取り付ける。 ダッシュスイッチを取り付ける。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 1 2 1 3 この作業に必要なパーツ 1 エダクタバルブ・アセンブリ 1 Oリング 4 ボルトM8 x 1.25 x 146 mm 1 ブラケット他のキットが取り付け済みの場合、このブラ ケットも取り付け済みの場合があります G013917 4 図3 手順 1. 車体の後部に行き、ブームバルブ取り付けブ ラケットについているブームバルブ・アセン ブリを探し出す。 2.
3 2 1 8. 付属部品に入っている O リングを、エダクタ バルブの開口側に取り付ける図 6。 注 液もれが発生しないように、Oリングは必 ず、正しく取り付けてください。 1 2 3 4 8 4 5 6 5 G013918 7 図4 7 1. 攪拌バルブ 5. ワッシャ既存 2. ワームクランプ 3. ブームバルブアセンブリ 6. 7. ボルト 既存 フライナット 4. ロックナット既存 8. アダプタ 5. 6 G013920 図6 1. 攪拌バルブのボディをアダプタに固定してい る締結具をゆるめる。 6. バルブボディからアダプタを外す(図 4)。 7. 付属部品の中からエダクタバルブを探し出 し、これを攪拌バルブの右側にインライン直 列に取り付ける図 5。 注 エダクタバルブをはめるまえに、攪拌バル ブの中に入っている既存のOリングがきちんと 入っているのを確かめてください。 3. ロックナット既存 4.
注 取り付けレールにブラケットを止めている ボルトはまだ仮止め状態であり、ブラケットを レール上で移動させられなければいけない。 21. ワームクランプラスチックをアダプタの上に戻 し、締め付けて2つのアダプタを密着させる。 22. メインのワイヤハーネスから Eductor というラ ベルのついたのワイヤを探し出す。ラベルの ついたワイヤを使って、エダクタバルブをメ インハーネスに接続する。 16. Oリングシールがきれいにはまるように、ボル トを十文字パターンですこしずつ締め付ける 液もれをおこさないるように。 注 バルブ同士を組み合わせるときにブラケッ トで調整できるようになっていることを確認 する図 7。最大トルク 271-339N-cm 2 フレームを組み立てる G013921 この作業に必要なパーツ 1 3 2 図7 1. ブラケットの締結具 2. ガスケット 3.
1 2 3 4 G013925 図9 1. メインサポートフレーム・ア センブリ 3. タンク固定ベルト後側 2. 突き出しているボルト上部 4. 突き出しているボルト側部 4. 図 11 下側のボルトタンクから突き出てフレームの 穴に通っているにロックナットを取り付けて 固定する 図 10 。 1 2 4 3 1. バックプレートアセンブリ 7. ハンドル 2. 3. ヘアピン 平ワッシャ 8. 9. ボルト3/8 x 1-1/4 インチ 右クレードルアーム 4. ブッシュ 10. メインサポートフレーム・ア センブリ 5. ピボットピン 11. クレードルアーム軸 6. ジャムナット3/8 インチ 12. ピボットハウジング A. まず、フレームに右側クレードル・アー ムを取り付ける。軸の長い方が右側クレー ドル・アームである。 B. ヒンジ・シャフトに軸を差し込む。 C. フレームの反対側に出ている軸に、左アー ムを仮止めする。 D. バックプレート・アセンブリの外側ヒン ジの穴にブッシュを取り付ける。 E.
2 1 3. スプリングの端部が柱の溝に適切にはまって いることを確認する図 13。 4. 反対側にも、ステップ13の作業を行う。 5. 左アームの固定ねじを本締めする。 トングの位置を調整する クレードル・アセンブリを上の「移動」位置に動か してトングの調整を行う。 3 4 1. ハンドル部を持ってアセンブリを持ち上げな がら少しタンク側に倒す。 2. クロス・バーの下にトングを通す溶接されて いるタブがフレーム・アセンブリの上部にく るように 。 G013929 図 12 1. クレードル・アーム左 3. 固定ネジ 3. アセンブリをタンク側に倒す。 2. ピボットハウジング 4. クレードルアームの穴 4. プラスチック製のストップがスプリングのタブ に接触していることを確認し、クレードルの バックプレート・アセンブリに力をかけて、 スプリングタブを途中まで縮める図 14 3 1 2 ラッチ関連部材を取り付ける この作業に必要なパーツ 2 スプリング 3 スプリングを取り付ける 1.
