Form No. 3365-883 Rev B 電動ホース・リール・キット Multi-Pro ® 5800 タ ー フ ・ ス プ レ ー ヤ 41613— —シ リ ア ル 番 号 311000001 以 上 モ デ ル 番 号 41613 取り付け要領 この 電動ホース・リール・キットは、芝生に 液剤を散布するための専用の補助装置(アタッ チメント)であり、そのような業務に従事する プロのオペレータが運転操作することを前提と して製造されています。この製品は、集約的で 高度な管理を受けている公園やゴルフ場、ス ポーツ・フィールド、商用目的で使用される芝 生に対して液剤を散布することを主たる目的と して製造されております。 この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合 証明書)をご覧ください。 弊社Toro のウェブサイトwww.Toro.
安全について 合は直ちにこの種の事故に詳しい医師の診 察を受けてください。 • スプレー・ノズルの前に手などを出さないよ うにしてください。 この説明書では、危険についての注意を促すた めの警告記号図 2を使用しております。死亡事 故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから必ずお守りください。 • 作業場を離れる時は機器に水圧が掛かった 状態で放置しないでください。 • ホースやトリガー・ロック、ノズルなど部品 に少しでも損傷や欠落がある場合は、ハン ド・スプレーヤを使用しないでください。 図2 1.
120-0618 1. 2.
取り付け 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 内容 数量 ホース・リール・バルブ・アセンブリ ボルト(M8 X 260 mm) コントロール・ボックスとブラケット・アセ ンブリ ボルト (1/4 x 5/8 inch) ロックナット (1/4 インチ) 縮径フィッティング ホース・リール・サポート フランジ・ヘッド・ボルト (3/8 x 1 インチ) フランジ・ナット (3/8 インチ) ホース・リール・ストラップ ホース・リール・アセンブリ フランジ・ヘッド・ボルト (5/16 x 1 インチ) フランジ・ナット ケーブル・タイ ホース ホース・クランプ ストレート・バーブ コンジット ケーブル・タイ プラスチック製タイ ヒューズ, 50 A 押し嵌めコネクタ 長いホース(フィッティング付) スプレー・ガン ホース・クランプ(小) 4 2 用途 バルブ・アセンブリを取り付けます。 1 3 3 1 1 10 10 2 1 1 1 10 1 2 1 1 2 4 1 2 1 1 1 コントロール・ボックスを取り付けます。 フレーム
3 1 1 2 7 4 5 6 8 バルブ・アセンブリを取り付ける この作業に必要なパーツ 4 ホース・リール・バルブ・アセンブリ 2 ボルト(M8 X 260 mm) 2 9 G013885 図4 1. ロックナット 2. ワッシャ 3. バルブ・アセンブリ 4. Oリング 5. アダプタ 手順 1. ブーム・バルブ・アセンブリを取り付けブ ラケットに固定しているボルトをゆるめる (外さないこと)(図 3)。 1 2 6. 7. 8. 9. エルボ・キャップ 赤いチューブ ブラケット 長いボルト(新しいボルト) 3. エルボ・アダプタとガスケットを外す (図 4)。既存のバルブ・ボディの中に入っ ている O リングを探し出す。外した部品を なくさないこと。既存のバルブ・アセンブ リからブラケットを遠ざける。 4. 付属部品の中にあるホース・リール・バル ブ・アセンブリを、既存のバルブと直接に 接続する(図 5)。 5 3 4 2 1 6 3 4 G013907 図3 1. 2. 攪拌バルブ バイパス・バルブ・アセンブ リ 3. 4.
