Form No. 3372-567 Rev A 電動ホース・リール・キット Multi-Pro ® 5800 タ ー フ ・ ス プ レ ー ヤ 41613— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 41613 取り付け要領 この 電動ホースリール・キットは、芝生に液 剤を散布するための専用の補助装置(アタッチ メント)であり、そのような業務に従事するプ ロのオペレータが運転操作することを前提とし て製造されています。この製品は、集約的で高 度な管理を受けている公園やゴルフ場、スポー ツフィールド、商用目的で使用される芝生に対 して液剤を散布することを主たる目的として 製造されております。 この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 弊社Toro のウェブサイトwww.Toro.
安全について は直ちにこの種の事故に詳しい医師の診察 を受けてください。 • スプレー・ノズルの前に手などを出さないよ うにしてください。 この説明書では、危険についての注意を促すた めの警告記号図 2を使用しております。死亡事 故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから必ずお守りください。 • 作業場を離れる時は機器に水圧が掛かった 状態で放置しないでください。 • ホースやトリガー・ロック、ノズルなど部品 に少しでも損傷や欠落がある場合は、ハン ド・スプレーヤを使用しないでください。 図2 1.
120-0618 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2.
取り付け 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 内容 数量 ホースリールバルブ・アセンブリ ボルト(M8 X 260 mm) コントロールボックスとブラケット・アセン ブリ ボルト (1/4 x 5/8 inch) ロックナット (1/4 インチ) 縮径フィッティング ホース・リール・サポート フランジヘッドボルト (3/8 x 1 インチ) フランジ・ナット (3/8 インチ) ホース・リール・ストラップ ホース・リール・アセンブリ フランジヘッドボルト (5/16 x 1 インチ) フランジナット ケーブルタイ ホース ホースクランプ ストレートバーブ コンジット ケーブルタイ プラスチック製タイ ヒューズ, 50 A 押し嵌めコネクタ 長いホース(フィッティング付) スプレー・ガン ホース・クランプ(小) 4 2 用途 バルブ・アセンブリを取り付けます。 1 3 3 1 1 10 10 2 1 1 1 10 1 2 1 1 2 4 1 2 1 1 1 コントロールボックスを取り付けます。 フレームを組み立てる。 給液ホー
3 1 1 2 7 4 5 6 8 バルブ・アセンブリを取り付ける この作業に必要なパーツ 4 ホースリールバルブ・アセンブリ 2 ボルト(M8 X 260 mm) 2 9 G013885 図4 手順 1. ブームバルブ・アセンブリを取り付けブラ ケットに固定しているボルトをゆるめる(外 さないこと)(図 3)。 1 2 2. バイパスバルブ・アセンブリ 4. エルボキャップ 7. 赤いチューブ 3. バルブ・アセンブリ 8. ブラケット 9. 長いボルト(新しいボルト) アダプタ 3. エルボアダプタとガスケットを外す (図 4)。既存のバルブボディの中に入って いる O リングを探し出す。外した部品をな くさないこと。既存のバルブ・アセンブリ からブラケットを遠ざける。 3 4 3. 6. ワッシャ 5. 4. 付属部品の中にあるホースリールバルブ・ アセンブリを、既存のバルブと直接に接続 する(図 5)。 5 3 4 2 1 6 図3 攪拌バルブ ロックナット 4. Oリング G013907 1. 1. 2.
ラベルのついたコネクタを使って、スプレー ガンバルブをメインハーネスに接続する。 C. ホースリールバルブ・アセンブリを取 り付ける。 D. 付属部品に入っている O を、ホースリー ルバルブボディの口に取り付ける。 E. 付属部品に入っているガスケットを取 り付ける。 F. 先ほど外したエルボ・アダプタを取り 付ける;曲がりを上に向けて取り付ける こと。 5. ブラケットの間にあるアセンブリ全体を取 り付けレールの上に移す。 6. ブラケットの位置を調整する;ブラケット をバルブ・アセンブリの端に近づけて、エ ルボアダプタの2つの穴がブームバルブ取 り付けブラケットに一番近い位置にくるよ うにする(図 5)。 7. 取り付けブラケットに長いボルト2本(M8 X 260 mm)を通し、ホースリールのバルブ のボディの上下の穴を通し、取り付けレー ルに一番近いブームバイパスバルブを通す (図 5)。 8. ボルトはバルブボディとブラケットを通っ て反対側まで突き抜ける。先ほどはずした ロックナットを使ってボルトを固定する。 9.
g017770 G013900 1 2 3 図7 1. コントロールボックスからの 水圧計用チューブ 3. 4 図8 縮径フィッティング 2. T字フィッティング 1. ホース・リール・サポート 3. ロックナット((3/8 インチ)) 2. フランジヘッドボルト (3/8 x 1 インチ) 4. 油圧オイルタンク・マウント 2. ホース・リール・ストラップ2本の端部を、タ ンク・マウントに(図 9)のように取り付け る;フランジ・ボルト (3/8 x 1 インチ) 2 本とフランジ・ナット (3/8 インチ) 2個を 使用。 2 3 フレームを組み立てる この作業に必要なパーツ 1 ホース・リール・サポート 10 フランジヘッドボルト (3/8 x 1 インチ) 10 フランジ・ナット (3/8 インチ) 2 ホース・リール・ストラップ 1 ホース・リール・アセンブリ 1 フランジヘッドボルト (5/16 x 1 インチ) 1 フランジナット 10 ケーブルタイ 1 3 4 G013901 図9 1. 手順 2. 1.