トングの締結具を締めて固定し、固定が完了し たらバックプレートにかけていた力を抜く。 6. 注 クレードルにガタがあるかどうかをチェッ クしてください。フレーム・アセンブリにガ タなく、適正に保持されていれば問題ありま せん。エダクタをロック位置に取り付けたあ とでもういちどこの調整を行ってロック位置 の調整を行うことができます。 4 エダクタを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 エダクタ 1 ハンドル 2 フランジヘッドボルト 1 スプリングクランプ 2 ボルト#10-24 x 1/2 inch 4. スプリングクランプ 2 ロックナット(#10-24) 5. ボルト#10-24 x 1/2 inch 4 ボルト 3/8 x 1インチ 4 ロックナット 3/8 インチ 2 フランジヘッドナット 3 六角ヘッドボルト 1 ラッチポスト 1 ラッチハンドル 1 T 字バルブ 1 1 図 16 1. 2. エダクタ 6. 7. 3. フランジヘッドナット 8.
9. クレードルのバックプレート上のエダクタの 高さを点検し、必要に応じて調整する。 10. エダクタをクレードルに固定する締結具の本 締めを行う。 注 36-45N-mにトルク締めする。 11. 左側ピボットアームの固定ねじ2本を本締め する。 12. タンク固定ベルト上のエダクタ・アセンブリ の全体の位置を点検する。 注 エダクタは移動位置で真っ直ぐに立ってい ることが必要である。フレーム・アセンブリ の下部のロックナットをゆるめてタンクに固 定する。ロックナットは外さないこと。必要 に応じて位置を調整し、ロックナットを締め 付ける。ベルトがタンクに確実に固定されて いることを確認してください。 図 17 1. ボルト3/8 x 1インチ 4. エダクタ・アセンブリ取り付 け穴 2. バックブレート 5. エダクタ・アセンブリ取り付 けプレート 3. ロックナット3/8 インチ 7. 13.
バルクヘッドを取り付ける 5 前ホースを取り付ける 1. メインタンクの蓋を開けてフィルタスクリー ンを取り外す。 2. バルクヘッドとOリングをタンクの内側から 外側に向けて、先ほど作った穴に取り付ける 図 21 。 この作業に必要なパーツ 1 バルクヘッド 1 Oリング 1 ロックリング 2 リテーナフォーク 1 前ホース アセンブリ 1 ガスケット 1 ウォームねじクランプ 1 R クランプ 1 キャリッジボルト5/16 x 1 インチ 1 1 2 3 4 ロックナット 5/16 インチ タンクに穴を開ける 1. G014022 図 21 図 20 に示されているタンク前部の位置を探し 出す。 1. ロックリング 3. Oリング 2. 先ほど開けた穴 4. 3. 注 円の中心にあるドリルマークを探し出す。 バルクヘッド ロックリングを使ってバルクヘッドをタンク に固定する。 ホースを取り付ける 1. 2 前ストラップのサイドボルトのねじ山に R ク ランプを取り付ける。 2.
3. ホースのもう一方の端部をRクランプに通して エダクタまで引き込む。 6 4. R クランプのボルトにロックナットを取り付け て指締め仮止めしておく図 22。 給液ホースを取り付ける 注 これによって、この先の調整ができるよ うになる。 5. この作業に必要なパーツ ホースのもう一方の端部を、エダクタの開口部 前方を向いている開口部に取り付けるガスケッ トとウォームねじクランプを使用する図 23。 1 給液ホース 1 ガスケット 1 ウォームねじクランプ 1 ホースクランプ 1 ホースアダプタ 手順 1. 吸液ホースの端部バルクヘッドについていない 方を、エダクタバルブの開口部後方を向いて いる開口部に取り付けるガスケットとウォー ムねじクランプを使用する図 25。 図 23 1. 2. 6. ウォームねじクランプ ホース 3. Oリング 4. エダクタ エダクタを何度か上下動作させて、ホースが 何にも干渉しないことを確認する。 1 図 25 2 エダクタ 3. ホース 2. Oリング 4. ウォームねじクランプ 1. 2.