D. 付属部品に入っている O を、ホース・ リール・バルブ・ボディの口に取り付け る。 2 E. 付属部品に入っているガスケットを取 り付ける。 コントロール・ボックスを取り付け る F. 先ほど外したエルボ・アダプタを取り 付ける;曲がりを上に向けて取り付ける こと。 この作業に必要なパーツ 5. ブラケットの間にあるアセンブリ全体を取 り付けレールの上に移す。 6. ブラケットの位置を調整する;ブラケット をバルブ・アセンブリの端に近づけて、エ ルボ・アダプタの2つの穴がブーム・バルブ 取り付けブラケットに一番近い位置にくる ようにする(図 5)。 1 コントロール・ボックスとブラケット・アセンブリ 3 ボルト (1/4 x 5/8 inch) 3 ロックナット (1/4 インチ) 1 縮径フィッティング 手順 7. 取り付けブラケットに長いボルト2本(M8 X 260 mm)を通し、ホース・リールのバルブ のボディの上下の穴を通し、取り付けレー ルに一番近いブーム・バイパス・バルブを 通す(図 5)。 1.
1 G014224 G013900 1 2 3 3 2 図7 1. コントロール・ボックスから の水圧計用チューブ 2. T字フィッティング 3. 4 図8 縮径フィッティング 1. 2. フレームを組み立てる この作業に必要なパーツ ホース・リール・サポート 10 フランジ・ヘッド・ボルト (3/8 x 1 インチ) 10 フランジ・ナット (3/8 インチ) 2 ホース・リール・ストラップ 1 ホース・リール・アセンブリ 1 フランジ・ヘッド・ボルト (5/16 x 1 インチ) 1 フランジ・ナット 10 ケーブル・タイ 3. 4. ロックナット((3/8 インチ)) 油圧オイルタンク・マウント 2. ホース・リール・ストラップ2本の端部を、タ ンク・マウントに(図 9)のように取り付け る;フランジ・ボルト (3/8 x 1 インチ) 2 本とフランジ・ナット (3/8 インチ) 2個を 使用。 2 3 1 ホース・リール・サポート フランジ・ヘッド・ボルト (3/8 x 1 インチ) 1 3 4 G013901 図9 1.
4本とフランジ・ナット (3/8 インチ) 4個 を使用。 1 2 G013902 3 4 G014030 3 図 11 2 1 図 10 1. 2. ロックナット((3/8 インチ)) ホース・リール・ストラップ 3. 4. 1. 2. 3. ストレート・バーブ ホース・クランプ ホース 4. バーブの上にクランプを移動させてホース をリール・アセンブリに固定する。 ホース・リール・アセンブリ フランジ・ヘッド・ボルト (3/8 x 1 インチ) 5. バルブの部分の給液ホースの上からコン ジットを取り付け、ケーブル・タイ 2 本 で固定する。 6. ホースを、タンクのスキッド・フレーム(そ り)に沿って、右側のリア・フェンダのブー ム・サポート・チャネル材の中を通してを 車両後方へ引きこむ(図 12)。 4 給液ホースを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ホース 2 ホース・クランプ 1 ストレート・バーブ 1 コンジット 2 ケーブル・タイ G014026 1 図 12 1. ブーム・サポート・チャネル材 手順 7.
1 1 2 3 2 G014136 G014027 4 図 14 図 13 1. 2. 排出バルブ バーブ 3. 4. 1. ホース ホース・クランプ コントロール・ボックスから のハーネス 2. 電動ホース・リールのハー ネスの長い方の端部 2. タンク・スキッドに沿って、攪拌ポートの下 を通してハーネスを車両前方へ引き、バッ テリー・ボックスまで引き出す(図 15)。 ケーブル・タイ(3本)を使用して、ハーネ スをフレームに固定する。 9. バーブの上にクランプを移動させてホース をバルブ・アセンブリに固定する。 5 1 電気ハーネスを取り付ける この作業に必要なパーツ 4 プラスチック製タイ 1 ヒューズ, 50 A 2 押し嵌めコネクタ 2 3 手順 G014137 1.