G013902 4 3 2 g017764 図 11 1. 2. 1 図 10 1. ロックナット((3/8 インチ)) 3. ホース・リール・アセンブリ 2. ホース・リール・ストラップ 4. フランジヘッドボルト (3/8 x 1 インチ) 3. ストレートバーブ ホース・クランプ ホース 4. バーブの上にクランプを移動させてホース をリール・アセンブリに固定する。 5. バルブの部分の給液ホースの上からコン ジットを取り付け、ケーブルタイ 2 本で固 定する。 4 6. ホースを、タンクのスキッドフレーム(そ り)に沿って、右側のリアフェンダのブー ムサポートチャネル材の中を通してを車両 後方へ引きこむ(図 12)。 給液ホースを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ホース 2 ホースクランプ 1 ストレートバーブ 1 コンジット 2 ケーブルタイ G014026 1 手順 図 12 1. 付属部品の中から、リールホースとホース クランプ(2個)を探し出す。 1. 2.
1 g017787 2 G014136 5 図 13 1. 排出バルブ 4. ホース・クランプ 2. 3. バーブ ホース 5. ホース ガイド 図 14 1. コントロールボックスからの ハーネス 2. 電動ホースリールのハーネ スの長い方の端部 2. タンクスキッドに沿って、攪拌ポートの下 を通してハーネスを車両前方へ引き、バッテ リーボックスまで引き出す(図 15)。ケー ブルタイ(3本)を使用して、ハーネスをフ レームに固定する。 10.バーブの上にクランプを移動させてホース をバルブ・アセンブリに固定する。 5 1 電気ハーネスを取り付ける この作業に必要なパーツ 4 プラスチック製タイ 1 ヒューズ, 50 A 2 押し嵌めコネクタ 2 3 G014137 手順 図 15 1.
1 1 3 2 2 3 G014029 図 16 1. バッテリーカバー 2. ストラップ 3. 4 バックル 図 18 1. 2. 4. ハーネスについている赤いリング端子を、 赤いバッテリーケーブルの端子に接続する (図 17)。 2 G014028 コントロールボックス タンクスキッドのフレーム 3. 4. ホース・リールのコネクタ 電動ホースリールのハーネ スの短い方の端部 7. ハーネスをホースリールに接続する。 8. バッテリーに戻り、ハーネスのコネクタに ヒューズを取り付ける(図 17)。 3 1 G014135 9. バッテリー端子のカバーを元に戻し、バッ テリーカバーを取り付ける。 10.バッテリーカバーを、ストラップでバッテ リーボックスに固定する(図 16)。 8 7 6 4 5 5. マイナス端子 ヒューズ, 50 A 電動ホースリールのハーネ スのヒューズホルダー 4. 電動ホースリールのハー ネス 6. バッテリー 2. 3. 6 図 17 バッテリー端子のボルト 1. 11.
運転操作 警告 高圧の掛かった液体は皮膚を貫通し、身体に 重大な損傷を引き起こす。 • ノズルから液体が高圧で噴出しているの で、絶対に手などを近づけない。 • スプレーヤを人や動物に向けない。 • 圧力を掛ける前に、送液ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使 う。 • 整備などの作業を行う時は、内部の圧力 を確実に解放する。 • 万一オイルが皮下に入ったら直ちに専門医 の手当てを受ける。 • 高温の液体や薬品はやけどを起こしたり人 体に悪影響を及ぼす恐れがある。 図 19 2. ホース(長)のもう一端をスプレー・ガンの フィッティングにつなぐ(図 20)。 1 2 3 4 停止モードで作業中にターフを傷 つけないために 重要 スプレーヤを停止させた状態で作業中 に、エンジンやラジエター、マフラーなどか らの熱が原因でターフを傷めてしまう可能性 があります。停止モードとは、走行しないで 撹拌だけを行う、ハンドガンで手撒きする、 歩行型ブームで手撒きするなどを言います。 g017765 図 20 1.
し方についてはオペレーターズマニュアル を参照のこと。 注 熱の害が心配される場合には車両の下に 防熱ブランケット を敷く。ターフ・スプレー ヤ用防熱ブランケットは、トロの代理店で入 手することができる。 ブーム・スプレー・モードからハン ド・スプレー・モードへの切り替え g017766 1. 機械を停止し、駐車ブレーキを掛ける。 図 21 警告 車両を運転しながらハンド・スプレーヤを操 作するのは非常に危険であり、負傷事故や 死亡事故につながる恐れがある。運転中は ハンド・スプレーヤを操作しないこと。 1. ホース巻取りスイッチ 3. スプレー選択スイッチ 2. 水圧計 4. レート制御スイッチ 6. 水圧計が希望値を示すように水圧をレー ト制御スイッチでとスロットルで調整する (図 21)。 2. スロットルを全開の 25 %程度にセット する。 3.
保守 ハンド・スプレー・モードからブー ム・スプレー・モードへの切り替え 洗浄 1. レート制御スイッチを押して水圧を下げる。 ハンドスプレーヤは、使用ごとに内部を通水洗 浄してください。ブーム内部のすすぎを行う時 には、散布装置をハンドスプレー・モードに セットし、スプレーガンの引き金を何回か操作 して、ホース・アセンブリとスプレーガンの全 体から薬剤を洗い流してください。 注意 手、だぶついた衣服、長髪、アクセサリー 類がホース巻取り時にホースやリールに巻 き込まれ、ケガをする恐れがある。 • 巻取り時はリールやホースに手を近づ けない。 • だぶついた衣服を避け、アクセサリー類 を外し、長髪はまとめておく。 2. スプレー選択スイッチを OFF 位置にする。 3. 液体を噴射しても安全な場所にスプレー・ ガンのノズルを向け、トリガーのロックを 外し、トリガーを引いてホースに残った液 体を全部出し切る。終わったらトリガーの ロックを掛ける。 4. ホースリールの巻取りボタンを押し、50 cm~1 mほど残してホースを巻き取る。 5.
メモ: 14
メモ: 15