1 2 7 3 ダッシュスイッチを取り付ける この作業に必要なパーツ G014018 後ホース 2. リリーフホース 3. 4. 3. スイッチ 1 10 A ヒューズ 手順 図 26 1. 1 1. エダクタバルブ ダッシュボード上で、エダクタ・スイッチ用 のプラグを探し出す図 28。 1 攪拌ホースの下ではあるが、中央ブームの左 側のマウントよりは高い位置に保持しつつ、 ホースを上に引き上げてエダクタバルブ・ア センブリにまで到達させる図 26。 G014023 2 ホースクランプ1個をゆるめてホースに通す 図 27 。 1 4 3 図 28 1. エダクタ用のコネクタメイン ハーネスから 3. ダッシュボード・スイッチ 2. ダッシュボード上の穴 4. プラグ 2. ダッシュボード上のプラグを外して穴にする 図 28 。 3.
1 運転操作 2 注意 農薬は人体に危険を及ぼす恐れがある。 • 農薬を使う前に、農薬容器に張ってあるラ ベルをよく読み、メーカーの指示を全て 守って使用する。 • スプレーを皮膚に付けない。万一付着した 場合には真水と洗剤で十分に洗い落とす。 • 作業にあたっては保護ゴーグルなど、メー カーが指定する安全対策を必ず実行する。 G0151 18 図 29 ヒューズブロック 1. 制御装置 2. 10 A ヒューズ 散布装置の オペレーターズマニュアル に従っ て、攪拌バイパスバルブを調整する。 7. 8 取り付けを完了する この作業に必要なパーツ 1 吸い込みランスとホース オプション 手順 注 吸い込みランスとホースはオプションです。詳細 については弊社代理店におたずねください。 図 30 吸い込みランスとホースは後のために保管する。 薬液プレミックス・キットの使用に関する書類を 読み、読後に保管する。 1. 蓋 6. タンクホース 2. 給液ホース 7. T 字バルブ 3. メインバルブ 8. 上ハンドル 4. 移動走行用ストラップ 9.
メインバルブ 2. クロスバーの下にトングを通す溶接されてい るタブがフレーム・アセンブリの上部にくる ように 。 3. アセンブリをタンク側に倒して、スプリング クランプとフレーム下部の大きいピボット・ ハウジングとを整列させる。 4. その位置から押して、クランプをピボットハ ウジングにはめる。 5.
エダクタを始動する 注 エダクタの始動前に、エダクタのホッパーバル ブとホッパーリンス用ボールバルブを閉じておい てください。 1. エダクタを下降させる。 2. ふたを開けて、内部に異物流れを妨げる可能 性のあるものや薬剤を汚染する可能性のある ものがないか調べる。 3. ふたを閉じ、カバーを右に回してふたをロッ クする。 4. エダクタバルブを開く。 5. ホッパー上部についているホッパーバルブ赤 いハンドルを開く。 6. カバーを左に回してふたのロックを解除し、 ふたを開ける。 2 1 G016600 図 32 1. ホッパーに薬剤原液または粉剤を投入する 1. 2. 3. 5. 2. エダクタ 必要量の薬剤をホッパーに投入する。 2. 注 薬剤原液や粉剤をホッパーからこぼさな いように注意する。 棒の開放側を使って薬剤の袋や容器に穴を開 けて吸い込みやすくする。 3. 必要に応じて、薬剤原液の容器などを洗浄す る。 吸い込みが終わったら、棒の先端部をバケツ に入ったきれいな水に入れて洗浄する。 4.
故障探究 問題 エダクタの吸い込みが悪い すすぎや洗浄ができない フィッティング部分で漏れる 考えられる原因 対策 1. フローや水圧がエダクタに十分供給さ れていない 1. ポンプ速度を上げる攪拌絞りバルブを 閉じる側に回す 2. 出口/入り口ホースが詰まっている 2. 分解して異物を除去する 3. エダクタの出口部分にエルボ付きの フィッティングなど流れを阻害するもの がある 3. 柔らかいホース以外は使わず、ホース は振りながら使用する 1. ボトル洗浄ノズルが詰まっている 1. ノズルの回転部を分解して下側のバル ブアセンブリから外す水洗いして目詰 まりを除去する 2. ボトル洗浄用のT字ノズルが詰まって いる 2. ティーノズルを外して水洗いで詰まりを 除去する 1. フィッティングが破損している 1. フィッティングの割れを点検し、必要に 応じて交換する 2. ねじ山シールが劣化している 2.
メモ 18
メモ 19
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Servic