1 1 3 2 3 G014029 図 16 1. 2. 2 バッテリー・カバー ストラップ 3. 4 バックル 図 18 1. 2. 4. ハーネスについている赤いリング端子を、 赤いバッテリー・ケーブルの端子に接続す る(図 17)。 2 G014028 コントロール・ボックス タンク・スキッドのフレーム 3. 4. ホース・リールのコネクタ 電動ホース・リールのハー ネスの短い方の端部 7. ハーネスをホース・リールに接続する。 8. バッテリーに戻り、ハーネスのコネクタに ヒューズを取り付ける(図 17)。 3 1 G014135 9. バッテリー端子のカバーを元に戻し、バッ テリー・カバーを取り付ける。 10.バッテリー・カバーを、ストラップでバッ テリー・ボックスに固定する(図 16)。 8 7 6 1. 2. 3. 11.ヒューズ・ブロックに 10 A ヒューズを取り 付ける。 4 5 6 図 17 バッテリー端子のボルト ヒューズ, 50 A 電動ホース・リールのハー ネスのヒューズ・ホルダー 4. 電動ホース・リールのハー ネス 5.
注意 手、だぶついた衣服、長髪、アクセサリー 類がホース巻取り時にホースやリールに巻 き込まれ、ケガをする恐れがある。 • 巻取り時はリールやホースに手を近づ けない。 • だぶついた衣服を避け、アクセサリー類 を外し、長髪はまとめておく。 図 19 2. ホース(長)のもう一端をスプレー・ガンの フィッティングにつなぐ(図 20)。 4 G015041 図 20 1. 2. スプレー・ガン バーブ 3. 4. ホース ホース・クランプ 3. ホースの端をホース・クランプ(小)で固定 する。ホースにスプレー・ガンを接続する 前に、ホースが、ガイドの開口部を通って 配設されていることを確認する。 4. バッテリー・ケーブル(マイナス・ケーブ ル)をバッテリーに接続する。 5.
運転操作 ン・ガード&運転席アセンブリを倒し、車 体上部に通風領域を確保する。運転席の倒 し方についてはオペレーターズマニュアル を参照のこと。 警告 高圧の掛かった液体は皮膚を貫通し、身体に 重大な損傷を引き起こす。 注 熱の害が心配される場合には車両の下に 防熱ブランケット を敷く。ターフ・スプレー ヤ用防熱ブランケットは、トロの代理店で入 手することができる。 • ノズルから液体が高圧で噴出しているの で、絶対に手などを近づけない。 • スプレーヤを人や動物に向けない。 ブーム・スプレー・モードからハン ド・スプレー・モードへの切り替え • 圧力を掛ける前に、送液ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 1.
注意 手、だぶついた衣服、長髪、アクセサリー 類がホース巻取り時にホースやリールに巻 き込まれ、ケガをする恐れがある。 2 1 • 巻取り時はリールやホースに手を近づ けない。 • だぶついた衣服を避け、アクセサリー類 を外し、長髪はまとめておく。 G013889 4 2. スプレー選択スイッチを OFF 位置にする。 3 3. 液体を噴射しても安全な場所にスプレー・ ガンのノズルを向け、トリガーのロックを 外し、トリガーを引いてホースに残った液 体を全部出し切る。終わったらトリガー のロックを掛ける。 図 21 1. 2. ホース巻取りスイッチ 水圧計 3. 4. スプレー選択スイッチ レート制御スイッチ 6. 水圧計が希望値を示すように水圧をレート 制御スイッチでとスロットルで調整する (図 21)。 4. ホース・リールの巻取りボタンを押し、50 cm~1 mほど残してホースを巻き取る。 5.
保守 洗浄 ハンド・スプレーヤは、使用ごとに内部を通水 洗浄してください。ブーム内部のすすぎを行う 時には、散布装置をハンド・スプレー・モード にセットし、スプレー・ガンの引き金を何回か 操作して、ホース・アセンブリとスプレー・ガ ンの全体から薬剤を洗い流してください。 14
メモ: 15